JPH0636026Y2 - 刷版移送機 - Google Patents

刷版移送機

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JPH0636026Y2
JPH0636026Y2 JP12964988U JP12964988U JPH0636026Y2 JP H0636026 Y2 JPH0636026 Y2 JP H0636026Y2 JP 12964988 U JP12964988 U JP 12964988U JP 12964988 U JP12964988 U JP 12964988U JP H0636026 Y2 JPH0636026 Y2 JP H0636026Y2
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正信 福家
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株式会社金田機械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、製版室内の製版機で作製された刷版を、製版
機から受け取ってこれを印刷室内の輪転機近傍位置まで
機械的に移送する為の刷版移送機に関する。
(従来の技術) 一般に、製版機で作製された刷版を輪転機側へ機械的に
移送する刷版移送機としては、例えば特開昭62−55135
号公報に開示された構造のものが知られている。
即ち、前記刷版移送機は、製版室内の製版機と印刷室内
の輪転機との間に亘って設けられた刷版搬送用の搬送装
置と、製版機と搬送装置との間に介設された刷版載荷装
置と、印刷室内の搬送装置近傍位置に設けられた刷版脱
荷装置とから構成されて居り、製版機で作製された刷版
は刷版載荷装置により搬送装置に搬入され、これによっ
て製版室内から印刷室内へ搬送され、刷版脱荷装置によ
り搬送装置から搬出されるように為されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、刷版移送機の搬送装置には通常トロリコンベ
ヤ(オーバーヘッドチェーンコンベヤ)型式のものが使
用されて居り、これは天井付近に架設されたトロリと、
トロリに案内されて回走するチェーンと、チェーンに適
宜間隔毎に設けられた常閉型の挟持機構等から構成さ
れ、刷版の一端部を挟持機構で挟持し、これを垂下状態
で搬送するものである。
而して、製版機が階上のフロアに、又、輪転機が階下の
フロアに夫々設置されている場合には製版機と輪転機と
の間に高低差が生じる為、搬送装置に前記トロリコンベ
ヤ型式のものを使用すると、トロリの一部分を階上から
階下側へ傾斜状態で架設しなければならない。
ところが、トロリの一部分を傾斜状態で架設すると、下
記のような問題を生じることになる。
即ち、トロリの傾斜部分が急勾配になると、垂下状態で
搬送されて来る刷版が傾斜部分に達したときに自重によ
って捩れたり、或は撓んだりし、これを適正な状態で搬
送できないと云う問題がある。
又、トロリの傾斜部分が緩い勾配になると、刷版を適正
な状態で搬送することができるが、トロリの一部分を階
上の天井付近から階下の天井付近へ架設するので、傾斜
部分の距離が極めて長くなり、印刷室内に設置される刷
版脱荷装置の位置を変更しなければならなくなる虞れが
生じる。
一方、トロリコンベヤは、製版室内に於いては製版機と
直交する状態で天井付近に架設されている為、作業者が
その下を通過できるようになっているが、製版機からト
ロリコンベヤに受け渡された刷版は垂下状態で搬送され
るので、作業者がトロリコンベヤの下を通過したり、或
はこの付近で作業したりする場合に刷版が邪魔になると
云う問題もある。特に、刷版が大型のものにあっては前
記問題はより一層顕著に現れることになる。
本考案は、上記の問題点を解消する為に創案されたもの
であり、その目的は搬送装置の一部分が傾斜状態で架設
されてもその勾配を短い距離で緩くでき、然も作業者が
製版室内に位置する搬送装置近傍を通過したり、或はこ
の付近で作業する際にも支障を来たすことがない刷版移
送機を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する為に、本考案に於ける刷版移送機
は、階上の製版室に設置された製版機の近傍位置と階下
の印刷室に設置された輪転機の近傍位置との間に亘って
設けられ、階上に位置する部分が床に形成したピット内
に収納された刷版搬送用の搬送装置と、製版機とピット
