JPH0648219A - 作業機の表示装置 - Google Patents

作業機の表示装置

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JPH0648219A
JPH0648219A JP4206403A JP20640392A JPH0648219A JP H0648219 A JPH0648219 A JP H0648219A JP 4206403 A JP4206403 A JP 4206403A JP 20640392 A JP20640392 A JP 20640392A JP H0648219 A JPH0648219 A JP H0648219A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの多目的表示器を用いて多くの表示内容
を選択的に表示させる際の表示切換の操作性を改善す
る。 【構成】 装備された複数の制御装置夫々の制御目標値
や制御状態を選択的に表示する表示手段2と、その表示
手段2にて表示させる表示内容を選択する選択手段とが
設けられた作業機の表示装置において、選択手段が、移
動操作される操作具8と、その操作具8の操作位置を検
出する検出手段9と、その検出手段9の情報に基づい
て、操作位置に対応して予め設定した表示内容を指示す
る指示手段とから構成されている。又、表示内容の切り
換えを許可する許可スイッチ5cが設けられ、指示手段
は、許可スイッチ5cが操作されてから設定時間内に操
作具8が操作された場合にのみ、表示内容を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装備された複数の制御
装置夫々の制御目標値や制御状態を選択的に表示する表
示手段と、その表示手段にて表示させる表示内容を選択
する選択手段とが設けられた作業機の表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる作業機の表示装置の従来例とし
て、本出願人が先に出願した特願平3−107823号
に記載されたコンバインの操作パネルに備えられたもの
がある。この操作パネルは、作業機としてのコンバイン
に装備された複数の制御装置(例えば車速制御装置等)
の夫々の制御目標値及び制御状態の表示や制御目標値の
設定を運転席前面に設けた操作パネルを用いて集中的に
行うことにより、省スペース化及び操作性の改善を図っ
たものである。
【0003】上記操作パネルに備えられた表示装置は、
グラフィック表示用LCDを用いて複数の制御装置夫々
の制御目標値や制御状態を選択的に表示する。その表示
内容の選択は、操作パネルのキースイッチを押すことに
より行われる。しかし、表示の種類が多い場合、全ての
表示内容に対応する表示選択キーを各別に設けること
は、操作パネルのスペース上困難である。そこで、従来
は、一つの表示切換キーを押す毎に表示内容が定められ
た順序で切り換わるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、所望の表示内
容になるまで表示切換キーを繰り返し押す操作は結構面
倒であるので、改善が要望されていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、一つの多目的表示器を用いて
多くの表示内容を選択的に表示させる際の表示切換の操
作性を改善することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の作業機の表示装
置は、装備された複数の制御装置夫々の制御目標値や制
御状態を選択的に表示する表示手段と、その表示手段に
て表示させる表示内容を選択する選択手段とが設けられ
たものであって、第1の特徴構成は、前記選択手段が、
移動操作される操作具と、その操作具の操作位置を検出
する検出手段と、その検出手段の情報に基づいて、前記
操作位置に対応して予め設定した前記表示内容を指示す
る指示手段とから構成されている点にある。
【0007】第2の特徴構成は、第1の特徴構成を実施
する際の好ましい具体構成を特定するものであって、表
示内容の切り換えを許可する許可スイッチが設けられ、
前記指示手段が、前記許可スイッチが操作されてから設
定時間内に前記操作具が操作された場合にのみ、前記表
示内容を指示するように構成されている点にある。
【0008】
【作用】第1の特徴構成によれば、オペレータは操作具
