JPH04221285A - 自動二輪車等の車両におけるリヤフェンダの取付け構造 - Google Patents

自動二輪車等の車両におけるリヤフェンダの取付け構造

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JPH04221285A
JPH04221285A JP40449490A JP40449490A JPH04221285A JP H04221285 A JPH04221285 A JP H04221285A JP 40449490 A JP40449490 A JP 40449490A JP 40449490 A JP40449490 A JP 40449490A JP H04221285 A JPH04221285 A JP H04221285A
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rear fork
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車等チェーン
によって後輪を駆動する形式の車両において、後輪を支
持するリヤフォークの少なくとも上面を覆うリヤフォー
クカバー部と後輪の前部上方を覆うフェンダ部とが樹脂
により一体に成形されてなりリヤフォークと一体に揺動
するリヤフェンダを、リヤフォークに取付ける構造に関
する。
【従来の技術】
【0002】上記のようなリヤフェンダをリヤフォーク
に取付けるにあたっては、両者に、取付け位置において
互いに重なり合うボス部を複数設け、これらボス部を、
ボルト・ナットにより締結するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リヤフェンダはリヤフ
ォークと一体化されてリヤフォークとともに揺動するも
のであることから、たとえばリヤフォークがアルミニウ
ム製である場合、リヤフェンダの色をアルミニウムと同
色あるいはそれに近い色に塗装し、両者があたかも一体
の部材であるかのように意匠的工夫を施すことがある。 ところが、前記ボルト(あるいはナット)が視認される
と、リヤフェンダをリヤフォークに取付けていることが
おのずと判明し、両者の一体感を損ねてしまう不都合が
生じる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、リヤフェンダとリヤフォークが一体的に見える
意匠効果をより高めて良好な外観性が得られるリヤフォ
ークへのリヤフェンダの取付け構造を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1として、チ
ェーンによって駆動される後輪を支持するリヤフォーク
の少なくとも上面を覆うリヤフォークカバー部と、前記
後輪の前部上方を覆うフェンダ部とが樹脂により一体に
成形されてなるリヤフェンダの、前記リヤフォークに対
する取付け構造であって、前記リヤフォークカバー部と
、前記チェーンを覆って設けられるチェーンケースとを
、固着部材によって、前記リヤフォークに形成した取付
け部に共締めすることを特徴とし、請求項2として、前
記リヤフォークに形成された前記取付け部を、前記リヤ
フォーク後端部の上部と、リヤフォーク前端部であって
運転者の足を載せるステップの車体内側に設けられたス
テッププレートの背面に対向する位置とに設けたことを
特徴とし、請求項3として、前記リヤフォークの上面と
前記リヤフォークカバー部の下面のいずれか一方に凸部
を、他方にこの凸部に嵌合する凹部をそれぞれ設け、こ
れら凹凸嵌合させた状態で、リヤフォークカバー部およ
びリヤフォークの各外面が略面一とすることを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】本発明の自動二輪車等の車両におけるリヤフェ
ンダの取付け構造によれば、リヤフォークに対するリヤ
フェンダの固着部材は、単にチェーンケースをリヤフェ
ンダに固着しているものと見受けられて、リヤフェンダ
をリヤフォークに固着する部材が外見上明らかとならな
いため、リヤフォークとリヤフェンダがあたかも一体化
したものと視認され、したがって、両者の一体感を醸し
出す意匠効果が高まって良好な外観性が得られるととも
に、リヤフェンダをリヤフォークに固定するビス等の固
