JPH06329256A - 積付方法及び積付装置 - Google Patents

積付方法及び積付装置

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JPH06329256A
JPH06329256A JP5118582A JP11858293A JPH06329256A JP H06329256 A JPH06329256 A JP H06329256A JP 5118582 A JP5118582 A JP 5118582A JP 11858293 A JP11858293 A JP 11858293A JP H06329256 A JPH06329256 A JP H06329256A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い段積み状態のままパレットに移載でき、
物品の各高さが異なって段積み高さが異なるような場合
でも、安定して移載することができる積付方法および積
付装置を提供する。 【構成】 所望の積付順序積付方向に従って搬送されて
くる物品を、その順序に一時的に保持して下方に順次降
ろすようにして段積みを行い、この段積み物品Pをパレ
ット94上に移載するときに、フォーク台車80は段積み物
品の後方側面を押さえつつパレット側へ移動して段積み
物品をパレット前方に設けた位置規制板95に押しつける
ように移載する。その後、フォーク台車上の直立した押
板86が押板押出装置85によりフォークとは独立して動作
して押すことで、段積み物品P を位置規制する押板に押
し付けつつ後退して、段積み物品の下面からフォーク83
を抜き取って、段積み物品をパレット上に移載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース等の段積み可能
な物品をパレット等の載置部材上に積付けする方法及び
積付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場の搬送作業場や物流の分野な
ど広い部分において色々な積付方法や各種の積付装置が
使用され、例えばパレット等の載置部材を用いた荷積み
装置あるいは移載装置には、物品を1個ずつあるいは1
段1列ずつ下段より積み上げていくフロー型ロボットパ
レタイザと、予め段積み(スタック)された物品(段積
み物品)をまとめてパレットに移載するタイプのものと
がある。工場搬送システムや物流システムの合理化のた
めには、物品を配送順序を考慮して段積みし、さらにこ
の段積物品を集積してパレット上に移載するミックスパ
レタイジング装置が必要である。物品を1段づつ下段よ
り積み上げる装置では、例えば実公平5−6271号公
報に示された装置がある。この公報に開示されたもの
は、供給工程から順次供給された長立方形状のケース体
(物品)を所定の配列様態にて一段づつプールし、これ
を昇降自在な昇降テーブル上に載置されたパレット上に
順次多段状に積載するパレタイザーに関する構造であ
り、ケース体の縦横流れ方向姿勢仕分け機構により、コ
ンベヤにて供給されてくる長立方形状のケース体の供給
軌道が一定でない場合でもケース体を正確な縦横の向き
に制御して確実にパレット上に供給しようとするもので
ある。この装置においては、物品の高さが異なるものを
同時に積み付ける所謂ミックスパレタイジングができな
いという問題を抱えている。一方、ミックスパレタイジ
ングができる段積みタイプの移載装置としては、例え
ば、特公平4−48698号公報、実開平4−4003
4号公報等がある。
【0003】上記特公平4−48698号公報に示され
た構造のものは、段積みされた物品をパレット積みする
際、各物品を1個ずつそれぞれ係止することにより、段
積みされた姿を確実に保持するとともに、段積み物品の
転倒を確実に防止し、整然としたパレット積みが行える
ようにしたもので、その構成は、段積みされた物品の一
側面を係止して3次元的に移動される係止体と、この係
止体の下部に物品を水平に支持する前進位置と物品の下
側から後退する後退位置との間で水平移動自在に設けら
れ物品を支持するフォークと、前記係止体の段積み物品
係止面に上下動自在に設けられ段積みされた各物品の側
