JPH06227663A - 物品積込装置 - Google Patents

物品積込装置

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JPH06227663A
JPH06227663A JP1494793A JP1494793A JPH06227663A JP H06227663 A JPH06227663 A JP H06227663A JP 1494793 A JP1494793 A JP 1494793A JP 1494793 A JP1494793 A JP 1494793A JP H06227663 A JPH06227663 A JP H06227663A
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Mitsuhiko Yamamoto
実彦 山本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】物品の積み込みを連続かつ自動的に行なうこと
ができる物品積込装置を提供する。 【構成】移送路dの始端側より物品bを受け入れて他方
向への送り出し向きを変更する換向手段1に、この換向
手段1から送り込まれた物品bをその上面に待機させる
固定の載置手段2を連接し、該固定載置手段2の上部に
この上部における物品bの横および縦方向の載置位置を
変更する横および縦操作手段3,4を設けて、前記固定
載置手段2の下側へ送材方向に対して可動載置手段5を
進退自在に取り付けけると共に、該可動載置手段5上へ
物品bを落とし込む押送部材6を設け、更に、前記固定
載置手段2の前縁近傍に物品パレットcのリフター7を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の製造工場等にお
いて用いる物品積込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ダンボール製造工場にお
いて製作されたダンボール製品は、結束機により10枚1
束に結束され、更に、これを搬送用パレットに複数束ず
つ複数段に積み込んで次工程へ移送していたもので、こ
の作業には図10に示すような装置が用いられていた。
【0003】このものは、結束機71より束ねられたダン
ボール束72を移送コンベア73上において所定量載置して
待機させ、そのコンベア73の終端部においてエアシリン
ダ74等により受取台75上へ1束ずつ送り込む。
【0004】そして、この受取台75上のダンボール束72
を、該受取台75に対応させた産業用ロボット76により、
その近傍に設置したパレット77へ所定配列によって一定
量が積み込まれる。
【0005】前記した装置は、高価なロボットを使用し
ているため、システムの全体価格が高騰して製品のコス
トダウンが計れず、ロボットの移動範囲の十分な設置ス
ペースも必要となって、装置の大型化に伴って工場スペ
ースが圧迫される。
【0006】パレットの入れ替え時は、ダンボール束の
積み込みが一時停止されるので、加工処理機であるダン
ボール製造機の連続稼動が達成されず生産効率の向上が
望めない。等の様々な問題点を有するものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、移送路の始端側
より物品を受け入れて他方向への送り出し向きを変更す
る換向手段に、この換向手段から送り込まれた物品をそ
の上面に待機させる固定の載置手段を連接し、該固定載
置手段の上部に、この固定載置手段上における物品の横
および縦方向の載置位置を変更する横および縦操作手段
を設けて、前記固定載置手段の下側へ送材方向に対して
可動載置手段を進退自在に取り付けけると共に、該可動
載置手段上へ物品を落とし込む押送部材を設け、更に、
前記固定載置手段の前縁近傍に物品パレットのリフター
を設けることにより、物品の積み込みを連続かつ自動的
に行なうことができる物品積込装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、一方向から他方向へ物品が移送
される移送路において、この移送路の始端側より物品を
受け入れて他方向への送り出し向きを変更する換向手段
と、該換向手段に連接してこの換向手段から送り込まれ
た物品をその上面に待機させる固定の載置手段と、該固
定載置手段の上部に設けて、この固定載置手段上におけ
る物品の横方向および縦方向の載置位置を変更する横お
よび縦操作手段と、前記固定載置手段の下側へ送材方向
に対して進退自在に取り付けた可動の載置手段と、該可
動載置手段へ起伏自在に取り付けて、前記固定載置手段
上の物品を可動載置手段の移動に伴って固定載置手段の
