JPH0232891A - 被記録材及びそれを用いたインクジエツト記録方法 - Google Patents

被記録材及びそれを用いたインクジエツト記録方法

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JPH0232891A JP63184199A JP18419988A JPH0232891A JP H0232891 A JPH0232891 A JP H0232891A JP 63184199 A JP63184199 A JP 63184199A JP 18419988 A JP18419988 A JP 18419988A JP H0232891 A JPH0232891 A JP H0232891A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は被記録材および記録方法に関し、更に詳しくは
水性インクによって記録するための被記録材およびそれ
を用いるインクジェット記録方法に関する。
〔従来の技術〕
静電記録方法による画像形成方法は種々の方法により、
被記録材の表面に選択的に電荷を付与し、その帯電部分
に、粒子状の記録剤(トナー)を付着させることにより
画像を形成する方式であって、複写機やファクシミリ等
に利用されており、特に静電プロセスを利用した電子写
真方式の複写機は広く普及している。
静電記録方式による画像形成方法としては、被記録材上
に電荷による像を形成して記録剤を付着させるプロセス
と、付着した記録剤を熱定着するプロセスより成り、例
えば、電子写真方式に適した被記録材に要求される性能
としては、導電性、平滑度、白色度、光沢、ノンカール
、均質性等が挙げられ、これらの中でも特に被記録材表
面の電気的特性が重要である。
一方、インクジェット記録方法は、種々のインク(記録
液)吐出方式、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用い
てインクに機械的振動又は変位を与える方式、インクを
加熱して発泡させその圧力を利用する方式等により、イ
ンクの小滴を発生及び飛翔させ、それらの一部若しくは
全部を紙等の被記録材に付着させて記録を行うものであ
るが、騒音の発生が少な(、高速印字、多色印字の行え
る記録方法として注目されている。
このようなインクジェット記録方法に於いては、被記録
材、インクの双方に対して、 (1)被記録材に付着したインク滴が速やかに乾燥もし
くは被記録材中に、浸透し、印字後、指や記録装置の一
部が印字部に触れても、受容されたインクがこすれない
こと。
(2)付着したインク滴が必要以上ににじみ過ぎず、ま
たインクが紙表面の繊維に沿ってにじんだときに発生す
るフェザリングを生じず、且つ真円度の高いドツトを形
成すること。
(3) (1)、  (2)が良好であり、異色のイン
ク滴が同時にとなり合って印字されても、乾燥、浸透の
過程で、となりのインク滴と混じり合うことによる画像
の劣化を生じないこと。
(4)インク滴中の色剤(染料)が被記録材の奥深くま
で浸透せず、光学濃度の高い画像が得られること。
等が要求される。
〔発明が解決しようとしている問題点〕このような、イ
ンクジェット記録方法に、従来一般の紙、すなわち、市
販の上乃至中質紙および一般のPPC用紙(電子写真記
録用紙)を用いると、以下に述べる欠点を有している。
(1)インクジェット記録中又は記録後、記録装置の一
部或いは指等が記録部に触れると、紙によるインクの受
容が速やかでないため、受容されていないインクがこす
れて汚れが生じ、画像品位を著しく低下する。更に記録
の判読が不可能になる場合もある。
(2)インクが紙に付着後、′ドツトからヒゲ状のもの
(フェザーリング)が発生し、真円度の著しく低いドツ
トになる。このためドツト形状が悪(、鮮明な画像を得
ることができない。
一方、インクジェット記録装置の性能の向上と普及に伴
い高解像度、高品位の記録画像を得るため、インクジェ
