JP2003072942A - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JP2003072942A
JP2003072942A JP2001269611A JP2001269611A JP2003072942A JP 2003072942 A JP2003072942 A JP 2003072942A JP 2001269611 A JP2001269611 A JP 2001269611A JP 2001269611 A JP2001269611 A JP 2001269611A JP 2003072942 A JP2003072942 A JP 2003072942A
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JP2001269611A
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Shiro Kuwahata
司郎 桑畑
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を第1のパレットから第2のパレットへ
移載する際、荷崩れの発生を防止できる移載装置を提供
する。 【解決手段】 空の第2のパレット4上へ板部材39を
移動させて重ねる第1の移動手段40と、物品3を第1
のパレット2上から空の第2のパレット4上の板部材3
9上へ移動させる第2の移動手段41とが具備され、上
記第1の移動手段40を用いて物品3と第2のパレット
4との間に挟まれた板部材39を抜取るものである。こ
れによると、板部材39は物品3と第2のパレット4と
の間に挟まれ、物品3による荷重は板部材39を介して
第2のパレット4で受けられるため、板部材39が荷重
により撓むことはなく、板部材39の厚さを薄くするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の支持体に支
持されている物品を他方の支持体に積み換える移載装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移載装置としては、例え
ば図21に示すように、第1のパレット101上に積み
重ねられた複数の物品102を第2のパレット103に
移載するものがある。すなわち、上記第2のパレット1
03は第2のコンベヤ109によって滑り板105の下
方まで搬送されて待機している。そして、物品102を
積んだ第1のパレット101が第1のコンベヤ104に
よって滑り板105の側方まで搬送されると、押し板1
06が前進して物品102を押し、上記物品102が第
1のパレット101上から滑り板105上へ移載され
る。さらに、引き続いて上記押し板106が前進する
と、上記物品102が滑り板105上を前方へ滑動する
とともに、上記押し板106と同期してパレット押動部
材107が前進し、上記第2のパレット103が上記パ
レット押動部材107によって滑り板105の下方から
前方へ押し出され、上記物品102が滑り板105上か
ら第2のパレット103に移載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式では、
滑り板105は、その一端部が直角下方に折り曲げられ
ており、この一端部をベースフレーム108等に取付け
ているため、一端部が固定された片持ち構造となってい
る。したがって、物品102が滑り板105上に移載さ
れて滑り板105に荷重がかかった際、この荷重を滑り
板105の一端部で支持するため、上記滑り板105が
下向きに撓む恐れがあり、撓みを減らすためには滑り板
105の厚さを分厚くして強度を上げる必要がある。し
かしながら、上記滑り板105を分厚くした場合、滑り
板105の上面と第2のパレット103の上面との高低
差S(段差)が拡大し、物品102が滑り板105から
第2のパレット103へ移載される時、上記高低差S
(段差)によって物品102が大きく傾いてしまい、荷
崩れを起こすといった問題がある。
【0004】本発明は、物品を一方の支持体(パレット
等)から他方の支持体(パレット等)へ積み換える際、
荷崩れの発生を防止できる移載装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明は、一方の支持体に支持されている物品を
他方の支持体に移載する移載装置であって、空の他方の
支持体上へ可動部材を移動させて重ねる第1の移動手段
と、上記物品を一方の支持体上から上記空の他方の支持
体上の可動部材上へ移動させる第2の移動手段とが具備
され、上記物品と他方の支持体との間に挟まれる可動部
材を抜くものである。
【0006】これによると、第1の移動手段によって可
動部材を空の他方の支持体上に移動して重ね、この状態
で、第2の移動手段によって物品を一方の支持体上から
上記可動部材上へ移動する。これにより、可動部材は物
品と他方の支持体との間に挟まれ、上記物品による荷重
は可動部材を介して他方の支持体で受けられるため、上
