JPH0644005A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

Info

Publication number
JPH0644005A
JPH0644005A JP22764392A JP22764392A JPH0644005A JP H0644005 A JPH0644005 A JP H0644005A JP 22764392 A JP22764392 A JP 22764392A JP 22764392 A JP22764392 A JP 22764392A JP H0644005 A JPH0644005 A JP H0644005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate
acceleration
input device
output
pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22764392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Matsushima
健一 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP22764392A priority Critical patent/JPH0644005A/ja
Priority to US08/007,072 priority patent/US5587558A/en
Publication of JPH0644005A publication Critical patent/JPH0644005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0346Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of the device orientation or free movement in a 3D space, e.g. 3D mice, 6-DOF [six degrees of freedom] pointers using gyroscopes, accelerometers or tilt-sensors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03545Pens or stylus

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速度検出器を内臓して座標を検出する座標
入力装置において、座標指示器の傾きに応じて演算する
ことにより、正確な座標入力を可能にする。 【構成】 第1加速度検出部1の検出した3次元の加速
度を、方向検出部7の検出した3次元の方向に応じて第
1座標変換部4でペンの座標系の値から入力する座標系
の値に変換して、重力補正部2で重力の影響を排除し、
第1積分部3及び第2積分部5で積分してペンの位置を
求め、ペンの座標系におけるペン先の座標をペンの傾き
により第2座標変換部6で入力する座標系の値に変換し
てペンの位置を加算することにより、ペン先の正確な座
標を得る。 【効果】 ペンが傾いた場合でも、重力の影響を正確に
排除して、正確な座標入力を可能にする。また、加速度
検出器とペン先の位置が離れていても正確なペン先の座
標を得られる。更に、3次元の座標入力を可能にすると
いう効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターの手書
き文字入力や2次元あるいは3次元の座標入力に用いら
れる座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、従来の座標入力装置
は、加速度検出部1と第1積分部3と第2積分部5とに
より構成されていた。加速度検出部1ではペン型の座標
指示器の先端に固定されている平面内の直交する2方向
の加速度を検出する加速度センサで、座標指示器の先端
の2次元の加速度を求め、第1積分部3で加速度検出部
1の出力する座標指示器の先端の加速度を積分して速度
を求め、第2積分部5で第1積分部3の出力する座標指
示器の先端の速度を積分して座標指示器の先端の位置の
座標を得ていた。このような従来の座標入力装置の構造
が、例えば特開平3−156519号公報に開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の座標入
力装置は、空間方向の2次元以下の座標しか入力するこ
とができなく、空間方向の3次元座標を入力できないと
いう欠点があった。また、座標指示器であるペンが傾い
てペンの方向が変化した場合に重力の影響によりペンの
加速度を誤検出し、座標を正確に入力することができな
い。
【0004】さらに、ペンが傾いた場合に、ペン先の位
置を検出の基準点の位置からだけでは特定出来ないなど
の種々の課題があった。そして、さらに従来の座標入力
装置は、図21に示すように、ペンの加速度の検出値に
僅かなノイズが重畳した場合でも加速度の検出値を2回
積分した位置の誤差が発散してしまうため、定期的に初
期化しなくてはならないという課題があった。
【0005】そこで、この発明は、3次元の座標入力を
可能にするとともに、座標指示器が傾いた場合にも正確
な座標を入力できる座標入力装置を得ることを目的とし
ている。また、加速度検出器をペンの先端に配置しなく
てもペンの先端の座標入力を可能とすることを目的とし
ている。
【0006】そして、本発明はペンの方向を演算から求
める場合に演算誤差等により、方向情報が少しずつ誤差
を蓄積しないようにして、正確な座標を入力のできる座
標入力装置を得ることを目的とする。さらに、この発明
の他の目的は、座標指示器の加速度の検出値にノイズが
重畳した場合でも検出値が発散しない座標入力装置を得
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、座標指示器であるペンの一次独立な3
方向の加速度を検出する加速度検出手段と、前記ペンの
方向を検出する方向検出手段と、前記加速度検出手段の
出力と前記方向検出手段の出力を受け、前記ペンの位置
座標を出力する座標演算手段とにより座標入力装置を構
成した。
【0008】また、上記他の課題を解決するために、こ
の発明は、ペンの加速度を検出する加速度検出手段と、
前記加速度検出手段の出力を積分する第1積分手段と、
前記第1積分手段の出力を積分して前記第1積分手段に
フィードバックをかける第2積分手段とにより座標入力
装置を構成した。
【0009】
【作用】上記のように構成された座標入力装置では、加
速度検出手段でペンの加速度を検出し、座標演算手段に
出力する。座標演算手段内では、重力補正手段にて加速
度検出手段で検出したペンの加速度から重力の影響を排
除し、第1積分手段で重力を排除した加速度を積分して
速度情報に変換し、第2積分手段で速度情報をさらに積
分してペンの基準点の位置情報に変換して、第2座標変
換手段で前記第2積分手段からのペンの基準点の位置情
報からペン先の座標に変換する。
【0010】方向検出手段では、ペンの方向を検出す
る。検出された方向情報を用いて、前記加速度検出手段
の出力するペンの加速度または第1積分手段の出力する
ペンの速度を、座標演算手段内の第1座標変換手段で、
ペンを基準にした座標系の値から入力する座標系の値に
変換することにより、入力する座標系から見た正確な加
速度または速度を得ることができる。こうすることによ
り、重力補正手段でも、ペンの方向により変化する重力
の影響を正確に排除できるようになる。さらに、座標演
算手段内の第2座標変換手段でペン先の座標を演算する
場合にも、方向検出手段の出力する方向情報を用いて演
算することにより、正確なペン先の座標を得ることがで
きる。以上に示したように、本発明による座標入力装置
では、ペンが傾いた場合でもペンの方向に応じた補正あ
るいは変換を行うことにより、重力の影響を排除した正
確な座標を得ることができる。
【0011】また、上記の第二の構成例に示された座標
入力装置では、加速度検出手段でペンの加速度を検出
し、第1積分手段で加速度検出手段で検出した加速度を
積分して速度情報に変換し、第2積分手段で速度情報を
さらに積分して位置情報に変換する。ここで、第2積分
手段の出力を第1積分手段にフィードバックすることに
より、加速度検出手段の検出した加速度の値にノイズが
重畳していても第2積分手段の出力する位置情報が発散
しなくなる。
【0012】以上に示したように、本発明による座標入
力装置では、ペンの加速度の検出値にノイズが重畳した
場合でも積分の演算にフィードバックループを設けて、
検出値が発散しなくなるようにすることができる。
【0013】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を、図面に
基づいて説明する。図1に示すように、本発明による座
標入力装置では、第1加速度検出部1で座標指示器であ
るペンの基準点の3次元の加速度を検出し、その加速度
情報を座標演算部10に出力する。座標演算部10内で
は、第1座標変換部4で前記第1加速度検出部1の出力
するペンの加速度の情報をペンを基準にした座標系の値
から入力する座標系の値に変換し、入力する座標系の値
に変換された加速度から第1重力補正部2で重力の影響
を排除し、重力の影響を排除された加速度を第1積分部
3で積分して速度情報に変換し、第2積分部5で速度情
報をさらに積分してペン内の基準点の位置情報に変換
し、前記第2積分部5からのペン内の基準点の位置情報
を第2座標変換部6でペン先の座標に変換する。
【0014】方向検出部7では、3次元のペンの方向を
検出する。第1座標変換部4では、方向検出部7の出力
する方向情報を用いて、第1加速度検出部1が出力する
ペン内の基準点の加速度を、ペンを基準にした座標系の
値から入力する座標系の値に変換する。また、ペンを基
準にした座標系ではペンの方向により変化する重力の影
響も、入力する座標系では一定となるため、第1重力補
