JPH0641226B2 - カラーインクジェット記録方法 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法

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JPH0641226B2
JPH0641226B2 JP59130944A JP13094484A JPH0641226B2 JP H0641226 B2 JPH0641226 B2 JP H0641226B2 JP 59130944 A JP59130944 A JP 59130944A JP 13094484 A JP13094484 A JP 13094484A JP H0641226 B2 JPH0641226 B2 JP H0641226B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインクジェット記録方法に関し、特に鮮明性等
に優れたカラー画像を与えるインクジェット記録方法に
関する。
(従来技術) インクジェット記録法は、種々のインク(記録液)吐出
方式、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液
に機械的振動または変位を与える方式、記録液を加熱し
て発泡させその圧力を利用する方式等により、インクの
小滴を発生させて飛翔させ、それらの一部若しくは全部
を紙などの被記録材に付着させて記録を行うものである
が、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行なえ
る記録法として注目されている。
インクジェット記録用のインクとしては、安全性、記録
特性の面から主に水を主成分とするものが使用され、ノ
ズルの目詰り防止および吐出安定性の向上のために多価
アルコール等が添加されている場合が多い。
このインクジェット記録法に使用される被記録材として
は、従来、通常の紙やインクジェット記録用紙と称され
る基材上に多孔質のインク受容層を設けてなる被記録材
が使用されてきた。しかし、記録の高速化あるいは多色
化等インクジェット記録装置の性能の向上と普及に伴な
い、被記録材に対してもより高度で広範な特性が要求さ
れつつある。すなわち、高解像度、高品質の記録画像を
得るためのインクジェット記録用の被記録材としては、 (1)インクの被記録材への受容が可及的速やかである
こと、 (2)インクドットが重複した場合でも、後で付着した
インクが前に付着したドット中に流れ出さないこと、 (3)インク液滴が被記録材上で拡散し、インクドット
の径が必要以上に大きくならないこと、 (4)インクドットの形状が真円に近く、またその円周
が滑らかであること、 (5)インクドットのOD(光学濃度)が高く、ドット
周辺がぼけないこと、 等の基本的諸要求を満足させる必要がある。
更に、多色インクジェット記録法によりカラー写真に匹
敵する程度の高解像度の記録画質を得るには、上記要求
性能に加え、 (6)インクの着色成分の発色性に優れたものであるこ
と、 (7)インクの色の数と同数の液滴が同一箇所に重ねて
付着することがあるので、インク定着性が特に優れてい
ること、 (8)表面に光沢があること、 (9)白色度の高いこと、 等の性能が加重して要求される。
また、インクジェット記録法による記録画像は、従来は
専ら表面画像観察用に使用されてきたが、インクジェッ
ト記録装置の性能の向上や普及に伴ない表面画像観察用
以外の用途に適した被記録材が要求されつつある。表面
画像観察用以外の被記録材の用途としては、スライドや
OHP(オーバーヘッドプロジェクター)等の光学機器
により、記録画像をスクリーン等へ投影してそれらの画
像を観察するのに用いるもの、カラー印刷のポジ版を作
成する際の色分解版、液晶等のカラーディスプレイに用
いるCMF(カラーモザイクフィルター)等が挙げられ
る。
被記録材が表面画像観察用に使用される場合には、主に
記録画像の拡散光が観察されるのに対し、これらの用途
における被記録材においては主に記録画像の透過孔が問
