JPS6127279A - インクジエツト記録方法 - Google Patents

インクジエツト記録方法

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JPS6127279A
JPS6127279A JP14866084A JP14866084A JPS6127279A JP S6127279 A JPS6127279 A JP S6127279A JP 14866084 A JP14866084 A JP 14866084A JP 14866084 A JP14866084 A JP 14866084A JP S6127279 A JPS6127279 A JP S6127279A
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recording
recording material
water
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Ryuichi Arai
竜一 新井
Mamoru Sakaki
坂木 守
Shigeo Togano
戸叶 滋雄
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    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、インクジェット記録方法に関し、特に、記録
詩にはインク受容性に優れ、且つ記録後には、鮮明性に
優れた記録画像を与えるインクジェ・ント記録方法に関
する。
(従来の技術) イ・ンクジェット記録方法は、種々のインク(記録液)
吐出方式、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記
録液に機械的振動また変移を与える方式、記録液を加熱
して発泡させその圧力を利用する方式等により、インク
の小滴を発生さて飛翔させ、それらの一部若しくは全部
を紙などの被記録材に付着させて記録を行うものである
が、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行なえ
る記録方法として注目されている。
インクジェット記録用のインクとしては、安全性、記録
特性の面から主に水を主成分とするものが使用され、ノ
ズルの目詰り防IFおよび吐出安定性の向上のために多
価アルコール等が添加されている場合が多い。
このインクジェット記録方法に使用される被記録材とし
ては、従来、通常の紙やインクジェット記録用紙と称さ
れる、基材上に多孔質のインク受容層を設けてなる被記
録材が使用されてきた。しかし、記録の高速化あるいは
多色化等インクジェット記録装置の性能の向上と普及に
伴ない、高性能のインクジェット記録を行なうためには
、被記録材に対してもより高度で広範な特性が要求され
つつある。すなわち、インクジェット記録方法で、高解
像度、高品質の記録画像を得るためには記録用の被記録
材として、記録時には、(1)インクの被記録材への受
容が可及的速やかであること、 (2)インクドツトが重複した場合でも、後で付着した
インクが前に付着したドツト中に涼れ出さないこと、 (3)インク液滴が被記録材上で拡散し、インクドツト
の径が必要以上に大きくならないこと、また記録後には
、 (4)インクドツトの形状が真円に近く、またその円周
が清めらかであること、 (5)インクドツトのOD(光学濃度)が高く、ドツト
周辺がぼけないこと、 等の基本的諸要求を満足させる必要がある。
更に、多色インクジェット記録方法によりカラー写真に
匹敵する程度の高解像度の記録画質を得るには、上記要
求性能に加え、 (6)被記録材上においてインクの着色成分の発色性に
優れたものであること、 (7)インクの色の数と同数の液滴が同一筒所に重ねて
付着することがあるので、インク定着性が特に優れてい
ること、 (8)表面に光沢があること、 (9)白色度の高いこと、 等の性能が加重して要求される。
また、インクジェット記録方法による記録画像は、従来
は専ら表面画像観察用に使用されてきたが、インクジェ
ット記録装置の性能の向トや普及に伴ない、表面画像観
察用以外の用途に適した記録画像を与える被記録材が要
求されつつある。表面画像観察用以外の記録画像の用途
としては、スライドや0HP(オーバーヘー、トプロジ
ェクター)等の光学機器により、記録画像をスクリーン
等へ投影してそれらの画像を観察するのに用いるもの、
カラー印刷のポジ版を作成する際の色分解版、前品等の
カラーディスプレイに用いるCMF(カラーモザイクフ
ィルター)等が挙げられる。
記録画像が1表面画像観察用に使用される場合には、主
に記録画像の拡散光が観察されるのに対し、これらの用
途における記録画像においては、主に記録画像の透過光
が問題となる。従って、透光性、特に直線透光率に優れ
たものであることが前述の一般的なインクジェット記録
による記録画像の要求性能に加重されて要求される。
