JP2957787B2 - ワークの移載方法 - Google Patents

ワークの移載方法

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JP2957787B2
JP2957787B2 JP34310791A JP34310791A JP2957787B2 JP 2957787 B2 JP2957787 B2 JP 2957787B2 JP 34310791 A JP34310791 A JP 34310791A JP 34310791 A JP34310791 A JP 34310791A JP 2957787 B2 JP2957787 B2 JP 2957787B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状のワークの移載方
法に関し、特に、缶蓋等のワークを、パレット上に積重
ねられ、複数枚の板状のワークを整列して載置可能なト
レー(以下「空トレー」という)に投入し、或いは、複
数枚の板状のワークを整列して載置したトレー(以下
「実トレー」という)から払出すワークの移載方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、パレット上に積み重ねられた空ト
レーに、ワークを投入し、又は実トレーからワークを払
出すワークの移載装置が知られている。
【0003】例えば、米国特許明細書 4,568,231号に見
られるこの種の移載装置は、図8に示すように、空トレ
ーdが複数枚積み重ねられた状態の第1のパレットe1
を搬入する搬入コンベア52と、該搬入コンベア52に
よって搬入された空トレーdを一枚づつ移送するトレー
移送コンベア53と、該トレー移送コンベア53に沿っ
て移送される空トレーdにワークwを投入し、又は実ト
レーd´からワークwを払出すワーク移載装置54と、
ワークwの移載が終了し、トレー移送コンベア53によ
って移送された実トレーd´を第2のパレットe2 上に
積み重ねて搬出する搬出コンベア55とを備えている。
更に、搬入コンベア52の下流側と搬出コンベア55の
上流側との間には、第1のパレットe1 のみを移送する
パレット移送コンベア56が設けられている。また、図
示されていないが、搬入コンベア52の下流側に停止さ
れた各空トレーdのうち最上部の空トレーdを把持して
前記トレー移送コンベア53上に移載する第1移載装置
と、同様に、前記トレー移送コンベア53によって移送
された実トレーd´を搬出コンベア55の上流側に停止
された第2のパレットe2 上に移載して積み重ねる第2
移載装置とを備えている。
【0004】前記のワーク移載装置54は、伸縮自在且
つ揺動自在のフレーム57と、その先端に設けられてワ
ークwを把持する把持装置58とによって構成されてお
り、フレーム57の両側に延設されたガイドシュート5
9に沿って供給されるワークwを把持して空トレーd上
に移載する。
【0005】以上のように構成された移載装置の作動
は、先ず、第1のパレットe1 に積み重ねられた空トレ
ーdをパレットe1 と共に搬入コンベア52によって搬
入する。次いで、搬入されたパレットe1 の最上部の空
トレーdを第1移載装置によって図中矢印で示すように
トレー移送コンベア53に移載する。続いて、トレー移
送コンベア53がその空トレーdをワークwの移載位置
に移送し、その空トレーdにワーク移載装置54によっ
てワークwを移載する。そして、更にトレー移送コンベ
ア53によりその終端部に実トレーd´を移送した後、
その実トレーd´を第2移載装置によって図中矢印で示
すように搬出コンベア55の上流側に停止された第2の
パレットe2 上に移載する。以上の作業を繰り返して、
第1のパレットe1 に積み重ねられていた空トレーdの
全てにワークwを移載した実トレーd´を第2のパレッ
トe2 に積み重ねて移載したとき、搬出コンベア55に
よって実トレーd´を第2のパレットe2 と共に搬出す
る。そして、第1のパレットe1 が、パレット移送コン
ベア56によって搬入コンベア52の下流側から搬出コ
ンベア55の上流側に移送され、搬入コンベア52によ
