JPS58100024A - パレツト荷積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パレット荷積装置に関する。さらに詳しくは
、主としてボックスパレットに合成ゴムベールまたはこ
れに似た品物を複数段に荷積みする装置に関する。

品物を通常のパレット上に載置する装置は種々知られて
いるが、側部四面が板で囲われた上面開放のボックスパ
レットに品物を荷積みする装置は殆んど知られていない
。即ち、合成ゴムベールまたはこれに似た品物をボック
スパレットに荷積みする際、従来は０品物を通常のパレ
ット上に荷積み後、側部四面を板で囲う方法、■ボック
スパレット内に作業者が入って品物を一つづつ荷積みす
る方法、■品物を保持装置により吊り下げてボックスパ
レット上に移送したのち荷積みする方法等が行われてい
た。

しかし、上記■、■の方法は人手がかかり、上記■の方
法は保持装置に品物を吊り下げて移動する際品物が落下
しやすいほか、品物の大きさに比較してボックスパレッ
トの大きさに余裕が少ない場合は荷積みが困難である等
の欠点を有している。

本発明の目的は、上記事情に鑑み、人力にたよることな
く自動的に品物をパレットに荷積みでき、かつ該荷積み
工程の際品物の落下の虞れがなく、さらに大きさに余裕
のないボックスパレットであノても容易に荷積みするこ
とができる極めて実用的なパレットの荷積みすることが
できる極めて実用的なパレットの荷積装置を提供するこ
とにあり、その要旨は、品物を載置する載置台を有する
移動台車と、該台車上の品物を着脱可能に保持する保持
装置と、該保持装置の下方に１移動台車上の品物を外側
から圧縮形成する圧縮装置と、該圧縮装置上部に品物を
圧縮形成する際、品物の浮き上りを防止する防止装置と
、該保持装置により保持された品物を荷積みするパレッ
トを上下動させるノ（レット昇降装置とを備え、上記保
持装置を上記）；レット昇降装置の上方に固定的に配設
し、上記移動台車を上記堡持装置の下まで進退移動可能
に構成し、かつ上記載置台を上下動可能に構成したこと
を％徴とするパレット荷積装置にある。

即ち、本装置は、保持装置を固定的に設け、移動台車を
前進させて品物を該保持装置の下まで移送すると共に品
物を上昇させて保持装置に保持させ、次に移動台車を後
退させ、ノ；レットを昇降装置により保持された品物の
所まで上昇させ、該品物をパレットに荷積みする装置で
ある。

また、本装置は上記−回の荷積工程で一段分の品物をパ
レットに荷積みし、この工程を自動的に繰り返して品物
を複数段に荷積みすることも可能な装置である。

以下、図面に示す実施例を参照しながら本発明の詳細な
説明する。

第１図〜第３図は本発明に係る荷積装置の一実施例を示
す図であ抄、第１図は平面概念図、第２図は側面概念図
、第３図は斜視概念図である。

図示の如く、本装置は主として、移動台車１と、保持装
置２と、パレット昇降装置３、圧縮装置２６、浮き上り
防止装置５５とから成る。

上記移動台車１は、品物４を載置する載置台１ａを上部
に有し、保持装置２の下まで進退移動可能に構成し、か
つ載置台１ａを上下動可能に構成しである。

本実施例においては、フレーム５の中央部分に所定長の
レール６を配設し、該レール６の両端にスプロケットホ
イール７を設け、該ホイール７に装架したチェーン８に
台車１を連結しである。上記ホイール７はチェーン等の
伝動機構９を介して正逆転可能な電動機１０に連結し、
台車１を進退動可能に構成しである。上記台車ｌは公知
の伸縮機構１１を有し、該伸縮機構１１により載置台１
ａを上下動可能に構成しである。

載置台１＆を上下動可能に構成するに当っては、伸縮機
構１１を設けるほか、台車１自体を上下動させる様に構
成しても良い。なお、１２は台車１に設は九車輪である
。また、レール６は以下に述べるパレットの上昇に支障
をきたさない様に配設しである。

上記保持装置２は、フレーム５の上方に固定的に、即ち
非移動的に配設し、かつ上記移動台車１の移□動軌跡上
方に設けるととＫより、移動台車１が保持装置２の下ま
で前進し、かつ保持装置２の下から後退できる様に構成
しである。