を移動操作することにより早く所望の表示内容に切り換
えることができる。つまり、操作具の操作位置を検出す
る検出手段の情報に基づいて、指示手段が、操作具の操
作位置に対応して予め設定した表示内容を表示手段に指
示する。
【0009】第2の特徴構成によれば、オペレータは、
先ず、許可スイッチを操作し、その後設定時間内に操作
具を操作することにより所望の表示内容に切り換えるこ
とができる。換言すれば、許可スイッチを操作せずに操
作具を操作しても無効である。
【0010】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、従来のように
一つの表示切換キーを繰り返し押すことにより表示内容
を順番に切り換えるのではなく、操作具の移動操作によ
り早く所望の表示内容に切り換えることができるので、
表示切換の操作性がよくなった。
【0011】第2の特徴構成によれば、不用意に操作具
を移動操作した場合には表示が切り換わらないようにす
ることができ、操作性が一層よくなった。
【0012】
【実施例】以下、本発明をコンバインに適用した実施例
について、図面に基づいて説明する。作業機としてのコ
ンバインは、図2に示すように、左右一対のクローラ走
行装置11を備える。機体Vの前部には刈取部12が設
けられ、その刈取部12の後方に操縦部13、刈り取ら
れた穀稈を脱穀・選別する脱穀部14、及び、脱穀部1
4から供給される穀粒を貯溜するグレインタンク15が
搭載されている。
【0013】刈取部12は、前端部に付設された分草具
16、穀稈の引き起こし装置17、穀稈の株元を切断す
る刈り刃18、及び、刈り取った穀稈を脱穀部14まで
搬送する搬送装置19を備えている。又、刈取部12の
地面からの高さを検出する超音波センサS1と、穀稈が
触れるとオンになることから刈取り作業中であることを
検出する株元センサS2が設けられている。超音波セン
サS1による地面からの高さ情報は、穀稈を刈り取る高
さの制御(刈高制御)に用いられる。又、株元センサS
2から得られる刈取り作業中であることの検出情報は、
後述する車速制御等を起動する条件の一つとして用いら
れる。
【0014】又、分草具16は、刈取り条数に応じた数
だけ左右方向に並設されているが、それらの複数の分草
具16が植立穀稈の条間に適切に位置しているか否かを
検出するための方向センサS3(図5参照)が設けられ
ている。方向センサS3は一つの分草具16の左右に突
出したセンサバーを有し、センサバーが植立穀稈に触れ
ているか否かの検出情報が機体Vの操向(方向制御)に
用いられる。つまり、左右のセンサバーが共に植立穀稈
に触れなければ直進し、何れかのセンサバーが植立穀稈
に触れて回動すれば、その反対側に機体Vを操向するよ
うに左右のクローラ走行装置11を制御する。
【0015】左右のクローラ走行装置11は、機体Vに
対して各別に昇降駆動できるように構成されている。こ
れによって、地面の傾きにかかわらず機体Vを水平に維
持したり、設定角度に維持する制御(ローリング制御)
を可能にしている。このために、機体Vの左右方向に対
する傾きを検出する傾きセンサS4が設けられている。
【0016】脱穀部14は、図3に示すように、扱胴2
1を収納する扱室A、刈取部12から搬送装置19にて
搬送される穀稈を受け取り扱室Aに供給するフィードチ
ェーン22、トウミ23と揺動選別板24からなる選別
装置B、穀粒回収用の一番口25、及び、穀粒と藁屑と
の混合物を回収するための二番口26等を備えている。
扱室Aで脱穀された処理物のうち単粒化したものは、扱
室Aの下部に設けられた受網27から選別装置Bに漏下
し、それ以外の処理物は受網27の後端部より選別装置
Bに落下する。
【0017】選別装置Bの揺動選別板24は、グレンパ
ン28、チャフシーブ29、グレンシーブ30等を備
え、所定の周期で揺動することにより、処理物を後方へ
移送しながら比重選別により穀粒と藁屑に分離する。チ
ャフシーブ29は、分離された穀粒を漏下させるための
ものであり、前後方向に並べられた複数の板状部材が連
動して左右軸芯周りに回動することにより、隣接する板
状部材の間隔(以下、チャフ開度という)が変更される
ように構成されている。
【0018】トウミ(ファン)23は、分離された穀粒
に混じっている細かい藁屑を吹き飛ばすためのものであ
る。その風力(以下、トウミ風力という)の調節は図3
に示すように、ファンケースカバー23aの開度を変
