JPH085953Y2 - 板材のパイラー兼デパイラー - Google Patents

板材のパイラー兼デパイラー

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Publication number
JPH085953Y2
JPH085953Y2 JP4113491U JP4113491U JPH085953Y2 JP H085953 Y2 JPH085953 Y2 JP H085953Y2 JP 4113491 U JP4113491 U JP 4113491U JP 4113491 U JP4113491 U JP 4113491U JP H085953 Y2 JPH085953 Y2 JP H085953Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate material
plate
depiler
conveyor
piler
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4113491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0564139U (ja
Inventor
宮田邦弘
中島博文
福井義晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
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Publication of JPH0564139U publication Critical patent/JPH0564139U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、1枚又は、複数枚にて
搬送されてくる板材をパレットにより仕分けしてパイリ
ングし、かつ仕分け状態で搬出する装置(パイラー兼デ
パイラー)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパイラーを図3の全体図と図4の
部分図にて示す。開閉搬送ローラ13は、チェーン16
を介し、ギャードモータ4を駆動することにより、板材
8を搬入テーブル11aから、パイラー内に搬送し、開
閉シリンダ14を駆動することによって開閉軸15を介
して、開閉搬送ローラ13を開き、板材8dを落下させ
下部に設置された積載台車17上に段詰みパイリングを
行っていた。パイリングされた板材8を次工程へ搬送す
るためには、板材8を1枚づつ仕分け搬出を行う必要が
あり、従来のパイラーでは、いずれも落下段詰み式とな
っており、パイラー内からの板材8の1枚づつの仕分け
および搬出は、マグネット付きクレーン18もしくは、
バキューム付きクレーン等により行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、パイラー内から
の板材の1枚づつの仕分けおよび搬出の際に、マグネッ
ト式では、板材が磁性体でなければならず、そして薄手
鋼材の場合には、1枚づつ仕分けするのは、人手による
仕分け(はがし)が必要である。一方バキュウム式で
は、板材の表面状態(凹凸・加工穴付)、板材の撓みに
より、確実に吸引が行えず、板材の落下の危険性があっ
た。またいずれも自動での仕分け搬出及び他の加工機械
や連続ラインと組合せを行うことが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】昇降可能な格子状の昇降
フレーム1上に、該昇降フレーム1と同形の格子状で、
板材が通過可能な隙間を持つ複数のパレット9を設ける
と共に、格子状の空洞部に搬送コンベア7を少なくとも
1つ配置したことを特徴とする板材パイラー兼デパイラ
ーに準ずる。
【0005】
【作用】本考案は、複数に分割された搬送装置を有し、
該搬送装置に干渉せず、また板材の撓みを防止するよう
に幅・長さ方向にて板材を支持出来るように格子状に整
形し、板材が通過可能な隙間を設けた形状を数段持つパ
レットを昇降フレームによって支持を行い、搬送される
板材はパレットの隙間を通過させ搬送装置によりパイラ
ー内へ搬送後昇降フレームを1ピッチ上昇し、板材を該
パレット上へ移載を行うことによって板材の撓みを防止
し、板材の1枚づつ又は複数枚のパイリングを行うこと
が出来る。またこの逆動作により板材を安全・確実に1
枚づつ仕分け搬出することができる。
【0006】
【考案の実施例】以下、本考案の実施例を図1、図2に
もとずいて説明する。
【0007】図1は、本考案の全体図であり、本考案の
パイラー兼デパイラーは、昇降フレーム1を昇降用のス
クリュウジャッキ2a・2b・2c・2dにおいて支持
され、スクリュウジャッキ2a・2b・2c・2dは、
ギャードモーター4を駆動することによって、分配機3
a・3b及び分配軸5a・5b・5c・5dを介して、
昇降可能なようになっている。スクリュウジャッキ2a
・2b・2c・2d、ギャードモーター4および分配機
3a・3bは、コモンベース6上に設置され、コモンベ
ース6には、昇降フレーム1の昇降ガイド10a・10
b・10c・10dが設置され、スムーズな昇降が可能
となっている。昇降フレーム1は、格子状に構成され、
分割された搬送ローラー架台6a・6b・6c・6dの
間を昇降可能なようになっている。搬送コンベア架台6
a・6b・6c・6d上へは、搬送コンベア7が設置さ
れ、昇降フレーム1上へは、板材が搬送方向に通過可能
な隙間を設けた格子状パレット9a・9b・9c・9d
が積載されている。板材8a・8b・8cは、本装置の
外側に設置された搬入テーブル11aより送りこまれ、
板材8a・8bはパレット9a・9b上へ積載され、板
材8cは、搬送コンベア7上に1枚づつパイリングされ
ている状態を表している。
【0008】図2は、本考案の作動説明図であり、図2
(a)は、板材8a・8b・8cは、本装置の外側に設
