JP2011068339A - 自動二輪車のテールライト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各国の仕様によりライセンスプレートの取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレートを確実に照射することができ、テールライト取付部品を仕向け別に専用に設ける必要がない安価な自動二輪車のテールライト装置を提供する。
【解決手段】テールライト支持ステー60の前部に設けられ、テールライト装置50の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の前部係合部71,72と、テールライト支持ステー60の後部に設けられ、テールライト装置50の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の後部係合部73,74と、テールライト装置50の前部に設けられ、複数の前部係合部71,72のいずれかと係合する前部被係合部75と、テールライト装置50の後部に設けられ、複数の後部係合部73,74のいずれかと係合する後部被係合部76と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動二輪車のテールライト装置に関する。
まず、自動二輪車を各国に輸出する際、各国の法規制の違いによりライセンスプレートの取り付け角度が異なることから、それに応じて、ライセンスライトの位置を変更して照射範囲を変更する必要がある。
そこで、従来では、ライセンスライトの照射範囲を変更するため、テールライト装置内にテールライトバルブとライセンスライトバルブを個別に設けたものにおいては、ライセンスライトバルブのみを車両前後方向に移動可能に設けた自動二輪車のテールライト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、テールライトバルブとライセンスライトバルブを兼用にしたものにおいては、テールライト取付部品の変更によってテールライト位置の変更を行っていた。
特開2008−126708号公報
ところが、上記特許文献1に記載の自動二輪車のテールライト装置では、テールライトバルブとライセンスライトバルブを個別に設ける必要があるので、製造コストが増加してしまうと共に、ライセンスライトバルブの調整移動量を見込んでテールライト装置を大きくする必要があった。また、テールライトバルブとライセンスライトバルブを兼用にしたものでは、テールライトの位置を変更するためにテールライト取付部品(ステー)の形状を変更して対応する必要があった。
本発明は、かかる事情を考慮したものであり、その目的は、各国の仕様によりライセンスプレートの取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレートを確実に照射することができ、テールライト取付部品を仕向け別に専用に設ける必要がない安価な自動二輪車のテールライト装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、ライセンスプレートの上方に配置され、ライセンスプレートを照射するテールライトバルブを備える自動二輪車のテールライト装置において、テールライト装置は、車体フレームにテールライト支持ステーを介して支持され、テールライト支持ステーの前部に設けられ、ライセンスプレートに対するテールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の前部係合部と、テールライト支持ステーの後部に設けられ、ライセンスプレートに対するテールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の後部係合部と、テールライト装置の前部に設けられ、複数の前部係合部のいずれかと係合する前部被係合部と、テールライト装置の後部に設けられ、複数の後部係合部のいずれかと係合する後部被係合部と、を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の構成に加えて、前部係合部及び後部係合部は、凹部及び凸部の一方から構成され、前部被係合部及び後部被係合部は、凹部及び凸部の一方と凹凸嵌合する凹部及び凸部の他方から構成されることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明の構成に加えて、前部係合部及び後部係合部は、凹部から構成され、前部被係合部及び後部被係合部は、凹部と凹凸嵌合する凸部から構成されることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれかの構成に加えて、前部係合部は、テールライト支持ステーの前部に2ヶ所設けられ、後部係合部は、前部係合部の後方に位置をずらして2ヶ所設けられることを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれかの構成に加えて、前部係合部は、テールライト支持ステーの上部に2ヶ所設けられ、後部係合部は、前部係合部の下方に高さをずらして2ヶ所設けられることを特徴とする。
第6の発明は、第2又は第3の発明の構成に加えて、凸部は、ピンと、ピンと凹部との間に介設される弾性体と、から構成されることを特徴とする。
第7の発明は、第1の発明の構成に加えて、テールライト支持ステーは左右一対であり、テールライト装置は、左右一対のテールライト支持ステーにより挟持されることを特徴とする。
第8の発明は、第1の発明の構成に加えて、テールライト支持ステーは、テールライト装置と上面視において重なるように設けられることを特徴とする。
第9の発明は、第1の発明の構成に加えて、テールライト支持ステーは、車体フレームに取り付けられる前部ステーと、テールライト装置が取り付けられる後部ステーと、を備え、前部ステーと後部ステーを一体に形成することを特徴とする。
第10の発明は、第1の発明の構成に加えて、テールライト支持ステーは、車体フレームに取り付けられる前部ステーと、テールライト装置が取り付けられる後部ステーと、を備え、前部ステーと後部ステーを別体に形成して、前部ステーと後部ステーを互いに結合することを特徴とする。
第11の発明は、第1の発明の構成に加えて、テールライト支持ステーにリヤウィンカを取り付けることを特徴とする。
第12の発明は、第1の発明の構成に加えて、テールライト支持ステーを樹脂又は軽合金で形成することを特徴とする。
第13の発明は、ライセンスプレートの上方に配置され、前記ライセンスプレートを照射するテールライトバルブを備える自動二輪車のテールライト装置において、前記テールライト装置は、車体フレームにテールライト支持ステー又はリヤフェンダを介して支持され、前記テールライト支持ステー又は前記リヤフェンダに設けられ、前記ライセンスプレートに対する前記テールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする少なくとも3個の係合部と、前記テールライト装置に設けられ、前記少なくとも3個の係合部のいずれかと係合する被係合部と、を備えることを特徴とする。
第14の発明は、ライセンスプレートの上方に配置され、前記ライセンスプレートを照射するテールライトバルブを備える自動二輪車のテールライト装置において、前記テールライト装置は、前記自動二輪車の車体フレームに対して車両前後方向に移動可能に設けられるテールライト支持ステーに支持されることを特徴とする。
第15の発明は、第14の発明の構成に加えて、前記テールライト支持ステーは、前記車体フレームに嵌合する嵌合部と、前記嵌合部に設けられる固定穴部及び車両前後方向に延設される長穴部の一方と、を備え、前記車体フレームは、前記固定穴部及び車両前後方向に延設される前記長穴部の他方を備え、前記嵌合部を前記車体フレームに嵌合させて前記固定穴部を前記長穴部に合わせ、前記テールライト支持ステーを前記車体フレームに対して車両前後方向に移動可能に固定することを特徴とする。
