JP2005028981A - 自動二輪車の前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、前部に荷物を載せることができる自動二輪車では、メータユニットの配置に制限があり、ヘッドパイプをカバーで囲うことにも制限があった。
【解決手段】別体フレーム18から延ばした荷受けパイプ47も先端に閉じ部47bを有する。そして、この閉じ部47bの直後にメータユニット61を配置する。そうすれば、メータユニット61はハンドルポストカバー27の前方で且つ荷受けパイプ47の後方の限られたスペースに収めることができると共に、荷物がメータユニット61に接触する虞がなくなる。従って、車体前部の荷物積載性の向上を図りつつ、車体前部の外観性をより高めることができる。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動二輪車の前部構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種の自動二輪車が実用に供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭59−42771号公報(第1図)
【0004】
図10は特許文献1の第1図の再掲図であり、自動二輪車1の前部には、むき出し状態のヘッドパイプ2と、このヘッドパイプ2の上方に配置されたメータユニット(符号無し)と、車体フレーム側から延ばされた下部支持アーム24及び上部支持アーム26で支持される主枠21が配置されていて、主枠21に荷物を載せることができる車両が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、中型以上の自動二輪車では、運転者のポジションとの兼ね合いで、メータユニットをヘッドパイプの上方ではなく、ヘッドパイプより前方位置に配置することがある。メータユニットを前方へ移すには、主枠21とメータユニットとが干渉しないように配慮する必要がある。
【0006】
しかし、干渉防止のためにガード部材を別途設けることは部品点数の増加及び外観性の維持の双方を検討しなければならない。
また、外観性を向上させるためには、むき出しのヘッドパイプをカバーで囲うことも考えられるが、主枠やメータユニットの配置の関係で外形形状に制限が生じる。
【0007】
本発明の目的は、前部に荷物を積むことができる自動二輪車において、荷物の積載性能を確保し、また、メータユニットを最適の位置に置くとともに、外観性の向上を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、車体フレーム前部のヘッドパイプを、ハンドルポストカバーで囲うとともに、平面視略U字状の別体フレームの閉じ部を車体フレームから前方へ延出させ、前記ハンドルポストカバーの前面に沿って前記別体フレームから正面視逆U字状の荷受けパイプを上方へ延ばし、前記荷受けパイプの閉じ部でメータユニットの前部を廻り囲むようにしたことを特徴とする。
【0009】
ヘッドパイプをハンドルポストカバーで囲うことにより外観性を高めることができる。別体フレームに荷受けパイプを一体化するとともに、別体フレーム、荷受けパイプともに略U字形状にして、一体化物を直線と曲線との組合せ体にしたことにより外観性を高めることができる。
【0010】
このような荷受けパイプでメータユニットの前部を廻り囲むことで、荷物がメータユニットに接触する虞がない。
従って、請求項1によれば、車体前部の荷物積載性の向上を図りつつ、車体前部の外観性をより高めることができる。
【0011】
請求項2では、逆U字状の荷受けパイプの閉じ部は、メータユニットの前部を廻り囲むように車体前方へ屈曲させ、荷受けパイプと別体フレームの前部とで側面視コ字状を形成したことを特徴とする。
【0012】
荷受けパイプと別体フレームの前部とで側面視コ字状にしたところへ荷物を載せることができる。コ字形にしたため荷物を固定する紐やロープが掛けやすい。加えて、荷物の下方への移動は別体フレームで受け、荷物の浮き上がり及び後方への移動は荷受けパイプで受けさせることができる。
【0013】
請求項3では、ハンドルポストカバーの前面は、荷受けパイプの下部を構成する下部脚部に沿わせた平坦面であることを特徴とする。
【0014】
ハンドルポストカバーの前面を平坦面にすれば、荷受けパイプと共に荷物を面で受けさせることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本実施の形態では、低床式車両はスクータ形車両を例に説明する。しかし、低床式車両は、2輪車、3輪車、4輪車の何れでもよく、要は、車体フレームの前後に前輪及び後輪を備え、車体フレームのうちヘッドパイプから後方に延びるメインフレームを、側面視でV若しくはU字形とし、運転者がメインフレームを容易に跨ぐことができるように構成した車両であれば、種類は問わない。
【0016】