って他のパレットeに積み重ねられった空トレーdが搬
入される。
【0006】しかし、前記搬入コンベア52からトレー
移送コンベア53への空トレーdの移載、及び、トレー
移送コンベア53から搬出コンベア55への実トレーd
´の移載を、夫々第1移載装置と第2移載装置とによっ
て行っているので、トレーが移載される際に時間がかか
り、トレーへのワークの移載に影響を及ぼして作業効率
が低下する不都合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の不都合を解消し
て、本発明は、複数段に積み重ねられた空トレーへのワ
ークの投入、又は、複数段に積み重ねられた実トレーか
らのワークの払出しを効率良く行うことができるワーク
の移載方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、第1のパレット上に、所定枚数の板状
のワークを整列して載置可能な空トレーを積み重ねた状
態で該第1のパレットをパレット搬入手段により搬入す
るパレット搬入工程と、該パレット搬入工程により搬入
された第1のパレットを空トレーと共に昇降させる第1
パレット昇降手段により上昇させるパレット上昇工程
と、該パレット上昇工程により上昇された各空トレーの
うち最上部の空トレーをトレー移送手段により所定位置
に移送するトレー移送工程と、該トレー移送工程により
所定位置に移送された空トレーにワーク移載手段により
ワークの投入移載を行うワーク移載工程と、該ワーク移
載工程によりワークが投入された実トレーを、その下方
位置で昇降自在に支持された第2のパレット上に載置
し、該第2のパレットを昇降させる第2パレット昇降手
段により該パレットを下降させるパレット下降工程と、
前記パレット上昇工程から前記パレット下降工程までを
繰り返して第1のパレット上の空トレーにワークを投入
し、所定枚数の実トレーを順次第2のパレット上に移載
した後、前記パレット下降工程により下降し且つ複数の
実トレーが積み重ねられた第2のパレットをパレット搬
出手段により搬出するパレット搬出工程と、該パレット
搬出工程と同時に、前記第1パレット昇降手段により第
1のパレットを下降し、該第1のパレットを前記第2パ
レット昇降手段上に移送するパレット移送工程とを備
え、前記パレット搬入工程に先立って、予め空トレーを
前記トレー移送手段に支持させておき、前記所定枚数の
実トレーが第2のパレットと共に下降された後に、前記
パレット搬出工程及びパレット移送工程と同時に前記ト
レー移送工程及びワーク移載工程を行うことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、第1のパレット上に、所
定枚数の板状のワークを整列して載置した実トレーを積
み重ねた状態で該第1のパレットをパレット搬入手段に
より搬入するパレット搬入工程と、該パレット搬入工程
により搬入された第1のパレットを実トレーと共に昇降
させる第1パレット昇降手段により上昇させるパレット
上昇工程と、該パレット上昇工程により上昇された各実
トレーのうち最上部の実トレーをトレー移送手段により
所定位置に移送するトレー移送工程と、該トレー移送工
程により所定位置に移送された実トレーから、ワーク移
載手段によりワークの払出し移載を行うワーク移載工程
と、該ワーク移載工程によりワークが払出された空トレ
ーを、その下方位置で昇降自在に支持された第2のパレ
ット上に載置し、該第2のパレットを昇降させる第2パ
レット昇降手段により該パレットを下降させるパレット
下降工程と、前記パレット上昇工程から前記パレット下
降工程までを繰り返して第1のパレット上の実トレーか
らワークを払出し、所定枚数の空トレーを順次第2のパ
レット上に移載した後、前記パレット下降工程により下
降し且つ複数の空トレーが積み重ねられた第2のパレッ
トをパレット搬出手段により搬出するパレット搬出工程
と、該パレット搬出工程と同時に、前記第1パレット昇
降手段により第1のパレットを下降し、該第1のパレッ
トを前記第2パレット昇降手段上に移送するパレット移
送工程とを備え、前記パレット搬入工程に先立って、予
め実トレーを前記トレー移送手段に支持させておき、前
