JP3842965B2 - 車両における外装部品の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両における外装部品の取付構造に係わり、特に、自動二輪車のカウリングやスクリーン等の外装部品を支持する際に好適に用いられる車両における外装部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に外装部品を取り付ける場合、たとえば、車両としての自動二輪車に、これらのカウリングやスクリーンをはじめ、ヘッドライト、カウリング、あるいは、メータ等の外装部品を取り付ける場合、一旦、支持部材に固定した後に、この支持部材を車体フレームに固定することにより、前記外装部品を車体フレームに取り付ける方法が行われている(このような技術は、たとえば、実開平3−103894号公報に示されている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の外装部品の取付構造であると、外装部品が取り付けられた状態の支持部材を支えながら、この支持部材の固定部と車体フレームに形成されている固定部との位置合わせを行い、かつ、この位置合わせ状態を保持しつつこれらの固定部においてねじ止め等の作業を行う必要があるが、前記外装部品や支持部材の重量が増加するにしたがって、取付作業が煩雑化するといった問題点がある。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、外装部品が取り付けられた支持部材を車体フレームに固定するに際して、その位置合わせや固定作業を簡便に行うことのできる車両における外装部品の取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の車両における外装部品の取付構造は、前述した目的を達成するために、車体フレームに、この車体フレームに固定される支持部材を介して外装部品を取り付けるようにした車両における外装部品の取付構造であって、前記車体フレームのヘッドパイプの前部には、上下に間隔をおいて一対のブラケットが突設されると共に、上方に位置した該ブラケットの上部に、上方へ突出する係止突起が該ブラケットと一体に形成され、前記支持部材は、断面が逆U字状に形成されると共に、前記係止突起に係合させられる凹部が該支持部材の上壁に形成され、これらの係止突起と前記凹部との係合により、前記ブラケットの両側部に前記支持部材の各側壁が重畳させられると共に、前記支持部材を前記車体フレームに仮固定可能としたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において符号1は、本実施形態が適用された車両としての自動二輪車を示す。
この自動二輪車1は、車体フレーム2と、この車体フレーム2の前部に回動自在に取り付けられたフロントフォーク3と、このフロントフォーク3の下端部に回転自在に装着された前輪4と、前記フロントフォーク3の上端部に取り付けられたステアリングハンドル5と、前記車体フレーム2の下部後方に、図示しないリアフォークを介して回転自在に取り付けられた後輪6とを備えている。
【0007】
また、前記車体フレーム2の上部で、前記ステアリングハンドル5の後方位置にはタンクカバー7が取り付けられ、このタンクカバー7の後方位置にはシート8が取り付けられ、さらに、前記タンクカバー7の下部にはエンジン9が搭載されている。
【0008】
そして、前記車体フレーム2の前方には、その前方を覆うように、外装部品としてのカウリング10とスクリーン11が取り付けられている。
これらのカウリング10およびスクリーン11は、図2に示すように、前記車体フレーム2の前部を構成するヘッドパイプ12に、支持部材13を介して取り付けられている。
【0009】
さらに詳述すれば、前記支持部材13は、前記ヘッドパイプ12の前方へ延びるメインパイプ13aと、このメインパイプ13aの基端部に一体に設けられ、断面が逆U字状に形成された連結部材13bと、この連結部材13bに固着され、前記メインパイプ13aと略直交して配設されたサブパイプ13cとによって構成されている。
【0010】
前記車体フレーム2のヘッドパイプ12の前部には、図2ないし図4に示すように、上下に間隔をおいて突設された一対のブラケット14が前方へ向けて突設され、上方に位置するブラケット14の上部には、上方へ向かう係止突起14aが一体に形成されている。
これらの両ブラケット14は、前記連結部材13b内に、その後方側から挿入されて、その両側部に前記連結部材13bの各側壁が重畳させられるようになっており、これらの連結部材13bおよび各ブラケット14を貫通して設けられるボルト15によって一体化されるようになっている。
【0011】
そして、前記連結部材13bの上壁には、前記上方のブラケット14の上部に設けられた係止突起14aが係合させられる凹部16が形成されている。