着部材の削減が図られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を自動二輪車に適用した一実施
例を添付図面を参照しながら説明する。なお、説明中、
前後および左右といった方向の記載は車体に対しても方
向である。
【0008】図1および図2は、本発明が適用された自
動二輪車の全体側面を示しており、この自動二輪車1は
、車体フレーム2と、車体フレーム2の前端部に回動可
能に支持された左右一対のフロントフォーク3と、これ
らフロントフォーク3の上端部に取り付けられた操舵用
のハンドル4と、フロントフォーク3に回転自在に支持
された前輪5と、車体フレーム2に揺動可能に支持され
たリヤフォーク6と、このリヤフォーク6の後端部に回
転自在に支持された後輪7と、車体フレーム2に支持さ
れたエンジン8と、同じく車体フレーム2に支持された
ラジエータ9と、車体フレーム2の上部に配設された燃
料タンク10と、この燃料タンク10の後方に配設され
た運転者および乗員が着座するシート11と、運転者用
および乗員用のステップ12、13と、駐車時に車体を
起立状態で支持する格納自在なスタンド14と、シート
下方に配されたバッテリ15とを備えており、車体のほ
ぼ全体がカウリング16によって覆われている。
【0009】前記車体フレーム2は、図2に示すように
、前端のヘッドパイプ17と、ヘッドパイプ17から左
右に分かれて後方かつ斜め下方に延びる左右一対(図2
では左側しか見えない)のメインチューブ18と、メイ
ンチューブ18の後端部が挿入状態で溶接された下方に
延びるピボットブラケット19と、メインチューブ18
の後端部の間にわたって左右方向に架け渡されたクロス
メンバ20と、このクロスメンバ20にパイプ状のブラ
ケット21を介してその前端が溶接され後方に延びる上
側レール22a、および前記ピボットブラケット19上
端部の後部にその前端が挿入されて溶接され、その後端
が上側レール22aの後端部に溶接された下側レール2
2bからなるシートレール22等を備えている。メイン
チューブ18の前後には、下方に延びるハンガパイプ2
3と、前方に延びるハンガプレート24がそれぞれ溶接
され、ハンガパイプ23の上端部とヘッドパイプ17に
は、両者を連結する補強パイプ25が溶接され、さらに
、メインチューブ18前端部とハンガパイプ23の上端
部には、両者を連結するガゼット26が溶接されている
。そして、前記カウリング16は、上記構成の車体フレ
ーム2にビス止め等の手段により固定されている。この
カウリング16は、図1に示すように、車体前部を覆う
アッパーカウル16aと、車体下部を覆うアンダーカウ
ル16bと、これらの間に配されるセンターカウル16
cと、シート11の下部を覆うシートカウル16dとに
分割されるものである。
【0010】前記運転者用のステップ12は、ステップ
ホルダ27を介して前記ピボットブラケット19に固定
され、前記乗員用ステップ13は、ステップブラケット
28を介して前記下側レール22bに固定されている。 ステップホルダ27には、運転者の足が車体側にずれる
のを防ぐとともにステップ12への足の位置決めを図る
ためのステッププレート29が一体に形成されている。 このステップホルダ29は、足のくるぶし部分が当たる
ステップ12の内側に配されている。また、前記スタン
ド14は、前記ピボットブラケット19の下側に取り付
けられている。
【0011】上記車体フレーム2のヘッドパイプ17に
は、下端にロアブリッジ30が一体に設けられたステア
リングステム(図示略)が軸回りに回動自在に挿入され
ており、このステアリングステムのヘッドパイプ17か
ら突出する上端部に、トップブリッジ31が固定されて
いる。そして、トップブリッジ31およびロアブリッジ
30に、前記フロントフォーク3が挿入・固定され、そ
の下端に前輪5が支持されている。ている。なお、前記
ハンドル4は各フロントフォーク3のトップブリッジ3
1より突出する上端部に嵌合・固定されている。また、
フロントフォーク3には、前輪5の上方を覆うフロント
フェンダ32が取り付けられている。
【0012】前記エンジン8は、この場合並列4気筒型
であり、前記ハンガパイプ23、ハンガプレート24、
ピボットブラケット19にボルト結合されている。エン
ジン8の前部には、各気筒ごとに排気管33が接続され