正部2ではペンの加速度の値から入力する座標系での重
力の影響を正確に差し引くことができるようになる。さ
らに、第2座標変換部6でペン先の座標を演算する場合
にも、方向検出部7の出力する方向情報を用いて演算す
ることにより、正確なペン先の座標を得ることができ
る。
【0015】これより、各部について詳細に説明する。 (1)座標系 まず、座標系について説明する。本発明では2つの座標
系を用いる。1つが、ペン座標系であり、ペンに固定さ
れた架空の空間方向の3次元直交座標系である。もう1
つは、静止座標系で、ペン先の座標を入力するための空
間方向の3次元の直交座標系である。静止座標系は、必
ずしも静止している必要はなく、入力する座標値を示す
座標系であること以外の意味は無い。
【0016】(2)第1加速度検出部 第1加速度検出部1は、図11に示すようにペン座標系
の3本の座標軸上に各々検出方向が重なるように配置し
た加速度検出器11a〜11cにより構成される。この
ように配置することにより、ペン内の基準点にあたるペ
ン座標系の原点88の3次元加速度apX,apY,a
pZを検出して、第1座標変換部4に出力する。しか
し、第1加速度検出部1は、この限りでなく、ペン座標
系の原点88の3次元の加速度を検出できるものであれ
ば、どのようなものでも良い。加速度検出器11は、公
知の圧電セラミックを用いた加速度センサーを用いた
が、半導体ピエゾ抵抗型加速度センサーなど加速度を検
出できるものであればどのようなものを用いても良い。
【0017】(3)方向検出部 方向検出部7は、図3に示すように、角加速度検出部7
1と第3積分部73と第1方向演算部75とにより構成
され、ペンの方向を示す情報を出力する。角加速度検出
部71は、3個の公知の角加速度検出器により構成し
た。各角加速度検出器は、回転を検出する軸の方向がペ
ン座標系の3本の軸と各々平行になる向きに配置され、
角加速度の情報LX,LY,LZを出力する。しかし、
角加速度検出部71は、この限りでなく、3次元の角加
速度を検出するものであれば、どのようなものでも良
い。
【0018】また、通常ペンに固定されている加速度検
出器の検出値には、ペンの加速度成分と角加速度成分が
含まれている。検出方向が平行となる1組の加速度検出
器では、角加速度が無い場合には同じ値を検出するた
め、角加速度の成分は検出方向が平行な2つの加速度検
出器の検出値の差に比例する。したがって、角加速度検
出部71は、回転体や振動体を用いた公知のジャイロを
用いて構成することも可能であるが、検出方向が互いに
平行な2つの加速度検出器の検出値の差を用いて角加速
度を検出するようにしても良い。
【0019】この構成では、検出方向が平行な2つで1
組の加速度検出器により、平行な2本の検出方向を含む
ことにより特定される平面に垂直な方向を角加速度の回
転の軸とする角加速度の成分を検出することができる。
この2つで1組の加速度検出器の検出方向を含むことに
より特定される平面に垂直な法線の方向がペン座標系の
3本の座標軸と各々平行となるように加速度検出器を3
組配置することにより3次元の角加速度を検出すること
ができる。この例を、図7及び図11に示す。
【0020】つまり、独立な3方向を法線とする3平面
内に各々互いに検出方向が平行となるように6個の加速
度検出器11a〜11cおよび92a〜92cを配置す
ることにより第2加速度検出部82を構成する。減算部
83では、互いに検出方向の平行な2つの加速度検出器
11aと92a、11bと92bおよび11cと92c
の出力の差を各々3方向について求めることにより、3
次元の角加速度の情報LX,LY,LZを求める。
【0021】また、角加速度の検出は前述のように検出
方向が平行になる加速度検出器の組み合わせを用いても
実現できるが、同様に検出方向が同一平面内の平行でな
い3方向となるような3つの加速度検出器を用いても角
加速度は容易に演算することができる。
【0022】このように、角加速度検出部71は角加速
度検出器を用いても良いし、加速度検出器を組み合わせ
て構成してもよい。また、空間の独立な3方向に対応す
る角加速度の検出について、ある方向の成分は角加速度
検出器を用いて別の方向の成分については加速度検出器
の組み合わせを用いても良い。
【0023】また、第2加速度検出部82の加速度検出
器92と第1加速度検出部1の加速度検出器11は別の
ものを用いてもよいが、図11に示すように一方の加速
度検出器で共用することにより、加速度検出器の数を減
らして構成を簡単にすることができる。
【0024】さらに、図12に示すように、ペンの形状
に合わせて加速度検出器を配置して第1加速度検出部1
と第2加速度検出部82の加速度の検出をするなど、加
速度検出器の配置には様々な組み合わせがあり、加速度
検出器11,92は独立な方向の加速度あるいは角加速
度を検出できるようなものであればどのようなものでも
良い。
【0025】第3積分部73では、角加速度検出部71
の出力する3次元の角加速度の情報LX,LY,LZを
積分して、3次元の角速度の情報WX,WY,WZを第
1方向演算部75に出力する。第3積分部73の積分
は、公知の演算増幅器などを用いてアナログ積分回路等
により実現してもよいことは言うまでもないが〔数1〕
に示すような漸化式の演算をデジタル回路やソフトウエ
アなどで実現してもよい。ここで、Δtは漸化式の演算
の周期を示す。
【0026】
【数1】
【0027】第1方向演算部75では、第3積分部73
の出力する3次元の角速度の情報WX,WY,WZから
ペンの方向を求める。この場合にペンの方向は、〔数
2〕に定義される3次元回転の座標変換の3×3のマト
リクス係数Aijで示されている。ここで、PX,P
Y,PZは、ペンから見た座標系の値であり、SX,S
Y,SZは、座標入力の基準となる静止座標系の値であ
る。しかし、ペンの方向情報は、ペンの位置と独立なこ
とを利用して、演算の便宜上、ペン座標系と静止座標系
の原点が一致しているものと仮定した。また、ペンの長
手方向を示す極座標の2つの方向成分とペンの長手方向
を軸とした回転方向の角度によりペンの方向を表現した
り、ペンの長手方向を示す静止座標系のベクトルとペン
の長手方向を軸とした回転方向の角度などの3次元のペ
ンの方向を示す情報であればどのようなものを用いても
良い。この場合も、必要に応じて公知の方法でAijに
演算で変換できる。
【0028】
【数2】
【0029】第1方向演算部75での方向情報の更新
は、アナログ回路等にて実現しても良いが、〔数3〕に
示すような漸化式をデジタル回路あるいはソフトウエア
により実現してもよい。ここで、Δtは漸化式の演算の
周期を示す。
【0030】
【数3】
【0031】ただし、i=1,2,3及びj=1,2,
3である。また、方向検出部7は、図8に示すように、
第2加速度検出部82の出力する加速度を第4積分部8
4で積分し、その結果得られた速度を減算部83で減算
して第1方向演算部75に角速度を出力するようにして
も第1方向演算部75から得られる方向情報は前述のも
のと変わらない。
【0032】さらに、図9に示すように方向検出部7
は、第2加速度検出部82で同一直線上にないペン内の
3箇所の3次元加速度を検出するようにして、第4積分
部84と第6積分部85で第2加速度検出部82の出力
するペン内の3箇所の3次元加速度を積分してペン内の
各々の位置の座標を求めて、第2方向演算部86で第6
積分部85の出力するペン内の3箇所の座標の差により
ペンの方向を演算するようにしても良い。また、方向検
出部7は、この限りでなく、ジャイロスコープを用いる
などペンの方向を検出できるものであればどのようなも
のでも良い。
【0033】(4)座標演算部 図1に戻って、第1座標変換部4では、第1加速度検出
部1の出力するペンの原点の加速度をペン座標系の値a
pX,apY,apZから静止座標系の値agX,ag
Y,agZに変換する。この変換は、方向検出部7の出
力する方向情報Aijにより〔数4〕で変換したが、方
向検出部7の出力する方向情報によりペン座標系の値か
ら静止座標系の値に変換する方法であればどのようなも
のでも良い。また、第1座標変換部4の演算は、公知の
演算増幅器などを用いたアナログ積和回路等にて実現し
てもよいことは言うまでもないが、デジタル回路やソフ
トウエアなどにより実現してもよい。
【0034】
【数4】
【0035】第1重力補正部2では、第1座標変換部4
の出力する静止座標系でのペン座標系の原点の加速度a
gX,agY,agZから、同じく静止座標系で想定さ
れるの重力の加速度の影響gX,gY,gZを〔数5〕
などにより差し引いた値aX,aY,aZを求め、重力
の影響を除去する。第1重力補正部2の演算は、重力の
影響を除去できるものであればどのようなものでもよ
い。また、第1重力補正部2は、アナログ回路等にて実
現してもよいことは言うまでもないが、デジタル回路や
ソフトウエアなどにより実現してもよい。
【0036】
【数5】
【0037】第1積分部3では、第1重力補正部2の出
力するペン座標系の原点の静止座標系での加速度aX,
aY,aZを積分して、静止座標系での速度VX,V
Y,VZを第2積分部5に出力する。第1積分部3の積
分は、公知の演算増幅器を用いたアナログ積分回路等に
て実現してもよいことは言うまでもないが、〔数6〕に
示すような漸化式の演算などによりデジタル回路やソフ
トウエアなどにより実現してもよい。ここで、Δtは漸
化式の演算の周期を示す。
【0038】
【数6】
【0039】第2積分部5では、第1積分部3の出力す
る静止座標系での速度VX,VY,VZを積分して、第
2座標変換部6に静止座標系におけるペン座標系の原点
の位置OX,OY,OZの情報を出力する。第2積分部
5の積分は、アナログ回路等にて実現してもよいことは
言うまでもないが、〔数7〕に示すような漸化式の演算
などによりデジタル回路やソフトウエアなどにより実現
してもよい。ここで、Δtは漸化式の演算の周期を示
す。
【0040】
【数7】
【0041】第2座標変換部6では、第2積分部5の出
力する静止座標系におけるペン座標系の原点88の位置