記可動部材が上記荷重により下向きに撓むことはなく、
上記可動部材の厚さを従来よりも薄くすることができ
る。
【0007】その後、上記第1の移動手段によって可動
部材を物品と他方の支持体との間から抜くことにより、
上記物品が他方の支持体上に移載される。この際、上記
のように可動部材の厚さを従来よりも薄くすることがで
きるため、可動部材の上面と他方の支持体の上面との高
低差(段差)が縮小し、これにより、物品が可動部材か
ら他方の支持体へ移載される時の物品の傾きが従来より
も小さくなり、荷崩れを防止することができる。
【0008】また、本第2発明は、可動部材を他方の支
持体と物品との間から抜く際、他方の支持体と物品とが
上記可動部材と共に抜き方向へ移動することを阻止する
阻止手段が設けられているものである。
【0009】これによると、可動部材を他方の支持体と
物品との間から抜く際、他方の支持体と物品とは、阻止
手段によって、可動部材の抜き方向への移動を阻止され
る。これにより、可動部材を抜いた際、物品はずれるこ
となく正確に他方の支持体上に移載される。
【0010】また、本第3発明は、阻止手段は、他方の
支持体が可動部材の抜き方向へ移動するのを阻止する第
1の阻止手段と、物品が可動部材の抜き方向へ移動する
のを阻止する第2の阻止手段とで構成されているもので
ある。
【0011】これによると、可動部材を他方の支持体と
物品との間から抜く際、他方の支持体は第1の阻止手段
によって可動部材の抜き方向への移動を阻止され、物品
は第2の阻止手段によって可動部材の抜き方向への移動
を阻止される。
【0012】また、本第4発明は、空の他方の支持体の
上面が可動部材の下面に接触するように上記空の他方の
支持体の高さを可動部材に対して調整する高さ調整手段
が設けられているものである。
【0013】これによると、厚みの異なる複数種類の他
方の支持体を取り扱う場合であっても、高さ調整手段に
よって空の他方の支持体の高さを調整することで、空の
他方の支持体の上面を可動部材の下面に接触させること
ができる。
【0014】また、本第5発明は、空の他方の支持体と
可動部材とを同時に移載位置まで移動させ、上記移載位
置において、物品を一方の支持体上から空の他方の支持
体上の可動部材上へ移動させるものである。
【0015】これによると、空の他方の支持体と可動部
材とを同時に移載位置まで移動させることにより、物品
の積み換えに要する時間を短縮できる。また、本第6発
明は、空の他方の支持体を複数保管する保管部と、上記
保管部から払い出される空の他方の支持体を移載位置ま
で搬送する搬送手段とが設けられ、上記移載位置におい
て、物品を一方の支持体上から空の他方の支持体上の可
動部材上へ移動させ、第1の移動手段は、可動部材を物
品と他方の支持体との間から上記保管部へ引き込むもの
である。
【0016】これによると、可動部材は第1の移動手段
によって物品と他方の支持体との間から上記保管部へ引
き込まれるため、空の他方の支持体の保管用スペースと
他方の支持体と物品との間から抜き取られた可動部材の
退避用スペースとを兼用することができ、上記保管用ス
ペースと退避用スペースとを個別に設ける場合に比べ
て、省スペースとなる。
【0017】また、本第7発明は、一方の支持体に、物
品との摩擦を低減する第1の摩擦低減手段が設けられて
いるものである。これによると、第1の移動手段によっ
て可動部材を空の他方の支持体上に移動して重ね、この
状態で、第2の移動手段によって物品を一方の支持体上
から上記可動部材上へ移動する際、一方の支持体と物品
との間の摩擦は第1の摩擦低減手段によって低減される
ため、物品はスムーズに一方の支持体上から上記可動部
材上へ移動する。
【0018】また、本第8発明は、可動部材に、他方の
支持体との摩擦を低減する第2の摩擦低減手段が設けら
れているものである。これによると、第1の移動手段に
よって可動部材を空の他方の支持体上に移動して重ね、
この状態で、第2の移動手段によって物品を一方の支持
体上から上記可動部材上へ移動する。これにより、可動
部材は物品と他方の支持体との間に挟まれ、その後、上
記第1の移動手段によって可動部材を物品と他方の支持
体との間から抜き取ることにより、上記物品が他方の支
持体上に積み換えられる。この際、他方の支持体と可動
部材との間の摩擦は第2の摩擦低減手段によって低減さ
れるため、可動部材はスムーズに物品と他方の支持体と
の間から抜き取られる。
【0019】また、本第9発明は、第2の移動手段が物
品を一方の支持体上から空の他方の支持体上の可動部材
上へ移動させながら、次の空の他方の支持体が保管部か
ら搬送手段へ払い出され、上記可動部材が保管部内へ引
き込まれて上記次の空の他方の支持体上に位置するもの
である。
【0020】これによると、可動部材は、第1の移動手
段によって物品と他方の支持体との間から抜き取られ、
保管部内へ引き込まれて次の空の他方の支持体上に位置