ており、これら排気管33は後方に延びる1本の集合管
34に集合され、この集合管34の先端には消音器35
が接続されている。また、前記ラジエータ9は、ハンガ
パイプ23に固定されている。
【0013】前記リヤフォーク6は、たとえば鉄で製造
され、図3に示すように、後方に延びる中空角筒状の左
右一対のフォーク部36の前端、およびそれよりもやや
後ろ側の箇所が、それぞれ左右に延びる軸受けパイプ3
7およびクロスメンバ38によって連結されてなるもの
で、軸受けパイプ37に挿入されて左右のピボットブラ
ケット19間に架け渡されるピボットボルト39に枢支
されることにより、このピボットボルト39を軸にフォ
ーク部36が上下に揺動可能となっている。なお、図3
において、40はピボットボルト39の一端に捩込まれ
る締結用のピボットナット、41はピボットボルト39
の頭部およびピボットナット40を覆ってピボットブラ
ケット19に嵌め込まれるキャップである。
【0014】前記後輪7は、車軸42が軸心に挿入され
るホイール43にタイヤ44が装着されてなり、リヤフ
ォーク6の各フォーク部36の後端部に設けられた前後
に長い透孔45に車軸42が挿入されて固定されること
により、リヤフォーク6に支持されている。この後輪7
が路面から受ける揺動は、円筒状のリヤクッションユニ
ット46によって緩衝される。このリヤクッションユニ
ット46は、その一端が左右のメインフレーム17間に
わたり固定されたクロスメンバ(図示略)にピン結合さ
れ、他端がリンク機構47を介してリヤフォーク6にピ
ン結合されている。このリンク機構47は、第1のリン
ク48と第2のリンク49とからなるもので、第1のリ
ンク48は、リヤクッションユニット46の前記他端に
一端がピン結合され中央部がリヤフォーク6のクロスメ
ンバ38のブラケット38aにピン結合され、他端が第
2のリンク49の一端にピン結合され、第2のリンク4
9の他端は左右のピボットブラケット19の下端部間に
設けられたクロスメンバ(図示略)にピン結合されてい
る。後輪7のホイール43の左側には、従動スプロケッ
ト50がホイール43と同軸的に固定されており、この
従動スプロケット50には、エンジン8に連結された駆
動スプロケット(図示せず)に巻回されている駆動チェ
ーン51が巻回されている。
【0015】なお、図3に示すように、リヤフォーク6
におけるクロスメンバ38のブラケット38aの左側に
は、駆動チェーン51がクロスメンバ38に直接当たる
のを防ぎ、かつ駆動チェーン51のガイドの役目を果た
すチェーンプロテクタ52が、ワッシャ53を介してビ
ス54により固定される。また、各フォーク部36の後
端部には、車軸42が挿入されるチェーンアジャスタ5
5がフォーク部36の長さ方向にスライド可能に内蔵さ
れている。このチェーンアジャスタ55のフォーク部3
6に対する固定位置を、チェーンアジャスタ55の後端
に設けられたねじ55aにチェーンアジャスタプレート
56を介して捩込まれる2つのナット57によって変化
させることにより、車軸42を透孔45に沿って前後方
向に移動させて駆動チェーン51の張り具合を調整でき
るようになっている。
【0016】上記リヤフォーク6には、本発明に係るリ
ヤフェンダ58が取り付けられている。このリヤフェン
ダ58は、図3に示すように、リヤフォーク6のフォー
ク部36、クロスメンバ38の上面を覆う略U字状のリ
ヤフォークカバー部59と、後輪7の前部上方を覆う湾
曲したフェンダ部60とが、樹脂により一体に成形され
てなるもので、リヤフォークカバー部59の前端中央に
は、前記リヤクッションユニット46が配設される矩形
状の切欠き61が形成され、その左側(図3では右側)
には、駆動チェーン51を通す中空部を形成する膨出部
62が形成されている。フォーク部36を覆うリヤフォ
ークカバー部59の左右の延出部59a、59bは、そ
の下面がフォーク部36の上面に沿って平らであるが、
その上面は、側面から見てクロスメンバ38の上方に位
置する部分を頂点として前後に傾斜する三角形状となっ
ている。左側の延出部59aにおいて、その後端部上面
には、上に向いたボス62、63が適宜間隔をおいて固
着されており、前端部には下に向いたボス64が一体に
形成されている。これらボス62、63、64のうち後
側および前側のボス63、64には透孔63a、64a