OX,OY,OZと方向検出部7の出力する方向情報A
ijとペンの座標系におけるペン先89の位置TX,T
Y,TZから、静止座標系におけるペン先の座標X,
Y,Zを〔数8〕により演算する。第2座標変換部6の
演算は、アナログ回路やデジタル回路等にて実現しても
よいが、ソフトウエアを使って実現してもよいことは言
うまでもない。ただし、ペン座標系の原点とペン先の位
置が近い場合は、ペンの座標系におけるペン先の位置T
X,TY,TZはほぼゼロとなるため、第2座標変換部
6は、図4に示すように省略することもできる。
【0042】
【数8】
【0043】本実施例の第1積分部3,第2積分部5,
第3積分部73,第4積分部84,第6積分部85,第
1方向演算部75及び第2方向演算部86の各出力は、
各部の入力のみでなく演算の初期状態によって異なる。
したがって、本発明では、各部の初期状態を入力する座
標の原点に重力と平行な向きにペンが向いている状態と
仮定した。つまり、入力する座標の原点に重力と平行な
向きにペンが向いている状態にして、座標入力の演算を
開始するようにした。しかし、初期状態は、この限りで
なく、特定の座標の特定の方向になるように設定しても
良いし、初期化用のリセットスイッチを設けて初期化で
きるようにしても良いし、初期値の設定をプログラマブ
ルな構成としても良いし、実用上問題のない方法であれ
ばどのような初期設定としても良い。
【0044】(5)改良した方向検出部 以上に説明した方向検出部7では、方向情報を求めるた
めの積分の演算により、演算誤差を生じる。この問題
は、図13に示すように、方向検出部7を角速度検出部
21と第3加速度検出部15と第3座標変換部14と第
2重力補正部12とフィルタ部17と方向演算部25と
から構成することにより改善することができる。この場
合にも、方向検出部7は、角速度検出部21でペンの角
速度を検出し、ペンの角速度から方向演算部25でペン
の方向を求める。
【0045】また、第3加速度検出部15ではペンの重
力の影響を含む加速度を検出し、第3加速度検出部15
の出力を方向演算部25の出力するペンの方向により第
3座標変換部14でペンの座標系の値から入力する座標
系の値に変換し、第3座標変換部14の重力の影響を含
む出力から第2重力補正部12で想定する静止座標系で
想定される重力の影響を除去し、第2重力補正部12の
出力からフィルタ部17で動的成分を除去して第3座標
変換部14で生じた重力の座標変換誤差を求め、第3座
標変換部14での重力の座標変換誤差が少なくなるよう
に方向演算部25の出力するペンの方向を修正すること
により、方向演算部25の出力する方向に誤差が蓄積し
なくなり、正確なペンの座標の入力が可能になる。
【0046】また、フィルタ部17では、ペンの方向の
補正のフィードバックループの安定性の確保も行う。角
速度検出部21は、図3に示す角加速度検出部71と第
3積分部73によるものと同様のもので、ペンの角速度
を出力する。
【0047】第3加速度検出部15は、ペンの座標系の
3本の座標軸上に各々検出方向が重なるように配置した
加速度検出器により構成される。このように配置するこ
とにより、ペンの座標系の原点の3次元加速度apX,
apY,apZを検出して、第3座標変換部14に出力
する。この検出値には、重力の影響が含まれている。と
ころで、第3加速度検出部15は、ここに示した限りで
なく、ペンの座標系の原点の3次元の加速度を検出でき
るものであれば、どのようなものでも良い。
【0048】第3座標変換部14では、第3加速度検出
部15の出力する重力を含むペンの加速度をペンの座標
系の値apX,apY,apZから静止座標系の値ag
X,agY,agZに変換する。ただし、方向演算部2
5の出力に演算誤差などに起因する誤差がある場合に
は、第3座標変換部14の重力の成分の座標変換に誤差
EX,EY,EZを生じる。ここで、動的成分の誤差に
ついては、フィルタ部17で除去されるため、便宜上省
略した。この変換は、方向演算部25の出力する方向情
報Aijにより〔数9〕で変換したが、方向演算部25
の出力する方向情報によりペンの座標系の値から静止座
標系の値に変換する方法であればどのようなものでも良
い。また、第3座標変換部14の演算は、公知の演算増
幅器などを用いたアナログ積和回路等にて実現してもよ
いことは言うまでもないが、デジタル回路やソフトウェ
アなどにより実現してもよい。
【0049】
【数9】
【0050】第2重力補正部12では、第3座標変換部
14の出力から静止座標系で想定される重力の加速度g
X,gY,gZを〔数10〕により差し引いて、重力の
補正を行ってフィルタ部17に出力する。ここで、第3
座標変換部14で生じた重力成分の座標変換誤差EX,
EY,EZについては第2重力補正部12では補正され
ずに、そのまま出力される。第2重力補正部12の演算
は、アナログ回路等にて実現してもよいことは言うまで
もないが、デジタル回路やソフトウェアなどにより実現
してもよい。
【0051】
【数10】
【0052】フィルタ部17では、第2重力補正部12
の出力から動的成分aX,aY,aZを除去して、方向
演算部25の出力の誤差に起因して第3座標変換部14
で生じた重力の座標変換誤差EX,EY,EZを得る。
このため、フィルタ部17は公知のローパスフィルタに
より実現した。しかし、フィルタ部17はこの限りでな
く、積分回路などにより実現しても良い。フィルタ部1
7の演算は、アナログ回路等にて実現してもよいことは
言うまでもないが、デジタル回路やソフトウェアなどに
より実現してもよい。また、フィルタ部17は、フィー
ドバックループの安定性も確保する。
【0053】方向演算部25では、公知の角速度検出部
21の出力する3次元の角速度WX,WY,WZにより
ペンの方向を求めるとともに、フィルタ部17の出力す
る第3座標変換部14で生じた重力の座標変換誤差E
X,EY,EZが少なくなるように補正する。この場合
にペンの方向は、〔数11〕に定義される3次元回転の
座標変換の3×3のマトリクス係数Aijを用いた。こ
こで、PX,PY,PZは、ペンから見た座標系の値で
あり、SX,SY,SZは、座標入力の基準となる静止
座標系の値である。ただし、ペンの方向情報は、ペンの
位置と独立なことを利用して、演算の便宜上、ペンの座
標系と静止座標系の原点が一致しているものと仮定し
た。
【0054】また、ペンのある方向の極座標の2つの方
向成分とペンの前記ある方向を軸とした回転方向の角度
によりペンの方向を表現したり、ペンのある方向を示す
静止座標系のベクトルとペンの前記ある方向を軸とした
回転方向の角度などの3次元のペンの方向を示す情報で
あればどのようなものを用いても良い。
【0055】
【数11】
【0056】方向演算部25での演算は、アナログ回路
等にて実現しても良いが、式(12)に示すような漸化
式によりデジタル回路やソフトウェアなどにより実現し
てもよい。 Aij(t)=Hij(t)・Aij(t−Δt)・Wij(t) 式(12) ここで、Wijは、角速度検出部21の出力する角速度
により方向を変えるためのマトリクスであり、〔数1
2〕による演算で得られる。
【0057】
【数12】
【0058】また、Hijは、第3座標変換部14での
重力の座標変換の誤差EX,EY,EZを小さくするよ
うに方向演算部25の出力を修正するためのものであ
り、フィルタ部17の出力する誤差EX,EY,EZと
第2重力補正部12で想定する静止座標系での重力の加
速度gX,gY,gZとから式(14)による演算で得
られる。
【0059】 Hij=Dij・(Sijの逆行列) 式(14) ここで、Dijは方向演算部25の出力を修正した後の
第3座標変換部14の出力の重力成分を表し、Sij
は、方向演算部25の出力を修正する前の誤差を含んだ
第3座標変換部14の出力の重力成分を表わす。したが
って、Dijの縦の1列目の成分(D11,D21,D
31)は、静止座標系で想定される重力の影響による加
速度(gX,gY,gZ)である。また、Sijの縦の
1列目の成分(S11,S21,S31)は、座標変換
誤差を含んだ第2重力補正部の補正前の重力の加速度で
あり、重力の座標変換誤差(EX,EY,EZ)を定数
倍したものと第2重力補正部で想定する重力の加速度
(gX,gY,gZ)の和の演算により得られる。ここ
で重力の座標変換誤差(EX,EY,EZ)を定数倍し
たのは、フィードバックループのゲインを調整するため
である。
【0060】さらに、Dijの縦の2列目の成分(D1
2,D22,D32)は、Sijの縦の2列目の成分
(S12,S22,S32)と同じ値であり、公知の方
法で演算されるフィルタ部17の出力する補正後の補正
誤差(EX,EY,EZ)と第2重力補正部で想定する
重力の加速度(gX,gY,gZ)の両方に垂直な任意
のベクトルである。また、Dijの縦の3列目の成分
(D13,D23,D33)は、Sijの縦の3列目の
成分(S13,S23,S33)と同じ値であり、Di
jの縦の2列目の成分(D12,D22,D32)を−
1倍したものを用いた。
【0061】以上に、フィルタ部17を第2重力変換部
と方向演算部25の間に設けた例を示したが、フィルタ
部17はこの限りでなく、図15や図16に示すよう
に、第3座標変換部14と第2重力補正部12との間や
第3加速度検出部15と第3座標変換部14との間に設
けても良い。
【0062】さらに、図14に示すように、第3加速度
検出部15は、必要に応じて第1加速度検出部1と兼用
にしても良い。同様に、第3座標変換部14は第1座標
変換部4と兼用にしても良く、第2重力補正部12も第
1重力補正部2と兼用にすることができる。
【0063】また、図16に示すように第3座標変換部
14は第2重力補正部12とフィルタ部17との間に設
けても良い。ただし、この場合には、第2重力補正部1
2での補正がペンの座標系で行われるため、第2重力補
正部12で用いる重力ベクトルを静止座標系のベクトル
からペンの座標系でのベクトルに変換しておく必要があ
る。
【0064】(6)他の実施例 以上に、座標演算部10において、第1座標変換部4を
