JPH10167411A - 板材収納装置 - Google Patents

板材収納装置

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Publication number
JPH10167411A
JPH10167411A JP34650896A JP34650896A JPH10167411A JP H10167411 A JPH10167411 A JP H10167411A JP 34650896 A JP34650896 A JP 34650896A JP 34650896 A JP34650896 A JP 34650896A JP H10167411 A JPH10167411 A JP H10167411A
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JP
Japan
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plate material
product
conveyor
shelf
product table
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Application number
JP34650896A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Makabe
良一 真壁
Masashi Nanaumi
賢史 七海
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10167411A publication Critical patent/JPH10167411A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材加工機により加工された板材を連続で収
納することができて、任意の板材をラインの運転を停止
することなくすばやく取り出すことができるようにす
る。 【解決手段】 板材W´の端部を把持するグリッパ7を
有し且つ板材搬送方向に往復走行するアンローダ5と、
複数のコンベヤローラ20をチェーン状に連結した簾状
ローラテーブル19を、搬送面Sとなる位置に対して開
閉移動可能に設けたストックコンベヤ10と、昇降可能
なリフタ12を有する製品台11と、リフタ12上に複
数のコンベヤローラ36を配置しストックコンベヤ10
より落下される板材W´を受け取ると共に、板材W´を
払い出しするプッシャー42を有する製品テーブル13
と、製品台11に隣接し且つ製品テーブル13の昇降ス
トローク範囲内で高さ方向に複数段の棚47を有する製
品棚14とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターレットパンチ
プレス等の板材の加工ラインにおいて、加工後の板材を
収納する板材収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に板金加工ラインの概略構成図を示
す。ターレットパンチプレスからなる板材加工機1は1
枚の大板から多数の小製品を加工する。その際、自動運
転に支障をきたさないように図4に示すように大板(図
示せず)から加工された加工済板材W´内の小製品の板
材Wa〜Whはミクロジョイント50と呼ばれる細い未
加工部分により結合され、後工程において振動等の外力
により分離される。板材加工機1への材料板材Wの供給
は、材料台車51に積載された材料板材Wを吸着パッド
52Aを有するローダ52により1枚あて吸着保持し
て、架設レール53に沿って走行し板材加工機1へ供給
される。
【0003】ストックコンベヤ54は、多数のコンベヤ
ローラ55を無端チェーン56で連結してなる簾状ロー
ラテーブル57を有し、その搬送面Sの下方にはパレッ
ト58がセットされた昇降台59Aを有する製品台車5
9が進入する。ストックコンベヤ54の上方には、グリ
ッパ60を有するアンローダ61が架設レール53に沿
って走行自在に設置されている。
【0004】板材加工機1により加工された小製品の板
材Wa〜Whを含む加工済板材W´はアンローダ61に
より、そのグリッパ60で図6の(1)に示すように端
部を把持されてストックコンベヤ54の簾状ローラテー
ブル57上へ引き出される。そして、図6の(2)に示
すように無端チェーン56が矢印A方向に移動して簾状
ローラテーブル57が開き、ストックコンベヤ54の搬
送面Sが開放される。この開放後、グリッパ60の把持
が解除され、加工済板材W´が製品台車59上にセット
されたパレット58上に落下する。
【0005】次に、加工される加工済板材W´も前記と
同様にしてパレット58上に順次積載収納される。この