題となる。従って、透光性、特に直線透光率に優れたも
のであることが前述の一般的なインクジェット記録用の
被記録材の要求性能に加重されて要求される。
(発明が解決しようとしている問題点) しかしながら、これら要求性能を全て満たした被記録材
は未だ知られていないのが実状である。
また、従来の表面画像観察用の被記録材の多くは、表面
に多孔性のインク受容層を設け、その多孔性空隙中に記
録液を受容させ記録剤を定着させる方式を用いていたの
で、多孔性であることに基づき被記録材の表面に光沢が
なかった。一方、インク受容層の表面が非多孔性の場合
には記録実施後インク中の多価アルコール等の不揮発性
成分が非記録材表面に長時間残存し、インクの乾燥定着
時間が長いために、記録画像に接触すると衣服が汚れた
り、記録画像が損なわれたりするという欠点があった。
本発明の目的は、とりわけ、インク定着性、ドット濃
度、各色の耐水性、耐光性の全てに優れたカラー画像を
提供することができるインクジェット記録方法を提供す
ることにある。
上記目的および他の本発明の目的は、以下の本発明によ
って達成される。
(発明の開示) すなわち、本発明は、色調の異なる複数のインクをイン
クジェット方式で被記録材に付与して記録を行うカラー
インクジェット記録方式において、該被記録材が、全モ
ノマー単位の0.05〜20モル%のカチオン性基を有
するポリビニルアルコール(以下PVAと略称する)の
カチオン変性物を含有し、且つ該複数のインクがいずれ
も直接染料もしくは酸性染料を含有することを特徴とす
るカラーインクジェット記録方法である。
本発明を詳細に説明すると、本発明の被記録材は、その
記録面がPVAのカチオン変性物を含有してなることを
主たる特徴としており、主としてそれにより本発明の目
的が達成されるものである。
本発明の被記録材は、一般に支持体としての基材とその
表面に設けたインク受容量とからなるものであり、例え
ば特に好ましい態様として、 (1)基材およびインク受容量のいずれも透光性であり
被記録材全体として透光性である態様、 (2)インク受容層の表面が平滑である態様、 (3)インク受容量が多孔質である態様、等があげら
る。
また、それぞれにインクに受容層が、支持体としての機
能を同時に兼備したものであってもよい。
以上の如きいくつかの好ましい態様を代表例して本発明
を更に詳しく説明すると、本発明を主として特徴づける
PVAのカチオン変性物とは、第1〜3級アミノ基や4
級アンモニウム塩基等のカチオン性基を主鎖あるいは側
鎖に有するPVAのことである。一般に、PVAはポリ
酢酸ビニルを酸ケン化法またはアルカリケン化法により
ケン化することにより得られるが、本発明で使用し、且
つ本発明を主として特徴づけるPVAのカチオン変性物
は、原料のポリ酢酸ビニルを重合する際に、ビニロキシ
エチルトリメチルアンモニウムクロライド、2,3−ジ
メチル−1−ビニルイミダゾリニウムクロライド、トリ
メチル−(3−アクリルアミド−3,3−ジメチルプロ
ピル)アンモニウムクロライド、トリメチル−(3−メ
タクリルアミドプロプル)アンモニウムクロライド、N
−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミノプロピル)
アクリルアミド、N−(3−ジメチルアミノプロピルメ
タクリルアミド等の如く、4級アンモニウム塩(あるい
はそれらの前駆基、すなわち1〜3級アミノ基)を含有
するビニルモノマーの1種または2種以上、あるいは、
o−、m−、p−アミノスチレンまたはこれらのモノア
ルキル、ジアルキル誘導体あるいはそれらの第4級アン
モニウム塩;o−、m−、p−ビニルベンジルアミンま
たはこれらのモルアルキル、ベアルキル誘導体あるいは
それらの第4級アンモニウム塩;N−(ビニルベンジ
ル)ピロリジン:N−(ビニルベンジル)ピペリジン;
N−ビニルピロリドン;α−、β−ビニルピリジンまた
はそれらの第4級アンモニウム塩;α−、β−ピペリジ
ンあるいはそれらの第4級アンモニウム塩;2−、4−
ビニルキノリンあるいはそれらの第4級アンモニウム塩
等その他の含窒素複素環ビニル化合物、あるいはそれら