第16の発明は、ライセンスプレートの上方に配置され、前記ライセンスプレートを照射するテールライトバルブを備える自動二輪車のテールライト装置において、前記テールライト装置は、車体フレームに固定されるリヤフェンダに支持され、前記リヤフェンダの車両左右方向中央に、車両前後方向に離間して設けられる第1前側取付部及び第2前側取付部と、前記第2前側取付部より車両後方において、車両左右方向に並んで前記リヤフェンダに設けられる一対の後側取付部と、前記テールライト装置の前部に設けられ、前記第1前側取付部及び第2前側取付部のいずれかに取り付けられる前側被取付部と、前記テールライト装置の後部に設けられ、前記一対の後側取付部に取り付けられる一対の後側被取付部と、前記一対の後側取付部に固定されて、前記一対の後側被取付部との結合位置を車両後方に変更する延長ステーと、を備え、前記前側被取付部が前記第2前側取付部に取り付けられるとき、前記一対の後側被取付部は前記延長ステーを介して前記一対の後側取付部に取り付けられることを特徴とする。
第1の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト装置は、車体フレームにテールライト支持ステーを介して支持され、テールライト支持ステーの前部に設けられ、ライセンスプレートに対するテールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の前部係合部と、テールライト支持ステーの後部に設けられ、ライセンスプレートに対するテールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の後部係合部と、テールライト装置の前部に設けられ、複数の前部係合部のいずれかと係合する前部被係合部と、テールライト装置の後部に設けられ、複数の後部係合部のいずれかと係合する後部被係合部と、を備えるため、各国の仕様によりライセンスプレートの取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレートを確実に照射することができる。また、テールライト支持ステーを変更する必要がなく兼用にできるので、製造コストを削減することができる。
第2の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、前部係合部及び後部係合部は、凹部及び凸部の一方から構成され、前部被係合部及び後部被係合部は、凹部及び凸部の一方と凹凸嵌合する凹部及び凸部の他方から構成されるため、テールライト装置をテールライト支持ステーにねじ等で締結する必要がなく、凹部と凸部の凹凸嵌合によりテールライト装置を簡単且つ確実に支持することができる。
第3の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーに設けられる前部係合部及び後部係合部が凹部から構成され、テールライト装置に設けられる前部被係合部及び後部被係合部が凹部と凹凸嵌合する凸部から構成されるため、テールライト装置に凹部を設ける場合と比較して、テールライト装置としてテールライトバルブやリフレクタの収容に必要な容積を損なうことがない。
第4の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、前部係合部は、テールライト支持ステーの前部に2ヶ所設けられ、後部係合部は、前部係合部の後方に位置をずらして2ヶ所設けられるため、前部係合部と後部係合部の間隔を広くすることができ、テールライト装置の揺動を抑制することができる。
第5の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、前部係合部は、テールライト支持ステーの上部に2ヶ所設けられ、後部係合部は、前部係合部の下方に高さをずらして2ヶ所設けられるため、テールライト装置の上下方向の揺動を抑制することができる。
第6の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、凸部は、ピンと、ピンと凹部との間に介設される弾性体と、から構成されるため、テールライト装置のテールライトバルブに車体の振動が伝達するのを防止することができる。
第7の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーは左右一対であり、テールライト装置は、左右一対のテールライト支持ステーにより挟持されるため、テールライト装置を取り付けるためのねじ等を別途用意する必要がない。これにより、部品点数を削減することができるので、製造コストを削減することができる。
第8の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーは、テールライト装置と上面視において重なるように設けられるため、テールライト装置のテールライトレンズを保護することができる。
第9の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーは、車体フレームに取り付けられる前部ステーと、テールライト装置が取り付けられる後部ステーと、を備え、前部ステーと後部ステーを一体に形成するため、部品点数を削減することができ、製造コストを削減することができる。
第10の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーは、車体フレームに取り付けられる前部ステーと、テールライト装置が取り付けられる後部ステーと、を備え、前部ステーと後部ステーを別体に形成して、前部ステーと後部ステーを互いに結合するため、前部ステーと後部ステーで素材を変更することができる。これにより、例えば、前部ステーを金属製、後部ステーを樹脂製とすることが可能となる。また、車体形状の異なった車種に対してもテールライト装置と後部ステーを共用にして、前部ステーのみを変更すれば対応することができる。
第11の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーにリヤウィンカを取り付けるため、リヤウィンカを取り付けるための部品を別途用意する必要がない。これにより、部品点数を削減することができるので、製造コストを削減することができる。
第12の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーを樹脂又は軽合金で形成するため、テールライト支持ステーの軽量化を図ることができる。
第13の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステー又はリヤフェンダに設けられ、ライセンスプレートに対するテールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする少なくとも3個の係合部と、テールライト装置に設けられ、少なくとも3個の係合部のいずれかと係合する被係合部と、を備えるため、テールライト装置を車両前後方向に移動した位置に取り付けることが可能となり、各国の仕様によりライセンスプレートの取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレートを確実に照射することができる。
第14の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト装置が、車体フレームに対して車両前後方向に移動可能に設けられるテールライト支持ステーに支持されるため、テールライト装置を車両前後方向の任意の位置で固定することができる。これにより、各国の仕様に対応してテールライト装置の位置を調整することができるので、ライセンスプレートを確実に照射することができる。
第15の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、テールライト支持ステーが、車体フレームに嵌合する嵌合部と、嵌合部に設けられる固定穴部及び車両前後方向に延設される長穴部の一方と、を備え、車体フレームが、固定穴部及び長穴部の他方を備え、固定穴部と長穴部とを合わせて、テールライト支持ステーを車両前後方向に移動可能に固定するため、テールライト装置を車両前後方向の任意の位置で固定することができる。これにより、各国の仕様に対応してテールライト装置の位置を調整することができるので、ライセンスプレートを確実に照射することができる。
第16の発明に記載の自動二輪車のテールライト装置によれば、リヤフェンダは、車両前後方向に離間する第1及び第2前側取付部と、第2前側取付部より車両後方に車両左右方向に並んで設けられる一対の後側取付部と、を備え、テールライト装置は、第1及び第2前側取付部のいずれかに取り付けられる前側被取付部と、一対の後側取付部に直接又は延長ステーを介して取り付けられる一対の後側被取付部と、を備え、前側被取付部が第1前側取付部に取り付けられると共に、後側被取付部が後側取付部に直接取り付けられ、或いは、前側被取付部が第2前側取付部に取り付けられると共に、後側被取付部が延長ステーを介して後側取付部に取り付けられるため、テールライト装置を車両前後方向に移動させて取り付けることができる。これにより、各国の仕様に対応してテールライト装置の位置を変更することができるので、ライセンスプレートを確実に照射することができる。
