JPH09263330A - 版材の積層装置 - Google Patents

版材の積層装置

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JPH09263330A
JPH09263330A JP7042696A JP7042696A JPH09263330A JP H09263330 A JPH09263330 A JP H09263330A JP 7042696 A JP7042696 A JP 7042696A JP 7042696 A JP7042696 A JP 7042696A JP H09263330 A JPH09263330 A JP H09263330A
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JP
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plate material
slippers
stacking
lifter
pair
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JP7042696A
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Inventor
Tsutomu Nakamura
中村  勉
Sadami Kohama
貞美 小浜
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚ずつ搬送されてくる版材を一対の積載ス
リッパ上に順次積層する際に、積載スリッパを自動的に
供給でき、また版材の長さや幅が変わっても自動的に対
応できる版材の積層装置を提供する。 【解決手段】 積層装置は、供給コンベア2上のパネル
1を把持し、リフターに移載して積層する版材移載機3
と、リフターに積載スリッパを供給するスリッパ供給機
とを備えている。版材移載機は把持部31を開閉する油
圧シリンダーの油圧を検出して把持部31の把持力を制
御でき、スリッパ供給機はカセット5から一対の積載ス
リッパを抜き取り所望間隔に位置決めする台車6と、台
車6から積載スリッパをリフター上に押し出すスリッパ
押出機7とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば軽量気泡
コンクリート(以下ALCという)のパネルのような複
数の版材を積み重ねてローラーコンベア等で搬送するた
めに、一枚ずつ水平に搬送されてくる版材を、一対の積
載スリッパ上に順次積層する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のALCパネル等の版材を積
層して搬送する方法の一つとして、断面コ字状の鋼材の
上に木製の角材を固着した積載スリッパを用い、一対の
積載スリッパ上に複数の版材を水平に積層した状態で、
ローラーコンベアで搬送する方法がある。
【0003】この搬送方法においては、前工程から1枚
ずつ水平に搬送されてくる版材を積層装置によりリフタ
ー上の一対の積載スリッパ上に順次積層するが、その際
に一対の積載リフターの間に1枚の版材を架け渡して積
載できるように、リフター上に予め一対の積載スリッパ
を版材の長さに応じた間隔で平行に敷設しておかなけら
ばならない。
【0004】しかし、この一対の積載スリッパを所定間
隔でリフター上に供給する作業は、従来から作業員の手
作業で行っているため工数と時間がかかり、版材積層の
効率を大幅に低下させる原因となっていた。
【0005】また、積層装置により版材の相対する小口
面を把持してリフターに移載する場合には、把持部の開
閉幅を各版材の小口面間の幅に応じてそれぞれ設定する
必要があるが、版材の幅を検出して、その都度把持部の
開度を自動的に設定するためには、その機構が極めて複
雑になり、保守管理にも手数がかかるという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
従来の事情に鑑み、一枚ずつ水平に搬送されてくる版材
を積層装置により一対の積載スリッパ上に順次積層する
場合に、積載スリッパの供給を自動化し、また版材の長
さや幅が変わっても自動的に対応できる版材の積層装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、一枚ずつ水平に搬送されてくる版材を
一対の積載スリッパ上に架け渡して順次積層する装置で
あって、版材を搬入する版材供給コンベアと、版材供給
コンベア上の版材の両側の小口面を把持し、垂直方向に
昇降可能なリフター上に移載して順次積層する版材移載