面開口部に挿入されてこの開口部の下側縁に係合する複
数段の係合爪と、を具備したパレット荷積み装置であ
る。
【0004】また、上記実開平4−40034号公報の
ものは、段積み容器を自動的にパレットへ積載する僅か
のスペースで設置できかつ簡単で安価になるようにした
もので、その構成は、パレットを支持して移動可能にし
た支持台と、この支持台を移動させる装置と、段積み容
器を支持するテーブルと、このテーブル上の段積み容器
をパレット上へ押し出すプッシャーと、支持台の移動及
びプッシャーの動作を自動制御する制御装置とを包含す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法や装置
は、段積みされた物品をパレット上に移載する際に、段
積み物品の上方又は下方の一部を保持していたため、既
に移載された物品は移載作業中は不安定な状態で待機す
ることになり、近設された機械等の振動や他の移載物品
との接触によって転倒等の恐れがあった。
【0006】従って、予め段積み(スタック)された物
品をまとめてパレット上に移載するタイプのものにおい
ては、段積み物品を安定させる対策として、例えばプラ
スチックケースのようにフックで係止できる物品に限る
か、又は4ケ積みピンホールパターンのように段積みさ
れたときに上下ケースの凹凸の係合等により係止する方
式とするものがあるが、この場合は段積み向きや配列等
に特定のパターンがあるために移載形態を制約する場合
が多い。特に、カートンケースのようにフック等で係止
できない物品の積み重ねて移載するときで、例えば物品
高さが複数種類あるケースの物品を重ねることで段積み
の高さが異なるような場合には、最上段まで積み上げた
状態での移載、すなわちこの高さの異なる積み上げ段毎
の積み付けが必要になるが、この場合振動等により段積
み物品の荷崩れの危険性が高いために、高く積み上げた
状態で迅速かつ確実に移載することは非常に困難であっ
た。
【0007】本発明の目的は、例えば段ボール箱のよう
に引っかけ手段により係止できない物品を段積みし、こ
の高い段積み状態のままパレットに移載でき、物品の各
高さ、幅、長さが異なって段積み高さや段積み幅が異な
るような場合でも、安定且つ迅速に移載することができ
る積付方法および積付装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、搬
入路から搬入されてくる物品を該搬入方向と水平直角方
向に押送して払い出し、払い出された物品を移動可能な
一時載置手段上に一旦置いた後に該物品の移動を阻止し
つつ該一時載置手段を移動して物品を下方に落下させて
昇降手段上に積載し、物品の高さ分だけ前記昇降手段を
降下させてから再び該昇降手段への物品の積載を繰り返
して所定の高さの段積み物品とした後に、段積み物品を
前記昇降手段から段積み物品移動路上に移載し、該段積
み物品移動路により該移載路と直交して水平移動可能な
フォーク台車内に段積み物品を移動した後に、前記フォ
ーク台車の移動によって段積み物品の後方側面を押板に
て押圧し且つ段積み物品の底面を移載フォークにて支持
しながらパレット前方の位置規制板を押す位置までパレ
ット上にて移動し、その後、前記押板により段積み物品
の後方側面を位置規制しつつ前記フォーク台車を後退さ
せて前記移載フォークを物品底面から引き抜き該フォー
ク台車を待機位置に移動させながら段積み物品をパレッ
ト上に移載する積付方法により達成することができる。
【0009】また、本発明の同様の目的は、物品を搬入
する搬入コンベヤと、前記搬入コンベヤと水平直角方向
に移動可能に設けたチェーンプッシャー装置と、前記チ
ェーンプッシャー装置に隣設され該装置より送りだされ
た物品を載置するスラットが一対の駆動チェーンの間に
設けられ、かつ該スラットが物品をスラット下方側に通
過可能な間隔に設けられ、さらにチェーンプッシャー装
置と連動するように接続されたエプロン装置と、前記エ
プロン装置の下方で昇降して該エプロン装置のスラット
による保持が解除された物品を段積み可能な昇降フォー
ク装置と、前記昇降フォーク装置の段積みフォークを降
下させることにより段積み状態の物品を搬送面上に移載