のニトロ誘導体の如く容易にカチオン性の基に変え得る
ビニル化合物モノマーと、酢酸ビニルを共重合し、得ら
れたコポリマーを常法によりケン化することにより得ら
れる。また酢酸ビニルと他の反応性基を有するモノマー
とを共重合しておき、ケン化後そのような反応性基を利
用して、カチオン性基含有化合物を反応させてPVAを
カチオン変性してもよい。更に、PVA中の水酸基を利
用して、その水酸基と反応し得る基と1〜3級アミノ基
または第4級アンモニウム基を同時に有する化合物、例
えばグリシジルトリメチルアンモニウムクロライド等を
用いて、PVAを直接カチオン化してもよい。
このようなPVAのカチオン変性物のカチオン性基の存
在量としては、ポリマー中のモノマー単位のモル分率で
表わすと、カチオン性基が全モノマー単位の0.05〜
20モル%、より好適には、0.1〜10モル%の範囲
の量である。カチオン変性基の量が0.05モル%以下
になると、インク受容層の耐水性、解像性、発色性等の
インクジェット記録物性が無変性のものに比べ効果が十
分でなく、一方、20モル%以上になるとインク受容層
の基材に対する接着力や成膜性が劣るようになるので好
しくない。幹ポリマーであるPVAのケン度は被記録材
の用途により選択すべきであるが、一般にインク受容層
に添加する後述の充填剤等の結着材として用いるとき
は、ケン化度85モル%以上のもの、またインク受容量
の主材料として用いるときは約80〜93モル%のもの
を用いるのが好適である。また、PVAのカチオン変性
物の重合度は500〜5,000のものが好適であり、
800〜3,000のものがより好適である。さらに、
いずれの場合も、重合度、ケン化度の異なるものを混合
して用いてもよい。
従来、一般のPVAとカチオン系界面活性剤またはカチ
オン性ポリマーを混合したものからインク受容層を形成
した場合は、上記混合物中の両成分の相和性が不充分で
あるため、接着性の低下や相溶性不足による不透明化、
長期保存によるインクジェット記録性能の劣化などを起
こすことが多かった。これに対して本発明においては、
本発明で使用するPVAのカチオン変性物が分子鎖中ま
たは側鎖中にカチオン性基を持つため、カチオン系界面
活性剤やカチオン性ポリマーと混合してインク受容層の
形成に使用しても上記のような欠点が生じない。さらに
本発明では使用するPVAのカチオン変性物は、その分
子鎖もまたは側鎖中にカチオン性基をもつためPVAの
結晶化がコントロールされ、インク受容層に使用した場
合にインク受容性の向上および透明性の保持をはかるこ
とができるという効果を奏する。さらに、従来被記録材
にポリエチレンイミン、ポリビニルピリジニウムハライ
ド(特開昭56−84992号公報)、ジメチルジアリ
ルアンモニウムクロライド(特開昭59−20696号
公報)等のカチオン性ポリマーを、被記録材に含有さ
せ、染料の耐水化を行なうことが知られているが、染料
の耐水化を行なうと、耐光性が低下するという欠点があ
った。しかしPVAのカチオン変性物は、従来のカチオ
ン性ポリマーと違い、耐水性をしても耐光性の低下はま
ったく見られない。
また、本発明でインク受容層の支持体として用いる基材
としては、透明性、不透明性等従来公知の基材はいずれ
も使用でき、透明性基材として好適な例としては、例え
ばポリエステル系樹脂、ジアセテート系樹脂、トリアセ
テート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリイミド系樹脂、セロハ
ン、セルロイド等のフイルムもしくは板およびガラス板
等があげられる。また不透明性基材として好ましいもの
としては、例えば一般の紙、布、木材、金属板、合成紙
等の外、上記の透明性基材を公知の手段により不透明性
化処理したものがあげられる。
以上のごとき主要材料を用いて本発明の被記録材が形成
されるが、前記(1)の好ましい態様は、基材およびイ
ンク受容層の双方とも透光性であり、被記録材全体とし
て透光性である態様である。この態様の被記録材は、特
に透光性に優れたもので、光学機器により記録画像をス
クリーン等へ投影するOHP等の場合に主に用いられ、