するため、次の物品の積み換えの準備が迅速に行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図1〜図20に基づいて説明する。図3に示すよう
に、1は第1のパレット2(一方の支持体の一例)上に
積み重ねられた複数の物品3を第2のパレット4(他方
の支持体の一例)に移載する移載装置である。尚、上記
第1のパレット2は工場等の内部で使用される内パレッ
トであり、上記第2のパレット4は工場等の外部で使用
される外パレットである。また、各パレット2,4の前
後左右各側面には、フォークリフトのフォーク等が差し
込まれる差込孔50(図1参照)が形成されている。
【0022】図3,図4に示すように、上記移載装置1
には、第1のパレット2を第1の搬送経路6に沿って搬
送する第1の搬送手段7と、第2のパレット4を第2の
搬送経路8に沿って搬送する第2の搬送手段9と、物品
3を第1の搬送経路6から第2の搬送経路8へ移載する
移載経路10とが形成されている。
【0023】上記第1の搬送経路6の一端部には、複数
の物品3を支持した第1のパレット2を搬入する第1の
搬入部11が形成され、他端部には、空になった第1の
パレット2を搬出する第1の搬出部12が形成されてい
る。上記第1の搬送手段7は、平面視でコ字形に形成さ
れており、互いに並列に配置されたコンベヤ14,15
と、第1のパレット2を一方のコンベヤ14から他方の
コンベヤ15へ受け渡す受渡用(トラバース用)コンベ
ヤ16〜18とに分割されている。尚、上記受渡用コン
ベヤ16,17はリフト等の昇降装置(図示せず)で昇
降可能に構成されている。上記各コンベヤ14〜18は
それぞれ左右一対のチェンコンベヤによって構成されて
いる。
【0024】また、第2の搬送経路8の一端部には、上
下に積み上げられた複数の第2のパレット4を搬入する
第2の搬入部19が形成され、他端部には、第2のパレ
ット4を搬出する第2の搬出部20が形成されている。
【0025】図2,図3に示すように、上記第2の搬送
手段9は、直線状に配置された前部コンベヤ21と中間
部コンベヤ22と後部コンベヤ23と移載用コンベヤ2
4とで構成されている。尚、上記各コンベヤ21〜24
はそれぞれ左右一対のチェンコンベヤによって構成され
ている。また、上記後部コンベヤ23は前部コンベヤ2
1よりも高位置に設けられており、中間部コンベヤ22
は、リフト装置25(高さ調整手段の一例)によって、
前部コンベヤ21に接続する下限位置と後部コンベヤ2
3に接続する上限位置との間で昇降可能に構成されてい
る。さらに、上記移載用コンベヤ24は、リフト等の昇
降装置71によって昇降可能に構成されており、後部コ
ンベヤ23から搬送されてきた第2のパレット4を直交
する他の搬送装置26へ移載するものである。
【0026】上記第2の搬送経路8上でかつ上記前部コ
ンベヤ21の後部上方には、複数の空の第2のパレット
4を上下に積み重ねた状態で保持するとともに、上記第
2のパレット4を最下段のものから一枚ずつ前部コンベ
ヤ21上へ払い出すマガジン装置28(パレット供給装
置)が設置されている。図2〜図5に示すように、上記
マガジン装置28は、枠フレーム29と、枠フレーム2
9の内側に形成された保管部30と、保管部30内に保
管された第2のパレット4をクランプして保持する複数
のクランプ装置31と、平板状に形成された第2のスト
ッパ32とを備えている。尚、上記クランプ装置31は
4個設けられているが、4個以外の複数個であってもよ
い。
【0027】上記枠フレーム29は左右一対の前部縦支
柱33と後部縦支柱34とを備えており、上記第2のス
トッパ32は両後部縦支柱34間に取付けられている。
また、上記各クランプ装置31は、両前部縦支柱33と
第2のストッパ32の前面とにそれぞれ設けられてお
り、水平方向へ回動自在な係止爪35と、この係止爪3
5を回動させるモータ等のクランプ用駆動装置36とで
構成されている。図5の仮想線で示すように、上記各係
止爪35をクランプ用駆動装置36で一方に回動するこ
とによって、各係止爪35が保管部30に保管された第
2のパレット4の差込孔50に挿入されてこの第2のパ
レット4を保持し、反対に、図5の実線で示すように、
上記各係止爪35をクランプ用駆動装置36で他方に回
動することによって、各係止爪35が上記差込孔50か
ら脱抜されて、第2のパレット4の保持(クランプ)が
解除される。
【0028】図2に示すように、上記第2の搬送経路8
上でかつ上記前部コンベヤ21の後部下方には、上記保
管部30内の第2のパレット4を前部コンベヤ21に対
して昇降させるリフト装置37が設けられている。
【0029】また、上記移載装置1には、空の第2のパ
レット4上へ板部材39(可動部材の一例)を移動させ
て重ねる第1の移動手段40と、物品3を第1のパレッ
ト2から空の第2のパレット4上に重ねられた板部材3
9上へ移動させる第2の移動手段41とが設けられてい
る。尚、上記第1の移動手段40は、上記物品3と第2
のパレット4との間に挟まれた板部材39を抜き取る機
能も有している。
【0030】すなわち、図6に示すように、上記板部材