ット記録用被記録材として種々の被記録材が考案されて
いる(例えば、特開昭59−35977号公報、特開昭
58−132586号公報。)。
しかしながら、このようなコート紙は、インク吸収性が
高く、画像濃度には優れるものの外観が普通紙ライクで
ないこと、鉛筆や万年筆等の筆記具で正常な筆記ができ
ないこと等の問題があるほか、モノクロ印字や、必ずし
も高濃度は画像を必要としない、ビジネスカラー印字の
用途には普通紙に比べてコストが高すぎる問題がある。
一方、ノンコートタイプの紙としては、例えば、特開昭
52−53012号公報にはステキヒト・サイズ度1秒
以下の抄紙原紙上に水溶性高分子を塗布し、そのステキ
ヒト・サイズ度を3秒以下とした記録用紙が開示されて
いる。
しかしながら、このようなろ紙のような低サイズ紙を用
いると、液体の浸透性が良すぎるため、ドツトが拡がり
過ぎ、ドツト形状も悪くなり、高解像度な画質が得られ
ない問題や、染料が被記録材の繊維層へ深く浸透し、高
濃度な画像が得られない問題がある。
もちろん、前述の如き、全ての記録特性を満足するには
基紙のステキヒト・サイズ度や、ボア径分布(特開昭5
8−110288号公報)等の単一な物性値を好適とす
るだけでは不満足であり、更に必要に応じては、記録液
の最適化も必要である。
しかしながら、このような全特性を満足する被記録材、
記録方法とも現在よく知られていない。
以上のように、銀塩写真やオフセット、グラビア印刷調
のビクトリアルカラーと異なり、モノクロや一部のビジ
ネスカラー用途には、コスト、デリバリ−の面から、普
通紙印字に対する要求が強く。にもかかわらず、従来公
知の普通紙は上記すべてのインクジェット適性を必ずし
も満足するものではなかった。
そこで、本発明の目的は、特殊な材料や処理を必要とせ
ず、一般の普通紙と同じような処方で、製造可能な前述
のインクジェット諸特性をすべて満足する。インクジェ
ット用普通紙を設計することであり、更に必要に応じて
該普通紙に最適なインクジェット記録方法を提供するこ
とである。
更に、本発明の目的は鉛筆、水性ペン、万年筆等、従来
公知の方法で正常に記録ができ、特に普通紙として共用
が必要とされる電子写真記録方式にも好適な被記録材、
およびそれを用いた記録方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は以下の本発明によって達成される。
すなわち、本発明は繊維状物質および填料より成る被記
録材に於いて、20℃、65%RHに於ける体積固有抵
抗が1×1011Ω・cm以下であり且つ内添サイズ剤
含有量R(重量%)と表層の填料含有量A(重量%)が 0.6A+10≧6 の範囲内であることを特徴とする被記録材および記録液
の小滴を上記被記録材に付着させて記録を行うインクジ
ェット記録方法に於いて、該記録液の水分含有量が70
重量%以上であることを特徴とするインクジェット記録
方法である。
〔作用〕
すなわち、本発明は水系インクを用いて記録するための
一般の被記録材及びインクジェット記録用の被記録材と
して前記の従来技術の欠点を解決した被記録材を得るべ
(鋭意研究の結果、上記の被記録材を特に所定の水系イ
ンクとの組み合せで用いた場合には、インクの吸収が優
れ且つインクの滲みやフェザリングが発生せず、優れた
色彩性及びドツト形状を与え、精細且つ高解像度の記録
画像が得られることを知見し本発明に至った。
更に、本発明者は、このような被記録材は従来公知の記
録方法、特に電子写真記録方法に於いても、精細且つ高
解像度の画像を与えることを知見して本発明に至った。
〔好ましい実施態様〕
次に、本発明を本発明の好ましい実施態様をあげ、更に
詳しく説明する。
本発明の被記録材は繊維状物質および填料より成る基紙
に、水系の樹脂を塗布して形成され、特にその内添サイ
ズ剤含有量(2重量%)およびその表層の填料含有量(
A重量%)が一定の範囲、すなわち、 0.6A+10R≧6 であるように調製された被記録材である。