しかつ該物品をフォーク台車側に移動するローラコンベ
ヤと、前記ローラコンベヤのローラ隙間に位置して物品
を保持可能な移載フォーク及び該移載フォークとは独立
して水平移動可能な直立した押板を備え、前記ローラコ
ンベヤ側と物品を載置するパレットを搬送するパレット
コンベヤ側との間を水平移動するフォーク台車と、前記
押板に対向するように前記パレットに接近した位置に直
立されて、該押板(86)とは反対側から物品の側面を支持
する位置規制板と、を備えた積付装置によっても達成す
ることができる。
【0010】
【作用】上記のように本発明の方法及び装置は、所望の
積付順序積付方向に従って搬送されてくる異なった寸法
の物品を、その順序に一時的に保持して下方に順次降ろ
すようにすることで迅速な段積みを行い、この段積み物
品をパレット上に移載するときに、フォーク台車は段積
み物品の後方側面(必要に応じて横の側面)を押さえつ
つパレット側へ移動して段積み物品をパレット前方に設
けた位置規制板に押しつけるように移載し、その後、フ
ォーク台車上の直立した押板が押板押出装置によりフォ
ークとは独立して動作して押すことによって、この段積
み物品を位置規制する押板に押し付けつつ後退して、段
積み物品の下面からフォークを抜き取って、段積み物品
をパレット上に移載するので、段積み物品の高さが高く
ても、又、移載装置の例えばフォーク等の作動時の振動
や衝撃があっても、段積み物品の荷崩れや転倒を防止す
ることができる。また、移載される物品の幅や長さが相
違した寸法のものでも、段積み状態においては各ストッ
パや位置規制板等により物品の2辺が揃うように安定し
た状態に段積みされる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図4に示す本発明の積付方法を
実施した積付装置の一実施例について説明する。なお、
図1は本発明の積付装置の概略斜視図である。図2は本
発明の積付装置を示す概略平面図である。図3は本発明
の積付装置の動作を示すための概略側面図である。
【0012】本実施例の積付装置100は、その全体的
を説明すると、図1に示すように、例えば一定の高さを
有した架台21上に設けられた搬入路である搬入コンベ
ヤ10と、この搬入コンベヤ10と水平直角方向に移動
可能に設けたチェーンプッシャー装置30と、このチェ
ーンプッシャー装置30に隣設され該装置30より送り
だされた物品を載置するスラットが一対の駆動チェーン
42の間に設けられ、かつ該スラット43が物品をスラ
ット下方側に通過可能な間隔に設けられ、さらにチェー
ンプッシャー装置30と連動するように接続されたエプ
ロン装置40と、さらにこのエプロン装置40の下方で
昇降して該エプロン装置のスラット43による保持が解
除された物品を段積み可能な昇降フォーク装置50とか
らなる段積装置20を備えている。更に、昇降フォーク
装置50の段積みフォーク53を降下させることにより
段積み状態の物品を搬送面上に移載しかつ該物品をフォ
ーク台車80側に移動するローラコンベヤ70が設けら
れており、このローラコンベヤ70のローラ隙間に位置
して物品を保持可能な移載フォーク83及び該移載フォ
ーク83とは独立して水平移動可能な直立した押板86
を備えて、ローラコンベヤ70側と物品を載置するパレ
ット94を搬送するパレットコンベヤ90側との間を水
平移動するフォーク台車80を備えている。更にまた、
押板86に対向するようにパレット94に接近した位置
に直立され、この押板86とは反対側から物品の側面を
支持する位置規制板95が設けられている。
【0013】更に、上記積付装置100の個々の構成装
置について詳細の説明をする。段積装置20は、上述の
ようにチェーンプッシャー装置30、エプロン装置40
および昇降フォーク装置50とから構成され、最終的に
段積み物品Pが載置されるパレット94の位置よりも高
い位置を構成する架台21上に設けられている。そし
て、チェーンプッシャー装置30は、二連のエンドレス
の駆動チェーン32の間にプッシャー33を掛け渡すよ
うに設けたものであって、駆動チェーン32は前記搬入
コンベヤ10の僅かに下方を通り、またプッシャー33
はコンベヤ10のローラの上を跨いで移動するようにな