記所定枚数の空トレーが第2のパレットと共に下降され
た後に、前記パレット搬出工程及びパレット移送工程と
同時に前記トレー移送工程及びワーク移載工程を行うこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の移載方法によって空トレーにワークの
投入を行う場合には、先ず、パレット搬入手段によって
第1のパレットと共に複数の空トレーを搬入する。ここ
で、予めトレー移送手段に支持された空トレーを所定位
置に移送し、所定位置ではワーク移載工程によって、空
トレーへのワークの投入を行う。このようなワーク移載
工程を行っている間に前記第1のパレットを搬入した
後、第1パレット昇降手段によって空トレーを第1のパ
レットに積み重ねられた状態で上昇させる。上昇した第
1のパレットに積み重ねられた空トレーのうち最上部の
空トレーをトレー移送手段によって所定位置に移送す
る。
【0011】ここで、第1パレット昇降手段により、第
1のパレットを空トレーの一枚分が上昇する。
【0012】そして、前記トレー移送手段によって所定
位置に移送された空トレーに対してワークの投入を行
う。ワーク移載工程による作業が終了した後、実トレー
は、その直下位置で第2パレット昇降手段に保持された
第2のパレット上に載置される。
【0013】ここで、第2パレット昇降手段により、第
2のパレットを実トレーの一枚分を下降する。
【0014】以上の作業を繰り返して、第1のパレット
に積み重ねられていた空トレーを実トレーとし、該実ト
レーを順次第2のパレットに移載して積み重ねる。
【0015】そして、第1のパレットに積み重ねられて
いた空トレーのうち最下部の空トレーを除いて実トレー
として第2のパレットに移載されたとき、第2パレット
昇降手段により、積み重ねられた実トレーと共に第2の
パレットを下降してパレット搬出手段によって搬出す
る。
【0016】その後、第1のパレット上に残された空ト
レーを前記トレー移送手段に支持し、次いでトレーが載
置されていない第1のパレットを第1パレット昇降手段
により下降し、パレット移送工程によって第2パレット
昇降手段の下部に移送する。このとき、トレー移送手段
に支持された空トレーを所定位置に移送し、所定位置で
はワーク移載工程によって、空トレーへのワークの投入
を行う。これにより、ワーク移載工程を行いつつパレッ
ト移送工程を行うことを可能とする。
【0017】また、本発明の移載方法によって実トレー
からワークの払出しを行う場合には、前記と同様にし
て、パレット搬入手段によって所定枚数の実トレーを搬
入し、第1のパレットに積み重ねられていた実トレーの
うち最下部の実トレーを除く他の実トレーからワークを
払出した後、所定枚数の空トレーをパレット搬出手段に
よって搬出する。このとき、第1のパレット上に残され
た実トレーが前記トレー移送手段に支持されており、ワ
ーク移載工程を行いつつパレット移送工程を行うことを
可能とする。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0019】本実施例のワークの移載装置は、ワークで
ある缶蓋を整列して載置可能な空トレーをパレット上に
所定枚数積み重ねて搬入し、空トレーを移載しつつ空ト
レーに缶蓋を投入して実トレーとし、そのトレーを再び
他のパレットに所定枚数積み重ねて搬出するためのもの
である。
【0020】図中、1は空トレーaが積み重ねられた第
1のパレットb1 を搬入するパレット搬入手段、2は搬
入された第1のパレットb1 を空トレーaと共に昇降す
る第1パレット昇降手段、3は第1パレット昇降手段2
により上昇された空トレーaのうち最上部の空トレーa
を缶蓋Wの移載位置に向かって水平方向に移送するトレ
ー移送手段、4はトレー移送手段3によって缶蓋Wの移
載位置に移送された空トレーaに缶蓋Wを投入する缶蓋
移載手段、5は缶蓋Wの移載位置の直下で第2のパレッ
トb2 を上昇させて、缶蓋Wの移載が終了した実トレー
a´を第2のパレットb2 上に載置する第2パレット昇
降手段、6は第2のパレットb2 上に積み重ねられた実
トレーa´を第2のパレットb2 と共に搬出するパレッ
