JP4555719B2 - 自動二輪車の後部灯火器構造 - Google Patents

自動二輪車の後部灯火器構造 Download PDF

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    • E06B9/40Roller blinds
    • E06B9/42Parts or details of roller blinds, e.g. suspension devices, blind boxes

Description

本発明は、テールライトと、該テールライトの両側に並ぶウインカとを一体に有する灯火器が、側面視でV字状をなして車体後部に設けられる自動二輪車の後部灯火器構造に関する。
テールライトと、左右一対のウインカとを一体に有する灯火器が、側面視で略V字状をなすようにして車体後部に設けられる自動二輪車が、特許文献1で既に知られている。
特開2003−170876号公報
上記特許文献1で開示された灯火器では、テールライトが単純に側面視V字状となるように形成されており、外観デザインの選択肢をより拡げることが望まれる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車体後部に設けられる灯火器のデザイン上の選択肢を拡げた自動二輪車の後部灯火器構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、テールライト用レンズを備えたテールライトと、ウインカ用レンズを備えて該テールライトの両側に並ぶ左右のウインカとを一体に有する灯火器が、側面視でV字状をなして車体後部に設けられる車両の後部灯火器構造において、前記テールライト用レンズは、上下に配列される上半部及び下半部と、その両半部間を接続する中間屈曲部とを有して側面視でV字状に形成され、前記左右のインカのウインカ用レンズで前記中間屈曲部に対応する位置には、該中間屈曲部を外部から見えないよう覆って前記テールライト用レンズの外部への露出部分を上下に区画する帯状部が設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記テールライト用レンズの前記上半部及び前記下半部は、水平面に対し互いに異なる方向に傾斜していることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、リヤフェンダに取付けられたライセンスプレートおよび反射板に光を照射するように前記テールライトが構成されることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、テールライト用反射鏡部および左右一対のウインカ用反射鏡部が、前記テールライトおよび前記両ウインカに共通なハウジングに設けられ、テールライト用反射鏡部および両ウインカ用反射鏡部を区画して前記ハウジングに設けられる隔壁部に、前記テールライト用レンズの縁部および前記ウインカ用レンズの縁部を嵌合する溝が設けられ、前記帯状部の両端に対応する位置で前記溝の底部に水抜き孔が設けられることを特徴とする。
発明によれば、テールライト用レンズは、上下に配列される上半部及び下半部と、その両半部間を接続する中間屈曲部とを有して側面視でV字状に形成され、左右のウインカのウインカ用レンズ間で前記中間屈曲部に対応する位置には、該中間屈曲部を外部から見えないよう覆ってテールライト用レンズの外部への露出部分を上下に区画する帯状部が設けられるので、テールライトの外観視が帯状部で上下に分割され、2つの灯火が存在するように見えて注意を引く効果があり、灯火器のデザイン上の選択肢をより拡げることが可能となる。
また特に請求項4記載の発明によれば、側面視でV字状となっていることによって上方からテールライト用レンズおよびウインカ用レンズ間に浸入して溝内を下方に流れる雨水等を、灯火器の外観に影響を与えることなくスムーズに排出することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型車両の側面図、図2はスクータ型車両の後部斜視図、図3はスクータ型車両の後部の縦断側面図、図4は車体カバーを省略した状態での図3の4矢視図、図5は灯火器のハウジングの正面図、図6は灯火器のハウジングの背面側を示す斜視図、図7は図5の7−7線に沿うテールランプの断面図、図8は図4の8−8線断面図、図9は図5の9−9線断面図、図10は図4の10−10線断面図である。
