JP2002193168A - 車両後部カバー廻り構造 - Google Patents

車両後部カバー廻り構造

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JP2002193168A
JP2002193168A JP2000398062A JP2000398062A JP2002193168A JP 2002193168 A JP2002193168 A JP 2002193168A JP 2000398062 A JP2000398062 A JP 2000398062A JP 2000398062 A JP2000398062 A JP 2000398062A JP 2002193168 A JP2002193168 A JP 2002193168A
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宏始 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観品質を確保すると共に、サイドカバーの
取付等を容易に行うことができる車両後部カバー廻り構
造を提供する。 【解決手段】 車両の後部の外表面を構成するカバー廻
りの構造であって、車両前後方向及び略垂直方向に延び
る平坦な外表面を構成する側壁部36aを有すると共に
外表面の後端縁を形成するカバーとしてのカバーリヤフ
ェンダ36が設けられる一方、シート17の下方の側面
を覆い前記カバーリヤフェンダ36より車両前後方向に
長いサイドカバー37が前端部側を基準に配設され、該
サイドカバー37の後部37aが前記側壁部36aの外
側に所定長さ重なるようにして配設された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車等の
車両の後部に設けられたカバー廻りの構造、特にサイド
カバーの後部側部分の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動二輪車には、車両の後部に
テールライトが設けられると共に、シート後方の上面を
構成するカバーリヤフェンダが設けられている。また、
このカバーリヤフェンダの両側方には、シートの下側を
覆うサイドカバーが設けられている。
【0003】そして、そのサイドカバーの後縁とカバー
リヤフェンダの後縁とが連続することにより、テールラ
イトの周囲を覆うようにカバー組立体の後縁を構成する
ようにしている。
【0004】また、他の従来例として、車両の後部にテ
ールライトが設けられると共に、このテールライトの周
囲を覆うようにカバーリヤフェンダが設けられている。
また、このカバーリヤフェンダの前側には、シートの下
側を覆うサイドカバーが設けられている。
【0005】そして、そのサイドカバーの後部とカバー
リヤフェンダの前部とが重なるようにして配設されてい
る。この重なった部分においては、カバーリヤフェンダ
の前部に段差部が形成され、この段差部の低くなった部
分に、サイドカバーの後端部がはまり込むようにして重
なっているものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、サイドカバーが前後方向に
比較的長いものであり、且つ、このサイドカバーの前部
が燃料タンク等を基準に取り付けられているため、この
サイドカバーの後部の位置がズレることがある。この場
合に、サイドカバーの後端縁とカバーリヤフェンダの後
端縁とが段差を有し、不連続となって外観品質が低下す
る虞がある。
【0007】また、後者の構造にあっては、カバーリヤ
フェンダの段差部にサイドカバーの後端部がはまり込ん
でいると、サイドカバーの後端縁とカバーリヤフェンダ
の段差部の壁面との間に、隙間が開いて外観品質が低下
したり、逆に、サイドカバーの後端縁とカバーリヤフェ
ンダの段差部の壁面とが当たってサイドカバーの取付け
が不可能になる虞がある。
【0008】そこで、この発明は、外観品質を確保する
と共に、サイドカバーの取付等を容易に行うことができ
る車両後部カバー廻り構造を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、車両の後部の外表面を
構成するカバー廻りの構造であって、車両前後方向及び
略垂直方向に延びる平坦な外表面を構成する壁部を有す
ると共に外表面の後端縁を形成するカバーが設けられる
一方、シートの下方の側面を覆い前記カバーより車両前
後方向に長いサイドカバーが前端部側を基準に配設さ
れ、該サイドカバーの後部が前記壁部の外側に所定長さ
重なるようにして配設された車両後部カバー廻り構造と
したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記サイドカバーの後部と前記壁部との
取付部位が、車両前後方向に位置調整可能に構成されて
いることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の構成に加え、前記壁部は、前記シート後方の上
面を構成するカバーリヤフェンダに形成されていること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態に基
づいて説明する。
【0013】図1乃至図21には、この発明の実施の形
態を示す。
【0014】まず構成について説明すると、この実施の
形態の自動二輪車は、骨格である車体フレーム11に単
気筒エンジン12が固定されると共に、この車体フレー
ム11の前端部側には、ステアリングシャフト等を介し
て前輪13が支持され、又、後端部側には上下揺動自在
なリヤアーム14を介して後輪15が支持されている。
【0015】そして、この後輪15にエンジン12の駆
動力がチェーン16等の伝達機構を介して伝達されるよ
うになっている。そして、その車体フレーム11には、
図1に示すように、乗員が着座するシート17が取り付
けられて配設されると共に、このシート17の前側に燃
料タンク18が取り付けられて配設されている。
【0016】その車体フレーム11は、図3及び図4等
に示すように、前端部にステアリングシャフトが挿通さ
れる筒状のヘッドパイプ19が設けられ、このヘッドパ
イプ19の後側には、いわゆる最中合わせ構造で、断面
が長方形状の箱形のヘッドパイプガセット20の前辺部
20aが溶接により固定されている。
【0017】また、このヘッドパイプガセット20の後
辺部20bの上部側の側面部には、左右一対のシートピ
ラー21の一端部21aが溶接により固定される一方、
この後辺部20bの下部側の側面部には、左右一対のダ
ウンチューブ22の一端部22aが溶接により固定され
ている。そして、それらシートピラー21の他端部21
bとダウンチューブ22の他端部22bとが連結パイプ
23を介して連結されている。
【0018】さらに、そのシートピラー21の上部に
は、シートレール24の前端部24aが固定されて、こ
のシートレール24が後方に向けて略水平に延長され、
又、このシートピラー21の下部側には、バックステー
25の前端部25aが溶接により固定され、このバック
ステー25が後方で、斜め上方に向けて延長され後端部
25bが前記シートレール24に溶接により固定されて
いる。
【0019】さらにまた、そのバックステー25の後端
部25b側と、シートレール24の後端部24b側との
間には、補強チューブ26が架設されている。
【0020】しかも、そのシートピラー21の上下方向
中間部には、左右のシートピラー21を連結するクロス
チューブ27が架設される一方、両シートレール24の
後端部24b側には、図4に示すように、シートブラケ
ット30,第1ブラケット31及び第2ブラケット32
が架設されている。
【0021】そして、車両の後部には、図1及び図5等
に示すように、テールライト35が配設されると共に、
このテールライト35の周囲を覆い、シート17の後方
の上面を構成するカバーリヤフェンダ36が配置されて
いる。また、このカバーリヤフェンダ36の前側で、シ
ート17の下方の側面を覆うようにサイドカバー37が
車両前後方向に沿って配設されている。そのカバーリヤ
フェンダ36は、サイドカバー37より車両前後方向の
長さが短く、一方の端部を基準に取り付けても他方の端
部側の位置が大きくズレるようなことはない。
【0022】詳しくは、テールライト35には、図6乃
至図10に示すように、車両前方に向けて左右一対の雄
ねじ部35aが突設される一方、前記車体フレーム11
の第1ブラケット31には、図5に示すように、ランプ
ブラケット38がボルト41・ナット42により固定さ
れている。そして、このランプブラケット38にそのテ
ールライト35の雄ねじ部35aが、ゴム製のダンパー
43を介して挿入されてナット44に螺合されて取り付
けられている。
【0023】また、このテールライト35には、側壁部
35dの上部側に図7及び図8に示すように側方に突出
する一対のボス部35bが形成されている。一方、カバ
ーリヤフェンダ36は、図11乃至図15に示すような
形状を呈し、左右の「壁部」としての側壁部36aの内
側には、車両前方側が開放されたコ字状の嵌合部36b
が形成されている。この嵌合部36bに、図5及び図1
9に示すように、テールライト35から突設されたボス
部35bが嵌合されるようになっている。この嵌合はカ
バーリヤフェンダ36をテールライト35の後方から前