透過光観察用記録材として有用である。
このような透光性被記録材は、前記のごとき透光性基材
上に前記のごときPVAのカチオン変性物単独あるいは
PVAのカチオン変性物と他の透光性ポリマーとの混合
物から、透光性インク受容層を形成することにより調製
することができる。
このようなインク受容層を形成する方法としては、上記
のPVAのカチオン変性物単独あるいはこれと他のポリ
マーとの混合物を適当な溶剤に溶解または分解させて塗
工液を例えばロールコーティング法、ロッドバーコーテ
ィング法、スプレーコーティング法、エアナイフコーテ
ィング法等の公知の方法により透光性基材上に塗工し、
その後速やかに乾燥させる方法が好ましく、上記のPV
Aのカチオン変性物単独あるいは他のポリマーとの混合
物をホットメルトコーティングする方法あるいは上記の
如き材料から一旦単独のインク受容層用シートを形成し
ておき、該シートを上記基材にラミネートする如き他の
方法でもよい。
上記の如き方法において、PVAのカチオン変性物と混
合して使用できる他のポリマーの好ましい例としては、
アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、カチオン
でんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等の天然樹
脂、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロ
リドン、四級化ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイ
ミン、ポリビニルピリジリウムハライド、メラミン樹
脂、ポリウレタン、カルボキシメチルセルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリエステル、ポリアクリル酸ソー
ダ、SBR ラテックス、NBR ラテックス、ポリビニルホル
マール、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラ
ール、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニル、フェノール樹脂、アルキッド樹脂等の合成樹
脂があげられ、これらの材料の1種以上が所望により使
用される。このような透光性ポリマーを前記PVAのカ
チオン変性物と混合して使用する場合には、PVAのカ
チオン変性物と他のポリマーとを重量比で20:1〜
1:20、好ましくは15:1〜1:10の範囲で使用
する。
また、上記の如き方法においてインク受容層のインク受
容性をより向上させるために、被記録材の透光性を損な
わない程度に、例えばシリカ、クレー、タルク、ケイソ
ウ±、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライト、アルミナ、
酸化亜鉛、リトポン、サチンホワイト等の充填剤をイン
ク受容層中に分散させることもできる。
以上のようにして形成される(1)の態様の被記録材
は、充分な透光性を有している透光性被記録材である。
本発明で言う充分な透光性とは、被記録材の直線透光率
が、少なとも2%以上呈することを言い、好ましくは直
線透光率が10%以上であることが望ましい。
直線透光率が2%以上であれば、例えばOHPにより記
録画像をスクリーンへ投影して観察することが可能であ
り、更に記録画像の細部が鮮明に観察されるためには、
直線透光率が10%以上であることが望ましい。
ここで言う直線透光率T(%)とは、サンプルに垂直に
入射し、サンプルを透過し、サンプルから少なくとも8
cm以上はなれた入射光路の延長線上にある受光側スリッ
トを透過し、検出器に受光される直線光の分光透過率
を、例えば323型日立自記分光光度計(日立製作所
製)等を使用して測定し、更に測定された分光透過率よ
り、色の三刺激値のY値を求め、次式より求められる値
である。
T=Y/Y×100 (1) T ;直線透光率 Y ;サンプルのY値 Y;ブランクのY値 従って、本発明で言う直線透光率は、直線光に対するも