先ず図1において、スクータ型車両の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク6ならびに該フロントフォーク6に連結される操向ハンドル7を操向可能に支承するヘッドパイプ8と、該ヘッドパイプ8から後下がりに延びるダウンチューブ9と、ダウンチューブ9の下部両側に前端が固着されて後方に延びる左右一対のロアフレームパイプ10…と、ロアフレームパイプ10…の後端に一体に連なる左右一対のリヤフレームパイプ11…とを備え、リヤフレームパイプ11は、ロアフレームパイプ10の後端から後上がりに延びるライズフレーム部11aと、ライズフレーム部11aの後端からほぼ水平にして後方に延びるアッパーフレーム部11bとから成り、両リヤフレームパイプ11…の後部は相互に連結される。
車体フレームFにおける両ロアフレームパイプ10…および両リヤフレームパイプ11…の一体連設部にはブラケット12が設けられており、このブラケット12にはパワーユニットPの前部がリンク機構13を介して上下に揺動可能に支承されており、該パワーユニットPの後部右側に配置される後輪WRがパワーユニットPの後部に軸支される。また前記両リヤフレームパイプ11…のうち左側のリヤフレームパイプ11の後部およびパワーユニットPの後部間にはリヤクッションユニット14が設けられる。
パワーユニットPの上方には、収納ボックス15と、該収納ボックス15の後方に配置される燃料タンク16とが配置され、収納ボックス15および燃料タンク16は前記リヤフレームパイプ11…で支持される。
車体フレームFは、合成樹脂製の車体カバー17で覆われるものであり、この車体カバー17は、ヘッドパイプ8を前方から覆うフロントカバー18と、運転者の足の前方を覆うレッグシールド19と、ライダーの足を載せるべくレッグシールド19の下部に連なっる低床式のステップフロア20と、ステップフロア20に連なって車体後部を両側から覆うサイドカバー21とを備え、サイドカバー21上には、収納ボックス15および燃料タンク16を上方から開閉可能として覆うタンデム型の乗車用シート22が設けられる。
フロントフォーク6には前輪WFを上方から覆うフロントフェンダ24が取付けられ、操向ハンドル7の中央部を覆うハンドルカバー25にはヘッドランプ26が取付けられる。また後輪WRの後半部上方から覆うリヤフェンダ27がリヤフレームパイプ11…に取付けられ、乗車用シート22の後方に配置されてリヤフレームパイプ11…に取付けられるグラブレール28の下方には、本発明に従う灯火器29が配設される。
図2〜図6において、灯火器29は、テールライト30と、該テールライト30の両側に並ぶウインカ31,31とを有するものであり、側面視では後方に向けて突出したV字状をなすようにしてグラブレール28の下方で車体後部に設けられる。
灯火器29は、テールライト30および両ウインカ31…に共通である合成樹脂製のハウジング32を備えるものであり、このハウジング32は、スクータ型車両の後方に向けて開いた椀状に形成されるテールライト用反射鏡部32aと、スクータ型車両の後方に向けて開くととも一部をテールライト用反射鏡部32aよりも上方に位置せしめてテールライト用反射鏡部32aの上半部両側に連設される左右一対のウインカ用反射鏡部32b,32bと、テールライト用反射鏡部32aの上部に連なるとともに両ウインカ用反射鏡部32b,32b間を結ぶ連結部32cとを一体に備えるものであり、テールライト用反射鏡部32aの下半部は、前記両ウインカ用反射鏡部32b…よりも下方に膨らむように形成される。
またテールライト用反射鏡部32aおよび両ウインカ用反射鏡部32b…を区画する左右一対の隔壁部32d,32dがハウジング32に設けられており、両隔壁部32d…を含むテールライト用反射鏡部32aの開口端縁部は、側面視で上半部が後下がりに傾斜するとともに下半部が前下がりに傾斜しており、テールライト用反射鏡部32aの開口端縁部は、側面視では上下方向中間部を後方に向けて凸のV字形に屈曲させるようにして形成されることになる。