機と、前記リフター上に一対の積載スリッパを所望間隔
で供給するスリッパ供給機とを備えたことを特徴とする
版材の積層装置を提供するものである。
【0008】また、版材の幅が変わっても自動的に把持
できるように、上記版材移載機は版材の小口面を把持す
る把持部を備え、該把持部を開閉する油圧シリンダーの
油圧を検出して、把持部の把持力を制御する機構を備え
ることが好ましい。
【0009】更に、上記のスリッパ供給機は、具体的に
は、一対の積載スリッパが互いに平行し積層して収納さ
れているカセットと、カセット内の最下段の一対の積載
スリッパを抜き取って前記リフターの横まで搬送し、所
望間隔に位置決めする台車と、この一対の積載スリッパ
をリフター上に押し出すスリッパ押出機とから構成され
る。
【0010】このスリッパ供給機の台車は、その好まし
い態様として、昇降可能なテーブル上に回転方向に直列
に並んだ複数の円盤状ローラーからなる互いに平行な2
列の台車ローラーコンベアを備え、2列の台車ローラー
コンベアの間隔を版材の長さに応じて変更できるもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の版材の積層装置において
は、リフター上に一対の積載スリッパを所望間隔で供給
するスリッパ供給機を設けてある。このスリッパ供給機
では、台車によって、カセット内に積み上げられて収納
されている積載スリッパのうち最下段の一対の積載スリ
ッパを抜き取り、この一対の積載スリッパを前記積層機
まで搬送し、所望間隔に位置決めする。その上で台車か
ら一対の積載スリッパをリフター上に押し出すようにし
たので、積載スリッパの供給が自動的に行われ、作業員
が不要となると同時に、版材の積層作業を極めて能率的
に実施できる。
【0012】また、版材を把持してリフター上の一対の
積載スリッパに載置する版材移載機については、その把
持部を開閉する油圧シリンダーの油圧を検出して把持力
を自動的に制御するようにしたので、版材の幅が変わっ
ても把持部の開度を一々設定する必要がなくなり、自動
的に対応することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。図1〜図3は本発明装置の正面図、平面図及び側
面図であり、図4は積載スリッパを収納するカセットと
台車の側面図、及び図5はスリッパ押出機の側面図であ
る。
【0014】この版材の積層装置は、一枚ずつ水平に搬
送されてくるパネル(版材)を一対の積載スリッパ上に
順次積層する装置であって、図1及び図2に示すよう
に、パネル1を搬入する供給コンベア2と、この供給コ
ンベア2上のパネル1の両側の長手方向小口面を把持し
て、リフター4上に移載して積層する版材移載機3とを
備えている。
【0015】また、この版材移載機3に一対の積載スリ
ッパを所望間隔で供給するため、積載スリッパのカセッ
ト5と、カセット5から一対の積載スリッパを取り出し
て搬送する台車6と、台車6から一対の積載スリッパを
リフター4上に押し出すスリッパ押出機7とから構成さ
れるスリッパ供給機を備えている。
【0016】尚、積載スリッパは断面コ字状の鋼材で、
凹部を下にして2個を長手方向に平行させて配置し、平
面側にパネルを載置する。その場合、パネルの損傷を防
ぐため平面上に木製の角材を固着してある。
【0017】パネル1を搬入する供給コンベア2は、前
工程からパネル1を搬送してくる水平なベルトコンベア
21と、このベルトコンベア21に直列に配設されたロ
ーラーコンベア22とからなり、それぞれモーター21
aと22aで駆動されるようになっている。ローラーコ
ンベア22の途中のパネル1を移載すべき位置には、通
常のローラーの間に、回転自在の複数の円盤状ローラー
を回転方向に直列に並べたパネル1のリフトストッパー
23が、4カ所互いに並列して昇降可能に設けてある。
【0018】版材移載機3は、図1及び図3に示すよう
に、そのクラブ32に一対の板状の把持部31が開閉可
能に設けてあり、クラブ32は機台33にシリンダー3
3aにより昇降可能に懸吊されている。また、機台33
は門型の架台34に懸架され、機台33に取着されたピ
ニオン34aが架台34の水平部分の下面に取着された
ラック34bに噛み合って、供給コンベア2を横切って
両側のリフター4上に移動可能になっている。一対の把
持部31は双方のラックがピニオンを介して係合し、ク
ラブ32に取り付けた油圧シリンダー32aを伸縮する
ことにより、双方の把持部31が同時に平行に開閉する
ようになっている。
【0019】そして、把持部31がパネル1の両側の小
口面を把持すると油圧シリンダー32aの油圧が上昇す
るので、常時この油圧を測定し、所定値に達したら油圧
