JPH0649528Y2 - 可動棚設備の通路内安全装置 - Google Patents

可動棚設備の通路内安全装置

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JPH0649528Y2
JPH0649528Y2 JP1989040225U JP4022589U JPH0649528Y2 JP H0649528 Y2 JPH0649528 Y2 JP H0649528Y2 JP 1989040225 U JP1989040225 U JP 1989040225U JP 4022589 U JP4022589 U JP 4022589U JP H0649528 Y2 JPH0649528 Y2 JP H0649528Y2
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JP
Japan
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movable shelf
movable
shelf
shelves
aisle
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JP1989040225U
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JPH02132009U (ja
Inventor
寛二 阿武
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば倉庫内の狭いスペース内に設置され
る可動棚設備に関するものである。
従来の技術 従来、この種の可動棚設備としては、たとえば実開昭62
年68904号に見られる構造が提供されている。すなわち
車輪を介して一定経路上で往復走行自在な複数の移動棚
を配設し、これら移動棚に、前記車輪に連動する可逆転
駆動モータや制御回路基板などを設けている。そして前
記移動棚の相対向した面の外方で中間レベルに安全レバ
ーを配設している。
この従来形式によると、単数または複数の移動棚を正逆
に移動させることで、目的とする箇所に通路を形成し
得、この通路内から移動棚に対して荷の出し入れを行え
る。そして通路内に人や他の異物が入っているときに移
動棚の移動が行われた場合、人や他の異物に安全バーが
当接することで、移動棚の移動を緊急に停止させるよう
に構成してある。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、移動棚は幅広で複数の間口を
有し、各間口ごとに安全バーを設けなければならないこ
とからコスト高になる。また安全バーは、通路内の作業
を容易に行うために棚からの突出量を小さくする必要が
あり、この場合に移動棚に挟まれて安全バーが作動する
までに、この移動棚により身体が強く押されて骨折を招
くなど、不測な事故が発生する恐れがある。
これに対しては、たとえば特開昭63−255011号公報に見
られるところの、複数の棚間に出入通路への進入を無接
触で検出する光電式の進入検出器を設けた構成を、棚の
面外方で、面に沿った横方向に光軸を走らせるようにし
て採用することも考えられるが、この場合、棚の面外方
に進入検出器を配設しなければならず、したがって棚が
何らかのミスで必要以上に接近走行したとき進入検出器
を破損することになる。
本考案の目的とするところは、光検出器の採用により、
簡単にかつ安価に配設し得るとともに、応答性のよい検
出制御を行える形式でありながら、必要以上に接近走行
したときに光検出器への接触を防止し得る可動棚設備の
通路内安全装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案における可動棚設備の
通路内安全装置は、走行用車輪を介して一定経路上で往
復走行自在な複数の可動棚を配設し、これら可動棚に、
前記走行用車輪に連動する駆動装置と制御盤とを設け、
前記可動棚の相対向した面のうち少くとも一方の面の外
方に、この面に沿った横方向に光軸が走る光検出器を設
け、前記可動棚の上部に、可動棚の接近走行限を規制す
るストッパ体を設けている。
作用 かかる本考案の構成によると、作業用通路に作業員が入
っている状態で可動棚を移動させたとき、可動棚が作業
員に接触する前に、光検出器の光軸が作業員によって遮
られることになり、この検出により制御盤を介して駆動
装置を停止させるとともにブレーキをかけ、可動棚を停
止し得る。そして、何らかのミスで可動棚が必要以上に
接近走行したとき、ストッパ体を介しての接当により、
可動棚がそれ以上に接近走行することを阻止し得る。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は前後一対の固定棚で、これら固定棚1間に、固定棚
1間の方向に往復走行自在な複数の可動棚2を配設して
いる。各棚1,2は、上下方向ならびに水平方向に複数の
区画収納空間3を有する。各可動棚2は、床側に設けて
レールに走行用車輪5を介して載置され、それぞれ搭載
したモータ(駆動装置)6を走行用車輪5に連動するこ
とにより、一定経路7上で各別に往復走行自在となる。
さらに各可動棚2には前記モータ6を駆動制御する制御