39は、平板状の本体43と、本体43の左右両側部か
ら下方へ折り曲げられた折曲片44とで構成されてい
る。上記第1の移動手段40は、図6,図7に示すよう
に、前部コンベヤ21と中間部コンベヤ22との左右両
外側方に配設された左右一対のフレーム46と、これら
両フレーム46内に設けられた前後一対のスプロケット
47,48と、これら前後一対のスプロケット47,4
8間に巻回されたチェン49と、前後いずれかのスプロ
ケット47を回転駆動させるモータ51とで構成されて
いる。上記板部材39の両折曲片44の下端は左右両チ
ェン49に連結しており、チェン49はフレーム46内
に設けられたガイドレール(図示せず)によって支持さ
れながら前後方向へ案内されている。上記モータ51に
よりチェン49を一方へ回動させることによって、板部
材39が中間部コンベヤ22上に設定された移載位置A
(図2参照)まで移動し、反対に、チェン49を他方へ
回動させることによって、板部材39がマガジン装置2
8内の保管部30に設定された退避位置B(図2参照)
まで移動する。尚、板部材39は、移載位置Aと退避位
置Bとの間を移動する際、第2のストッパ32の下方を
通過する。また、上記物品3を第1のパレット2から空
の第2のパレット4上に重ねられた板部材39上へ移動
させる行程は上記移載位置Aにおいて実行される。ま
た、上記前部コンベヤ21と中間部コンベヤ22とは、
マガジン装置28内の保管部30から払い出された空の
第2のパレット4を移載位置Aまで搬送する搬送手段に
相当する。
【0031】図18に示すように、上記中間部コンベヤ
22の前端部には、板部材39を第2のパレット4と物
品3との間から抜き取る際、第2のパレット4が板部材
39の抜取方向C(抜き方向)へ移動することを阻止す
る第1のストッパ53(第1の阻止手段の一例)が設け
られている。尚、上記第1のストッパ53はストッパ用
シリンダ装置(図示せず)等によって上下方向へ出退自
在に構成されており、上記ストッパ用シリンダ装置で第
1のストッパ53を上昇させて中間部コンベヤ22から
上方へ突出させることにより、第2のパレット4の抜取
方向Cへの移動が阻止され、反対に、上記第1のストッ
パ53を下降させて中間部コンベヤ22内に退避させる
ことにより、第2のパレット4を前部コンベヤ21から
中間部コンベヤ22へ搬送可能となる。また、上記第2
のストッパ32は、物品3が上記抜取方向Cへ移動する
ことを阻止する第2の阻止手段の一例である。
【0032】図1,図8に示すように、上記第2の移動
手段41は、物品3を第1のパレット2上から移載位置
Aの板部材39上へ押し出す押部材54と、この押部材
54を移載経路10に沿って左右方向へ移動させる移動
装置55とで構成されている。上記移動装置55は、前
後一対のフレーム56と、これら両フレーム56内に設
けられた左右一対のスプロケット57,58と、これら
左右一対のスプロケット57,58間に巻回されたチェ
ン59と、左右いずれかのスプロケット57を回転駆動
させるモータ60とで構成されている。上記押部材54
の下端は上記前後両チェン59に連結しており、チェン
59はフレーム56内に設けられたガイドレール(図示
せず)によって支持されながら左右方向へ案内されてい
る。上記モータ60によりチェン59を一方へ回動させ
ることによって、図1の仮想線で示すように、押部材5
4は物品3を移載位置Aの板部材39上へ押し出す押出
位置Dまで移動し、反対に、チェン59を他方へ回動さ
せることによって、図1の実線で示すように、押部材5
4はコンベヤ14上の第1の搬送経路6の一側外方に設
定された退避位置Eまで移動する。
【0033】尚、上記コンベヤ14と中間部コンベヤ2
2との間には、上記移載経路10に沿って物品3を移送
する複数のフリーローラ69を備えた中継ぎコンベヤ7
0が設置されている。
【0034】また、図9に示すように、上記第1のパレ
ット2の上面(載荷面)には、物品3との摩擦を低減す
る薄いシートパレット63(第1の摩擦低減手段の一
例)が取付けられている。このシートパレット63の周
縁には折返部63aが形成され、これら折返部63aが
第1のパレット2の側面に折り返されている。また、図
1,図9に示すように、上記コンベヤ14には、押部材
54によって物品3を第1のパレット2上から板部材3
9上へ押し出す際、シートパレット63を第1のパレッ
ト2に対してずれないように固定する固定装置64が設
けられている。すなわち、上記固定装置64はストッパ
部材65をシリンダ装置66で移動させる構成のもので
あり、図1の実線で示すように、上記ストッパ部材65
が一方に移動することによって、上記折返部63aが外
側から押されて第1のパレット2の一側面に押し付けら
れ、シートパレット63が第1のパレット2に固定され
る。反対に、図9に示すように、上記ストッパ部材65
が他方に移動することによって折返部63aから離間
し、固定が解除される。
【0035】また、図10に示すように、上記板部材3