第1加速度検出部1と第1重力補正部2との間に設けた
座標入力装置の例を示したが、図5に示すように第1座
標変換部4は第1第1重力補正部2と第1積分部3との
間に設けても良い。ただし、この場合には、第1重力補
正部2での補正がペン座標系で行われるため、第3座標
変換部81で重力の影響を示すベクトルを静止座標系の
ベクトルからペン座標系でのベクトルに変換しておく必
要がある。さらに、第1座標変換部4は、図6に示すよ
うに第1積分部3と第2積分部5の間に設けても良い。
この場合には、第1積分部3の出力する速度情報までが
ペン座標系の値で、第2積分部5以降が静止座標系の値
になる。
【0065】以上に、角加速度検出部71、第1加速度
検出部1、第2加速度検出部82および第3加速度検出
部15の出力が直交座標の値になる例を示したが、ペン
の外形など何らかの理由で3次元空間での値を特定でき
る斜交座標や円柱座標や極座標などの他の座標系の値に
なる場合や倍率の異なる座標系の値になる場合は、必要
に応じて公知の方法で座標変換を行なえば良い。
【0066】また、ペン座標系と静止座標系についても
直交座標を用いた例を示したが、この限りでなく3次元
空間での加速度、速度、位置、方向等を特定できるもの
であれば、どのような座標系を用いても良い。さらに、
加速度検出器11の検出方向の延長線が原点を通る例を
示したが、加速度検出器11の検出方向の延長線が原点
から離れている場合にも、加速度検出器11の出力から
角加速度検出器の出力により得られる角加速度の成分を
除去することにより、原点の正確な加速度を容易に得る
ことができる。
【0067】また、図10に示すように、本発明による
座標入力装置では、ペン先に接触検出部87を設けて、
ペンの位置とペン先の接触状態を入力するようにしても
良い。ペン先の接触状態の代わりに、オペレータがスイ
ッチ等により情報を入力できるようにすることにより、
操作性を改善することができることは言うまでも無い。
【0068】さらに、ペンの向きが長手方向を軸に回転
出来ないような外形になっている場合には、長手方向を
角加速度の検出の軸としている角加速度検出器は、省略
することができる。このように、構造上の理由でペンの
動作に何らかの制約がある場合には、対応する加速度検
出器または角加速度検出器を省略することができる。
【0069】本実施例では、本発明を構成する各ブロッ
クごとについて説明したが、本発明を構成するブロック
の全部または一部について、共通のプロセッサや回路を
用いて実現しても良いことは言うまでもない。 (7)フィードバックを用いた実施例 図17に示すように、本発明による座標入力装置では、
第一加速度検出部1でペンの加速度を検出し、第1積分
部3で第一加速度検出部1で検出した加速度を積分して
速度情報に変換し、第2積分部5で速度情報をさらに積
分して位置情報に変換する。ここで、第2積分部5の出
力を第1積分部3にフィードバックすることにより、図
22に示すように、第一加速度検出部1の検出した加速
度の値にノイズが重畳していても、第1積分部3の出力
する速度情報と第2積分部5の出力する位置情報は一時
的に変化しても発散はしなくなる。
【0070】このように、本発明による座標入力装置で
は、第一加速度検出部1の検出するペンの加速度の検出
値にノイズが重畳した場合でも、積分の演算にフィード
バックループを設けて、検出値が発散しなくなるように
することができる。また、位置情報の負の帰還をかける
ことにより逆に演算に誤差を生じるが、通常座標入力装
置はある一定領域で使われるため、位置情報が発散しな
いように負の帰還をかけても実用上大きな問題にはなら
ない。
【0071】これより、各部について詳細に説明する。
まず、第一加速度検出部1は、すでに述べたものとして
同様のものを用いてペンの3次元の加速度を検出するよ
うにした。ただし、次元数は、3次元に限られるもので
はなく、制約条件等により他の次元でもよい。第一加速
度検出部1の出力は、必要に応じて、すでに述べた本発
明による重力の補正やペンの方向による座標変換などを
施されていても良い。
【0072】第1積分部3では、図18に示すように、
第2積分部5を構成するオペアンプ51の出力する位置
データをオペアンプ32で反転したものと第一加速度検
出部1の出力するペンの加速度データをオペアンプ31
で加算して積分し、その結果得られた速度データを第2
積分部5に出力する。ただし、ここでは回路の便宜上速
度は負の値になっているが、この限りではない。ここ
で、加速度データにノイズが重畳していても第2積分部
5の出力する位置データが発散しないように負の帰還が
かかっているため、図22に示すように速度データは一
時的に変化するが、充分長い時間が経過するともとにも
どる。
【0073】このように、第1積分部3は、第2積分部
5の出力する位置データを用いて負の帰還をかけて、第
一加速度検出部1の出力する加速度データを積分するも
のであればどのようなものでも良い。第1積分部3の積
分は、オペアンプ31を用いたアナログ積分回路等にて
実現した例を示したが、演算によりデジタル回路やソフ
トウエアなどにより実現してもよいことは言うまでもな
い。
【0074】第2積分部5では、図18に示すように、
第1積分部3の出力するペンの速度データをオペアンプ
51で積分して、位置データを求める。このため、加速
度データにノイズが重畳していても第2積分部5の出力
する位置データが発散しないように負の帰還がかかって
いるため、図22に示すように、位置データは一時的に
変化するが、充分長い時間が経過するともとにもどる。
このように、第1積分部3の出力する速度データを積分
して位置データを演算し、第1積分部3に出力するもの
であればどのようなものでも良い。第2積分部5の積分
は、オペアンプ51を用いたアナログ積分回路等にて実
現した例を示したが、演算によりデジタル回路やソフト
ウエアなどにより実現してもよいことは言うまでもな
い。
【0075】同様に、図19及び図23に示すように、
第1積分部3を構成するオペアンプ33の出力する速度
データを第1積分部3のオペアンプ33の入力に負の帰
還をかけることにより、加速度にノイズが重畳した場合
でも位置データを発散しないようにすることができる。
ただし、この場合には、位置データには誤差が加算され
る。
【0076】また、図20及び図24に示すように、第
2積分部5を構成するオペアンプ53の出力する位置デ
ータを第2積分部5のオペアンプ53の入力に負の帰還
をかけることにより、加速度にノイズが重畳して速度デ
ータが変化した場合でも位置データを発散しなくするこ
とができる。ただし、この場合にも、位置データには誤
差が加算される。ここでは、第2積分部5の出力から第
1積分部3の入力に帰還をかける構成と、第1積分部3
の出力から第1積分部3の入力に帰還をかける構成と、
第2積分部5の出力から第2積分部5の入力に帰還をか
ける構成の、いずれかを実施した例を示したが、複数の
構成を組み合わせても良いことは、言うまでもない。
【0077】本実施例では、本発明を構成する各ブロッ
クごとについて説明したが、本発明を構成するブロック
の全部または一部について、共通のプロセッサや回路を
用いて実現しても良いことは言うまでもない。以上、こ
こで説明した種々の実施例では、座標を指示するものを
ペンとしたが、その形状はペン型に限定されるものでは
なく、任意の形状のものに本発明を適用できるのは言う
までもない。
【0078】さらに、本実施例では、3次元座標の座標
入力装置について述べたが、本発明を2次元座標の座標
入力装置に適用することは容易に行えることである。
【0079】
【発明の効果】以上に示したように、本発明による座標
入力装置では、加速度検出手段、方向検出手段と、第1
座標変換手段、第2座標変換手段、重力補正手段、第1
積分手段、第2積分手段とを有する座標演算手段とから
なる構成とした。この構成により、本発明による座標入
力装置では、ペンが傾いた場合でもペンの方向に応じた
重力の補正を行うことにより、重力の影響を正確に排除
した正確な座標を得ることができるという効果がある。
また、加速度検出器とペン先の位置が離れていてもペン
の方向に応じてペン先の正確な位置を演算できるため、
ペン先の正確な座標を得ることができるという効果があ
る。さらに、本発明による座標入力装置では、3次元の
加速度及び角加速度を検出することにより、3次元の座
標を入力することができるという効果がある。
【0080】また、本発明による座標入力装置では、角
加速度検出部71を加速度検出器を組み合わせて構成し
た場合には、加速度検出のための加速度検出器と角加速
度検出のための加速度検出器を併用することにより、装
置全体の外形重量及びコストを低減させることができる
という効果がある。
【0081】さらに、本発明による座標入力装置では、
方向検出部を、第3加速度検出手段、第3座標変換手
段、第2重力補正手段、角速度検出手段、方向演算手段
及びフィルタ手段とからなる構成としたため、本発明に
よる座標入力装置では、座標指示器の方向の検出に誤差
が蓄積しなくなるため、重力の影響を正確に排除した安
定で正確な座標を得ることができる。
【0082】そして、さらに本発明による座標入力装置
では、ペンの加速度を検出する加速度検出手段と、前記
加速度検出手段の出力を積分する第1積分手段と、前記
第1積分手段の積分して前記第1積分手段にフィードバ
ックをかける第2積分手段とにより座標入力装置を構成
した。この構成により、本発明による座標入力装置で
は、ペンの加速度の検出値にノイズが重畳した場合でも
積分の演算にフィードバックループを設けて、検出値が
発散しなくなるようにすることができる。
【0083】したがって、従来必要であった積分部の定
期的な初期化を不要とする座標入力装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座標入力装置のシステムブロック
図である。
【図2】従来の座標入力装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明による座標入力装置における方向検出部