図1は本発明に係るスクータ形車両の側面図であり、スクータ形車両10は、車体フレーム11の前部のヘッドパイプ12に操舵ハンドル13を操舵自在に取付け、操作ハンドル13に連結するフロントフォーク14に前輪15及びフロントフェンダ16を取付けることを基本構造とする。
【0017】
そして、車体フレーム11に、別体フレーム18を取付け、この別体フレーム18に前照灯19、方向指示灯21などを取付け、ダウンチューブ17にステップ22を取付け、車体フレーム11の後部にパワーユニット23を上下スイング自在に取付け、このパワーユニット23の後部に後輪24を取付け、後輪24の前方に向かって斜め上方に運転席25、後輪24の上方に助手席兼シートバック26を設けた二人乗り可能な軽車両である。
【0018】
図中、27はハンドルポストカバー、28はサイドカバー、29はリヤクッション、31はスタンド、32はグラブレールである。
【0019】
図2は一人乗り仕様に変更した本発明に係るスクータ形車両の側面図であり、基本的な構成は図1と同一であるため符号を流用して説明は省略するが、助手席兼シートバック26を起立させて運転者Mの背もたれ、すなわちシートバックに模様替えしたことを示す。また、別体フレーム18の前部にテントなどの荷物33を積載したことを示す。図中、87は後部荷台、132はエアクリーナである。
【0020】
さらには、操舵ハンドル13及びグラブレール32のみならず、別体フレーム18、ダウンチューブ17、このダウンチューブ17から延出したロアーパイプ34及びリヤフレーム35を露出させたことを特徴とする。
【0021】
従来のスクータ形車両では、車体フレームを車体カバーで覆い、車体フレームの大部分を露出させないようにすることが普通である。これに対して、本発明は、車体フレームの大部分を露出させて、今までにない外観的特徴を発揮させるようにした。
【0022】
図3は本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの分解図であり、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から延ばした、側面視でV字形またはU字形を呈するメインフレーム43と、このメインフレーム43の後部を構成する又は後方へ延ばしたリヤフレーム35と、ヘッドパイプ12から垂下したダウンチューブ17と、このダウンチューブ17に引き続いて略水平に延ばすロアーパイプ34と、このロアーパイプ34の後端から立上がるセンターフレーム44と、センターフレーム44とリヤフレーム35とを結ぶステー45とからなる。ロアーパイプ34にはカバー止めプレート46、46を設けておく。
図で上方に分離して示した単純形状のフレームは別体フレーム18である。
【0023】
別体フレーム18の詳細は次に説明するが、車体フレーム11の詳細は後述の図7で説明する。
【0024】
別体フレーム18は、前部上面に荷受けパイプ47、前部下面にランプ類支持ブラケット48及び荷掛けフック49を備え、下面にカバー止めプレート51、51を備えると共に、前部上面に孔52、52を有するブラケット53を備え、後部下面にU字ブラケット54を備える。
【0025】
一方、ヘッドパイプ12の前面に孔56、56を有する前部プレート57を備え、リヤフレーム35の前部上面に孔58を有する後部プレート59を備える。
この後部プレート59は、メインフレーム43とリヤフレーム35との結合部55の近傍に配置する。この結合部55は1本のメインフレーム43と2本のリヤフレーム35との集合部分であり、剛性が大きい。このような高剛性の結合部55の近傍(実施例では後方)に後部プレート59を設ければ、別体ブラケット18を支持する上で強度的に有利となる。
【0026】
そして、ブラケット53を前部プレート57にボルト締めし、U字ブラケット54を後部プレート59にボルト締めすることで、別体フレーム18をヘッドパイプ12やメインフレーム43に一体化することができる。一体化後の形態は図5で説明する。
【0027】
図4は本発明に係る別体フレームの作用説明図であり、別体フレーム18は、平面視でU字状を呈するパイプフレームであり、ランプ類支持ブラケット48に方向指示灯21、21や前照灯19を取付けることができ、ブラケット53の右にステー62を介してパーキングブレーキレバー類63を取付けることができる有益なフレームである。
【0028】
又、例えば別体フレーム18に、方向指示灯21、前照灯19、メータユニット61、パーキングブレーキレバー類63などの車両部品を予め組付け(このことを小組みという)、この小組品(図4そのもの)を図3に示すヘッドパイプ12及びメインフレーム43に組付けることで、組立ラインにおける組付け所要時間を短縮化することも可能となる。
【0029】
図5は本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの側面図であり、ヘッドパイプ12及びリヤフレーム35に別体フレーム18を取付け、ハンドルポストカバー27を一体的に有するセンターカバー部64を被せ、別体フレーム18とロアーパイプ34との間にサイドカバー28をボルト65・・・で取付け、ロアーパイプ34にステップ22Lを取付けことを示す。