ようにして収納された加工済板材W´が満杯になると製
品台車59がストックコンベヤ54下方から撤退し、在
荷パレットは取り外され、空パレットがセットされて、
再びストックコンベヤ54の下方へ進入し積載収納可能
状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
板材収納装置にあっては、上記のようにパレット58毎
での積載収納であり、1パレットに費やす積載収納時間
が長いために、板材加工機1により加工された加工済板
材を次工程へ直送り込むことができず、工程長短縮の阻
害要因の1つになっていた、また、やむを得ず特定の加
工済板材を急ぎで取り出したいときには、ラインの運転
を停止しオフラインにて取り出すために、作業能率が低
下するという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、板材加工機
により加工された加工済の板材を連続で収納することが
できて、なおかつ任意の加工済板材をラインの運転を停
止することなくすばやく取り出すことができる板材収納
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に発明に係わる板材収納装置は、板材の
端部を把持する把持手段を有し且つ前記板材の搬送方向
に往復走行する板材搬送手段と、前記把持手段により把
持されて引き出された板材を載せる搬送面を有して、こ
の搬送面の開放により、前記把持手段で把持解除された
前記板材を落下させるコンベヤ手段と、前記コンベヤ手
段の下方に位置し且つ昇降可能なリフタを有する製品台
と、前記リフタ上に複数のコンベヤローラを配置し前記
コンベヤ手段より落下される前記板材を受け取ると共
に、前記板材を払い出しするプッシャーを有する製品テ
ーブルと、前記製品台に隣接し且つ前記製品テーブルの
昇降ストローク範囲内で高さ方向に複数段の棚を有する
製品棚とを備えたことを特徴とする。
【0019】かかる構成により、板材加工機により加工
された板材は板材搬送手段の把持手段により把持されコ
ンベヤ手段の搬送面上へ引き出される。そして、このコ
ンベヤ手段の搬送面が開放される。この開放後、前記把
持手段での把持が解除されて、加工済の前記板材は製品
台のリフタ上に設置された製品テーブル上に落下する。
【0010】続いて、製品台のリフタが下降し、隣接す
る製品棚の空棚のテーブル面と製品テーブルのテーブル
面が同一となる位置にて停止する。その後、製品テーブ
ルに具備されたプッシャーにより板材は製品棚へ移し変
えられ収納される。製品テーブル上が空になると製品台
のリフターが上昇し待機位置へと戻る。製品棚の各棚は
板材の投入側はもちろんのこと反対側も開口しており、
この後者の開口側よりラインの運転状態に関係なく取り
出すことができる。
【0011】したがって、製品棚の棚数に見合った板材
の収納が無人運転で可能となり、また、加工ラインを停
止することなく、任意の板材の取り出しができ、収納に
要する待ち時間が大幅に短縮することができる。更に
は、各棚が満杯になる以前に板材の取り出しをすること
によりラインの自動運転が継続できる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項2に発明に係わる板材収納装置は、請求項1記載の板
材収納装置において、前記板材搬送手段が、前記板材の
端部を把持するグリッパを有してレールに沿って走行す
るアンローダであり、前記コンベヤ手段が、複数のコン
ベヤローラをチェーン状に連結した簾状ローラテーブル
を、搬送面となる位置に対して開閉移動可能に設けたス
トックコンベヤである。
【0013】かかる構成により、板材加工機により加工
された板材はアンローダに具備されたグリッパにより端
部を把持されストックコンベヤの簾状ローラテーブル上
へ引き出される。ついで簾状ローラテーブルが開き、ス
トックコンベヤの搬送面が開放される。この開放後、グ
リッパの把持が解除され、加工済の板材は製品台リフタ
上に設置された製品テーブル上に落下する。
【0014】続いて、製品台のリフタ面が下降し、隣接
する製品棚の空棚のテーブル面と製品テーブルのテーブ
ル面が同一となる位置にて停止する。その後、製品テー
ブルに具備されたプッシャ機能により加工済の板材は製
品棚へ移し変えられ収納される。製品テーブル上が空に
なると製品台リフター面が上昇し待機位置へと戻る。製
品棚の各棚は板材の投入側はもちろんのこと反対側も開
口しており、この後者の開口側よりラインの運転状態に
関係なく取り出すことができる。このために、上記した
請求項1の発明の作用と同様な作用を奏し得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係わる板材収納
装置の概略的な正面図、図2は同板材収納装置の概略的