のブロック図である。
【図4】本発明による座標入力装置の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図5】本発明による座標入力装置の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図6】本発明による座標入力装置の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図7】本発明による座標入力装置の角加速度検出部の
実施例を示すブロック図である。
【図8】本発明による座標入力装置の方向検出部の他の
実施例を示すブロック図である。
【図9】本発明による座標入力装置の方向検出部の他の
実施例を示すブロック図である。
【図10】接触検出部を付加した本発明による座標入力
装置のブロック図である。
【図11】本発明による座標入力装置の第1加速度検出
部と第2加速度検出部の加速度検出器の配置を示す配置
図である。
【図12】本発明による座標入力装置の第1加速度検出
部と第2加速度検出部の加速度検出器の配置の他の実施
例を示す配置図である。
【図13】本発明による座標入力装置の方向検出部の他
の実施例を示すブロック図である。
【図14】本発明による座標入力装置の他の実施例を示
すブロック図である。
【図15】本発明による座標入力装置の方向検出部の他
の実施例を示すブロック図である。
【図16】本発明による座標入力装置の方向検出部の他
の実施例を示すブロック図である。
【図17】本発明による座標入力装置のフィードバック
構成の実施例を示すシステムブロック図である。
【図18】本発明による座標入力装置のフィードバック
構成の実施例における第1積分部と第2積分部の回路図
である。
【図19】本発明による座標入力装置のフィードバック
構成の他の実施例における第1積分部と第2積分部の回
路図である。
【図20】本発明による座標入力装置のフィードバック
構成の他の実施例における第1積分部と第2積分部の回
路図である。
【図21】従来の座標入力装置のノイズ対応動作を示す
波形図である。
【図22】本発明による座標入力装置のフィードバック
構成の実施例におけるノイズ対応動作を示す波形図であ
る。
【図23】本発明による座標入力装置のフィードバック
構成の他の実施例におけるノイズ対応動作を示す波形図
である。
【図24】本発明による座標入力装置のフィードバック
構成の他の実施例におけるノイズ対応動作を示す波形図
である。
【符号の説明】
1 第1加速度検出部 2 第1重力補正部 3 第1積分部 4 第1座標変換部 5 第2積分部 6 第2座標変換部 7 方向検出部 10、100、101、102 座標演算部 11 第1加速度検出部の加速度検出器 12 第2重力補正部 14 第3座標変換部 15 第3加速度検出部 17 フィルタ部 21 角速度検出部 25 方向演算部 71 角加速度検出部 73 第3積分部 75 第1方向演算部 81 第3座標変換部 82 第2加速度検出部 83 減算部 84 第4積分部 85 第6積分部 86 第2方向演算部 87 接触検出部 88 ペン座標系の原点 89 ペン先 92 第2加速度検出部の加速度検出器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標指示器が存在する位置の座標を得る
    座標入力装置において、前記座標指示器の加速度を検出
    する加速度検出手段と、前記座標指示器の方向を検出す
    る方向検出手段と、前記加速度検出手段の出力と前記方
    向検出手段の出力を受け、前記座標指示器の位置座標を
    出力する座標演算手段とから構成されることを特徴とす
    る座標入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の座標入力装置におい
    て、前記座標演算手段は、前記方向検出手段の出力信号
    を用いて入力信号を座標変換する第1の座標変換手段
    と、入力信号に対して重力の影響を排除する重力補正手
    段と、入力信号を積分して位置情報に変換する第1の積
    分手段とから構成されることを特徴とする座標入力装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の座標入力装置におい
    て、前記方向検出手段は、前記座標指示器の角加速度を
    検出する角加速度検出手段と、前記角加速度信号を角速
    度信号あるいは位置情報に変換する第2の積分手段と、
    前記角速度信号あるいは位置情報を座標指示器の方向情
    報に変換する方向演算手段とから構成されることを特徴
    とする座標入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の座標入力装置におい
    て、さらに、第1の積分回路が出力する位置情報を前記
    方向検出手段の出力を用いて座標変換する第2の座標変
    換手段を有することを特徴とする座標入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の座標入力装置におい
    て、前記加速度検出手段を構成する加速度検出器と、前
    記方向検出手段を構成する加速度検出器とを兼用にした
    ことを特徴とする座標入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の座標入力装置におい
    て、前記方向検出手段は、検出方向が平行な2つで1組
    の加速度検出器を少なくとも2組以上を、座標指示器の
    1次独立な少なくとも2方向の加速度を検出する位置に
    配置した加速度検出手段と、該加速度検出手段の出力を
    受け前記各加速度検出器の出力にそれぞれ対応した速度
    信号を出力する積分手段と、前記の組になった加速度検
    出器の出力に対応する前記速度信号どおしを減算し、角
    速度信号を得る減算手段と、該角速度信号を座標指示器
    の方向情報に変換する方向演算手段とから構成されるこ
    とを特徴とする座標入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の座標入力装置におい
    て、前記方向検出手段は、同一直線上にない座標指示器
    内の3箇所の3次元加速度を検出する加速度検出手段
    と、該加速度検出手段のそれぞれの出力から前記3箇所
    の位置の座標を得る積分手段と、該3箇所の位置の座標
    の差を求め座標指示器の方向情報を出力する方向演算手
    段とから構成されることを特徴とする座標入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の座標入力装置におい
    て、前記方向検出手段は、前記座標指示器の角速度を検
    出する角速度検出手段と、前記角速度検出手段の出力に
    より座標指示器の方向を演算する方向演算手段と、前記
    座標指示器の加速度を検出する加速度検出手段と、前記
    方向演算手段の出力により前記座標指示器の検出された
    加速度または重力の加速度を座標変換する座標変換手段
    と、前記座標指示器の検出された加速度から重力の影響
    を除去する重力補正手段と、前記座標指示器の検出され
    た加速度から動的成分を除去するフィルタ手段とを有す
    ることを特徴とする座標入力装置。
  9. 【請求項9】 加速度検出器を用いて座標を入力する座
    標入力装置において、入力する座標を示す座標指示器
    と、前記座標指示器に固定され前記座標指示器の加速度
    を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段の出
    力する前記座標指示器の加速度を積分して前記座標指示
    器の速度を演算する第1積分手段と前記第1積分手段の
    出力する速度を積分して前記座標指示器の位置を演算す
    る第2積分手段と、前記第2積分手段の出力から前記第
    1隻分手段の入力への負の帰還手段を有することを特徴
    とする座標入力装置。
  10. 【請求項10】 加速度検出器を用いて座標を入力する
    座標入力装置において、入力する座標を示す座標指示器
    と、前記座標指示器に固定され前記座標指示器の加速度
    を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段の出
    力する前記座標指示器の加速度を積分して前記座標指示
    器の速度を演算する第1積分手段と前記第1積分手段の
    出力する速度を積分して前記座標指示器の位置を演算す
    る第2積分手段と、前記第1積分手段の出力から前記第
    1積分手段の入力への負の帰還手段あるいは前記第2積
    分手段の出力から前記第2積分手段の入力への負の帰還
    手段のどちらか一方または両方を有することを特徴とす
    る座標入力装置。
JP22764392A 1992-01-24 1992-08-26 座標入力装置 Pending JPH0644005A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22764392A JPH0644005A (ja) 1992-01-24 1992-08-26 座標入力装置
US08/007,072 US5587558A (en) 1992-01-24 1993-01-21 Coordinate detecting apparatus having acceleration detectors

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1062792 1992-01-24
JP4-133921 1992-05-26
JP13392192 1992-05-26
JP4-10627 1992-05-26
