JPH056271Y2 - - Google Patents

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JPH056271Y2
JPH056271Y2 JP1987163709U JP16370987U JPH056271Y2 JP H056271 Y2 JPH056271 Y2 JP H056271Y2 JP 1987163709 U JP1987163709 U JP 1987163709U JP 16370987 U JP16370987 U JP 16370987U JP H056271 Y2 JPH056271 Y2 JP H056271Y2
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suction
case
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、紙製品等を収納した長立方形状の
段ボールケース等のケース体を所定の配列態様に
てパレツト上に一段分づつ順次多段状に積載する
ようにしたパレタイザーに係り、特に供給工程に
あるケース体の縦横流れ方向姿勢を仕分ける機構
に関するものである。
<従来技術> 長立方形状のケース体、例えば紙製品等を収納
した段ボールケースをパレツト上に所定の配列態
様にて多段状に積み上げる装置としてパレタイザ
ーが用いられている。このパレタイザーは、供給
コンベアにて順次供給されたケース体を所定の配
列態様にて一段づつプールし、これを昇降自在な
昇降テーブル上に載置されたパレツト上に順次多
段状に積載しうるように構成されている。
パレツト上に積み上げられた多数のケース体か
らなる積層体は、保管や運搬に便利なようになる
べく小容積にする必要が有り、そのため長立方形
状のケース体の場合には例えば第5図イ,ロに示
すようにケース体の縦横方向を変えたりした特殊
な配列態様にて積み上げられている。そして、ケ
ース体を所定の縦横方向配列に仕分ける操作は、
通常供給コンベアにて順次供給される供給工程で
行なわれている。その1例をあげれば、同じ縦横
流れ方向姿勢例えば縦向きで供給コンベア上を順
次供給されているケース体のうち、横向きにする
必要があるケース体については、進行中のケース
体の中心から偏つた位置に進退自在な係止棒を突
出して一方の端部を一時的に係止することにより
90度反転させて縦向きのものを横向きに変換する
ような手段が用いられている。
しかしながら、係る縦横流れ方向姿勢変換手段
では、前記係止棒の係止位置に対する進行してく
るケース体の供給軌道が一定でない場合にはケー
ス体を正確な縦横の変換向きにコントロールしに
くい欠点があつた。
<考案が解決しようとする問題点> この考案は、叙上の欠点を除去しようとするも
のであり、進行してくる長立方形状のケース体の
供給軌道が一定でない場合でもケース体を正確な
縦横の変換向きにコントロールできるようにする
と共に、縦横の変換向きに仕分けられた同じ縦横
の流れ方向姿勢をもつケース体は常に同じ供給軌
道によつて供給されるようにするものである。
<問題点を解決するための手段> 叙上の目的を達成するために提供された本考案
のパレタイザーにおけるケース体の縦横流れ方向
姿勢仕分け機構は、 供給工程から順次供給された長立方形状のケー
ス体を所定の配列態様にて一段分づつプールし、
これを昇降自在な昇降テーブル上に載置されたパ
レツト上に順次多段状に積載するようにしたパレ
タイザーにおいて、 前記供給工程に、前部コンベアと、この前部コ
ンベアの供給方向と供給方向を直交させた後部コ
ンベアとを前部コンベアの供給終端部に後部コン
ベアの供給始端部を隣接させて配設し、前記前部
コンベアの供給終端部に該供給終端部まで供給さ
れたケース体の供給を止める制止板を設けると共
に、該制止板で供給を制止されたケース体を供給
方向を直交させた後部コンベアの供給始端部へと
押しやる押送板を設けてなり、さらに、前記前部
コンベアの供給途中にあるケース体の側壁を吸着
保持し、吸着保持されたケース体を吸着保持状態
のまま前記前部コンベの供給終端部に設けられた
前記制止板と押送板を介さずに後部コンベア上ま
で90度水平移動させて該後部コンベア上で吸着保
持状態を解除しうるように構成された枢動部に吸
着部を設けた枢動アームを設け、かつ、前記吸着
部によるケース体の吸着開始位置に吸着保持され
るケース体の側壁を対応させるべく前部コンベア
