JPH11198880A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JPH11198880A
JPH11198880A JP696698A JP696698A JPH11198880A JP H11198880 A JPH11198880 A JP H11198880A JP 696698 A JP696698 A JP 696698A JP 696698 A JP696698 A JP 696698A JP H11198880 A JPH11198880 A JP H11198880A
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JP
Japan
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rear fender
vehicle body
flange
mounting
body frame
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Application number
JP696698A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Hidetaka Okumura
英隆 奥村
Hiroshi Fujii
宏始 藤井
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リヤフェンダーの取付けを簡単に行うことが
できるとともに、成型用金型の製造コストを低く抑え
る。 【解決手段】 合成樹脂製リヤフェンダー2の前端部
に、車体の前後方向と直交する方向へ延びる合わせ面を
有する取付用フランジ42を一体に形成する。このフラ
ンジ42に対向するリヤフェンダー支持用フランジ31
を車体フレーム14の後端部に設ける。前記両フランジ
31,42を対接させてこれら両フランジに貫通させた
取付用ボルト32で締結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂によって
形成したリヤフェンダーを備えた自動二輪車に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製の自動二輪車用リヤフ
ェンダーは、上下方向あるいは車体の前後方向に分割す
る構造の成形用金型によって薄板状に成形している。こ
の種のリヤフェンダーを車体フレームに固定するために
は、車体フレームの左右一対のシートレールにブラケッ
トをそれぞれ下方へ延びるように突設するとともに、リ
ヤフェンダーの車幅方向の両側部であって前記ブラケッ
トと車体の側方から見て重なる部位に軸線方向が車幅方
向と平行になるように貫通孔を穿設し、この貫通孔と前
記ブラケットのボルト用孔とに挿通させた左側取付用ボ
ルトおよび右側取付用ボルトでリヤフェンダーを前記ブ
ラケットに固定する構造を採ることが多い。
【0003】前記貫通孔の軸線方向は成形用金型の分割
方向と直交する方向であるため、この貫通孔は、成形用
金型に設けたスライド型によって形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のリヤ
フェンダーは、上述したように車体の左側と右側の取付
用ボルトで車体フレームに取付けているので、取付作業
を車体左側と車体右側の両方で行わなければならず、車
体フレームへの取付作業が煩雑であった。
【0005】また、このリヤフェンダーを成形する成形
用金型にスライド型を設けなければならないので、金型
の構造が複雑で、製造コストが高くなるという問題もあ
った。
【0006】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、リヤフェンダーの取付けを簡単に行
うことができるとともに、成形用金型の製造コストを低
く抑えることができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明に係る自動二輪車は、合成樹脂製リヤフェンダ
ーの前端部に、車体の前後方向と直交する方向へ延びる
合わせ面を有する取付用フランジを一体に形成し、この
フランジに対向するリヤフェンダー支持用フランジを車