JP22764392A JPH0644005A (ja) 1992-01-24 1992-08-26 座標入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644005A true JPH0644005A (ja) 1994-02-18

Family

ID=27279031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22764392A Pending JPH0644005A (ja) 1992-01-24 1992-08-26 座標入力装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5587558A (ja)
JP (1) JPH0644005A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816137A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Nec Corp 3次元座標入力装置及びカーソル表示制御方式
KR100408518B1 (ko) * 2001-04-12 2003-12-06 삼성전자주식회사 컴퓨터용 전자펜 데이타 입력장치 및 좌표 측정 방법
KR100785665B1 (ko) * 2005-04-26 2007-12-14 주식회사 나비시스닷컴 타임 슬롯을 이용한 자연 필기 입력 방법 및 시스템
JP2016006415A (ja) * 2014-05-29 2016-01-14 アニマ株式会社 光学式モーションキャプチャにおける光学式マーカーの位置の推定方法及び装置

Families Citing this family (86)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9415627D0 (en) * 1994-08-01 1994-09-21 Marshall James Verification apparatus
US6081261A (en) * 1995-11-01 2000-06-27 Ricoh Corporation Manual entry interactive paper and electronic document handling and processing system
JP3984295B2 (ja) * 1996-10-11 2007-10-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ グラフィックタブレットに沿うペン速度を求める方法及びこの方法を実施するのに好適なグラフィックタブレット
KR100243170B1 (ko) * 1997-01-17 2000-02-01 윤종용 리모콘 포인팅 데이터 전송방법 및 수신 데이터 처리방법
US6188392B1 (en) 1997-06-30 2001-02-13 Intel Corporation Electronic pen device
US5850197A (en) * 1997-08-25 1998-12-15 Trimble Navigation Attitude determination using fewer than three antennas
US6181329B1 (en) 1997-12-23 2001-01-30 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for tracking a hand-held writing instrument with multiple sensors that are calibrated by placing the writing instrument in predetermined positions with respect to the writing surface
US7268774B2 (en) * 1998-08-18 2007-09-11 Candledragon, Inc. Tracking motion of a writing instrument
US6577299B1 (en) 1998-08-18 2003-06-10 Digital Ink, Inc. Electronic portable pen apparatus and method
US7749089B1 (en) 1999-02-26 2010-07-06 Creative Kingdoms, Llc Multi-media interactive play system
JP2001075737A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Canon Inc 座標入力装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ
US7445550B2 (en) * 2000-02-22 2008-11-04 Creative Kingdoms, Llc Magical wand and interactive play experience
US6761637B2 (en) 2000-02-22 2004-07-13 Creative Kingdoms, Llc Method of game play using RFID tracking device
US7878905B2 (en) 2000-02-22 2011-02-01 Creative Kingdoms, Llc Multi-layered interactive play experience
DE10022450C2 (de) * 2000-05-09 2002-06-13 Am3 Automotive Multimedia Ag Bedieneinheit zur Steuerung eines Zeigers auf einer Anzeigeeinheit einer Computereinheit
US7554578B2 (en) 2000-07-11 2009-06-30 Phase One A/S Digital camera with integrated accelerometers
US6592039B1 (en) * 2000-08-23 2003-07-15 International Business Machines Corporation Digital pen using interferometry for relative and absolute pen position
SE519010C2 (sv) * 2000-10-19 2002-12-23 Inductum Ab Handburen elektronisk pennanordning, system och metod för att registrera ett rörelsemönster hos änden på en pennanordning, dataprogramprodukt samt dataprogramelement
US7066781B2 (en) 2000-10-20 2006-06-27 Denise Chapman Weston Children's toy with wireless tag/transponder
JP4590114B2 (ja) * 2001-02-08 2010-12-01 キヤノン株式会社 座標入力装置及びその制御方法、記録媒体
JP2002236546A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Canon Inc 座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ
US6831632B2 (en) * 2001-04-09 2004-12-14 I. C. + Technologies Ltd. Apparatus and methods for hand motion tracking and handwriting recognition
US6727891B2 (en) * 2001-07-03 2004-04-27 Netmor, Ltd. Input device for personal digital assistants
US7257255B2 (en) 2001-11-21 2007-08-14 Candledragon, Inc. Capturing hand motion
US6990639B2 (en) 2002-02-07 2006-01-24 Microsoft Corporation System and process for controlling electronic components in a ubiquitous computing environment using multimodal integration
US6967566B2 (en) 2002-04-05 2005-11-22 Creative Kingdoms, Llc Live-action interactive adventure game
US20070066396A1 (en) 2002-04-05 2007-03-22 Denise Chapman Weston Retail methods for providing an interactive product to a consumer
US6952046B2 (en) * 2002-06-19 2005-10-04 Foster-Miller, Inc. Electronic and optoelectronic component packaging technique
US7674184B2 (en) 2002-08-01 2010-03-09 Creative Kingdoms, Llc Interactive water attraction and quest game