(発明が解決しようとしている問題点)しかしながら、
これら要求性能を全て満たしたインクジェット記録によ
る記録画像は未だ知られていないのが実状である。また
、従来の表面画像観察用画像を与える被記録材の多くは
、表面に多孔性のインク受容層を設け、その多孔性空隙
中に記録液を受容させ、記録剤を定着させる方式を用い
ていたので、多孔性であることに基づき被記録材の表面
に光沢がなかった。一方、インク受容層の表面が非多孔
性の場合には、記録実施後インク中の多価アルコール等
の不揮発性成分が被記録材表面に長時間残存し、インク
の乾燥定着時間が長いために、記録画像に接触すると衣
服が汚れたり、記録画像が損なわれたりするという欠点
があった。
本開明の目的は、特に、記録時にはインク受容性に優れ
、且つ記録後には、解明性に優れた記録画像を与えるイ
ンクジェット記録方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、特に、記録時にはインク受容性に
優れ、記録後にはインク発色性、解像性および耐水性に
優れた記録画像を与えることができるインクジェット記
録方法を提供することにある。
本開明のもう一つの目的は、記録時にはインク受容性に
優れ、且つ記録後には鮮明性、耐水性および表面光沢に
優れた記録画像を与えるインクジェット記録方法を提供
することにある。
本開明の更にもう一つの目的は、スライドやOHP等の
光学機器によりスクリーン等への投影により画像の観察
に用いるもの、カラー印刷りポジ版を作成する際の色分
解版、あるいは液晶等のカラーディスプレイに用いるC
MF等の透過光観測用に用いることのできる記録画像を
与えるインクジェット記録方法を提供することにある。
上記および他の本発明の目的は、以下の本発明によって
達成される。
(発明の開示) すなわち、本発明は、被記録材にインク小滴を付着させ
ることにより記録を行なうインクジェット記録方法にお
いて、前記被記録材がポリビニルアルコールのカチオン
変性物を含有して成ることを粘度を有するインクジェッ
ト記録方法である。
本発明の詳細な説明すると、本発明方法は、主として本
発明方法で使用する被記録材の構成に特徴があり、まず
このような被記録材について詳細に説明すると、該被記
録材は、その記録面がPVAのカチオン変性物からなる
ことを主たる特徴としており、主としてそれにより本発
明の目的が達成されるものである。
上記被記録材は、一般に支持体としての基材とその表面
に設けたインク受容層とからなるものであり、例えば特
に好ましい態様として、(1)基材およびインク受容層
のいずれも透光性であり、被記録材全体として透光性で
ある態様、(2)インク受容層の表面が平滑である層;
様、(3)インク受容層が多孔質である態様、(4)P
VAのカチオン変性物を基材に含浸させた態様、等があ
げられる。
以上の如きいくつかの好ましいml様を代表例として、
本発明に用いる被記録材を更に詳しく説明すると、本発
明に用いる被記録材をニドとして特徴づけるPVAのカ
チオン変性物とは、第1〜3級アミン基や4級アンモニ
ウム塩基等のカチオン性基を主鎖あるいは側鎖に有する
PVAのことである。一般に、PVAはポリ酢酸ビニル
を酩ケン化法またはアルカリケン化法によりケン化する
ことにより得られるが、本発明で使用する被記録材を構
成するPVAのカチオン変性物は、通常のPVAを、グ
リシジルトリメチルアンモニウムクロライド等の如きカ
チオン性基とともにPVAの水酸基と反応し得る基を同
時に有するカチオン化剤で直接カチオン化する方法、ま
た酢酸ビニルと他の反応性基を有するモノマーとを共重
合しておき。
ケン化後そのような反応性基を利用して、カチオン性基
含有化合物を反応させてPVAをカチオン変性する方法
、または、原料のポリ酢酸ビニルを東金する際に、カチ
オン性モノマーを添加して共重合し、得られたコポリマ
ーを常法により、ケン化する方法等により得られる。
このような共重合に用いられるカチオン性モノマーとし
ては、ビニロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、2.3−ジメチル−1−ビニルイミダゾリウムクロ
リド、トリメチル−(3−メタクリルアミドプロビル)
アンモニウムクロリド、またはこれらの前駆第1〜3級
アミン、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチルアミノ
プロピル)アクリルアミド、N−(3−ジメチルアミン
プロピル)メタクリルアミド、0−1m−1p−アミノ
スチレンまたはこれらのモノアルキル、ジアルキル誘導
体あるいはそれらの第4級アンモニウム塩;0−lm−
、p−ビニルベンジルアミンまたはこれらのモノアルキ
ル、ジアルキル誘導体あるいはそれらのtiS4級アン
モニウム11 、 N−(ビニルベンジル)ピロリジン
;N−(ビニル、ベンジル)ピペリジン:N−ビニルピ
ロリドン:α−1β−ビニルピリジンまたはそれらの第
4級アンモニウム塩;α−1β−ピペリジンあるいはそ