え、その開口部から逃げる風量を調節することにより行
われれる。
【0019】図3に示すように、揺動選別板24上の処
理物量を検出するセンサ(層厚センサ)S5が設けら
れ、その検出情報に基づいて揺動選別板24上の処理物
量が一定になるようにチャフ開度及びトウミ風力を調節
する自動制御(選別制御)が行われる。尚、作物の脱粒
容易性や湿り気等の条件の設定情報が選別制御のための
パラメータとして用いらる。
【0020】グレンシーブ30から漏下する穀粒は揺動
選別板24の下方に設けられた一番口25から回収され
てグレインタンク15に貯溜され、チャフシーブ29の
後端やグレンシーブ30の後端から落下する穀粒と藁屑
との混合物は二番口26から回収されて揺動選別板24
に還元される。
【0021】次に、動力伝達系を図4に示す。機体Vに
搭載されたエンジンEの出力は、脱穀クラッチ31を介
して脱穀部14に伝達されると共に、走行クラッチ32
及び無段変速装置33を介してクローラ走行装置11の
ミッション部34に伝達される。ミッション部34に伝
達された出力の一部は、刈取クラッチ35を介して刈取
部12に伝達される。尚、脱穀クラッチ31の入切状態
を検出する脱穀スイッチSW1が設けられ、その検出情
報は選別制御等を起動する条件の一つとして用いられ
る。
【0022】車速を増減するための無段変速装置33
は、シフトレバーによって手動操作されると共に電動モ
ータによって電動操作される。つまり、負荷が一定にな
るように無段変速装置33を操作して走行速度を増減す
る自動制御(車速制御)が行われる。負荷は、下記のよ
うにエンジン回転数の低下から検出され、エンジン回転
数は、エンジンEのフライホイールリングギアの外周部
近くに固定した電磁ピックアップからなる回転数センサ
S6によって検出される。回転数センサS6からは、一
秒間に通過する歯数に対応する周波数の正弦波が得られ
る。
【0023】エンジン回転数は、エンジン負荷が増加す
るほど低下する。そこで、エンジン回転数が最適なとき
は定速走行を行うが、負荷が大きくなりエンジン回転数
が低下すると、車速を下げて刈取り量即ち脱穀処理量を
減少させ、負荷を小さくする。逆に負荷が小さくなり、
エンジン回転数が最適回転数より高くなれば、車速を上
げて刈取り量即ち脱穀処理量を増加させる。但し、予め
操作パネル(後述)にて設定された最高車速より速くな
ることなない。車速は、ミッション部34に設けられた
車速センサS7によって検出される。
【0024】以上に概略説明した各自動制御(刈高制
御、方向制御、ローリング制御、選別制御、車速制御)
の他にも、扱深制御等があるが説明を省略する。これら
の自動制御は、図5に示すように、制御手段Hが司る。
制御手段Hはマイクロコンピュータを中心に構成され、
そのプログラムによって各自動制御を実現している。以
下の説明において便宜上、制御手段Hに各自動制御を行
う制御装置が各別に内蔵されているとみなす。
【0025】図5に示すように、既述したセンサ類S1
〜S7,SW1の検出情報が制御手段Hに入力され、制
御手段Hに内蔵された各制御装置は、各検出情報や各設
定値に基づいて、夫々に対応するアクチュエータ(油圧
制御の電磁弁等)M1〜M3や電動モータM4〜M6の
駆動を自動制御するように構成されている。尚、各制御
装置が起動されないときは各アクチュエータM1〜M3
及び電動モータM4〜M6は手動で操作される。
【0026】各制御装置の起動・停止の指令や制御目標
値の設定を行うための操作パネルユニットCが、操縦部
13のオペレータが見やすく操作しやすい位置に設けら
れている。ここでいう制御目標値は、オペレータが設定
する制御パラメータの全てをいい、例えば刈高制御にお
ける刈高さのような目標値のみならず、車速制御におけ
る最高車速(上限車速)のようなパラメータをも含む。
操作パネルユニットCは、表示部1,2、キー入力部
3,4,5、及びMPU(マイクロコンピュータ)部6
からなり、制御手段Hとの間でシリアル通信によりデー
タの授受を行っている。
【0027】表示部は図1に示すように、燃料残量やエ
ンジン回転数等を表示する主表示部1と多目的に使用さ
れる補助表示部2に分かれている。主表示部1は、各制
御装置の運転・停止状態を表示する専用セグメント1a
の他、燃料残量やエンジン回転数等の表示セグメント1
b〜1fを備える液晶ディスプレイである。補助表示部
2は、96×32ドットで構成される多目的の液晶グラ
フィックディスプレイであり、各制御装置の制御目標値