方に移動させることにより行われ、これら嵌合部36b
及びボス部35bで「嵌合手段」が構成されている。こ
の嵌合状態において、上下方向の位置決めが行われるこ
ととなる。
【0024】さらに、テールライト35の前方部の下側
には、図5,図6及び図10に示すように、一対の下面
部35cが前方で斜め下方に向けて延長され、これら下
面部35cにスプリングナット46が取り付けられてい
る。このスプリングナット46に、カバーリヤフェンダ
36の下面部36hに形成された取付孔36cに段付き
ボルト47が挿通されて螺合されるようになっている。
これにより、カバーリヤフェンダ36がテールライト3
5に取り付けられている。
【0025】さらにまた、このカバーリヤフェンダ36
の上側に重なるようにして、サイドカバー37の後部3
7a側が、カバーリヤフェンダ36に取り付けられてい
る。このサイドカバー37は、前端部側が燃料タンク1
8等を基準に取り付けられるようになっている。
【0026】詳しくは、その段付きボルト47が取り付
けられた部位においては、サイドカバー37の後部37
aの下面部側に図16及び図17に示すように、だるま
形状の嵌合孔37bが形成され、この嵌合孔37bの大
径部37cに段付きボルト47の頭部側を挿入した後、
サイドカバー37を後側に移動させることにより、この
嵌合孔37bの小径部37d側に段付きボルト47を移
動させて、サイドカバー37が取り付けられるようにな
っている。
【0027】また、カバーリヤフェンダ36には図11
及び図15に示すように係止スリット36dが形成され
る一方、サイドカバー37の後端上部には図16,図1
7及び図18に示すように爪部37eが形成され、この
係止スリット36dに図20に示すように爪部37が挿
入されて係止されるようになっている。
【0028】この係止スリット36dは、図11に示す
ように、前側に幅広部36eが形成され、この幅広部3
6eの後側に連続して幅狭部36fが形成されている。
このサイドカバー37の配設時には、サイドカバー37
の爪部37eをカバーリヤフェンダ36の係止スリット
36dの幅広部36eに挿入した後、サイドカバー37
を後方に移動させて、その爪部37eを係止スリット3
6dの小径部37d側に移動させることにより、この爪
部37eと係止スリット36dとが係止状態とされるよ
うになっている(図20参照)。
【0029】さらに、そのカバーリヤフェンダ36の上
部前側には、図11に示すように取付片36gが形成さ
れ、この取付片36gに図21に示すようにスプリング
ナット49が取り付けられている。また、サイドカバー
37の後部37aの上部側に図5に示すように遊挿孔3
7fが形成され、この遊挿孔37fにボルト50が遊挿
されて前記スプリングナット49に螺合されることによ
り、サイドカバー37がカバーリヤフェンダ36に取り
付けられるようになっている。
【0030】このように遊挿孔37f、大径部37c及
び小径部37dを有する嵌合孔37b、幅広部36e及
び幅狭部36fを有する係止スリット36d等を設ける
ことにより、サイドカバー37の後部37aとカバーリ
ヤフェンダ36との取付部位が、車両前後方向に位置調
整可能に構成されている。
【0031】次に、テールライト35,カバーリヤフェ
ンダ36及びサイドカバー37等の取付順序について説
明する。
【0032】まず、テールライト35を雄ねじ部35a
やダンパー43等を介して車体フレーム11に取り付け
て支持した後、このテールライト35の周囲を覆うよう
にカバーリヤフェンダ36を装着する。
【0033】カバーリヤフェンダ36の装着は、このカ
バーリヤフェンダ36を後方から前方に向けて移動させ
ることにより、このカバーリヤフェンダ36の内壁に形
成されたコ字状の嵌合部36bに、テールライト35に
形成されたボス部35bを前側(コ字状の開放端側)か
ら挿入して嵌合させる。これにより、カバーリヤフェン
ダ36の上下方向の位置決めがなされ、仮止めが行われ
る。
【0034】次いで、段付きボルト47をスプリングナ
ット46に螺合させることにより、カバーリヤフェンダ
36の下面部36hをテールライト35の下面部35c
に取り付けて支持する。
【0035】このようなものにあっては、「嵌合手段」
としてのコ字状の嵌合部36b及びボス部35を設ける
ことにより、ネジ止めヶ所を少なくすることができ、取
付作業性を向上させることができる。
【0036】また、「嵌合手段」をテールライト35と
カバーリヤフェンダ36との側壁部35d,36aの上
部側に設けたため、カバーリヤフェンダ36を前方に移
動させて「嵌合手段」によりテールライト35と嵌合さ
せた状態で、このカバーリヤフェンダ36を仮止めでき