れらの第4級アンモニウム塩:2−14−ビニルキノリ
ンあるいはそれらの第4級アンモニウム塩等その他の含
窒素複素環ビニル化合物、あるいはそれらのニトロ誘導
体の如く容易にカチオン性の基に変え得るビニル化合物
モノマー等が挙げられるが、共重合性及び酢酸基をケン
化する際の安定性等を考慮すると、ビニロキシエチルト
リメチルアンモニウムクロリド、2.3−ジメチル−1
−ビニルイミダゾリウムクロリド、トリメチル−(3−
アクリルアミド−3,3−ジメチルプロピル)アンモニ
ウムクロリド、トリメチル−(3−メタクリルアミドプ
ロビル)アンモニウムクロリド、またはそれらの前駆第
1〜3級アミン、N−(1,1−ジメチル−3−ジメチ
ルアミノプロピル)アクリルアミド、N−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)メタクリルアミド等が好適である。
このようなPVAのカチオン変性物のカチオン性基の存
在量としては、ポリマー中のモノマ一単位のモル分率で
表わすと、カチオン性基が金子ツマ一単位(7)0.0
5〜20モル%、より好適には、0.1〜10モル%の
範囲の量である。カチオン変性基の量が0.05モル%
以下になると、インク受容層の耐水性、解像性、発色性
等のインクジエン)記録物性が無変性のものに比べ効果
が十分でなく、一方、20モル%以上になるとインク受
容層の基材に対する接着力や成膜性が劣るようになるの
で好しくない。幹ポリマーであるPVAのケン化度は被
記録材の用途により選択すべきであるが、一般にインク
受容層に添加する後述の充填剤等の結着材として用いる
ときは、ケン化度90モル%以上のもの、またインク受
容層の主材料として用いるときは約80〜93モル%の
ものを用いるのが好適である。また、PVAのカチオン
変性物の重合度は、500〜5.000のものが好適で
あり、800〜3.000のものがより打直である。さ
らに、いずれの場合も、重合度、ケン化度の異なるもの
を混合して用いてもよい。
従来、一般のPVAとカチオン系界面活性剤またはカチ
オン性ポリマーを混合したものからインク受容層を形成
した場合は、上記混合物中の両成分の相和性が不充分で
あるため、接着性の低下や相溶性不足による不透明化、
長期保存によるインクジェット記録性能の劣化などを起
こすことが多かった。
また、従来、被記録材にポリエチレンイミン、ポリビニ
ルピリジニウムハライド(特開昭56−84992号公
報)、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド(特開
昭59−20696号公報)等のカチオン性ポリマーを
被記録材に含有させ、染料の耐水化を行なうことが知ら
れているが、゛染料の耐水化を行なうと、染料の耐光性
が伊下するという欠点があった。
これに対して本発明においては、使用するPVAのカチ
オン変性物が、分子鎖中または側鎖中にカチオン性基を
持つため、カチオン系界面活性剤やカチオン性ポリマー
と混合してインク受容層の形成に使用しても、上記のよ
うな耐光性の低下等の欠点が生しない。更に、使用する
PVAのカチオン変性物は、その分子鎖または側鎖中に
カチオン性基をもつためPVAの結晶化がコントロール
yれ、インク受容層に使用した場合にインク受容性の向
−Lおよび透明性の保持をはかることができるという効
果を奏する。
また、]二記の被記録材でインク受容層の支持体として
用いる基材としては、透明性、不透明性等従来公知の基
材はいずれも使用でき、透明性基材として好適な例とし
ては、例えばポリエステル系樹脂、ジアセテート系樹脂
、トリアセテート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボ
ネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリイミド系樹
脂、セロハン、セルロイド等のフィルムもしくは板およ
びガラス板等があげられる。また不透明性基材として好
ましいものとしては1例えば−・般の紙、布、木材、金
属板、合成紙等の外、上記の透明何基材を公知の手段に
より不透明性化処理したものがあげられる。
以上のごとき主要材料を用いて本発明に用いる被記録材
が形成されるが、前記(1)の好ましい態様は、基材お
よびインク受容層の双方とも透光性であり、被記録材全
体として透光性である態様である。この態様の被記録材
は1本発明方法により特に透光性に優れたもので、光学
機器によりスクリーン等へ投影するOHP等に使用する
記録画像を作成する場合に主に用いられ、透過光観察用
記録画像を得る場合に特に有用である。
このような透光性被記録材は、ia記のごとき透光性基
材」−に、前記の如きPVAのカチオン変性物単独ある
いはPVAのカチオン変性物と他の透光性ポリマーとの
混合物から、透光性インク受容層を形成することにより
調製することができる。
このようなインク受容層を形成する方法としては、上記
のPVAのカチオン変性物単独あるいはこれと他のポリ