体フレームの後端部に設け、前記両フランジを対接させ
てこれら両フランジに貫通させた取付用ボルトで締結し
たものである。
【0008】本発明によれば、リヤフェンダーのフラン
ジと車体フレーム側のリヤフェンダー支持用フランジに
車体の後方から取付用ボルトを挿通させ、この取付用ボ
ルトで前記両フランジを締結することによってリヤフェ
ンダーを車体フレームに取付けることができるから、リ
ヤフェンダーの取付作業を車体の後方のみから行うこと
ができる。
【0009】また、リヤフェンダーのフランジに取付用
ボルトを挿通させるための貫通孔は、車体の前後方向に
分割する構造のリヤフェンダー成形用金型によってスラ
イド型を使用することなく穿設することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動二輪車の
一実施の形態を図1ないし図10によって詳細に説明す
る。図1は本発明に係る自動二輪車の側面図、図2は車
体フレームの側面図、図3はリヤフェンダー取付部分を
示す分解斜視図、図4はリヤフェンダーを車体フレーム
に取付けた状態を示す側面図で、同図はリヤフェンダー
の一部を破断してリヤフェンダー内が露出する状態で描
いてある。図5はリヤフェンダーの背面図、図6はリヤ
フェンダーの側面図である。図7は図5におけるVII−V
II線断面図、図8はリヤフェンダーの内側を示す斜視図
で、同図はリヤフェンダーの外側部を破断した状態で描
いてある。図9はリヤフェンダーの斜視図、図10は図
4におけるX−X線断面図である。
【0011】これらの図において、符号1で示すものは
この実施の形態による自動二輪車である。この自動二輪
車1は、車体の後端部のリヤフェンダー2を合成樹脂に
よって形成し、このリヤフェンダー2にテールランプ3
およびリヤフラッシャーランプ4を取付けている。
【0012】図1および図2において符号5は前輪を示
し、6はフロントフォーク、7は操向ハンドル、8は燃
料タンク、9はエンジンを示す。また、10はシート、
11は後輪、12は前記シート10と後輪11との間に
存在する部品を覆うテールカウリング、13は背もたれ
を示す。前記リヤフェンダー2は図2において符号14
で示す車体フレームの後端部に取付けている。
【0013】車体フレーム14は、ヘッドパイプ15
と、このヘッドパイプ15から後下がりに延びるメイン
パイプ16と、前記ヘッドパイプ15からエンジン9よ
り車体の前方で後下がりに延びるダウンチューブ17
と、前記メインパイプ16の下端部に溶接したリヤアー
ムブラケット18と、前記メインパイプ16の途中から
車体の後方へ延びるシートレール19と、このシートレ
ール19の途中と前記リヤアームブラケット18とを連
結するバックステー20などから構成している。前記シ
ートレール19にシート10およびリヤフェンダー2を
支持させている。なお、前記バックステー20の途中と
前記リヤアームブラケット18とを連結している符号2
1で示すものは、同乗者用のフートレスト22(図1参
照)を取付けるためのフートレスト用ステーである。
【0014】前記ヘッドパイプ15、メインパイプ16
およびダウンチューブ17は、それぞれ1本の管体によ
って形成し、リヤアームブラケット18、シートレール
19およびバックステー20は、それぞれ車幅方向に対
をなすように形成している。ヘッドパイプ15に前記フ
ロントフォーク6を回動自在に支持させ、ダウンチュー
ブ17およびリヤアームブラケット18にエンジン9を
取付けている。
【0015】前記リヤアームブラケット18には、ピボ
ット軸(図示せず)を介して図1中に符号23で示すリ
ヤアームを揺動自在に支持させている。このリヤアーム
23の後端部に前記後輪11を回転自在に支持させてい
る。また、リヤアーム23と車体フレーム14の後部補
強部材24(図2、図3参照)との間にリヤクッション
ユニット25を介装している。
【0016】この車体フレーム14のシートレール19
は、図2および図3に示すように、シート10を支承す
るための断面門型のクロス部材26〜28を3箇所に横
架している。これらのクロス部材のうち最も車体前側に
位置する第1のクロス部材26は、テールカウリング1
2のサイドカバー12a(図1参照)の前部を固定する