本発明者らは、被記録材上でのドツトの拡がりやドツト
形状は、被記録材中に含まれる充填材の量によって最も
影響をうけ、特に記録面に多量に填料が分布している場
合にはフェザリングを発生せず、真円度の高いドツトが
得られ、非常に品位の高い印字物が得られることを知見
して本発明に至った。
なお、ここで言う記録面表層の填料含有fiAは、JI
S−P−8128により灰分量(3重量%)を求め、こ
の値から下式によって求められる。
上式の強度比とは、エネルギー分散X線分光法(EDA
X、加速電圧25KV)で測定した、それぞれの填料の
特異元素(例えば、カオリナイト→アルミニウム、タル
ク→マグネシウム、炭酸カルシウム→カルシウム、シリ
カ→ケイ素、クレー→アルミニウム)のピーク強度比で
あって、金のピーク強度に対する値である。
以上のように、印字品位に優れるものは表層に多nの填
料を有するものであり、灰分量の高い紙であっても、記
録面側に多(の填料をもたないものはこの限りではない
一方、内添サイズ剤含有量(R重量%)は、被記録材か
らクロロホルム等の良溶媒でこれらを抽出して求めるこ
とができる。なお、ここで言う内添サイズ剤とは、酸性
抄紙法では強比ロジン等であり、中性抄紙法では、アル
キルケテンダイマーアルケニルコハク酸無水物等である
これらの内添サイズ剤は、木材パルプより紙を抄造する
工程で添加され、セルロース繊維を直接結合して、紙に
耐水性を付与するものである。−般に紙のサイズ度はこ
の内添サイズ剤によるサイジングと表面サイジングによ
り決定されるが、本発明者らは、インクジェット記録に
於けるドツトの滲み、印字品位に関しては特に内添サイ
ズ剤の含有量が重要であることを知見して本発明に至っ
た。
以上のように本発明の被記録材は、ある特定量以上の填
料を表層に有し、また、特定量以上の内添サイズ剤を含
有する被記録材であり、内添サイズ剤含有量が少ない場
合には、被記録材内部へのインクの浸透性が良すぎるた
めに、ドツトが滲みすぎたり、フェザリングを発生し、
印字品位が悪く、また、染料が繊維層に沈み込んでしま
うために画像濃度が低下する。
もちろん、本発明に於いては、紙の表面強度等を改善す
る目的でポリビニルアルコールやでんぷん等を表面サイ
ジングしても良(。この結果、最終的に得られる被記録
材のステキヒト・サイズ度が10〜60秒の範囲内、よ
り好ましくは15〜40秒の範囲内とすることが好適で
ある。
サイズ度が10秒に満たないものは、インクの浸透性が
良すぎるために、同様に印字品位、画像濃度が低く、6
0秒を超えるものは逆に耐水性が強くなり過ぎ、インク
の吸収、定着が悪(なる。
以上のように、本発明者の知見するところによれば1印
字品位が良好で濃度の高い画像を得るには、紙の繊維間
空隙による毛管吸収を極力抑制し・記録面に多量の填料
を存在させて、填料によるインクの吸収を促進する必要
がある。
更に本発明では、ブリストウ法による液体浸透量測定方
法による被記録材の粗さ指数を3mj7/nf以上、更
に好適には6 m l! / rd以上とすることが好
ましい。プリス°トウ法による液体浸透量測定方法の詳
細は、1967年発行の5vensk  Papper
stidnNr、 19. j”Liquid Abc
orption 1nto PaperDuring 
5hort Time Intercals、(J、A
uthonyBristow)Jに記載されている。紙
の粗さ指数は液体によらない紙の固有値であり、粗さ指
数の大きい紙は、インクの毛管浸透(吸収係数)が小さ
(ても、優れた液体吸収性を示す。
従って、本発明の如きインクの毛管吸収を押さえた被記
録材では、粗さ指数が大である方が好ましいことは当然
である。
本発明の第2の特徴は、上記のように調整された、被記
録材の20℃、65%RHに於ける体積固有抵抗を1×
1011Ω・cm以下となるように調整することである
一般の紙の電気抵抗値は吸湿率により106〜lol?
