JPH0643563B2 - 水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法 - Google Patents

水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法

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JPH0643563B2
JPH0643563B2 JP61059634A JP5963486A JPH0643563B2 JP H0643563 B2 JPH0643563 B2 JP H0643563B2 JP 61059634 A JP61059634 A JP 61059634A JP 5963486 A JP5963486 A JP 5963486A JP H0643563 B2 JPH0643563 B2 JP H0643563B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09B62/4403Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system the heterocyclic system being a triazine ring
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維反応性染料の工業的分野にある。欧州特許
出願公開第94055A号明細書及び特開昭57−42986号公
報、特開昭58−46185号公報及び特開昭58−46186号
公報からビニルスルホン系からなる繊維反応性残基及び
モノクロルトリアジン−系からなる別の繊維反応性残基
を含有する繊維反応性アゾ染料が公知である。併し上記
染料はある種の欠点例えば不十分な湿潤日光堅牢性及び
汗日光堅牢性を有する。
本発明により一般式(1) A-N=N-K-Z (1) に相当する新規で価値の高い水溶性アゾ化合物を見出し
た。上記式に於て各記号は下記の如き意味を有する: Aはフエニル残基であり、これは置換分殊に1又は2個
の置換分により置換されていることができ、該置換分は
殊に1乃至4個のC−原子を有するアルキル例えばメチ
ル及びエチル、1乃至4個のC−原子を有するアルコキ
シ例えばメトキシ及びエトキシ、カルボキシ、2乃至5
個のC−原子を有するアルカノイルアミノ−これは置換
されていることができる−、例えばこのうち殊にアセチ
ルアミノ、場合により置換されたベンゾイルアミノ、こ
のうち特にベンゾイルアミノ及びスルホベンゾイルアミ
ノ、フエニルアミノ、スルホフエニルアミノ、カルバモ
イル、1乃至4個のC−原子を有するアルキルにより単
一又は二置換されたカルバモイル、スルフアモイル、1
乃至4個のC−原子を有するアルキルより単一又は二置
換されたスルフアモイル、N−フエニルスルフアモイ
ル、N−フエニル−N−(C1−C4−アルキル)−スルフ
アモイル、シアン、ニトロ、塩素、臭素、弗素、トリフ
ルオルメチル、ヒドロキシ及びスルホなる置換分の群に
属するか又は Aはナフチル残基であり、これは置換分例えば1、2又
は3個の置換分により置換されていることができ、該置
換分は殊にスルホ、カルボキシ、メチル、エチル、メト
キシ、エトキシ、2乃至5個のC−原子を有するアルカ
ノイルアミノ−これは置換されていることができる−、
例えばこのうち殊にアセチルアミノ、場合により置換さ
れたベンゾイルアミノ、このうち特にベンゾイルアミノ
及びスルホベンゾイルアミノ、ヒドロキシ及びニトロな
る置換分の群に属するか又は Aは一般式(2) D-N=N-E- (2) (式中 Dはフエニル残基であり、これは置換分殊に1又は2個
の置換分により置換されていることができ、該置換分は
殊に1乃至4個のC−原子を有するアルキル例えばメチ
ル及びエチル、1乃至4個のC−原子を有するアルコキ
シ例えばメトキシ及びエトキシ、カルボキシ、2乃至5
個のC−原子を有するアルカノイルアミノ−これは置換
されていることができる−、例えばこのうち殊にアセチ
ルアミノ、場合により置換されたベンゾイルアミノ、こ
のうち特にベンゾイルアミノ及びスルホベンゾイルアミ
ノ、フエニルアミノ、スルホフエニルアミノ、カルバモ
イル、1乃至4個のC−原子を有するアルキルにより単
一又は二置換されたカルバモイル、スルフアモイル、1
乃至4個のC−原子を有するアルキルにより単一又は二
置換されたスルフアモイル、N−フエニルスルフアモイ
ル、N−フエニル−N−(C1−C4−アルキル)−スルフ
アモイル、シアン、ニトロ、塩素、臭素、弗素、トリフ
ルオルメチル、ヒドロキシ及びスルホなる置換分の群に
属するか又は Dはナフチル残基であり、これは置換分例えば1、2又
は3個の置換分により置換されていることができ、該置
換分はスルホ、カルボキシ、メチル、エチル、メトキ
シ、エトキシ、2乃至5個のC−原子を有するアルカノ
イルアミノ−これは置換されていることができる−、例
えばこのうち殊にアセチルアミノ、場合により置換され
たベンゾイルアミノ、このうち特にベンゾイルアミノ及
びスルホベンゾイルアミノ、塩素、ヒドロキシ及びニト
ロなる置換分の群に属しそして Eはカツプリング性及びジアゾ化可能な化合物−これは
化合物(1)の合成の際先づカツプリング成分として、次
にジアゾ成分として使用される−の残基でありそして フエニレン残基殊に1,4−フエニレン残基−これは1
乃至4個のC−原子を有する2個のアルキル、1乃至4
個のC−原子を有する2個のアルコキシ、2個の塩素、
1個の臭素、置換されていることができる2乃至5個の
C−原子を有する1個のアルカノイルアミノ例えばこの
うち殊にアセチルアミノ、1個のベンゾイルアミノ、2
個のスルホ、1個のカルボキシ、夫々1乃至4個のC−
原子を有するアルキル基を有する1個のN,N−ジアル
キルアミノ例えばジメチルアミノ及びジエチルアミノ、
1個のウレイド、1個のフエニルウレイド及び1乃至4
個のC−原子を有する1個のアルキルスルホニルアミノ
なる群から選択されている1又は2個の置換分により置
換されていることができる−であるか 又はナフチレン残基例えば1,4−ナフチレン残基−こ
れは1又は2個のスルホ基により又は1乃至4個のC−
原子を有するアルキル基、ニトロ基、2乃至5個のC−
原子を有するアルカノイルアミノ基例えばアセチルアミ
ノ基又はベンゾイルアミノ基により又は1又は2個のス
ルホ基及び1乃至4個のC−原子を有するアルキル基、
ニトロ基、2乃至5個のC−原子を有するアルカノイル
アミノ基又はベンゾイルアミノ基により置換されている
ことができる−を意味するか又はナフチレン残基−これ
は式(2)の残基のアゾ基に対するオルト−位に於てアミ
ノ基、1乃至4個のC−原子を有するアルキルアミノ基
又は場合により例えば塩素、1乃至4個のC−原子を有
するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアルコキ
シ、スルホ及び/又はカルボキシにより置換されたフエ
ニルアミノ基又はヒドロキシ基を結合して含有しそして
これは別の置換分により置換されていないか又は殊に1
又は2個のスルホ基又は1乃至4個のC−原子を有する
アルキル基、ニトロ基、2乃至5個のC−原子を有する
アルカノイルアミノ基例えばアセチルアミノ基又は場合
により置換されたベンゾイルアミノ基例えばこのうち殊
にベンゾイルアミノ−及びスルホベンゾイルアミノ基に
より又は1又は2個のスルホ基及び1乃至4個のC−原
子を有するアルキル基、ニトロ基、2乃至5個のC−原
子を有するアルカノイルアミノ基例えばアセチルアミノ
基又は場合により置換されたベンゾイルアミノ基例えば
このうち殊にベンゾイルアミノ−及びスルホベンゾイル
アミノ基により置換されている) で示される残基であり、 Kは1−ヒドロキシ−ナフチレン−残基−これは1−位
に於てアゾ基を結合して含有する−であり、両方が1又
は2個のスルホ基により又は2乃至5個のC−原子を有
する場合により置換されたアルカノイルアミノ基又はベ
ンゾイルアミノ基により又は1又は2個のスルホ基及び
2乃至5個のC−原子を有する場合により置換されたア
ルカノイルアミノ基又はベンゾイルアミノ基により置換
されていることができるか又は Kはナフチレン残基であり、これは1又は2個のスルホ
基により置換されていることができ殊に置換されている
か又は1又は2個のスルホ基及び場合により単一又は二
置換されたアミノ基により置換されていることができ、
その場合アミノ基の置換分は1乃至4個のC−原子を有
するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するヒドロキ
シアルキル、2乃至5個のC−原子を有するカルボキシ
アルキル、1乃至4個のC−原子を有するスルホアルキ
ル、1乃至4個のC−原子を有するスルフアトアルキ
ル、2乃至5個のC−原子を有するシアノアルキル、夫
々1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を有する
カルボアルコキシアルキル、1乃至4個のC−原子を有
するアルキル残基を有するフエニルアルキル−その場合
フエニル残基はメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、
塩素、スルホ及び/又はカルボキシにより置換されてい
ることができる−、フエニル及び1乃至4個のC−原子
を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するアル
コキシ、塩素、カルボキシ及び/又はスルホにより置換
されたフエニルなる置換分の群に属するか又は Kは1−アミノ−ナフチレン−残基−これは2−位に於
てアゾ基を結合して含有する−であるか又は2−アミノ
−ナフチレン−残基−これは1−位に於てアゾ基を結合
して含有する−であり、その場合両アミノナフチレン残
基は1又は2個のスルホ基により置換されていることが
でき、殊に置換されているか又はヒドロキシ基により5
−、6−、7−又は8−位に於て又はこれらヒドロキシ
基及び1又は2個のスルホ基により置換されていること
ができるか又は Kはフエニレン残基例えば1,3−又は1,4−フエニ
