JPH0656273A - 容器及び容器収納ケースの取扱い装置 - Google Patents

容器及び容器収納ケースの取扱い装置

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Publication number
JPH0656273A
JPH0656273A JP3275455A JP27545591A JPH0656273A JP H0656273 A JPH0656273 A JP H0656273A JP 3275455 A JP3275455 A JP 3275455A JP 27545591 A JP27545591 A JP 27545591A JP H0656273 A JPH0656273 A JP H0656273A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
container storage
section
case
storage case
Prior art date
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Pending
Application number
JP3275455A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
敏之 鈴木
Mitsuo Saito
三男 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUYO KOGYO KK
Original Assignee
SUZUYO KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡易な構成にして容器が整列され
た状態で自動的に且つ確実に容器及び容器収納ケースが
取扱え、しかも、供給・排出される空の容器収納ケース
の保管の小スペース化をふまえた積み込みにも取り出し
にも対応できる取扱い装置を提供する。 【構成】 本発明装置は、前記容器が給排される容器搬
送部と、前記容器収納ケースが給排されるケース搬送部
と、前記容器搬送部の一端に設けられ、前記容器が任意
の配列数で整列される整列部と、整列された複数の前記
容器が吸着され一括して前記整列部より前記容器収納ケ
ース内へ、或いは前記容器収納ケース内より前記整列部
へ移し替えられる移載装置を有する移載部と、前記ケー
ス搬送部の一端に設けられ、給排される前記容器収納ケ
ースが段積みされるケース集配部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器及び容器収納ケー
スの取扱いに関し、ここで「容器」とは、例えば納豆等
が納められる入れ物のことであり、「取扱い」とは、容
器及び容器収納ケースの搬送、容器収納ケース内への容
器の積み込み、容器収納ケース内からの容器の取り出し
を意味する。
【0002】
【従来の技術】従来、納豆等が盛られる容器を容器収納
ケース内に積み込む場合には、作業者の手で一つ一つ積
み込まれるか、或いは予め板状のものを容器収納ケース
内へ斜めに差込んでおき、該板状のものの上を上記容器
が順次滑らされ機械的に積み込まれていた。
【0003】また、逆に容器収納ケース内から容器を取
り出す場合には、人の手で一つ一つ取り出されるか、特
開昭62−308495号に記載されているように、多
数の押上げ棒が上部に突設された可動板を容器収納ケー
スの下方に配設しておくと共に、容器収納ケースの底部
の各容器が載置される箇所に上記押上げ棒が挿通される
挿通孔を設けておき、上記可動板を上方に駆動し、上記
押上げ棒で容器収納ケース内に納められている複数の容
器が一括して押上げられ、容器収納ケース内から取り出
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人手による容
器収納ケース内への容器の積み込み、また、容器収納ケ
ース内からの容器の取り出し作業には、時間がかかり人
件費もかさむという不具合がある。更に、板状のものを
容器収納ケース内へ斜めに配して機械的に容器を容器収
納ケース内に積み込む方法には、容器を確実に整列させ
て容器収納ケース内に積み込むことが難しく、容器の取
り出しには別途装置が必要となるという問題がある。更
にまた、上記押上げ棒による容器の取り出し方法によれ
ば、装置が非常に複雑となり、容器の積み込みには別途
装置が必要となる。
【0005】また他方では、容器の積み込み時や取り出
し後に供給・排出される空の容器収納ケースを保管する
設備スペースの削減も望まれる。
【0006】本発明は上記実状下に、簡易な構成にして
容器が整列された状態で自動的に且つ確実に容器及び容
器収納ケースが取扱え、しかも、供給・排出される空の
容器収納ケースの保管の小スペース化をふまえた積み込
みにも取り出しにも対応できる取扱い装置を提供する目
的でなされた。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明装置は、
容器及び容器収納ケースの取扱い装置において、前記容
器が給排される容器搬送部と、前記容器収納ケースが給
排されるケース搬送部と、前記容器搬送部の一端に設け
られ、前記容器が任意の配列数で整列される整列部と、
整列された複数の前記容器が吸着され一括して前記整列
部より前記容器収納ケース内へ、或いは前記容器収納ケ
ース内より前記整列部へ移し替えられる移載装置を有す
る移載部と、前記ケース搬送部の一端に設けられ、給排
される前記容器収納ケースが段積みされるケース集配部
とからなるものである。
【0008】
【作用】本発明の取扱い装置では、容器収納ケース内に
容器を積み込むことができると共に、容器収納ケース内
から容器を取り出すこともできる。