な右側面図である。
【0016】板金加工ラインには、ターレットパンチプ
レスからなる板材加工機1と、この板材加工機1に並べ
て本発明に係わる板材収納装置3が配置してある。そし
て、板金加工ラインには板搬送装置2が配置してある。
この板搬送装置2は、板材の搬送方向Xに沿う架設レー
ル4と、この架設レール4に車輪5Aを介して垂れ下が
ったアンローダ5とを備えており、このアンローダ5は
シリンダ6の伸縮動作により開閉するグリッパ7を備え
ており、また、アンローダ5は、その上部にアンローダ
駆動モータ8を備えていて、このアンローダ駆動モータ
8の駆動により車輪5を回転駆動することにより架設レ
ール4上を走行するものである。
【0017】前記板材加工機1は1枚の大板から多数の
小製品を加工する。この場合、図4(1)、(2)に示
すように各製品板材Wa〜Whは、周囲のスラグ部分と
ミクロジョイント50と呼ばれる細い未加工部分が繁が
った状態で本加工は終了し、板材収納装置3へ搬出され
るものである。なお、図4の(2)中、50Aは打ち抜
き部分である。
【0018】前記板材収納装置3は、図1及び図2に示
すように機台9上に設置されたストックコンベヤ10
と、このストックコンベヤ10の下方に配置された製品
台11と、この製品台11のリフタ12上に設置された
製品テーブル13と、製品台11に隣接していて、板材
の搬送方向Xとは直角方向Yに配置された製品棚14と
を備えている。
【0019】前記ストックコンベヤ10は、機台9上の
コンベヤフレーム9Aに簾状ローラテーブル19を板材
の搬送方向Xに走行可能に設けて構成してある。簾状ロ
ーラテーブル19は、コンベヤフレーム9Aに、板材の
搬送方向Xに互いに離間して配置されたそれぞれ一対の
スプロケット15、16を備えており、一方にスプロケ
ット15はコンベヤフレーム9Aに回転可能に支承され
た回転軸15Aに、他方のスプロケット16はコンベヤ
フレーム9Aに回転可能に支承された回転軸16Aにそ
れぞれ固着してある。そして、これらのスプロケット1
5、16に無端チエーン17が巻装してあり、これらの
無端チエーン17の略1/2長の範囲に、板材の搬送方
向Xに所定の間隔で複数本のコンベヤローラ20が配し
てあって、これらのコンベヤローラ20は無端チエーン
17に回転可能に軸支してある。
【0020】また、コンベヤフレーム9Aの端部にはテ
ーブル駆動モータ21が取り付けてあり、このテーブル
駆動モータ21の出力軸端の駆動スプロケット22と前
記回転軸15Aに設けたスプロケット18との無端チエ
ーン23が掛けてある。したがって、テーブル駆動モー
タ21を駆動することにより、簾状ローラテーブル19
が巻き上がり、搬送面Sを閉じる位置から解放するまで
移動するものである。
【0021】また、前記製品台11はリフタ12を備え
ており、このリフタ12は、ベース部材24とリンク2
5、26と上側部材27とを有し、リンク25、26
は、それぞれの中間部で互いに支軸28により連結して
あり、リンク25の下端部はベース部材24に支軸29
により連結してあり、リンク26の下端部には摺動ピン
30が取り付けてあって、この摺動ピン30はベース部
材24に設けられた摺動孔31に挿入してある。また、
リンク26の上端部は上側部材27に支軸32により連
結してあり、リンク25の上端部には摺動ピン33が取
り付けてあって、この摺動ピン33は上側部材27に設
けられた摺動孔34に挿入してある。そして、前記上側
部材27は油圧シリンダ(図示せず)の伸縮動作により
その昇降がなされるものである。
【0022】前記製品台11のリフタ12の上側部材2
7には製品テーブル13が設けてある。この製品テーブ
ル13は、上側部材27に取り付けられたテーブルフレ
ーム35上に配置された多数のコンベヤローラ36を備
えており、これらのコンベヤローラ36は前記ストック
コンベヤ10のコンベヤローラ20と直交する方向Yに
数列配置してある。
【0023】そして、テーブルフレーム35には互いに
離間して一対のスプロケット38、39が配置してあ
り、一方のスプロケット38はコンベヤフレーム35に
回転可能に支承された回転軸40に、他方のスプロケッ
ト39はコンベヤフレーム35に回転可能に支承された
回転軸41にそれぞれ固着してある。そして、スプロケ
ット38、39間に無端チェーン37が掛け渡されてい
て、無端チェーン37には、側面L字状のプッシャー4
2が取り付けてある。
【0024】また、コンベヤフレーム35の端部にはプ
ッシャー駆動モータ43が取り付けてあり、このプッシ
ャー駆動モータ43の出力軸端の駆動スプロケット44
と前記回転軸40に設けたスプロケット45との無端チ
エーン46が掛け渡してある。前記無端チェーン37の
上面はコンベヤローラ36のテーブル面Pより低く、プ