のであり、拡散透光率(サンプルの後方に積分球を設け
て拡散光をも含めえ透光率を求める。)や、不透明度
(サンプルの裏に、白および黒の裏当てを当ててそれら
の比から求める。)等の拡散光により透光性を評価する
方法とは異なる。
光学技術を利用した機器などで問題となるのは直線光の
挙動であるから、それらの機器で使用しようとする被記
録材の透光性を評価する上で、被記録材の直線透光率を
求めることは、特に重要である。
例えばOHPで投影画像を観察する場合、記録部と被記
録部とのコントラストが高く、鮮明で見やすい画像を得
るためには、投影画像における非記録部が明るいこと、
すなわち被記録材の直線透光率がある一定以上の水準に
あることが要求される。OHPでのテストチャートによ
る試験では、上記目的に適した画像を得るためには、被
記録材の直線透過率が2%以上、より鮮明な画像を得る
ためには、好ましくは、10%以上であることが必要と
される。したがって、この目的に適した被記録材は、そ
の直線透過率が2%以上であることが必要である。
前記(2)の好ましい態様は前記(1)の1種態様でも
あり、そのインク受容層の表面が平滑であることを特徴
とする。該タイプの被記録材は特に表面光沢に優れ、フ
ルカラーで鮮明性に優れた表面画像観察用の被記録材と
して特に有用である。この態様における被記録材は透明
性でも不透明性でもよく、前記の透明性および不透明性
のいずれの基材も使用することができる。またこれらの
基材上に形成するインク受容層も透明性でも不透明性で
もよい。インク受容層の形成に使用する材料および方法
等は前記(1)の態様と同様であるが、前記の充填材等
をインク受容層の表面が平滑性が保持できる限り、イン
ク受容層が不透明になる程度に使用してもかまわない。
また必要に応じて、前述の塗工方法の他にキャストコー
ティング法を用いたり、光沢ロールによる光沢を出して
もよい。
前記(3)の好ましい態様は、本発明の被記録材のイン
ク受容層が、多孔質のインク受容層であることを特徴と
しており、該被記録材はそのインク受容層が特にインク
受容性に優れ、また画像の耐水性にも優れ、フルカラー
の鮮明性に優れた表面画像観察用として有用である。
他に、インク受容層が支持体の機能を兼備したものとし
て、無サイズの紙にPVAのカチオン変性物をサイズプ
レス等により含浸させたものや、前記(1)又は(2)
の態様のもので、インク保持層を厚くして、基材を剥離
したものなどがある。
このような態様のインク受容層の形成用材料および形成
方法は前記(1)および(2)の態様の場合と実質的に
同様であるが、この態様ではインク受容層の形成に際し
て、インク受容層がインクを迅速に受容できるようにな
る充填剤を含有していることを特徴としている。このよ
うな充填剤として好ましいものは、例えば前述の(1)
の態様で述べた充填剤の外に、ポリスチレン、ポリエチ
レン、尿素−ホルマリン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリメ
チルメタクリレート等の有機充填剤粒子あげられ、これ
らの一種以上が用いられる。このようなインク受容性を
向上させる充填剤は、インク受容層においてインク受容
層の重量の約10〜90%を占める割合で使用するのが
好ましい。この範囲以下の使用量ではインクの受容性が
あまり改善されず、またそれ以上の使用量では、インク
受容層の物理的、機械的強度が十分でなくなる。この様
な充填剤を比較的多量に使用する場合は、PVAのカチ
オン変性物のみでは十分な成膜性が得られない場合があ
るので、前述のごときPVAのカチオン変性物以外の他
のポリマーを結着用樹脂として併用することが望ましい
場合もある。この様な場合においては、PVAのカチオ
ン変性物はインク受容層中で1〜90重量%、好ましく
は2〜50重量%を占める割合で使用する。
以上の如き本発明においては、基材上に形成するインク
受容層の厚さは、通常、1〜200μm程度、好ましく
は5〜100μm通度である。
以上、本発明の被記録材の代表的な態様を例示して本発
明を説明したが、勿論本発明の被記録材はこれらの態様