ためのブラケット29を車幅方向の両端部に突設し、中
央に位置する第2のクロス部材27は、図3中に符号3
0で示すマッドガードを係止するための鍔27aを設け
ている。
【0017】最も車体後側に位置する第3のクロス部材
28は、シート10の図示していない鍔を係入させる門
型状の係合片28aを上端部に設けるとともに、前記リ
ヤフェンダー2を取付けるためのフランジ31を車体後
側の端部に一体に形成し、図1および図3において符号
13で示す背もたれの支持板32を車幅方向の両側部に
取付ける構造を採っている。
【0018】前記フランジ31は、車体の前後方向と直
交する方向に延びる合わせ面31aが車体の後方を指向
するように形成し、車体左側のシートレール19と車体
右側のシートレール19に対応させて車幅方向の両側に
配設している。また、このフランジ31は、リヤフェン
ダー取付用ボルト32(図3および図4参照)を挿通さ
せるための貫通孔31bを穿設するとともに、図4に示
すように、前記取付用ボルト32が螺着するナット33
を車体前側の面に溶接している。
【0019】前記マッドガード30は、図3中に符号3
0aで示す上端部の係合ブロックに第2のクロス部材2
7の鍔27aを車体前側から係入させるとともに、車体
前側の端部の連結ブロック30bを、車体フレーム14
のバックステー20に設けたマッドガード用ブラケット
34(図2参照)にねじ止めしている。このマッドガー
ド用ブラケット34は、一対のバックステー20どうし
の間に架け渡している。
【0020】また、このマッドガード30は、図1中に
符号35で示すメインスタンドを起立させて駐車すると
きにスタンディングハンドルとして使用することができ
るように側部を形成している。詳述すると、図10に示
すように、マッドガード30の車幅方向の両側部に車体
外側へ水平に延びる側部フランジ36を形成するととも
に、この側部フランジ36に指を掛けることができるよ
うに上方へ突出する凸部36aを形成している。この凸
部36aに対応する側部フランジ36上には、車体フレ
ームの前記後部補強部材24に対向する支柱37および
補強用リブ38からなる支承体を一体に形成している。
【0021】すなわち、前記凸部36aの下側に車体外
側から指を差入れて側部フランジ36を把持し、上方へ
引上げることによって、前記支承体が前記後部補強部材
24を押圧して車体後部が持上がる。このように車体後
部を持上げてメインスタンド35を起立させることがで
きる。なお、図10において前記支承体を左側から囲む
ものは、テールカウリング12のサイドカバー12aで
ある。
【0022】さらに、このマッドガード30の後端部に
は、後述するリヤフェンダー2の内側に臨みこのマッド
ガード30をリヤフェンダー2に接続するための縦壁3
9を形成している。この縦壁39は、マッドガード30
の後端部を上方へ起立させるようにして形成し、車幅方
向の両側部に切欠き40をそれぞれ形成している。この
切欠き40は、後述するテールランプ3やフラッシャー
ランプ4の配線を通すためのものである。なお、この切
欠き40より車体前側であって前記側部フランジ36の
上面には、前記配線が側部フランジ36から外側に脱落
するのを阻止するためのガイド片41を立設している。
【0023】前記リヤフェンダー2は、図5〜図9に示
すように、車体前側の端部の取付用フランジ42と、テ
ールランプ装着部43と、泥除け部分44とを合成樹脂
によって一体に形成し、前記フランジ42を第3のクロ
ス部材28の前記フランジ31に対接させ、これら両フ
ランジ31,42に貫通させた取付用ボルト32を第3
のクロス部材28側のナット33に螺着させて両フラン
ジ31,42を締結させることによって、車体フレーム
14に固定している。
【0024】リヤフェンダー2の前記フランジ42は、
車体の前後方向と直交する方向に延びる合わせ面42a
が車体の前方を指向するように形成し、取付用ボルト3
2を挿通させるための貫通孔42bを複数穿設してい
る。また、このフランジ42は、図5に示すように、車
体の後側から見て下方に開放するコ字状になるようにリ
ヤフェンダー2の車幅方向の一端から他端へ途切れるこ
となく一連に形成している。なお、この実施の形態で
は、前記フランジ42と、このリヤフェンダー2から車