マーとの混合物を適当な溶剤に溶解または分散させて塗
工液を調製し、該塗工液を例えばロールコーティング法
、ロッドバーコーティング法、スプレーコーティング法
、エアナイフコーティング法等の公知の方法により透光
性基材−1−に塗下し、その抄速やかに乾燥させる方法
が好ましく、1−記のPVAのカチオン変性物単独ある
いは他のポリマーとの混合物をホットメルトコーティン
グする方法あるいは上記の如き材料から−11,単独の
インク受容層用シートを形成しておき、該シー1・を」
二記基材にラミネートする如き他の方法でもよい。
上記の如き方法において、PVAのカチオン変性物と混
合して使用できる他のポリマーの好ましい例としては、
アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、カチオン
でんぷん、アラビアゴJ1、アルギン酸ソーダ等の天然
樹脂、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリビニルピ
ロリドン、四級化ポリビニルピロリドン、ポリエチレン
イミン、ポリビニルピリシリウムハライド、メラミン樹
脂、ポリウレタン、カルボキシメチルセルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリエステル。
ポリアクリル酸ソーダ、SBRラテ、クス、NBRラテ
ックス、ポリビニルホルマール、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリビニルブチラール、ポリアクリロニトリル、
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フェノール樹脂、ア
ルキッド樹脂等の合成樹脂があげられ、これらの材料の
1種以1−が所qlにより使用される。このような透光
性ポリマーを111i記PVAのカチオン変性物と混合
して使用する場合には、PVAのカチオン変性物と他の
ポリマーとを重量比で20:1〜1:20.好ましくは
15:1〜1:10の範囲で使用する。
また、上記の如き方法においてインク受容層のインク受
容性をより向]−させるために、被記録材の透光性を損
なわない程度に、例えばシリカ、クレー、タルク、ケイ
ソウ上、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライト、アルミナ、
酸化亜鉛、リトポン、サテンホワイト等の充填剤をイン
ク受容層中に分散させることもできる。
以上のようにして形成される(1)の態様の被記録材は
、充分な透光性を有している透光性被記録材であり、本
発明方法においてOHP等に使用する記録画像を得るう
え、で特に有用である。
本発明で言う充分な透光性とは、被記録材の直線透光率
が、少なくとも2%以上呈することを言い、好ましくは
直線透光率が10%以上であることが望ましい。
直線透光率が2%以1.であれば、例えばOHPにより
記録画像をスクリーン・\投影して観察することが可能
であり、更に記録画像の細部が鮮明に観察されるために
は、直線透光率が10%以」−であることが望ましい。
ここで言う直線透光率T(%)とは、サンプルに垂直に
入射し、サンプルを透過し、サンプルから少なくとも8
cm以上はなれた入射光路の延長線ヒにある受光側スリ
・ントを通過し、検出器に受光される直線光の分光透過
率を、例えば323型日17自記分光光度計(日立製作
所製)等を使用して測定し、更に測定された分光透過率
より1色の玉刺激値のY値を求め、次式より求められる
植である。
T=Y/Y、X100   (1)− T :直線透光率 Y ;サンプルのY値 Y、;ブランクのY値 従って、本発明で言う直線透光率は、直線光に対するも
のであり、拡散透光率(サンプルの後方に積分球を設け
て拡散光をも含めて透光イiを求める。)や、不透明度
(サンプルの裏に、白および黒の裏当てを当ててそれら
の比から求める。)等の拡散光により透光性を評価する
方法とは異なる。
光学技術を利用した機器などで問題となるのは直線光の
挙動であるから、それらの機器で使用しようとする被記
録材の透光性を評価する」二で、被記録材の直線透光率
を求めることは、特に重要である。
例えばOHPで投影画像を観察する場合、記録部と非記
録部とのコントラストが高く、鮮明で見やすい画像を得
るためには、投影画像における非記録部が明るいこと、
すなわち被非記録材の直線透光率がある一定以上の水準
にあることが要求される。OHPでのテストチャートに
よる試験では、1−記目的に適した画像を得るためには
、被記録材の直線透過率が2%以−ヒ、より鮮明な画像
を1与るためには、に了ましくは、10%以トであるこ
とが必要とされる。したがって、この目的に適した被記
録材は、その直tli+透過率が2%以上であることが
必“捻である。
前記(2)の好ましい態様は、前記(1)の1種の態様
でもあり、そのインク受容層の表面が平滑であることを
粘度を有する。該タイプの被記録材は、本発明方法にお