に限定されるものではない。なお、いずれの態様の場合
においても、インク受容層には、分散剤、蛍光染料、p
H調節剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の公
知の各種添加剤を包含させることができる。
なお、本発明の被記録材は必ずしも無色である必要はな
く、着色された被記録材であってもよい。
更に、本発明者が既に提案した通り(特願昭59−94
429号、同第94430号、同第94431号明細書
参照)、上記の本発明の被記録材の表面(但し前記
(2)の態様は除く)および/または裏面に微細な凹凸
形状を形成することによって、本発明の被記録材の記録
液の定着性、発色性、安定性、被記録材同士のブロッキ
ング防止等その他の外の性能をも付与することができ
る。
以上の如きPVAのカチオン変性物を含有する本発明の
被記録材によれば、異色の気楽液が短時間内に同一箇所
に付着した場合にも記録液の流れ出しやしみ出し現象が
なく、高解像度の鮮明で優れた発色性の耐水性のある画
像が得られる。しかも、従来のインクジェット用被記録
材では見られなかった表面光沢の優れたものを提供する
ことも可能であり、また、スライドやOHP等の光学機
器により記録画像をスクリーン等への投影により観察に
用いるもの、カラー印刷のポジ版を作成する際の色分解
版、あるいは液晶等のカラーディプレイに用いるCMF
等、従来の表面画像観察用以外の用途に適用することが
できる。
以下、実施例に従って本発明の方法を更に詳細に説明す
る。なお、文中、部とあるのは重量基準である。
実施例1 透光性基材として厚さ100μmのポリエチレンテレフ
タレートフイルム(東レ製)を使用し、このフイルム上
に下記の組成の塗工液を、乾燥後の膜厚が15μmとな
るようにバーコーター法により塗布し、80℃で10分
間の条件で乾燥し、本発明の透光性被記録材を得た。
塗工液組成; カチオン変性PVA(PVA −C−318 AA クラレ製、 カチオン性基;2モル%) 10部 水 90部 このようにして得られた本発明の被記録材は、無色透明
なものであった。この被記録材に対して、下記の4種の
インクを用いて、ピエゾ振動子によってインクを吐出さ
せるオンデマンド型インクジェット記録ヘッド(吐出オ
リフィス径60μm、ピエゾ振動子駆動電圧70V、周
波数2KHz)を有する記録装置を使用してインクジェッ
ト記録を実施した。
黄インク(組成) C.I.ダイレクトイエロー86 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 赤インク(組成) C.I.アシッドレッド35 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 青インク(組成) C.I.ダイレクトブルー86 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 黒インク(組成) C.I.フードブラック2 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 本実施例の被記録材の評価結果を第1表に示した。第1
表における各評価項目の測定は下記の方法に従った。
(1)インク定着時間は、記録実施後被記録材を室温下
に放置し、記録画像に指触したときに、インクが乾燥し
て指に付着しなくなる時間を測定した。
(2)ドット濃度は、JIK K7505を印字マイクロド
ットに応用してサクラマイクロデンシドメーターPDM
−5(小西六写真工業(株)製)を用いて黒ドットにつ
き測定した。
(3)OHP適性は、光学機器の代表例として測定した
もので、記録画像をOHPによりスクリーンに投影し、
目視により観察して判定したもので、非記録部が明る
く、記録画像のOD(オプチカルデンシティ)が高く、
コントラストの高い鮮明で見やすい投影画像の得られる
ものを○、非記録部がやや暗く、記録画像のODがやや
低く、ピッチ巾0.5mm、太さ0.25mmの線が明
瞭に判別できないものを△、非記録部がかなり暗く、記
録画像のODがかなり低く、ピッチ巾1mm,太さ0.