9の本体43の下面には、第2のパレット4の上面(載
荷面)との摩擦を低減する複数の摩擦低減用テープ67
(第2の摩擦低減手段の一例)が貼り付けられている。
これらテープ67は、前後方向に長く形成され、所定の
左右間隔をあけて並列に配設されている。さらに、図1
1に示すように、上記第2のパレット4の上面(載荷
面)には、ゴム製等の複数の滑止め用部材68が設けら
れており、これら滑止め用部材68から外れた位置に上
記テープ67が重なるように設定されている。
【0036】以下、上記構成における作用を説明する。
第1のパレット2に支持されている物品3を第2のパレ
ット4に移載する場合、図3に示すように、第1のパレ
ット2が第1の搬入部11から第1の搬送経路6に沿っ
て第1の搬出部12まで搬送されるとともに、第2のパ
レット4が第2の搬入部19から第2の搬送経路8に沿
って第2の搬出部20まで搬送され、第1のパレット2
に積載された物品3は上記第1の搬送経路6の中途部で
移載経路10に沿って移動し、移載位置Aにおいて第1
のパレット2から第2のパレット4へ積み換えられる。
【0037】上記のような積み換え作業の詳細を以下に
説明する。 (1)すなわち、空の第2のパレット4を複数積み重ね
た状態でフォークリフト等を用いて第2の搬入部19へ
搬入する。搬入された第2のパレット4は、前部コンベ
ヤ21によって第2の搬入部19からマガジン装置28
内へ搬送され、マガジン装置28内でリフト装置37に
よって持ち上げられる。そして、図13の実線で示すよ
うに、下から2番目の第2のパレット4の差込孔50に
各係止爪35が挿入されてクランプされ、その後、図1
3の仮想線で示すように、リフト装置37が下降するこ
とにより、最下段の第2のパレット4のみがマガジン装
置28内で前部コンベヤ21上に支持され、残りの第2
のパレット4がマガジン装置28内の保管部30に保持
される。
【0038】(2)図14に示すように、第1の移動手
段40によって板部材39が退避位置Bまで移動するこ
とにより、上記前部コンベヤ21上に支持されている第
2のパレット4の上方に上記板部材39が位置する。
【0039】(3)図15に示すように、前部コンベヤ
21と中間部コンベヤ22とが駆動して、上記第2のパ
レット4が前部コンベヤ21から中間部コンベヤ22へ
搬送されて移載位置Aに達すると同時に、第1の移動手
段40によって板部材39が退避位置Bから上記移載位
置Aまで移動する。その後、図16の実線で示すよう
に、リフト装置25によって中間部コンベヤ22が下限
位置から上昇し、第2のパレット4の上面が板部材39
の本体43の下面に接するまで、第2のパレット4が持
ち上げられる。これにより、図1に示すように、移載位
置Aにおいて、板部材39が第2のパレット4上に重な
り合う。
【0040】(4)上記(1)〜(3)が実行されてい
る間、物品3を支持した第1のパレット2を、フォーク
リフト等を用いて第1の搬入部11へ搬入する。搬入さ
れた第1のパレット2は、図1の実線で示すように、コ
ンベヤ14によって搬送され、退避位置Eに退避してい
る押部材54の側方に停止する。
【0041】(5)そして、図1の仮想線で示すよう
に、移動装置55によって上記押部材54が退避位置E
から押出位置Dまで移動し、物品3が第1のパレット2
上から押出され移載経路10に沿って板部材39上まで
移動する。これにより、図17に示すように、板部材3
9は物品3と第2のパレット4との間に挟まれ、この
際、上記物品3による荷重は板部材39を介して第2の
パレット4で受けられるため、板部材39が上記荷重に
より下向きに撓むことはなく、したがって、上記板部材
39の本体43の厚さを薄くすることが可能となる。
【0042】尚、空になった第1のパレット2は、その
後、第1の搬送経路6に沿って第1の搬出部12まで搬
送され、第1の搬出部12から搬出される。 (6)上記(5)と同時に、図17に示すように、マガ
ジン装置28内の保管部30に保持されている最下段の
第2のパレット4(次の空の他方の支持体に相当)が前
部コンベヤ21上に払い出される。また、第1のストッ
パ53が上昇して中間部コンベヤ22から上方へ突出す
る。
【0043】(7)その後、図18に示すように、第1
の移動手段40によって板部材39が移載位置Aから退
避位置Bまで移動する。これにより、板部材39は、物
品3と第2のパレット4との間からスライドして抜き取
られ、マガジン装置28内の保管部30へ引き込まれる
ことによって、物品3が一斉に第2のパレット4に積み
換えられる。この際、上記のように板部材39の本体4
3の厚さを薄くすることが可能となるため、図20に示
すように、板部材39の上面と第2のパレット4の上面
との高低差S(段差)が縮小し、これにより、物品3が
板部材39から第2のパレット4上へ移載される時の物
品3の傾きが従来よりも小さくなり、荷崩れを防止する
ことができる。
【0044】上記のように板部材39が物品3と第2の
パレット4との間から抜き取られる際、図18に示すよ