本発明に係るテールライト装置の第1実施形態が搭載された自動二輪車を説明するための左側面図である。 図1に示すテールライト装置及びテールライト支持ステーの斜視図である。 図2に示すテールライト装置の斜視図である。 テールライト装置の周辺を後方から見た一部切欠斜視図である。 テールライト装置及びテールライト支持ステーの左側面図である。 テールライト装置が前方照射位置に配置された状態を説明する断面図である。 テールライト装置が後方照射位置に配置された状態を説明する断面図である。 テールライト装置が前方照射位置に配置された状態を説明する概略平面図である。 テールライト装置が後方照射位置に配置された状態を説明する概略平面図である。 テールライト装置の平面図である。 テールライト装置の後面図である。 図10のA−A線矢視断面図である。 図10のB−B線矢視断面図である。 図11のC−C線矢視断面図である。 本発明に係るテールライト装置の第1実施形態の第1変形例を説明するための左側面図である。 本発明に係るテールライト装置の第1実施形態の第2変形例を説明するための分解斜視図である。 本発明に係るテールライト装置の第1実施形態の第3変形例を説明するための分解斜視図である。 本発明に係るテールライト装置の第1実施形態の第4変形例を説明するための分解斜視図である。 本発明に係るテールライト装置の第2実施形態を説明するための斜視図である。 図19に示すテールライト装置を斜め下方から見た斜視図である。 左右一対のリヤカバーが取り付けられたサブフレームを斜め下方から見た斜視図である。 図19に示すテールライト装置の平面図である。 図22に示すテールライト装置の下面図である。 テールライト装置が後方照射位置に配置された状態を説明する右側面図である。 図24からリヤカバーを取り外した状態を説明する右側面図である。 テールライト装置が後方照射位置に配置された状態を説明する断面図である。 テールライト装置が前方照射位置に配置された状態を説明する断面図である。 本発明に係るテールライト装置の第3実施形態を説明するための斜視図である。 図28に示すテールライト組立体の斜視図である。 図28に示すリヤフェンダの斜視図である。 テールライト組立体が取り付けられたリヤフェンダを斜め下方から見た斜視図である。 テールライト組立体の後部カバー部の周辺を裏側から見た斜視図である。 テールライト組立体のカバーの斜視図である。 テールライトレンズを取り外した状態のテールライト装置の右側面図である。 テールライト組立体の取付ボスの周辺の斜視図である。 テールライト組立体の取付ボスの周辺の分解斜視図である。 テールライト装置が前方照射位置に配置された状態を説明する断面図である。 テールライト装置が後方照射位置に配置された状態を説明する断面図である。 延長ステーの斜視図である。
以下、本発明に係る自動二輪車のテールライト装置の各実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
(第1実施形態)
まず、図1〜図18を参照して、本発明に係る自動二輪車のテールライト装置の第1実施形態について説明する。
本実施形態の自動二輪車10は、図1に示すように、ヘッドライト廻りにカウルを備えないネイキッドタイプの自動二輪車であって、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム13と、ヘッドパイプ12から下方そして後方に延びる左右一対のダウンフレーム14と、左右一対のメインフレーム13及び左右一対のダウンフレーム14の後端部に連結される左右一対のピボットプレート15と、左右一対のメインフレーム13の中間部に連結され後方に延びる左右一対のリヤフレーム16と、左右一対のピボットプレート15の上端部に連結され後方に延びる左右一対の補強フレーム17と、から構成し、メインフレーム13、ダウンフレーム14、及びピボットプレート15にエンジン20が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に上部ブリッジ12a及び下部ブリッジ12bで操向自在に支持される左右一対のフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部で上部ブリッジ12aに取り付けられる操舵用のハンドル22と、フロントフォーク21の上部前方で上部及び下部ブリッジ12a,12bに不図示のステーを介して取り付けられるヘッドライト装置25と、ピボットプレート15に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、リヤフレーム16の
端部に取り付けられるテールライト装置50と、メインフレーム13の上方に取り付けられる燃料タンク26と、燃料タンク26の後方且つリヤフレーム16の上方に取り付けられるシート27と、を備える。なお、図1中の符号31はサイドミラー、32はフロントフェンダ、33はリヤフェンダ、34はサイドスタンド、35はメインスタンド、36はライセンスプレート、37はリヤウィンカ、38はメーター、39はエアクリーナ、40は排気管、41はマフラーである。
テールライト装置50は、図3〜図6及び図10〜図14に示すように、テールライトハウジング51と、テールライトハウジング51の前部上面全体を覆うと共に、テールライトハウジング51の後部開口全体を閉塞して設けられるテールライトレンズ52と、テールライトハウジング51とテールライトレンズ52との間に配置されるリフレクタ53と、テールライトハウジング51に装着されるテールライトバルブ54と、を備え、ライセンスプレート36の上方に配置され、左右一対のテールライト支持ステー60を介して左右一対のリヤフレーム16の後端部に支持されている。
テールライトハウジング51の後部に設けられる底板部55には、図4及び図6に示すように、ライセンスプレート36にテールライトバルブ54のバルブ光を導くライセンスプレート照射口56が形成されており、このライセンスプレート照射口56にはライセンスプレート照射用レンズ57が嵌め込まれている。これにより、テールライトバルブ54のバルブ光は、ライセンスプレート照射口56を介して下方に導き出され、ライセンスプレート36に照射される。また、リヤフェンダ33は、テールライトハウジング51の下面に支持されている。
リフレクタ53は、図4、図10、及び図12に示すように、テールライトハウジング51のテールライトバルブ54が装着される壁面部58の後方に隣接して配置され、テールライトハウジング51の底板部55の中間部の左右両側部及び壁面部58の上端部の左右両側部に4本のねじ59により締結されている。
左右一対のテールライト支持ステー60は、図1、図2、及び図4に示すように、リヤフレーム16の後端部に取り付けられ、後方に延びる左右一対の前部ステー61と、左右一対の前部ステー61の後端部に取り付けられ、テールライト装置50が取り付けられる左右一対の後部ステー62と、を備える。また、前部ステー61と後部ステー62は別体に形成されている。
左右一対の前部ステー61は、図2及び図4に示すように、軽合金製でクランク状に形成される板状部材であり、その後端部には、後部ステー62と共にリヤウィンカ37が共締めされている。
左右一対の後部ステー62は、図2及び図4に示すように、樹脂製で側面視略楕円形に形成される外側に凸となるように湾曲したドーム状部材であり、その車幅方向内側にテールライト装置50が挟持されている。また、後部ステー62の上面には、テールライトレンズ52の上面の側部と上面視において重なる被覆部63が形成されている。
また、本実施形態では、図3〜図9に示すように、後部ステー62の前部内側面に、ライセンスプレート36に対するテールライト装置50の支持位置を車両前後方向に移動可能とする前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72が設けられ、後部ステー62の後部内側面に、ライセンスプレート36に対するテールライト装置50の支持位置を車両前後方向に移動可能とする後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74が設けられ、テールライト装置50の前部側面に、前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72のいずれかと凹凸嵌合する前部係合凸部75が設けられ、テールライト装置50の後部側面に、後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74のいずれかと凹凸嵌合する後部係合凸部76が設けられる。