バルブを閉じることにより、その油圧を維持して過大な
把持力の発生を防止すると共に、把持するパネル1の幅
が変わっても一対の把持部31の開度を特に設定するこ
となく、油圧を検出して所定値を維持するだけあらゆる
大きさのパネル1を把持することができる。
【0020】図2及び図3に示すように供給コンベア2
の両側に相対して設けたリフター4は、同じ構造なので
片方についてのみ説明する。リフター4はシリンダー
(図示せず)によって垂直方向に昇降可能になってお
り、上限まで上昇したとき、リフターローラー42が前
記供給コンベア2のローラコンベア22とほぼ同じ高さ
になるように設定されている。また、リフター4の水平
なテーブル41の上面には、供給コンベア2と直角方向
に2対(4個)のリフターローラー42が配設されてい
る。このリフターローラー42は複数の円盤状ローラー
が回転方向に直列に並列された構造であり、後述するよ
うに積載スリッパの凹部がこの複数の円盤状ローラーを
跨いだ状態で載置されて、リフターローラー42上を移
動するようになっている。
【0021】このリフターローラー42の前後には、夫
々ストッパー43a、43bが配設されており、外側の
ストッパー43aはシリンダー(図示せず)によってリ
フターローラー42と直角方向にスライドして開閉する
ようになっている。また、内側のストッパー43bは中
間部が軸支されて外側だけに回動自在になっており、積
載スリッパがリフター4に移動する際には支障とならな
いが、後退しないようになっている。更に、リフター4
のリフターローラー42の外側には、搬出ローラーコン
ベア8が配設されている。
【0022】次に、スリッパ供給機について、図4及び
図5を参照して説明する。スリッパ供給機は、一対の積
載スリッパ51を重ねて収納するカセット5と、このカ
セット5に収納されている最下段の一対の積載スリッパ
51を抜き取り、抜き取った一対の積載スリッパ51を
前記版材移載機3の下方まで搬送する台車6と、この台
車6から積載スリッパ51をリフター4上に押し出すス
リッパ押出機7とからなっている。尚、積載スリッパ5
1は、前記したように断面コ字状の鋼材51aの平面上
に木製の角材51bが固着したものである。
【0023】カセット5は、内側に複数の積載スリッパ
51を積み重ねて収納できる四角形の枠状のフレームか
らなっている。積載スリッパ51は、カセット5内の相
対する位置に一対が平行して、凹部を下に向けて水平に
積み上げて収納されている。カセット5に積載スリッパ
51を収納するには、別の装置を使用しても良いし、別
の場所で収納して設置しても良い。カセット5の下端部
には、相対する位置に水平方向に出入りするストッパー
52が取り付けられている。また、このカセット5は通
常2組が設けられており、図2に示すように、供給コン
ベア2の前方に直交してスライド可能に配設され、交互
に使用できるようになっている。
【0024】台車6は、供給コンベア2のローラーコン
ベア22に沿ってその直下に敷設されたレール61aの
上を、モーター61bを駆動して走行可能に配設される
と共に、この台車6には水平なテーブル62がシリンダ
ー62aによって2段階に昇降可能に取着されている。
また、テーブル62の上面には、前述のリフター4のリ
フターローラー42と同様の複数の円盤状ローラーから
なる台車ローラー63が、レール61aと直角方向に一
対係着されている。そして、一対の台車ローラー63の
間隔はシリンダー64の伸縮によって調整可能になてお
り、前記リフターローラー42の内のいずれか一対に接
続可能になっている。
【0025】また、スリッパ押出機7は、図5に示すよ
うに、前述の供給コンベア2の内のローラーコンベア2
2の架台24の下方に懸吊されている。この架台24に
シリンダー71が一方の端部を取着され、ローラーコン
ベア22と直角方向に伸縮可能に配設されている。この
シリンダー71の下方にプッシャー72が係着され、プ
ッシャー72の台車6側には先端が二股状の固定爪72
aが取着されており、反対側にはプッシャー72の軸方
向前方にのみ回動可能な可動爪72bがそれぞれ相対す
る位置に取着されている。
【0026】プッシャー72が台車6側からリフター4
側に駆動されることにより、固定爪72aで台車6の台
車ローラー63に乗せられている積載スリッパ51の後
端部を押して、乗り継ぎローラー65を介してリフター
4のリフターローラー42上に供給すると同時に、前方
の可動爪72bでリフター4のリフターローラー42上
の積載スリッパの後端部を押して、その上に積層された
パネル群を搬出ローラーコンベア8上に移動させるよう
になっている。尚、図5には図示していないが、図5の
場合の反対側に作動する別のスリッパ押出機が、反対側