で供給される所定のケース体の供給を止めるる制
止部材と、該制止部材で制止されたケース体を吸
着開始位置に在る前記吸着部に向けて押しやる押
圧部材とを設けたことをを特徴としている。
<作用> 従つて、同じ縦横流れ方向姿勢で前部コンベア
で順次供給された長立方形状のケース体は、たと
え進行してくる長立方形状のケース体の供給軌道
が一定でない場合でも、この前部コンベアの供給
終端部に設けられた制止板と該制止板で供給を制
止されたケース体を供給方向を直交させた後部コ
ンベアの供給始端部へと押しやる押送板を介すこ
とによつて、後部コンベア上をその縦横流れ方向
姿勢を変換された状態で常に同じ供給軌道に添つ
て後部コンベア上を供給されるものであり、ま
た、前部コンベアの供給途中にあるケース体を制
止部材で所定位置に制止し、制止されたケース体
を吸着開始位置に在る吸着部に向けて押圧部材で
押しやると、枢動部に吸着部を設けた枢動アーム
の枢動部に設けられた前記吸着部によつて、ケー
ス体の側壁が吸着保持され、吸着保持されたケー
ス体は吸着保持状態のまま前記前部コンベの供給
終端部に設けられた前記制止板と押送板を介さず
に後部コンベア上まで90度水平移動され該後部コ
ンベア上で吸着保持状態を解除されることによつ
て、後部コンベア上をその縦横流れ方向姿勢を変
換されない状態で常に同じ供給軌道に添つて後部
コンベア上を供給されることになる。このよう
に、前記コンベアによつて供給される長立方形状
のケース体の供給軌道が一定でない場合でもこの
ケース体を正確な縦横の変換向きにコントロール
できると共に、縦横の変換向きに仕分けられた同
じ縦横の流れ方向姿勢をもつケース体は常に同じ
供給軌道によつて後部コンベア上を供給されるこ
とになる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は装置全体の概略平面図、第2図は同じ
く概略正面図、第3図は同じく概略側面図、第4
図イ,ロ,ハは第3図の動作状態の1例を示した
概略側面図、第5図イ,ロはパレツト上に所定の
配列態様にて積載されたケース体の斜視図をそれ
ぞれ示している。
第1図および第2図において、1はパレツト2
上に所定配列にて多段状に積載される段ボールケ
ース等の長立方形状のケース体である。このケー
ス体1内には紙製品等が収納されている。3はこ
のケース体1を後述するパレツトへの積み換え手
段まで供給する供給工程であり、この供給工程3
で長立方形状のケース体は縦横方向の所定の配列
向きに仕分けられる。
以下、この供給工程3について説明する。4は
2階に設けられた作業場などからケース体1を1
階まで供給するように構成された移送方向を下側
に傾斜した傾斜コンベア、5は前記傾斜コンベア
4と同じ方向に水平走行するコンベア、6は前記
コンベア5の走行方向に対してL字状に直交して
走行するように配設された前部コンベア、7は前
記前部コンベア6の走行方向に対してL字状に直
交して走行するように配設された後部コンベアで
ある。すなわち、この前部コンベア6と後部コン
ベア7は、この前部コンベア6の供給方向と供給
方向を直交させた後部コンベア7を前部コンベア
6の供給終端部に後部コンベア7の供給始端部を
隣接させて配設してある。8は前記コンベア5の
供給終端部に設けられ、前記傾斜コンベア4およ
び前記コンベア5によつて縦長流れ方向姿勢で移
送されてきたケース体1の移送を制止しうる制止
板であり、9は前記制止板8によつてその移送を
制止されたケース体1を図示しないセンサーによ
り感知しこの電気指令により制止位置に在るケー
ス体1をその制止姿勢の状態で直交方向に配設さ
れた前部コンベア6上まで横方行に押送しうるよ
うに構成した進退動自在な押送板である。この押
送板9にて押送されたケース体1は前部コンベア
6上を横長流れ方向姿勢でこの前部コンベア6の
供給終端部まで移送される。10は前記前部コン
ベア6の供給終端部に設けられ該供給終端部まで
供給されたケース体の供給を止める制止板、11
は該制止板10で供給を制止されたケース体を供
給方向を直交させた後部コンベア7の供給始端部
へと押しやる押送板である。すなわち、前記制止
板10は前記前部コンベア6の供給終端部に設け
られ、該前部コンベア6によつて横長流れ方向姿
勢で移送されてきたケース体1の移送を供給終端
部で制止しうるものであり、前記押送板11は前
記制止板10によつてその移送を制止されたケー
ス体1を図示しないセンサーにより感知しこの電
気指令によりこの制止位置に在るケース体をその