内の搬送装置との間に介設され、製版機で作製された刷
版を搬送装置へ搬入し得る刷版載荷装置と、印刷室内の
搬送装置近傍位置に設けられ、搬送装置により製版室か
ら印刷室へ搬送されて来た刷版を搬送装置から搬出し得
る刷版脱荷装置とから構成したものである。
(作用) 製版室の製版機で作製された刷版は、刷版載荷装置によ
って床に形成したピット内の搬送装置に搬入される。
搬送装置に搬入された刷版は、搬送装置によってピット
内を搬送され、印刷室内へ至る。
印刷室内へ搬送された刷版は、刷版脱荷装置によって搬
出れる。
刷版脱荷装置に達した刷版は、作業者によって輪転機の
版胴に装着され、印刷するのに供される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の実施例に係る刷版移送機の概要構造を
示す概略平面図であって、当該刷版移送機は、搬送装置
1、刷版載荷装置2及び刷版脱荷装置3から構成されて
居り、製版室4内の製版機5で作製された刷版6を印刷
室7内の輪転機8近傍位置まで機械的に移送するもので
ある。
尚、製版室4は階上にあり、ここには合成樹脂製、金属
製等の刷版6を作製する製版機5が複数台並列状態で設
置されている。又、印刷室7は階下にあり、ここには刷
版6をその版胴に装着できて印刷できる輪転機8が数台
設置されている。
前記搬送装置1は、製版機5の近傍位置と輪転機8の近
傍位置との間に亘って環状に設けられ、階上の製版室4
内に位置する部分が床9に形成したピット10内に収納さ
れていると共に、階下の印刷室7内に位置する部分が床
から所定の高さ位置に架設されている。
本実施例に於いては、搬送装置1には従来公知のトロリ
コンベヤ型式のものが使用されて居り、これは製版室4
の床9に製版機5近傍位置から印刷室7に向って形成し
たピット10内と印刷室7の所定高さの位置に夫々架設さ
れたトロリ11と、トロリ11に案内されて回走するチェー
ン12と、チェーン12に適宜間隔毎に設けられ、刷版6の
一端部を挟持し得る常閉型の挟持機構13と、チェーン12
を製版室4側から印刷室7側へ回走させる駆動装置14と
から構成されている。
前記トロリ11は、第2図及び第3図に示す如く、階上か
ら階下に至る部分が傾斜状態で、又、階下から階上に至
る部分が垂直状態で夫々架設され、それ以外の部分は水
平状態となっている。
尚、搬送装置1に於ける刷版搬入装置並びに刷版搬出装
置つまり刷版載荷装置2に対向する位置並びに刷版脱荷
装置3に対向する位置には挟持機構13を適宜に開動させ
る開動機構15と、挟持機構13が揺動しないように案内す
る案内機構16とが夫々設けられている。
前記刷版載荷装置2は、各製版機5とピット10内の搬送
装置1との間に介設され、製版機5で作製された刷版6
を搬送装置1へ搬入するものである。
即ち、刷版載荷装置2は、第4図に示す如く、フレーム
本体17、検版装置18、搬送ベルト装置19、受取装置20、
吸着装置21及び送出装置22等から構成されている。
具体的には、フレーム本体17は、製版機5に対向すべく
ピット10内に設けられ、その上半部が床面から突出した
状態になっている。
検版装置18は、フレーム本体17の上部前側に設けられ、
製版機5から送り出される刷版6を受け取って搬送する
第1ベルトコンベヤ23と、第1ベルトコンベヤ23上に達
した刷版6を一定時間持ち上げて検版する掬い上げ機構
24等から成る。
搬送ベルト装置19は、第1ベルトコンベヤ23に隣設して
揺動自在に設けられ、第1ベルトコンベヤ23から刷版6
を受け取って搬送する第2ベルトコンベヤ25と、第2ベ
ルトコンベヤ25を揺動させる流体圧シリンダ26等から成
り、第2ベルトコンベヤ25は流体圧シリンダ26によって
刷版6をフレーム本体17の上部後側に設けた版立て装置
27に供給し得る水平位置(第4図一点鎖線位置)と刷版
6を版立て装置27の下方に設けた受取装置20へ受け渡す
傾斜位置(第4図実線位置)とを取り得るように構成さ
れている。
尚、第1及び第2ベルトコンベヤ23,25は、同一の駆動
源28によって駆動するように為されている。
受取装置20は、第2ベルトコンベヤ25から刷版6を受け
取って載置する揺動自在な受け板29と、受け板29を揺動
させる流体圧シリンダ30等から成り、受け板29は流体圧
シリンダ30によって第2ベルトコンベヤ25から刷版6を
受け取る上向き傾斜位置(第4図実線位置)と受け取っ
た刷版6を搬送ベルト装置19の下方に設けた吸着装置21
へ供給し得る下向き傾斜位置(第4図一点鎖線位置)と
を取り得るように構成されている。