かかる保持装置としては、上記載置台１ａＫよって上昇
してきた品物４を保持し、かつ載置台１ａが下降した後
も確実に保持できるものであれば良く、たとえばはさみ
具、電磁石、真空吸着盤などを品物の種類、形状等に応
じて適宜選択して使用すれば良い０品物が合成ゴムベー
ルまたはこれに似たものの場合には、品物の包装がら空
気を吸引して品物の容積を小さくすることができる真空
吸着盤が好適である。保持装置に備えるはさみ具、電磁
石、真空吸着盤などの数は、保持すべき品物の数と同数
またはそれ以上が好ましい０品物が約３５ｋ）の合成ゴ
ムベールの場合、その数は、パレットの一段に積ｔｒベ
ールの数（本実施例では６個）の２倍をベールの配列に
応じた位置に備えるのが好ましい。保持された品物をボ
ックスパレットに荷積みする際、該パレットは以下に述
べる様に上昇し、保持装置がこのボックスの中に入るこ
ともあるので、この場合は保持装置の先端部分をボック
スに挿入可能な大きさにする必要がある。

本実施例においては保持装置２として、真空吸着盤を使
用している。即ち、フレーム５の上方に真空吸着盤支持
用フレーム１３を設け、該フレーム１３に複数個の真空
吸着盤１４を複数本の支持棒１５を介して取り付けであ
る。該支持棒１５は、真空ポンプ１６に接続した吸引ポ
ース１７を介して真空状態となる。

上記パレット昇降装置３Ｆｉ、上記移動台車１より下に
、かつ上記保持装置２０位置に対応してその下方に配設
しである。本昇降装置３は、パレット１８を、上記保持
装置２に保持された品物４を収納すべく、該品物４のす
ぐ下の荷積み位置まで上昇させると共に、パレット１８
を上記移動台車１の移動に支障をきたさない位置まで下
降させることができ、かつ自由位置で停止させることが
できるものであれば良い。

本実施例においては、フレーム５０側部に上下方向のガ
イドレール１９を設け、該レール１９に沿−ｊ、Ｃ昇降
台２０を昇降自在に配置し、かつ上記フレーム５の側部
に昇降台用油是シリンダー２１を立呟し、該シリンダー
のピストンロッド２２の上端にスプロケットホイール２
３を回転自在に軸架し、該ホイール２３にチェーン２４
を装架し、該チェーン２４の一端を昇降台２０に、他端
をフレーム５の下部に連結しである。

本実施例は、さらに以下の手段を備えて成る。

まず、移動台車１上の品物を、保持装置２に保持させる
藺に、外側四方向から圧縮し、品物の形状を整えるため
の圧縮装置２６を備えている。該装置２６は、品物が合
成ゴムベールの如く、圧縮することによ抄一時的に寸法
が少し縮少し、ボックスパレットに挟入し易くなる場合
に利点がある。該装置２６Ｆｉ品物が保持装置２によ抄
保持される前の品物の位置に対応して設けである。

本実施例においては、該圧縮装置２６を吸着盤１４の下
方であって、上昇し九載置台１の上の品物に対応する位
置に設けてあり、圧縮すべき品物の外側四方向に配設し
た四枚の押圧板２７により構成しである。各抑圧板２７
は、それぞれフレームに設けた油圧シリンダーのピスト
ンロッド２８に連結し、かつフレームに設けたギヤに讃
合させたガイド用ラックギヤ２９に連結しである。

本実施例は、品物が例えば合成ゴムベールの如く、弾性
体のものを圧縮する場合、品物が圧縮する際に浮き上る
ものがあり、これを防止するための装置として、上下動
可能な押え板をもつ浮き上り防止装置Ｏを備えている。

該装置Ｏは、フレーム５の上方に真空吸着盤支持用フレ
ーム１３を設け、該フレーム１３に複数個の真空吸着盤
１４を複数本の支持棒１５を介して取付けられている。

該真空吸着盤１４０間を利用して、真空吸着盤支持用フ
レーム１３に、浮き上り防止弁え板［株］を作動させる
エアーシリンダー［相］を支持する支持用フレーム■を
設け、該フレーム＠に複数個の浮き上り防止弁え板［株
］を作動させるエアーシリンダー［相］とエアーシリン
ダー［相］の左右に設けたガイド■が取付けである。

浮き上り防止弁え板［株］はエアーシリンダー＠のピス
トンロッド■とガイド■に連結している。

なお、押え板を上下動させる手段に訃、油圧そのほか公
知のものが応用できるが、エアーシリンダーが好適に用
いられる。

本実施例においては、また以下に述べる品物搬入装置か
ら移動台車１上に品物を搬入したのち、骸品物を移動台
車ｌ上の所定位置に整列し、位置決めするための整列装
置３ｏを備えている。