そして、前部第1係合凹部71及び後部第1係合凹部73は、テールライト装置50を前方照射位置において支持するもので、前部第2係合凹部72及び後部第2係合凹部74は、テールライト装置50を後方照射位置において支持するものである。ここで、前方照射位置とは、図6に示すように、例えば、欧州仕様車のライセンスプレート36を照射する位置で、後方照射位置とは、図7に示すように、例えば、北米仕様車のライセンスプレート36を照射する位置のことである。
また、本実施形態では、前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72と後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74は、後部ステー62の車両前後方向において位置をずらして配置されると共に、後部ステー62の車両上下方向において高さをずらして配置される。
また、前部係合凸部75及び後部係合凸部76は、テールライトハウジング51の前後左右の計4ヶ所に形成される支持片51aから外方に向かって突設されるピン77と、このピン77と上記各係合凹部71,72,73,74との間に介設される弾性体78と、から構成される。
このように構成されたテールライト装置50では、テールライト装置50を組み付ける際に、前部係合凸部75を前部第1係合凹部71に嵌合すると共に、後部係合凸部76を後部第1係合凹部73に嵌合することにより、テールライト装置50は上記前方照射位置に配置され(図6及び図8参照)、また、前部係合凸部75を前部第2係合凹部72に嵌合すると共に、後部係合凸部76を後部第2係合凹部74に嵌合することにより、テールライト装置50は上記後方照射位置に配置される(図7及び図9参照)。従って、各国の仕様によりライセンスプレート36の取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレート36を確実に照射することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のテールライト装置50によれば、後部ステー62の前部に設けられ、ライセンスプレート36に対するテールライト装置50の支持位置を車両前後方向に移動可能とする前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72と、後部ステー62の後部に設けられ、ライセンスプレート36に対するテールライト装置50の支持位置を車両前後方向に移動可能とする後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74と、テールライト装置50の前部に設けられ、前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72のいずれかと係合する前部係合凸部75と、テールライト装置50の後部に設けられ、後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74のいずれかと係合する後部係合凸部76と、を備えるため、各国の仕様によりライセンスプレート36の取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレート36を確実に照射することができる。また、テールライト支持ステー60を変更する必要がなく兼用にできるので、製造コストを削減することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72と前部係合凸部75とを凹凸嵌合し、後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74と後部係合凸部76とを凹凸嵌合するため、テールライト装置をテールライト支持ステーにねじ等で締結する必要がなく、テールライト装置を簡単且つ確実に支持することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、後部ステー62に前部第1係合凹部71、前部第2係合凹部72、後部第1係合凹部73、及び後部第2係合凹部74が設けられ、テールライト装置50に前部係合凸部75及び後部係合凸部76が設けられるため、テールライト装置50に係合凹部71,72,73,74を設ける場合と比較して、テールライト装置50としてテールライトバルブ54やリフレクタ53の収容に必要な容積を損なうことがない。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72と後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74は、後部ステー62の車両前後方向において位置をずらして配置されるため、前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72と後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74の間隔を広くすることができ、テールライト装置50の揺動を抑制することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、前部第1係合凹部71及び前部第2係合凹部72と後部第1係合凹部73及び後部第2係合凹部74は、後部ステー62の車両上下方向において高さをずらして配置されるため、テールライト装置50の上下方向の揺動を抑制することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、前部係合凸部75及び後部係合凸部76は、テールライトハウジング51の支持片51aに突設されるピン77と、ピン77と各係合凹部71,72,73,74との間に介設される弾性体78と、から構成されるため、テールライト装置50のテールライトバルブ54に車体の振動が伝達するのを防止することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、テールライト装置50は、左右一対のテールライト支持ステー60により挟持されるため、テールライト装置50を取り付けるためのねじ等を別途用意する必要がない。これにより、部品点数を削減することができるので、製造コストを削減することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、テールライト支持ステー60の後部ステー62の上面に、テールライト装置50のテールライトレンズ52と上面視において重なる被覆部63が設けられるため、テールライト装置50のテールライトレンズ52を保護することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、テールライト支持ステー60は、前部ステー61と後部ステー62を別体に形成して、前部ステー61と後部ステー62を互いに結合するため、前部ステー61と後部ステー62で素材を変更することができる。これにより、例えば、前部ステー61を金属製、後部ステー62を樹脂製とすることが可能となる。また、車体形状の異なった車種に対してもテールライト装置50と後部ステー62を共用にして、前部ステー61のみを変更すれば対応することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、テールライト支持ステー60の後部ステー62にリヤウィンカ37を取り付けるため、リヤウィンカ37を取り付けるための部品を別途用意する必要がない。これにより、部品点数を削減することができるので、製造コストを削減することができる。
また、本実施形態のテールライト装置50によれば、テールライト支持ステー60の前部ステー61を軽合金で形成し、後部ステー62を樹脂で形成するため、テールライト支持ステー60の軽量化を図ることができる。
(第1変形例)
なお、本実施形態の第1変形例として、図15に示すように、前部ステー61も樹脂製として、前部ステー61と後部ステー62を一体に形成してもよい。この変形例によれば、前部ステー61と後部ステー62を一体に形成するため、部品点数を削減することができ、製造コストを削減することができる。また、前部ステー61と後部ステー62を軽合金で一体に形成してもよい。