ト搬出手段、7は第1パレット昇降手段2の下部から第
2パレット昇降手段5の下部にパレットb1 のみを移送
するパレット移送手段である。
【0021】前記の各部を詳細に説明する。
【0022】図1及び図2に示すように、パレット搬入
手段1は、図示しない駆動装置によってパレットbの搬
送方向に駆動されるローラコンベア8と、その終端に搬
送されたパレットbの先端側面を係脱自在に係止して停
止させるパレット停止装置9とを備えている。該パレッ
ト停止装置9はパレットbの先端側面に当接する当接部
材10と、該当接部材10を出没させるシリンダ11と
によって構成されている。該パレット停止装置9は、パ
レットbが搬入された後に後続のパレットbをパレット
搬入手段1のローラコンベア8上で停止させる。
【0023】第1パレット昇降手段2は、パレット搬入
手段1のローラコンベア8から連続する位置に設けられ
たローラコンベア12と、該ローラコンベア12を支持
する昇降自在の支持部材13と、該支持部材13を昇降
させるパレット昇降装置14とを備えている。ローラコ
ンベア12の終端には、パレットbの左右側面に当接す
る当接板15と、パレットbの先端側面に当接するパレ
ット係止装置16とが設けられている。該パレット係止
装置16は、前記のパレット搬入手段1のパレット停止
装置9と同様に構成されており、パレットbの先端側面
に当接する当接部材17と、その当接部材17を出没さ
せるシリンダ18とによって構成されている。該パレッ
ト係止装置16は、搬入されたパレットbを第1パレッ
ト昇降手段2上で係止する。パレット昇降装置14は、
螺杆19と、ギアボックス20を介して螺杆19を回転
させるモータ21とによって構成され、螺杆19の回転
によって案内ロッド22に沿って支持部材13が昇降さ
れる。
【0024】第2パレット昇降手段5は、第1パレット
昇降手段2と同様の構成とされており、第1パレット昇
降手段2のローラコンベア12に連続する位置に設けら
れたローラコンベア23と、該ローラコンベア23を支
持する昇降自在の支持部材24と、該支持部材24を昇
降させるパレット昇降装置25とを備えている。ローラ
コンベア23の終端には、パレットbの先端側面に当接
する出没自在の当接部材26と、この当接部材26を出
没させるシリンダ27とによって構成されるパレット係
止装置28が設けられている。また、パレット昇降装置
25のモータ29によってギアボックス30を介して螺
杆31を回転駆動することによって、ローラコンベア2
3を支持する支持部材24が案内ロッド32に沿って昇
降される。
【0025】トレー移送手段3は、図1及び図2に示す
ように、第1パレット昇降手段2の頂部と、第2パレッ
ト昇降手段5の頂部とを水平に連結して設けられてお
り、空トレーaの移送方向に延びる一対の案内レール3
3,34と、両案内レール33,34に沿って往復摺動
する摺動部材35,36と、両摺動部材35,36に設
けられて空トレーaを両側から係止する出没自在の係止
部材37とによって構成されている。
【0026】摺動部材35,36は、図3に示すよう
に、互いに対向して図示しない駆動装置によって第1パ
レット昇降手段2の頂部と第2パレット昇降手段5の頂
部との間を往復移動する。係止部材37は連結部材37
aに一体に連結されており、連結部材37aは、摺動部
材35,36に固定されたシリンダ38のピストンロッ
ド39の収縮によって係止部材37を空トレーaの両側
部に向かって突出させる。そして、空トレーaの両側部
に形成された係止穴cに係止ピン40を挿入することに
よって、空トレーaを摺動部材35,36と一体に連結
する。
【0027】缶蓋移載手段4は、図2に示すガイドシュ
ート41に沿って移送された缶蓋Wを所定枚数ごとに把
持する把持装置42を備えている。図1、図2及び図4
(a)に示すように、把持装置42は、空トレーaの缶
蓋Wの配列方向に延設された一対の案内レール43に沿
って移動する移動部材44と、該移動部材44に昇降自
在に支持された昇降部材45とからなる移動手段46に
支持されている。
【0028】移動部材44は、両案内レール43の間に
延設された螺杆47の回転によって移動される。螺杆4