Ω・cmと大きく変化するものであり、特に低湿度に於
いて、表面抵抗が高(なり、その結果として、摩擦帯電
等による画像のかぶりや給排紙等の重送や紙づまり、排
紙された紙が積層されない等の問題を生゛する。
本発明者らの知見によれば特に20℃、65%RHに於
ける体積固有抵抗がlXl0IIΩ・cmを超える被記
録材は低湿度条件下に於ける上記の問題が顕著である。
なお、本発明に於ける体積固有抵抗とは20℃。
65%RHの条件下に24時間保存し、調湿された被記
録材を同環境下で、従来公知の方法で測定したものであ
る。本発明ではRe5istivity  Ce111
6008A(ヒユーレット・パラカード社製)、および
High  Re5istance  Meter  
4329A (横河ヒユーレット・パラカード社製)を
用いて測定した。
以上のような本発明の被記録材に用いられる繊錐状物質
としては、LBKP、NBKP等に代表されるような従
来公知の木材パルプが用いられ、必要によってはガラス
繊維や合成繊維等を混合して用いてもよい。
更に本発明に使用される填料としてはクレー、タルク、
カオリナイト、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、
炭酸カルシウム等が用いられる。
本発明においてはこれらの材料の他に従来公知の抄紙助
剤、サイズ剤、歩留り向上剤、紙力増強剤等を必要に応
じて使用して抄造される。
このようにして、調整されたシート材はポリビニルアル
コール、澱粉等の従来公知の表面サイズ剤を用いて表面
サイジングされる方が好ましく、これらの好ましい乾燥
塗工量は0.5〜5g/m2で、被記録材のステキヒト
・サイズ度を10〜60秒とする範囲内である。
上記の塗工液の塗工方法は、グラビアコート、スプレー
コート、ロールコート、ゲートロールコート等いずれの
公知の塗工方法でもよいが、本発明において特に好まし
い方法は、サイズプレス方法又はゲートロールコート方
法である。
又、上記方法において、塗工液を紙に塗工するに際して
は、従来公知の添加剤、例えば、スチレン・マレイン酸
共重合体系、石油樹脂系やポリアクリルアミド系のサイ
ズ剤、体質顔料、各種水溶性乃至疎水性のポリマー、分
散剤、蛍光染料、帯電防止剤、塩化ナトリウム、界面活
性剤、染料の耐水化剤、消泡剤等も添加できるのは当然
である。
更に、本発明の被記録材は前述の体積固有抵抗を一定範
囲とするために、抄造あるいは表面サイジングする際に
、導電性物質を付与して形成される。このような導電性
物質として好適なものは、(1)塩化ナトリウム、アル
ミン酸ソーダ、リン酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩
化リチウム等の無機塩類、 (2)アニオン性、カチオン性の界面活性剤、(3)金
属粉などの無機導電性物質、 (4)アニオン性、カチオン性の有機ポリマーまたはオ
リゴマー 等が挙げられる。
本発明の被記録材は、インクジェット記録方法に用いた
場合に、受容した染料の発色性や耐水性を向上させるた
め、カチオン性物質を含む方が好ましく、特にカチオン
性の有機ポリマーまたはオリゴマーを含む方が好ましく
、従って上記の中では(4)の物質を用いる方が好まし
い。
カチオン性の有機ポリマー、オリゴマーとしては、分子
中に、カチオン性の官能基、すなわち1〜3級アミン、
4級アンモニウム塩、ピリジン、ピリジニウム、イミダ
ゾール、イミダゾリニウム、スルホニウム、ホスホニウ
ム等を有するものがあげられる。
このような化合物の一例としては (1)特開昭60−11389号公報に開示される下記
の構造式に代表されるポリマー (2)特開昭59−20696号公報に開示される下記
の構造式に代表されるポリマー及びその他のモノマーと
の共重合物、 (3)特開昭61−58788号公報に開示されるポリ
アリルアミン塩酸塩等、 が挙げられる。もちろん、上記の化合物以外のカチオン
性ポリマー、オリゴマーは使用可能であり、更に、これ
らの化合物と前記のその他の導電性物質を併用しても良
い。
このような、カチオン性物質を付与する量は、被記録材
の体積固有抵抗を前記方法に於いて1×10′1Ω・c
m以下とする範囲であれば、差し支えないが、好ましく
は0.05〜3g/%の範囲内である。