制止姿勢の状態で直交方向に配設された後部コン
ベア7上まで横方向に押送しうるものである。こ
の押送板11にて押送されたケース体1は後部コ
ンベア7上を縦長流れ方向姿勢に変換されて後部
コンベア7の供給終端部に設けられた制止板12
を介して制止される位置まで移送される。尚、こ
の制止板12の動作については後述する。
次に横長流れ方向姿勢で前記後部コンベア7の
供給終端部にケース体を到達できるようにする手
段について説明する。14は枢動部に吸着部15
を設けた枢動アームであり、この枢動アーム14
は吸着部15によつて前記前部コンベア6の供給
途中にあるケース体1の側壁を吸着保持し、吸着
保持されたケース体1を吸着保持状態のまま前記
前部コンベ6の供給終端部に設けられた前記制止
板10と押送板11を介さずに後部コンベア7上
まで90度水平移動させて該後部コンベア7上で吸
着保持状態を解除しうるように構成してある。ま
た、18は前記吸着部15によるケース体1の吸
着開始位置に吸着保持されるケース体1の側壁を
対応させるべく前部コンベア6で供給されるケー
ス体1の供給を止めるる制止部材であり、16は
この制止部材18で制止されたケース体を吸着開
始位置に在る前記吸着部15に向けて押しやる押
圧部材である。すなわち、前記制止部材18は前
記前部コンベア6の移送途上に設けられ、該前部
コンベア6上を横長流れ方向姿勢で移送されつつ
あるケース体1を図示しないセンサーにより感知
しこの電気指令により該位置に制止しうるよう進
退動自在に構成されたものであり、前記押圧部材
16はケース体1を前記吸着部15側に押圧しう
るよう進退動自在に構成されたものであり、枢動
部に吸着部15を設けた枢動アーム14は、前記
制止部材18によつてその移送を制止されたケー
ス体1の側壁面を吸着支持し、吸着支持されたケ
ース体1を前記制止板10および押送板11を介
さずに前部コンベア6に対して供給方向を直交し
て配設された後部コンベア7上まで第1図に仮想
線で示すように水平移動、即ち90度回転移動し、
ケース体の縦横流れ方向姿勢を変換せずに後部コ
ンベア7上でその吸着を解除しうるように構成し
てある。このように、縦横流れ方向姿勢を変換せ
ずに前部コンベア6での給送姿勢と同様に横長流
れ方向姿勢で後部コンベア7の供給終端部にケー
ス体1を到達させるケース体1については、該ケ
ース体1が前部コンベア6を移送される際に、前
記制止部材18、前記押圧部材16及び吸着部1
5を有する枢動アーム14を作動させることによ
つてその目的を達成でき、同じ姿勢方向で順次移
送されてくるケース体1を所定の配列姿勢に応じ
て縦横流れ方向姿勢が仕分けられる。
このように所定の縦横流れ方向姿勢に仕分けれ
られて後部コンベア7上を移送されてきたケース
体1は前記した後部コンベア7上の供給終端部に
設けた制止板12を介して制止され、この制止位
置に並設された水平軌道部に位置される循環テー
ブル上に一段分を構成する一列づつ押送板13を
介して押送されるが、ここでケース体1の一方向
の間隔開け手段について説明する。前記制止板1
2は、その制止位置すなわち進出位置を可変しう
るように進退動自在に構成されている。また制止
板12を介して制止される一列分の各ケース体1
を載置している前記後部コンベア7部分は、各ケ
ース体1を独立して移送しうるようにフリーロー
ラー7dを介した第1独立駆動コンベア7a、第
2独立駆動コンベア7b、第3独立駆動コンベア
7cから構成してある。ここで図示例に即して間
隔開け操作を具体的に説明すれば、例えば第2図
において制止板12を介して制止された先頭の横
長流れ方向姿勢のケース体1と二番目の縦長流れ
方向姿勢のケース体1の間に形成された間隙Aを
開ける場合は、制止板12を仮想線で示す符合1
2aの位置まで進出し、該制止位置で各ケース体
1を制止し、しかる後制止板12を元の実線位置
へ後退し、先頭のケース体1を載置している第1
独立駆動コンベア7aのみを独立走行させて後退
している制止板12の位置まで先頭のケース体1
を前進させればよい。係る間隙Aを開ける目的
は、押送板13によつて一列づつ押送されるケー
ス体1が縦長方向姿勢のケース体1の突出部分に
よつて衝突していまう弊害を避けるためである。
尚、制止板12の仮想線12bで示した進出位置
は、第5図ロに示したケース体1の積載例の間隙
幅Bを形成する場合に作動される。また、17は
第1図及び第5図イにおいて1B列の箱体と対称
をなす配列を構成する際に先頭の箱体を制止板1