っている。搬入コンベヤ10において駆動チェーン32
が通る部分には切欠11が設けられ、また搬入コンベヤ
10の終端にはストッパー31が設けられている。
【0014】エプロン装置40は、二連のエンドレスの
駆動チェーン42の間に部分的( 二箇所) にスラット4
3群を設けたものであって、このスラット43群の上に
物品P0 を一時的に載置することができる。このスラッ
ト43はローラ状でも板状でもよい。そして、このスラ
ット群間の隙間は物品P0 が通過できる大きさに構成さ
れている。また、駆動チェーン42は搬入コンベヤ側に
て物品搬送面よりも下方に延びた経路からなる待機部4
4を有しており、この待機部44によって物品P0 のエ
プロン装置内への投入とスラット43による保持を可能
にする。また、このエプロン装置40の物品搬入方向の
奥側にはストッパー41が設けられている。
【0015】チェーンプッシャー装置30とエプロン装
置40とは、例えばその駆動チェーン32,42の長さ
は等しくされ、また連結チェーン34で互に連結され、
例えばモータのごとき1個の駆動手段35によって駆動
される。昇降フォーク装置50は、例えば昇降ガイド柱
51に沿ってくし歯状の段積みフォーク53を昇降チェ
ーン52により昇降させるものであって、昇降チェーン
52は駆動源55によって駆動される。段積みフォーク
53は、エプロン装置40の下方で次々と物品を受取り
つつ下方に降りて行く(物品の高さ分ずつ降下する)。
そして、段積み物品Pは段積み物品移動路であるローラ
コンベヤ70のローラ間に段積みフォーク53が入り込
むことにより該コンベヤ70上に移載されて、この段積
み状態で後述するフォーク台車80側のローラコンベヤ
70上に移動される。
【0016】ローラコンベヤ70は、昇降フォーク装置
50から物品を受け取ってフォーク台車80側へ送る前
半部分の第1ローラコンベヤ71とフォーク台車80の
間に設けられている後半部分の第2ローラコンベヤ72
とよりなる。第1ローラコンベヤ71には昇降フォーク
装置50の段積みフォーク53を受入れるための適当な
切欠71aが設けられており、第2ローラコンベヤ72
にはフォーク台車80の移載フォーク83の移動を許容
するための切欠72aが設けられている。そして、これ
ら第1,第2ローラコンベヤ71,72のローラは図示
しない駆動源により駆動されて、段積み物品Pを搬送す
ることができる。
【0017】フォーク台車80は、例えば側面側に複数
の車輪84を備えた本体81が前記第2ローラコンベヤ
72を跨ぐように設置されている。この本体81は第2
ローラコンベヤ72に沿って延びた横台部82に、該第
2ローラコンベヤ72のローラの間に、そのローラ上面
よりもh1 (図3参照)だけ低い位置に保持面を持つく
し歯状の移載フォーク83を有するとともに、段積み物
品Pの押し出す押板86を備えた押板押出装置85を有
している。なお、本体81には第2ローラコンベヤ72
の終端側の所に、想像線にて示す側面保持板86aが設
けられている。
【0018】押板押出装置85は、横台部82側に設け
た駆動シリンダ85aによって伸縮される駆動ロッド8
5b上の点Aと横台部82側の点Bと、押板86側に設
けた前記A,B点に対応するように設けたスライダ筒8
6a中の点Cと押板86の下方の点Dとの間に、E点に
て交差角度自在に軸支された二本リンクアーム88を架
けたシザーズリンク機構(図1に示すように押板86の
左右両側の夫々設けられている)を備えており、押板8
6はこのリンクアーム88により支持されている。そし
て、この駆動シリンダ85aの作動によって押板86が
垂直に保たれた状態で前後水平に移動するようになって
いる。
【0019】前記フォーク台車80はその本体81の両
側の前後にレール84aが延びており、このレール84
a上を車輪84が移動するように構成されている。更
に、後述する移載ステーションパレットコンベヤ92側
と第2ローラコンベヤ72側に設けられたスプロケット
ギヤ84bにチェーン84cがレール84aと同方向に
沿うようにエンドレスに張られていて、このチェーン8
4cが本体81に適宜繋げられている。したがって、フ
ォーク台車80は例えばモータ等の駆動源98によっ
