JP5792252B2 - 自動二輪車のリアコンビネーションユニット - Google Patents

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本発明は、テールライト及びウインカライトが配置されたハウジングに、テールライト用レンズ及びウインカライト用レンズが取り付けられた自動二輪車のリアコンビネーションユニットに関する。
例えば、特許文献1の図1には、テールライトとウインカライトとをケース本体に一体的に取り付け、別個に設けられたテールライト用レンズ及びウインカライト用レンズについて、テールライト用レンズの縁部とウインカライト用レンズの縁部とを合わせた状態でケース本体に取り付けることにより、自動二輪車の灯体としてのリアコンビネーションユニットを構成することが開示されている。
特許第2839171号公報
ところで、特許文献1に開示されているリアコンビネーションユニットの構成では、テールライト用レンズの縁部とウインカライト用レンズの縁部との合わせ部分(合わせ面)から灯体内に水が浸入し、浸入した水がテールライト及びウインカライトの熱で蒸発することにより、テールライト用レンズ及びウインカライト用レンズを含めた灯体に曇りが発生する。この結果、リアコンビネーションユニットの見栄えが悪くなる可能性がある。
これに対して、合わせ面を中心としてシール部材を介材させることも考えられる。しかしながら、シール部材の存在によってリアコンビネーションユニットの見栄えが悪くなり、意匠性が低下する。また、シール部材の耐水性が低い場合には、合わせ面から灯体内に水が浸入するおそれがある。
そこで、本発明は、別個に設けられたテールライト用レンズ及びウインカライト用レンズをハウジングに取り付けた場合であっても、特別な部材を設けることなく、灯体での曇りの発生を防止すると共に、意匠性を確保することができる自動二輪車のリアコンビネーションユニットを提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪車(10)のリアコンビネーションユニット(90)は、テールライト(100)と、テールライト(100)の左右に配置されたウインカライト(102L、102R)と、前記テールライト(100)及び前記ウインカライト(102L、102R)が取り付けられたハウジング(98)と、前記テールライト(100)からの光が透過するテールライト用レンズ(104)と、前記ウインカライト(102L、102R)からの光が透過するウインカライト用レンズ(106L、106R)とを備え、前記テールライト用レンズ(104)の縁部(134L、134R)と前記ウインカライト用レンズ(106L、106R)の縁部(136L、136R)とを合わせた状態で、前記テールライト用レンズ(104)及び前記ウインカライト用レンズ(106L、106R)が前記ハウジング(98)に取り付けられるものであり、以下の特徴を有する。
記ウインカライト用レンズ(106L、106R)の縁部(136L、136R)と前記テールライト用レンズ(104)の縁部(134L、134R)との合わせ部分には、前記合わせ部分に浸入した水を前記ハウジング(98)に流すための水抜き部(154L、154R)が設けられている。
記水抜き部(154L、154R)は、前記合わせ部分の上側部分において、前記ウインカライト用レンズ(106L、106R)の縁部(136L、136R)の一部を下方に凹ませた凹部(152L、152R)を含み構成され、前記凹部(152L、152R)は、前記ハウジング(98)の上部に連通する。
本発明によれば、ウインカライト用レンズの縁部とテールライト用レンズの縁部との合わせ部分に水抜き部が設けられている。これにより、前記合わせ部分に浸入した水は、前記水抜き部から前記ハウジングに排水される。排水された水は、前記ハウジングの背後(自動二輪車の前方方向)から外部に排水される。
このように、特別な部材を用意することなく、水抜きを行うことができるので、リアコンビネーションユニット自体に曇りが発生することを防止することができる。また、シール部材を介在させる必要がないので、意匠性の高いリアコンビネーションユニットを提供することができる。
また、本発明によれば、前記リアコンビネーションユニットの上方から浸入しやすい水を、前記合わせ部分の上側部分に設けた前記水抜き部により、前記ハウジングを介して外部に逃しやすくすることができる。
さらに、本発明によれば、下方に凹み且つ前記ハウジングに連通する凹部を含み前記水抜き部が構成されているので、前記リアコンビネーションユニットに浸入した水を前記水抜き部に誘導しやすくなる。