(第2変形例)
次に、図16を参照して、本実施形態の第2変形例について説明する。本変形例のテールライト装置50では、テールライトハウジング51の前部の車両左右方向両端部に、車両前方に水平に延設される左右一対の取付リブ51bが形成され、それぞれの取付リブ51bに、被係合部である前部係合穴81と後部係合穴82が上下方向に貫通して形成されている。また、リヤフェンダ33の後部は、一対の後部ステー62の後端部にねじ80,80により締結されている。
また、左右一対の取付リブ51bは、テールライトハウジング51の車幅方向内側に収まるように形成されている。これにより、テールライト装置50の前側をすぼませ、その車幅方向内側に前部係合穴81及び後部係合穴82を収めることができ、テールライト装置50全体を大型化せずに、すっきりした外観にすることができる。
また、テールライトハウジング51の下面に配置されるリヤフェンダ33の板状の基部33aには、係合部である前部係合ピン83、共通係合ピン84、及び後部係合ピン85が上方に突出して形成されている。
前部係合ピン83、共通係合ピン84、及び後部係合ピン85は、車両前後方向に整列して配置されて車両左右方向にそれぞれ形成される。前部係合ピン83と共通係合ピン84との間隔、及び共通係合ピン84と後部係合ピン85との間隔は、前部係合穴81と後部係合穴82との間隔と等しく設定されている。
このように構成されたテールライト装置50では、テールライト装置50を組み付ける際に、前部係合穴81に前部係合ピン83を嵌合すると共に、後部係合穴82に共通係合ピン84を嵌合することにより、テールライト装置50は上記前方照射位置に配置される。また、前部係合穴81に共通係合ピン84を嵌合すると共に、後部係合穴82に後部係合ピン85を嵌合することにより、テールライト装置50は上記後方照射位置に配置される。従って、各国の仕様によりライセンスプレート36の取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレート36を確実に照射することが可能となる。
(第3変形例)
次に、図17を参照して、本実施形態の第3変形例について説明する。本変形例のテールライト装置50では、テールライトハウジング51の前部の車両左右方向両端部に、車両前方に水平に延設される左右一対の取付リブ51bが形成され、それぞれの取付リブ51bに、被係合部である前部係合ピン81と後部係合ピン82が下方に突出して形成されている。また、リヤフェンダ33は、一対の後部ステー62の後端部にねじ80,80により締結されている。
また、左右一対の取付リブ51bは、テールライトハウジング51の車幅方向内側に収まるように形成されている。これにより、テールライト装置50の前側をすぼませ、その車幅方向内側に前部係合ピン81及び後部係合ピン82を収めることができ、テールライト装置50全体を大型化せずに、すっきりした外観にすることができる。
また、テールライト支持ステー60は、板状連結部86でそれぞれの下部同士が連結される一対の後部ステー62と一対の前部ステー61が一体に形成されている。一対の後部ステー62のそれぞれの内側面の下部には、内側に突出して車両前後方向に延びる段状のテールライト取付部87が形成されている。テールライト取付部87の上面には、係合部である前部係合穴83、共通係合穴84、及び後部係合穴85が形成されている。
前部係合穴83、共通係合穴84、及び後部係合穴85は、車両前後方向に整列して配置される。前部係合穴83と共通係合穴84との間隔、及び共通係合穴84と後部係合穴85との間隔は、前部係合ピン81と後部係合ピン82との間隔と等しく設定されている。
このように構成されたテールライト装置50では、テールライト装置50を組み付ける際に、前部係合ピン81を前部係合穴83に嵌合すると共に、後部係合ピン82を共通係合穴84に嵌合することにより、テールライト装置50は上記前方照射位置に配置される。また、前部係合ピン81を共通係合穴84に嵌合すると共に、後部係合ピン82を後部係合穴85に嵌合することにより、テールライト装置50は上記後方照射位置に配置される。従って、各国の仕様によりライセンスプレート36の取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレート36を確実に照射することが可能となる。
(第4変形例)
次に、図18を参照して、本実施形態の第4変形例について説明する。本変形例のテールライト装置50では、テールライトハウジング51の前部の車両左右方向両端部に、車両前方且つ下方に向けて斜めに延設される2つの左右一対の腕部51c,51dが形成され、腕部51cに、被係合部である前部係合穴81が左右方向に貫通して形成され、腕部51dに、被係合部である後部係合穴82が左右方向に貫通して形成されている。また、リヤフェンダ33は、一対の後部ステー62の後端部にねじ80,80により締結されている。
また、左右一対の腕部51c,51dは、テールライトハウジング51の車幅方向内側に収まるように形成されている。これにより、テールライト装置50の前側をすぼませ、その車幅方向内側に前部係合穴81及び後部係合穴82を収めることができ、テールライト装置50全体を大型化せずに、すっきりした外観にすることができる。
また、テールライト支持ステー60の一対の後部ステー62のそれぞれの内側面には、係合部である前部係合ピン83、共通係合ピン84、及び後部係合ピン85が内側に突出して形成されている。
前部係合ピン83、共通係合ピン84、及び後部係合ピン85は、車両前後方向に整列して配置される。前部係合ピン83と共通係合ピン84との間隔、及び共通係合ピン84と後部係合ピン85との間隔は、前部係合穴81と後部係合穴82との間隔と等しく設定されている。
このように構成されたテールライト装置50では、テールライト装置50を組み付ける際に、前部係合穴81に前部係合ピン83を嵌合すると共に、後部係合穴82に共通係合ピン84を嵌合することにより、テールライト装置50は上記前方照射位置に配置される。また、前部係合穴81に共通係合ピン84を嵌合すると共に、後部係合穴82に後部係合ピン85を嵌合することにより、テールライト装置50は上記後方照射位置に配置される。従って、各国の仕様によりライセンスプレート36の取り付け角度が異なったとしても、ライセンスプレート36を確実に照射することが可能となる。
なお、本発明は、上記第1実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記第1実施形態では、テールライト装置側に凸部を形成し、テールライト支持ステー側に凹部を形成する場合を例示したが、これに限定されず、テールライト装置側に凹部を形成し、テールライト支持ステー側に凸部を形成するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、図19〜図27を参照して、本発明に係る自動二輪車のテールライト装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態では、図19〜図27に示すように、車体フレーム11のリヤフレーム16の後端部にサブフレーム91が固定され、このサブフレーム91に対して車両前後方向に移動可能に設けられるテールライト支持ステー92の後端部にテールライト装置90が取り付けられている。
サブフレーム91は、図20〜図25に示すように、断面矩形状の角パイプ部93と、角パイプ部93の前端部に溶接され、サブフレーム91をリヤフレーム16の後端部に固定するガゼット94と、角パイプ部93の後端部に溶接され、下端部にリヤフェンダ33が取り付けられるリヤフェンダステー95と、角パイプ部93の前部上面に溶接されるリヤカバー支持板96と、を備える。
角パイプ部93の左右両側面には、車両前後方向に延びる長穴部97がそれぞれ形成されている。また、ガゼット94の先端部の上面には、サブフレーム91をリヤフレーム16に固定するための不図示のボルトを挿通させる2つのボルト挿通穴94a,94aが形成されている。また、リヤフェンダステー95には、後述する左右一対のリヤカバー99R,99Lの後部ボス99aを固定するための一対のねじ挿通穴100と、リヤフェンダ102を固定するための4個のねじ挿通穴101が形成されている。また、リヤカバー支持板96には、左右一対のリヤカバー99R,99Lの前部リブ99bを固定するためのねじ挿通穴103が設けられている。