前記ウインカ用反射鏡部32b…の上部には上部取付け腕部33,33がそれぞれ設けられており、それらの上部取付け腕部33…は、両リヤフレームパイプ11…におけるアッパーフレーム部11b…の後部に立設された上部支持ステー34,34にボルト35…およびナット36…により締結される。また前記テールライト用反射鏡部32aの両側下部には下部取付け腕部37,37がそれぞれ設けられており、それらの下部取付け腕部37…は、両リヤフレームパイプ11…におけるアッパーフレーム部11b…の後端間を一体に結ぶ連結フレーム部11cの両端部に設けられて下方に垂下される下部支持ステー38,38にボルト39…およびナット40…によって締結される。しかも下部取付け腕部37…および下部支持ステー38…間には、リヤフェンダ27の上部が挟まれており、リヤフェンダ27の上部2箇所および灯火器29におけるハウジング32の下部2箇所が共締めにより両下部支持ステー38…に締結されることになる。
図7を併せて参照して、両ウインカ用反射鏡部32b…の両側下部には前方に延びる取付け腕部41,41が一体に連設されており、それらの取付け腕部41…の前端部は、サイドカバー21…の後部内面に突設されるボス42…にボルト43…によって締結される。
さらに図8を併せて参照して、テールライト用反射鏡部32aの内端中央部には、該テールライト用反射鏡部32内に収容されるようにしてテールライト用バルブ46が取付けられ、両ウインカ用反射鏡部32b,32bの内端中央部には、それらのウインカ用反射鏡部32b…内に収容されるようにしてウインカ用バルブ47,47がそれぞれ取付けられる。
ハウジング32には、テールライト用反射鏡部32aの開口端を覆うテールライト用レンズ48が取付けられるととともに、ウインカ用反射鏡部32b…の開口端を覆うウインカ用レンズ49,49が取付けられるものであり、両ウインカ用レンズ49…は、ハウジング32における連結部32cを覆うブリッジ部50を介して一体に連結される。
前記隔壁部32d…を含むテールライト用反射鏡部32aの開口端部には、全周にわたる溝51が設けられており、その溝51の上半部には、溝51の内端から突出される複数の位置決めピン52…を挿通せしめることで位置決め保持されるようにした帯状のガスケット53が収容される。
また両ウインカ用反射鏡部32b…の開口端部および前記連結部32cには、隔壁部32d…を除く部分でウインカ用反射鏡部32bの外周を略U字状に囲むとともに前記隔壁部32d…の中間部で一端が前記溝51に通じるU字部分54a,54aと、前記溝51の上方で前記連結部32cに設けられて両U字部分54a…の他端間を直線状に結ぶ連結部分54bとから成る溝54が設けられており、該溝54には帯状のガスケット55が収容される。
テールライト用レンズ48は、上下に配列される上半部及び下半部と、その両半部間を接続する中間屈曲部とを有して側面視では後方に向けてV字状をなすように(即ち上下方向中間部が屈曲した縦断面形状を有するように形成されるものであり、前記上半部および下半部はともに後方に向かって幅広となる台形状に形成され、しかも前記上半部及び下半部は、水平面に対し互いに異なる方向に傾斜している。またテールライト用レンズ48の中間屈曲部には全幅にわたって内方に凹んだ凹部48aが設けられ、その凹部48aには、後述するように前記中間屈曲部を外部から見えないよう覆ってテールライト用レンズ48の外部への露出部分を上下に区画する帯状部65aが設けられる。
テールライト用反射鏡部32aの両側には、隔壁部32d…の下部に連なる取付けボス56,56が設けられており、それらの取付けボス56…は、前記凹部48aに対応する部分でテールライト用レンズ48の内面に当接する。而して凹部48a内に配置される一対のねじ部材57,57でテールライト用レンズ48が前記取付けボス56…に締結される。
しかもテールライト用レンズ48の縁部には、ハウジング32の溝51内に突入する脚部48b…が一体に突設されており、該脚部48b…は、溝51の上半部ではガスケット53に当接し、溝51の下半部では溝51の閉塞端に当接する。
またブリッジ部50で連結されたウインカ用レンズ49…は、テールライト用レンズ48の上半部に両側から滑らかに連なるように形成される。一方、ウインカ用反射鏡部32b…の両側上部には取付けボス58,58が設けられており、それらの取付けボス58…は、ウインカ用レンズ49…の表面に臨む凹部59…を形成して内方側に凹みつつウインカ用レンズ49…に設けられたボス(図示せず)に当接する。而して前記凹部59…に挿通されるねじ部材60…でウインカ用レンズ49…が取付けボス58…に締結される。
また両ウインカ用レンズ49…を連結するブリッジ部50には、ハウジング32側に突出する複数の係合脚部61…が一体に突設されており、それらの係合脚部61…は、ハウジング32における連結部32cに設けられた複数の係合孔62…に係脱可能に係合する。