【0009】容器収納ケース内に容器を積み込む場合に
は、まず始めに、容器が容器搬送部によって整列部へ搬
送される。整列部では、搬送されてきた容器が任意の配
列数に整列される。次に、整列部で整列された複数の容
器は、移載装置によって一括して吸着され整列部上より
取り出される。一方、ケース搬送部の一端に設けられた
ケース集配部に段積みされている空の容器収納ケースの
うちの一枚がケース搬送部に降ろされ、移載部へ搬送さ
れる。そして、該移載部において移載装置の吸着によっ
て整列部上より一括して取り出された複数の容器が、移
載装置の吸着が解除されることにより搬送されてきた容
器収納ケース内に移し替えられ、かくして容器を納めた
容器収納ケースが再びケース搬送部によって他の工程へ
と搬送されていく。
【0010】また、容器を納めた容器収納ケース内から
容器を取り出す場合には、上述した積み込みの場合とは
逆に、容器を納めた容器収納ケースがケース搬送部によ
って移載部へ搬送される。次に移載部では、容器収納ケ
ース内の複数の容器が移載装置によって一括して吸着さ
れ、容器収納ケース内から取り出される。そして、移載
装置によって容器収納ケース内から取り出された複数の
容器は、移載装置の吸着が解除されることにより整列部
上に移し替えられ、該整列部において任意の配列数毎に
容器搬送部へ引渡され他の工程へと搬送されていく。一
方、容器を取り出され空となった容器収納ケースはケー
ス搬送部によってケース集配部へ搬送され、段積み保管
される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。図においてAは空の容器収納ケース、Bは容器、A
Bは容器を納めた容器収納ケースを示す。
【0012】本発明装置は、図1及び図2に示すよう
に、容器搬送部1、ケース搬送部2、容器収納ケース搬
送部3、三つの搬送部の合流点Pに配された移載部5、
移載部5の下方に設けられた整列部4、及びケース搬送
部2の一端に設けられたケース集配部6より構成され
る。
【0013】上記ケース搬送部2は、積み込み時におい
ては、上記ケース集配部6から上記空の容器収納ケース
Aを上記合流点Pへ送り込み、積み込み終了ののち、上
記容器収納ケースABを合流点Pから排出するため、ま
た、取り出し時においては、容器収納ケースABを合流
点Pへ送り込み、取り出し終了ののち、空の容器収納ケ
ースAを合流点Pからケース集配部6へ排出するために
設けられており、正逆回転可能な2条のベルトコンベア
22,22よりなる。つまり、積み込み時にはベルトコ
ンベア22,22を正転させケース集配部6に存する空
の容器収納ケースAを合流点Pへ送り込んだり、また、
取り出し時には反転させ空の容器収納ケースAを合流点
Pよりケース集配部6へ送り込んだりして用いられる。
【0014】上記容器搬送部1は、上記容器Bを後述す
る整列部4に送り込むため、或いは整列部4から他の工
程へ送り込むために設けられており、図2に示すよう
に、上述のケース搬送部2に直交し且つケース搬送部2
より低位に設けられたベルトコンベア11よりなる。
【0015】上記容器収納ケース搬送部3は、容器収納
ケースABを合流点Pから他の工程へ、或いは他の工程
から合流点Pへ送るためのもので、正逆回転可能な駆動
ローラ31及びフリーローラ32を適宜混合配置した構
成となっており、該容器収納ケース搬送部3は、上述の
ケース搬送部2の延長上に設けられている。
【0016】なお実施例では、容器収納ケースの搬送に
ついて、ケース搬送部2と、容器収納ケース搬送部3と
に分けた構成となっているが、各機能が充足されれば一
つの構成としても差し支えない。
【0017】上記整列部4は、容器Bを予め決められた
任意の配列に整頓配置するために設けられており、ベル
トコンベアからなる整列台41,シリンダ装置42より
なる。整列台41は、図2に示すように、ケース搬送部
2の下方の合流点P直下に、ベルトコンベア11に並設
されている。シリンダ装置42は、ベルトコンベア11
上の容器Bを整列台41上へ送り込むためのものであ
り、ベルトコンベア11を挟んで整列台41に向って、
搬送されてくる容器Bと同位に設けられている。つま
り、ベルトコンベア11によって他の工程から送り込ま
れた容器Bをシリンダ装置42によって整列台41上に
整頓した状態に送り込んだり、或いは整列台41上の容
器Bをベルトコンベア11上に送り込んだりして用いら
れる。
【0018】移載部5は、上記三つの搬送部1,2,3
の合流点Pの上方に配設された移載装置51よりなり、
該移載装置51は、整列台41上の容器Bを容器収納ケ
ースA内へ、或いは容器収納ケースAB内の容器Bを整
列台41上に移し替えるためのもので、シリンダ53を
上下操作することによって吸着ヘッド52,52・・・
を上下動させる構造となっている。すなわち、整列台4
1上の容器Bを空の容器収納ケースA内に移し替えると
きは、予め合流点Pに空の容器収納ケースAが無く且つ
整列台41上に容器B,B・・・が存する状態にしてお
き、シリンダ53を作動させて吸着ヘッド52,52・
・・をケース搬送部2の2条のベルトコンベア22,2
2よりも下方の整列台41上まで降下させる。そして、
吸着ヘッド52,52・・・に整列台41上の容器B,
B・・・を吸着させた後、今度はシリンダ53を逆方向
に作動させて容器B,B・・・が吸着された吸着ヘッド
52,52・・・を2条のベルトコンベア22,22よ
りも上方に上昇させる。この状態下で空の容器収納ケー
スAを2条のベルトコンベア22,22を駆動して合流
点Pに送り込み、ここで吸着ヘッド52,52を降下さ
せ容器収納ケースA内に容器B,B・・・を置き、吸着
を解除する。
【0019】また、容器収納ケースAB内の容器Bを整
列台41上に移し替えるときは、予め整列台41上に容