さらにまた、本発明によれば、前記ウインカライト用レンズの縁部にのみ前記凹部を設けることにより、前記テールライト用レンズ側に対する特別な加工が不要となる。これにより、前記リアコンビネーションユニットの製造工程が削減され、汎用性を向上させることができる。
本実施形態に係るリアコンビネーションユニットを搭載した自動二輪車の右側面図である。 図1のリアコンビネーションユニットを含む自動二輪車の背面図である。 図2のリアコンビネーションユニットからテールライト用レンズ及びウインカライト用レンズを取り外した状態を示す斜視図である。 図3のハウジングの背面図(自動二輪車の前方から見た図)である。 図2のテールライト用レンズ及びウインカライト用レンズの背面図(自動二輪車の前方から見た図)である。 水抜き部からハウジング本体への排水の流れを模式的に図示した一部断面図である。 図1の自動二輪車のメータユニットの正面図である。 図7のメータユニットから文字盤を取り外した状態を図示した正面図である。
本発明に係る自動二輪車用のリアコンビネーションユニットについて、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[自動二輪車の構成]
図1は、鞍乗型車両の一種であるスクータ型自動二輪車(以下、「自動二輪車」という。)10の右側面図であり、図2は、自動二輪車10の背面図である。なお、特に指示のない限り、本実施形態においては、図1及び図2に示す矢印方向を基準として左右及び上下の方向を説明すると共に、自動二輪車10の進行方向を前として、前後の方向を説明する。また、左右1つずつ対称的に設けられる機構乃至構成要素について、左のものの参照符号に「L」を付し、右のものの参照符号に「R」を付するものとする。
自動二輪車10は、車体フレーム12を備えている。車体フレーム12は、ヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14から後方且つ下方に延びるメインパイプ16と、メインパイプ16から後方且つ斜め上方に延びる左右のシートレール18L、18Rと、メインパイプ16の後端部から後方且つ斜め上方に延びて左右のシートレール18L、18Rに接続されるサポートフレーム20L、20Rとを有する。
メインパイプ16及びシートレール18L、18Rによってメインフレーム22が構成される。また、メインパイプ16の後部には、ピボットプレート24が垂下して設けられている。さらに、メインフレーム22には、内燃機関26が懸架されている。
ヘッドパイプ14は、前輪28を含む前輪操舵部30を操舵自在に軸支する。前輪操舵部30は、ヘッドパイプ14を挿通するステアリング軸32と、ステアリング軸32の上端に取り付けられる操舵ハンドル34と、ステアリング軸32から略下方に延びて前輪28を回転自在に支持するフロントフォーク36とから構成される。
ピボットプレート24は、後輪38を含む後輪操舵部40を操舵自在に軸支する。後輪操舵部40は、ピボットプレート24に車幅方向(左右方向)に渡されるピボット軸42と、ピボット軸42から後方に延びて後輪38を支えるスイングアーム44と、スイングアーム44とシートレール18L、18Rとの間に渡されるリヤクッション46L、46Rとから構成される。
シートレール18L、18Rには、前方から後方に向かって、収納ボックス48と燃料タンク50とが順に取り付けられている。収納ボックス48及び燃料タンク50には、乗員が着座するシート52が上方から取り付けられている。
内燃機関26の図示しないシリンダヘッドから排気管54が後方に延び、消音器56に接続されている。内燃機関26の下方には、乗員である運転者が足を置くステップ58L、58Rが設けられ、サポートフレーム20L、20Rには、乗員である同乗者が足を置くピリオンステップ60L、60Rが取り付けられている。
また、自動二輪車10において、車体フレーム12は、車体カバー62で覆われている。
車体カバー62は、フロントカウル64と、フロントカウル64の後方から取り付けられ且つメインフレーム22の少なくとも上方及び側方を覆うメインフレームカバー66と、メインフレームカバー66の一部と重なるように取り付けられ且つメインフレーム22の側方を少なくとも覆うメインフレームサイドカバー68とを有する。メインフレームカバー66の下方には、ピボットプレート24の側方を覆うピボットプレートカバー70が設けられている。また、フロントカウル64及びメインフレームカバー66は、運転者の足の前方を覆うレッグシールド72を構成する。