【0030】
なお、図示するとおりにハンドルポストカバー27の前面は、平坦面になっており、前の荷台スペースが十分に確保できる構造を採用した。
また、ハンドルポストカバー27の後部で且つ上部に、一段下がった棚部27aを形成し、この棚部27にコンビ・ロック装置70を取付けるようにした。
【0031】
本発明では、コンビネーションスイッチにハンドルロック機構を内蔵してなる、いわゆるコンビ・ロック装置70を採用した。コンビ・ロック装置70の大部分はハンドルポストカバー27で覆われるため、コンビ・ロック装置70がいたずらされる等のダメージを受ける心配がない。
【0032】
図6は図5の6−6線断面図であり、別体フレーム18に付設したカバー止めプレート66、66にボルト67、67によりセンターカバー部64を取付け、カバー止めプレート51、51にボルト65、65によりサイドカバー28、28を取付けたことを示す。
【0033】
仮に、メインフレーム43にセンターカバー部64やサイドカバー28、28をボルト止めしようとすると、大規模なカバー取付け用ブラケットが必要となる。
【0034】
この点、本発明では左右のロアーパイプ34、34の上方に別体フレーム18、18(別体フレーム18は1本物であるが便宜的に2個の符号を記載した。)を配置し、この別体フレーム18、18を巧みに利用してセンターカバー部64やサイドカバー28、28を取付けるようにしたことを特徴とする。
【0035】
この結果、別体フレーム18、18は荷物固定等に活用することができる。また、センターカバー部64やサイドカバー28、28(これらを車体カバーという)を別体フレーム18、18や左右のロアーパイプ34、34の内側に配置したため、車体カバーが全体的にコンパクトにすることができ、車体カバーの軽量化、コストダウンが達成できる。
【0036】
さらには、ボックス状の車体カバーを別体フレーム18、18及びロアーパイプ34、34で囲ったため、全体としてパイプ枠のコンテナー風外形が形成でき、外観性を高めることができる。
また、図から明らかなように、大規模なカバー取付け用ブラケットは不要となり、車体フレームの製造コストの低減が可能となる。
【0037】
図7は本発明に係る車体フレームの斜視図であり、ヘッドパイプ12からメインフレーム43を延ばし、このメインフレーム43から通常シートレールと呼ばれる2本のリヤフレーム35、35を延ばしたことを示す。符号147は車体フレーム11に取付ける燃料タンクである。
【0038】
図8は本発明に係る自動二輪車の前部構造を示す斜視図であり、ヘッドパイプ12を、ハンドルポストカバー27で囲うとともに、平面視略U字状の別体フレーム18を、その閉じ部18aが前になるようにして前方へ延出させたことを示す。
【0039】
加えて、ハンドルポストカバー27の前面27b(実施例ではハンドルポストカバー27に取付けたポストカバー膨出部27cの前面27b)に沿って別体フレーム18から正面視逆U字状の荷受けパイプ47を、その閉じ部47bが上になるように延ばして荷受けパイプ47の前方に荷物を載せることができるようにし、この荷受けパイプ47の閉じ部47bでメータユニット61の前部を廻り囲うようにし、閉じ部47bでメータユニット61をガードさせるようにしたことを示す。
【0040】
ポストカバー膨出部27cは、ハンドルポストカバー27の一部を構成する部位である。従って、ポストカバー膨出部27cを後付けすることで一体化してハンドルポストカバー27を構成すること、又は樹脂成形の段階でポストカバー膨出部27cを含めて一体成形することによりハンドルポストカバー27を構成することの何れでもよい。
【0041】
ヘッドパイプ12をハンドルポストカバー27で囲うことにより外観性を高めることができる。別体フレーム18に荷受けパイプ47を一体化するとともに、別体フレーム18、荷受けパイプ47ともに略U字形状にして、一体化物を直線と曲線との組合せ体にしたことにより外観性を高めることができる。
【0042】
さらに、荷受けパイプ47は、別体フレーム18から上へ延ばした左右の脚部47a、47a(奥の47aは陰で見えない。)とこれらの脚部47a,47aの先端同士を結ぶ閉じ部47bとから構成し、脚部47aを下位の下位脚部47cと上位の上位脚部47dとに区分し、上位・下位脚部47c、47dの境47eで上部脚部47dを前方へ折曲げることにより、別体フレーム18と下位脚部47cと上位脚部47dとで側面視コ字形を呈するように形成したことを特徴とする。
【0043】
別体フレーム18と下位脚部47cと上位脚部47dとで側面視コ字形にしたところへ荷物を載せることができる。コ字形にしたため荷物を固定する紐やロープが掛けやすい。加えて、荷物の下方への移動は別体フレーム18で受け、荷物の浮き上がりは上部脚部47dで抑え、荷物の後方への移動は下部脚部47cで抑えることができる。
【0044】
さらに、ハンドルポストカバー27の前面27bは、下位脚部47cに沿わせた平坦面27dであり、且つ上位脚部47dにほぼ沿わせた平坦面27eにしたことを特徴とする。