いて特に表面光沢に優れ、フルカラーで鮮明性に優れた
表面画像観察用の記録画像を得るうえで讃に有用である
。この態様における被記録材は、透明性でも不透明性で
もよく。
前記の透明性および不透明性のいずれの基材も使用する
ことができる。またこれらの基材上に形成するインク受
容層も、透明性でも不透明性でもよい。インク受容層の
形成に使用する材料および方法等は、前記(1)の態様
と同様であるが、前記の充填剤等をインク受容層の表面
が平滑性を保持できる限り、インク受容層が不透明にな
る程度に使用してもかまわない。
また必要に応じて、前述の塗工方法の他にキャストコー
ティング法を用いたり、光沢ロールによる光沢出しをし
てもよい。
前記(3)の好ましい態様は、被記録材のインク受容層
が、多孔質のインク受容層であることを特徴としており
、該被記録材はそのインク受容層が特にインク受容性に
優れ、また画像の耐水性にも優れ、本発明においてフル
カラーの鮮明性に優れた表面画像観察用の画像を得るう
えで有用である。
前記(4)の好ましい態様としては、一般のIJm紙に
PVAのカチオン変性物をサイズプレス等により含浸さ
せ、耐水性と高解像度を付与したもので、上記(3)と
同様に有用である。
このような(3)および(4)の態様のインク受容層の
形成用材料および形成方法は前記(1)および(2)の
態様の場合と実質的に同様であるが、この態様ではイン
ク受容層の形成に際して、インク受容層がインクを迅速
に受容できるようになる充填剤を含有していることを特
徴としている。このような充填剤として好ましいものは
、例えば前述の(1)の態様で述べた充填剤の外に、ポ
リスチレン、ポリエチレン、尿素−ホルマリン樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート等の有機充填
剤粒子あげられ、これらの一種以];が用いられる。こ
のようなインク受容性を向上させる充填剤は、インク受
容層においてインク受容層の重量の約10〜90%を占
める割合で使用するのが好ましい。この範囲以下の使用
量では。
インクの受容性があまり改善されず、またそれ以l―の
使用量では、インク受容層の物理的、機械的強度が十分
でなくなる。この様な充填剤を比較的多量に使用する場
合は、PVAのカチオン変性物のみでは十分な成膜性が
得られない場合もあるので、前述のごときPVAのカチ
オン変性物以外の他のポリマーを□結着用樹脂として併
用することが望ましい場合もある。この様な場合におい
ては。
PVAのカチオン変性物はインク受容層中で1〜90重
量%、好ましくは2〜50重に%を占める割合で使用す
る。
以−ヒの如き被記録材においては、基材−ヒに形成する
インク受容層の厚さは、通常、l−100gm程度、好
ましくは3〜50gm1!i!度である。
以し、本発明に用いる被記録材の代表的な態様を例示し
たが、勿論本発明に用いる被記録材はこれらの態様に限
定されるものではない。なお、いずれの態様の場合にお
いても、インク受容層には、分散剤、蛍光染料、pH8
4節剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の公知
の各種添加剤を包含させることができる。
なお、本発明に用いる被記録材は必ずしも無色である必
要はなく、着色された被記録材であってもよい。
更に、本発明者が既に提案した通り(@願昭59−94
429号、同第94430号、同第94431号明11
1II書参照)、1;記の如き未発り1に用いる被記録
材の表面(イリし前記(2)の態様は除く)および/ま
たは裏面に微細な凹凸形状を形成することによって、被
記録材の記録液の定着性、発色性、安定性、被記録材同
士のブロッキング防1F−等その他の外の性能をも付与
することができる。
一方、本発明方法において用いるインクは、基本的には
色材である染料を、水や各種有機溶剤から成る液媒体に
溶解または分散して調製したものであり、従来公知のも
のはいずれも使用することかで゛きる。とりわけ、染料
としては、所望の色調を呈する直接染料、酸性染料、塩
基性染料が好適であり、媒体としては、水成は水と水溶
性の各種有機溶剤との混合物が好適に使用される。水溶
性の有機溶剤としては1例えば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、n−ブチルアルコール、5eC−ブチル
アルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチル
アルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;
ジメチルポル1\アミド、ジメチルアセトアミド等のア
ミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又
はケトンアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル類:N−メチル−2−ピロリドン、1.