すなわち0.05g/nf以下では、画像濃度、耐水性
の向上に対して不充分であり、3g/rr1′を超えて
付与すると画像の耐光性が低下する問題が起こる。
以上のようにして調整される被記録材の好適な坪量の範
囲は80g/rrf以上、より好ましくは90g/rr
?以上である。坪量が80g/m2に満たない紙に、高
密度印字を行った場合にはコツクリング(吸収したイン
クにより、紙の繊維が膨潤し、印字部が波打つ現象)が
発生する問題がある。
本発明の記録方法は、以上に記載された被記録材を用い
た記録方法であり、本発明に於いて、特定の被記録材に
インクジェット記録方法により付着するインクそれ自体
は公知のもので良い。
本発明に用いる水系インクに使用する溶媒は、水又は水
溶性有機溶剤との混合溶媒であり、特に好適なものは、
水と水溶性有機溶剤として、インクの乾燥防止効果を有
する多価アルコールを含有するものである。又、水とし
ては、種々のイオンを含有する一般の水でな(、脱イオ
ン水を使用するのが好ましい。
インク中の好適な水分含有量はインク全重量に対して7
0重量%以上、より好ましくは80重量%以上である。
またインク中に含まれる水溶性有機溶剤の含有量は記録
剤(染料)濃度によっても異なるが〈インク全重量に対
して5重量%以上、好適には10重量%以上であること
が好ましい。
インクの水分含有量が70重量%に満たない場合には、
インク中に含まれる水溶性有機溶剤の量が多く、被記録
材に対する浸透性が良好になりすぎるため、本発明の被
記録材を用いてもドツト形状が悪く、ドツトかにじみ過
ぎる場合がある。また、水溶性有機溶剤の含有量が、5
重量%に満たないと、ノズル先端で染料が析出しやすく
なり、ノズル詰まりを発生する場合がある。
以上のように、本発明方法は被記録材に対して浸透しに
(いインクを用いることが特徴であり、このため、本発
明方法は被記録材の粗さ指数以下の印字密度で印字する
か、もしくは該インクの被記録材に対するぬれ時間の範
囲内で蒸発、乾燥により、インクの付着密度が被記録材
の粗さ指数以下になる様に印字することが好ましい。
もちろん、所望により印字後、加熱手段により、強制的
にインクの乾燥を促進して、インクのぬれ時間の範囲内
で、インクの付着密度を被記録材の粗さ指数以下として
も良い。
本発明者らの知見によれば、以上のような記録方法を用
いた場合にはインク滴の紙への浸透が極力少ない形で、
インクが乾燥、定着するために、フェザリングを発生せ
ず、インクかにじみすぎず、更に、染料が被記録材に深
(浸透することも少ないため、高濃度で品位の高い画像
が得られる。
なお、ここで言う、インクの被記録材に対するぬれ時間
は前述のブリストウ法による液体浸透量測定方法により
求めることができる値である。
インクに使用する染料は直接染料、酸性染料、塩基性染
料、反応性染料、食用色素等に代表される水溶性染料で
あり、特にインクジェット記録方式のインクとして好適
であり、上記の被記録材との組合せで定着性、発色性、
鮮明性、安定性、耐光性その他の要求される性能を満た
す画像を与えるものであれば従来公知のものはいずれも
使用できる。
この様な水溶性染料は、インク中において一般には約0
.1乃至20重量%を占める割合で使用される。
又、本発明に用いるインクは上記の成分の外に必要に応
じて界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包含
し得る。
上記のように調整される、インクの好適な粘度は3cp
以下、より好ましくは2cp以下である。
一般に低粘度である方が、インクは被記録材へ毛管浸透
しやす(なるため、本発明では好ましくないが、吐出特
性の面で、高粘度のものは好まれない。すなわち、吐出
を行っていないノズル表面では、常に溶媒(水)の蒸発
が起っており、記録剤(染料)の析出に至らなくても、
粘度の増加による、吐出ヨレ、不吐出が起こる場合があ
る。
このため、3cpを超えるインクを用いた場合には、頻
繁にノズルの回復動作を行う必要が生じる。
本発明方法において前記の被記録材に上記のインクを付
与して記録を行うための方法はいずれの記録方法でもよ
いが、好ましくはインクジェット記録方法であり、該方
法はインクをノズルより効果的に離脱させて、射程体で
ある被記録材にインクを付与し得る方式であればいかな