前縁から前記可動載置手段上へ落とし込む押送部材と、
前記固定載置手段の前縁近傍に設けた物品のパレットの
リフターと、を備えさせた物品積込装置の構成にある。
【0009】また、前記したリフターは、移送路に対し
て直交するように敷設した軌条と、該軌条へ移動自在に
係合した台車と、この台車へ個別に昇降するように取り
付けた前後一対の送出手段と、を備えさせた物品積込装
置の構成にある。
【0010】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0011】移送路へ物品を供給すると、換向手段によ
り所定向きに物品方向が変換され連接された次の固定載
置手段へ送り込まれる。
【0012】この固定載置手段上においては前記物品を
横へ複数列に並べるもので、横操作手段が前記送り込ま
れた物品を押送して該固定載置手段の横方向に対して希
望位置へ移動させる。
【0013】そして、次に換向手段より送られた物品を
前記横操作手段により前記物品に並べ設けるもので、希
望数量までこの操作を繰り返し、設定した複数列になる
と、縦操作手段により前記複数列となった物品を固定載
置手段の前方へ送り出し、再び前記した横列の送り込み
を行なうと、物品の一段がブロック状となる。
【0014】次に、ブロック状の物品の後側に可動載置
手段に取り付けた押送部材を係合させ該可動載置手段を
前進させると、固定載置手段上の物品群は押送部材によ
り全体が押し出されつつ、固定載置手段の前縁より可動
載置手段上へ落下しその全部が移し変えられる。
【0015】そして、押送部材を解除して可動載置手段
を後退させるとブロック状の物品の後側が前記固定載置
手段の前縁に当たるので、可動載置手段の前側よりパレ
ット上へ落下し該物品の積み込みが行なわれる。
【0016】以下同様の動作を繰り返してリフターを一
段ずつ降下させると、希望高さの物品がパレットに積ま
れる。
【0017】そして、一列のパレットが満載されると、
前記リフターの台車が軌条に沿って一パレット分移送路
に対して横移動し空のパレットを該移送路へ対応させる
と、物品の積み込みが継続的に行なわれる。
【0018】
【実施例】次に本発明に関する物品積込装置の一実施例
を図面に基づいて説明する。
【0019】図1〜図3においてAは物品積込装置で、
例えば、ダンボール製造工場において製作され、結束機
8により所定枚を1束に結束したダンボール製品等の物
品bを、搬送用パレットcへ複数束ずつ、例えば、図8
に示すような各パターンにより複数段に積み込んで次工
程へ移送するもので、換向手段1と、固定載置手段2
と、横操作手段3と、縦操作手段4と、可動載置手段5
と、押送部材6と、物品bのパレットcのリフター7と
により基本的に構成される。
【0020】結束機8では、例えば、10枚を1束に結束
してその1束ずつをベルトコンベア等の移送部材9によ
り換向手段1へ送り込む。
【0021】この換向手段1は、所定高さに形成した機
台10の前側に設けるもので、該機台10には、一方向から
他方向へ物品bが移送される直線状の移送路dが形成さ
れていて、この移送路dの始端側より物品bを受け入れ
て他方向への送り出し、該物品bの向きを変更するもの
であって、モータ11により180 °の範囲内を正逆に回転
される水平の円板12を取り付けてある。
【0022】前記した固定載置手段2は、前記機台10へ
前記移送路d上においてこれと平行するように設けてあ
って、慣用のローラコンベアを用いて前記換向手段1の
円板12の上面と該ローラ上とが一致するように略水平に
取り付けられている。
【0023】前記した縦操作手段4は、前記固定載置手
段2の上部におけるその始側において機台10に設けて、
この固定載置手段2上における物品bの縦方向の載置位
置を変更するもので、基部すなわち固定載置手段2の始
側を枢着して上下方向に揺動自在に取り付けた取付板13
に、移送路dの下流側へ繰り出されるエアシリンダ等の
進退部材14を設けて、このロッド15の先端に物品bの後
側に当接する押送片16を取り付けてあり、前記取付板13
の自由端側には、エアシリンダ等の操作手段17を連係さ
せて、固定載置手段2の前方への物品送り出しの際に該
物品bに干渉しないようにしてある。
【0024】前記した横操作手段3は、前記固定載置手
段2の上部における前記横操作手段4に近接させ機台10
に設けて、この固定載置手段2の上部における物品bの
横方向の載置位置を変更するもので、移送手段dの前後
において機台10へエアシリンダ等の押出部材18, 19を対
向的に取り付けて、そのロッド20, 21に押送片22, 23を
連結してあり、この押出部材18, 19を選択的に操作する
ことにより、図4に示すように、物品bをx,y,zの