さらに、図1の側面視で、ピボットプレートカバー70に重なる位置には、内燃機関26のキックペダル74が配置されている。ピボットプレート24には、メインスタンド76が取り付けられている。また、前輪28の上方及び後方を覆うようにフロントフェンダ78が配置され、一方で、後輪38の上方及び後方を覆うようにリヤフェンダ80が配置されている。シート52の後部には、グラブレール82が設けられている。
さらにまた、操舵ハンドル34には、周囲から覆うようにハンドルカバー84が取り付けられ、該ハンドルカバー84にヘッドライト86が取り付けられている。操舵ハンドル34の左右には、後方確認用のミラー88L、88Rが取り付けられている。
そして、本実施形態では、図1及び図2に示すように、自動二輪車10のリヤフェンダ80にリアコンビネーションユニット90が取り付けられている。なお、リヤフェンダ80には、ライセンスプレート92も取り付けられている。また、前述のメインフレームカバー66は、前方のフロントカバー94と、後方のリヤカバー96との分割構造となっている。
[本実施形態に係るリアコンビネーションユニットの構成]
次に、本実施形態に係るリアコンビネーションユニット90について、図1〜図6を参照しながら説明する。
リアコンビネーションユニット90では、ハウジング98の中央部にテールライト100が配置されると共に、ハウジング98の左右にウインカライト102L、102Rが配置される。また、リアコンビネーションユニット90では、テールライト100と対向するように、テールライト用レンズ104が後方からハウジング98の中央部を覆うと共に、ウインカライト102L、102Rと対向するように、ウインカライト用レンズ106L、106Rが後方からハウジング98の左右両側を覆っている。
この場合、テールライト100及びウインカライト102L、102Rは、リフレクタとしても機能するハウジング98に対して着脱自在に取り付けられている。
テールライト用レンズ104は、テールライト100からの光を後方に透過させるレンズであり、特定の色(例えば、赤色)の光を透過する無色透明のレンズであるか、有色(例えば、赤色)のレンズであることが好ましい。なお、テールライト100は、ストップランプとして機能させてもよい。
一方、ウインカライト用レンズ106L、106Rは、ウインカライト102L、102Rからの光を後方に透過させる有色(例えば、黄色)のレンズであることが好ましい。
ハウジング98は、テールライト100及びウインカライト102L、102Rが取り付けられ、且つ、リフレクタとしても機能するハウジング本体108と、ハウジング本体108の後部に装着され、テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rが取り付けられるエクステンション110とから構成される。
ハウジング本体108の後部側には、テールライト100が取り付けられるハウジング本体108の中央部に設けられ、テールライト100からの光を後方に反射するテールリフレクタ部112と、ウインカライト102L、102Rが取り付けられるハウジング本体108の左右両側にそれぞれ設けられ、ウインカライト102L、102Rからの光を後方に反射するウインカリフレクタ部114L、114Rとが設けられている。
テールリフレクタ部112は、テールライト100が発光した光を後方に反射する前方に湾曲した湾曲部116を有する。ウインカリフレクタ部114L、114Rは、ウインカライト102L、102Rが発光した光を後方に反射する前方に湾曲した湾曲部118L、118Rを有する。
一方、ハウジング本体108の前部側には、湾曲部116と湾曲部118Lとを連結する複数のリブ120Lと、湾曲部116と湾曲部118Rとを連結する複数のリブ120Rとが、上下方向に所定間隔で設けられている。
エクステンション110は、図3に示すように、湾曲部116、118L、118Rに対向する箇所に開口部121、122L、122Rが形成された枠部材である。
この場合、エクステンション110における開口部121と開口部122Lとの間の部分は、テールリフレクタ部112とウインカリフレクタ部114Lとを区画するための区画壁124Lとして形成される。また、エクステンション110における開口部121と開口部122Rとの間の部分は、テールリフレクタ部112とウインカリフレクタ部114Rとを区画するための区画壁124Rとして形成される。