レン残基であり、これは1又は2個の置換分により置換
されていることができ、その場合該置換分は1乃至4個
のC−原子を有する2個のアルキル、1乃至4個のC−
原子を有する2個のアルコキシ、2個の塩素、1個の臭
素、2乃至5個のC−原子を有する1個のアルカノイル
アミノ−これは置換されていることができる−、このう
ち殊にアセチルアミノ、1個のベンゾイルアミノ、1個
のスルホ、1個のカルボキシ、1個のウレイド、1個の
フエニルウレイド、1乃至4個のC−原子を有する1個
のアルキルスルホニルアミノ、1個のアミノ、1個の単
一又は二置換アミノ−その置換分は1乃至4個のC−原
子を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を有するヒ
ドロキシアルキル、2乃至5個のC−原子を有するカル
ボキシアルキル、1乃至4個のC−原子を有するスルホ
アルキル、1乃至4個のC−原子を有するスルフアトア
ルキル、2乃至5個のC−原子を有するシアノアルキ
ル、夫々1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を
有するカルボアルコキシアルキル、1乃至4個のC−原
子を有するアルキル残基を有するフエニルアルキル(そ
の場合そのフエニル残基はメチル、エチル、メトキシ、
エトキシ、塩素、カルボキシ及び/又はスルホにより置
換されていることができる)、フエニル及び1乃至4個
のC−原子を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を
有するアルコキシ、塩素、カルボキシ及び/又はスルホ
により置換されたフエニルである−例えばこのうち1乃
至4個のC−原子を有するアルキルアミノ例えばメチル
アミノ及びエチルアミノ及び夫々1乃至4個のC−原子
を有するアルキル基を有するN,N−ジアルキルアミノ
例えばジメチルアミノ及びジエチルアミノなる置換分の
群から選択され、 Zは一般式(3) (式中 R1は水素原子又は1乃至4個のC−原子を有する場合に
より置換されたアルキル基を示し、その場合両R1は互い
に同一又は互いに異なつた意味を有することができ、 Rは水素原子又はスルホ基を意味しそして Yはビニル基又はβ−チオスルフアトエチル−基、β−
ホスフアトエチル−基、β−クロルエチル−基又は殊に
β−スルフアトエチル−基である) で示される残基である。
前記及び後記に於てスルホ基は一般式-SO3Mに相当する
基を、更にカルボキシ基は一般式-COOMで示される基
を、ホスフアト基は一般式-OPO3M2で示される基を、チ
オスルフアト基は一般式-S-SO3Mで示される基をそして
スルフアト基は一般式-OSO3Mで示される基を意味する。
上記の基に於てMは水素原子又はアルカリ金属例えばナ
トリウム、カリウム又はリチウム又はアルカリ土類金属
例えばカルシウムの当量を意味し、殊にMは水素原子及
び特にアルカリ金属である。
本発明によるアゾ化合物はその遊離酸の形態で及び殊に
その塩特に中性塩の形態で存在することができ、塩とし
ては特にアルカリ金属塩が挙げられる。新規な化合物は
殊にこれら塩の形態でヒドロキシ−及び/又はカルボン
アミド基含有繊維材料の及び捺染に使用される。2乃至
5個のC−原子を有する置換されたアルカノイルアミノ
基に於ける置換分は例えば塩素、臭素、スルホ、スルフ
アト、カルボキシ及びヒドロキシである。置換されてい
る1乃至4個のC−原子を有するアルキル基は、例えば
1又は2個殊に1個の、アセチルアミノ、ヒドロキシ、
スルフアト、1乃至4個のC−原子を有するアルコキ
シ、スルホ及びカルボキシなる群からなる置換分により
置換されている該基である。
殊に式残基Aはフエニル残基であり、これは1乃至4個
のC−原子を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を
有するアルコキシ、塩素、カルボキシ及びスルホなる群
からなる1、2又は3個殊に1又は2個の置換分により
置換されていることができ、殊に置換されており、その
場合殊にこれら置換分の少くとも1種はスルホ基であ
る。更にAは殊にナフチル残基であり、これは1、2又
は3殊に1又2個のスルホ基により置換されている。
Aが一般式(2)の残基であるならば、Dは殊にフエニル
残基−これは1乃至4個のC−原子を有するアルキル、
1乃至4個のC−原子を有するアルコキシ、塩素、カル
ボキシ及びスルホなる群からなる1、2又は3殊に1又
は2個の置換分により置換されていることができ、殊に
置換されており、その場合殊にこれら置換分の少くとも
1種はスルホ基である−又はナフチル残基−これは1、
2又は3殊に1又は2個のスルホ基により置換されてい
る−でありそして式員Eは殊に1−ヒドロキシ−ナフチ
レン−残基−これはアゾ残基D-N=N-を2−位に於て結
合して含有しそして1又は2個のスルホ基により置換さ
れている−であるか又は1,4−フエニレン残基−これ
はアミノ基、1乃至4個のC−原子を有するアルキルア
ミノ基、2乃至5個のC−原子を有するアルカノイルア
ミノ基例えばアセチルアミノ基、メチル−、エチル−、
カルボキシ、スルホー又はウレイド基又は塩素原子によ
り又はこれら置換分の1種により及びメチル−、エチル
−、メトキシ−、エトキシ−又はスルホ基又は塩素原子
により置換されていることができる−であるか又は1,
4−ナフチレン残基−これは2乃至5個のC−原子を有
するアルカノイルアミノ基又はベンゾイルアミノ基及び
/又は1個又は2個のスルホ基により置換されているこ
とができる−である。
殊に式残基R1は水素原子又は1乃至4個のC−原子を有
するアルキル基例えば特にメチル−又はエチル基であ
る。
更に殊にA又はDはモノスルホ−又はジスルホフエニル
−又はモノスルホ−、ジスルホ−又はトリスルホナフチ
ル−残基又は一般式(4) (式中 R2は臭素原子、ニトロ基又は2乃至5個のC−原子を有
するアルカノイルアミノ基例えばアセチルアミノ基、併
し殊に水素原子、1乃至4個のC−原子を有するアルキ
ル基例えばエチル基及び特にメチル基、1乃至4個のC
−原子を有するアルコキシ基例えばエトキシ基及び特に
メトキシ基、塩素原子又はカルボキシ基を意味し、 R3は臭素原子又はヒドロキシ基、併し殊に水素原子、1
乃至4個のC−原子を有するアルキル基例えばエチル基
及び特にメチル基、1乃至4個のC−原子を有するアル
コキシ基例えばエトキシ基及び特にメトキシ基、塩素原
子又はスルホ基でありそして R4は水素原子又は殊にスルホ基を意味する) で示されるベンゼン残基である。
上記の置換分R2、R3及びR4は互いに同一又は互いに異な
る意味を有することができる。
更に本発明は一般式(1)のアゾ化合物の製法に関する。
これらは本発明により、一般式(5) (式中A、K及びR1は上記の意味を有する) で示される化合物−これはジアゾ化及び対応する成分の
カツプリングのそれ自体通常及び公知の方法で製造する
ことができる−を一般式(6) (式中R1、R及びYは上記の意味を有する) で示されるジクロルトリアジン−化合物と塩化水素1モ
ルの脱離下反応させるか又は一般式(7) (式中A、K及びR1は上記の意味を有する) で示される化合物−これはそれ自体通常の方法で一般式
(5)の化合物を2,4,6−トリクロル−s−トリアジ
ン(塩化シアヌル)と反応させて製造することができる
(式中R1、R及びYは上記の意味を有する) で示されるアミノジフエニルアミン−化合物と塩化水素
1モルの脱離下反応させることによつて製造することが
できる。
一般式(5)の化合物と一般式(5)の化合物との反応の本発
明による変法は水性−有機媒体中で実施することがで
き、これは殊に水性溶液中で行われる。反応温度は通例
0乃至50℃殊に25乃至45℃特に35乃至40℃で
ある。通例pH- 値を4乃至8種に5乃至7に保つ。
一般式(5)のアミノ−アゾ化合物を塩化シアヌルと反応
させて出発化合物(7)を得る反応の縮合反応は通例水
性、中性乃至酸性溶液中で−10℃乃至+20℃の温度
好ましくは5乃至10℃の温度及び4乃至6のpH- 値で
行われる。一般式(7)のジクロルトリアジン−アゾ化合
物と一般式(8)のアミノジフエニルアミン−化合物との
反応の本発明による縮合反応は、通例引き続いて、殊に
予製造化合物(7)を更に単離することなしに、水性−有
機溶液殊に水性、中性乃至酸性溶液中で通例0乃至50
℃殊に10乃至40℃及び殊に3乃至7特に5乃至6の
pH- 値で行われる。
一般式(5)又は(7)の出発化合物の製造に使用される、一
般式A-NH2に相当するジアゾ成分は例えば一般式(9a)
乃至(9h) (式中M、R2、R3及びR4は上記の意味を有し、mは1、
2又は3の数を示し、 nは1又は2の数を示し、 pは零、1又は2の数であり、 R5は水素原子、スルホ基、1乃至4個のC−原子を有す
るアルキル基例えばエチル基及び特にメチル基、1乃至
4個のC−原子を有するアルコキシ基例えばエトキシ基
及び特にメトキシ基、塩素原子又は臭素原子であり、 R6は水素原子、スルホ基、1乃至4個のC−原子を有す
るアルキル基例えばエチル基及び特にメチル基、1乃至
4個のC−原子を有するアルコキシ基例えばエトキシ基
及び特にメトキシ基、塩素原子、臭素原子、アルカノイ
ルアミノ基例えばアセチルアミノ基、アミノ基、1乃至
4個のC−原子を有するアルキルアミノ基、夫々1乃至
4個のC−原子を有するアルキル残基を有するジアルキ
ルアミノ基、ウレイド基又は1乃至4個のC−原子を有
するアルキルスルホニルアミノ基を意味し そして式(9c)及び(9d)に於けるジアゾ化可能な
アミノ基は1−ナフトール残基の5−、6−又は7−位
に於て結合している) で示される化合物である。
一般式(5)及び(7)の出発化合物の製造に使用される、一
般式H-K-NHR1(式中K及びR1は上記の意味を有する)
で示されるカツプリング成分は例えば一般式(10
a)、(10b)及び(10c) (式中M、R1及びnは上記と意味を有する) で示される化合物である。
一般式(9)に相当する上記ジアゾ成分及び塩化シアヌル
の残基及び一般式(8)のアミノジフエニルアミンの残基
又は一般式(7)のジクロルトリアジニルアミノジフエニ
ルアミン−残基を有するカツプリング成分の組み合わせ