各位置へ任意に移動させる。
【0025】前記した可動載置手段5は、前記固定載置
手段2の下側へ移送路dにおける送材方向に対して、モ
ータや流体シリンダ等の慣用の駆動手段hにより進退自
在に取り付けてあるもので、機台10上に付設した水平ガ
イド24, 24へ移動台車25の車輪26を係合させてあって、
上部にローラ式のコンベア5aを取り付けてあり、この移
動台車25が後退したとき、前記固定載置手段2の下側内
に納まり、前進したとき、固定載置手段2の前側より突
出してパレットc上へその前部を繰り出す。
【0026】前記した押送部材6は、前記可動載置手段
5へ起伏自在に取り付けて、これが起立状態、すなわ
ち、移送路dを閉塞したとき、前記固定載置手段2上の
物品bを可動載置手段5の移動に伴って連れ移動し、固
定載置手段2の前縁から前記可動載置手段5上へ落とし
込むもので、固定載置手段2の略全幅に対応する長さに
形成した板体26の上縁基部に回動軸27を取り付けて、該
回動軸27をブラケット28により機台10へ取り付けてあっ
て、図示してないエアシリンダ等の回動部材により適宜
操作されるようにしてある。
【0027】前記した物品bのパレットcのリフター7
は、前記固定載置手段2の前縁、すなわち、移送路dの
終端部近傍に設けて、物品b群を一段ずつ積み込むもの
で、図1および図3に示すように、移送路dに対して直
交するように敷設した軌条29, 29と、該軌条29, 29へ移
動自在に係合した側面形状L形の台車30と、この台車30
へ個別に昇降するように取り付けた前後一対の送出手段
31, 32とよりなりなるものであって、前記台車30は図示
してない流体シリンダやモータ等の駆動手段により走行
される。
【0028】そして、この一対の送出手段31, 32は、可
動開始時は上昇していて載置したパレットcの上面を可
動載置手段5の上面と略一致させてあり、前記L形台車
30の縦枠部に内設したチェーンとサーボ等の駆動モータ
(螺軸とモータ等他の適宜手段も採用し得る。)との組
み合わせによる昇降部材33, 34によって任意量、例え
ば、物品bであるダンボール束厚分ずつ下降するように
してあるもので、この送出手段31, 32の上部にはモータ
内蔵のローラを所定間隔に並設したコンベア35,36を取
り付けて、移送路dと直交する方向へダンボール群を移
送できるようにしてある。
【0029】図1および図5において37は、所定段とな
るダンボール群の間に挟み設けて、積み上げられたダン
ボール群の安定載置を行なう合紙eの供給手段で、積層
状態で載置した合紙eの待機部材38と、合紙eの繰り出
し部材39および保持部材40とからなり、このうち、待機
部材38は、機台10に取り付けたパンタグラフ状の昇降部
材41を用いて、この上部に所定枚数の合紙eをストック
させておき、図示してないシリンダやモータ等の操作部
材により、合紙eの繰り出しに応じて一枚分ずつ上昇さ
せる。
【0030】また、繰り出し部材39は、積層された前記
合紙eの上部繰出位置へ、移送路方向へ移動可能の進退
部材42を有する操作部材43により昇降される吸着パット
44を配設してあり、また、この吸着パット44の前側には
上下一対の送りローラ45, 45を設けてあって、給紙にあ
っては、前記待機部材38上の合紙e一枚を吸着して持ち
上げ、前記進退部材42により送りローラ45, 45間へ合紙
eの前縁を誘導させて該送りローラ45, 45へ挾持させる
ことにより、前方すなわち可動載置手段5上に送り込ま
れる。
【0031】更に、前記保持部材40は、前記可動載置手
段5上の合紙eを上方へ持ち上げて一時保持させておく
もので、前記固定載置手段2の下側において前記可動載
置手段5に対応するように昇降部材46により支持される
吸着パット47を用いる。
【0032】なお、図1および図4において48は、固定
載置手段2の終端部におけるパレットcの上方に設けた
列補正手段で、エアシリンダ等の昇降部材49により上下
される枠体50へエアシリンダ等の押圧部材51,51,51,51
を物品b群の四方から包持するように配設して、不整列
に積まれた物品bを押えて向きや位置を揃える。
【0033】次に前記した本発明に係る実施例装置Aの
作用を、物品bにダンボールを用いた例で、複数段、例
えば、9段をパレットcへその積み込みパターンが図8
(a)に示すような3列×2列等の6束を1段とした積
載作動を説明する。
【0034】パレットc面には、先ず合紙eが敷設さ
れ、この上に複数段例えば3段のダンボール束が積み込
まれるもので、供給手段37における待機部材38により
合紙eの一枚を可動載置手段5上に送り込むと、そのロ
ーラコンベア5aの上部に供給される。