さらに、エクステンション110において、開口部121を画成する部分(区画壁124L、124Rを含む湾曲部116に対向する部分)は、テールライト100からの光を反射する反射部として形成されてもよい。また、エクステンション110において、開口部122Lを画成する部分(区画壁124Lを含む湾曲部116Lに対向する部分)は、ウインカライト102Lからの光を反射する反射部として形成されてもよい。また、エクステンション110において、開口部122Rを画成する部分(区画壁124Rを含む湾曲部116Rに対向する部分)は、ウインカライト102Rからの光を反射する反射部として形成されてもよい。
そして、エクステンション110において、区画壁124L、124Rの上部には、下方に窪んだ凹部126L、126Rがそれぞれ形成され、該凹部126L、126Rの前方側には、ハウジング本体108の前部(リブ120L、120R側)に連通する連通孔128L、128Rが形成されている。
なお、エクステンション110には、開口部120の形成箇所から下方に延在する板状部130が設けられている。一方、板状部130に対応して、ハウジング本体108にも板状部132が設けられている。
テールライト用レンズ104は、開口部121を覆うようにエクステンション110に取り付けられ、ウインカライト用レンズ106L、106Rは、開口部122L、122Rを覆うようにエクステンション110に取り付けられる。
この場合、テールライト用レンズ104の左側の縁部134Lとウインカライト用レンズ106Lの右側の縁部136Lとが前後方向に重なり合うと共に、テールライト用レンズ104の右側の縁部134Rと、ウインカライト用レンズ106Rの左側の縁部136Rとが前後方向に重なり合うように、テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rをエクステンション110に取り付ける。
より詳しく説明すると、テールライト用レンズ104の左側の縁部134Lが後方(図5では紙面の奥側)に、ウインカライト用レンズ106Lの右側の縁部136Lが前方(図5では紙面の手前側)となるように、2つの縁部134L、136Lを重ね合わせる。また、テールライト用レンズ104の右側の縁部134Rが後方に、ウインカライト用レンズ106Rの左側の縁部136Rが前方となるように、2つの縁部134R、136Rを重ね合わせる。
この場合、テールライト用レンズ104には、板状部130、132に対応して、下方に延在する板状部140が形成されている。そして、テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rをエクステンション110に取り付けた状態で、テールライト用レンズ104、ウインカライト用レンズ106L、106R、エクステンション110及びハウジング本体108の下部に形成された孔部(テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rに形成された孔部141等)にねじ部材142を挿通させてリヤフェンダ80の図示しないねじ穴に螺合させることにより、リアコンビネーションユニット90をリヤフェンダ80に取り付けることができる。
なお、縁部134Lと縁部136Lとに図示しない段差を形成すると共に、縁部134Rと縁部136Rとに図示しない段差を形成すれば、縁部134Lと縁部136Lとを重ね合わせ、且つ、縁部134Rと縁部136Rとを重ね合わせた状態で、テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rをエクステンション110に取り付けると、テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rの表面(後方側の面)を略面一の連続面として形成することができる。
図5に示すように、テールライト用レンズ104において、エクステンション110に対向する前部の上側部分には、該テールライト用レンズ104をエクステンション110に取り付けた際に、開口部121を画成するエクステンション110の上枠部144に載置される円弧状の枠部材146が設けられている。同様に、ウインカライト用レンズ106L、106Rの前部には、該ウインカライト用レンズ106L、106Rをエクステンション110に取り付けた際に、開口部122L、122Rを画成するエクステンション110の枠部148L、148Rと面接触する円弧状の枠部材150L、150Rが設けられている。そして、テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rをエクステンション110に取り付けた場合、各枠部材146、150L、150Rは、連結した半円状の枠部材として構成される。