テールライト支持ステー92は、図20及び図23に示すように、サブフレーム91の角パイプ部93に摺動可能に内嵌する断面矩形状の角パイプ部(嵌合部)105と、角パイプ部105の後端部から左右方向に分かれ後方に延設される二又状のテールライト取付部106と、を備える。角パイプ部105の左右両側面には、固定穴部107がそれぞれ形成されている。また、テールライト取付部106には、テールライト装置90を固定するためのボルト挿通穴108が左右対称に4個の形成されている。
テールライト装置90は、図26及び図27に示すように、テールライトハウジング110と、テールライトハウジング110の前部上面全体を覆うと共に、テールライトハウジング110の後部開口全体を閉塞して設けられるテールライトレンズ111と、テールライトハウジング110に固定されてテールライトレンズ111の内部に配置されるリフレクタ112と、リフレクタ112に装着されるテールライトバルブ113と、テールライトハウジング110の下面に配置されてテールライトバルブ113のバルブ光を導くライセンスプレート照射用レンズ114と、を備えている。なお、本実施形態では、テールライトハウジング110とリフレクタ112は別体に形成されているが、これに限定されず、テールライトハウジング110とリフレクタ112とを一体形成して光反射部分にアルミニウム蒸着を施すようにしてもよい。
また、図19、図20、図22、及び図23に示すように、テールライト装置90はカバー115により覆われており、このカバー115は、テールライトレンズ111の前部上面から左右側方にかけて覆う側面カバー部115aと、側面カバー部115aから前方に延設されてサブフレーム91の角パイプ部93の上面を覆う板状の上面カバー部115bと、側面カバー部115aから垂下してリヤフェンダ102の上部を覆う水平断面略コ字状の後部カバー部115cと、を備える。
後部カバー部115cの内側には、2つのねじ挿通穴116を有する取付リブ115dが水平方向に形成される。そして、カバー115は、取付リブ115dの2つのねじ挿通穴116に挿通される不図示のねじによって、テールライトハウジング110の下面に固定される。また、側面カバー部115aの左右両側には、リヤウィンカ37がそれぞれ取り付けられている。
そして、テールライト装置90、カバー115、及び一対のリヤウィンカ37を一体に組み立てることによりテールライト組立体120が構成され、このテールライト組立体120は、テールライト装置90がテールライト取付部106に固定されることにより、テールライト支持ステー92に固定される。従って、テールライト支持ステー92が、サブフレーム91の角パイプ部93に摺動可能に内嵌されることによって、テールライト組立体120は、車両前後方向に移動可能となる。
このように構成されたテールライト装置90では、図24〜図27に示すように、サブフレーム91の角パイプ部93に対してテールライト支持ステー92を摺動させることにより、ライセンスプレート36の位置に合わせてテールライト組立体120が車両前後方向に移動され、次いで、長穴部97及び固定穴部107にボルト117を挿通し、角パイプ部93,105を貫通したボルト117にナット118を締結することにより、テールライト支持ステー92の摺動位置が固定される。なお、角パイプ部93の上面がカバー115の上面カバー部115bにより覆われているので、テールライト組立体120を後方に移動させたとしても、角パイプ部93が外部に露出することはなく、車両10の外観性が損なわれることはない。
また、図24〜図26は、テールライト装置90が上記後方照射位置に固定された状態であり、図27は、テールライト装置90が上記前方照射位置に固定された状態である。これにより、テールライト装置90は、テールライト支持ステー92を介してサブフレーム91に支持され、各国の仕様により異なる位置に取り付けられるライセンスプレート36の上方に配置されて、テールライトバルブ113のバルブ光でライセンスプレート36を照射する。なお、テールライト装置90を上記後方照射位置に固定する場合は、リヤフェンダ102とライセンスプレート36との間に、側面にリフレクタ119aを有するライセンスプレートステー119が介設される。
以上説明したように、本実施形態のテールライト装置90によれば、テールライト装置90が、サブフレーム91に対して車両前後方向に移動可能に設けられるテールライト支持ステー92に支持されるため、テールライト装置90を車両前後方向の任意の位置で固定することができる。これにより、各国の仕様に対応してテールライト装置90の位置を調整することができるので、ライセンスプレート36を確実に照射することができる。さらに、本実施形態のテールライト装置90では、前方照射位置と後方照射位置との間の任意の位置に固定することができ、様々な国の仕様に細かく対応することができる。
また、本実施形態のテールライト装置90によれば、テールライト支持ステー92が、サブフレーム91の角パイプ部93に内嵌する角パイプ部105と、角パイプ部105に設けられる固定穴部107と、を備え、サブフレーム91が、車両前後方向に延設される長穴部97を備え、固定穴部107を長穴部97に合わせて、テールライト支持ステー92をサブフレーム91に対して車両前後方向に移動可能に固定するため、テールライト装置90を車両前後方向の任意の位置で固定することができる。これにより、各国の仕様に対応してテールライト装置90の位置を調整することができるので、ライセンスプレート36を確実に照射することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記第2実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記第2実施形態では、サブフレームに対してテールライト支持ステーが内嵌する場合を例示したが、これに限定されず、サブフレームに対してテールライト支持ステーが外嵌するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、サブフレームに長穴部を、テールライト支持ステーに固定穴部を形成する場合を例示したが、これに限定されず、サブフレームに固定穴部を、テールライト支持ステーに長穴部を形成するようにしてもよい。
(第3実施形態)
次に、図28〜図39を参照して、本発明に係る自動二輪車のテールライト装置の第3実施形態について説明する。なお、第1及び第2実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態では、図28及び図29に示すように、テールライト装置130と、テールライト装置130を覆う右側及び左側カバー140R,140Lからなるカバー140と、右側及び左側カバー140R,140Lの側面に取り付けられる左右一対リヤウィンカ37と、を一体に組み立てることによりテールライト組立体150が構成され、このテールライト組立体150は、車体フレーム11の後部に固定されるリヤフェンダ141に対して車両前後方向に移動可能に取り付けられる。
テールライト装置130は、図34及び図37に示すように、テールライトハウジング131と、テールライトハウジング131の前部上面全体を覆うと共に、テールライトハウジング131の後部開口全体を閉塞して設けられるテールライトレンズ132と、テールライトハウジング131に装着されるテールライトバルブ134と、テールライトハウジング131の後部下面に配置されてテールライトバルブ134のバルブ光を導くライセンスプレート照射用レンズ135と、を備えている。
また、図32及び図34に示すように、テールライトハウジング131の後部下面には、車両前後方向に貫通するボルト挿通穴136aを有する左右一対の取付リブ136が下方に突出して形成されている。また、図34〜図36に示すように、テールライトハウジング131の前部中央には、車両左右方向に貫通するボルト挿通穴137aを有する取付ボス137が前方に突出して形成されている。
右側及び左側カバー140R,140Lのそれぞれは、図31〜図33に示すように、テールライトレンズ132の前部上面から左右側方にかけて覆う側面カバー部140aと、側面カバー部140aから前方に延設されて、テールライトレンズ132とリヤフェンダ141間の隙間を覆う板状の上面カバー部140bと、側面カバー部140aから垂下してテールライト装置130の下方を覆う水平断面略L字状(右側及び左側カバー140R,140Lを接合することにより水平断面略コ字状となる)の後部カバー部140cと、を備える。