ることから、カバーリヤフェンダ36の取付作業性を向
上させることができる。
【0037】さらに、外部から見え易い側壁部36aに
は、内部に隠れて見えないコ字状の嵌合部36b及びボ
ス部35を設け、段付きボルト47等のネジ止め部分
は、下面部36h側に設けているため、見え難いことか
ら外観品質を向上させることができる。
【0038】さらにまた、テールライト35とカバーリ
ヤフェンダ36とを別体とし、テールライト35を取り
付けた後に、カバーリヤフェンダ36でそのテールライ
ト35を覆うようにして取り付けているため、テールラ
イト35を取り付ける場合にカバーリヤフェンダ36が
邪魔になることが無く取付作業性を向上させることがで
きると共に、そのテールライト35の取付部分をカバー
リヤフェンダ36で覆うことにより、外観品質を向上さ
せることができる。
【0039】なお、そのカバーリヤフェンダ36の側壁
部36aの内面側に、リブ形状の嵌合部36bを突設す
ることにより、その側壁部36aの外表面には、ヒケが
生じる虞があるが、この部分をサイドカバー37の後部
37aで覆うようにしているため、外から見えることな
く、外観品質を確保することができる。
【0040】このようにテールライト35にカバーリヤ
フェンダ36が取り付けられた後、サイドカバー37の
爪部37eを、カバーリヤフェンダ36の係止スリット
36dの幅広部36eに挿入すると同時に、このサイド
カバー37の嵌合孔37bの大径部37cに、前記段付
きボルト47の頭部を挿入する。
【0041】そして、サイドカバー37を後方にスライ
ドさせ、爪部37eを係止スリット36dの幅狭部36
fまで移動させて係止状態とすると共に、段付きボルト
47を嵌合孔37bの小径部37dまで移動させて係止
状態とする。
【0042】次に、ボルト50をサイドカバー37の遊
挿孔37fに挿入して、スプリングナット49に螺合さ
せることにより、カバーリヤフェンダ36に取り付け
る。
【0043】さらに、このサイドカバー37の前端部側
を燃料タンク18等を基準にして取り付ける。
【0044】このようなものにあっては、サイドカバー
37が前後方向に比較的長いもので、このサイドカバー
37の前端部が燃料タンク18等を基準に取り付けられ
ているため、このサイドカバー37の後部37a側の位
置がズレることがある。
【0045】この場合には、カバー組立体の後端縁は全
てカバーリヤフェンダ36のみによって構成されている
ので、後端縁に段差が生じる等不連続となることはなく
外観品質が低下することはない。
【0046】また、車両前後方向及び略垂直方向に延び
る平坦なカバーリヤフェンダ36の側壁部36aの外側
に、サイドカバー37の後部37aが所定長さ重なって
いるため、サイドカバー37の後部37aの位置が多少
ズレた場合でも、カバーリヤフェンダ36の側壁部36
aは平坦であり段差部が形成されていないことから、サ
イドカバー37の後部37aは、その平坦なカバーリヤ
フェンダ36上を移動するだけであり、従来の段差を設
けるもののように、隙間が開いて外観品質が低下した
り、逆に、サイドカバー37の取付けが不可能になるよ
うなことがない。
【0047】また、サイドカバー37の後部37aとカ
バーリヤフェンダ36との取付部位においては、係止ス
リット36dや嵌合孔37b等により、前後に位置調整
できるようになっているため、サイドカバー37の後部
37aの位置がズレたとしても、このズレを吸収した状
態で、サイドカバー37とカバーリヤフェンダ36との
取付けを行うことができる。
【0048】なお、上記実施の形態では、「壁部」はカ
バーリヤフェンダ36に設けられているが、カバーリヤ
フェンダとは別の部品(比較的小さなカバー)を設けて
これに壁部を形成することもできる。この場合には、比
較的小さなカバーは燃料タンク等との合わせを考慮する
ことなく、外表面の後端縁の連続性のみを確保すれば良
いので、カバーリヤフェンダとの合わせは容易である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、車両の後部の外表面を構成するカバー廻
りの構造であって、車両前後方向及び略垂直方向に延び
る平坦な外表面を構成する壁部を有すると共に外表面の
後端縁を形成するカバーが設けられる一方、シートの下
方の側面を覆い前記カバーより車両前後方向に長いサイ
ドカバーが前端部側を基準に配設され、このサイドカバ
ーの後部が壁部の外側に所定長さ重なるようにして配設
されているため、サイドカバーの後部の位置が多少ズレ
た場合でも、テールライト側の壁部は平坦であり段差部
が形成されていないことから、サイドカバーの後部は、
その平坦な壁部上を移動するだけであり、従来のよう