また、枠部材150L、150Rの縁部136L、136R側は、前後方向に延在し且つ下方に凹んだ凹部152L、152Rとして形成されている。各凹部152L、152Rは、テールライト用レンズ104及びウインカライト用レンズ106L、106Rをエクステンション110に取り付けた際、凹部126L、126Rに嵌合すると共に、連通孔128L、128Rに連通する。また、枠部材146の両端は、凹部152L、152Rを上方から覆うように枠部材150L、150Rと連結されている。この結果、縁部134L、134R、136L、136Rの上部には、前後方向に延在した断面矩形状のドレインである水抜き部154L、154Rが形成される。
これにより、図5において、雨水や高圧洗浄機の洗浄水等の水がテールライト用レンズ104(の枠部材146)とウインカライト用レンズ106L、106R(の枠部材150L、150R)との合わせ部分(合わせ面)からリアコンビネーションユニット90内に浸入した場合、当該水は、水抜き部154L、154Rの凹部152L、152Rに誘導される。
図3〜図6に示すように、水抜き部154L、154Rは、後方から前方に向かって斜め下方に傾斜していると共に、連通孔128L、128Rに連通している。そのため、水抜き部154L、154Rに誘導された水は、図6の矢印に示すように、水抜き部154L、154Rから連通孔128L、128Rを通過してリブ120L、120Rに落下する。リブ120L、120Rに落下した水は、前方に移動して外部に排水される。
[本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係るリアコンビネーションユニット90では、ウインカライト用レンズ106L、106Rの縁部136L、136Rと、テールライト用レンズ104の縁部134L、134Rとの合わせ部分に水抜き部154L、154Rが設けられている。これにより、当該合わせ部分に浸入した水は、水抜き部154L、154Rからハウジング本体108に排水される。排水された水は、ハウジング本体108の背後(前方)から外部に排水される。
このように、特別な部材を用意することなく、水抜きを行うことができるので、リアコンビネーションユニット90自体に曇りが発生することを防止することができる。また、シール部材を介在させる必要がないので、意匠性の高いリアコンビネーションユニット90を提供することができる。
また、水抜き部154L、154Rは、各縁部134L、134R、136L、136Rの合わせ部分の上側部分である枠部材146、150L、150R直下に形成されている。これにより、リアコンビネーションユニット90の上方から浸入しやすい水を、水抜き部154L、154Rからハウジング本体108を介して外部に逃しやすくすることができる。
さらに、水抜き部154L、154Rは、下方に凹み且つハウジング本体108に連通する凹部152L、152Rを含み構成されているので、リアコンビネーションユニット90に浸入した水を水抜き部154L、154Rに誘導しやすくなる。
さらにまた、ウインカライト用レンズ106L、106Rの縁部136L、136Rにのみ凹部152L、152Rが設けられているので、テールライト用レンズ104側に対する特別な加工が不要となる。これにより、リアコンビネーションユニット90の製造工程が削減され、汎用性を向上させることができる。
[メータユニットの構成]
なお、図1、図7及び図8に示すように、本実施形態において、操舵ハンドル34の近傍には、メータユニット160がさらに設けられる。
メータユニット160は、自動二輪車10の車速を表示するスピードメータ162、燃料残量を表示する燃料メータ164、車両の走行距離を表示するオドメータ又はトリップメータとしての走行距離表示器166、ウインカライト102L、102Rに連動して点滅するウインカ表示器168L、168R、変速機のニュートラル状態を表示するニュートラル表示器170、シフトダウン又はシフトアップによる変速機のギヤ段を表示する複数のギヤポジション表示器172、ヘッドライト86をロービーム(下向き)からハイビーム(上向き)に切り替える際に点灯する上向き表示灯174、及び、内燃機関26に何らかの異常が発生すると点灯するエンジン警告灯176を有する。
この場合、メータユニット160は、操舵ハンドル34に接合され、上方を開口させた箱型状の樹脂製のメータケース178を有する。メータケース178を文字盤180で覆うことによりメータユニット160が構成される。文字盤180の表面182に蛍光塗料で文字や図形等を形成することにより、上述したスピードメータ162、燃料メータ164、走行距離表示器166、ウインカ表示器168L、168R、ニュートラル表示器170、ギヤポジション表示器172、上向き表示灯174、及び、エンジン警告灯176が設けられる。