から一般式(1)の好ましいモノアゾ−及びジスアゾ化合
物が得られる。
一般式(1)の新規なアゾ化合物は一部本発明により又、
一般式A−NH2(式中Aは上記の意味を有する)のアミ
ンのジアゾニウム化合物を一般式H-K-Z(式中K及び
Zは上記の意味を有する)のカツプリング性化合物とカ
ツプリングする様にして製造することができる。これ
は、繊維反応性基Zがアシルアミノ残基としてカツプリ
ング成分H-K-Z例えば1−位に於てZにより置換され
たナフタリンスルホン酸の、カツプリングを妨げる位置
に於ては結合してないことを当業者がどの様によく知つ
ているかを前提とする。一般式H-K-Zのカツプリング
成分は例えば一般式(11a)乃至(11e) (式中M、Z、R5及びnは上記の意味を有し、R7は水素
原子、1乃至4個のC−原子を有するアルキル基又は場
合により塩素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、
スルホ及び/又はカルボキシにより置換されたフエニル
残基を示し、 R8は水素原子を又は1乃至4個のC−原子を有するアル
キル基を意味し、これはヒドロキシ−、カルボキシ−、
スルホ−、スルフアト−、カルボメトキシ−又はカルボ
エトキシ基により置換されていることができそして R9は水素原子又は1乃至4個のC−原子を有するアルキ
ル基−これはヒドロキシ−、ジアノ−、カルボキシ−、
スルホ−、スルフアト−、カルボメトキシ基−又はカル
ボエトキシ基又はフエニル残基により置換されているこ
とができる−又はフエニル残基−これは1乃至4個のC
−原子を有するアルキル、1乃至4個のC−原子を有す
るアルコキシ、塩素及び/又はスルホにより置換されて
いることができる−であり、その場合式(11e)に於
ける残基Zは殊にアミノ基−NR8R9に対するメター位に
於て結合している) で示される化合物である。
一般式(11)の出発化合物はそれ自体通常の方法でアミノ
ナフタリン−及びアニリン化合物−この場合式(11)に於
て式残基Zの代りにアミノ基を示す−、塩化シアヌル及
び一般式(8)のアミノジフエニルアミン−化合物から製
造することができる。例えば一般式H−K−Zの化合物
の合成は、水性−有機媒体又は殊に水性媒体中で25乃
至35℃の温度及び5乃至6の pH-値で一般式H-K-NH
R1とジクロルトリアジニルアミノ−ジフエニルアミン−
化合物との反応により行われる。
上記の縮合反応が水性−有機媒体中でアミノ化合物及び
塩化シアヌル又はジクロトリアジニル−化合物及びアミ
ノ化合物間で行われるなら、釣り合つた有機溶剤は殊に
アセトン、ジオキサン及びジメチルホルムアミドであ
る。
出発化合物として使用される一般式(8)のアミノ−ジフ
エニルアミン−化合物はそのβ−ヒドロキシエチルスル
ホニル−前段階の形で公知である(ドイツ特許出願公告
第1179317 号公報例5参照)。一般式(8)の他のアミノ
−ジフエニルアミン−化合物はこのβ−ヒドロキシエチ
ルスルホン−前段階を介して同様な方法で対応する異性
体のアシルアミノ−アニリン−及び(β−ヒドロキシエ
チルスルホニル)−ニトロ−クロルベンゼン−化合物を
用いて容易に製造することができる。例えばメタノール
性溶液中で50乃至70℃の温度で小時間内に1,4−
フエニレンジアミン及び2−クロル−5−ニトロフエニ
ル−(β−ヒドロキシエチル)−スルホンを反応させて
4−アミノ−2′−(β−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)−5′−ニトロ−ジフエニルアミンが得られ、これ
は反応溶液から室温に冷却及び氷水の添加の後高収率で
結晶析出する。
これらのβ−ヒドロキシエチルスルホニル−置換アミノ
ジフエニルアミン−出発化合物から一般式(8)の繊維反
応性基の合成にとつて通常な方法で合成することができ
る。殊にこれは先づ公知の方法に類似して硫酸化剤でそ
のスルフアト誘導体に変えられる。硫酸化剤は例えば9
6乃至100%又は三酸化硫黄含有硫酸又は有機溶剤例
えばピリジン又はN−メチル−ピロリドン中クロルスル
ホン酸である。この種類の硫酸化反応に類似して例えば
既に挙げたドイツ特許出願公告第1179317 号公報及び英
国特許第1540566号明細書及び欧州特許出願公開第36383
公報から公知である。殊にβ−ヒドロキシエチルスル
ホニル−出発化合物の対応する一般式(8)の化合物−式
中Yはβ−スルフアトエチル−基を示す−への硫酸化は
100%硫酸中で10乃至30℃の温度で行われる。こ
れからは水溶性又は硫酸に可溶なスルフアト化合物が硫
酸−溶液の氷水への導入後単離することができる。
同様にして一般式(8)−式中Yはβ−ホスフアトエチル
基を示す−を、適当な及びこのために通常な燐酸化剤例
えば燐酸、ポリ燐酸又は五塩化燐との反応により製造す
ることができる。
一般式(8)のβ−スルフアトエチルスルホニル−化合物
から対応するビニルスルホニル−化合物(式(8)に於て
Yがビニル基に等しい)が水性溶液中でのアルカリとの
反応により、例えばアルカリ性−水性溶液中スルフアト
化合物の溶液を8乃至10のpH-値及び約40乃至60
℃の温度で短時間処理することによつて得られる。
一般式(8)のこれらビニルスルホニル−化合物から対応
するβ−チオスルフアトエチルスルホニル−化合物がア
ルカリチオ硫酸塩と、例えば式(8)のビニルスルホニル
−化合物とチオ硫酸ナトリウムと有利には過剰で例えば
21乃至40%過剰で水性弱酸性溶液中で30乃至80
℃の温度で反応させて製造することができる。
一般式(8)のアミノ−ジフエニルアミン−出発化合物
は、例えば1−ニトロ−2−(4′−アミノ−フエニル
アミノ)−5−(β−スルフアトエチルスルホニル)−
ベンゼン、1−ニトロ−4−(4′−アミノ−フエニル
アミノ)−5−(β−スルフアトエチルスルホニル)−
ベンゼン、1−ニトロ−2−(3′−アミノ−フエニル
アミノ)−5−(β−スルフアトエチルスルホニル)−
ベンゼン、1−ニトロ−2−(4′−アミノ−3′−ス
ルホ−フエニルアミノ)−5−(β−スルフアトエチル
スルホニル)−ベンゼン及び1−ニトロ−2−(4′−
アミノ−2′−スルホ−フエニルアミノ)−5−(β−
スルフアトエチルスルホニル)−ベンゼンである。
本発明による化合物の合成にジアゾ成分として使用する
ことができる一般式A−NH2の芳香族アミンは、例えば
1−アミノベンゼン−2−スルホン酸、1−アミノベン
ゼン−3−及び−4−スルホン酸、2−アミノ−4−ス
ルホ安息香酸、2−アミノ−5−スルホ−安息香酸、4
−アミノ−2−スルホ−安息香酸、4−アミノ−トルエ
ン−2−及び−3−スルホン酸、2−アミノ−トルエン
−4−及び5−スルホン酸、2−アミノ−トルエン−4
−カルボン酸、アントラニル酸、4−アミノ−安息香
酸、2−アミノ−アニソール−4−及び−5−スルホン
酸、4−アミノ−アニソール−2−及び−3−スルホン
酸、3−クロル−2−アミノ−3−トルエン−5−スル
ホン酸、4−クロル−2−アミノ−トルエン−5−スル
ホン酸、5−クロル−2−アミノ−トルエン−3−及び
4−スルホン酸、6−クロル−2−アミノ−トルエン−
4−スルホン酸、6−クロル−3−アミノ−トルエン−
4−スルホン酸、1−アミノ−ベンゼン−2,5−ジス
ルホン酸、1−アミノベンゼン−2,4−及び3,5−
ジスルホン酸、2−アミノ−トルエン−3,5−ジスル
ホン酸、2−アミノ−トルエン−4,5−及び4,6−
ジスルホン酸、4−アミノ−トルエン−2,5−ジスル
ホン酸、2−アミノナフタリン−5−及び−6−スルホ
ン酸、2−アミノナフタリン−7−及び−8−スルホン
酸、1−アミノナフタリン−2−、−3−、−4−、−
5−、−6−、−7−及び−8−スルホン酸、2−アミ
ノナフタリン−4,8−ジスルホン酸、2−アミノナフ
タリン−6,8−ジスルホン酸、2−アミノナフタリン
−1,5−及び−1,7−ジスルホン酸、2−アミノナ
フタリン−5,7−、−3,6−、−3,7−及び4,
7−ジスルホン酸、1−アミノナフタリン−2,4−、
−2,5−、−3,6−、−3,7−、−3,8−、−
4,6−、−4,7−、−4,8−、−5,7−及び−
6,8−ジスルホン酸、2−アミノナフタリン−3,
6,8−トリスルホン酸、2−アミノナフタリン−4,
6,8−及び1,5,7−トリスルホン酸、1−アミノ
−ナフタリン−2,4,7−トリスルホン酸、1−アミ
ノ−ナフタリン−2,4,8−、−3,5,7−、−
3,6,8−及び−4,6,8−トリスルホン酸であ
る。
本発明によるジスアゾ化合物の製造に使用することがで
きる一般式H-E-NHに相当する化合物は、例えばアニ
リン、3−メチルアニリン、3−クロルアニリン、2,
5−ジメチルアニリン、2,5−ジメトキシアニリン、
3−メトキシアニリン、3−メチル−6−メトキシ−ア
ニリン、3−アミノフエニル−尿素、3−アセチルアミ
ノ−6−メチル−アニリン、2−アミノ−4−アセチル
−アミノベンゼン−1−スルホン酸、1,3−ジアミノ
ベンゼン、1,3−ジアミノ−4−メチル−又は−メト
キシ−ベンゼン、1,3−ジアミノ−ベンゼン−4−ス
ルホン酸、1−アミノナフタリン、1−アミノナフタリ
ン−6−又は−7−スルホン酸、−3−アセチルアミノ
−アニリン、2−アミノ−8−ナフトール−6−スルホ
ン酸、2−アミノ−8−ナフトール−4,6−ジスルホ
ン酸、2−アミノ−5−ナフトール−7−スルホン酸、
3−アミノ−5−ナフトール−7−スルホン酸、1−ア
ミノ−5−ナフトール−7−スルホン酸、1−アミノ−
ナフタリン−8−スルホン酸、2−メチルアニリン、2
−メトキシアニリン、3−ベンゾイル−アミノ−アニリ
ン、2,3−ジメチルアニリン、3,5−ジメチルアニ
リン、1−アミノ−2−メトキシ−5−アセチルアミノ
−ベンゼンである。
一般式H−K−NHR1に相当する別の出発化合物は、例え
ばアニリン、3−メチルアニリン、3−クロルアニリ
ン、2,5−ジメチルアニリン、2,5−ジメトキシア
ニリン、3−メトキシアニリン、3−メチル−6−メト
キシ−アニリン、3−アミノフエニル尿素、3−アセチ
ルアミノ−6−メチル−アニリン、2−アミノ−4−ア
セチルアミノ−ベンゼン−1−スルホン酸、1,3−ジ
アミノベンゼン、1,3−ジアミノ−4−メチル−又は
