JPH0641077Y2 - ダクト接続構造 - Google Patents

ダクト接続構造

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JPH0641077Y2
JPH0641077Y2 JP1987054205U JP5420587U JPH0641077Y2 JP H0641077 Y2 JPH0641077 Y2 JP H0641077Y2 JP 1987054205 U JP1987054205 U JP 1987054205U JP 5420587 U JP5420587 U JP 5420587U JP H0641077 Y2 JPH0641077 Y2 JP H0641077Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
duct
edge
ducts
ribs
metal fitting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987054205U
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English (en)
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JPS63162244U (ja
Inventor
啓一 高田
Original Assignee
株式会社三晃機械製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三晃機械製作所 filed Critical 株式会社三晃機械製作所
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はダクトの接続箇所に適用される構造に関するも
のである。
(従来の技術) ダクトを接続する技術としては実開昭50-142219号や実
公昭58-1715号に開示されたものなどがあり、矩形断面
のダクトの場合、ダクト接続端部等に外方へ折曲げたフ
ランジ状部分を設け、これにかしめ等で固定した鉤形の
金具をボルト締めすることにより接続される。しかしフ
ランジ状部分と鉤形の金具は単純にかしめられているだ
けであるためずれ易い問題がある。
なお、実開昭63-14088号のものはかしめられる箇所に凹
凸を鋸歯状に設けた例を開示しているが、しかし、コー
ナピースとフランジとの係合が不足するため強力にかし
めるとピース自体が変形してしまう虞れがある上、ダク
ト同士も雌雄嵌合構造を有するため接続部内面に凸部が
生じ平滑に仕上がらない問題がある。
(技術的課題) 本考案は前記の点を解決するものでその課題は、ダクト
側に対して固定された後簡単には、ずれ動くことがな
く、また作業を容易に行なうことができ、しかも接続部
分の内面が平滑に仕上げられるようにすることにある。
(技術的手段) 前記を解決するため本考案は、ダクトの接続構造につい
て、各ダクト10の端部を外方へ折り曲げて各ダクトに複
数個ずつの接続縁2…を形成し、各接続縁2…の長手方
向へ伸びたリブ14を該接続縁2の外面に対して凹状又は
凸状に形成し、 各ダクト10の端部1において隣接した接続縁2、2間に
介装され、各接続縁2の縁部より外方へ折り曲げた折曲
片6とダクト外面との間に挾持される左右の接続腕5、
5を有する金具本体3を略鉤型に形成し、 前記リブ14と係合する凸状又は凹状の係合リブ14′を各
接続腕5、5に設け、その剛性を高めるとともに両リブ
14、14′の係合下にダクト接続縁2の前記折曲片6によ
ってかしめ固定される接続腕5の外縁8に係合部7を形
成し、 ダクト10のリブ14端の稜部17に当接し、安定性を向上さ
せるための当片16を金具本体3の内隅部に形成し、 左右の接続腕5、5間に設けたボルト挿通孔4、4に通
すボルトにより、両金具本体3、3を介してダクト同士
を接続するときに、両ダクト10、10の内面が略平面を保
つようにダクト端部1、1同士を突き合わせ、それらの
端部間のリブ14、14′間の部分にシール部材18を介装す
るという手段を講じたものである。
(実施例) 図示実施例により説明すると、第1図は矩形ダクトの接
続により使用されるものを示しており、金具本体3は直
角な鉤形を有し、接続腕5の全域に折曲外縁8が、また
内縁9の隅部を除く全域に折曲内縁11が同方向へ向けて
形成されている。第2図はダクト10の接続端部1、第3
図はダクト10の端部折曲片6に本案金具を介装した状態
を示しており、端部1は外方へ折曲形成された接続縁
2、折曲片6を有し、それらによって金具本体3の接続
腕5の折曲縁8が係止固定される。
この接続腕5は折曲片6へ弾性変形により挾圧的に保持
されているだけであるため、ずれ動くおそれがあり、そ
こで接続腕5の折曲外縁8に凹状の係合部7を設け、折
曲片6が係合部7に於いて金具本体3と構造的に係合す
るように図っている。故に、折曲片6のかしめ固定後、
その外面にも凹み部12が形成されるためずれ動くおそれ
が全くなくなるのである。係合部7として凹状のものの
み例示したが、具体的形態、個数は任意に変更すること
ができる。
而して、金具本体3は、いずれの接続縁2、2とも重な
らない隅部13が接続相手方向へダクト側の材厚分程度突
出した段部になっており、またこの部分に接続用ボルト
の挿通孔4が形成されている。14は接続縁2の外面に於
いて凹設されたリブで、本体3のリブ14′と係合する。
突出した隅部13とリブ14′は内外縁8、11と共に本体3
の剛性を高めるのに寄与する。
15は金具本体3の折曲縁11が係止する突条、16は金具本
体の内隅部に形成した当片であり、ダクト10の稜部17に
当接し安定性を向上させるものである。18はシール部材
を示す。
(考案の作用) 以上の構成において、金具本体3はその折曲内縁11をダ
クト10の突条15に、また折曲外縁8を折曲片6にあてが
う。接続縁2間に凸隅部13を係合させると金具本体3は
接続縁2、2に係合固定されているから、その状態のま
ま折曲片6を金具本体3の凹状係合部7にかしめつけ、
係合部7に向って外側から潰して折曲片6の一部を入り
込ませ(係合させ)、凹み部12を形成することにより固
定される。
(考案の効果) 本考案における接続腕5、係合部7等からなる金具本体