器Bが無く且つ合流点Pに容器収納ケースABが存する
状態にしておき、シリンダ53を作動させて吸着ヘッド
52,52・・・を容器収納ケースAB内の容器B,B
・・・上に降下させる。そして、吸着ヘッド52,52
・・・に容器収納ケースAB内の容器B,Bを吸着させ
た後、一旦吸着ヘッド52,52・・・を容器B,B・
・・共ども上方へ引き上げる。ここで2条のベルトコン
ベア22,22を駆動して空となった容器収納ケースA
を合流点Pから排除し、容器B,B・・・が吸着された
吸着ヘッド52,52・・・を2条のベルトコンベア2
2,22よりも下方の整列台41上に降下させ容器B,
B・・・を整列台41に置いた時点で吸着を解除する。
【0020】上記ケース集配部6には、容器収納ケース
Aの保管場所としての設備スペースの削減を図るため、
容器収納ケースA,A・・・が縦方向に積み上げられる
ケース段積み装置61が配設されている。このケース段
積み装置61は、図3に示されているように、ケース搬
送部2の一方の端部を取囲むように4本の柱62を立設
し、該柱62各々に、積層された容器収納ケースA,A
・・・のうちの最下段の容器収納ケースAを適宜高さ位
置に保持固定する保持装置63を取付け、更に4本の柱
62の対角の下方に、容器収納ケースAを上下移動させ
るための送り装置64を配したものである。より具体的
には、保持装置63は、両足の長さが異なるV字状金具
63aの中央部を柱62に枢着し、柱62に一端が枢着
されたシリンダ装置63bの他端を、V字状金具63a
の短い方の端部に枢着し、V字状金具63aの長い方の
端部を容器収納ケースAの挟持部に供した構造となって
いて、4本のシリンダ装置63bを作動させ、最下段の
容器収納ケースAを挟持したり、或いは該挟持を解除す
るものである。
【0021】また、上記送り装置64は、上下方向に伸
縮作動するシリンダ装置64aの頂端に、容器収納ケー
スAを載置するための支承板64bを固定した構造とな
っており、ケース搬送部2の2条のベルトコンベア2
2,22上の容器収納ケースAを上方へ持上げたり、或
いは、上記積層されている最下段の容器収納ケースAを
ケース搬送部2の2条のベルトコンベア22,22上に
載置したりする。
【0022】
【発明の効果】以上説明したような本発明装置に依れ
ば、人手によらずに容器を取扱えるため人件費が削減さ
れるという利点があり、しかも一つの装置で容器の積み
込みも、取り出しもでき、吸着による容器の移し替え
で、容器の載置位置が正確に定まるという効果がある。
また、ケース集配部の段積み装置により空の容器収納ケ
ースの保管場所の小スペース化が図れるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施例を示す正面図
【図2】同平面図
【図3】ケース集配部の拡大図
【符号の説明】
A 空の容器収納ケース B 容器 AB 容器が納められた容器収納ケース P 合流点 1 容器搬送部 2 ケース搬送部 3 容器収納ケース搬送部 4 整列部 5 移載部 6 ケース集配部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器及び容器収納ケースの取扱い装置に
    おいて、前記容器が給排される容器搬送部1と、前記容
    器収納ケースが給排されるケース搬送部2と、前記容器
    搬送部の一端に設けられ、前記容器が任意の配列数で整
    列される整列部4と、整列された複数の前記容器が吸着
    され一括して前記整列部より前記容器収納ケース内へ、
    或いは前記容器収納ケース内より前記整列部へ移し替え
    られる移載装置51を有する移載部5と、前記ケース搬
    送部の一端に設けられ、給排される前記容器収納ケース
    が段積みされるケース集配部6とからなることを特徴と
    する容器及び容器収納ケースの取扱い装置。
JP3275455A 1991-10-23 1991-10-23 容器及び容器収納ケースの取扱い装置 Pending JPH0656273A (ja)

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JP3275455A JPH0656273A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 容器及び容器収納ケースの取扱い装置

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JPH0656273A true JPH0656273A (ja) 1994-03-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105668250A (zh) * 2016-01-25 2016-06-15 苏州琨丰机械设备有限公司 一种箱体叠放系统及叠放方法
CN105668249A (zh) * 2016-01-25 2016-06-15 苏州琨丰机械设备有限公司 用于箱体叠放的箱体夹持机构及其使用方法
JP2020152558A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社石野製作所 トレイ取扱装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5873504A (ja) * 1981-10-26 1983-05-02 東洋製罐株式会社 容器箱詰め装置
JPS60128130A (ja) * 1983-12-15 1985-07-09 Aoyama Seisakusho:Kk 物品箱詰装置

Patent Citations (2)

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