て、第2ローラコンベヤ72側から移載ステーションパ
レットコンベヤ92を跨いでレール84a上を移動でき
るようになっている。
【0020】パレットコンベヤ90は、例えば搬入コン
ベヤ10の下方に、平行に設置されるものであって、搬
入パレットコンベヤ91と移載ステーションパレットコ
ンベヤ92と送出パレットコンベヤ93とよりなる。移
載ステーションパレットコンベヤ92は、その前後を前
記フォーク台車80が跨いで移動できるように、パレッ
ト搬入コンベヤ91と送出パレットコンベヤ93との間
に間隙を設けているものであって、さらに、その上に載
せられるパレット94の上面はフォーク台車80の移載
フォーク83の下面よりもh2 だけ低くしている。ま
た、移載ステーションパレットコンベヤ92のパレット
搬送方向に沿って直立した側面でフォーク台車80より
遠い方の側面には位置規制板95が設けられている。
【0021】上述のように構成された積付装置100の
動作を説明する。上記の搬入コンベヤ10の上流側にて
すでに決定された積付順序と積付方向とに従って搬入コ
ンベヤ10上を搬送されてくる物品P0 (図2の矢印a
1)は、チェーンプッシャー装置30に入ってストッパ
ー31によって止められる。続いて物品P0 はプッシャ
ー33によって搬入コンベヤ10に対して水平直角方向
(図2の矢印a2)に押送される。この物品P0 が次のエ
プロン装置40に入ろうとするときには、スラット43
は物品搬送面よりも下方に駆動チェーン42が延びた待
機部44にスラット群が隠されていて、物品P0 がエプ
ロン装置40に進入するときは、物品P0 はスラット4
3とともに図3の左の方向(図2及び図 3の矢印a2)に
送られる。そして物品P0 はストッパー41に押し止め
られ、スラット43が図3の上の方に巻き上げられてい
くことにより、物品P0 は駆動チェーン42,42の間
から落下(図3 の矢印a3)することになる。
【0022】このとき、この直下に昇降フォーク装置5
0の段積みフォーク53が待機していて物品を受け取る
ようになっている。この昇降フォーク装置50は、次々
に搬入されてくる物品P0 の高さ分降下して次の物品を
受け取り、この動作を繰り返すことで物品P0 を段積み
して図1 に示す段積み物品Pの状態を作り上げる。その
後、段積みフォーク53の上面を第1ローラコンベヤ7
1のローラの上面より下に入り込ませ、第1ローラコン
ベヤ71が駆動されると、昇降フォーク装置50によっ
て段積みされた段積み物品Pは第2ローラコンベヤ72
側に送出(図2の矢印a4)される。こうして第2ローラ
コンベヤ72に送られてきた段積み物品Pは、フォーク
台車80の本体81に設けられている側面保持板86a
に当接して停止する。
【0023】フォーク台車80上に一列に段積み物品P
が集積されると、フォーク台車80は図3の右方向(図
2 及び図3 の矢印a5)に駆動されるので、押板86によ
って集積された段積み物品Pをパレット側に押送するこ
とになる。このとき、この集積された段積み物品Pは、
はじめは第2ローラコンベヤ72のローラ上を滑り動か
されるが、ローラの終端を経てやがてフォーク台車80
の移載フォーク83側に移される。こうして、集積され
た段積み物品Pを移載フォーク83上に載せたフォーク
台車80は、移載ステーションパレットコンベヤ92を
跨いで前進して該段積み物品Pをパレット94上に移動
させる。その後、フォーク台車80は段積み物品Pを位
置規制板95もしくは既に移載された段積み物品に押し
付けるように押板86作動させつつ後退(矢印a5とは反
対方向に移動) する。これにより、集積された段積み物
品Pは移載ステーションパレットコンベヤ92上のパレ
ット94上に移載される。
【0024】このようにしてパレット94上に所定量の
段積み物品Pが整列された後、移載ステーションパレッ
トコンベヤ92を駆動してパレット94を送出パレット
コンベヤ93側に拂い出す。なお、次のパレット94は
パレット搬入コンベヤ91によって適宜タイミングで移
載ステーションパレットコンベヤ92上に搬入されてく
るものである。
【0025】このような本実施例においては、段積装置
のチェーンプッシャー装置とエプロン装置とは、その各
駆動チェーンが連動して1個の駆動源で駆動されるため