また、図32及び図33に示すように、側面カバー部140aの内側面には、テールライト組立体150をリヤフェンダ141に固定するための後側被取付部140dが内方に突出して形成されている。また、各後側被取付部140dには、ボルト挿通穴140eが上下方向に貫通して形成されている。
また、図35及び図36に示すように、各上面カバー部140bの下面の上記取付ボス137に対応する部分には、車両左右方向に貫通するボルト挿通穴140gを有する取付ステー140fが下方に突出して形成される。そして、左右の取付ステー140fは、取付ボス137を挟んで配置され、ボルト挿通穴137a,140gを貫通するボルト151aとナット151bで締結することにより、取付ボス137に固定される。これにより、右側及び左側カバー140R,140Lの前側がテールライトハウジング131に固定される。
また、図32及び図33に示すように、左右の後部カバー部140c,140cの後面の上記取付リブ136,136に対応する部分には、車両前後方向に貫通するボルト挿通穴140hがそれぞれ形成されている。そして、取付リブ136,136と後部カバー部140c,140cとをボルト挿通穴136a,140hを貫通する不図示のボルトとナットで締結することにより、右側及び左側カバー140R,140Lの後側がテールライトハウジング131に固定される。
さらに、図32及び図33に示すように、左右の後部カバー部140c,140cの後面の接合縁部には、重なり部140jがそれぞれ形成されており、これら重なり部140j,140jを車両前後方向に不図示のねじで締結することにより、左右の後部カバー部140c,140c同士が連結される。
リヤフェンダ141は、図30、図31、及び図37に示すように、上部リヤフェンダ142と、上部リヤフェンダ142の下方に一体固定される下部リヤフェンダ143と、備え、リヤフレーム16の後端部に固定されている。また、上部リヤフェンダ142の車両左右方向中央には、車両前方から後方に向かうに従って次第に低くなるように傾斜して、第1前側取付部である第1前側取付面142a及び第2前側取付部である第2前側取付面142bが車両前後方向に離間して形成されている。また、第1前側取付面142aにはボルト挿通穴143aが形成され、第2前側取付面142bにはボルト挿通穴143bが形成されている。また、ボルト挿通穴143a,143bの少なくとも一方には、グロメット144aが装着されている(図30では、ボルト挿通穴143aにのみ装着されている)。
また、図30及び図31に示すように、上部リヤフェンダ142の第2前側取付面142bの車両後方には、第1及び第2前側取付面142a,142bよりも一段低い位置において、後側取付部である後側取付面145,145が車両左右方向に並んで形成されている。また、左右一対の後側取付面145には、車両上下方向に貫通するボルト挿通穴145aがそれぞれ形成されており、このボルト挿通穴145a,145aには、グロメット144bがそれぞれ装着されている。
また、図34〜図37に示すように、テールライトハウジング131の前端部の下面には、筒状の前側被取付部138が形成されており、この前側被取付部138内には、インサートナット138aが固定されている。そして、前側被取付部138は、テールライト組立体150がリヤフェンダ141に取り付けられるとき、第1前側取付面142aと第2前側取付面142bのいずれかに取り付けられる。
さらに、本実施形態では、テールライト装置130を上記後方照射位置に配置する場合は、上部リヤフェンダ142の左右一対の後側取付面145と、この左右一対の後側取付面145より後方に位置することになるカバー140の左右一対の後側被取付部140dと、を連結する延長ステー146を使用する。
延長ステー146は、金属製の板状部材であり、図39に示すように、その前端の左右両端部には、上部リヤフェンダ142の左右一対の後側取付面145とそれぞれ重なり合い、車両上下方向に貫通するねじ穴147aを有する左右一対の前側ステー取付部147が形成される。また、その後端の左右両端部には、カバー140の左右一対の後側被取付部140dとそれぞれ重なり合い、車両上下方向に貫通するボルト挿通穴148aを有する左右一対の後側ステー取付部148が形成される。また、左右一対の前側ステー取付部147と左右一対の後側ステー取付部148との間の間隔は、第1前側取付面142aと第2前側取付面142bとの間隔と等しく設定されている。
このように構成されたテールライト装置130では、図31及び図37に示すように、テールライトハウジング131の前側被取付部138を、上部リヤフェンダ142の第1前側取付面142a上に配置し、第1前側取付面142aに前側被取付部138をボルト152で締結すると共に、カバー140の左右一対の後側被取付部140dを、上部リヤフェンダ142の左右一対の後側取付面145上にそれぞれ配置し、左右一対の後側取付面145に左右一対の後側被取付部140dをボルト153で締結することによって、テールライト装置130は上記前方照射位置に配置される。
また、図38に示すように、テールライトハウジング131の前側被取付部138を、上部リヤフェンダ142の第2前側取付面142b上に配置し、第2前側取付面142bに前側被取付部138をボルト152で締結すると共に、カバー140の左右一対の後側被取付部140dにボルト154で締結される延長ステー146の左右一対のステー取付部146aを、上部リヤフェンダ142の左右一対の後側取付面145上にそれぞれ配置し、左右一対の後側取付面145に左右一対のステー取付部146aをボルト153で締結することによって、テールライト装置130は上記後方照射位置に配置される。
以上説明したように、本実施形態のテールライト装置130によれば、リヤフェンダ141は、車両前後方向に離間する第1及び第2前側取付面142a,142bと、第2前側取付面142bより車両後方に車両左右方向に並んで設けられる左右一対の後側取付面145と、を備え、テールライト装置130は、第1及び第2前側取付面142a,142bのいずれかに取り付けられる前側被取付部138を備え、テールライト装置130に一体的に固定されるカバー140は、左右一対の後側取付面145に直接又は延長ステー146を介して取り付けられる左右一対の後側被取付部140dを備え、前側被取付部138が第1前側取付面142aに取り付けられると共に、左右一対の後側被取付部140dが左右一対の後側取付面145に直接取り付けられ、或いは、前側被取付部138が第2前側取付面142bに取り付けられると共に、左右一対の後側被取付部140dが延長ステー146を介して左右一対の後側取付面145に取り付けられるため、テールライト装置130を車両前後方向に移動させて取り付けることができる。これにより、各国の仕様に対応してテールライト装置130の位置を変更することができるので、ライセンスプレート36を確実に照射することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1及び第2実施形態と同様である。
10 自動二輪車
16 リヤフレーム(車体フレーム)
36 ライセンスプレート
37 リヤウィンカ
50 テールライト装置
51 テールライトハウジング
52 テールライトレンズ
53 リフレクタ
54 テールライトバルブ
56 ライセンスプレート照射口
57 ライセンスプレート照射用レンズ
60 テールライト支持ステー
61 前部ステー
62 後部ステー
63 被覆部
71 前部第1係合凹部(前部係合部)
72 前部第2係合凹部(前部係合部)
73 後部第1係合凹部(後部係合部)
74 後部第2係合凹部(後部係合部)
75 前部係合凸部(前部被係合部)
76 後部係合凸部(後部被係合部)
77 ピン
78 弾性体
81 前部係合穴、前部係合ピン(被係合部)
82 後部係合穴、後部係合ピン(被係合部)
83 前部係合ピン、前部係合穴(係合部)
84 共通係合ピン、共通係合穴(係合部)
85 後部係合ピン、後部係合穴(係合部)
90 テールライト装置
91 サブフレーム(車体フレーム)
92 テールライト支持ステー
93 角パイプ部
97 長穴部
105 角パイプ部(嵌合部)
106 テールライト取付部
107 固定穴部
113 テールライトバルブ
120 テールライト組立体
130 テールライト装置
134 テールライトバルブ
138 前側被取付部
140 カバー
