JP2715781B2 - 移動棚設備の障害物検出装置 - Google Patents

移動棚設備の障害物検出装置

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JP2715781B2
JP2715781B2 JP4024537A JP2453792A JP2715781B2 JP 2715781 B2 JP2715781 B2 JP 2715781B2 JP 4024537 A JP4024537 A JP 4024537A JP 2453792 A JP2453792 A JP 2453792A JP 2715781 B2 JP2715781 B2 JP 2715781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横動可能な移動棚の横
動により当該移動棚の両側に択一的に作業通路を形成す
るようにした移動棚設備において、移動棚の横動により
形成された作業通路内の障害物を検出するための装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】前記のような移動棚設
備では、閉じていた一つの作業通路を移動棚の横動によ
り開くとき、既に開いていた作業通路が閉じることにな
る。従って、この閉じてゆく作業通路内に作業者が立ち
入っていたりすると、当該立入り作業者に重大な危険が
及ぶことになる。
【0003】従って、この種の移動棚設備では、開いて
いる作業通路内に障害物があるか否かを検出する装置が
必要となるが、棚の下部に設けられたバンパーが障害物
に衝突したことを検出するバンパー方式では安全性が低
いため、光電スイッチを利用した無接触の障害物検出用
センサーを利用する方式が考えられている。しかしなが
らこのような無接触センサー方式では、各作業通路毎に
障害物検出用センサーを配設しなければならないので、
移動棚設備全体としては非常に数多くのセンサーが必要
となり、設備コストが非常に高くつく欠点があった。
【0004】勿論、作業通路の入口側に作業者などの出
入りを検出する作業者等出入り検出手段としては、移動
棚全体の両端間を検出領域とする1つの光電スイッチ利
用のセンサーを使用するものが知られているが、これは
開いている作業通路に対する作業者などの出入りを検出
するものであって、開いている作業通路内に障害物が現
に存在するか否かを検出することができるるものではな
いので、このような作業者等出入り検出手段を入口に配
設した移動棚設備においても、安全確保のために、実際
に開いている作業通路内に障害物が現に存在するか否か
を検出するための障害物検出装置は必要であり、従来
は、先に説明したような接触検出式のバンパーを移動棚
などの下部に併設していたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る移動棚設備の障害物検出装置を
提供することを目的とするものであって、その手段を後
述する実施例の参照符号を付して示すと、横動可能な移
動棚3,4の横動により、当該移動棚3,4の両側に択
一的に作業通路A〜Cを形成するようにした移動棚設備
であって、前記作業通路A〜Cの全長域にわたって当該
通路長さ方向に適当間隔おきに並設された複数の障害物
検出用光電センサー7を備え、各センサー7は、前記移
動棚3,4の横動により形成される全ての作業通路A〜
Cを、前記移動棚3,4の荷収納空間以外の空間を経由
して横断する検出用光線8aを発する投光器8と、当該
投光器8からの検出用光線8aを受ける受光器9とから
構成されている。
【0006】なお、前記センサー7としては、設備一端
に取り付けられる投光器8と、設備他端に取り付けられ
る受光器9とから構成された透過形光電スイッチを利用
することができる。また、前記センサー7を設備両端の
下部に配設し、このセンサー7の検出用光線8aが、移
動棚3,4の底部と床面との間の空間3a,4aを貫通
するように構成することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1および図2において、1,2は
固定棚であり、3,4は両固定棚1,2間に敷設された
ガイドレール5上にホィール6を介して横動可能に支持
された移動棚である。しかして移動棚3,4のホィール
6には、従来周知の如く、各移動棚3,4に搭載された
モーターにより正逆任意の方向に駆動される駆動ホィー
ルを含み、この駆動ホィールを回転駆動させて移動棚
3,4を固定棚2側へ横動させることにより、図示のよ
うに固定棚1と移動棚3との間に作業通路Aが形成さ
れ、両移動棚3,4を互いに離間移動させることによ
り、両移動棚3,4間に作業通路Bが形成され、そして
移動棚3,4を固定棚1側へ横動させることにより、固
定棚2と移動棚4との間に作業通路Cが形成される。
【0008】上記のような移動棚設備において、設備両
端に位置する固定棚1,2の下部に、障害物検出用光電
センサー7を、前記作業通路A〜Cの全長域にわたって
当該通路長さ方向に適当間隔おきに並設している。各セ
ンサー7は、投光器8と受光器9とを対向配置した透過
形光電スイッチであって、前記投光器8は固定棚1の下
部に取り付けられ、前記受光器9は固定棚2の下部に取
り付けられていて、各投光器8からの検出用光線8a
は、中間に位置する移動棚3,4の棚本体底面と床面1
0との間の空間(ホィール6などが配設される空間)3
a,4a内を横方向に貫通して、対向位置にある受光器
9に受け入れられるように構成している。
【0009】上記の構成によれば、作業通路A〜Cの
内、何れの作業通路が開いていても、当該作業通路内の
床面近くには、固定棚1に取り付けられている各センサ
ー7の投光器8からの検出用光線8aが横断しており、
この各検出用光線8aは、固定棚2に取り付けられてい
る対向位置の受光器9に受入れられている。従って、開
いている作業通路内に立入り作業者などの障害物がない
状態では、全てのセンサー7の受光器9が検出用光線8
aを受け入れる障害物非検出状態となり、開いている作
業通路内に立入り作業者などの障害物がある状態では、