がそれぞれ形成され、真ん中のボス62にはねじ孔62
aが形成されている。また、右側の延出部59bの前後
の側面には、透孔65(図3では前側のものしか見えな
い)があけられている。
【0017】一方、リヤフォーク6の左右のフォーク部
36の上面において、その後端部には、ねじ孔66a、
67aをそれぞれ有する上方に突出したボス66(取付
け部)、ボス67が固着され、長さ方向の中央やや後よ
りには、断面L字状の凸片(凸部)68がそれぞれ溶接
により固着されている。溶接は図4の符号Gで示す部分
である。また、左側のフォーク部36の前端部の側面に
は、中央にねじ穴69aを有するボス69が形成され、
右側のフォーク部36の前端部の上面には、ねじ孔70
aを有するボス70が固着されている。ボス69は、自
動二輪車1を左側面から見た場合、図1および図2に示
すように、前記ステッププレート29の背面に対向し外
見状見えない位置に形成されている。前記リヤフェンダ
58の左右の延出部59a、59bの下面には、図4に
示すように、リヤフェンダ58の各フォーク部36上面
に固着された凸片68に嵌合する凹部71がそれぞれ形
成されており、これら凹部71を各凸片68に嵌合して
左右の延出部59a、59bを各フォーク部36の上面
に合わせると、リヤフェンダ58の左側の延出部59a
のボス63と前記ボス66が重なって透孔63aとねじ
孔66aが一致し、ボス64とボス69とが重なって透
孔64aとねじ孔69aが一致する。また、右側の延出
部59bの前後の透孔65が、フォーク部36のボス7
0のねじ孔70aおよびボス67のねじ孔67aにそれ
ぞれ一致するようになっている。この状態で、リヤフォ
ークカバー部59の延出部59a、59bとリヤフォー
ク6のフォーク部36の各側面が略面一となるよう、位
置決めされる。
【0018】さて、図1ないし図3において符号72は
前記従動スプロケット50に巻回されている駆動チェー
ン51の、従動スプロケット50への巻回部分およびそ
の上部前側部分を覆って設けられるチェーンケース72
である。このチェーンケース72は、凹側内面が車体側
に向けられた断面L字状で後側が円弧状に膨らんでおり
、前後の下端に、リヤフェンダ58の左側の延出部59
aの前後のボス62、63に一致するボス73、74が
形成されている。これらボス73、74には、ボス62
のねじ孔62aおよびボス63の透孔63aにそれぞれ
一致する透孔73a、74aが形成されている。
【0019】そして、上記リヤフェンダ58は、以下の
ようにしてリヤフォーク6に取り付けられる。
【0020】上述のごとく、凹部71を凸片68に嵌合
して左右の延出部59a、59bの下面を各フォーク部
36に合わせて、各一対のボス63・66、ボス64・
69を重ね、さらに、チェーンケース72の各ボス73
、74をボス62、63に合わせ、ボス74の透孔74
a、ボス63の透孔63aに通したビス(固着部材)7
5をボス66のねじ孔66aに捩込み、ボス64の透孔
64aに通したビス76をねじ穴69aに捩込む。チェ
ーンケース72の前側のボス73は、ボス62にビス7
7によりねじ止めする。これによって、リヤフェンダ5
8の左側の延出部59aがリヤフェンダ58の左側のフ
ォーク部36に固定される。また、右側の延出部59b
は、側面に形成された前後の透孔65に通したビス78
を、右側のフォーク部36におけるボス70、67のね
じ孔70a、67aに捩込む。チェーンケース72の後
側のボス74とリヤフェンダ58の左側の延出部59a
の後側のボス63とは、リヤフォーク6における左側の
フォーク部36の後側のボス66に対しビス75によっ
て共締めされているわけである。そしてこのような取付
け状態において、前述の如く、リヤフォークカバー部5
9の延出部59a、59bとリヤフォーク6のフォーク
部36の各外面が略面一となっている。また、自動二輪
車1を左側面から見た場合、ビス76はステッププレー
ト29に隠れて簡単には視認できないようになっている
【0021】本実施例のリヤフェンダ58のリヤフォー
ク6に対する取付け構造によれば、自動二輪車1を左側
面から見た場合、リヤフェンダ58をリヤフォーク6に
固定しているビス75、76のうち、ビス75はチェー
ンケース72を単にリヤフェンダ58に固定しているも
のと見受けられ、ビス76はステッププレート29に隠