る方式でもよく、それらの方式の代表的なものは、例え
ば、アイイーイーイー トランス アクション オンイ
ンダストリイ アプリケイションズ(IEEE Tra
nsactions  on  Industry  
Applications)Vol、IA−13,No
、1 (1977年2,3月号)、日経エレクトロニク
スの1976年4月19日号、1973年1月29日号
及び1974年5月6日号に記載されている。これらに
記載の方式は、本発明の方法に好適なものであるが、そ
の中でも、特に本発明に好適なものとしては、ドロップ
・オン・デマンド方式があげられる。
オン・デマンド方式の例としてはピエゾ素子方式があり
、この方式では、インクに加える圧力手段として、他方
式の如(ポンプの様な機械的手段でな(、ピエゾ素子を
利用する。ピエゾ素子に電気信号を与えて機械的変位を
生じさせることにより、インクに圧力を加え、ノズルよ
り噴射させる方式である。
又、特開昭54−59936号公報に記載されている方
法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体積
変化を生じ、この状態変化による作用力によって、イン
クをノズルから吐出させるインクジェット方式も有効に
使用することができる。
インクの乾燥定着に加熱手段を用いる場合には、加熱ロ
ーラー、加熱プラテンを用いた直接加熱方法、熱風ヒー
ター等、輻射線を用いた間接加熱方法、いずれも使用可
能である。
本発明方法では、特に不揮発性溶剤の少ない、水分含有
量の多いインクを使用するため、インクの加熱、乾燥は
有効である。
〔効 果〕
以上の如き本発明の被記録材及び記録方法によれば、本
発明の被記録材は、万年筆、サインペン、ボールペン等
の水性インクを使用する一般の筆記用具は勿論のこと、
特に水性インクを使用するインクジェット記録用被記録
材として適しており、水系インクを用いて本発明の記録
方法を実施すると次の如き効果を奏する。
(1)水性インクの吸収性が高いため、インクの付与後
、直ちに乾燥したと同じ状態になり、記録装置の一部や
手指等が接触してもそれらを汚染したり、記録画像が汚
れることがない。
(2)インクジェット記録用として使用すると。上記(
1)の効果に加えて、インクドツトが真円に近く、高濃
度であり、ドツトが過大に滲んだり、ドツトからフェザ
ーリングが生じたりしないので鮮明且つ解像度の高い画
像が形成できる。
(3)被記録材に付与されたインク中の染料の発色が良
好で、高い色彩性を示し、従って鮮明で高解像度の画像
を与える。
従って本発明の被記録材は一般的な記録用紙としては勿
論、特にインクジェット記録用被記録材として優れたも
のである。
〔実施例〕
次に、実施例および比較例をあげて本発明を更に具体的
に説明する。尚、文中、部または%とあるのは、特に断
わりのない限り重量基準である。
本発明の被記録材(A−G)および比較用の被記録材(
H−1)を下記に示すように調整した。
実施例1 広葉樹さらしクラフトパルプ(LBKP1ショツパー濾
水度46°5R)95部と針葉樹さらしクラフトパルプ
(NBKP  ショツパー濾水度55°5R)5部とを
混合して原料パルプとした。
この原料パルプ100部に対してタルク20部とロジン
サイズ剤、硫酸アルミニウムを配合し、1度水抜きを行
ってから、更にタルク15部を配合して、坪量81.4
g/nfの被記録材を得た。
この被記録材の灰分量は8.27%、記録面表層の填料
含有量は12.9%であり、ロジンサイズ剤の含有量は
0.81%であった。
更に、上記の被記録材上に下記の塗工液を乾燥塗工量で
3g/m2となるように、バーコーター法で塗工し、本
発明の被記録材Aを得た。このステキヒトサイズ度は2
9秒であった。
(塗工液組成) ポリビニルアルコール(PVA−105クラレ製)  
     2部カチオン性樹脂(FAA−105日東紡
製)          4部水          
                  94部実施例2 実施例1と同じ原料パルプ100部に対して、炭酸カル
シウム30部とアルキルケテンダイマーを配合し、1度
水抜きを行ってから、更に炭酸カルシウム30部を配合
した後、実施例1と同様にして本発明の被記録材Bを得
た。
この被記録材の灰分量は12.3%、表層の填料含有量