うに、第2のパレット4は第1のストッパ53によって
抜取方向Cへの移動を阻止されるとともに、物品3は第
2のストッパ32によって抜取方向Cへの移動を阻止さ
れる。これにより、板部材39を抜き取った際、物品3
はずれることなく正確に第2のパレット4上へ移載され
る。
【0045】(8)マガジン装置28内の保管部30へ
引き込まれた板部材39は、退避位置Bにおいて、前部
コンベヤ21上に払い出された次の第2のパレット4の
上方に位置する。これにより、次の物品3の積み換えの
準備が迅速に行える。
【0046】(9)図19に示すように、第1のストッ
パ53が下降して中間部コンベヤ22内に退避し、さら
に、リフト装置25によって中間部コンベヤ22が上限
位置まで上昇し後部コンベヤ23に接続される。その
後、中間部コンベヤ22と後部コンベヤ23と移載用コ
ンベヤ24(図2参照)とが駆動し、上記物品3を支持
した第2のパレット4は、中間部コンベヤ22から後部
コンベヤ23を経て移載用コンベヤ24上まで搬送さ
れ、昇降装置71によって移載用コンベヤ24を下降す
ることにより、移載用コンベヤ24から他の搬送装置2
6へ移載されて倉庫等へ搬送される。
【0047】(10)上記前部コンベヤ21上に払い出
された次の第2のパレット4に対して、上記(3)〜
(9)の動作を繰り返すことによって、順次、多数の第
2のパレット4へ物品3を積み換えることができる。
【0048】尚、上記(3)において、第2のパレット
4と板部材39とが同時に退避位置Bから移載位置Aま
で移動するため、物品3の積み換えに要する時間を短縮
できる。
【0049】さらに、上記(3)において、厚みの異な
る複数種類の第2のパレット4を取り扱う場合であって
も、上記第2のパレット4の厚みに応じて、図6の仮想
線で示すように、上記リフト装置25により第2のパレ
ット4の高さを調整することで、第2のパレット4の上
面を板部材39の本体43の下面に接触(密接)させる
ことができる。したがって、厚みの異なる第2のパレッ
ト4に対しても物品3を積み換えることができる。
【0050】また、上記(5)において、押部材54に
より物品3を第1のパレット2上から押し出す際、第1
のパレット2と物品3との間の摩擦はシートパレット6
3によって低減されるため、物品3はスムーズに第1の
パレット2上から板部材39上へ移動する。尚、この
時、図1に示すように、固定装置64のストッパ部材6
5がシートパレット63の折返部63aを押え付けるた
め、シートパレット63は、第1のパレット2に固定さ
れ、物品3の移動と共に位置ずれすることはない。
【0051】尚、上記(6)において、マガジン装置2
8内の保管部30に保持されている最下段の第2のパレ
ット4を前部コンベヤ21上に払い出す場合、先ず、図
12に示すように、リフト装置37を上昇させて保管部
30の全ての第2のパレット4を支持し、この状態で各
係止爪35を最下段の第2のパレット4の差込孔50か
ら脱抜してクランプを解除し、その後、図13の実線で
示すように、第2のパレット4の1枚分の厚さだけリフ
ト装置37を下降させ、この状態で、下から2番目の第
2のパレット4の差込孔50に係止爪35を挿入して下
から2番目の第2のパレット4をクランプする。その
後、図13の仮想線で示すように、リフト装置37を前
部コンベヤ21よりも下降させることにより、最下段の
第2のパレット4が前部コンベヤ21上に払い出され、
残りの第2のパレット4は保管部30に保管される。
【0052】また、上記(7)において、板部材39が
物品3と第2のパレット4との間から抜き取られる際、
第2のパレット4と板部材39との間の摩擦は摩擦低減
用テープ67によって低減されるため、板部材39はス
ムーズに物品3と第2のパレット4との間から抜き取ら
れる。
【0053】さらに、上記(7)において、板部材39
は物品3と第2のパレット4との間からマガジン装置2
8内の保管部30へ引き込まれるため、マガジン装置2
8内の空の第2のパレット4の保管用スペースと、物品
3と第2のパレット4との間から抜き取られた板部材3
9の退避用スペースとを兼用することができる。これに
より、上記保管用スペースと退避用スペースとを個別に
設ける場合に比べて、省スペースとなる。
【0054】上記実施の形態では、図7に示すように、
板部材39をスプロケット47,48とチェン49とモ
ータ51とで移動させているが、シリンダ装置等で移動
させてもよい。
【0055】上記実施の形態では、図8に示すように、
押部材54をスプロケット57,58とチェン59とモ
ータ60とで移動させているが、シリンダ装置等で移動
させてもよい。
【0056】上記実施の形態では、高さ調整手段の一例
として、図2に示すように、リフト装置25を用いて中
間部コンベヤ22を昇降しているが、リフト装置25に
限定されるものではなく、シリンダ装置等を用いて昇降
してもよい。
【0057】上記実施の形態では、シートパレット63
と摩擦低減用テープ67を用いているが、用いなくても
よい。上記実施の形態では、第1のパレット2を工場等