体の後方へ延びるリヤフェンダー外側壁45との間に補
強用リブ46を複数設けている。
【0025】前記テールランプ装着部43は、前記リヤ
フェンダー外側壁45の後端に後方へ向けて開口するよ
うに形成した第1の有底筒47と、この第1の有底筒4
7の底を車体前側へ向けて凹ませるようにして形成した
第2の有底筒48とから構成している。これら第1およ
び第2の有底筒47,48にテールランプ3を嵌挿させ
て取付ける構造を採っている。テールランプ3は、図示
してないストップランプ用電球およびポジションランプ
用電球を保持する部分を第2の有底筒48の内側に臨ま
せ、図示してない3本の取付ねじで第1の有底筒47の
底に固定している。
【0026】これらの取付ねじを挿通させる貫通孔を図
5、図8および図9中に符号49で示す。なお、テール
ランプ3の前記電球に接続する配線3aは、図4に示す
ように第2の有底筒48の側壁に形成した開口50を通
して第2の有底筒48の外側へ導いている。この実施の
形態では、図4および図8に示すように、第2の有底筒
48の側壁から車体左側へ第1の有底筒47の底に沿っ
て延びる断面コ字状の枠体51を形成し、この枠体51
によって前記開口50を上下方向の両側および車体の前
方から囲む構造を採っている。この構造を採ることによ
って、後輪11が跳上げた泥水や、第2の有底筒48の
側壁を伝って流れてきた泥水などが前記開口50から電
球側へ入ることを阻止することができる。
【0027】このリヤフェンダー2の泥除け部分44
は、図3に示すように、ライセンスプレート52を支持
するためのステー53を車幅方向の中央部に取付けると
ともに、車幅方向の両側にフラッシャーランプ4をそれ
ぞれ取付けている。前記ライセンスプレート用のステー
53は、泥除け部分の貫通孔54(図5,9参照)に挿
通させた取付ねじ55(図3参照)によって泥除け部分
44に固定している。フラッシャーランプ4は、基端部
のねじ筒(図示せず)を泥除け部分44の側部の貫通孔
56(図6,9参照)に挿通させ、このねじ筒にリヤフ
ェンダー2の内側でナット(図示せず)を螺着させるこ
とによって泥除け部分44に固定している。フラッシャ
ーランプ取付用の貫通孔56の両側に位置する小孔57
は、フラッシャーランプの向きを決めるためのもので、
この小孔57も泥除け部分44を貫通するように形成し
ている。
【0028】なお、このフラッシャーランプ4の配線
(図示せず)と、前記テールランプ3の配線3aは、リ
ヤフェンダー2の内側で前記マッドガード30の切欠き
40に挿入し、マッドガード30のガイド片41の車体
内側を通して側部フランジ36上に導いて図示してない
コントローラに接続している。なお、テールランプ3の
配線3aと車体左側のフラッシャーランプ4の配線は、
マッドガード30の車体左側を通し、車体右側のフラッ
シャーランプ4の配線はマッドガード30の車体右側を
通している。
【0029】上述したように構成したリヤフェンダー2
は、車体の前後方向に分割する構造の成形用金型(図示
せず)によって成形する。詳述すると、この成形用金型
は、リヤフェンダー2の裏面側に位置する車体前側の金
型と、リヤフェンダー2の表面側に位置して前記車体前
側の金型に接離する車体後側の金型とから構成し、これ
ら両金型の間に形成した空間に成形用樹脂を充填するこ
とによってリヤフェンダー2を成形する構造を採ってい
る。
【0030】リヤフェンダー2に形成する貫通孔(フラ
ンジ42の貫通孔42b、テールランプ装着部43の貫
通孔49、泥除け部分44の貫通孔54)と、テールラ
ンプ装着部43の開口50は、樹脂注入時に前記両金型
の一方を他方に対接させておくことによって形成するこ
とができる。なお、リヤフェンダー2におけるフラッシ
ャーランプ4を取付ける部分の貫通孔56および小孔5
7は、スライド型を使用して形成している。
【0031】このように成形したリヤフェンダー2の車
体フレーム14への取付けは、前端部のフランジ42を
車体フレーム14側のフランジ31に対接させた後、こ
れら両フランジ31,42に取付用ボルト32を車体の
後方から挿通させ、この取付用ボルト32で前記両フラ
ンジ31,42を締結することによって行う。なお、こ
のリヤフェンダー2は、車体フレーム14に固定する以