3mmの線が明瞭に判別できないものあるいは非記録部
と記録画像の見分けがつかないものを×とした。
(4)直線透光率は、323 型日立自記分光光度計(日立
製作所(株)製)を使用し、サンプルから受光側のマドま
での距離を約9cmに保ち、分光透過率を測定し、前記
(1)式により求めた。
(5)光沢は、JIS Z8741に基づき被記録材表面の
45゜鏡面光沢を測定した。
(6)耐水性は、被記録材を流水に1時間浸清し、浸漬
後のマクベス濃度計を用いて測定した光学濃度(OD)
を浸漬前のOD値と比較して評価した。
(7)耐光性は、キセノンフェードメーターFAL−2
5AX−HC型(スガ試験機製)により、100時間照
射し、NP−1001DP(日本電色製)により、未照
射のものとの色差(Lab)を測定した。
実施例2 透光性基材として実施例1で使用したポリエステルフイ
ルムを使用し、このフイルム上に下記の組成の塗工液
を、乾燥後のインク受容層の厚さが20μmとなるよう
にバーコーター法により塗布し、60℃で20分間の熱
処理により乾燥させて本発明の透光性被記録材を得た。
塗工液組成; カチオン変性PVA(PVA −C−418A、クラレ製、 カチオン性基;1モル%) 10部 水 90部 このようにして得られた本発明の被記録材は無色透明な
ものであった。
この被記録材に対しても、実施例1と同様のインクジェ
ット記録を実施し、記録特性を実施例1と同様にして評
価した。その結果も第1表に示した。
実施例3 基材として上質紙を用い、この上質紙上にサンドミルで
分散させた下記の組成の塗工液を、乾燥後のインク受容
層の厚さが約20μmとなるようにバーコーター法によ
り塗布し、120℃で10分間の熱処理により乾燥させ
て本発明の透光性被記録材を得た。
塗工液組成; カチオン変性PVA(PVA C−118 AAクラレ製、 カチオン性基;2モル%) 3部 粉末シリカ(サイロイド 620富士デビソン製)
12部 水 85部 このようにして得られた本発明の被記録材は白色の不透
明なものであった。この被記録材に対して実施例1と同
様なインクジェット記録を実施し、記録特性を実施例1
と同様にして評価した。その結果を表1に示した。
実施例4 基体としてアート紙を用いたことを除き、実施例2と同
様な方法により本発明の被記録材を得た。得られた被記
録材は白色の不透明なものであった。この被記録材に対
して実施例1と同様なインクジェット記録を実施し、記
録特性を実施例1と同様にして評価した。その結果を表
1に示した。
実施例5 市販のインクジェット用紙(IJ用紙L、三菱製紙製)
にカチオン変性PVA(PVA C −118AA ク
ラレ製、カチオン性基;2モル%)を、0.5g/m2
割合で含浸させて本発明の被記録材を得た。この被記録
材についても実施例1と同様にして行なった記録特性の
評価結果を第1表に示した。
比較例1 実施例1で使用したポリエステルフイルム単独を被記録
材として使用し、実施例1と同様なインクジェット記録
を実施した。この被記録材について実施例1と同様にし
て行なった記録特性の評価結果も第1表に示した。
比較例2 PVAのカチオン変性物の代りにポリビニルアルコール
PVA−117を用いたことを除き、実施例3と同様な
方法により被記録材を得た。得られた被記録材は白色不
透明なものであった。この被記録材についても実施例1
と同様なインクジェット記録を実施し、その記録特性を
実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に示し
た。
比較例3 実施例1で使用いたアート紙をそのまま被記録材として
使用し、実施例1と同様なインクジェット記録を実施し
た。この被記録材について同様にして行なった記録特性
の評価結果を表1に示した。
比較例4 実施例3において、塗工組成物として下記組成物を用い
たことを除いた、実施例3と同様にして被記録材を得
た。
ポリビニルアルコール (PVA −117 、クラレ製) 3部 ポリエチレンイミン ( P−1000、日本触媒化学製) 0.1部 微粉シリカ(サイロイド620 富士デビソン製) 12部 水 85部 この被記録材に対して実施例1と同様なインクジェット
記録を実施し、記録特性を実施例1と同様にして評価し
た。その結果を表1に示した。