140d 後側被取付部
141 リヤフェンダ
142 上部リヤフェンダ
142a 第1前側取付面(第1前側取付部)
142b 第2前側取付面(第2前側取付部)
145 後側取付面(後側取付部)
146 延長ステー
150 テールライト組立体

Claims (16)

  1. ライセンスプレート(36)の上方に配置され、前記ライセンスプレートを照射するテールライトバルブ(54)を備える自動二輪車(10)のテールライト装置(50)において、
    前記テールライト装置は、車体フレーム(11)にテールライト支持ステー(60)を介して支持され、
    前記テールライト支持ステーの前部に設けられ、前記ライセンスプレートに対する前記テールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の前部係合部(71,72)と、
    前記テールライト支持ステーの後部に設けられ、前記ライセンスプレートに対する前記テールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする複数の後部係合部(73,74)と、
    前記テールライト装置の前部に設けられ、前記複数の前部係合部のいずれかと係合する前部被係合部(75)と、
    前記テールライト装置の後部に設けられ、前記複数の後部係合部のいずれかと係合する後部被係合部(76)と、を備えることを特徴とする自動二輪車のテールライト装置。
  2. 前記前部係合部(71,72)及び前記後部係合部(73,74)は、凹部及び凸部の一方から構成され、前記前部被係合部(75)及び前記後部被係合部(76)は、前記凹部及び前記凸部の一方と凹凸嵌合する凹部及び凸部の他方から構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  3. 前記前部係合部(71,72)及び前記後部係合部(73,74)は、凹部から構成され、前記前部被係合部(75)及び前記後部被係合部(76)は、前記凹部と凹凸嵌合する凸部から構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  4. 前記前部係合部(71,72)は、前記テールライト支持ステーの前部に2ヶ所設けられ、前記後部係合部(73,74)は、前記前部係合部の後方に位置をずらして2ヶ所設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車のテールライト装置。
  5. 前記前部係合部(71,72)は、前記テールライト支持ステーの上部に2ヶ所設けられ、前記後部係合部(73,74)は、前記前部係合部の下方に高さをずらして2ヶ所設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動二輪車のテールライト装置。
  6. 前記凸部(75,76)は、ピン(77)と、前記ピンと前記凹部(71,72,73,74)との間に介設される弾性体(78)と、から構成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  7. 前記テールライト支持ステー(60)は左右一対であり、
    前記テールライト装置(50)は、前記左右一対のテールライト支持ステー(60)により挟持されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  8. 前記テールライト支持ステー(60)は、前記テールライト装置(50)と上面視において重なるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  9. 前記テールライト支持ステー(60)は、前記車体フレーム(11)に取り付けられる前部ステー(61)と、前記テールライト装置(50)が取り付けられる後部ステー(62)と、を備え、
    前記前部ステーと前記後部ステーを一体に形成することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  10. 前記テールライト支持ステー(60)は、前記車体フレーム(11)に取り付けられる前部ステー(61)と、前記テールライト装置(50)が取り付けられる後部ステー(62)と、を備え、
    前記前部ステーと前記後部ステーを別体に形成して、前記前部ステーと前記後部ステーを互いに結合することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  11. 前記テールライト支持ステー(60)にリヤウィンカ(37)を取り付けることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  12. 前記テールライト支持ステー(60)を樹脂又は軽合金で形成することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  13. ライセンスプレート(36)の上方に配置され、前記ライセンスプレートを照射するテールライトバルブ(54)を備える自動二輪車(10)のテールライト装置(50)において、
    前記テールライト装置は、車体フレーム(11)にテールライト支持ステー(60)又はリヤフェンダ(33)を介して支持され、
    前記テールライト支持ステー又は前記リヤフェンダに設けられ、前記ライセンスプレートに対する前記テールライト装置の支持位置を車両前後方向に移動可能とする少なくとも3個の係合部(83,84,85)と、
    前記テールライト装置に設けられ、前記少なくとも3個の係合部のいずれかと係合する被係合部(81,82)と、を備えることを特徴とする自動二輪車のテールライト装置。
  14. ライセンスプレート(36)の上方に配置され、前記ライセンスプレート(36)を照射するテールライトバルブ(113)を備える自動二輪車(10)のテールライト装置(90)において、
    前記テールライト装置(90)は、前記自動二輪車(10)の車体フレーム(91)に対して車両前後方向に移動可能に設けられるテールライト支持ステー(92)に支持されることを特徴とする自動二輪車のテールライト装置。
  15. 前記テールライト支持ステー(92)は、前記車体フレーム(91)に嵌合する嵌合部(105)と、前記嵌合部(105)に設けられる固定穴部(107)及び車両前後方向に延設される長穴部(97)の一方と、を備え、
    前記車体フレーム(91)は、前記固定穴部(107)及び車両前後方向に延設される前記長穴部(97)の他方を備え、
    前記嵌合部(105)を前記車体フレーム(91)に嵌合させて前記固定穴部(107)を前記長穴部(97)に合わせ、前記テールライト支持ステー(92)を前記車体フレーム(91)に対して車両前後方向に移動可能に固定することを特徴とする請求項14に記載の自動二輪車のテールライト装置。
  16. ライセンスプレート(36)の上方に配置され、前記ライセンスプレート(36)を照射するテールライトバルブ(134)を備える自動二輪車(10)のテールライト装置(130)において、
    前記テールライト装置(130)は、車体フレーム(11)に固定されるリヤフェンダ(141)に支持され、
    前記リヤフェンダ(141)の車両左右方向中央に、車両前後方向に離間して設けられる第1前側取付部(142a)及び第2前側取付部(142b)と、
    前記第2前側取付部(142b)より車両後方において、車両左右方向に並んで前記リヤフェンダ(141)に設けられる一対の後側取付部(145)と、
    前記テールライト装置(130)の前部に設けられ、前記第1前側取付部(142a)及び第2前側取付部(142b)のいずれかに取り付けられる前側被取付部(138)と、
    前記テールライト装置(130)の後部に設けられ、前記一対の後側取付部(145)に取り付けられる一対の後側被取付部(140d)と、
    前記一対の後側取付部(145)に固定されて、前記一対の後側被取付部(140d)との結合位置を車両後方に変更する延長ステー(146)と、を備え、
    前記前側被取付部(138)が前記第2前側取付部(142b)に取り付けられるとき、
    前記一対の後側被取付部(140d)は前記延長ステー(146)を介して前記一対の後側取付部(145)に取り付けられることを特徴とする自動二輪車のテールライト装置。
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