3−ジメチル−2−イミダリジノン等の含窒素複素環式
ケトン類:ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等のポリアルキレングリコール類:エチレング
リコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール
、トリエチレングリコール、1,2.6−ヘキサンドリ
オール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジ
エチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素
原子を含むアルキレングリコール類:グリセリン:エチ
レングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコール
メチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコー
ルの低級アルキルエーテル類等が挙げられる。
これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、特に、多価ア
ルコールであるジエチレングリコール、多価アルコール
の低級アルキルエーテルであるトリエチレングリコール
モノメチル(又はエチル)エーテル等が、好ましいもの
である。
インク中の水の含有量は、一般にはインク全重量に対し
て重量パーセントで30〜90%の範囲内とされる。
そして、この他、インクの特性を改良する目的で従来か
ら知られている各種添加剤を更に添加含有せしめてもよ
い。
例えば、ポリビニルアルコール、セルロース類、水溶性
樹脂等の粘度調整材:カチオン、アニオン或いはノニオ
ン系の各種界面活性剤、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等の表面張力調整剤;緩衡剤によるPH調
整剤等を挙げることができる。
また、インクを帯電するタイプの記録方法に使用される
インクを調合する為には、塩化リチウム、塩化アンモニ
ウム、塩化ナトリウム等の無機塩類等の比抵抗調整剤が
使用される。また吐出オリフィス先端での保水性向上剤
として尿素、千オ尿素が好適に使用される。尚、熱エネ
ルギーの作用によってインクを吐出させるタイプの場合
には、熱的な物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱電
導率等)が調整されることもある。
また、未発明方法に使用されるインクは、被記録材とイ
ンクの液物性(粘度、表面張力等)とのマツチングを計
ることが重要である。例えば、インクの液滴の径は粘度
にほぼ反比例して小さくなり、印字ドツトの径が小さく
なる傾向にある。そしてこのような印字特性の変化は、
被記録材の構造や材質によってもその変化の程度は異な
り、このため被記録材とインクの液物性のマツチングが
重要である。
本発明の方法に使用されるインクは、25℃におけるイ
ンクの粘度20cpを超えない範囲で、水と水溶性の各
種有機溶剤等との混合物が使用される。25°Cにおけ
るインクの粘度が20cpを超える場合には、インクの
定着性が低下してインクの定着所要時間が長くなり、記
録速度が制限されるとともに、インク同志の重複があっ
たときに異色のインクの混合が起きたり、インクド・ン
トの不要な拡大や乱れが生ずるため適当ではない。
本発明方法で使用するインクジエ1.ト方式は、1−記
の如きインクを、ノズルより効果的に#脱させて、射程
体である前記の如き被記録材に付与し得る方式のもので
あれば、いかなる方式のものでもよく、その代表的な方
式は1例えばIEEE  Transactions 
on  Industry  Application
s  Vol、IA−13,No1(1977年2.3
月号)、日経エレクトロニクスの1876年4月19日
1y、1873年1月28日号および1974年5’J
i16E1号等に詳述されている方式である。
それ等の幾つかに就で略記すれば、先ず静電吸引方式が
ある。この方式には、ノズルとノズルの数■前方に置い
た加速電極との間に強電界を与えて、ノズルよりインク
を粒子化して次々に引出し、引出されたインク粒子が偏
向電極間を飛翔する時に情報信号を偏向電極に与えて記
録する方法とインク粒子を偏向する事なく、情報信号に
対応してインク粒子を噴射する方法とがある。
第2には、超音波振動方式があり、この方式は、小型ポ
ンプでインクに高圧を加え、ノズルを水晶振動子等で機
械的に振動させることにより。
強制的に微小インク粒子を噴射する。噴射されたインク
粒子は噴射と同時に、情報信号に応じて帯電される。帯
電されたインク粒子は偏向電極板間を通過する際、帯電
量に応じて偏向される。
別に、この方式を利用した方式としてマイクロドツトイ
ンクジェット方式というのがあり、この方式は、インク
圧力、励振条件をある範囲の適正値に保つことにより、
ノズル先端より大小2種類のインク液滴を発生し、この
中小径液滴のみを記録に利用するものである。この方式
の特徴は、従来並みの太いノズル口径でも微小液滴群を
得ることが出来るということである。
第3にピエゾ素子方式がある。この方式は、インクに加
える圧力手段として、他方式の様にポンプの様な機械的
手段ではなく、ピエゾ素子を利用するもので、ビニ′)
素子に電気信号を与えて機械的変位を生じさせることに
より、インクに圧力を加えて、ノズルより噴出させるも
のである。これ笠の種々のインクジェット記録方式は、
本発明においては、いずれも使用することができる。
以−1−の如き本発明によれば、本発明方法は前述の如
きPVAのカチオン変生物を含有する被記録材および好
適なインクを使用することによって、記録時には、被記
録材の各種優れた性能によって、異色のインクが短時間
内に回−箇所に重複して41着した場合にもインクの流
れ出しやしみ出し現象がなく、従って、高解像庶のαf