−メトキシ−ベンゼン、1,3−ジアミノ−ベンゼン−
4−スルホン酸、1−アミノナフタリン、1−アミノナ
フタリン−6−又は−7−スルホン酸、3−アセチルア
ミノ−アニリン、2−アミノ−8−ナフトール−6−ス
ルホン酸、2−アミノ−8−ナフトール−4,6−ジス
ルホン酸、2−アミノ−5−ナフトール−7−スルホン
酸、3−アミノ−5−ナフトール−7−スルホン酸、1
−アミノ−5−ナフトール−7−スルホン酸、1−アミ
ノ−ナフタリン−8−スルホン酸、1−アミノ−8−ナ
フトール−3,6−ジスルホン酸、1−アミノ−8−ナ
フトール−4,6−ジスルホン酸、2−メチルアニリ
ン、2−メトキシアニリン、3−ベンゾイルアミノ−ア
ニリン、2,3−ジメチルアニリン、3,5−ジメチル
アニリン、1−アミノ−2−メトキシ−5−アセチルア
ミノ−ベンゼン、3−アミノ−N,N−ジメチルアニリ
ン、3−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、3−アミ
ノ−N,N−ジ−(β−スルホエチル)−アニリン、3
−アミノ−N−メチル−N−(β−スルホエチル)−ア
ニリン、N−メチル−アニリン、3−クロル−N−メチ
ル−アニンリン、N−(β−シアノエチル)−アニリン
及びN−エチルアニリンである。
本発明により一般式(1)のアゾ化合物の製造に使用する
ことができそして一般式H−K−Zに相当するカツプリ
ング成分は、例えば次のアミノナフトール−スルホン酸
−そのアミノ−又はメチルアミノ−基には一般式(3a) (式中R、R1及びYは上記の意味を有する) で示される繊維反応性残基Z1が結合している−である: 1−アミノ−3,6−ジスルホ−8−ナフトール、1−
アミノ−4,6−ジスルホ−8−ナフトール、2−アミ
ノ−3,6−ジスルホ−8−ナフトール、3−アミノ−
6−スルホ−8−ナフトール、3−アミノ−4,6−ジ
スルホ−8−ナフトール、3−メチルアミノ−6−スル
ホ−8−ナフトール、1−アミノ−7−スルホ−5−ナ
フトール、2−アミノ−6−スルホ−8−ナフトール、
1−アミノ−4−スルホ−8−ナフトール、2−メチル
−アミノ−6−スルホ−8−ナフトール、2−アミノ−
5−ナフトール−7−スルホン酸、1−アミノ−2,4
−ジスルホ−8−ナフトール。
一般式(1)の本発明によるアゾ化合物のうち特に一般式
(12)、(13)、(14)、(15)、(16)、(17)に相当する化合物
のこの様な群を強調することができる: これらの式に於ては各記号は次の意味を有する: Mは上記の意味を有し、 Z2は一般式(3b) (式中Yは上記の意味を有しそして基-SO2-Y及びニトロ
基は互いにベンゼン核に対するメタ−位に於て結合しい
るが、併し両方は同時にはアミノ基に対するオルト−位
に存在しない) で示される残基であり、 Bはモノスルホフエニル−、ジスルホフエニル−、モノ
スルホ−2−ナフチル−、ジスルホ−2−ナフチル−又
はトリスルホ−2−ナフチル−残基又は上記一般式(4)
の残基であり、 pは零、1又は2の数であり、 R*は水素原子又はスルホ基であり、 R0は水素原子、塩素−又は臭素原子、アミノ基、2乃至
5個のC−原子を有するアルカノイルアミノ基例えばア
セチルアミノ基、スルホ−、カルボキシ−、メチル−、
エチル−、メトキシ−又はウレイド基である。
これらの化合物に於て式残基Yがβ−スルフアトエチル
−基であるのが特に好ましい。
一般式(2)の化合物のうち式中Rがアミノ基、アセチル
アミノ−、スルホ−、メトキシ−、メチル−又はウレイ
ド基を示す化合物が特に強調されるべきである。
一般式(14)の化合物のうち式残基Bに於けるスルホ基又
はスルホ基の一つがアゾ基に対するオルト−位に於てベ
ンゼン−又はナフタリン核に結合している化合物が特に
好ましい。
一般式(13)の化合物に於てpは殊に1又は2の数であ
る。
本発明により製造した一般式(1)の化合物を合成溶液か
ら分離及び単離することは、一般的に公知な方法により
例えば電解質例えば塩化ナトリウム又は塩化カリウムに
よる反応媒体からの沈殿により又は反応溶液の蒸発によ
る濃縮例えば噴霧乾燥により行われ、その場合反応溶液
に緩衝物質を添加することができる。
一般式(1)の本発明による化合物は繊維反応性を有しそ
して非常に良好な染料特性を有する。それ故本化合物は
ヒドロキシ基含有及び/又はカルボンアミド基含有材料
の染色(捺染を包含する)に使用することができる。又
本発明による化合物の合成の際得られる溶液も場合によ
り緩衝物質の添加後場合により濃縮後直ちに液体配合物
として着色使用に供給することができる。
それ故本発明の対象は、又ヒドロキシ−及びカルボンア
ミド基含有材料を染色(捺染を包含する)するために一
般式(1)の本発明による化合物を使用すること又はこれ
ら基体上でのその使用法である。この場合原料着色例え
ばポリアミドからなる箔の該着色を包含する。殊に上記
材料は繊維材料特に紡繊繊維例えば糸、巻体及び織物の
形態で使用される。この場合公知方法に類似して実施す
ることができる。
ヒドロキシ基含有材料は、天然又は合成ヒドロキシ基含
有材料例えばセルロース繊維材料又はその再生生成物及
びポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料は
好ましくは木綿併し又他の植物繊維例えば麻、大麻、ジ
ユート及びラミー繊維であり、再生セルロース繊維は例
えばレーヨンステーブル及びビスコースーレーヨンであ
る。
カルボンアミド基含有材料は、例えば合成及び天然ポリ
アミド及びポリウレタン特に繊維の形態でのもの例えば
羊毛及び他の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,6、
ポリアミド−6、ポリアミド−11及びポリアミド−4
である。
式(1)の本発明による化合物は、上記基体特に上記繊維
材料上で水溶性染料特に繊維反応性染料に関して公知な
適用技術により、例えば一般式(1)のアゾ化合物を溶解
した形態で基体上に適用するか又は本化合物を基体に導
入しそして該基体上又は中で場合により熱作用及び/又
は場合によりアルカリ作用性剤の作用により固着するこ
とによつて適用及び固着することができる。この様な染
色−及び固着法は文献に多数記載されている。
例えばこれを用いてセルロース繊維上で吸尽法により最
多種の酸結合剤の使用下及び場合により中性塩例えば塩
化ナトリウム又は硫酸ナトリウムの使用下非常に良好な
染色収率及び優れた染色ビルドアツプが得られる。殊に
水性浴中で40乃至105℃の温度で、場合により加圧
下130℃までの温度で及び場合により通常な染色助剤
の存在下染色する。この場合材料を温浴に導入しそして
これを所望の染色温度に徐々に加温しそして染色工程を
この温度で終了させる様にして実施することができる。
染料の吸尽を促進する中性塩は浴に所望な場合又本来の
染色温度の到達後初めて添加することができる。
パジング法によりセルロース繊維上で同様に良好な染色
収率及び良好な染色ビルド・アツプが得られ、その際室
温又は高温での例えば約60℃までの温度での滞留、蒸
熱又は乾熱により常法で固着することができる。
同様にセルロース繊維に関する通常の捺染法−これは一
段階法で例えば本発明による化合物及び重炭酸ナトリウ
ム及び他の酸結合剤を含有する捺染ペーストで捺染し、
引き続いて100乃至103℃で蒸熱するか又は二段階
法で例えば本発明による化合物を含有する中性又は弱酸
性捺染ペーストにより捺染し、引き続いて捺染材料を熱
いアルカリ−及び電解質含有浴に導通するか又はアルカ
リ性電解質含有パジング液でオーバーパジングし、引き
続いてオーバーパジングせる材料を滞留又は蒸熱又は乾
熱により処理して実施することができる−により輪郭の
良好な状態及び澄んだ白色地を有する着色力の良い捺染
が得られる。捺染の品質は変化する固着条件にほとんど
影響されない。染色に於ても捺染に於ても本発明による
化合物により得られる固着度は非常に高い。
通常の熱固着法により乾燥により固着する場合120乃
至200℃の熱気を使用する。101乃至103℃の通
常の水蒸気のほかに又160℃までの温度の過熱蒸気及
び加圧蒸気を使用することができる。
酸結合性及びセルロース繊維上で式(1)の化合物を固着
させる剤は、例えば無機又は有機酸のアルカリ金属及び
アルカリ土類金属の水溶性塩基性塩又は化合物−これら
は加熱の際アルカリを遊離する−である。特にアルカリ
金属水酸化物及び弱乃至中強無機又は有機酸のアルカリ
金属塩好ましくはナトリウム−及びカリウム化合物が挙
げられる。この様な酸結合剤は例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、燐酸二水素ナトリ
ウム、燐酸水素二ナトリウム、トリクロル酢酸ナトリウ
ム、水ガラス及び燐酸三ナトリウムである。
本発明による化合物を酸結合剤で場合により熱作用下処
理することにより本発明による化合物(染料)は化学的
にセルロース繊維に結合される。特にセルロース染色は
非固着染料部分を除去するためのゆすぎによる通常の後
処理後優れた湿潤堅牢性を示し、特に非固着染料分はそ
の良好な冷水溶性のために洗出することができる。
本発明による化合物(染料)により形成されたセルロー
ス繊維材料上での染色及び捺染は、高い着色力、良好な
日光堅牢性及び良好乃至非常に良好な湿潤堅牢性例えば
60乃至95℃に於ける良好乃至非常に良好な洗たく堅
牢性−過硼酸塩の存在下でも−、酸性及びアルカリ性縮
絨−、クロス染め−及び汗堅牢性、良好乃至非常に良好
な酸性及びアルカリ性汗堅牢性、高い蒸気安定性、良好
乃至非常に良好なアルカリ−、酸−、水−及び海水堅牢
性、更に良好なひだ付け堅牢性、アイロン掛け堅牢性及
び摩擦堅牢性を有する。同様に上記染色及び捺染は湿潤
した、なお酢酸を含有する染色材料の貯蔵の際の非常に
良好な酸貯蔵(酸による色あせ)安定性を有する(この
ためにはドイツ特許出願公告第2322236 号公報参照)。
蒸留水又は飲料水で湿潤したセルロース繊維材料上の染
色及び捺染の良好な湿潤堅牢性及びそのアルカリ性汗堅
牢性が殊に強調されるべきである。これに関して本発明
による染料は、最初に記載の公知なそして構造上最も近
く比較可能な繊維反応性染料−これは反応性基として同