の内部で使用される内パレットとし、第2のパレット4
を工場等の外部で使用される外パレットとして、これら
第1および第2のパレット2,4を用途別に区分してい
るが、これ以外に、例えば、第1のパレット2を小型
(又は大型)パレットとし、第2のパレット4を大型
(又は小型)パレットとして、これら第1および第2の
パレット2,4をサイズ別に区分してもよい。
【0058】上記実施の形態では、マガジン装置28を
設けたが、マガジン装置28を無くしてもよく、空の第
2のパレット4を保管部30に貯留することを行わず、
前部コンベヤ21によって、空の第2のパレット4をそ
の都度1枚ずつ移載位置Aへ搬送してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように本第1発明によると、可動
部材の厚さを従来よりも薄くすることができるため、可
動部材の上面と他方の支持体の上面との高低差(段差)
が縮小し、これにより、物品が可動部材から他方の支持
体へ移載される時の物品の傾きが従来よりも小さくな
り、荷崩れを防止することができる。
【0060】また、本第2および第3発明によると、可
動部材を抜いた際、物品はずれることなく正確に他方の
支持体上に移載される。また、本第4発明によると、厚
みの異なる複数種類の他方の支持体を取り扱う場合であ
っても、高さ調整手段によって空の他方の支持体の高さ
を調整することで、空の他方の支持体の上面を可動部材
の下面に接触させることができる。
【0061】また、本第5発明によると、空の他方の支
持体と可動部材とを同時に移載位置まで移動させること
により、物品の積み換えに要する時間を短縮できる。ま
た、本第6発明によると、空の他方の支持体の保管用ス
ペースと他方の支持体と物品との間から抜き取られた可
動部材の退避用スペースとを兼用することができるた
め、上記保管用スペースと退避用スペースとを個別に設
ける場合に比べて、省スペースとなる。
【0062】また、本第7発明によると、一方の支持体
と物品との間の摩擦は第1の摩擦低減手段によって低減
されるため、物品をスムーズに一方の支持体上から可動
部材上へ移動することができる。
【0063】また、本第8発明によると、他方の支持体
と可動部材との間の摩擦は第2の摩擦低減手段によって
低減されるため、可動部材をスムーズに物品と他方の支
持体との間から抜き取ることができる。
【0064】また、本第9発明によると、可動部材は、
第1の移動手段によって物品と他方の支持体との間から
抜き取られ、保管部内へ引き込まれて次の空の他方の支
持体上に位置するため、次の物品の積み換えの準備が迅
速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における移載装置を移載経
路に沿った側から見た図である。
【図2】同、移載装置を第2の搬送経路に沿った側から
見た図である。
【図3】同、移載装置の概略平面図である。
【図4】同、移載装置の概略斜視図である。
【図5】同、移載装置のマガジン装置の一部切欠き平面
図である。
【図6】図2におけるX−X矢視図である。
【図7】同、移載装置の第1の移動手段の図である。
【図8】同、移載装置の第2の移動手段の図である。
【図9】同、移載装置で取り扱われる第1のパレットの
正面図である。
【図10】同、移載装置の板部材の下面側の図である。
【図11】同、移載装置で取り扱われる第2のパレット
の平面図である。
【図12】同、移載装置のマガジン装置とリフト装置の
側面図であり、リフト装置でマガジン装置内の全第2の
パレットを支持した状態を示す。
【図13】同、移載装置のマガジン装置とリフト装置の
側面図であり、マガジン装置内の下から2番目の第2の
パレットをクランプした状態を示す。
【図14】同、移載装置を用いて物品を移載する際の動
作を示す図であり、板部材をマガジン装置内へ引き込ん
だ状態を示す。
【図15】同、移載装置を用いて物品を移載する際の動
作を示す図であり、板部材と第2のパレットとを移載位
置まで移動した状態を示す。
【図16】同、移載装置を用いて物品を移載する際の動
作を示す図であり、リフト装置によって第2のパレット
を上昇させて高さ調整を行った状態を示す。
【図17】同、移載装置を用いて物品を移載する際の動
作を示す図であり、物品を板部材上に移載した状態を示
す。
【図18】同、移載装置を用いて物品を移載する際の動
作を示す図であり、板部材を物品と第2のパレットとの
間から抜き取って、物品を第2のパレットに移載した状
態を示す。
【図19】同、移載装置を用いて物品を移載する際の動
作を示す図であり、第2のパレットを中間部コンベヤか
ら後部コンベヤへ搬送した状態を示す。
【図20】同、移載装置の板部材を物品と第2のパレッ
トとの間から抜き取る際の様子を示す側面図である。
【図21】従来の移載装置を用いて、物品の移載を行う
場合の問題点を示す図である。
【符号の説明】