該装置３０は、移動台車１が最後退し、搬入装置から品
物を受は取る位置に設けである。核装置３０は、移動台
車１上の品物を左右から押圧して整列させるための２つ
の整列板３１から成り、該整列板３１には、フレームの
左右に設けたエアーシリンダのピストンロッド３２に連
結し、かつフレームの左右に設けたギヤに歯合させたガ
イド用ラックギヤ３３に連結しである。

−上記品物搬入装置３５は、品物４を所定位置から上記
移動台車１上に搬入する装置であり、本実施例において
は、複数個の品物４を所定位置に配列して移動台車１上
に送り込むべく、ベルトコンベヤ等から成る搬入コンベ
ヤ３６と、該コンベヤ３６に隣接して設けた方向転換コ
ンベヤ３７と、該コンベヤ３７に隣接して設けた駆動ロ
ーラコンベヤ等から成る送り込みコンベヤ３８と、該コ
ンベヤ３８に連設した駆動ベルトコンベヤ等から成るア
キュームコンベヤ３９と、骸コンベヤ３９の前方に設け
た品物押し出し装置４０とで構成しである。

上記送り込みコンベヤ３８の途中の中心から側方寄りに
ターン装置４１を上下動自在に設けである。上記アキュ
ームコンベヤ３９の先端にはストッパー４２を設け、か
つ中間部ＫＦｉシリンダー装置４３によって上下動され
るスペーサ４４を設けである。上記品物押し出し装置４
０は、フレーム５の左右にそれぞれ上下前ｉ１に４個の
スズロケットホイール４５を配設し、これら左右のホイ
ール４５に無端チェーン４６を装架し、骸左右の無端チ
ェーン４６間に所定間隔をおいて複数本の押動体ロー２
４７を掛は渡して成る。上記スプロケットホイール４５
は、チェーン等の伝動機構４８を介して電動機４９に連
結しである。

本実施例は、さらにパレット搬入搬出装置５１を備えて
いる。核装置５１は、昇降台２０の位置に対応して設は
九ローラコンベヤ等から成るパレットコンベヤ５２と、
該コンベヤ５２の一端に連設したチェーンコンベヤ等か
ら成るパレット供給コンベヤ５３と、他端に連設したロ
ーラコンヘヤ等から成るパレット搬出コンベヤ５４とで
構成しである。

次に、上記装置の作動について説明する。

マス、空のボックスパレット１Ｂをパレット供給コンベ
ヤ５３によ砂供給し、パレットコンベヤ５２で昇降台２
０を上昇させ、ボックスパレット１８をパレットコンベ
ヤ５２から所定距離上昇させＡ＝ｉ−ξＯ場合、ボック
スバレッ）１８は保持装置２の下方に正確に対応させて
おく。

一方、移動台車１は最後退させて品物押し出し装置４０
に隣接させ、かつ載置台１ａの高さも押し出し装置４０
と同一レベルにしておく０次に、品物（フィルムラッピ
ングした合成ゴムペール）４を搬入コンベヤ３６から方
向転換コンベヤ３７上に順次搬送し、該コンベヤ３７で
方向転換した後送り込みコンベヤ３８に送り、該コンベ
ヤ３８上でターン装置４１を上下動させて適宜に品物４
の方向を変えてアキュームコンベヤ３９に移送し、前方
のストッパー４２あるいは中間部のスペーサ４４を上下
動させて該スペーサ４４で停止させ、アキュームコンベ
ヤ３９で品物押し出し装置４０上に送り整列させる。

この動作を所定回繰り返して複数個の品物４を押し出し
装置４０上に所定のパターン整列させ、−投分の品物４
が整列した後電動機４９によって両無端チェーン４６を
回行させ、品物４を押動体ローラ４７で押動して移動台
車１上罠移載してチェーン４６０回行を停止する。

移動台車１上に１段分の品物４が配置され、電動機１０
によってチェノ８を介して、移動台車１を保持装置２の
真下に移動し停止させ、伸縮機構１１により載置台１ｍ
を上昇させて品物４を圧縮装置２６に対応する位置で停
止させる。そこ÷、圧縮装置２６を作動させ、４枚の抑
圧板２７をピストンロッド２８により前進させて、品物
４を四方向から所定位置まで圧縮し成型するが、一方、
該抑圧板２７を前進させると、同時に圧縮装置２６の上
部より浮き上り防止装置０を作動させ、浮き上り防止押
え板［株］をピストンロッドＯＫよに下降させて、品物
４の上面を押えた位置で停止させる。続いて押圧１［２
７と浮き上り防止押え板［相］は同時に元の位置まで後
退させる。