ウインカ用レンズ49…の縁部およびブリッジ部50には、ハウジング32の溝51のうち隔壁部32d…に対応する部分および溝54に突入する脚部63…が一体に突設されており、該脚部63…は、溝54内のガスケット55ならびに溝51のうち隔壁部32d…に対応する部分のガスケット53に当接する。
しかもテールライト用レンズ48と、連結部50で連結された両ウインカ用レンズ49…とがハウジング32に取付けられた状態で、テールライト用レンズ48の周縁の一部は両ウインカ用レンズ49…およびブリッジ部50の縁部に上方から重なるように配置されるものであり、ハウジング32には、連結部50で連結された両ウインカ用レンズ49…が取付けられた後にテールライト用レンズ48が取付けられることになる。
サイドカバー21,21の後部間には、テールライト30におけるテールライト用レンズ48の下半部を臨ませる開口部66を形成するリヤカバー65が配設されるものであり、このリヤカバー65の上部は、前記テールライト用レンズ48における凹部48aに一部を嵌入せしめてテールライト用レンズ48すなわちテールライト30を上下に区画する帯状部65aを形成する。すなわち側面視で後方に向けて突出したV字状をなす灯火器29に、そのV字の突端に対応する位置に外観視でテールライト30を上下に区画する帯状部65aが設けられることになる。
図3に特に注目して、前記リヤカバー65の両側下部には、閉塞端が取付け座68となるようにして凹んだ凹部67,67が設けられており、ハウジング32の下部取付け腕部37…には前記取付け座68…に当接する支持板69…がボルト70…によって固定される。しかも支持板69…にはウエルドナット71…が固着されており、前記凹部67…から取付け座68…および支持板69…に挿通されたねじ部材72…をウエルドナット71…に螺合して締めつけることにより、リヤカバー65が灯火器29のハウジング32に取付けられる。
図9において、ハウジング32の溝51のうち両隔壁部32d…に対応する部分の下部すなわち前記帯状部65aの両端に対応する部分の底部には、溝51に浸入した水を、矢印で示すように、ハウジング32の裏面側に排出するようにして上下に直線状に延びる水抜き孔73…が設けられる。
図10において、テールライト用反射鏡部32aの下部両側には、テールライト用反射鏡部32aの開口縁部に設けられている溝51の下部に通じる水抜き孔74…が、溝51から前方に延びるようにして設けられる。すなわち溝51内の下半部を下方に流通してきた水は、矢印で示すように、水抜き孔74…を介して外部に排出されることになり、水抜き孔74…の外端は前方に向いて開口しているので、下方から撥ね上げられた水が前記水抜き孔74…から溝51に浸入してくることは極力避けられる。
図8に注目して、テールライト用反射鏡部32aの下部には開口部75が設けられており、この開口部75にはレンズ76が装着される。而してテールライト用バルブ46からの光は、前記レンズ76を透過して下方に導かれ、リヤフェンダ27に取付けられているライセンスプレート77および反射板78に光が照射される。
次にこの実施例の作用について説明すると、テールライト30と、該テールライト30の両側に並ぶウインカ31,31とを有する灯火器29が、側面視で後方に向けて突出したV字状をなして車体後部に設けられており、そのV字の突端に対応する位置に外観視でテールライト30を上下に区画する帯状部65aが設けられている。
したがってテールライト30の外観視が帯状部65aで上下に分割され、2つの灯火が存在するように見えて注意を引く効果があり、灯火器29のデザイン上の選択肢をより拡げることが可能となる。
しかも帯状部65aは、テールライト30におけるテールライト用レンズ48の下半部を臨ませる開口部66を形成するリヤカバー65の上部に形成され、帯状部65aは、テールライト用レンズ48の中間屈曲部に設けられた凹部48aを覆うものであり、テールライト用レンズ48をハウジング32に取りつけるねじ部材57…が凹部48aに配置されるので、テールライト用レンズ48のハウジング32への取付け部が帯状部65aで覆われることになり、外観性を高めることが可能となる。