や制御状態を選択的に表示する表示手段に相当する。
【0028】キー入力部は、各制御装置の起動及び停止
を指示するための起動・停止キー3、各制御装置の制御
目標値を設定する際に複数の制御装置のうちの一つを選
択するための選択キー4、及び、制御目標値を増減変更
するための変更キー5からなる。
【0029】表示部1,2、及びキー入力部3,4,5
は液晶ディスプレイモジュールとメンブレンキーボード
を組み合わせて一体に構成されている。又、操作パネル
ユニットCの裏側には表示部1,2及びキー入力部3,
4,5の作動を制御するMPU部6が設けられている。
MPU部6は、本体の制御手段Hとのシリアル通信をも
司り、キー入力データを制御手段Hに送信する一方、制
御手段Hから表示データを受信する。
【0030】制御手段Hは、キー入力データに基づい
て、各制御装置の起動・停止や制御目標値の変更を行
う。制御目標値の変更は、内蔵のメモリ7に記憶された
制御目標値を書きかえることにより行われ、同時に、表
示データが変更されてMPU部6に送信される。尚、各
制御装置の運転・停止状態を示すフラグもメモリ7に記
憶される。
【0031】起動・停止キー3は、図1に示すように各
制御装置に対応する複数のキーを有し、各キーは起動及
び停止に兼用されている。つまり、作動中の制御装置に
対応するキーが押されるとその制御装置を停止させ、停
止中の制御装置に対応するキーが押されるとその制御装
置を起動させる。各制御装置の起動・停止に従って、メ
モリ7に記憶された運転・停止状態を示すフラグが切り
換わり、主表示部1の運転・停止状態表示用セグメント
1aの対応する部分が点灯し、又は消灯する。
【0032】選択キー4は、変更設定が必要な制御目標
値(パラメータ)を有する制御装置に対応させて、複数
設けられている。いずれかの選択キー4が押されると、
押されたキーに対応する制御装置の現在の制御目標値が
補助表示部2に表示される。この状態で、変更キー5の
うちのアップキー5aが押されると制御目標値が増加
し、ダウンキー5bが押されると制御目標値が減少す
る。つまり、制御手段7のメモリ7に記憶された制御目
標値が増減すると共に、補助表示部2に表示された制御
目標値(例えばバーグラフ表示)が増減する。
【0033】所定時間(約5秒)経過すると、増減変更
された制御目標値が新たな制御目標値として確定する。
同時に補助表示部2の表示は選択キー4が押される前の
通常表示に戻る。この通常表示としては、選別装置Bの
状態表示、即ちチャフ開度及びトウミ風力のバーグラフ
表示が行われる。
【0034】各制御装置の制御状態の表示(以下、状態
表示という)としては、上記選別装置Bの状態表示の他
に、現在車速の表示や機体Vの傾き表示等がある。これ
らの状態表示の切り換えのために、表示切換キー5cが
変更キー5のアップキー5aとダウンキー5bの間に設
けられている。表示切換キー5cを一回押す毎に予め定
められた順番で状態表示が切り換わる。又、アップキー
5aと表示切換キー5cを同時に押すと、逆順で状態表
示が切り換わる。
【0035】これらの状態表示用のデータもメモリ7に
記憶されており、制御手段HはMPU部6から送信され
たキー入力データに基づいて、どの状態表示を行わせる
かを示す表示レジスタのインクリメント/デクリメント
を行うと共に、その表示レジスタが示す状態表示データ
をメモリ7から読み出しMPU部6に送信する。
【0036】複数の状態表示を補助表示部2に選択的に
表示させる方法として、上記のように表示切換キー5c
を用いて状態表示を一つずつ切り換える方法の他に、次
に述べるように、操作具としての回転式つまみ8を移動
操作(回転操作)することにより所望の状態表示に早く
切り換える方法がある。
【0037】回転式つまみ8は、操縦部13の操作パネ
ルユニットCの右横に設けられ、その操作位置を検出す
る検出手段としてのロータリーVR(可変抵抗)9が設
けられている。換言すればロータリーVR9の回転軸に
回転操作するためのつまみ8が取り付けられているので
ある。ロータリーVR9の抵抗値の変化は端子電圧の変
化として取り出され、A/D変換器10にてディジタル
値に変換された後、操作パネルユニットCのMPU部6
に入力される。MPU部6は入力されたディジタル値、
即ち、つまみ8の操作位置の情報を制御手段Hに送信す
る。
【0038】上記ディジタル値がとりうる値(1〜N)
は、前述の表示レジスタがとりうる値と一致しており、