US7430497B2 (en) * 2002-10-31 2008-09-30 Microsoft Corporation Statistical model for global localization
US7009594B2 (en) * 2002-10-31 2006-03-07 Microsoft Corporation Universal computing device
US7133563B2 (en) * 2002-10-31 2006-11-07 Microsoft Corporation Passive embedded interaction code
US7502507B2 (en) * 2002-10-31 2009-03-10 Microsoft Corporation Active embedded interaction code
US7116840B2 (en) 2002-10-31 2006-10-03 Microsoft Corporation Decoding and error correction in 2-D arrays
US20040140962A1 (en) * 2003-01-21 2004-07-22 Microsoft Corporation Inertial sensors integration
US7203384B2 (en) 2003-02-24 2007-04-10 Electronic Scripting Products, Inc. Implement for optically inferring information from a planar jotting surface
US9446319B2 (en) 2003-03-25 2016-09-20 Mq Gaming, Llc Interactive gaming toy
EP1553758A1 (de) * 2003-12-03 2005-07-13 Stueckler Gerd Optische Vorrichtung zur Ausgleich des Bildverwakelns mit Anzeige der durchgeführten Korrektur
US7088440B2 (en) * 2003-12-22 2006-08-08 Electronic Scripting Products, Inc. Method and apparatus for determining absolute position of a tip of an elongate object on a plane surface with invariant features
CN1635337A (zh) * 2003-12-30 2005-07-06 皇家飞利浦电子股份有限公司 一种移动定位方法及系统
US7583842B2 (en) 2004-01-06 2009-09-01 Microsoft Corporation Enhanced approach of m-array decoding and error correction
US7263224B2 (en) 2004-01-16 2007-08-28 Microsoft Corporation Strokes localization by m-array decoding and fast image matching
US7826641B2 (en) 2004-01-30 2010-11-02 Electronic Scripting Products, Inc. Apparatus and method for determining an absolute pose of a manipulated object in a real three-dimensional environment with invariant features
US8542219B2 (en) 2004-01-30 2013-09-24 Electronic Scripting Products, Inc. Processing pose data derived from the pose of an elongate object
US7961909B2 (en) 2006-03-08 2011-06-14 Electronic Scripting Products, Inc. Computer interface employing a manipulated object with absolute pose detection component and a display
US9229540B2 (en) 2004-01-30 2016-01-05 Electronic Scripting Products, Inc. Deriving input from six degrees of freedom interfaces
DK2337016T3 (en) * 2004-04-30 2018-04-23 Idhl Holdings Inc Free space pointing device with slope compensation and improved applicability
JP2007535773A (ja) 2004-04-30 2007-12-06 ヒルクレスト・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド 自由空間ポインティングデバイスおよびポインティング方法
US8629836B2 (en) 2004-04-30 2014-01-14 Hillcrest Laboratories, Inc. 3D pointing devices with orientation compensation and improved usability
US20060017690A1 (en) * 2004-07-22 2006-01-26 International Business Machines Corporation Apparatus and method for motion detection in three dimensions
US8137195B2 (en) 2004-11-23 2012-03-20 Hillcrest Laboratories, Inc. Semantic gaming and application transformation
US7607076B2 (en) 2005-02-18 2009-10-20 Microsoft Corporation Embedded interaction code document
US7826074B1 (en) 2005-02-25 2010-11-02 Microsoft Corporation Fast embedded interaction code printing with custom postscript commands
US7421439B2 (en) 2005-04-22 2008-09-02 Microsoft Corporation Global metadata embedding and decoding
US7599560B2 (en) 2005-04-22 2009-10-06 Microsoft Corporation Embedded interaction code recognition
US7400777B2 (en) 2005-05-25 2008-07-15 Microsoft Corporation Preprocessing for information pattern analysis
US7729539B2 (en) 2005-05-31 2010-06-01 Microsoft Corporation Fast error-correcting of embedded interaction codes
US7580576B2 (en) 2005-06-02 2009-08-25 Microsoft Corporation Stroke localization and binding to electronic document
US7619607B2 (en) 2005-06-30 2009-11-17 Microsoft Corporation Embedding a pattern design onto a liquid crystal display
US7622182B2 (en) 2005-08-17 2009-11-24 Microsoft Corporation Embedded interaction code enabled display
US7817816B2 (en) 2005-08-17 2010-10-19 Microsoft Corporation Embedded interaction code enabled surface type identification
US7927216B2 (en) 2005-09-15 2011-04-19 Nintendo Co., Ltd. Video game system with wireless modular handheld controller
US7942745B2 (en) 2005-08-22 2011-05-17 Nintendo Co., Ltd. Game operating device
US8313379B2 (en) 2005-08-22 2012-11-20 Nintendo Co., Ltd. Video game system with wireless modular handheld controller
JP4805633B2 (ja) 2005-08-22 2011-11-02 任天堂株式会社 ゲーム用操作装置
JP4262726B2 (ja) 2005-08-24 2009-05-13 任天堂株式会社 ゲームコントローラおよびゲームシステム
US8870655B2 (en) 2005-08-24 2014-10-28 Nintendo Co., Ltd. Wireless game controllers