に、隙間が開いて外観品質が低下したり、逆に、サイド
カバーの取付けが不可能になるようなことがない。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、サイドカバーの後部と壁部との取付部位が、車
両前後方向に位置調整可能に構成されているため、サイ
ドカバーの後部の位置がズレたとしても、このズレを吸
収した状態で、サイドカバーと壁部との取付けを行うこ
とができる。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、壁部は、シート後方の上面を構成するカバーリ
ヤフェンダに形成されているため、カバー組立体の後端
縁は全てカバーリヤフェンダのみによって構成されてい
るので、後端縁に段差が生じる等不連続になることはな
く、外観品質が低下することはない。また、壁部を、テ
ールライトとは別体で、このテールライトの周囲を覆う
カバーリヤフェンダに形成することにより、テールライ
トとカバーリヤフェンダとを別体とし、そのテールライ
トを車体に取り付けた後に、このテールライトを覆うカ
バーリヤフェンダを取り付けるようにすると、テールラ
イトを取り付ける場合にカバーリヤフェンダが邪魔にな
ることが無く取付作業性を向上させることができると共
に、そのテールライトの取付部分をカバーリヤフェンダ
で覆うことにより、外観品質を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動二輪車の側
面図である。
【図2】同実施の形態にかかる自動二輪車の背面図であ
る。
【図3】同実施の形態にかかる車体フレームの側面図で
ある。
【図4】同実施の形態にかかる車体フレームの平面図で
ある。
【図5】同実施の形態にかかる自動二輪車の後部側の、
一部破断した側面図である。
【図6】同実施の形態にかかるテールライトを後方から
見た図である。
【図7】同実施の形態にかかる図6の右側面図である。
【図8】同実施の形態にかかるテールライトを車両前方
から見た図である。
【図9】同実施の形態にかかる図6のA−A線に沿う断
面図である。
【図10】同実施の形態にかかる図6のB−B線に沿う
断面図である。
【図11】同実施の形態にかかるカバーリヤフェンダの
側面図である。
【図12】同実施の形態にかかるカバーリヤフェンダの
正面図である。
【図13】同実施の形態にかかるカバーリヤフェンダの
平面図である。
【図14】同実施の形態にかかる図11のC−C線に沿
う断面図である。
【図15】同実施の形態にかかる図11のD−D線に沿
う断面図である。
【図16】同実施の形態にかかるサイドカバーの側面図
である。
【図17】同実施の形態にかかるサイドカバーの平面図
である。
【図18】同実施の形態にかかる図17のE−E線に沿
う断面図である。
【図19】同実施の形態にかかるサイドカバーを外した
状態おける図5のF−F線に沿う断面図である。
【図20】同実施の形態にかかる図5のG−G線に沿う
断面図である。
【図21】同実施の形態にかかる図5のH−H線に沿う
断面図である。
【符号の説明】
11 車体フレーム 35 テールライト 36 カバーリヤフェンダ(壁部を有するカバー) 36a 側壁部 36d 係止スリット(取付部位) 37 サイドカバー 37a 後部 37b 嵌合孔(取付部位) 37e 爪部 37f 遊挿孔(取付部位)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部の外表面を構成するカバー廻
    りの構造であって、車両前後方向及び略垂直方向に延び
    る平坦な外表面を構成する壁部を有すると共に外表面の
    後端縁を形成するカバーが設けられる一方、シートの下
    方の側面を覆い前記カバーより車両前後方向に長いサイ
    ドカバーが前端部側を基準に配設され、該サイドカバー
    の後部が前記壁部の外側に所定長さ重なるようにして配
    設されたことを特徴とする車両後部カバー廻り構造。
  2. 【請求項2】 前記サイドカバーの後部と前記壁部との
    取付部位が、車両前後方向に位置調整可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の車両後部カバー
    廻り構造。
  3. 【請求項3】 前記壁部は、前記シート後方の上面を構
    成するカバーリヤフェンダに形成されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の車両後部カバー廻り構
    造。
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