前にテールランプ3およびフラッシャーランプ4をそれ
ぞれ取付けておく。
【0032】リヤフェンダー2を車体フレーム14に固
定した後、マッドガード30を上端部の係合ブロック3
0aと車体前側の連結ブロック30bとによって車体フ
レーム14に固定する。マッドガード30を車体フレー
ム14に固定するときには、テールランプ3およびフラ
ッシャーランプ4の配線をマッドガード30の縦壁39
の切欠き40を通して車体前側に導出させる。マッドガ
ード30を車体フレーム14に固定した後、マッドガー
ド30の側部フランジ36の後端部と、リヤフェンダー
2の前端部に形成した連結板58(図3,6,9参照)
とを、図4中に符号59で示す連結ねじで締結させる。
前記側部フランジ36における前記連結ねじ59を挿通
させるための貫通孔を図3中に符号60で示す。なお、
この連結ねじ59は、テールカウリング12のサイドカ
バー12aの後下部もリヤフェンダー2に連結してい
る。
【0033】したがって、上述したように構成したリヤ
フェンダー2は、車体フレーム14に取付ける作業を車
体の後方のみから行うことができるから、取付作業が簡
単である。しかも、リヤフェンダー2を車体フレーム1
4などへ取付けるためにリヤフェンダー2に形成する貫
通孔や開口は、車体の前後方向に分割する構造のリヤフ
ェンダー成形用金型によってスライド型を使用すること
なく穿設することができるから、リヤフェンダー成形用
金型は単純な構造のものを使用することができる。
【0034】また、この実施の形態では、リヤフェンダ
ー2のフランジ42を車幅方向の一方から他方へ途切れ
ることなく一連に形成しているので、リヤフェンダー2
のテールランプ装着部43の上面を伝って水が車体前側
へ流れるのをフランジ42で阻止することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ヤフェンダーのフランジと車体フレーム側のリヤフェン
ダー支持用フランジに車体の後方から取付用ボルトを挿
通させ、この取付用ボルトで前記両フランジを締結する
ことによってリヤフェンダーを車体フレームに取付ける
ことができるから、リヤフェンダーの取付作業を車体の
後方のみから行うことができる。また、リヤフェンダー
のフランジに取付用ボルトを挿通させるための貫通孔
は、車体の前後方向に分割する構造のリヤフェンダー成
形用金型によって形成することができるから、スライド
型を使用することなく前記貫通孔を穿設することができ
る。
【0036】したがって、リヤフェンダーの取付けを簡
単に行うことができるとともに、成形用金型の製造コス
トを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動二輪車の側面図である。
【図2】 車体フレームの側面図である。
【図3】 リヤフェンダー取付部分を示す分解斜視図で
ある。
【図4】 リヤフェンダーを車体フレームに取付けた状
態を示す側面図である。
【図5】 リヤフェンダーの背面図である。
【図6】 リヤフェンダーの側面図である。
【図7】 図5におけるVII−VII線断面図である。
【図8】 リヤフェンダーの内側を示す斜視図である。
【図9】 リヤフェンダーの斜視図である。
【図10】 図4におけるX−X線断面図である。
【符号の説明】
2…リヤフェンダー、14…車体フレーム、19…シー
トレール、31,42…フランジ、31a,42a…合
わせ面、32…取付用ボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂からなるリヤフェンダーの車体
    前側の端部に、車体の前後方向と直交する方向へ延びる
    合わせ面を有する取付用フランジを一体に形成するとと
    もに、車体フレームの車体後側の端部に、前記フランジ
    に対向するリヤフェンダー支持用フランジを設け、前記
    両フランジを対接させてこれら両フランジに貫通させた
    取付用ボルトで締結したことを特徴とする自動二輪車。
JP696698A 1998-01-16 1998-01-16 自動二輪車 Pending JPH11198880A (ja)

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