【0012】
このように構成された本実施形態においては、前記カウリング10やスクリーン11といった外装部品を車体フレーム2に取り付けるには、まず、前記カウリング10やスクリーン11を、そのメインパイプ13aやサブパイプ13c等を利用して前記支持部材13に固定することにより、この支持部材13に仮組みしておく。
【0013】
ついで、前記支持部材13をヘッドパイプ12の前方に対向させた後に、前記支持部材13を構成する連結部材13b内に、前記ヘッドパイプ12の前部に突設されている両ブラケット14を挿入するように移動させて、この連結部材13bの上壁に形成されている凹部16を、前記上方に位置するブラケット14の上部に設けられた係止突起14aの上部に位置合わせする。
【0014】
ついで、前記カウリング10やスクリーン11を、支持部材13とともに下降させることにより、前記連結部材13bに形成されている凹部16を、前記係止突起14aに係合させる。
この状態において、前記カウリング10やスクリーン11および支持部材13が、前記係止突起14aと凹部16との係合によって、前記ヘッドパイプ12に支持される。
【0015】
ついで、前記支持部材13を、前記係止突起14aと凹部16との係合部を中心として回動させることにより、前記連結部材13bの固定部と前記各ブラケット14との位置合わせを行った後に、これらの固定部にボルト15を挿入して緊締することにより、前記連結部材13bをヘッドパイプ12に固定する。
これによって、外装部品としての前記カウリング10やスクリーン11が、支持部材13を介して車体フレーム2に取り付けられる。
【0016】
このような取付作業に際して、前記係止突起14aと凹部16との係合により、前記カウリング10やスクリーン11および支持部材13の重量が前記車体フレーム2に支持された状態で、前記支持部材13とヘッドパイプ12との固定部の位置合わせが行われることから、その位置合わせ作業やボルト15による固定作業が簡便に行われる。
【0017】
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
たとえば、外装部品としてカウリング10やスクリーン11を例示したが、その他の外装部品の取り付けにも適用可能である。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車両における外装部品の取り付け構造によれば、車体フレームに設けられた係止突起と支持部材に設けられた凹部との係合により、前記外装部品やその支持をなす支持部材の重量を前記車体フレームに支持させた状態で、前記支持部材と車体フレームとの固定部の位置合わせを行うことができ、その位置合わせ作業や固定作業を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された車両としての自動二輪車を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すもので、一部を省略した要部の側面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すもので、車体フレームの前部の拡大側面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すもので、車体フレームの前部の正面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車(車両)
2 車体フレーム
3 フロントフォーク
4 前輪
5 ステアリングハンドル
6 後輪
7 タンクカバー
8 シート
9 エンジン
10 カウリング(外装部品)
11 スクリーン(外装部品)
12 ヘッドパイプ
13 支持部材
13a メインパイプ
13b 連結部材
13c サブパイプ
14 ブラケット
14a 係止突起
15 ボルト
16 凹部

Claims (1)

  1. 車体フレームに、この車体フレームに固定される支持部材を介して外装部品を取り付けるようにした車両における外装部品の取付構造であって、
    前記車体フレームのヘッドパイプの前部には、上下に間隔をおいて一対のブラケットが突設されると共に、上方に位置した該ブラケットの上部に、上方へ突出する係止突起が該ブラケットと一体に形成され、
    前記支持部材は、断面が逆U字状に形成されると共に、前記係止突起に係合させられる凹部が該支持部材の上壁に形成され、これらの係止突起と前記凹部との係合により、前記ブラケットの両側部に前記支持部材の各側壁が重畳させられると共に、前記支持部材を前記車体フレームに仮固定可能としたことを特徴とする車両における外装部品の取付構造。
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