比較例5 実施例5において、カチオン変性PVAを含浸させなか
ったことを除いて、実施例5と同様にして被記録材を得
た。この被記録材についても実施例1と同様なインクジ
ェット記録を実施し、その記録特性を実施例1と同様に
して評価した。その結果を表1に示した。
比較例6 基材として上質紙を用い、この上質紙上に下記の組成の
塗工液を乾燥後のインク受容量の厚さが約20μmとな
るようにバーコーター法により塗工し、120℃で10
分間乾燥させて比較用の不透明性被記録材を得た。
塗工液組成: ポリエチレンイミン(商品名 エポミン P− 1000、日本触媒化学(株)製)固形分で8部 微粉シリカ(商品名 サイロイド 620、富 士デヴィソン(株)製) 12部 水 110部 このようにして得られた比較用の被記録材に対し実施例
3と同様のインクジェット記録を実施し同様に評価し
た。
尚、ポリエチレンインミンの使用量が3部(実施側3の
カチオン変形ポリビニルアルコールの使用量と同じ)の
場合は、インク受用量の紙粉の発生がひどく、インクジ
ェット記録が困難な状態であった。
比較例7 インクジェット記録に使用するインクの染料として下記
の塩基性染料を用いた以外は実施例3と同様のインクジ
ェット記録を実施例3と同様の被記録材に対して実施
し、同様に評価した。
染料(黄) C.I.ベーシックイエロー3 (赤) C.I.ベーシックレッド70 (青) C.I.ベーシックブルー9 (黒) Aizen Cathilon Black R1-DP(保土谷化学(株)
製) 上記比較例6及び7の評価結果は下記第2表に示した。
比較例8〜11 基材として上質紙を用い、この上質紙上に下記の組成の
塗工液を乾燥後のインク受容層の厚さか約20μmとな
る様にバーコーター法により塗工し、120℃で10分
間乾燥させて、比較用の不透明性被記録材を得た。
(塗工液組成) 比較例8 ポリアクリルアミド(商品名 XコートP− 130、星光化学製) 固形分で4部 微粉シリカ(商品名 サイロイド620、 富士デヴィソン製) 10部 水 86部 比較例9 四級化ポリビニルピリジン(広栄化学製) 0.4部 ポリビニルアルコール(商品名 PVA−1 17、クラレ製) 3.6部 微粉シリカ(商品名 サイロイド620) 10部 水 86部 本比較例においてポリビニルピリジンのみをバインダー
として被記録材を形成すると、コート層が脆く、印字不
能であったため、結合助剤としてPVA−117を混合
した。しかしながら、本比較例の被記録材においてもコ
ート層からの紙粉の発生が多かった。
比較例10 カチオン化デンプン(商品名 kato Kote 485、 王子ナショナル製) 4部 微粉シリカ(商品名 サイロイド620) 10部 水 86部 本比較用の被記録材においてもコート層からの紙粉の発
生が多かった。
比較例11 タイプ−8ナイロン(商品名 トレジンEF− 30T、帝国化学製) 4部 微粉シリカ(商品名 サイロイド620) 10部 エタノール 86部 本比較例においてはナイロン樹脂は一般的に水に不溶性
であるため、溶媒(分散溶媒)としてエタノールを使用
した。
以上の如くして得られた比較用の被記録材に対して、実
施例3と同様のインクジェット記録を実施し評価し、下
記第3表の結果を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸叶 滋雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−49113(JP,A) 特開 昭58−24492(JP,A) 特開 昭57−191084(JP,A) 特開 昭56−84992(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色調の異なる複数のインクをインクジェッ
    ト方式で被記録材に付与して記録を行うカラーインクジ
    ェット記録方法において、該被記録材が、全モノマー単
    位の0.05〜20モル%のカチオン性基を有するポリ
    ビニルアルコールのカチオン変性物を含有し、且つ該複
    数のインクがいずれも直接染料もしくは酸性染料を含有
    することを特徴とするカラーインクジェット記録方法。
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