明で優れた発色性の耐水性のある画像を提供することが
でき、また、011述の如き表面光沢に優れた被記録材
を使用すれば、従来のインクジェット用記録では見られ
なかった表面光沢の優れた記録画像を提供することも可
能であり、更に1本発明方法は、透光性の被記録材を使
用して、スライドやOHP等の光学機器により記録画像
をスクリーン等への投影により観察に用いるもの、カラ
ー印刷のポジ版を作成する際の色分解版、あるいは液晶
等のカラーディスプレイに用いるCMF等、従来の表面
画像観察用以外の用途に適した記録画像を提供すること
ができる。
以下、実施例に従って本発明方法を更に詳細に説明する
。なお、文中、部とあるのは重に基準である。
実施例1 透光性基材として厚さl 00 p、mのポリエチレン
テレフタレートフィルム(東し製)を使用し、このフィ
ルム上に下記の組成の塗工液を、乾t!後の膜厚が8g
mとなるようにバーコーター法により塗工し、80°C
で10分間の条件で転帰し、無色透1月の透光性被記録
材を11た。
塗工液組成: カチオン変性P V A (PVA −318AA、ク
ラレ製)、             lo部水   
                        9
0部この被記録材に対して、下記の4種のインクを用い
て、ピエゾ振動子によってインクを吐出させるオンデマ
ンド型インクジエ・ント記録ヘッド(吐出オリフィス径
60gm、ピエゾ振動子駆動電圧70V、周波数21(
Hz)を有する記録装置をイ史用してインクジェ・ント
記録を実施した。
蹟インク(10cps ) C,1,ダイレクトイエロー86  2部ポリエチレン
グリコール #8G0          45部 水                        
55部赤インク(20cps) C,1,アシッドレッド35     2部メチルセル
ロース (商品名メトローズ 90SH−100信越化学製)  0.28部ポリエチ
レングリコール #eOO45部 水                        
 55部青インク(5,0cps) C,1,ダイレクトブルー86   2部トリエチレン
グリコール 七ツメチルエーテル      50部H50部 黒インク(3,0cps) G、L、フードブラック2      2部  ・ジエ
チレングリコール     30部水        
               70部本実施例の記録
適性の評価結果を第1表に示した。第1表における各評
価項目の測定はF記の方法に従った。
(1)インク定着時間は、記録実施後被記録材を室温下
に放置し、記録画像に指触したときに、インクが乾燥し
て指に付着しなくなる時間を測定した。
(2)ドツト濃度は、JISK7505を印字マイクロ
ドツトに応用してサクラマイクロビンシド/l −ター
 P D M −5C小回木耳−Q−工業(株)′9I
J)を用いて黒ドツトにつき測定した。
(3)OHP適性は、光学機器の代表例として測定した
もので、記録画像をOHPによりスクリーンに投影し、
目視により観察して判定したもので、非記録部が明るく
、記録画像のOD(オプチカルデンシティ)が高く、コ
ントラストの高い鮮明で見やすい投影画像の得られるも
のをO1非記録部がやや暗く、記録画像のODがやや低
く、ピッチ巾0.5+sm、太さ0.25mmの線が明
瞭に判別できないものをΔ、非記録部がかなり暗く、記
録画像のODがかなり低く、ピッチ巾1真腸、太さ0.
3+amの線が明瞭゛に判別できないものあるいは非記
録部と記録画像の見分けがつかないものを×とした。
(4)直線透光率は、323型日立自記分光光度計(日
立製作所■製)を使用し、す゛ンプルから受光側のマド
までの距離を約9cmに保ち、分光透過率を測定し、前
記(1)式により求めた。
(5)光沢は、JISZ8741に基づき被記録材表面
の45部鏡面光沢を測定した。
(6)耐水性は、被記録材を流水に1時間浸漬し、浸漬
後のマクベス嬌度計を用いて測定した光学濃度(OD)
を浸漬前のOD値と比較して評価した。
(7)耐光性は、キセノンフェードメーターFAL−2
5AX=HC型(メガ試験様製)により、ioo時間照
射し、N″P−10010−P(Ll木電色製)により
、未照射のものとの色差(Lab)を測定した。
実施例2 透光性基材として実施例1で使用したポリエステルフィ
ルムを使用し、このフイルムトに下記の組成の塗工液を
、乾燥後のインク吸収層の厚さが10JL腸となるよう
にバーコーター法により塗下し、60℃で20分間の熱
処理により乾燥させて、無色透明な透光性被記録材を得
た。
塗工液組成; カチオン変性PVA(PVA−C −418A、クラレ製)       10郁水   
                      90部
この被記録材に対しても、実施例1と同様のインクジェ
ット記録を実施し、記録特性を実施例1と同様にして評
価した。その結果も第1表に示した。
実施例3 基材として上質紙を用い、この上質紙上にサンドミルで
分散させた下記の組成の塗工液を、乾燥後のインク吸収
層の厚さが約20gmとなるようにバーコーター法によ
り塗工し、80℃で10分間の熱処理により乾燥させて
白色の不透明性被記録材を得た。
塗T液組成: カチオン変性PVA (PVA C−118AA、クラレ製)     3部微粉シリカ
            12部水         
                    85部この
被記録材に対して実施例1と同様なインクジェット記録
を実施し、記録特性を実施例1と同様にして評価した。
その結果を表1に示した。
実施例4 基体としてアート紙を用いたことを除き、実施例2と同
様な方法により被記録材を得た。(iIられた被記録材
は白色の不透明なものであった。この被記録材に対して
実施例1と同様なインクジェット記録を実施し、記録特
性を実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に