れて見えないから、リヤフェンダ58をリヤフォーク6
に固定する部材が外見上明らかでない。リヤフォーク6
は走行時に路面の衝撃を受けて上下に揺動するが、ステ
ッププレート29に隠れる前端部は揺動軸となる軸受け
パイプ37に近いからその揺動距離は短く、走行時でも
ビス76は露見しにくい。さらに、リヤフェンダ58の
リヤフォークカバー部59における左右の延出部59a
、59bの側面と、リヤフォーク6のフォーク部36の
側面とが略面一となっている。これらのことから、リヤ
フォーク6とリヤフェンダ58があたかも一体化したも
のと視認される。そして、リヤフェンダ58を、リヤフ
ォーク6と同色(アルミニウム色)に塗装されたものと
することにより、両者の一体感がさらに助長されて意匠
効果が高まり、きわめて良好な外観性が得られる。また
、チェーンケース72と共締めする部分があることによ
り、リヤフェンダ58をリヤフォーク6に固定するビス
等の固着部材の削減が可能となる。さらに、延出部59
a、59b下面の凹部71をフォーク部36の凸片68
に嵌合するだけで、リヤフォーク6に対するリヤフェン
ダ58の位置決めが簡単かつ確実になされるから、取付
け作業性の向上ならびに作業時間の短縮が図られるとい
った利点もある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動二輪
車等の車両におけるリヤフェンダの取付け構造によれば
、外見上、リヤフォークに対するリヤフェンダの固着部
材は単にチェーンケースをリヤフェンダに固着している
ものでリヤフェンダをリヤフォークに固着する部材が明
らかとならないから、リヤフォークとリヤフェンダがあ
たかも一体化したものと視認され、したがって、両者の
一体感を醸し出す意匠効果が高まって良好な外観性が得
られるとともに、リヤフェンダをリヤフォークに固定す
るビス等の固着部材の削減が図られるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用された自動二輪車の側
面図である。
【図2】一実施例の自動二輪車の一部断面側面図である
【図3】リヤフェンダおよびリヤフォークの組立て斜視
図である。
【図4】図1の〓ー〓線矢視図である。
【符号の説明】
1  自動二輪車 6  リヤフォーク 7  後輪 12  ステップ 29  ステッププレート 51  駆動チェーン 58  リヤフェンダ 59  リヤフォークカバー部 60  フェンダ部 66  ボス(取付け部) 68  凸片(凸部) 71  凹部 72  チェーンケース 75  ビス(固着部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  チェーンによって駆動される後輪を支
    持するリヤフォークの少なくとも上面を覆うリヤフォー
    クカバー部と、前記後輪の前部上方を覆うフェンダ部と
    が樹脂により一体に成形されてなるリヤフェンダの、前
    記リヤフォークに対する取付け構造であって、前記リヤ
    フォークカバー部と、前記チェーンを覆って設けられる
    チェーンケースとを、固着部材によって、前記リヤフォ
    ークに形成した取付け部に共締めすることを特徴とする
    自動二輪車等の車両におけるリヤフェンダの取付け構造
  2. 【請求項2】  前記リヤフォークに形成された前記取
    付け部を、前記リヤフォーク後端部の上部と、リヤフォ
    ーク前端部であって運転者の足を載せるステップの車体
    内側に設けられたステッププレートの背面に対向する位
    置とに設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪
    車等の車両におけるリヤフェンダ取付け構造。
  3. 【請求項3】前記リヤフォークの上面と前記リヤフォー
    クカバー部の下面のいずれか一方に凸部を、他方にこの
    凸部に嵌合する凹部をそれぞれ設け、これら凹凸嵌合さ
    せた状態で、リヤフォークカバー部およびリヤフォーク
    の各外面が略面一とすることを特徴とする請求項1およ
    び請求項2記載の自動二輪車等の車両におけるリヤフェ
    ンダの取付け構造。
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