は20.8%であり、中性サイズ剤の含有量は0.02
%、ステキヒトサイズ度は34秒であった。
実施例3 実施例1と同一の原料パルプ100部に対して、カオリ
ナイト20部とロジンサイズ剤、硫酸アルミニウムを配
合し、1度水抜きを行ってから、更にカオリナイトを5
部配合した後、実施例1と同様に、本発明の被記録材C
を得た。
この被記録材の灰分量は4.27%、表層の填料含有量
は4.95%であり、ロジンサイズ剤の含有量は0.3
8%、ステキヒトサイズ度は34秒であった。
実施例4 実施例1と同一の原料パルプ100部に対して、炭酸カ
ルシウム30部とアルケニル無水コハク酸を配合し、1
度水抜きを行ってから、更に炭酸カルシウム15部を配
合した後、実施例1と同様に、本発明の被記録材りを得
た。
この被記録材の灰分量は11.8%、表層の填料含有量
は14.7%であり、中性サイズ剤の含有量は0.11
%、ステキヒトサイズ度は24秒であった。
実施例5 実施例1と同一の原料パルプ100部に対して、カオリ
ナイト20部とロジンサイズ剤、硫酸アルミニウムを配
合し、1度水抜きを行9てから、更にカオリナイト15
部を配合した後、実施例1と同様に、本発明の被記録材
Eを得た。
この被記録材の灰分量は6.17%、表層の填料含有量
は8.14%であり、ロジンサイズ剤の含有量は0.1
5%、ステキヒトサイズ度は25秒であった。
実施例6 実施例1と同一の原料パルプ100部に対して、タルク
20部、ロジンサイズ剤、硫酸アルミニウムを配合し、
1度水抜きを行ってから、更にタルク10部を配合した
後、実施例1と同様に、本発明の被記録材Fを得た。
この被記録材の灰分量は5.44%、表層の填料含有量
は6.648%であり、ロジンサイズ剤の含有量は0.
32%、ステキヒトサイズ度は35秒であった。
実施例7 実施例1と同一の原料パルプ100部に対して、カオリ
ナイト15部、ロジンサイド剤、硫酸アルミニウムを配
合し、1度水抜きを行ってから、更にカオリナイト5部
を配合した後、実施例1と同様に、本発明の被記録材G
を得た。
この被記録材の灰分量は3.02%、表層の填料含有量
は3.35%であり、ロジンサイズ剤の含有量は0.4
9%、ステキヒトサイズ度は23秒であった。
比較例1 実施例1と同一の原料パルプ100部に対して、カオリ
ナイト18部、ロジンサイズ剤、硫酸アルミニウムを配
合し、1度水抜きを行ってから、更にカオリナイト5部
を配合した後、実施例1と同様にして比較用の被記録材
Hを得た。
この被記録材の灰分量は3.7%、表層の填料含有量は
4.4%であり、ロジンサイズ剤の含有量は0.13%
、ステキヒトサイズ度は8秒であった。
比較例2 実施例1と同一の原料パルプ100部に対して、カオリ
ナイト18部、ロジンサイズ剤、硫酸アルミニウムを配
合し、1度水抜きを行ってから、更にカオリナイト5部
を配合した後、実施例1と同様にして比較用の被記録材
lを得た。
この被記録材の灰分量は3.8%、表層の填料含有量は
4.36%であり、ロジンサイズ剤の含有量は0.29
%、ステキヒトサイズ度は28秒であった。
上記の被記録材に対して、1 m mに15.7本のノ
ズル間隔で128本のノズルを備えたバブルジェット方
式の記録ヘッドを有する、インクジェットモノクロプリ
ンターを用いて記録を行った。
この記録ヘッドの有するノズルの平均吐出液滴体積は0
.025m1であり、この記録装置を用いた記録方法の
最大印字密度は6.2mA!/m2である。
本発明に使用した記録装置は加熱手段を備えたものであ
り、記録ヘッドで記録後、1秒以内に印字部は加熱ヒー
ターに達し、80℃の熱風によりインク溶剤の一部を強
制乾燥した。
上記記録装置に用いるインクとしては下記のものを使用
した。
(インク1) C4!、フードブラック2        2部ジエチ
レングリコール        25部水      
                      73部
上記インクの粘度は2.5cpであった。
(インク2) C,1,フードブラック2        2部ジエチ
レングリコール        15部水      
                     83部上
記インクの粘度は1.5cpであった。
上記の本発明および比較用の被記録材に対し、インク1
を用いて印字し、以下の印字適性、その他の項目につい