3をプレス成形するには、在来工程において成形型を部
分的に変更するだけで実施できるから製造が非常に容易
であり、この金具本体3を隣接接続縁2、2に予め係止
固定した状態としておくことができ、このため金具本体
3を一々押えていなくても折曲片6をかしめ込ませるこ
とができるから作業性が著しく良好になり、しかも作業
中にずれるおそれもないのでかしめ加工が確実に行な
え、確固とした接続が可能になる。
特に本考案によれば、金具本体3はリブ14、14′の係合
下にダクトの接続縁2…に取り付けられ、かつ強力なか
しめ力にリブ14、14′の係合が対抗し得るから係合部7
の凹みと折曲片6とがかしめにより係合するときに、十
二分なかしめ変形を折曲片6に加えることができ、しか
も当片16がダクト10の稜部17に当接し安定性を向上させ
るので、同一の断面形状を有するダクト同士がそれらの
端部の突き合わせだけで接している場合に両ダクトを確
実に接続することができ、またダクト10、10同士はその
端部1を突き合わせただけの状態で接続され、ダクト内
面に何物も突出させないので接続部の内面を平滑に仕上
げることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るダクト接続構造の実施例を示すもの
で第1図は斜視図、第2図はダクト接続端部の斜視図、
第3図はダクト接続枠に本案金具を取付けた状態の斜視
図、第4図はダクト接続部の断面図、第5図は接続端側
からみたダクトの正面図である。 1……ダクトの接続端部又はダクト接続枠の端部、2…
…接続縁、3……金具本体。4……ボルト挿通孔、5…
…接続腕、6……折曲片、7……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の断面形状を有するダクト同士をそれ
    らの端部の突き合わせにより接続するための構造であっ
    て、 各ダクト10の端部を外方へ折り曲げて各ダクトに複数個
    ずつの接続縁2…を形成し、各接続縁2…の長手方向へ
    伸びたリブ14を該接続縁2の外面に対して凹状又は凸状
    に形成し、 各ダクト10の端部1において隣接した接続縁2、2間に
    介装され、各接続縁2の縁部より外方へ折り曲げた折曲
    片6とダクト外面との間に挾持される左右の接続腕5、
    5を有する金具本体3を略鉤型に形成し、 前記リブ14と係合する凸状又は凹状の係合リブ14′を各
    接続腕5、5に設け、その剛性を高めるとともに両リブ
    14、14′の係合下にダクト接続縁2の前記折曲片6によ
    ってかしめ固定される接続腕5の外縁8に係合部7を形
    成し、 ダクト10のリブ14の端の稜部17に当接し、安定性を向上
    させるための当片16を金具本体3の内隅部に形成し、 左右の接続腕5、5間に設けたボルト挿通孔4、4に通
    すボルトにより、両金具本体3、3を介してダクト同士
    を接続するときに、両ダクト10、10の内面が略平面を保
    つようにダクト端部1、1同士を突き合わせ、それらの
    端部間のリブ14、14′間の部分にシール部材18を介装し
    たことを特徴とするダクト接続構造。
JP1987054205U 1987-04-10 1987-04-10 ダクト接続構造 Expired - Lifetime JPH0641077Y2 (ja)

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JP1987054205U JPH0641077Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 ダクト接続構造

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JP1987054205U JPH0641077Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 ダクト接続構造

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Publication Number Publication Date
JPS63162244U JPS63162244U (ja) 1988-10-24
JPH0641077Y2 true JPH0641077Y2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=30880983

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731033Y2 (ja) * 1991-05-07 1995-07-19 株式会社アミリ ダクトの接続用フランジコーナー片

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314089B2 (ja) * 1983-08-25 1988-03-29 Kanebo Shiruku Eregansu Kk
JPS6314088B2 (ja) * 1983-08-25 1988-03-29 Kanebo Shiruku Eregansu Kk

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JPH0217266Y2 (ja) * 1986-04-02 1990-05-14
JPH047435Y2 (ja) * 1987-06-22 1992-02-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314089B2 (ja) * 1983-08-25 1988-03-29 Kanebo Shiruku Eregansu Kk
JPS6314088B2 (ja) * 1983-08-25 1988-03-29 Kanebo Shiruku Eregansu Kk

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JPS63162244U (ja) 1988-10-24

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