次に、載置台１ａを再度上昇させて品物４を真空吸着盤
１４に当接させる。この状態から真空ポンプ１６を作動
させ、真空吸着盤１４が所定の真空圧となり、品物が確
実に保持された後、載置台１＆を元の位置まで下降させ
る。載置台１＆が下降した後、電動機１ｏを逆回転させ
、チェーン８を介して移動台車１を元の位置即ち押し出
し装置４０に隣接する位置まで後退させる。

次に、ボックスパレット昇降装置のピストンロッド２２
を上昇させ、昇降台２ｏを介してボックスパレット１８
を上昇させ、真空吸着盤１４で保持している品物４を該
ボックスパレット１８内に挿入させ、所定の位置で停止
させ、そこで真空吸着盤１４から品物４を離脱させる。

続いて、ボックスパレット１８を元の位置、即ち移動台
車１の移動に支障をきたさない位置まで下降させる。

上記の如くしてボックスパレ：ｙ）１８内に一段分の品
物４を積載し、この積載工程を繰り返して品物４を順次
複数段積載し、所定段数積載したのち、昇降台２０を最
下部まで下降させてボックスパレット１８をパレットコ
ンベヤ５２上に支持し、搬出コンベヤ５４によって搬出
する。

第４図（ＩＬ）、（ｂ）は本装置による品物の荷積パタ
ーンの例を示す斜視図であり、共に６個の一段分の品物
４を５段に荷積みしたものである。

本発明に係る装置は上記の如き構成を有する。

従って、まず、品物を人手にたよることなく自動的にパ
レットに荷積みできる。また、この荷積み工程を自動的
に繰り返し、品物を複数段荷積みすることができる。次
に、荷積み工程の際、移動台車によって品物を保持装置
虚で搬送し、かつ保持された品物を受は取るべくパレッ
トを上昇させる。即ち、保持装置は固定的に配設されて
いる。よって、振動等により品物が保持装置から落下す
る虞れがないという利点を有する。

また、保持装置に保持させる前に品物を圧縮成形する圧
縮装置及び浮き上りを防止する装置を設けることＫより
、余裕が少ないボックスパレットであっても、品物を容
易に１かっ損傷させることなく荷積みすることがてきる
。

本発明は、主として合成ゴムベールをボックスパレット
に荷積みする装置であるが、勿論合成ゴムベール以外の
品物、あるいは通常のパレットの場合にも使用可能であ
る。

本発明は、その要旨を越えない範囲で種々変形可能であ
り、実施例に示したものに限定されない、ま直、実施Ｉ
ＰＩＩＫ示した本発明の要旨以外の装置も、当然公知技
術により種々変形可能であり、かつ必要に応じて設けれ
ば良い。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本装置の一実施例を示す図であり、第
１図は平面概念図、第２図は側面概念図、第３図は斜視
概念図、第４図（ａ）、（ｂ）は共にに本装置による品
物の荷積みパターンを示す図である。 １・・・・・・移動台車　　１ａ・・・・・・載置台２
・・・・・・保持装置　　　３・・・・・・パレット昇
降装置４・・・・・・品物　　　　１４・・・・・・真
空吸着盤１８・・・・・・パレット２６・・・・・・圧
縮装置５５゛・・・・・・浮き上り防止装置 □ 特許出願人　日本合成ゴム株式会社 第１図 第　２　［４ 第５３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）品物の載置台を有する移動台車と、該移動台車上
   の品物を着脱可能に保持する保持装置と、該保持装置の
   下方に、移動台車上の品物を外側から圧縮形成する圧縮
   装置と、該圧縮装置上部に品物を圧縮形成する際、品物
   の浮き上りを防止するための、上下動可能な押え板をも
   つ浮き上シ防止装置と、上記の保持装置により保持され
   た品物を収納するパレットを上下動させるパレット昇降
   装置とを備え、上記保持装置を上記パレット昇降装置の
   上方に固定的に配設し、上記移動台車を上記保持装置の
   下まで進退移動可能に設け、かつ上記載置台を上下動可
   能に構成したことを特徴とするパレット荷積装置。
2. （２）上記保持装置が、複数個の真空吸着盤を備えて成
   る真空吸着保持装置であることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項に記載したパレット荷積装置。
3. （３）上記品物が合成ゴムベールであり、上記パレット
   がボックスパレットであることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）〜Ｉ２＞項までのいづれかに記載したパレ
   ット荷積装置。