て以下の方法に従って評価した。
1、画像濃度は前記記録装置を用いた最大印字密度のベ
タ印字を行った際のベタ印字部の画像濃度をマクベス濃
度計RD−918を用いて求めた。
2、フェザリング係数は画像解析装置を用いてドツト面
積を測定し、そのドツトと等しい面積をもつ円を仮定し
、その円の直径Dsと、ドツトの重心Gを求め、その重
心から、ドツトのエツジまでの距離の最大値r max
とを求め、下式により求めた。
フェザリング係数= 2 r max / D S3、
印字品位は前記記録装置を用いてアルファベット(a、
 b、 c・・・)を印字し、得られる画像の品位を、 A:エツジが鮮明でほとんど、フェザリングを発生しな
い。
B:小さなフェザリングを発生し、エツジがやや不鮮明
である。
C:大きなフェザリングが多発し、エツジが著しく不鮮
明である。
の3段階にわけて評価した。
4、体積固有抵抗(Ω*cm)は、前述のRe5ist
ivityCell  16008A (hp)および
High ResistanceMeter  432
9A (yhp)を用いて前述の方法に従って、20℃
、65%RHに於ける体積固有抵抗を求めた。
5、耐水性は1.と同様の印字物を流水に5分間浸漬し
た後の残存0.Dの浸漬前のO,Dに対する比率を求め
残0.D%で示した。
以上の評価結果は第1表にまとめた。
実施例8〜10.比較例3 被記録材B、  E、 F、  Hに対して、インク2
を用いた印字(実施例8〜10.比較例3)を行い、同
様に評価してインク組成の影響を調べ、その結果を第2
表にまとめた。
比較例4 表面サイズを行わなかったことを除き、実施例1と同様
に被記録材Jを作成した。被記録材Jの体積固有抵抗は
3.23X1012Ω争Cmであった。
上記、被記録材AおよびJの各100枚をフィーダーに
セットし、15℃XIO%RHの環境下で電子写真方式
の複写機キャノンFC−5にて、連続通紙試駆を行い、
ミス・フィードの量を求めた。
ミス・フィードは斜行、重送および排紙された紙の重ね
あわせ性について評価した。被記録材Aを用いた場合に
はミス・フィードを発生しなかったが、被記録材Jでは
、11枚のミス・フィードを発生した。
また、同様に被記録材AとJについて前述の評価項目5
に従った耐水性試験を行った。Aの残0.D。
%は103%であったが、Jの残0.D、%は50%で
あった。
実施例11 坪量を104.7g/rdとした以外は実施例6と同様
に、被記録材K(実施例11)を作成した。被記録材K
について(1)と同様のベタ印字を行い、印字面の波打
ち(コツクリング)と、裏抜けの程度を総合的に評価し
たところ、裏抜け、コツクリングは発生しなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)繊維状物質及び填料からなる被記録材に於いて、
    20℃、65%RHにおける体積固有抵抗が1×10^
    1^1Ω・cm以下であり、且つ内添サイズ剤の含有量
    R(重量%)と表層の填料含有量A(重量%)が 0.6A+10R≧6 の関係を満たすことを特徴とする被記録材。 (2)ステキヒトサイズ度が10〜60秒である請求項
    第1項の被記録材。 (3)表層に、カチオン性樹脂を含む水系樹脂を塗工し
    て成る請求項第1項の被記録材。 (4)坪量が80g/m^2以上である請求項第1項の
    被記録材。 (5)記録液の液滴を被記録材に付与して記録を行うイ
    ンクジェット記録方法に於いて、前記被記録材が繊維状
    物質と填料とから成り、20℃、65%RHにおける体
    積固有抵抗が1×10^1^1Ω・cm以下であり且つ
    内添サイズ剤の含有量R(重量%)と表層の填料含有量
    A(重量%)が 0.6A+10R≧6 の関係を満たすものであり、前記記録液の水分含有量が
    70重量%以上であることを特徴とするインクジェット
    記録方法。 (6)前記記録液の粘度が20℃において3cp以下で
    ある請求項第5項のインクジェット記録方法。 (7)記録像を加熱定着する手段を備えた記録装置を用
    いて行う請求項第5項のインクジェット記録方法。
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