ところで、灯火器29が側面視で後方に向けて突出したV字状をなしていることにより、テールライト用レンズ48およびウインカ用レンズ49…間に水が浸入して下方に流れるが、テールライト用反射鏡部32aおよび左右一対のウインカ用反射鏡部32b…を区画する隔壁部32d…がハウジング32に設けられ、その隔壁部32d…にテールライト用レンズ48の縁部およびウインカ用レンズ49…の縁部を嵌合する溝51が設けられており、帯状部65aの両端すなわちV字の突端に対応する位置で溝51の底部に水抜き孔73…が設けられるので、テールライト用レンズ48およびウインカ用レンズ49…間に浸入して下方に流れ易い雨水等を、外部灯火器29の外観に影響を与えることなくスムーズに排出することができる。
しかもV字の突端に設けることで前記水抜き孔73…を、単純に上下に延びるように形成してラビリンス構造を有しないものとしても、溝51内に下方からの水の浸入を防止してハウジング32の裏面側に排出することが可能となり、ラビリンス構造による水の滞留を防止してスムーズな排出が可能となる。
またこの実施例では、前記V字の突端の水抜き孔73…に加えて、テールライト用反射鏡部32aの開口縁部に設けられている溝51の下部に通じる水抜き孔74…が、テールライト用反射鏡部32aの下部両側で前記溝51から前方に延びるようにして設けられており、そのようなV字の突端と、V字の下方との2箇所の水抜き孔73…,74…は、防水効果を持ちながら効率良く排水できる構造であると言える。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型車両の側面図である。 スクータ型車両の後部斜視図である。 スクータ型車両の後部の縦断側面図である。 車体カバーを省略した状態での図3の4矢視図である。 灯火器のハウジングの正面図である。 灯火器のハウジングの背面側を示す斜視図である 図5の7−7線に沿うテールランプの断面である。 図4の8−8線断面図である。 図5の9−9線断面図である。 図4の10−10線断面図である。
27・・・リヤフェンダ
29・・・灯火器
30・・・テールライト
31・・・ウインカ
32・・・ハウジング
32a・・テールライト用反射鏡部
32b・・ウインカ用反射鏡部
32d・・隔壁部
48・・・テールライト用レンズ
49・・・ウインカ用レンズ
51・・・溝
65a・・帯状部
73・・・水抜き孔
77・・・ライセンスプレート
78・・・反射板

Claims (4)

  1. テールライト用レンズ(48)を備えたテールライト(30)と、ウインカ用レンズ(49)を備えて該テールライト(30)の両側に並ぶ左右のウインカ(31)とを一体に有する灯火器(29)が、側面視でV字状をなして車体後部に設けられる自動二輪車の後部灯火器構造において、
    前記テールライト用レンズ(48)は、上下に配列される上半部及び下半部と、その両半部間を接続する中間屈曲部とを有して側面視でV字状に形成され、
    前記左右のインカ(31)のウインカ用レンズ(49)で前記中間屈曲部に対応する位置には、該中間屈曲部を外部から見えないよう覆って前記テールライト用レンズ(48)の外部への露出部分を上下に区画する帯状部(65a)が設けられることを特徴とする自動二輪車の後部灯火器構造。
  2. 前記テールライト用レンズ(48)の前記上半部及び前記下半部は、水平面に対し互いに異なる方向に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の後部灯火器構造。
  3. リヤフェンダ(27)に取付けられたライセンスプレート(77)および反射板(78)に光を照射するように前記テールライト(30)が構成されることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車の後部灯火器構造。
  4. テールライト用反射鏡部(32a)および左右一対のウインカ用反射鏡部(32b)が、前記テールライト(30)および前記両ウインカ(31)に共通なハウジング(32)に設けられ、テールライト用反射鏡部(32a)および両ウインカ用反射鏡部(32b)を区画して前記ハウジング(32)に設けられる隔壁部(32d)に、前記テールライト用レンズ(48)の縁部および前記ウインカ用レンズ(49)の縁部を嵌合する溝(51)が設けられ、前記帯状部(65a)の両端に対応する位置で前記溝(51)の底部に水抜き孔(73)が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車の後部灯火器構造。
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