吸着装置21は、受け板29上の刷版6を吸着移送して送出
装置22へ受け渡すものであり、フレーム本体17に傾斜状
態で設けた左右のガイドレール31と、ガイドレール31に
摺動自在に支持された摺動体32と、摺動体32に昇降自在
に支持され、4個の吸着盤33を備えた真空吸引式の吸着
器34と、吸着器34に接続された真空ポンプ(図示省略)
と、吸着器34を90度正逆回転させるロータリアクチュエ
ータ35と、摺動体32をガイドレール31に沿って摺動させ
る摺動体昇降用流体圧シリンダ36と、吸着器34を摺動体
32に対して昇降させる吸着器昇降用流体圧シリンダ37等
から成る。尚、摺動体32は、摺動体昇降用流体圧シリン
ダ36によって吸着器34が下向き傾斜位置にある受け板29
に対向する上昇位置(第4図一点鎖線位置)と吸着装置
21の下方に設けた送出装置22に対向する下方位置(第4
図実線位置)とを取り得るように昇降自在に構成されて
いる。又、吸着器34は、吸着器昇降用流体圧シリンダ37
によってその吸着盤33が受け板29上の刷版6に当接する
位置(第4図二点鎖線位置)と当接しない位置(第4図
一点鎖線位置)とを取り得るように昇降自在に構成され
ている。
送出装置22は、吸着装置21の下方位置に俯仰自在に設け
られ、吸着器34から刷版6を受け取ってこれを載置する
載荷板38と、載荷板38を揺動させる流体圧シリンダ39等
から成り、載荷板38は流体圧シリンダ39によって吸着器
34から落下した刷版6を受け取る受け取り位置(第4図
実線位置)と刷版6の一端部を搬送装置1の挟持機構13
に挟持させる搬入位置(第4図一点鎖線位置)とを取り
得るように構成されている。
尚、第4図に於いて、40はピット10内に搬送装置1に沿
って設けられ、搬送装置1の挟持機構13に挟持された刷
版6を傾斜姿勢でもってピット10内を搬送する為のガイ
ドである。41はピット10を閉塞する床板である。
而して、製版機5で作製された刷版6は、検版装置18及
び傾斜位置にある搬送ベルト装置19を経て上向き傾斜位
置にある受け板29に送り込まれる。このとき、刷版6
は、両端の折曲部が下向きで且つ進行方向に沿う状態で
搬送される。
受け板29は、刷版6を受け取ると、下方へ揺動して下向
き傾斜位置となる。
受け板29が下向き傾斜位置になると、吸着器34が下降位
置から上昇位置へ上昇し、その後受け板29側へ下降して
刷版6を吸着し、これを受け板29上から持ち上げる。
吸着器34は、刷版6を吸着すると、下方位置へ復帰し、
その位置で90度正回転して刷版6の向きを変え、その後
受け取り位置にある載荷板38側へ下降して吸着を解除す
る。そうすると、刷版6は、載荷板38上に落下し、これ
に載置される。このとき、刷版6は、一方の折曲部が載
荷板38から突出した状態となっている。
刷版6を解除した吸着器34は、上昇した後、90度逆回転
し、最初の状態に復帰する。又、受け板29は、吸着器34
が下方位置へ復帰したとき上向き傾斜位置に復帰する。
このようにして、載荷板38上に刷版6が載置されて行
く。
そして、製版機5では通常同種の刷版6を続けて二枚作
製する場合が多いので、載荷板38は受け取り位置で二枚
の刷版6を受け取るまで待機させられる。
載荷板38に二枚の刷版6が積層状態で載置されると、載
荷板38は搬入位置へ下降する。
一方、搬送装置1の挟持機構13は、載荷板38の近傍位置
で開動機構15により開状態になると共に、案内機構16に
より揺動防止が行なわれつつ進行し、載荷板38の中央位
置に達すると、閉状態に戻って載置6の一端部を挟持
し、そのまま進行する。
従って、刷版6は、載荷板38に対して横方向にスライド
しながらここから脱すると共に、他端部側がガイド40に
載せられ、傾斜姿勢でもってピット10内を搬送されて行
く。
前記刷版脱荷装置3は、印刷室7内の搬送装置1近傍位
置に適宜間隔毎に設けられ、印刷室7へ搬送されて来た
刷版6を搬送装置1から搬出し得るものである。
即ち、刷版脱荷装置3は、第5図及び第6図に示す如
く、回転棚式エレベータ42、停止機構(図示省略)及び
ストッカー43等から構成されている。
回転棚式エレベータ42は、刷版6の脱荷位置つまり開動
機構13の下方位置に配設され、刷版6を傾斜姿勢で受け
取ってこれを水平姿勢にして下方へ移送するものであ
る。
具体的には、回転棚式エレベータ42は、上方位置に対峙
して設けた駆動スプロケット44と、その下方位置に対峙
して設けた従動スプロケット45と、各スプロケット44,4