示した。
実施例5 市販のインクジェット用紙(IJm紙L 三菱製紙製)
にサイズプレスにより、カチオン変性PVA(PVA 
 C−118AA  クラレ製)を0.5g/rrfの
割で含浸させ被記録材を得た。この被記録材に対して実
施例1と同様なインクジェット記録を実施し、記録特性
を実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に示
した。
比較例1 実施例1で使用したポリエステルフィルム弔独を被記録
材として使用し、実施例1と同様なインクジェット記録
を実施した。この被記録材について実施例1と同様にし
て行なった記録特性の評価結果も第1表に示した。
比較例2 PVAのカチオン変性物の代りにポリビニルアルコール
PVA−117を用いたことを除き、実施例3と同様な
方法により被記録材を得た。得られた被記録材は白色不
透明なものであった。この被記録材についても実施例1
と同様なインクジェット記録を実施し、その記録特性を
実施例1と同様にして評価した。その結果を表1に示し
た。
比較例3 実施例1で使用したアート紙をそのまま被記録材として
使用し、実施例1と同様なインクジェット記録を実施し
た。この被記録材について同様にして行なった記録特性
の評価結果を表1に示し−た。
比較例4 実施例3において、塗工組成物に下記のものを用いたこ
とを除いて、実施例3と同様にして被記録材を得た。こ
の被記録材に対して実施例1と同様なインクジェット記
録を実施し、記録特性を実施例1と同様にして評価した
。その結果を表1に示した。
カチオン変性PVA (PVA−117、クラレ製) 
            3部ポリエチレンイミン(p
−too。
日木触奴イヒ学製)、        0 、05部微
粉シリカ            12部水     
                     85部(
以下余白) −符)−入−j&L 4y9   ”叱f!IJ   45秒   1分  
 1秒〉  1分   1秒〉一旦ユムーヒJL差L 
  1.0   1.0   0.8   1.1  
 0.80HP適性  00−−− 直」ij[]層J仁  78%  80%   −−−
一光−−−−−−1=   −−6%  82%   
5%」1−一ノL−−七ミ (Y)          −97%   −98%(
M)          −72%   −68%(C
)      −〜  100%   −88%(EI
K)          −86%   −92%J肚
−一つしm=1L (Y)   ΔE0.5   0.7   0.9  
 0.8   0.4(M)     3.5   3
.8   5.8   3.4   3.0(C)  
   1.8   1.5   3.7   1.7 
  1.4(BK)     2.7   2.4  
 4.4   2.8   2.0総合評価 oooo
一比較例一 イン’y    Il’t!     ?’[J   
  1秒〉   5分    1秒〉ド  ッ  ト 
      °        1.2       
 0.9        0.5         1
.0−q二W」L」Ll二   〇    −−−(Y
)       −35%   20%   88%(
M)2%    3%   100%(C)     
    ’−23%     16%    99%(
BK)            15%   10% 
  92%−耐一一一犬一一一性一 (Y)      0.4   、 1.0    0
..8    8.2(M)      3.6   
 6.8    8.1   23.0(C)    
  2.0    4.1    3.8   11.
2(BK)      2.5    4.8    
4,3    16.7>    ま−×××x

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被記録材にインクの小滴を付着させることにより
    記録を行なうインクジェット記録方法において、前記被
    記録材が、ポリビニルアルコールのカチオン変性物を含
    有して成ることを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. (2)インクが、その水分含有量を30乃至90重量%
    ものとし、且つ25℃において20cpsのを粘度を有
    する特許請求の範囲第(1)項記載のインクジェット記
    録方法。
JP14866084A 1984-03-23 1984-07-19 インクジエツト記録方法 Pending JPS6127279A (ja)

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DE19853510565 DE3510565A1 (de) 1984-03-23 1985-03-23 Aufzeichnungsempfangsmaterial und tintenstrahlaufzeichnungsverfahren unter verwendung dieses materials

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242578A (ja) * 1986-04-16 1987-10-23 Oji Paper Co Ltd 透明なインクジェット記録用シ−ト
JPH0232891A (ja) * 1988-07-22 1990-02-02 Canon Inc 被記録材及びそれを用いたインクジエツト記録方法
WO2017141814A1 (ja) 2016-02-18 2017-08-24 三菱電機株式会社 電子装置およびその製造方法

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