1 移載装置 2 第1のパレット(一方の支持体) 3 物品 4 第2のパレット(他方の支持体) 21 前部コンベヤ(搬送手段) 22 中間部コンベヤ(搬送手段) 25 リフト装置(高さ調整手段) 30 保管部 32 第2のストッパ(第2の阻止手段) 39 板部材(可動部材) 40 第1の移動手段 41 第2の移動手段 53 第1のストッパ(第1の阻止手段) 63 シートパレット(第1の摩擦低減手段) 67 摩擦低減用テープ(第2の摩擦低減手段) A 移載位置 C 抜取方向(抜き方向)
フロントページの続き Fターム(参考) 3F017 AA03 BA13 BA18 BA19 BB07 BB08 3F022 AA05 AA07 AA08 AA15 DD03 EE02 JJ12 JJ16 JJ17 JJ20 KK15 LL06 MM03 MM66

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の支持体に支持されている物品を他
    方の支持体に移載する移載装置であって、空の他方の支
    持体上へ可動部材を移動させて重ねる第1の移動手段
    と、上記物品を一方の支持体上から上記空の他方の支持
    体上の可動部材上へ移動させる第2の移動手段とが具備
    され、上記物品と他方の支持体との間に挟まれる可動部
    材を抜くことを特徴とする移載装置。
  2. 【請求項2】 可動部材を他方の支持体と物品との間か
    ら抜く際、他方の支持体と物品とが上記可動部材と共に
    抜き方向へ移動することを阻止する阻止手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の移載装置。
  3. 【請求項3】 阻止手段は、他方の支持体が可動部材の
    抜き方向へ移動するのを阻止する第1の阻止手段と、物
    品が可動部材の抜き方向へ移動するのを阻止する第2の
    阻止手段とで構成されていることを特徴とする請求項2
    記載の移載装置。
  4. 【請求項4】 空の他方の支持体の上面が可動部材の下
    面に接触するように上記空の他方の支持体の高さを可動
    部材に対して調整する高さ調整手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の移載装置。
  5. 【請求項5】 空の他方の支持体と可動部材とを同時に
    移載位置まで移動させ、上記移載位置において、物品を
    一方の支持体上から空の他方の支持体上の可動部材上へ
    移動させることを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載の移載装置。
  6. 【請求項6】 空の他方の支持体を複数保管する保管部
    と、上記保管部から払い出される空の他方の支持体を移
    載位置まで搬送する搬送手段とが設けられ、上記移載位
    置において、物品を一方の支持体上から空の他方の支持
    体上の可動部材上へ移動させ、第1の移動手段は、可動
    部材を物品と他方の支持体との間から上記保管部へ引き
    込むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    に記載の移載装置。
  7. 【請求項7】 一方の支持体に、物品との摩擦を低減す
    る第1の摩擦低減手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれかに記載の移載装置。
  8. 【請求項8】 可動部材に、他方の支持体との摩擦を低
    減する第2の摩擦低減手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の移載装
    置。
  9. 【請求項9】 第2の移動手段が物品を一方の支持体上
    から空の他方の支持体上の可動部材上へ移動させなが
    ら、次の空の他方の支持体が保管部から搬送手段へ払い
    出され、上記可動部材が保管部内へ引き込まれて上記次
    の空の他方の支持体上に位置することを特徴とする請求
    項6記載の移載装置。
JP2001269611A 2001-09-06 2001-09-06 移載装置 Pending JP2003072942A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184316A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Amada Co Ltd 棚装置及び製品パレットへのワーク載置方法
JP2015013721A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 株式会社デンソー パレット交換装置
CN108482955A (zh) * 2018-05-17 2018-09-04 中源智人科技(深圳)股份有限公司 一种智能双层托盘车

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