5に夫々巻回されたチェーン46と、左右のチェーン46に
一定間隔毎に設けられ、落下する刷版6を受け取ってこ
れを水平姿勢で下方へ移送する受け棚47と、左右のチェ
ーン46を同期的且つ間欠的に周回駆動させ、受け棚47が
所定高さ位置で一定時間停止するようにピッチ送りする
駆動装置(図示省略)等から成る。
停止機構は、回転棚式エレベータ42の側方上部位置に設
けられ、搬送装置1により垂下状態で搬送されて来た刷
版6を脱荷位置で適宜に停止させるものである。
ストッカー43は、回転棚式エレベータ42の両側位置に設
けられ、エレベーター42で下方へ移送されて来た刷版6
を受け棚47から受け取ってこれを取り出し可能に一定量
貯蔵するものである。
具体的には、ストッカー43は、回転棚式エレベータ42の
両側位置に設けられ、降下側の受け棚47に対向し得る複
数の棚段48を上下方向に一定間隔毎に設けた仕分け棚49
と、各棚段48に手前方向へ引き出し可能に設けられ、上
方が開放された刷版貯蔵用の受け箱50と、各受け箱50の
上方位置に設けられ、受け棚47上の刷版6を受け箱50内
に移載する移載装置(図示省略)等から成る。
尚、第5図に於いて、51は搬送装置1により垂下状態で
搬送されて来る刷版6を傾斜状態にし、傾斜姿勢で待機
している最上位置の受け棚47上へ導く為の刷版ガイドで
ある。
而して、刷版6は、搬送装置1の挟持機構13によりその
上端部が挟持され、垂下状態で搬送されて来る。
搬送されて来た刷版6は、刷版ガイド51により垂下状態
から漸次傾斜状態になるように案内され、傾斜姿勢にあ
る最上位置の受け棚47上に達する。
若し、ここで刷版6を搬出しない場合には開動機構15及
び停止機構が作動せず、受け棚47上に達した刷版6は刷
版ガイド51に案内されて再び垂下状態で搬送されて行
く。
そして、刷版6を搬出する場合には開動機構15が作動し
て挟持機構13を開動させると共に、停止機構が作動して
刷版6が脱荷位置で停止される。これによって、挟持機
構13のみがその場から立ち去り、刷版6が開放されるこ
とになる。
開放された刷版6は、若干落下し、傾斜姿勢の受け棚47
に受け取られる。
刷版6が受け棚47に載置されると、受け棚47が間欠的に
下降し、刷版6を水平姿勢で下方へ移送する。
下方へ移送された刷版6は、これを載置した受け棚47が
所定の受け箱50の側方位置で停止したときに移載機構に
より受け棚47から受け箱50内に移載される。
このようにして、脱荷位置で開放された刷版6は、各受
け箱50内に積層状態で順次貯蔵されて行く。
そして、貯蔵された刷版6は、作業者によって受け箱50
内から取り出され、輪転機8の版胴に装着される。
尚、前記搬送装置1、刷版載荷装置2、刷版脱荷装置3
は、コンピュータにより制御され、そのプログラム並び
にデータに基づいて自動的に作動するようになってい
る。
次に、前記刷版移送機の作用について説明する。
製版機5で作製された刷版6は、刷版載荷装置2によっ
てピット10内の搬送装置1に搬入される。
搬送装置1に搬入された刷版6は、傾斜姿勢でもってピ
ット10内を搬送され、印刷室7内へ至る。
印刷室7内へ達した刷版6は、垂下姿勢となって印刷室
7内を移送され、所望の刷版脱荷装置3によって搬出さ
れ、ここへ貯蔵される。
このようにして、各製版機5で作製された刷版6は、夫
々仕分けされて所定の刷版脱荷装置3の近傍位置まで搬
送され、これによって搬出される。
尚、搬送装置1は、上記実施例のものに限定されるもの
ではなく、階上に位置する部分が床9に形成したピット
10内に収納され、刷版6を製版室4から印刷室7へ搬送
できれば、如何なる構造のものであっても良い。
又、刷版載荷装置2も上記実施例のものに限定されるも
のではなく、製版機5で作製された刷版6をピット10内
の搬送装置1へ搬入できれば、如何なる構造のものであ
っても良い。
更に、刷版脱荷装置3も上記実施例のものに限定される
ものではなく、搬送装置1から刷版6を搬出できれば、
如何なる構造のものであっても良い。例えば、刷版脱荷
装置3には実開昭62−43735号公報や実開昭62−164267
号公報等に開示されたものを使用するようにしても良
い。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の刷版移送機は、階上の製版室内に
設置された製版機近傍位置と階下の印刷室内に設置され
た輪転機近傍位置との間に亘って刷版搬送用の搬送装置
を設け、搬送装置の階上に位置する部分を床に形成した
ピット内へ収納する構成とした為、搬送装置にトロリコ