2で制止される前に所定位置で制止しうる進退動
自在な制止部材である。 しかして、所定の縦横
流れ方向姿勢および所定の間隙幅を明けられたケ
ース体1は一列づつ1A,1B,1C押送板13
によつて水平軌道部に位置される循環テーブル上
に順次移送される。
次に、所定配列にて一段分づ供給されたケース
体1群を昇降自在なパレツト上に順次積み換えう
る積み換え手段について説明する。
20はローラーコンベアからなる循環テーブル
であり、この循環テーブル20は前記押送板13
の押送方向と同方向に走行される水平軌道部22
を経たのち反転しまた元の水平軌道部22に戻る
ように案内車24……に架設された無端ベルトチ
エーン25,25に架設されて循環走行しうるよ
うに構成されている。そして、前記循環テーブル
20は前記水平軌道部22に位置している際に、
前記押送板13によつて一列づつ一段分供給され
たケース体1の供給を受けるように構成されてい
る。また、前記循環テーブル20は循環軌道に対
して互いに対称位置に2個設けられている。しか
して、循環テーブル20を2個設け交互に水平軌
道部22に位置させることによりケース体1の積
換え作業の迅速化を図れる。30は前記水平軌道
部22に位置している循環テーブル20の下方に
配設され、パレツト2を載置しうる載置面を備え
た昇降テーブルであり、該昇降テーブル30は昇
降軸32に支持されてパレツト2上に順次積載さ
れる一段分づつのケース体1群の積載高さに対応
して順次下降しうるように構成されている。尚、
昇降テーブル30のパレツト載置面には前記循環
テーブル20の循環走行方向と直交する走行方向
を有する昇降コンベア34が架設されている。こ
の昇降コンベア34はブレーキ付きモーター35
を介して制動駆動される。そして、この昇降コン
ベア34上に載置されたパレツト2の搬入および
搬出を効果的にしているが、これについては後述
する。26は水平軌道部22に位置している循環
テーブル20上に供給載置されたケース体1の移
動を制止し、該ケース体1が循環走行される循環
テーブル20の後端部を離脱した際に前記パレツ
ト2の昇降面上に落下しうるように配設された制
止部材である。この制止部材26は、一段分のケ
ース体1間に縦方向即ち循環走行方向の間隙を開
ける場合に機能するように前記制止板12とほぼ
同様にその制止位置すなわち進出位置を可変しう
るように進退動自在に構成されている。例えば、
第1図及び第5図イに図示された縦方向の間隙幅
Cを開ける場合について、その動作を図示した第
4図イ,ロ,ハに基づいて説明すれば、前記制止
部材26を仮想線の位置まで進出しこの進出位置
で後方のケース体1を循環テーブル20の後端部
から離脱すべく循環走行させ、後方のケース体1
が離脱したと同時に前記制止部材26を実線位置
まで後退さると共に前方のケース体1を循環テー
ブル20の後端部から離脱すべく更に循環走行さ
せれば、前方のケース体1は後退された制止位置
で循環テーブル20から離脱し前記パレツト2の
昇降面上に落下され、よつて落下位置において二
つのケース体1間には間隙幅Cが形成される。
尚、第5図ロに示した積載例の場合は縦方向の間
隙を形成しないため、前記制止部材26は進退移
動されないことは勿論である。尚、第4図ハにお
いて符合27は、パレツト2上に落下されたケー
ス体1を後方から若干押送し、その落下位置を微
調整しうる進退動自在なプツシヤーである。
尚、第1図において符合28はガイド板、符合
29は幅寄せ板であり、特に幅寄せ板29は第2
図において間隙幅Aを設けて搬入されたケース体
1間の前記間隙幅Aを無くしてケース体1同志を
接合整列するのに機能する。
しかして、所定配列の一段分のケース体1がパ
レツト2上に載置される。そして昇降テーブル3
0を介して一段分づつ順次下降されるパレツト2
上に一段分づつケース体1が積載され、第5図イ
に図示したようにパレツト2上にケース体1が所
定配列に多段状に積載される。
次にパレツト供給手段について説明する。40
は、前記昇降テーブル30のパレツト載置面に架
設されたパレツト2を一方向へ供給しうる昇降コ
ンベア34の供給方向に対し反供給方向に配設さ
れたパレツト供給コンベアであり、このパレツト
供給コンベア40上には前記昇降コンベア34に
パレツト2を順次供給しうるよう多数のパレツト
2が多段状に積載されている。前記パレツト供給
コンベア40はブレーキ付きモーター41を介し
て制動駆動される。42は、前記昇降コンベア3