US8308563B2 (en) 2005-08-30 2012-11-13 Nintendo Co., Ltd. Game system and storage medium having game program stored thereon
US8157651B2 (en) 2005-09-12 2012-04-17 Nintendo Co., Ltd. Information processing program
JP4789614B2 (ja) * 2005-12-26 2011-10-12 キヤノン株式会社 防振制御装置およびその制御方法
JP4202366B2 (ja) * 2006-03-08 2008-12-24 任天堂株式会社 動き判別装置および動き判別プログラム
JP4530419B2 (ja) 2006-03-09 2010-08-25 任天堂株式会社 座標算出装置および座標算出プログラム
JP4151982B2 (ja) 2006-03-10 2008-09-17 任天堂株式会社 動き判別装置および動き判別プログラム
JP4330593B2 (ja) * 2006-03-13 2009-09-16 任天堂株式会社 ゲーム装置およびゲームプログラム
JP4684147B2 (ja) 2006-03-28 2011-05-18 任天堂株式会社 傾き算出装置、傾き算出プログラム、ゲーム装置およびゲームプログラム
US7755026B2 (en) * 2006-05-04 2010-07-13 CandleDragon Inc. Generating signals representative of sensed light that is associated with writing being done by a user
JP5127242B2 (ja) 2007-01-19 2013-01-23 任天堂株式会社 加速度データ処理プログラムおよびゲームプログラム
CN101627281B (zh) * 2007-07-06 2012-12-12 索尼株式会社 输入装置、控制装置、控制系统、控制方法和手持装置
USRE47433E1 (en) * 2007-11-26 2019-06-11 Sony Corporation Input apparatus, control apparatus, control system, control method, and handheld apparatus
TW200929014A (en) * 2007-12-17 2009-07-01 Omni Motion Technology Corp Method that controls a controlled device by detecting movement of a hand-held control device, and the hand-held control device
US8050886B2 (en) * 2008-08-15 2011-11-01 Apple Inc. Motion plane correction for MEMs-based input devices
WO2014119838A1 (ko) * 2013-01-30 2014-08-07 (주)하이소닉 모션 인식 방법
DE102014106837B4 (de) * 2014-05-15 2018-12-27 Stabilo International Gmbh Driftkompensation / Parallelminimierung
WO2016068006A1 (ja) * 2014-10-29 2016-05-06 シャープ株式会社 表示装置、制御プログラム、画像表示システム、情報提供サーバ、および情報提供方法
US11577159B2 (en) 2016-05-26 2023-02-14 Electronic Scripting Products Inc. Realistic virtual/augmented/mixed reality viewing and interactions
US10579166B2 (en) * 2017-04-05 2020-03-03 Board Of Supervisors Of Louisiana State University And Agricultural And Mechanical College Pointer acceleration system modeling

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920156B2 (ja) * 1980-07-10 1984-05-11 セイコーインスツルメンツ株式会社 座標読取装置
US4752655A (en) * 1984-11-16 1988-06-21 Nippon Telegraph & Telephone Corporation Coordinate input device
JPS62184522A (ja) * 1986-02-10 1987-08-12 Alps Electric Co Ltd 座標入力装置
JPS6375918A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Alps Electric Co Ltd 座標入力装置
US4959805A (en) * 1987-03-17 1990-09-25 Alps Electric Co., Ltd. Coordinate detecting device
DE3889182T2 (de) * 1987-08-24 1994-10-13 Wacom Co Ltd Koordinateneingabesystem mit einem Eingabeschreibstift.
EP0413606A3 (en) * 1989-08-18 1991-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Pen-type computer input device
US5239489A (en) * 1991-05-06 1993-08-24 International Business Machines Corporation Pen position and tilt estimators for a digitizer tablet
US5247137A (en) * 1991-10-25 1993-09-21 Mark Epperson Autonomous computer input device and marking instrument
US5248855A (en) * 1992-04-03 1993-09-28 Automated Decisions, Inc. Gravity sensing digitizing stylus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816137A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Nec Corp 3次元座標入力装置及びカーソル表示制御方式
KR100408518B1 (ko) * 2001-04-12 2003-12-06 삼성전자주식회사 컴퓨터용 전자펜 데이타 입력장치 및 좌표 측정 방법
US6897854B2 (en) 2001-04-12 2005-05-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic pen input device and coordinate detecting method therefor
KR100785665B1 (ko) * 2005-04-26 2007-12-14 주식회사 나비시스닷컴 타임 슬롯을 이용한 자연 필기 입력 방법 및 시스템
JP2016006415A (ja) * 2014-05-29 2016-01-14 アニマ株式会社 光学式モーションキャプチャにおける光学式マーカーの位置の推定方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5587558A (en) 1996-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0644005A (ja) 座標入力装置
JP3748483B2 (ja) 姿勢入力装置、姿勢入力機能を備えるペン型入力装置及びそのペン型入力装置を有するペン型入力システム
JPH0465963B2 (ja)
JPH09230997A (ja) ペン型入力装置
KR19980042029A (ko) 스트랩다운 관성 항법 시스템에서의 스컬링 보정을 위한 방법 및 장치
JP3763435B2 (ja) 姿勢角検出装置
JP2004053530A (ja) 移動体の高精度姿勢検出方法及びその装置
WO2022135070A1 (zh) 惯性导航方法及设备
JP3960574B2 (ja) 姿勢角検出装置
JP3505057B2 (ja) ペン型入力装置
JP5457890B2 (ja) 方位検知装置
JP3992206B2 (ja) 姿勢角検出装置
JP3710603B2 (ja) ペン型入力装置
JPH0667799A (ja) ペン型のコンピュータ入力装置
JPH1031553A (ja) ペン型入力装置
JP3678386B2 (ja) ペン型入力装置
JP3655021B2 (ja) ペン型入力装置
JPH10307676A (ja) ペン型入力装置
JPH11248456A (ja) 3軸姿勢検出装置
JP4004165B2 (ja) 姿勢角検出装置
JPH1195915A (ja) ペン型入力装置
JP3960575B2 (ja) 姿勢角検出装置
JP3506878B2 (ja) ペン型入力装置
RU2107897C1 (ru) Способ инерциальной навигации
RU2140088C1 (ru) Трехкомпонентный измеритель угловой скорости