ンベヤ型式のものを使用した場合でも搬送装置の階上に
位置する部分と階下に位置する部分との高低差を小さく
することができる。その結果、搬送装置の傾斜部分の勾
配も短い距離で緩くでき、刷版が捩じれたりすることな
くこれを常時適正な状態で搬送できると共に、印刷室内
の刷版脱荷装置の設置位置を変更する必要もない。
又、搬送装置の製版室内に位置する部分はピット内に収
納されている為、刷版は製版室内に於いてはピット内を
移送される。その結果、製版機とピット内の搬送装置と
の間に介設した刷版載荷装置近傍のスペースが広くな
り、作業者がこの付近を通過したり、或はこの付近で作
業しても移送中の刷版が邪魔になると云うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る刷版移送機の概要構造を
示す概略平面図、第2図は第1図のII−II線拡大断面
図、第3図は第1図のIII−III線拡大断面図、第4図は
刷版載荷装置の縦断面図、第5図は刷版脱荷装置の概略
正面図、第6図は同じく概略側面図である。 1は搬送装置、2は刷版載荷装置、3は刷版脱荷装置、
4は製版室、5は製版機、6は刷版、7は印刷室、8は
輪転機、9は床、10はピット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】階上の製版室(4)に設置された製版機
    (5)の近傍位置と階下の印刷室(7)に設置された輪
    転機(8)の近傍位置との間に亘って設けられ、階上に
    位置する部分が床(9)に形成したピット(10)内に収
    納された刷版搬送用の搬送装置(1)と、製版機(5)
    とピット(10)内の搬送装置(1)との間に介設され、
    製版機(5)で作製された刷版(6)を搬送装置(1)
    へ搬入し得る刷版載荷装置(2)と、印刷室(7)内の
    搬送装置(1)近傍位置に設けられ、搬送装置(1)に
    より製版室(4)から印刷室(7)へ搬送されて来た刷
    版(6)を搬送装置(1)から搬出し得る刷版脱荷装置
    (3)とから構成したことを特徴とする刷版移送機。
JP12964988U 1988-10-03 1988-10-03 刷版移送機 Expired - Lifetime JPH0636026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12964988U JPH0636026Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 刷版移送機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12964988U JPH0636026Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 刷版移送機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0249950U JPH0249950U (ja) 1990-04-06
JPH0636026Y2 true JPH0636026Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31384118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12964988U Expired - Lifetime JPH0636026Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 刷版移送機

Country Status (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480686B1 (ko) * 1997-01-27 2005-05-16 엘지전자 주식회사 고선명영상의장면전환검출방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480686B1 (ko) * 1997-01-27 2005-05-16 엘지전자 주식회사 고선명영상의장면전환검출방법

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JPH0249950U (ja) 1990-04-06

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