ッシャー42の高さはテーブル面Pより高くなるように
構成してある。
【0025】前記製品棚14は、製品テーブル13の昇
降ストロークSの範囲内において、製品テーブル13の
テーブル面Pに相当する位置に複数段の棚47を有す
る。そして、各棚47には板材の摺動を良くするため
に、多数のボールトランス(図示せず)が埋設されてい
るほか板材を検出するセンサ(図示せず)が付加されて
いて、棚47内の板材有無を判断している。また、製品
棚14の製品台11側及び反対側は板材の幅より広く開
口していて、板材の搬入、取り出しができるようにして
ある。
【0026】次に、板材収納装置の作動を図3を参照し
て説明する。上記したように、大板からなる材料板材W
を板材加工機1により加工された小製品板材を含む加工
済板材W´が板材加工機1のテーブル原点位置に待機さ
れる。すると、アンローダ5がグリッパ7が開の状態
で、板材加工機1側へ接近移動する。加工済板材W´の
端部にグリッパ7が入り込み、アンローダ5は停止し、
図3の(1)に示すようにグリッパ7が閉じることによ
り加工済板材W´の端部が把持される。
【0027】次に、図3の(2)、(3)に示すように
アンローダ5が後退し、加工済板材W´はストックコン
ベヤ10の簾状ローラテーブル19上へ引き出される。
テーブル駆動モータ21の駆動により、スプロケット2
2、無端チェーン23、スプロケット18、15を介し
て無端チェーン42が矢印A方向へ回転して、簾状ロー
ラテーブル19が巻き上がり、ストックコンベヤ4の搬
送面Sが開放される。
【0028】この開放後、グリッパ7の把持が解除さ
れ、加工済板材W´は製品テーブル13上に落下する。
加工済板材W´が落下した後、簾状ローラテーブル19
は巻き戻されて搬送面Sが閉じられ、アンローダ5は原
点位置へ戻る。
【0029】製品テーブル13上へ加工済板材W´が落
下されると、図3の(4)に示すように製品台11のリ
フタ12の下降により、このリフタ12上に設置された
製品テーブル13も下降し、製品テーブル面Pと製品棚
14の最下位の棚47のテーブル面が同一となる位置で
リフタ12が停止する。
【0030】そして、プッシャー駆動モータ43の駆動
により、スプロケット44、無端チェーン46、スプロ
ケット45、38を介して無端チェーン37が矢印B方
向へ回転してプッシャー42が前進し、加工済板材W´
の端面を押し込み、この加工済板材W´が製品棚14の
最下位の棚47へ収納される。収納後、製品台11のリ
フタ12の上昇により、製品テーブル13も上昇し、昇
降ストロークSの最上位である待機位置まで戻る。
【0031】板材加工機1により順次加工される加工済
板材W´は、上記した動作を繰り返すことにより、製品
棚14へ収納されるわけであるが、製品棚14の最下位
の棚47が収納完で、加工済板材W´が有りの状態であ
れば、下位から2段目の棚47へというように順次上位
の棚47へ収納していく。この過程で製品棚14が満杯
になる以前に加工済板材W´を取り出せば、各棚47に
取り付けられた板材の有無を検出するセンサーにより空
棚を判断し、製品台11のリフタ12を下降停止制御へ
フィードバックし、常に空棚の最下位へ収納するように
なっている。
【0032】なお、製品棚14への収納優先を最下位の
棚47からと説明してきたが、これは限定されるもので
はなく、最上位の棚47を優先としても何等問題はない
ことは明白である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に発明に
係わる板材収納装置によれば、板材の端部を把持する把
持手段を有し且つ前記板材の搬送方向に往復走行する板
材搬送手段と、前記把持手段により把持されて引き出さ
れた板材を載せる搬送面を有して、この搬送面の開放に
より、前記把持手段で把持解除された前記板材を落下さ
せるコンベヤ手段と、前記コンベヤ手段の下方に位置し
且つ昇降可能なリフタを有する製品台と、前記リフタ上
に複数のコンベヤローラを配置しコンベヤ手段より落下
される前記板材を受け取ると共に、前記板材を払い出し
するプッシャーを有する製品テーブルと、前記製品台に
隣接し且つ前記製品テーブルの昇降ストローク範囲内で
高さ方向に複数段の棚を有する製品棚とを備えたことに
より、板材加工機により加工された板材は板材搬送手段
の把持手段により把持されコンベヤ手段の搬送面上へ引
き出される。そして、このコンベヤ手段の搬送面が開放
される。この開放後、前記把持手段での把持が解除され
て、加工済の前記板材は製品台のリフタ上に設置された
製品テーブル上に落下する。
【0034】続いて、製品台のリフタが下降し、隣接す
る製品棚の空棚のテーブル面と製品テーブルのテーブル
面が同一となる位置にて停止する。その後、製品テーブ