のリフターに積載パネル51を押し出すために設置され
ている。
【0027】次に、上記した本発明装置の動作について
説明する。まず、パネル1を搬入する前に、リフター4
の一対のリフターローラー42上には既に一対の積載ス
リッパ51がその凹部をリフターローラー42に載せる
ようにして供給されており、その高さは搬入コンベア2
とほぼ同水準になっている。スリッパ押出機7のプッシ
ャー72は台車6側に引き込まれており、版材移載機3
のクラブ32は引き上げられ、その把持部31は開放さ
れて待機している。この状態で、供給コンベア2のベル
トコンベア21とローラーコンベア22を始動して前工
程からパネル1を搬入する。
【0028】パネル1の長手方向の中心部が版材移載機
3の中心部にほぼ一致した地点でローラーコンベア22
を停止し、下方からリフトストッパー23を上昇させて
パネル1をローラーコンベア22より若干上方に持ち上
げる。それから版材移載機3のシリンダー33aを始動
してクラブ32を降下させ、油圧シリンダー32aによ
り把持部31を閉じてパネル1の両側の小口面を把持す
る。
【0029】このとき、把持部31がパネル1を把持す
ると同時に、油圧シリンダー32aの油圧が上昇するの
で、常時測定している油圧が所定値に達したら油圧バル
ブを閉じて一定値を維持する。このように油圧を調整す
ることにより、把持部31の開度を一々調節しなくて
も、大きさの異なるパネル1を常に一定の力で把持する
ことができ、パネル1を損傷させる恐れもない。
【0030】その後、シリンダー33aを逆作動させて
クラブ32を上昇させると共に、機台33に取着された
ピニオン34aを作動させ、架台34のラック34bに
沿って版材移載機3をリフター4の上方に移動させる。
それからシリンダー33aを作動させ、クラブ32をリ
フター4のリフターローラー42に載せた一対の積載ス
リッパ51上に降下させて、油圧シリンダー32aを逆
作動させて把持部31を開いてパネル1を一対の積載ス
リッパ51上に載置する。その後、版材移載機3を初期
位置に戻し、リフター4はパネル1の厚さだけ降下させ
る。この動作を繰り返すことにより、一対の積載スリッ
パ51の上に複数のパネル1を順次積層することができ
る。
【0031】一方、上記のごとく版材積載機3がパネル
1を積層している間に、スリッパ供給機が次の積載スリ
ッパ51を準備する。まず台車6を積載スリッパ51を
収納したカセット5の下方に移動し、シリンダー62a
を上限ま作動させて台車ローラー63を上昇させると、
カセット5内の積載スリッパ51が台車ローラー63で
やや押し上げられる。この状態でストッパー52を解除
した後、シリンダー62aを1段下げると、台車ローラ
ー63に凹部を挿着するようにして積載スリッパ51が
カセット5から取り出され、同時にカセット5内で1個
の積載スリッパ51の厚さだけ降下する。それからスト
ッパー52を作動させると、最下段まで降下した積載ス
リッパ51が固定される。
【0032】次に、シリンダー62aを下限まで下げて
から、台車6をレール61aに沿って版材移載機3の下
方まで移動させる。このとき、必要に応じてシリンダー
64を作動させて、一対の台車ローラー63の間隔をリ
フター4の一対のリフターローラー42の間隔に合わせ
る。そして、前記のごとく版材移載機3が所望枚数のパ
ネル1をリフター4上の一対の積載スリッパ51に積層
した後、版材移載機3を停止し、スリッパ押出機7で積
層されたパネル群を搬出ローラーコンベア8上に移動さ
せると同時に、台車6から一対の積載スリッパ51をリ
フターローラー42上に供給する。
【0033】即ち、押出機7で台車ローラー63及びリ
フターローラー42上の積載スリッパ51を移動させる
には、まずリフターローラー42の先端のストッパー4
3aを解除し、シリンダー71を作動させることによ
り、プッシャー72の前方の可動爪72bでリフターロ
ーラー42上の一対の積載スリッパ51の後端部を押し
て、積載スリッパ51と共に積層された複数のパネル1
を搬出ローラーコンベア8上に移動させる。同時に、プ
ッシャー72の後方の固定爪72aが台車ローラー63
上の一対の積載スリッパ51の後端部を押し、乗り継ぎ
ローラー65を介して空いたリフター4に移動させ、リ
フターローラー42上にセットする。
【0034】このとき、リフターローラ42の後方のス
トッパー43bは前方に回動するので、台車6から移動
してくる後続の積載スリッパ51の支障とならず、且つ
リフター4上の積載スリッパ51の後端部が通過した時
点でストッパー43aが閉じるので、後続の積載スリッ
パ51が当接して位置決めされる。その後シリンダー7