に、タイミングの調整は不要であり、搬入コンベヤへの
物品の投入のタイミングをチェーンプッシャー装置の動
きに合わせることにより、チェーンプッシャー装置およ
びエプロン装置を停止させることなく、連続的に作動さ
せることができるため高能率化が図られる。さらにチェ
ーンプッシャー装置のストッパーとエプロン装置のスト
ッパーにより、物品の二面の位置が決定されるので、物
品の寸法が異なっても、複雑な装置を必要とすることな
く、段積みが可能である。したがって、上下間の嵌合を
合わせる必要のあるプラスチックケース等の積付にも適
用できる。フォーク台車は、くし歯状のフォークを昇降
させる必要がないため、構造は簡単である。また、フォ
ーク台車は、押板を集積された段積み物品を位置規制板
に押し付けながら後退してフォークを抜き取るので、集
積された段積み物品はパレット上へ整然と載置されるよ
うになるとともに、フォーク台車の停止位置精度はラフ
であってよく、フォーク台車の走行制御は簡単になる。
【0026】また、このフォーク台車は、第2ローラコ
ンベヤ及び移載ステーションパレットコンベヤを跨いで
走行するようにしているので、従来の大型の門型のフレ
ームの上部から吊り下げた形式のものに比べて、小型で
簡単なものとなる。本実施例の積付装置によれば、架台
上に搬入コンベヤと段積装置を設け、地上にパレット移
載装置とパレットコンベヤを設けたもので、専有面積が
少なく、ピット等の付帯工事が不要で、簡単で高能力の
ミックスパレタイジング装置とすることができる。
【0027】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々変更することができ、例えば図4に示すよう
に構成してもよい。図4に示す構成は上述の実施例より
もさらに高い積付け能力を発揮できる積付装置であっ
て、段積装置20を図示のごとく併設した二連タイプと
したものである。すなわち、チェーンプッシャー装置3
0、エプロン装置40、昇降フォーク装置50等を搬入
コンベヤ10に対して同じ側に並ぶように併設した構造
である。その他の部分は図1乃至図3に示した実施例と
同様な構成であるので説明を省略する。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の積付方法及
び積付け装置によれば、所望の積付順序積付方向に従っ
て搬送されてくる物品を、その順序に一時的に保持して
下方に順次降ろすようにすることで迅速な段積みがで
き、この段積み物品をパレット上に移載するときに、フ
ォーク台車は段積み物品の後方側面を押さえつつパレッ
ト側へ移動して段積み物品をパレット前方に設けた位置
規制板に押しつけるように移載し、フォーク台車上の直
立した押板が押板押出装置によりフォークとは独立して
動作して押すことによって、段積み物品の下面からフォ
ークを抜き取って、段積み物品をパレット上に移載する
ので、段積み物品の高さが高くても、又、移載装置のフ
ォーク等の作動時の振動や衝撃があっても、段積み物品
の荷崩れや転倒を防止することができ、高く段積みされ
た段積み物品でも極めて円滑迅速にパレット上に段積み
集積することができ、極めて迅速なミックスパレタイジ
ングができ、工場搬送システムや物流システムを一層合
理化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積付装置の一実施態様の全体構造を示
す概略斜視図である。
【図2】図1に示した積付装置を示す概略平面図であ
る。
【図3】図1に示した積付装置の動作を示すための概略
側面図である。
【図4】本発明の他の実施例の積付装置の概略平面図で
ある。
【符号の説明】
10 搬入コンベヤ 20 段積装置 30 チェーンプッシャー装置 31 ストッパー 32 駆動チェーン 33 プッシャー 34 連結チェーン 40 エプロン装置 41 ストッパー 42 駆動チェーン 43 スラット 44 待機部 50 昇降フォーク装置 51 昇降ガイド柱 52 昇降チェーン 53 段積みフォーク 70 ローラコンベヤ 80 フォーク台車 81 本体 83 移載フォーク 84 車輪 84a レール 85 押板押出装置 85a 駆動シリンダ 85b 駆動ロッド 86 押板 90 パレットコンベヤ 94 パレット 95 位置規制板 100 積付装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入路から搬入されてくる物品を該搬入