7は図示しない駆動装置によって回転される。また、昇
降部材45の昇降は、移動部材44に設けられた一対の
案内レール51に沿って図示しない駆動装置によって行
われる。
【0029】また、把持装置42は、一対の把持部材4
8を開閉することによって缶蓋Wを把持し、詳しくは、
図4(b)に示すように、シリンダ49のピストンロッ
ド50の伸縮によって、揺動自在に支持された両把持部
材48が開閉される。
【0030】パレット搬出手段6は、図1及び図2に示
すように、パレット搬入手段1と同様に構成されてお
り、図示しない駆動装置によってパレットbの搬送方向
に駆動されるローラコンベア52を、第2パレット昇降
手段5のローラコンベア23の下降位置において連続す
る位置に備えている。
【0031】また、パレット移送手段7は、第1パレッ
ト昇降手段2のローラコンベア12と第2パレット昇降
手段5のローラコンベア23とが共に下降位置で連続す
る状態となったときに形成される。
【0032】次に、以上のように構成した本実施装置に
よる缶蓋Wの移載工程を、模式的に示す図5及び図6に
従って説明する。
【0033】図5(a)に示すように、初期状態では、
トレー移送手段3上に一つの空トレーa1 を設けてお
く。また、第2パレット昇降手段5のローラコンベア2
3上には、第2のパレットb2 を設けておく。
【0034】そして先ず、パレット搬入手段1によって
缶蓋Wが搭載されていない空トレーaが積み重ねられた
第1のパレットb1 を搬入する。同時に、トレー移送手
段3上の空トレーa1 を缶蓋移載手段4に向かって移送
し、第2のパレットb2 をパレット昇降装置25によっ
て上昇させる。
【0035】次いで、図5(b)に示すように、空トレ
ーa1 に缶蓋移載手段4によって缶蓋Wを投入する。即
ち、図2に示すガイドシュート41に沿って移送された
缶蓋Wを把持装置42が把持し、空トレーa1 に整列し
て載置する作業が繰替えされることによって、空トレー
1 に缶蓋Wが搭載される。
【0036】続いて、図6(a)に示すように、第1パ
レット昇降手段2のパレット昇降装置14によって、第
1のパレットb1 が複数の空トレーaを積み重ねられた
状態で上昇される。そして、上昇した第1のパレットb
1 に積み重ねられた空トレーaのうち最上部の空トレー
aがトレー移送手段3に受け渡される。このとき、図2
及び図3に示す係止部材37が空トレーaを係止し、摺
動部材35,36が案内レール33,34に沿って缶蓋
Wの移載位置に移動し、それに伴って空トレーaが缶蓋
Wの移載位置に移送される。このように、第1パレット
昇降手段2による第1のパレットb1 の上昇によって、
トレー移送手段3に空トレーaを投入する。
【0037】そして、前記した空トレーa1 への缶蓋W
の移載と同様にして空トレーaへの缶蓋Wの投入が完了
した後、その実トレーa´を第2のパレットb2 が受け
止めて載置する。このとき、実トレーa´が載置された
第2のパレットb2 は、第2パレット昇降手段5のパレ
ット昇降装置25によって、実トレーa´一枚分の寸法
だけ下降して待機する。このように、空トレーaへの缶
蓋Wの投入時に、実トレーa´の直下位置に既に第2の
パレットb2 を待機させることがきるので、迅速な空ト
レーaへの缶蓋Wの移載を実現することができる。
【0038】以上の作業を繰り返して、第1のパレット
1 に積み重ねられた空トレーaを、順次缶蓋Wの投入
をして実トレーa´として第2のパレットb2 に積み重
ね移載する。
【0039】そして、第1のパレットb1 上の最下部の
空トレーa2 を除く全ての空トレーaに缶蓋Wを投入し
て実トレーa´にして第2のパレットb2 に積み重ねら
れる。その後、図6(b)に示すように、第1のパレッ
トb1 から空トレーa2 をトレー移送手段3に受け渡
す。次いで、第1パレット昇降手段2のパレット昇降装
置14によって、第1のパレットb1 が下降される。
【0040】続いて、図7(a)に示すように、第2の
パレットb2 は、第2パレット昇降手段5からパレット
搬出手段6のローラコンベア52によって搬出される。
同時に、第1のパレットb1 が、前記パレット移送手段