文字盤180は、メータケース178に連結される樹脂製の枠部材184によって上方から覆われている。この場合、文字盤180の表面182を枠部材184で覆うことにより、該表面182は、複数の表示領域186a〜186dに区画される。さらに、枠部材184のうち、左右のギヤポジション表示器172の間の部分には、文字盤180とメータユニット160とによって形成される内部空間に連通する隙間188が形成されている。
メータケース178において、中心に対して左右両側には、2つのランプ190L、190Rが配置されている。各ランプ190L、190Rは、文字盤180に向かって立設する複数の壁部192によって囲まれている。
複数の壁部192のうち、少なくとも、隙間188に対向する前方の壁部192は、各ランプ190L、190Rからの光を、隙間188を介して外部に乱反射させる反射壁であることが好ましい。なお、当該壁部192を反射壁として機能させる場合には、例えば、反射部材を用いて壁部192を構成するか、又は、壁部192における各ランプ190L、190Rの対向面をアルミニウムで蒸着することにより反射面として形成させることが望ましい。また、隙間188に対向する壁部192に限らず、各ランプ190L、190R近傍の壁部192も反射壁として構成してもよい。
ここで、各ランプ190L、190Rが発光すると、各ランプ190L、190Rからの光は、壁部192で乱反射され、乱反射された光は、隙間188から文字盤180の表面182側に放射される(漏れ出す)。これにより、蛍光塗料で形成されたスピードメータ162、燃料メータ164、走行距離表示器166、ウインカ表示器168L、168R、ニュートラル表示器170、ギヤポジション表示器172、上向き表示灯174、及び、エンジン警告灯176が前記光で照らされるので、所望の表示内容を表示させることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
10…自動二輪車 90…リアコンビネーションユニット
98…ハウジング 100…テールライト
102L、102R…ウインカライト 104…テールライト用レンズ
106L、106R…ウインカライト用レンズ
108…ハウジング本体 110…エクステンション
112…テールリフレクタ部
114L、114R…ウインカリフレクタ部
116、118L、118R…湾曲部 120、121、122L、122R…開口部
120L、120R…リブ
124L、124R…区画壁
126L、126R、152L、152R…凹部
128L、128R…連通孔
134L、134R、136L、136R…縁部
146、150L、150R…枠部材 154L、154R…水抜き部

Claims (1)

  1. テールライト(100)と、テールライト(100)の左右に配置されたウインカライト(102L、102R)と、前記テールライト(100)及び前記ウインカライト(102L、102R)が取り付けられたハウジング(98)と、前記テールライト(100)からの光が透過するテールライト用レンズ(104)と、前記ウインカライト(102L、102R)からの光が透過するウインカライト用レンズ(106L、106R)とを備え、前記テールライト用レンズ(104)の縁部(134L、134R)と前記ウインカライト用レンズ(106L、106R)の縁部(136L、136R)とを合わせた状態で、前記テールライト用レンズ(104)及び前記ウインカライト用レンズ(106L、106R)が前記ハウジング(98)に取り付けられる自動二輪車(10)のリアコンビネーションユニット(90)において、
    前記ウインカライト用レンズ(106L、106R)の縁部(136L、136R)と前記テールライト用レンズ(104)の縁部(134L、134R)との合わせ部分には、前記合わせ部分に浸入した水を前記ハウジング(98)に流すための水抜き部(154L、154R)が設けられ
    前記水抜き部(154L、154R)は、前記合わせ部分の上側部分において、前記ウインカライト用レンズ(106L、106R)の縁部(136L、136R)の一部を下方に凹ませた凹部(152L、152R)を含み構成され、
    前記凹部(152L、152R)は、前記ハウジング(98)の上部に連通す
    ことを特徴とする自動二輪車(10)のリアコンビネーションユニット(90)。
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