盤8が設けられる。
前記可動棚2の相対向した面のうち少くとも一方の面の
外方に、この面に沿った横方向に光軸Aが走る光検出器
9が設けられる。すなわち間口方向において一端には投
光器10が設けられ、また投光器10に対向して他端には受
光器11が設けられる。この投受光型の光検出器9は回帰
反射型に代えてもよい。
各棚1,2の下部には移動方向での他物検出装置12が設け
られ、これらは光電管装置などからなる。前記可動棚2
の上部には、可動棚2が何らかのミスで必要以上に接近
したとき、その接近走行限を規制して光検出器9の破損
を防止するストッパ体13が設けられる。
上記実施例においては、手動操作により、あるいはフォ
ークリフト車上などからの遠隔操作などにより、可動棚
2の一つまたは複数を移動させることで、目的とする可
動棚2の前方に作業用通路14を形成し得、この作業用通
路14から目的とする区画収納空間3に対する荷の出し入
れを行える。
その際に、隣接した可動棚2間では、相対向する他物検
出装置12間で光信号の授受を行うことによって、これら
可動棚2の整然とした走行、ならびに衝突のない停止な
どの制御を行え、さらには可動棚2間、すなわち作業用
通路14への進入検出などを行える。また、たとえば他物
検出装置12の故障など、何らかのミスで可動棚2が必要
以上に接近走行したとき、ストッパ体13を介しての接当
により、可動棚2がそれ以上に接近走行することを阻止
し得、したがって可動棚2が光検出器9に接触して破損
させることを防止し得る。
そして作業用通路14に作業員が入っている状態で可動棚
2を移動させたとき、可動棚2が作業員に接触するに先
立って、まず光検出器10から受光器11への光軸Aが作業
員によって遮られることになり、これにより作業員を検
出して制御盤8に停止信号を与え、モータ6を停止させ
るとともにブレーキをかけて可動棚2を停止させる。
考案の効果 上記構成の本考案によると、作業用通路に作業員が入っ
ている状態で可動棚を移動させたとき、可動棚が作業員
に接触する前に、光検出器の光軸が作業員によって遮ぎ
られることになり、この検出により制御盤を介して駆動
装置を停止させるとともにブレーキをかけ、可動棚を停
止させることができる。このように応答性のよい検出で
あるから、作業者が移動棚に強く押されることを防止で
き、安全性の高い装置を提供できることになる。また光
検出器は間口の数に関係なく1セット配設すればよく、
かつ取付け(配設)作業も容易であることから、全体と
して簡単かつ安価に配設することができる。さらに光検
出器は可動棚よりの突出量を大きくでき、より安全性を
増して配設することができる。
特に本考案によると、何らかのミスで可動棚が必要以上
に接近走行したとき、ストッパ体を介しての接当によ
り、可動棚がそれ以上に接近走行することを阻止でき、
したがって可動棚が光検出器に接触して破損させること
を防止できるとともに、光検出器の可動棚よりの突出量
を限界まで大きくできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は正面図、第3図は平面図である。 1……固定棚、2……可動棚、3……区画収納空間、4
……レール、5……走行用車輪、6……モータ(駆動装
置)、7……一定経路、8……制御盤、9……光検出
器、10……投光器、11……受光器、12……他物検出装
置、13……ストッパ体、14……作業用通路、A……光
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用車輪を介して一定経路上で往復走行
    自在な複数の可動棚を配設し、これらと可動棚に、前記
    走行用車輪に連動する駆動装置と制御盤とを設け、前記
    可動棚の相対向した面のうち少くとも一方の面の外方
    に、この面に沿った横方向に光軸が走る光検出器を設
    け、前記可動棚の上部に、可動棚の接近走行限を規制す
    るストッパ体を設けたことを特徴とする可動棚設備の通
    路内安全装置。
JP1989040225U 1989-04-05 1989-04-05 可動棚設備の通路内安全装置 Expired - Lifetime JPH0649528Y2 (ja)

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JPH02132009U JPH02132009U (ja) 1990-11-02
JPH0649528Y2 true JPH0649528Y2 (ja) 1994-12-14

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JPH089410B2 (ja) * 1991-12-24 1996-01-31 日本ファイリング株式会社 移動棚の安全装置
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CN113703345B (zh) * 2020-05-21 2023-06-02 苏州新宁公共保税仓储有限公司 安全装置的控制方法、系统、计算设备和介质

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