制御手段Hは、上記ディジタル値を受信すると表示レジ
スタの値をそのディジタル値で直接置き換える。そし
て、その表示レジスタが示す状態表示データをメモリ7
から読み出しMPU部6に送信する。従って、制御手段
Hが、つまみ8の操作位置に対応して予め設定した表示
内容を指示する指示手段に相当する。
【0039】上記のような、つまみ8の回転操作による
状態表示の切り換えは、表示切換キー5cを押してから
設定時間(例えば2秒)以内につまみ8を操作した場合
にのみ有効となる。従って、表示切換キー5cがつまみ
8の操作による表示内容の切り換えを許可する許可スイ
ッチに相当する。これは、不用意につまみ8を操作した
場合には表示が切り換わらないようにするためである。
【0040】具体的には、制御手段Hが、表示切換キー
5cが押されたことを示すキー入力信号によって内部タ
イマーを起動し、所定時間内に前述のつまみ8の操作位
置に対応するディジタル値を受信したときのみ上述のよ
うに表示レジスタの値の変更や状態表示データの送信を
実行する。従って、表示切換キー5cを押さずにしたつ
まみ8の操作や上記所定時間を経過してからしたつまみ
8の操作は無視される。
【0041】尚、表示切換キー5cが押されることによ
り予め定められた順番に従って状態表示が切り換わるの
は前述した通りであり、繰り返し押された場合はその都
度上記内部タイマーがリセットされ、再起動される。従
って、最後に押された時から所定時間内につまみ8を操
作したときに、その操作位置による表示の切り換えが有
効となる。又、有効なつまみ8の操作を止めてから所定
時間(例えば1分)経過前は表示切換キー5cを押さな
くても再度つまみ8を操作すれば表示が切り換わるよう
に構成されている。
【0042】以下、別実施例について列記する 上記実施例において、つまみ8の操作により切り換
えられる表示内容は、制御状態の表示に限らず、制御目
標値の表示等を含めてもよい。 上記実施例では、つまみ8の操作による表示内容の
切り換えを許可する許可スイッチとして表示切換キー5
cを兼用したが、専用キーを別途設けてもよい。
【0043】 操作具としてのつまみ8の操作位置を
検出する検出手段は、ロータリーVR(可変抵抗)に限
らず、例えばスライド式の可変抵抗であってもよい。こ
の場合、操作具(つまみ)は、回転操作ではなくスライ
ド操作されることになる。
【0044】 上記実施例のコンバインにあっては、
操縦部13の操作パネルユニットCの近くに警笛(ホー
ン)スイッチが設けられている。そこで、表示切換用の
つまみ8をこのホーンスイッチの押釦と兼用させてもよ
い。この場合、ロータリーVR9には、押釦スイッチ接
点付のものを使用することになる。更に、ホーンスイッ
チがグレインタンク15の満タン警報のリセットスイッ
チに兼用されていてもよい。
【0045】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る表示装置を含む操作パネ
ル及び表示切換用の操作具を示す平面図
【図2】コンバインの側面図
【図3】コンバインの脱穀部の側面透視図
【図4】コンバインの動力伝達図
【図5】コンバインの制御ブロック図
【符号の説明】
2 表示手段 5c 許可スイッチ 8 操作具 9 検出手段 H 指示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装備された複数の制御装置夫々の制御目
    標値や制御状態を選択的に表示する表示手段(2)と、
    その表示手段(2)にて表示させる表示内容を選択する
    選択手段とが設けられた作業機の表示装置であって、 前記選択手段が、移動操作される操作具(8)と、その
    操作具(8)の操作位置を検出する検出手段(9)と、
    その検出手段(9)の情報に基づいて、前記操作位置に
    対応して予め設定した前記表示内容を指示する指示手段
    (H)とから構成されている作業機の表示装置。
  2. 【請求項2】 表示内容の切り換えを許可する許可スイ
    ッチ(5c)が設けられ、前記指示手段(H)が、前記
    許可スイッチ(5c)が操作されてから設定時間内に前
    記操作具(8)が操作された場合にのみ、前記表示内容
    を指示するように構成されている請求項1記載の作業機
    の表示装置。
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