【0035】このとき、もう1枚の合紙eを供給手段37
により可動載置手段5上に供給されるもので、その保持
部材40の操作により一旦該合紙eは上部に持ち上げられ
その状態で保持されるものであって、所定段すなわち3
段のダンボール束が積まれたとき、ダンボール束の間に
供給するものである。
【0036】そして、積み込まれるパレットcは、一対
の送出部材31, 32における一方の送出部材31を、その台
車30を操作して、図7に示すように載置位置Pに対応さ
せておく。
【0037】ダンボール束は平面長方形に形成されたも
ので、加工処理機により製造された該ダンボールbは結
束機8により、10枚1束に結束されて移送部材9へ送り
出されて積込装置Aに移送される。
【0038】この積込装置Aにおける移送路dの始端部
に設けられた換向手段1に移動したダンボール束は、そ
の長辺が移送方向と平行するように該換向手段1により
修正されるもので、円板12上に乗ったダンボール束は90
°または180 °回転して、その縦横の向きが制御され、
図示してない送り部材により次の固定載置手段2へ送り
込まれて横操作手段3の下側まで移動する。
【0039】すると、図4(a) に示すように、この横操
作手段3の一方の押出部材19が作動されて、その押送片
23が送られてきたダンボール束を一側へすなわち他方押
送片22側へ押し出してその位置決めを行なうと共に、縦
操作手段4が起動してその進退部材14が押送片16を操作
し、ダンボール束を固定載置手段2における整列位置m
のx位置に送り込む。
【0040】更に、次の2束目のダンボール束を前記換
向手段1の同様の操作により縦横の向きを制御して固定
載置手段2へ送り込むと、図4(b) に示すように、横操
作手段3における両側の押出部材18, 19が同時に対応的
に作動してその押送片22, 23が次のダンボール束を移送
路dにおける中央に位置決めするもので、縦操作手段4
が起動してその進退部材14が押送片16を操作し、ダンボ
ール束を固定載置手段2における整列位置mのy位置に
送り込む。
【0041】更にまた、次の3束目のダンボール束を前
記換向手段1の同様の操作により縦横の向きを制御して
固定載置手段2へ送り込むと、図4(c) に示すように、
この横操作手段3の一方の押出部材18が作動されて、そ
の押送片22が送られてきたダンボール束を他側へすなわ
ち一方押送片23側へ押し出してその位置決めを行なうと
共に、縦操作手段4が起動してその進退部材14が押送片
16を操作し、ダンボール束を固定載置手段2における整
列位置mのz位置に送り込むと、まず一段配列の一列が
整列される。
【0042】こうして、前記手順により一段配列の二列
目を固定載置手段2における整列位置mに積み込んで6
束パターンのブロック状とする。
【0043】次に、図5(a) に示すように、押送部材6
を移送路dが遮ぎられるように起立させた後、駆動手段
hにより可動載置手段5をパレットc側へ前進させる
と、図5(b) に示すように、固定載置手段2上のダンボ
ールb群は前記押送部材6によりその全体が押し出され
つつ、固定載置手段2の前縁より可動載置手段5上のロ
ーラコンベア17へ落下し、ついには、図5(c) に示すよ
うに、その全部すなわち3列×2列等の6束が移し変え
られる。
【0044】そして、押送部材6の移送路dの閉塞を解
除し、駆動手段hにより可動載置手段5を後退させる
と、該可動載置手段5上に乗ったダンボールb群は、図
6(a)に示すように、その後列の後側が前記固定載置手
段2の前縁当接面52に当たるので、可動載置手段5によ
る移動が妨げられて、該可動載置手段5の前側よりパレ
ットc上へ落下し、図6(b) に示すように、一段配列の
6束のダンボールb群が積み込まれる。
【0045】以下同様の動作を繰り返してリフター7に
おける一方の送出手段31を昇降部材33により一段ずつ降
下させると、図7(a) および図9に示すように、希望段
数のダンボールb束がパレットcに積まれる。
【0046】そして、一方列のパレットcが満載される
と、図7(b) に示すように、前記リフター7の台車30を
軌条29, 29に沿って一パレットc分移送路dに対して横
移動すると、他方列の空のパレットcが該移送路dの載
置位置Pに対応するので、再び前記操作によりダンボー
ル束の送出手段32上のパレットcへ積み込みが再開さ
れ、また、前記満載されたパレットcは、図7(c) に示
すように、送出手段31のコンベア35により次工程の搬出
手段54へ送り出される。
【0047】パレットcの送り出しにより空となった送
出手段31は隣の送出手段32上のパレットcへダンボール
束が積み込まれているとき、前記送出手段32の高さと同