4の供給方向に配設されたパレツト搬出コンベア
であり、このパレツト搬出コンベア42にはケー
ス体1を積載したパレツト2が供給される。前記
パレツト供給コンベア40とパレツト搬出コンベ
ア42の搬送面は前記昇降コンベア34の最下降
位置の搬送面と同じ水平位置に設定されている。
46は進退動自在でかつ昇降動自在なフオーク4
7,47を有するフオーク装置であり、このフオ
ーク装置46は、前記パレツト供給コンベア40
上に多段状に積載されたパレツト2に対し、下か
ら二段目に積載されたパレツト2の開口部内にフ
オーク47を進出しこの進出位置で該パレツトを
最下段パレツトに対して離間しうる位置まで上昇
し、前記最下段パレツト2を最下降位置にある前
記昇降コンベア34上に供給駆動した後に上昇さ
れているパレツト2群を供給コンベア40上に載
置すべくフオーク47を下降し、しかる後にパレ
ツト2群と干渉しない位置までフオーク47を後
退すると共に下から二段目に積載されたパレツト
2の開口部内に進出突入できる水平位置までフオ
ーク47を上昇しうるように構成されている。し
かして、ケース体1を所定段数積載したパレツト
2が昇降コンベア34に駆動され搬出コンベア4
2上に搬出されると同時に、フオーク47で上昇
位置に支持された上段パレツトから離間されて供
給コンベア40上に載置され待機されていたパレ
ツト2が、コンベア40に駆動されて下降位置に
ある昇降コンベア34上の所定位置に供給され
る。
<考案の効果> 本考案のパレタイザーにおけるケース体の縦横
流れ方向姿勢仕分け機構によれば、コンベアによ
つて供給されてくる長立方形状のケース体の供給
軌道が一定でない場合でもケース体を正確な縦横
の変換向きにコントロールできると共に、縦横の
変換向きに仕分けられた同じ縦横の流れ方向姿勢
をもつケース体は常に同じ供給軌道によつて供給
できる、という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図示は本考案のパレタイザーの装置全体の
概略平面図、第2図は同じく概略正面図、第3図
は同じく概略側面図、第4図イ,ロ,ハは第3図
の動作状態の一例を示した概略側面図、第5図
イ,ロはパレツト上に所定の配列態様にて積載さ
れたケース体の斜視図である。 1……ケース体、3……供給工程、6……前部
コンベア、7……後部コンベア、10……制止
板、11……押送板、14……枢動アーム、15
……吸着部、16……押圧部材、18……制止部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 供給工程3から順次供給された長立方形状のケ
    ース体1を所定の配列態様にて一段分づつプール
    し、これを昇降自在な昇降テーブル上に載置され
    たパレツト上に順次多段状に積載するようにした
    パレタイザーにおいて、 前記供給工程に、前部コンベア6と、この前部
    コンベア6の供給方向と供給方向を直交させた後
    部コンベア7とを前部コンベア6の供給終端部に
    後部コンベア7の供給始端部を隣接させて配設
    し、前記前部コンベア6の供給終端部に該供給終
    端部まで供給されたケース体の供給を止める制止
    板10を設けると共に、該制止板10で供給を制
    止されたケース体を供給方向を直交させた後部コ
    ンベア7の供給始端部へと押しやる押送板11を
    設けてなり、さらに、前記前部コンベア6の供給
    途中にあるケース体の側壁を吸着保持し、吸着保
    持されたケース体を吸着保持状態のまま前記前部
    コンベ6の供給終端部に設けられた前記制止板1
    0と押送板11を介さずに後部コンベア7上まで
    90度水平移動させて該後部コンベア7上で吸着保
    持状態を解除しうるように構成された枢動部に吸
    着部15を設けた枢動アーム14を設け、かつ、
    前記吸着部15によるケース体の吸着開始位置に
    吸着保持されるケース体の側壁を対応させるべく
    前部コンベア6で供給される所定のケース体の供
    給を止めるる制止部材18と、該制止部材18で
    制止されたケース体を吸着開始位置に在る前記吸
    着部15に向けて押しやる押圧部材16とを設け
    たことをを特徴とするパレタイザーにおけるケー
    ス体の縦横流れ方向姿勢仕分け機構。
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