少なくとも一つのセンサー7の投光器8からの検出用光
線8aが前記障害物によって遮られるので、少なくとも
一つのセンサー7の受光器9が検出用光線8aを受け入
れていない障害物検出状態となる。
【0010】従って、閉じている作業通路を開くため
に、開いている作業通路に対するインターロック解除操
作を行ったとき、前記センサー7の全てが障害物非検出
状態であるときには、閉じている作業通路を開くことが
できるように制御し、前記センサー7の一つでも障害物
検出状態であるときには、開いている作業通路に対する
インターロック解除が行われない、すなわち閉じている
作業通路を開くことができないように制御することがで
きる。また、インターロック解除が正常に行われ、閉じ
ている作業通路の開路動作が行われているときに、閉動
中の作業通路内に作業者などの障害物が進入したときに
も、これを前記センサー7の少なくとも一つが検出する
ことになるので、この検出により移動棚の横動を自動的
に停止させるように制御することもできる。
【0011】なお、上記実施例では、障害物検出用光電
センサー7として、設備一端(実施例では固定棚1)に
取り付けられる投光器8と、設備他端(実施例では固定
棚2)に取り付けられる受光器9とから構成された透過
形光電スイッチを利用したが、設備一端に取り付けられ
る投受光器と設備他端に取り付けられる光線反射板とか
ら成る反射回帰形光電スイッチを利用することもでき
る。更に、中間の棚に必要な検出用光線貫通空間とし
て、移動棚の棚本体底部と床面との間の空間3a,4a
を利用したが、棚の上下に隣接する荷収納空間の間に検
出用光線貫通空間を形成することもできる。この場合
は、前記障害物検出用センサーが棚の中間高さに配設さ
れることになるが、例えば棚の床面近くと中間高さの2
箇所というように、上下複数段に前記センサーを配設す
ることも可能である。
【0012】また、移動棚設備としては、両端に固定棚
を備えたものに限定されない。そして、移動棚の台数が
多く、移動棚横動方向の設備全体の巾が大きな大型の移
動棚設備では、設備全体を複数区画に分割し、各区画毎
に本発明の障害物検出装置を配設することも可能であ
る。
【0013】
【発明の作用および効果】以上のように本発明による移
動棚設備の障害物検出装置によれば、何れの作業通路が
開かれていても、当該作業通路内を横断する通路方向適
当間隔おきの検出用光線によって、従来の接触式バンパ
ーと同様に、当該作業通路内の如何なる場所にある障害
物、例えば立入り作業者なども確実に検出し、その検出
信号に基づいて所期の制御を行わせることができる。し
かも従来の接触式バンパー方式のように移動棚が或る程
度横動して開いていた作業通路が狭まった後に障害物の
検出動作が行われるのではなく、移動棚を起動するとき
に障害物の有無をタイムラグ無しに検出させることがで
きるので、接触式バンパーとの接触で作業者が倒れると
いうような事故も生じることはなく、安全性が向上す
る。
【0014】また、本発明の構成によれば、作業通路の
全長域にわたって当該通路長さ方向に適当間隔おきに多
数の光電スイッチ利用のセンサーを並設しなければなら
ないので、数多くのセンサーを必要とするものである
が、移動棚の横動により形成される複数の作業通路の障
害物検出を1作業通路分の個数のセンサーで行わせるこ
とができるので、当該センサーを各作業通路毎に並設し
なければならない場合と比較してセンサーの個数を大幅
に削減して、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0015】なお、請求項2に記載の構成によれば、移
動棚横動方向の移動棚設備全体の幅が大きな大型の移動
棚設備においても、反射回帰形光電スイッチを利用する
場合と比較して実施が容易であり、請求項3に記載の構
成によれば、移動棚の中間高さに荷収納空間を避けて検
出用光線の貫通横断空間を形成する場合と比較して、実
施が容易であり、既設移動棚設備にも比較的容易且つ安
価に適用実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動棚設備の一例を示す平面図である。
【図2】 同正面図である。
【符号の説明】
1,2 固定棚 3,4 移動棚 3a,4a 移動棚下部の空間 6 ホィール 7 障害物検出用光電センサー 8 投光器 8a 検出用光線 9 受光器 10 床面 A〜C 作業通路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横動可能な移動棚の横動により、当該移動
    棚の両側に択一的に作業通路を形成するようにした移動
    棚設備であって、前記作業通路の全長域にわたって当該
    通路長さ方向に適当間隔おきに並設された複数の障害物
    検出用光電センサーを備え、各センサーは、前記移動棚
    の横動により形成される全ての作業通路を、前記移動棚
    の荷収納空間以外の空間を経由して横断する検出用光線
    を発する投光器と、当該投光器からの検出用光線を受け
    る受光器とから成る移動棚設備の障害物検出装置。
  2. 【請求項2】前記センサーが、設備一端に取り付けられ
    る投光器と、設備他端に取り付けられる受光器とから構
    成された透過形光電スイッチである、請求項1に記載の
    移動棚設備の障害物検出装置。
  3. 【請求項3】前記センサーが設備両端の下部に配設さ
    れ、このセンサーの検出用光線が、移動棚の底部と床面
    との間の空間を貫通するようにした、請求項1または2
    に記載の移動棚設備の障害物検出装置。
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JPS58175092A (ja) * 1982-04-06 1983-10-14 日本フアイリング株式会社 移動棚の非ロツク警報装置
JPS6322413A (ja) * 1987-03-27 1988-01-29 Kongo Kk 移動棚装置

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