様にモノクロルトリアジン−残基及びビニルスルホン−
系の繊維反応性基を含有する−より驚くほど優れてい
る。
ポリウレタン繊維又は天然又は合成ポリアミド繊維上の
染色は通常酸性媒体から実施される。例えば、所望のpH
-値を得るために、染浴に酢酸及び/又は硫酸アンモニ
ウム、酢酸ナトリウム及び/又は酢酸アンモニウムを添
加することができる。染色の使用し得る均一性を得るた
めに、通常の均染助剤例えば塩化シアヌルと3倍モル量
のアミノベンゼンスルホン酸及び/又はアミノナフタリ
ンスルホン酸との反応生成物又は例えばステアリルアミ
ンとエチレンオキシドとの反応生成物を基剤とする均染
助剤の添加が推奨される。通例染色さるべき材料を約4
0℃の温度で浴に導入し、そこで数時間揺動し、次に染
浴を所望の弱酸性好ましくは弱酢酸酸性pH-値に後調整
しそして本来の染色を60乃至98℃の温度で実施す
る。併し又染色は沸とう温度又は120℃までの温度で
(加圧下)実施することができる。
この場合羊毛上での染色法は、通常及び公知の染色法
で、一般式(1)の繊維反応性化合物を殊に先づ約3.5
乃至5.5のpHを有する酸性染浴からpH−値の制御下吸
尽法に付しそして染色時間の最後に、高い色合いの濃さ
の所望な達成に於て一般式(1)の染料及び繊維間の完全
な反応性結合を生ぜしめるために、pH−値を中性及び場
合により8.5のpH−値までの弱アルカリ性範囲にずら
すことによつて行われる。同時に反応によつては結合し
てない染料分は分離される。
ここで記載した方法は、他の天然ポリアミド又は合成ポ
リアミド及びポリウレタンからなる繊維材料上での染色
の形成にも有効である。該染色は60乃至100℃の温
度で実施されるが、併しこれは又密閉染色装置中で10
6℃までの温度で行うことができる。一般式(1)の化合
物の水溶性は非常に良好であるから、これは又通常の連
続的染色法に於て有利に使用することができる。一般式
(1)の本発明による化合物の着色力は非常に高い。これ
は繊維材料上で特に羊毛の反応性染色の際着色力の良い
堅牢な染色を与える。100乃至106℃の染色温度の
適用の際高い浴吸尽が認められる。
一般式(1)の本発明による化合物を用いて得られる染色
の場合、染色した物品の他の場合には通常のアンモニア
アルカリ後処理を省くことができる。構造的に類似の公
知な染料と比較してこれは驚くほど非常に良好な染色ビ
ルドアツプを示し、その際輝かしい色調が濃い色調で得
られたまゝである。更にこれは、驚くほど均整な染色を
可能にする他の繊維反応性羊毛染料との良好な組合せ性
を示す。同様に種々な出所の羊毛繊維からなる材料を本
発明による化合物で均整に染色することができる。均染
挙動を改善するために場合により通常の均染助剤例えば
N−メチルタウリンを添加することができる。
以下の例は本発明を説明するためのものである。特記し
ない限り、部は重量部であり、百分率の記載は重量%で
ある。重量部対容量部はキログラム対リツトルと同じで
ある。
これら例中で式で記載した化合物は遊離酸の形態で記載
されており、一般にこれはそのナトリウム−又はカリウ
ム塩の形態で製造されそして単離されそしてその塩の形
態で染色に使用される。同様に以下の例特に表例中で遊
離酸の形態で挙げた出発化合物及び成分をそのまゝ又は
その塩好ましくはアルカリ金属塩例えばナトリウム−又
はカリウム塩の形態で合成に使用することができる。
例 1 a) 水600部中1−アミン−3,6−ジスルホ−8−
ナフトール62部の、4.5乃至5.0のpH-値及び5
乃至10℃の温度を有する溶液に撹拌下少しづつ塩化シ
アヌル36部を加え、pHを炭酸水素ナトリウムで2.0
で保つ。混合物をなお4時間5乃至10℃の温度及び2
のpH-値で撹拌し続ける。
b) 氷水500部中アニリン−2−スルホン酸32部の
懸濁液に水性濃塩酸45部を加え、ジアゾ化は水性5n
亜硝酸ナトリウム溶液40容量部の添加により行われ
る。なお4時間約5℃で後撹拌しそして常法で過剰の亜
硝酸をアミドスルホン酸により分解する。
c) b)で製造したジアゾニウム塩溶液を撹拌下a)で製造
したカツプリング成分の溶液に撹拌下徐々に加え、その
場合pH-値を5.0乃至6.0に保つ。カツプリングを
完了させるためになお6時間後撹拌し、6のpH-値で後
撹拌する。
d) c)のアゾ化合物の溶液に撹拌下1−ニトロ−2−
(4′−アミノフエニルアミノ)−5−(β−スルフア
トエチルスルホニル)−ベンゼン84部を加え、pH-値
を5.5乃至6.0でそして温度を25℃で保つ。混合
物を8時間後撹拌し、生成した本発明による化合物を塩
化ナトリウムで塩析しそしてこれらをろ過により単離
し、本発明による化合物は又蒸発による濃縮又は噴霧乾
燥により単離することができる。
で示されるアゾ化合物のナトリウム塩を含有する電解質
含有赤色粉末が得られる。本発明による化合物は非常に
良好な染料特性を有しそして水性溶液中に於て吸収極大
を510nmに於て示す。本化合物は明細書中で挙げた繊
維材料を工業的に通常な染色−及び捺染法により、特に
セルロース繊維材料を繊維反応性染料の適用−及び固着
法により帯黄赤色色調で染色する。特にセルロース繊維
材料上で非常に良好な湿潤堅牢性を有する染色が得られ
る。そのうち特に良好な洗たく堅牢性及び湿潤日光堅牢
性例えば特に良好なアルカリ性日光堅牢性例えば良好な
塩素水堅牢性を強調することができる。
例 2乃至17 次の表例に於て一般式(A) に相当する本発明による別のアゾ化合物を記載する。本
化合物は本発明による方法で例えば上記実施例1に類似
して、この式から明かな成分(例えば芳香族アミンのジ
アゾニウム化合物、アミノナフトールスルホン酸、塩化
シアヌル及び1−ニトロ−2−(4′−アミノ−フエニ
ルアミノ)−5−(β−スルフアトエチルスルホニル)
−ベンゼン))から製造することができる。
本化合物は非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそし
て明細書中で挙げた材料例えば特にセルロース繊維材料
を工業的に通常な使用法により、好ましくは繊維反応性
染料にとつて通常な適用−及び固着法により夫々の表例
に記載せる木綿上の色調に於て良好な堅牢性例えば例1
に記載の堅牢性を有する着色力の良い染色及び捺染を与
える。
例 18 本発明によるアゾ化合物を製造するために例1の記載に
より実施するが、但し段落d)に於て1−ニトロ−2−
(4′−アミノフエニルアミノ)−5−(β−スルフア
トエチルスルホニル)−ベンゼンの代りに1−ニトロ−
4−(4′−アミノフエニルアミノ)−5−(β−スル
フアトエチルスルホニル)−ベンゼンを当量で使用す
る。
で示される化合物のナトリウム塩の電解質含有赤色粉末
が得られ、これは水性溶液に於て吸収極大を508nmに
於て有しそして非常に良好な繊維反応性染料特性を有す
る。これを用いて繊維反応性染料にとつて工業的に通常
な適用−及び固着法により明細書中で挙げた繊維材料特
にセルロース繊維材料例えば木綿上に堅牢な及び着色力
の良い赤色及び捺染が得られ、堅牢性のうち特にアルカ
リ性汗日光堅牢性が強調さるべきである。
例 19乃至52 次の表例に於て一般式(B) (式中Dはジアゾ成分の芳香族アミンD-NH2の残基にそ
してZ3は明細書中で挙げた一般式(8)のアミノ−ニトロ
−ジフエニルアミンのアミノ−残基に相当する) に相当する本発明による別のアゾ化合物を記載する。本
化合物は本発明による方法で例えば上記実施例1に類似
して、式から明かな成分(例えば芳香族アミンのジアゾ
ニウム化合物、アミノナフトールスルホン酸、塩化シア
ヌル及び一般式(8)に相当するアミノ−ニトロ−ジフエ
ニルアミン−化合物H−Z3)から製造することができ
る。
本化合物は非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそし
て明細書中で挙げた材料例えば特にセルロース繊維材料
を工業的に通常な使用法により、好ましくは繊維反応性
染料にとつて通常な適用−及び固着法により夫々の表例
に記載せる木綿上の色調に於て良好な堅牢性例えば例1
に記載の堅牢性を有する着色力の良い染色及び捺染を与
える。
例 53 a) 常法で3−アミノ−6−スルホ−ナフトールをジア
ゾ化2−スルホ−4−メトキシ−アニリンとカツプリン
グして製造したアミノアゾ化合物の水1000部中の溶
液に0乃至5℃の温度で徐々に撹拌下アセトン200容
量部中塩化シアヌル18部からなる溶液を加え、反応中
pH-値を希釈水性苛性ソーダ液又は水性稀釈炭酸ナトリ
ウム溶液により5乃至6に保つ。
b) a)で製造したジクロルトリアジニルアミノアゾナ
フトール−化合物に1−ニトロ−2−(4′−アミノフ
エニルアミノ)−5−(β−スルフアトエチルスルホニ
ル)−ベンゼン41部をpH-値5乃至6の保持下反応温
度25℃への徐々な上昇下加える。混合物をこれら条件
下なお約6時間撹拌し続けそして本発明による化合物を
引き続いて常法で単離する。
で示される化合物のナトリウム塩の電解質含有赤色粉末
が得られ、これは非常に良好な繊維反応性染料特性を示
し、水性溶液に於て吸収極大を500nmに於て有しそし
て工業的に通常な適用−及び固着法により明細書中で挙
げた繊維材料特にセルロース繊維材料例えば木綿上で堅
牢な、着色力の良い赤色染色及び捺染を与える。良好な
堅牢性のうち特に良好な湿潤堅牢性例えば良好な洗たく
−、湿潤日光−及びアルカリ性汗日光堅牢性が強調さる
べきである。
例 54 a) 1−ニトロ−2−(4′−アミノフエニルアミノ)
−5−(β−スルフアトエチルスルホニル)−ベンゼン
41部を塩化シアヌル18部、氷100部及び水300
部からなる懸濁液に導入しそして反応中pH-値を水性炭
酸ナトリウム溶液の添加により5.0で保つ。反応温度
を外部冷却により5乃至8℃で保つ。なお約6時間後撹
拌する。
b) a)で製造したジクロルトリアジン化合物の溶液に
水200部中アミノアゾ染料(カツプリング成分として
の3−アミノ−8−ナフトール−6−スルホン酸及びジ
アゾ成分としての1.5−ジスルホ−2−ナフチルアミ
ンからなる)55部の懸濁液を入れてかきまぜ、反応温
度を30乃至40℃に高めそしてpH-値を水性炭酸ナト
リウム溶液の添加により5乃至6で保つ、縮合反応の終
了後本発明による化合物を常法で単離する。