7として連続して位置されたローラコンベア12,23
によって第1パレット昇降手段2から第2パレット昇降
手段5まで移送され、且つ第1パレット昇降手段2上に
は、パレット搬入手段1によって缶蓋Wが搭載されてい
ない空トレーaが積み重ねられた他の後続のパレットb
3 が搬入される。
【0041】そしてこのような、各パレットb1
2 、b3 の移動時には、図7(a)及び(b)に示す
ように、トレー移送手段3及び缶蓋移載手段4によって
前記空トレーa2 の移送及び缶蓋Wの投入が行われ、各
パレットb1 、b2 、b3 の移動に影響を受けることな
く缶蓋Wの投入を続けることができるので、極めて効率
のよい缶蓋Wの移載を行うことができる。
【0042】その後、以上のような作業を繰り返して、
第1パレット昇降手段2上の他のパレットb3 の空トレ
ーaへの缶蓋Wの投入及び、パレットb1 への実トレー
a´の移載が行われる。
【0043】なお、前記の実施例においては、予めトレ
ー移送手段3上に一つの空トレーa 1 を設けておき、缶
蓋Wが載置されていない空トレーaを第1のパレットb
1 上に積み重ねて搬入し、該空トレーaに缶蓋Wを投入
し、缶蓋Wが載置された実トレーa´を第2のパレット
2 に積み重ねて搬出するが、予めトレー移送手段3上
に缶蓋Wが載置された状態の一つの実トレーa1 ´を設
けておくと共に、実トレーa´を積み重ねた第1のパレ
ットb1 を搬入し、該実トレーa´から缶蓋Wを払出
し、缶蓋Wが払出された空トレーaを第2のパレットb
2 に積み重ねて搬出してもよい。
【0044】この場合には、前記の実施例における缶蓋
移載手段4によって、実トレーa´上の缶蓋Wの払出し
作業を行えばよい。即ち、トレー移送手段3により缶蓋
Wの移載位置に移送された実トレーa´上の缶蓋Wを、
把持装置42によって把持し、前記ガイドシュート41
上に移載すればよい。
【0045】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、第1パレット昇降手段によって空トレーを積
載したパレットを上昇させて、その最上部の空トレーを
トレー移送手段によって移送し、第2パレット昇降手段
によって実トレーが積載可能のパレットを上昇させて、
ワーク移載手段によってワークが移載された実トレーを
受け取ってパレット上に積み重ねるので、複数段に積み
重ねられた空トレーへのワークの投入、又は、複数段に
積み重ねられた実トレーからのワークの払出しを迅速に
行うことができる。
【0046】更に、予め空トレー或いは実トレーを前記
トレー移送手段に支持させておくことにより、パレット
の搬入、移送、搬出の各工程を行っていても、それらの
工程に影響をうけることなくトレーに対するワークの移
載を続けることができるので、複数段に積み重ねられた
空トレーへのワークの投入、又は、複数段に積み重ねら
れた実トレーからのワークの払出しを極めて効率良く行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の説明的側面図。
【図2】図1のII−II線断面説明図。
【図3】トレー移送手段の説明図。
【図4】缶蓋移載手段の説明図。
【図5】本実施例の工程を示す説明図。
【図6】図5に続く本実施例の工程を示す説明図。
【図7】図6に続く本実施例の工程を示す説明図。
【図8】従来のワークの移載装置を示す説明図。
【符号の説明】
1…パレット搬入手段、2…第1パレット昇降手段、3
…トレー移送手段、5…第2パレット昇降手段、6…パ
レット搬出手段、a,a1 ,a2 …空トレー、a´,a
1 ´…実トレー、b1 ,b2 ,b3 …パレット、w…缶
蓋(ワーク)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−192024(JP,A) 特開 昭63−106214(JP,A) 特開 昭60−56733(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 57/00 - 57/32 B65G 59/00 - 59/12 B65G 60/00,61/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のパレット上に、所定枚数の板状のワ