ルに具備されたプッシャーにより板材は製品棚へ移し変
えられ収納される。製品テーブル上が空になると製品台
のリフターが上昇し待機位置へと戻る。製品棚の各棚は
板材の投入側はもちろんのこと反対側も開口しており、
この後者の開口側よりラインの運転状態に関係なく取り
出すことができる。
【0035】したがって、製品棚の棚数に見合った板材
の収納が無人運転で可能となり、また、加工ラインを停
止することなく、任意の板材の取り出しができ、収納に
要する待ち時間が大幅に短縮することができる。更に
は、各棚が満杯になる以前に板材の取り出しをすること
によりラインの自動運転が継続できる。
【0036】また、請求項2に発明に係わる板材収納装
置によれば、請求項1記載の板材収納装置において、前
記板材搬送手段が、前記板材の端部を把持するグリッパ
を有してレールに沿って走行するアンローダであり、前
記コンベヤ手段が、複数のコンベヤローラをチェーン状
に連結した簾状ローラテーブルを、搬送面となる位置に
対して開閉移動可能に設けたストックコンベヤであるこ
とにより、板材加工機により加工された板材はアンロー
ダに具備されたグリッパにより端部を把持されストック
コンベヤの簾状ローラテーブル上へ引き出される。つい
で簾状ローラテーブルが開き、ストックコンベヤの搬送
面が開放される。この開放後、グリッパの把持が解除さ
れ、加工済板材は製品台リフタ上に設置された製品テー
ブル上に落下する。
【0037】続いて、製品台のリフタ面が下降し、隣接
する製品棚の空棚のテーブル面と製品テーブルのテーブ
ル面が同一となる位置にて停止する。その後、製品テー
ブルに具備されたプッシャ機能により加工済の板材は製
品棚へ移し変えられ収納される。製品テーブル上が空に
なると製品台リフター面が上昇し待機位置へと戻る。製
品棚の各棚は板材の投入側はもちろんのこと反対側も開
口しておりこの後者の開口側よりラインの運転状態に関
係なく取り出すことができる。このために、上記した請
求項1の発明の効果と同様な効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる板材収納装置の概略的な正面図
である。
【図2】同板材収納装置の概略的な右側面図である。
【図3】(1)は本発明に係わる板材収納装置におい
て、アンローダにより板材を把持し移動中の状態を示す
作動説明図である。(2)は同板材収納装置において、
ストックコンベヤの簾状ローラテーブルが開き、板材が
製品テーブル上へ落下した状態を示す作動説明図であ
る。(3)は(2)のアンローダを除いた概略的な右側
面図である。(4)は板材を製品棚へ収納途中の状態を
示す作動説明図である。
【図4】(1)は板材加工機により加工された小製品を
含む加工済板材の平面図である。(2)は小製品の周囲
拡大図である。
【図5】板金加工ラインの概略正面図である。
【図6】(1)は従来の板材収納装置の一部省略した概
略的な正面図である。(2)は同板材収納装置の作動説
明図である。
【符号の説明】
1 板材加工機 3 板材収納装置 5 アンローダ(板材搬送手段) 7 グリッパ(把持手段) 10 ストックコンベヤ(コンベヤ手段) 11 製品台 12 リフタ 13 製品テーブル 14 製品棚 19 簾状ローラテーブル 20 コンベヤロール 42 プッシャー 47 棚 W´ 加工済の板材 S 搬送面 P テーブル面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材の端部を把持する把持手段を有し且
    つ前記板材の搬送方向に往復走行する板材搬送手段と、 前記把持手段により把持されて引き出された板材を載せ
    る搬送面を有して、この搬送面の開放により、前記把持
    手段で把持解除された前記板材を落下させるコンベヤ手
    段と、 前記コンベヤ手段の下方に位置し且つ昇降可能なリフタ
    を有する製品台と、 前記リフタ上に複数のコンベヤローラを配置し前記コン
    ベヤ手段より落下される前記板材を受け取ると共に、前
    記板材を払い出しするプッシャーを有する製品テーブル
    と、 前記製品台に隣接し且つ前記製品テーブルの昇降ストロ
    ーク範囲内で高さ方向に複数段の棚を有する製品棚とを
    備えたことを特徴とする板材収納装置。
  2. 【請求項2】 前記板材搬送手段が、前記板材の端部を
    把持するグリッパを有してレールに沿って走行するアン
    ローダであり、前記コンベヤ手段が、複数のコンベヤロ
    ーラをチェーン状に連結した簾状ローラテーブルを、搬
    送面となる位置に対して開閉移動可能に設けたストック
    コンベヤである請求項1記載の板材収納装置。
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