一位置まで上昇して、図7(c) に示すように、一対の送
出手段31, 32を一連の高さにさせる。
【0048】そして、リフター7の台車30を後退させつ
つ、前記送出手段31, 32のコンベア35, 36を駆動して該
台車30の移動方向と反対側へパレットcを搬送すると、
該パレットcは送出手段31から送出手段32へと移動し遂
には送出手段32へ移し換わるもので、このとき、台車30
と送出手段31, 32のコンベア35, 36との移動速度は同一
に設定してあるため、図7(d) に示すように、移送路d
におけるダンボール束の載置位置Pは最初に設けた位置
と全く変わらず、ダンボール束の送り出しには何ら支障
がない。
【0049】送出手段31へのパレットcの移動により空
になった送出手段32には、図7(e)に示すように、パレ
ットコンベア55より新しいパレットcが供給され、上昇
限において次の積み込み待機を行なう。
【0050】このとき、リフター7に固定ストッパー56
を設ければパレットcの位置決めが容易である。
【0051】以上の動作を順次繰り返すことにより、連
続的積み込み作業を行なうことができる。
【0052】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、簡単
な構造により小型に製造することができるので、製作コ
ストを軽減させることができると共に、設置する工場の
省スペースが計れる。
【0053】一つのパレットへの積み込みが終了した後
のパレットの入れ替えは、二連式のパレットを載置する
送出手段により、物品の積み込みが一時停止されること
なく自動かつ連続的に行なわれる。等の格別な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する物品積込装置の一実施例を示す
側面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1におけるリフターの斜視図である。
【図4】図1における装置の固定載置手段への整列状態
を示す説明図である。
【図5】図1における装置の固定載置手段から可動載置
手段への整列状態を示す説明図である。
【図6】図1における装置の可動載置手段からパレット
への整列状態を示す説明図である。
【図7】図1における装置のリフターへの積み込み状態
を示す説明図である。
【図8】図1における装置による物品の積込パターンの
一例を示す説明図である。
【図9】物品をパレットに積み込んだ状態を示す正面図
である。
【図10】従来のダンボール束の積込装置を示す概略的
な平面図である。
【符号の説明】
b 物品 c パレット d 移送路 1 換向手段 2 固定載置手段 3 横操作手段 4 縦操作手段 5 可動載置手段 6 押送部材 7 リフター 29 軌条 30 台車 31,32 送出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向から他方向へ物品が移送される移
    送路において、この移送路の始端側より物品を受け入れ
    て他方向への送り出し向きを変更する換向手段と、該換
    向手段に連接してこの換向手段から送り込まれた物品を
    その上面に待機させる固定の載置手段と、該固定載置手
    段の上部に設けて、この固定載置手段上における物品の
    横方向および縦方向の載置位置を変更する横および縦操
    作手段と、前記固定載置手段の下側へ送材方向に対して
    進退自在に取り付けた可動の載置手段と、該可動載置手
    段へ起伏自在に取り付けて前記固定載置手段上の物品を
    可動載置手段の移動に伴って固定載置手段の前縁から前
    記可動載置手段上へ落とし込む押送部材と、前記固定載
    置手段の前縁近傍に設けた物品のパレットのリフターと
    を備えさせたことを特徴とする物品積込装置。
  2. 【請求項2】 前記したリフターは、移送路に対して直
    交するように敷設した軌条と、該軌条へ移動自在に係合
    した台車と、この台車へ個別に昇降するように取り付け
    た前後一対の送出手段とを備えさせたことを特徴とする
    請求項1記載の物品積込装置。
JP1494793A 1993-02-01 1993-02-01 物品積込装置 Pending JPH06227663A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013124157A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 昇降装置
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