で示される化合物のアルカリ塩の電解質含有暗橙色粉末
が得られ、これは非常に良好な繊維反応性染料特性を有
し、水性溶液に於て吸収極大を487nmに於て示しそし
て例えばセルロース繊維材料例えば木綿を工業的に通常
な適用−及び固着法により堅牢な、着色力の良い橙色色
調で染色し、得られる染色の堅牢性のうち特に良好な洗
たく堅牢性及び良好な湿潤日光堅牢性及び良好なアルカ
リ性汗日光堅牢性が強調さるべきである。
例 55乃至73 次の表例に於て一般式(C) (式中Dはジアゾ成分も芳香族アミンD−NH2の残基
に、−K−N(R1)−はカツプリング成分の残基にそして
Z3な明細書中で挙げた一般式(8)のアミノ−ニトロジフ
エニルアミンのアミノ−残基に相当する) に相当する本発明による別のアゾ化合物を記載する。本
化合物は本発明による方法で例えば上記実施例の1に類
似して、式から明かな成分(例えば芳香族アミンのジア
ゾニウム化合物、アミノナフタリンスルホン酸、塩化シ
アヌル及び一般式(8)に相当するアミノ−ニトロ−ジフ
エニルアミン−化合物H−Z3)から製造することができ
る。
本化合物は非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそし
て明細書中で挙げた材料例えば特にセルロース繊維材料
を工業的に通常な使用法により、好ましくは繊維反応性
染料にとつて通常な適用−及び固着法により夫々の表例
に記載せる木綿上の色調に於て良好な堅牢性例えば例1
に記載の堅牢性を有する着色力の良い染色及び捺染を与
える。
例 74 常法で製造した、水1500部中ジアゾ成分としての1
−ナフチルアミン−2,5,7−トリスルホン酸及びカ
ツプリング成分としての1−ナフチルアミンを有するア
ミノアゾ化合物45.7部からなるジアゾニウム塩溶液
にカツプリング成分として1−ナフチルアミン−6−ス
ルホン酸22部を導入し、稀釈した水性炭酸ナトリウム
溶液でpHを徐々に4の値にし、なお8時間8乃至10℃
で撹拌し続け、次にこの様に得られるアミノ−ジスアゾ
化合物に徐々にアセトン200要領部中塩化シアヌル1
8部の溶液を水性炭酸ナトリウム溶液による4乃至5の
pH-値の保持下加える。
縮合反応の終了後ジクロルトリアジニルアミノ−ジスア
ゾ化合物のこの溶液に1−ニトロ−2(4′−アミノフ
エニルアミノ)−5−(β−スルフアトエチルスルホニ
ル)−ベンゼン42部を導入し、反応温度を徐々に40
乃至60℃に高めそしてpH-値を稀釈水性炭酸ナトリウ
ム溶液により6乃至6.5に保つ。
生成した本発明によるジスアゾ化合物を常法で例えば塩
化ナトリウムによる塩析により単離する。式 で示される化合物のナトリウムが得られ、これは非常に
良好な繊維反応染料特性を有し、水性溶液に於て吸収極
大を465nmに於て示しそして特にセルロース繊維材料
例えば木綿を着色力の良い堅牢な色調で染色する。
例 75 常法で製造した、水1500部中ジアゾ成分としての
2,5−ジスルホ−アニリン及びカツプリング成分とし
ての1−ナフチルアミン−6−スルホン酸からなるアミ
ノアゾ化合物38.5部からなるアミノアゾ化合物のジ
アゾニウム塩溶液にカツプリング成分としての1−ナフ
チルアミン−8−スルホン酸22部を加える。
水性炭酸ナトリウム溶液でpHを4の値に徐々にしそして
カツプリングをこのpH-値で終了させる。生成したアミ
ノ−ジスアゾ化合物を次に例69a)の記載に類似して
製造した塩化シアヌル及び1−ニトロ−2−(4′−ア
ミノフエニルアミノ)−5−(β−スルフアトエチルス
ルホニル)−ベンゼンからなる第一縮合生成物の懸濁液
に加えそして第二縮合反応を45乃至50℃の温度及び
6乃至6.5のpH-値で実施する。縮合反応の終了後本
発明によるジスアゾ化合物を常法でナトリウム塩として
単離する。これは遊離酸の形で記載して、式 を有し、これは非常に良好な繊維反応性染料特性を有
し、水性溶液に於て吸収極大を506nmに於て示しそし
て特にセルロース繊維材料例えば木綿を繊維反応染料に
とつて工業的に通常な適用−及び固着法により堅牢に濃
い褐色色調で染色する。
例 76乃至96 次の表例に於て一般式(E) (式中Aはジアゾ化可能な、ジアゾ成分として作用する
芳香族アミノ−アゾ化合物の残基に、−K−NH−は明細
書に記載の式残基Kに相当するカツプリング成分の残基
にそしてZ3は明細書に挙げた一般式(8)のアミノ−ニト
ロ−ジフエニルアミンのアミノ−残基に相当する) に相当する本発明による別のアゾ化合物を記載する。本
化合物は本発明による方法で例えば上記実施例の1に類
似して、式から明かな成分(例えば芳香族アミノ−アゾ
化合物とジアゾニウム化合物、アミノナイトールスルホ
ン酸、塩化シアヌル及び明細書に挙げた一般式(8)によ
る−アミノ−ニトロ−ジフエニルアミン−化合物H−
Z3)から製造することができる。
本化合物は非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそし
て明細書中で挙げた材料例えば特にセルロース繊維材料
を工業的に通常な使用法により、好ましくは繊維反応性
染料にとつて通常な適用−及び固着法により夫々の表例
に記載せる木綿上の色調に於て良好な堅牢性例えば例1
に挙げた堅牢性を有する着色力の良い染色及び捺染を与
える。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) A-N=N-K-Z (1) 〔式中 A は置換されていることができるフエニル残基又は置換
    されていることができるナフチル残基であるか又は一般
    式(2) D-N=N-E- (2) (式中 D は置換されていることができるフエニル残基であるか
    又は置換されていることができるナフチル残基でありそ
    して E はカップリング性及びジアゾ化可能な化合物−これは
    化合物(1) の合成の際先ずカップリング成分として、次
    にジアゾ成分として使用される−の残基でありそしてフ
    エニレン残基−これは1乃至4個のC-原子を有する2個
    のアルキル、1乃至4個のC-原子を有する2個のアルコ
    キシ、2個の塩素、1個の臭素、置換されていることが
    できる2乃至5個のC-原子を有する1個のアルカノイル
    アミノ、1個のベンゾイルアミノ、2個のスルホ、1個
    のカルボキシ、夫々1乃至4個のC-原子を有するアルキ
    ル基を有する1個のN,N-ジアルキルアミノ、1個のウレ
    イド、1個のフエニルウレイド及び1乃至4個のC-原子
    を有する1個のアルキルスルホニルアミノなる群から選
    択されている1又は2個の置換分により置換されている
    ことができる−であるか 又はナフチレン残基−これは1又は2個のスルホ基によ
    り又は1乃至4個のC-原子を有するアルキル基、ニトロ
    基、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ基
    又はベンゾイルアミノ基により又は1又は2個のスルホ
    基により及び1乃至4個のC-原子を有するアルキル基、
    ニトロ基、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルア
    ミノ基又はベンゾイルアミノ基により置換されているこ
    とができる−を意味するか又はナフチレン残基−これは
    式(2) の残基のアゾ基に対するオルト- 位に於てアミノ
    基、1乃至4個のC-原子を有するアルキルアミノ基又は
    場合により置換されたフエニルアミノ基又はヒドロキシ
    基を結合して含有しそしてこれは追加的に1又は2個の
    スルホ基、1乃至4個のC-原子を有するアルキル基、ニ
    トロ基、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルアミ
    ノ基又は場合により置換されたベンゾイルアミノ基によ
    り又は1又は2個のスルホ基及び1乃至4個のC-原子を
    有するアルキル基、ニトロ基、2乃至5個のC-原子を有
    するアルカノイルアミノ基又は場合により置換されたベ
    ンゾイルアミノ基により置換されていることができる−
    である) で示される残基であり、 K は1-ヒドロキシ- ナフチレン- 残基−これは2-位に於
    てアゾ基を結合して含有する−又は2-ヒドロキシ- ナフ
    チレン- 残基−これは1-位に於てアゾ基を結合して含有
    する−であり、両方が1又は2個のスルホ基により又は
    2乃至5個のC-原子を有する場合により置換されたアル
    カノイルアミノ基又はベンゾイルアミノ基により置換さ
    れていることができるか又は2乃至5個のC-原子を有す
    る場合により置換されたアルカノイルアミノ基又はベン
    ゾイルアミノ基および1又は2個のスルホ基により置換
    されていることができるか又は K はナフチレン残基であり、これは1又は2個のスルホ
    基により置換されていることができるか又は1又は2個
    のスルホ基及び場合により単- 又は二置換されたアミノ
    基により置換されていることができ、その場合アミノ基
    の置換分は1乃至4個のC-原子を有するアルキル、1乃
    至4個のC-原子を有するヒドロキシアルキル、2乃至5
    個のC-原子を有するカルボキシアルキル、1乃至4個の
    C-原子を有するスルホアルキル、1乃至4個のC-原子を
    有するスルフアトアルキル、2乃至5個のC-原子を有す
    るシアノアルキル、夫々1乃至4個のC-原子を有するア
    ルキル残基を有するカルボアルコキシアルキル、1乃至
    4個のC-原子を有するアルキル残基を有するフエニルア
    ルキル−その場合フエニル残基はメチル、エチル、メト
    キシ、エトキシ、塩素、スルホ及び/又はカルボキシに
    より置換されていることができる−、フエニル及び1乃
    至4個のC-原子を有するアルキル、1乃至4個のC-原子
    を有するアルコキシ、塩素、カルボキシ及び/又はスル
    ホにより置換されたフエニルなる置換分の群に属するか