    ークを整列して載置可能な空トレーを積み重ねた状態で
    該第1のパレットをパレット搬入手段により搬入するパ
    レット搬入工程と、該パレット搬入工程により搬入され
    た第1のパレットを空トレーと共に昇降させる第1パレ
    ット昇降手段により上昇させるパレット上昇工程と、該
    パレット上昇工程により上昇された各空トレーのうち最
    上部の空トレーをトレー移送手段により所定位置に移送
    するトレー移送工程と、該トレー移送工程により所定位
    置に移送された空トレーにワーク移載手段によりワーク
    の投入移載を行うワーク移載工程と、該ワーク移載工程
    によりワークが投入された実トレーを、その下方位置で
    昇降自在に支持された第2のパレット上に載置し、該第
    2のパレットを昇降させる第2パレット昇降手段により
    該パレットを下降させるパレット下降工程と、前記パレ
    ット上昇工程から前記パレット下降工程までを繰り返し
    て第1のパレット上の空トレーにワークを投入し、所定
    枚数の実トレーを順次第2のパレット上に移載した後、
    前記パレット下降工程により下降し且つ複数の実トレー
    が積み重ねられた第2のパレットをパレット搬出手段に
    より搬出するパレット搬出工程と、該パレット搬出工程
    と同時に、前記第1パレット昇降手段により第1のパレ
    ットを下降し、該第1のパレットを前記第2パレット昇
    降手段上に移送するパレット移送工程とを備え、前記パ
    レット搬入工程に先立って、予め空トレーを前記トレー
    移送手段に支持させておき、前記所定枚数の実トレーが
    第2のパレットと共に下降された後に、前記パレット搬
    出工程及びパレット移送工程と同時に前記トレー移送工
    程及びワーク移載工程を行うことを特徴とするワークの
    移載方法。
  2. 【請求項2】第1のパレット上に、所定枚数の板状のワ
    ークを整列して載置した実トレーを積み重ねた状態で該
    第1のパレットをパレット搬入手段により搬入するパレ
    ット搬入工程と、該パレット搬入工程により搬入された
    第1のパレットを実トレーと共に昇降させる第1パレッ
    ト昇降手段により上昇させるパレット上昇工程と、該パ
    レット上昇工程により上昇された各実トレーのうち最上
    部の実トレーをトレー移送手段により所定位置に移送す
    るトレー移送工程と、該トレー移送工程により所定位置
    に移送された実トレーから、ワーク移載手段によりワー
    クの払出し移載を行うワーク移載工程と、該ワーク移載
    工程によりワークが払出された空トレーを、その下方位
    置で昇降自在に支持された第2のパレット上に載置し、
    該第2のパレットを昇降させる第2パレット昇降手段に
    より該パレットを下降させるパレット下降工程と、前記
    パレット上昇工程から前記パレット下降工程までを繰り
    返して第1のパレット上の実トレーからワークを払出
    し、所定枚数の空トレーを順次第2のパレット上に移載
    した後、前記パレット下降工程により下降し且つ複数の
    空トレーが積み重ねられた第2のパレットをパレット搬
    出手段により搬出するパレット搬出工程と、該パレット
    搬出工程と同時に、前記第1パレット昇降手段により第
    1のパレットを下降し、該第1のパレットを前記第2パ
    レット昇降手段上に移送するパレット移送工程とを備
    え、前記パレット搬入工程に先立って、予め実トレーを
    前記トレー移送手段に支持させておき、前記所定枚数の
    空トレーが第2のパレットと共に下降された後に、前記
    パレット搬出工程及びパレット移送工程と同時に前記ト
    レー移送工程及びワーク移載工程を行うことを特徴とす
    るワークの移載方法。
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