1を逆作動させてプッシャー72を元の位置に戻すが、
このときプッシャー72の可動爪72bはリフターロー
ラー42上に供給された後続の積載スリッパ51に当接
して回動し、積載スリッパ51は後方のストッパー43
bに当たるため後退しない。
【0035】以上の動作を繰り返すことにより、供給コ
ンベア2により1枚ずつ水平に搬送されてくるパネル1
を、一対の積載スリッパ51上に所望枚数だけ遂次積層
し、そのまま搬出ローラーコンベア8に送り出すことが
できる。これらの操作は、作業員が個別に制御盤で制御
することもできるが、コンピューターに予め入力されて
いるデーター並びに必要なセンサーからの情報に基づ
き、自動制御することも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、版材の積層装置にスリ
ッパ供給機を設け、カセットに収納されている積載スリ
ッパの最下段の一対を抜き取り、所定間隔に位置決めし
てリフター上に押し出すようにしたので、積載スリッパ
の供給作業員が不要となり、作業能率も飛躍的に向上す
る。
【0037】また、版材を把持してリフター上の積載ス
リッパに移載する際、把持部を開閉する油圧シリンダー
の油圧を常時検出し、版材の把持により油圧が所定値に
達したらその油圧を維持して把持力を制御するようにし
たので、版材の幅が変わっても把持部の開度を予め設定
する必要がなく、自動的に対応できるので手数が掛から
ず、しかも過大な把持力で版材を破損する危険もない。
【0038】その結果、供給コンベアで1枚ずつ水平に
搬送されてくる版材を、一対の積載スリッパ上に順次積
層した上で、搬出ローラーコンベアに搬出して次工程に
送る作業の全てを機械化し、自動制御できるようになる
ので、省力化と能率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の版材積層装置の正面図である。
【図2】本発明の版材積層装置の平面図である。
【図3】本発明の版材積層装置の側面図である。
【図4】スリッパ供給機の正面図である。
【図5】スリッパ押出機の側面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 供給コンベア 21 ベルトコンベア 22 ローラーコンベア 23 リフトストッパー 3 版材移載機 31 把持部 32 クラブ 33 機台 34 架台 4 リフター 42 リフターローラー 43a、43b ストッパー 5 カセット 51 積載スリッパ 51a 鋼材 51b 角材 52 ストッパー 6 台車 61a レール 61b モーター 62 テーブル 63 台車ローラー 64 シリンダー 7 スリッパ押出機 71 シリンダー 72 プッシャー 72a 可動爪 72b 固定爪 8 搬出コンベア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚ずつ水平に搬送されてくる版材を一
    対の積載スリッパ上に架け渡して順次積層する装置であ
    って、版材を搬入する版材供給コンベアと、版材供給コ
    ンベア上の版材の両側の小口面を把持し、垂直方向に昇
    降可能なリフター上に移載して順次積層する版材移載機
    と、前記リフター上に一対の積載スリッパを所望間隔で
    供給するスリッパ供給機とを備えたことを特徴とする版
    材の積層装置。
  2. 【請求項2】 前記版材移載機は、版材の小口面を把持
    する把持部を備え、該把持部を開閉する油圧シリンダー
    の油圧を検出して、把持部の把持力を制御することを特
    徴とする、請求項1に記載の版材の積層装置。
  3. 【請求項3】 前記スリッパ供給機は、一対の積載スリ
    ッパが互いに平行し積層して収納されているカセット
    と、カセット内の最下段の一対の積載スリッパを抜き取
    って前記リフターの横まで搬送し、所望間隔に位置決め
    する台車と、この一対の積載スリッパをリフター上に押
    し出すスリッパ押出機とからなることを特徴とする、請
    求項1に記載の版材の積層装置。
  4. 【請求項4】 前記台車は、昇降可能なテーブル上に回
    転方向に直列に並んだ複数の円盤状ローラーからなる互
    いに平行な2列の台車ローラーコンベアを備え、2列の
    台車ローラーコンベアの間隔が変更可能であることを特
    徴とする、請求項3に記載の版材の積層装置。
JP7042696A 1996-03-26 1996-03-26 版材の積層装置 Pending JPH09263330A (ja)

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