    又は K は2-位に於てアゾ基を結合して含有する1-アミノ- ナ
    フチレン- 残基であるか又は1-位に於てアゾ基を結合し
    て含有する2-アミノ- ナフチレン- 残基であり、その場
    合両アミノナフチレン残基は1又は2個のスルホ基によ
    り又はヒドロキシ基により5-、6-、7-又は8-位に於て又
    はこれらヒドロキシ基及び1又は2個のスルホ基により
    置換されていることができるか又は K はフエニレン残基であり、これは1乃至4個のC-原子
    を有する2個のアルキル、1乃至4個のC-原子を有する
    2個のアルコキシ、2個の塩素、1個の臭素、2乃至5
    個のC-原子を有する1個のアルカノイルアミノ−これは
    置換されていることができる−、1個のベンゾイルアミ
    ノ、1個のスルホ、1個のカルボキシ、1個のウレイ
    ド、1個のフエニルウレイド、1乃至4個のC-原子を有
    する1個のアルキルスルホニルアミノ、1個のアミノ及
    び1個の単- 又は二置換アミノ−その置換分は1乃至4
    個のC-原子を有するアルキル、1乃至4個のC-原子を有
    するヒドロキシアルキル、2乃至5個のC-原子を有する
    カルボキシアルキル、1乃至4個のC-原子を有するスル
    ホアルキル、1乃至4個のC-原子を有するスルフアトア
    ルキル、2乃至5個のC-原子を有するシアノアルキル、
    夫々1乃至4個のC-原子を有するアルキル残基を有する
    カルボアルコキシアルキル、1乃至4個のC-原子を有す
    るアルキル残基を有するフエニルアルキル(その場合そ
    のフエニル残基はメチル、エチル、メトキシ、エトキ
    シ、塩素、カルボキシ及び/又はスルホにより置換され
    ていることができる)、フエニル及び1乃至4個のC-原
    子を有するアルキル、1乃至4個のC-原子を有するアル
    コキシ、塩素、カルボキシ及び/ 又はスルホにより置換
    されたフエニルである−、なる置換分の群から選択され
    る1又は2個の置換分により置換されていることがで
    き、 Z は一般式(3) (式中 R1は水素原子又は1乃至4個のC-原子を有する場合によ
    り置換されたアルキル基を示し、その場合両R1は互いに
    同一又は互いに異なった意味を有することができ、 R は水素原子又はスルホ基を意味しそして Y はビニル基又はβ- チオスルフアトエチル- 基、β-
    ホスフアトエチル- 基、β- クロルエチル- 基又はβ-
    スルフアトエチル- 基である) で示される残基である。〕 に相当する水溶性アゾ化合物。
  2. 【請求項2】一般式(1) 中K 及びZ が特許請求の範囲第
    1項記載の意味を有しそして A がフエニル残基であり、これは1又は2個の置換分に
    より置換されていることができ、該置換分は1乃至4個
    のC-原子を有するアルキル、1乃至4個のC-原子を有す
    るアルコキシ、カルボキシ、2乃至5個のC-原子を有す
    るアルカノイルアミノ−これは置換されていることがで
    きる−、場合により置換されたベンゾイルアミノ、フエ
    ニルアミノ、スルホフエニルアミノ、カルバモイル、1
    乃至4個のC-原子を有するアルキルにより単- 又は二置
    換されたカルバモイル、スルフアモイル、1乃至4個の
    C-原子を有するアルキルにより単- 又は二置換されたス
    ルフアモイル、N-フエニルスルフアモイル、N-フエニル
    -N-(C1-C4-アルキル)-スルフアモイル、シアン、ニト
    ロ、塩素、臭素、弗素、トリフルオルメチル、ヒドロキ
    シ及びスルホなる置換分の群に属するか又は A がナフチル残基であり、これは1,2又は3個の置換
    分により置換されていることができ、該置換分はスル
    ホ、カルボキシ、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
    シ、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ−
    これは置換されていることができる−、場合により置換
    されたベンゾイルアミノ、塩素、ヒドロキシ及びニトロ
    なる群に属するか又は A が一般式(2) D-N=N-E- (2) (式中 D がフエニル残基であり、これは1又は2個の置換分に
    より置換されていることができ、該置換分は1乃至4個
    のC-原子を有するアルキル、1乃至4個のC-原子を有す
    るアルコキシ、カルボキシ、2乃至5個のC-原子を有す
    るアルカノイルアミノ−これは置換されていることがで
    きる−、場合により置換されたベンゾイルアミノ、フエ
    ニルアミノ、スルホフエニルアミノ、カルバモイル、1
    乃至4個のC-原子を有するアルキルにより単一又はに置
    換されたカルバモイル、スルフアモイル、1乃至4個の
    C-原子を有するアルキルにより単- 又は二置換されたス
    ルフアモイル、N-フエニルスルフアモイル、N-フエニル
    -N-(C1-C4-アルキル)-スルフアモイル、シアン、ニト
    ロ、塩素、臭素、弗素、トリフルオルメチル、ヒドロキ
    シ及びスルホなる置換分の群に属するか又は D がナフチル残基であり、これは1,2又は3個の置換
    分により置換されていることができ、該置換分はスル
    ホ、カルボキシ、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
    シ、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ−
    これは置換されていることができる−、場合により置換
    されたベンゾイルアミノ、塩素、ヒドロキシ及びニトロ
    なる置換分の群に属する) で示される残基である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】一般式(1) 中A がフエニル残基−これは1
    乃至4個のC-原子を有するアルキル、1乃至4個のC-原
    子を有するアルコキシ、塩素、カルボキシ及びスルホな
    る群からなる1又は2個の置換分により置換されてお
    り、その場合これら置換分の少なくとも1種はスルホ基
    である−であるか又はナフチル残基−これは1,2又は
    3個のスルホ基により置換されている−である特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。
  4. 【請求項4】一般式(1) 中A が一般式(2) D-N=N-E- (2) (式中D がフエニル残基−これは1乃至4個のC-原子を
    有するアルキル、1乃至4個のC-原子を有するアルコキ
    シ、塩素、カルボキシ及びスルホなる群からなる1又は
    2個の置換分により置換されており、その場合これら置
    換分の少なくとも1種はスルホ基である−を意味するか
    又はナフチル残基−これは1,2又は3個のスルホ基に
    より置換されている−でありそしてE が1-ヒドロキシ-
    ナフチレン- 残基−これはアゾ残基D-N=N-を2-位に於
    て結合して含有しそして1又は2個のスルホ基により置
    換されている−を意味するか又は1,4-フエニレン残基−
    これはアミノ基、1乃至4個のC-原子を有するアルキル
    アミノ基、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルア
    ミノ基、メチル- 、エチル- 、カルボキシ- 、スルホ-
    又はウレイド基又は塩素原子により又はこれら置換分の
    1種及びメチル- 、エチル- 、メトキシ- 、エトキシ-
    又はスルホ基又は塩素原子により置換されていることが
    できる−であるか又は1,4-ナフチレン残基−これは2乃
    至5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ基又はベン
    ゾイルアミノ基及び/又は1個又は2個のスルホ基によ
    り置換されていることができる−である) で示される残基である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】一般式(1) 中A 又はD がモノスルホ- 又は
    ジスルホフエニル- 又はモノスルホ- 、ジスルホ- 又は
    トリスルホナフチル- 残基又は一般式(4) (式中 R2は臭素原子、ニトロ基又は2乃至5個のC-原子を有す
    るアルカノイルアミノ基、水素原子、1乃至4個のC-原
    子を有するアルキル基、1乃至4個のC-原子を有するア
    ルコキシ基、塩素原子又はカルボキシ基を意味し、 R3は臭素原子又はヒドロキシ基、水素原子、1乃至4個
    のC-原子を有するアルキル基、1乃至4個のC-原子を有
    するアルコキシ基、塩素原子又はスルホ基でありそして R4は水素原子又はスルホ基を意味する) で示されるベンゼン残基である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
  6. 【請求項6】一般式(1) 中R1が水素原子又はメチル基又
    はエチル基である特許請求の範囲第1項乃至第5項のい
    ずれかに記載の化合物。
  7. 【請求項7】一般式 〔式中 B はモノスルホフエニル- 、ジスルホフエニル- 、モノ
    スルホ-2- ナフチル- 、ジスルホ-2- ナフチル- 又はト
    リスルホ-2- ナフチル- 残基又は特許請求の範囲第5項
    記載の一般式(4) の残基であり、 R0は水素原子、塩素- 又は臭素原子、アミノ基、2乃至
    5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ基、スルホ-
    、カルボキシ- 、メチル- 、エチル- 、メトキシ- 又
    はウレイド基を意味しそして Z2は一般式(3b) (式中Y は特許請求の範囲第1項記載の意味を有しそし