置された搬入テーブル11aより送りこまれ、板材8a
・8bはパレット9a・9b上へ積載され、板材8c
は、搬送コンベア7上に1枚づつパイリングされている
状態を表している。パレット9c上面は、搬送コンベア
7の上端より僅かに下降した位置で停止した状態となっ
ている。
【0009】図2(b)は、図2(a)の状態より、昇
降フレーム1をパレット高さH1のみ上昇させることに
より、搬送コンベア7上の板材8cは、パレット9c上
に移載され、パレット9d上面は、搬送コンベア7の上
端より僅かに下降した位置で停止した状態となり、搬送
されてくる板材8dを本装置の外側に設置された搬入テ
ーブル11aと搬送コンベア7を回転させることによっ
て本装置内へ搬送される。
【0010】図2(c)は、板材8dが、供給完了後、
搬送コンベア7上に積載され、図2(a)と同様な状態
となる。図2(a)〜図2(c)の動作を繰り返すこと
より、板材を1枚づつ本装置内のパレット上へパイリン
グすることが可能となる。また、本動作の逆の動作を繰
り返すことにより、板材8a・8b・8c・8dを本装
置の外側に設置された搬出テーブル11bへ板材を1枚
づつ仕分け搬出することが可能となる。
【0011】本装置における板材の材質は、特に限定せ
ず、搬送されてくる板材の枚数は、複数枚でも良く、板
材の搬送コンベアは、ローラー・チェーン・ベルト等で
良く、昇降装置は、スクリュウジャッキ・シリンダ・ラ
ックピニオン等で良く、又昇降フレーム・パレットの格
子の数は、板材の寸法により決定し、特に限定はない。
【0012】
【考案の効果】本考案によって、自動で1枚づつ又は、
複数枚づつの仕分け搬出を板材の撓みなく、安全・確実
に行うことが可能となり、かつ板材の自動パイリング・
仕分け供給装置化が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるパイラー兼デパイラーの全体
図。
【図2】本考案における供給・払出し装置の作動説明
図。
【図3】従来のパイラー全体図。
【図4】従来のパイラー部分図。
【符号の説明】
1…昇降フレーム2a・2b・2c・2d…スクリュウ
ジャッキ 3a,3b…分配機 4…ギャードモー
ター 5a・5b・5c・5d…分配軸 6a・6b・6c・6d…搬送コンベア架台 7…搬送コンベア 8a・8b・8c・8d…板材 9a・9b・9c・9d…パレット 10a・10b・10c・10d…昇降ガイド 11a…搬入テーブル 11b…搬出テー
ブル 12…コモンベース 13…開閉搬送ロ
ーラ 14…開閉シリンダ 15…開閉軸 16…チェーン 17…積載台車 18…マグネット付きクレーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中島博文 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)考案者 福井義晃 石川県能美郡北町字土室あ24 株式会社福 井鉄工所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能な格子状の昇降フレーム1上
    に、該昇降フレーム1と同形の格子状で、板材が通過可
    能な隙間を持つ複数のパレット9を設けると共に、格子
    状の空洞部に搬送コンベア7を少なくとも1つ配置した
    ことを特徴とする板材パイラー兼デパイラー。
JP4113491U 1991-06-03 1991-06-03 板材のパイラー兼デパイラー Expired - Lifetime JPH085953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113491U JPH085953Y2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 板材のパイラー兼デパイラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113491U JPH085953Y2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 板材のパイラー兼デパイラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0564139U JPH0564139U (ja) 1993-08-24
JPH085953Y2 true JPH085953Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=12599971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4113491U Expired - Lifetime JPH085953Y2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 板材のパイラー兼デパイラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH085953Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078120A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 武内プレス工業株式会社 インパクト成形用金属スラグ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078120A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 武内プレス工業株式会社 インパクト成形用金属スラグ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0564139U (ja) 1993-08-24

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