ハンドルポストカバー27の前面27bを平坦面27d、27eにすれば、荷受けパイプ47と共に荷物を面で受けさせることができる。
【0045】
図9は本発明に係る自動二輪車の前部構造を示す平面図であり、別体フレーム18は先端に閉じ部18aを有する平面視略U字形を呈する部材であことを示す。このような別体フレーム18から延ばした荷受けパイプ47も先端に閉じ部47bを有する。
【0046】
そして、この閉じ部47bでメータユニット61の前部を廻り囲う。そうすれば、メータユニット61はハンドルポストカバー27の前方で且つ荷受けパイプ47の後方の限られたスペースに収めることができると共に、荷物がメータユニット61に接触する虞がなくなる。
従って、車体前部の荷物積載性の向上を図りつつ、車体前部の外観性をより良好にすることができる。
【0047】
尚、本発明に係る別体フレームは既存のメインフレーム、又はメインフレーム及びリヤフレームに後からボルトなどで取付けることできる部材であればよく、別体フレームの形状は任意である。又、別体フレームに取付ける車両部品は自由に選択することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、ヘッドパイプをハンドルポストカバーで囲うことにより外観性を高めることができる。別体フレームに荷受けパイプを一体化するとともに、別体フレーム、荷受けパイプともに略U字形状にして、一体化物を直線と曲線との組合せ体にしたことにより外観性を高めることができる。
【0049】
このような荷受けパイプでメータユニットの前部を廻り囲むことで、荷物がメータユニットに接触する虞がない。
従って、請求項1によれば、車体前部の荷物積載性の向上を図りつつ、車体前部の外観性をより高めることができる。
【0050】
請求項2では、逆U字状の荷受けパイプの閉じ部は、メータユニットの前部を廻り囲むように車体前方へ屈曲させ、荷受けパイプと別体フレームの前部とで側面視コ字状を形成したことを特徴とする。
【0051】
荷受けパイプと別体フレームの前部とで側面視コ字状にしたところへ荷物を載せることができる。コ字形にしたため荷物を固定する紐やロープが掛けやすい。加えて、荷物の下方への移動は別体フレームで受け、荷物の浮き上がり及び後方への移動は荷受けパイプで受けさせることができる。
【0052】
請求項3では、ハンドルポストカバーの前面は、荷受けパイプの下部を構成する下部脚部に沿わせた平坦面であることを特徴とする。ハンドルポストカバーの前面を平坦面にすれば、荷受けパイプと共に荷物を面で受けさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ形車両の側面図
【図2】一人乗り仕様に変更した本発明に係るスクータ形車両の側面図
【図3】本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの分解図
【図4】本発明に係る別体フレームの作用説明図
【図5】本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの側面図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】本発明に係る車体フレームの斜視図
【図8】本発明に係る自動二輪車の前部構造を示す斜視図
【図9】本発明に係る自動二輪車の前部構造を示す平面図
【図10】特許文献1の第1図の再掲図
【符号の説明】
10…自動二輪車(スクータ形車両)、11…車体フレーム、18…別体フレーム、18a…別体フレームの閉じ部、27…ハンドルポストカバー、27b…ハンドルポストカバーの前面、27c…ポストカバー膨出部、27d、27e…平坦面、47…荷受けパイプ、47a…荷受けパイプの脚部、47b…荷受けパイプの閉じ部、47c…荷受けパイプの下位脚部、47d…荷受けパイプの上位脚部、47e…上位下位脚部の境目、61…メータユニット。

Claims (3)

  1. 車体フレーム前部のヘッドパイプを、ハンドルポストカバーで囲うとともに、平面視略U字状の別体フレームの閉じ部を車体フレームから前方へ延出させ、前記ハンドルポストカバーの前面に沿って前記別体フレームから正面視逆U字状の荷受けパイプを上方へ延ばし、前記荷受けパイプの閉じ部でメータユニットの前部を廻り囲むようにしたことを特徴とする自動二輪車の前部構造。
  2. 前記逆U字状の荷受けパイプの閉じ部は、メータユニットの前部を廻り囲むように車体前方へ屈曲させ、前記荷受けパイプと前記別体フレームの前部とで側面視コ字状を形成したことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の前部構造。
  3. 前記ハンドルポストカバーの前面は、前記荷受けパイプの下部を構成する下部脚部に沿わせた平坦面であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の前部構造。
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