    て基 -SO2-Y 及びニトロ基は互いにメタ- 位に於てベン
    ゼン核に結合しているが、併し両方と同時にはアミノ基
    に対するオルト位に存在しない) で示される残基である〕 に相当する特許請求の範囲第1項又は第5項記載の化合
    物。
  8. 【請求項8】一般式 (式中B 及びZ2は特許請求の範囲第7項記載の意味を有
    し、M は水素原子又はアルカリ金属でありそしてp は
    零、1又は2の数を示す) で示される特許請求の範囲第1項、第5項又は第7項記
    載の化合物。
  9. 【請求項9】一般式 (式中B 及びZ2は特許請求の範囲第7項記載の意味を有
    しそしてM は水素原子又はアルカリ金属を示す) で示される特許請求の範囲第1項、第5項又は第7項記
    載の化合物。
  10. 【請求項10】一般式 (式中B 及びZ2は特許請求の範囲第7項記載の意味を有
    し、M は水素原子又はアルカリ金属を示しそして R
    水素原子又はスルホ基である) で示される特許請求の範囲第1項、第5項又は第7項記
    載の化合物。
  11. 【請求項11】一般式 (式中B 及びZ2は特許請求の範囲第7項記載の意味を有
    しそしてM は水素原子又はアルカリ金属を示す) で示される特許請求の範囲第1項、第5項又は第7項記
    載の化合物。
  12. 【請求項12】一般式 (式中B 及びZ2は特許請求の範囲第7項記載の意味を有
    しそしてM は水素原子又はアルカリ金属を示しそしてp
    は零、1又は2の数である) で示される特許請求の範囲第1項、第5項又は第7項記
    載の化合物。
  13. 【請求項13】一般式(1) 中Z が式 (式中Y は特許請求の範囲第1項記載の意味を有しそし
    て基 -SO2-Y 及びニトロ基が互いにメタ- 位に於てベン
    ゼン核に結合しているが、併し両方は同時にはアミノ基
    に対するオルト- 位に存在しない) で示される残基である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  14. 【請求項14】一般式(1) 中Y がビニル基又はβ- スル
    フアトエチル- 基を示す特許請求の範囲第1項乃至第13
    項のいずれかに記載の化合物。
  15. 【請求項15】染料をヒドロキシ- 及び/又はカルボン
    アミド基含有材料上に適用するか又は該材料に導入しそ
    して該染料を加温により及び/又は酸結合剤の存在下固
    着して該材料を染色する方法において、染料として一般
    式(1) A-N=N-K-Z (1) 〔式中 A は置換されていることができるフエニル残基又は置換
    されていることができるナフチル残基であるか又は一般
    式(2) D-N=N-E- (2) (式中 D は置換されていることができるフエニル残基であるか
    又は置換されていることができるナフチル残基でありそ
    して E はカップリング性及びジアゾ化可能な化合物−これは
    化合物(1) の合成の際先ずカップリング成分として、次
    にジアゾ成分として使用される−の残基でありそしてフ
    エニレン残基−これは1乃至4個のC-原子を有する2個
    のアルキル、1乃至4個のC-原子を有する2個のアルコ
    キシ、2個の塩素、1個の臭素、置換されていることが
    できる2乃至5個のC-原子を有する1 個のアルカノイル
    アミノ、1 個のベンゾイルアミノ、2個のスルホ、1個
    のカルボキシ、夫々1乃至4個のC-原子を有するアルキ
    ル基を有する1個のN,N-ジアルキルアミノ、1個のウレ
    イド、1個のフエニルウレイド及び1乃至4個のC-原子
    を有する1個のアルキルスルホニルアミノなる群から選
    択されている1又は2個の置換分により置換されている
    ことができる−であるか 又はナフチレン残基−これは1又は2個のスルホ基によ
    り1乃至4個のC-原子を有するアルキル基、ニトロ基、
    2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ基又は
    ベンゾイルアミノ基により又は1又は2個のスルホ基に
    より及び1乃至4個のC-原子を有するアルキル基、ニト
    ロ基、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ
    基又はベンゾイルアミノ基により置換されていることが
    できる−を意味するか 又はナフチレン残基−これは式(2) の残基のアゾ基に対
    するオルト- 位に於てアミノ基、1乃至4個のC-原子を
    有するアルキルアミノ基又は場合により置換されたフエ
    ニルアミノ基又はヒドロキシ基を結合して含有しそして
    これは追加的に1又は2個のスルホ基、1乃至4個のC-
    原子を有するアルキル基、ニトロ基、2乃至5個のC-原
    子を有するアルカノイルアミノ基又は場合により置換さ
    れたベンゾイルアミノ基により又は1又は2個のスルホ
    基及び1乃至4個のC-原子を有するアルキル基、ニトロ
    基、2乃至5個のC-原子を有するアルカノイルアミノ基
    又は場合により置換されたベンゾイルアミノ基により置
    換されていることができる−である) で示される残基であり、 K は1-ヒドロキシ- ナフチレン- 残基−これは2-位に於
    てアゾ基を結合して含有する−又は2-ヒドロキシ- ナフ
    チレン- 残基−これは1-位に於てアゾ基を結合して含有
    する−であり、両方が1又は2個のスルホ基により又は
    2乃至5個のC-原子を有する場合により置換されたアル
    カノイルアミノ基又はベンゾイルアミノ基により置換さ
    れていることができるか又は2乃至5個のC-原子を有す
    る場合により置換されたアルカノイルアミノ基又はベン
    ゾイルアミノ基および1又は2個のスルホ基により置換
    されていることができるか又は K はナフチレン残基であり、これは1又は2個のスルホ
    基により置換されていることができるか又は1又は2個
    のスルホ基及び場合により単- 又は二置換されたアミノ
    基により置換されていることができ、その場合アミノ基
    の置換分は1乃至4個のC-原子を有するアルキル、1乃
    至4個のC-原子を有するヒドロキシアルキル、2乃至5
    個のC-原子を有するカルボキシアルキル、1乃至4個の
    C-原子を有するスルホアルキル、1乃至4個のC-原子を
    有するスルフアトアルキル、2乃至5個のC-原子を有す
    るシアノアルキル、夫々1乃至4個のC-原子を有するア
    ルキル残基を有するカルボアルコキシアルキル、1乃至
    4個のC-原子を有するアルキル残基を有するフエニルア
    ルキル−その場合フエニル残基はメチル、エチル、メト
    キシ、エトキシ、塩素、スルホ及び/又はカルボキシに
    より置換されていることができる−、フエニル及び1乃
    至4個のC-原子を有するアルキル、1乃至4個のC-原子
    を有するアルコキシ、塩素、カルボキシ及び/又はスル
    ホにより置換されたフエニルなる置換分の群に属するか
    又は K は1-アミノ- ナフチレン- 残基−これは2-位に於てア
    ゾ基を結合して含有する−であるか又は2-アミノ- ナフ
    チレン- 残基−これは1-位に於てアゾ基を結合して含有
    する−であり、その場合両アミノナフチレン残基は1又
    は2個のスルホ基により又はヒドロキシ基により5-、6
    -、7-又は8-位に於て又はこれらヒドロキシ基および1
    又は2個のスルホ基により置換されていることができる
    か又は K はフエニレン残基であり、これは1乃至4個のC-原子
    を有する2個のアルキル、1乃至4個のC-原子を有する
    2個のアルコキシ、2個の塩素、1個の臭素、2乃至5
    個のC-原子を有する1個のアルカノイルアミノ−これは
    置換されていることができる−、1個のベンゾイルアミ
    ノ、1個のスルホ、1個のカルボキシ、1個のウレイ
    ド、1個のフエニルウレイド、1乃至4個のC-原子を有
    する1個のアルキルスルホニルアミノ、1個のアミノ及
    び1個の単- 又は二置換アミノ−その置換分は1乃至4
    個のC-原子を有するヒドロキシアルキル、2乃至5個の
    C−原子を有するカルボキシアルキル、1乃至4個のC
    −原子を有するスルホアルキル、1乃至4個のC-原子を
    有するスルフアトアルキル、2乃至5個のC-原子を有す
    るシアノアルキル、夫々1乃至4個のC-原子を有するア
    ルキル残基を有するカルボアルコキシアルキル、1乃至
    4個のC-原子を有するアルキル残基を有するフエニルア
    ルキル(その場合そのフエニル残基はメチル、エチル、
    メトキシ、エトキシ、塩素、カルボキシ及び/又はスル
    ホにより置換されていることができる)、フエニル及び
    1乃至4個のC-原子を有するアルキル、1乃至4個のC-
    原子を有するアルコキシ、塩素、カルボキシ及び/又は
    スルホにより置換されたフエニルである−なる置換分の
    群から選択される1又は2個の置換分により置換されて
    いることができ、 Z は一般式(3) (式中 R1は水素原子又は1乃至4個のC-原子を有する場合によ
    り置換されたアルキル基を示し、その場合両R1は互いに
    同一又は互いに異なった意味を有することができ、 R は水素原子を又はスルホ基を意味しそして Y はビニル基又はβ- チオスルフアトエチル- 、β- ホ
    スフアトエチル- 、β- クロルエチル- 又はβ- スルフ
    アトエチル- 基である) で示される残基である〕 に相当する水溶性アゾ化合物を使用することを特徴とす
    る、上記染色方法。
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