    方向と水平直角方向に押送して払い出し、払い出された
    物品を移動可能な一時載置手段上に一旦置いた後に該物
    品の移動を阻止しつつ該一時載置手段を移動して物品を
    下方に落下させて昇降手段上に積載し、物品の高さ分だ
    け前記昇降手段を降下させてから再び該昇降手段への物
    品の積載を繰り返して所定の高さの段積み物品とした後
    に、段積み物品を前記昇降手段から段積み物品移動路上
    に移載し、該段積み物品移動路により該移載路と直交し
    て水平移動可能なフォーク台車内に段積み物品を移動し
    た後に、前記フォーク台車の移動によって段積み物品の
    後方側面を押板にて押圧し且つ段積み物品の底面を移載
    フォークにて支持しながらパレット前方の位置規制板を
    押す位置までパレット上にて移動し、その後、前記押板
    により段積み物品の後方側面を位置規制しつつ前記フォ
    ーク台車を後退させて前記移載フォークを物品底面から
    引き抜き該フォーク台車を待機位置に移動させながら段
    積み物品をパレット上に移載することを特徴とする積付
    方法。
  2. 【請求項2】 物品を搬入する搬入コンベヤ(10)と、 前記搬入コンベヤ(10)と水平直角方向に移動可能に設け
    たチェーンプッシャー装置(30)と、 前記チェーンプッシャー装置(30)に隣設され該装置(30)
    より送りだされた物品を載置するスラットが一対の駆動
    チェーン(42)の間に設けられ、かつ該スラット(43)が物
    品をスラット下方側に通過可能な間隔に設けられ、さら
    にチェーンプッシャー装置(30)と連動するように接続さ
    れたエプロン装置(40)と、 前記エプロン装置(40)の下方で昇降して該エプロン装置
    のスラット(43)による保持が解除された物品を段積み可
    能な昇降フォーク装置(50)と、 前記昇降フォーク装置(50)の段積みフォーク(53)を降下
    させることにより段積み状態の物品を搬送面上に移載し
    かつ該物品をフォーク台車(80)側に移動するローラコン
    ベヤ(70)と、 前記ローラコンベヤ(70)のローラ隙間に位置して物品を
    保持可能な移載フォーク(83)及び該移載フォーク(83)と
    は独立して水平移動可能な直立した押板(86)を備え、前
    記ローラコンベヤ(70)側と物品を載置するパレット(94)
    を搬送するパレットコンベヤ(90)側との間を水平移動す
    るフォーク台車(80)と、 前記押板(86)に対向するように前記パレット(94)に接近
    した位置に直立されて、該押板(86)とは反対側から物品
    の側面を支持する位置規制板(95)と、を備えた積付装
    置。
  3. 【請求項3】 前記チェーンプッシャー装置(30)が一対
    のエンドレスの駆動チェーン(32)に掛け渡したプッシャ
    ー(33)を備え、前記エプロン装置(40)の駆動チェーン(4
    2)と前記駆動チェーン(32)とが一個の駆動手段(35)によ
    り駆動されるべく連結チェーン(34)にて接続され、かつ
    両駆動チェーン(32 、42) の循環タイミングが一致する
    ように構成されたことを特徴とする請求項2の積付装
    置。
  4. 【請求項4】 前記押板(86)が互いの交差角度を変更自
    在に軸支された少なくとも二本のリンクアーム(88)及び
    該リンクアームの一端に接続され該リンクアームを動作
    させる駆動手段(85a) からなる押板押出装置(85)を介し
    て前記フォーク台車(80)の本体に対して水平動自在に取
    りつけられていることを特徴とする請求項2の積付装
    置。
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