JPH05340A - 金属製パネルの相互接合方法 - Google Patents

金属製パネルの相互接合方法

Info

Publication number
JPH05340A
JPH05340A JP15146891A JP15146891A JPH05340A JP H05340 A JPH05340 A JP H05340A JP 15146891 A JP15146891 A JP 15146891A JP 15146891 A JP15146891 A JP 15146891A JP H05340 A JPH05340 A JP H05340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
edge portion
bifurcated
fitting
joining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15146891A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunta Shioda
俊太 潮田
Yuichi Takami
祐一 高見
Masao Yokoyama
政雄 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP15146891A priority Critical patent/JPH05340A/ja
Publication of JPH05340A publication Critical patent/JPH05340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 側縁部が断面二股状の嵌合縁部(3)に成形
されたアルミ押出型材製パネル(1)と、側縁部が、嵌
合縁部(3)の両辺部(3a)(3a)間に差込み配置され
る差込み縁部(5)に成形されたパネル(2)とを用い
る。嵌合縁部(3)及び差込み縁部(5)には噛合
の凹凸(4)(6)が設けられている。これらのパネル
(1)(2)を用い、二股状嵌合縁部(3)内に差込み
縁部(5)を配置して、ローラー(7)にて連続的にか
しめを行って接合する。 【効果】 接合部に溶接の場合のような熱影響による弊
害を生じない。接合作業火を能率的に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばトラックの荷
台フロアー等を形成するためのアルミニウム等の金属製
パネルの相互接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】例えば、トラックの荷台フロア
ーは、波板状に成形された方形の金属製パネルを複数個
用い、これらを組合わせることによって形成されてい
る。
【0003】この組合わせ構成におけるパネル同士の接
合は、従来、TIG、MIG等の溶接や、リベットによ
り行われていた。
【0004】しかしながら、溶接による場合は、熱影響
により接合部に強度劣化等の悪影響を生じやすい欠点が
あり、また、リベットによる場合は、接合部におけるシ
ール性に必ずしも優れないのみならず、接合作業に多く
の手間を要して作業性が良くなく、更にいずれの方法も
コストが高くつくという欠点があった。
【0005】この発明は、上記のような従来の欠点を解
消し、接合部を熱影響による弊害のない良好なものにす
ることができると共に、接合を能率良く行うことがで
き、かつコストダウンを図ることができる金属製パネル
の相互接合方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
発明は、側縁部が断面二股状の嵌合縁部に形成された第
1金属製パネルと、側縁部に、前記二股状嵌合縁部内に
配置可能な差込み縁部が設けられた第2金属製パネルと
であって、前記二股状嵌合縁部の内面及び/又は差込み
縁部に噛み用の凹凸が設けられたものを用い、差込み縁
部を二股状嵌合縁部内に配置した状態で、二股状嵌合縁
部の両辺部を差込み縁部の両面にかしめ付けることを特
徴とする金属製パネルの相互接合方法を要旨とする。
【0007】
【作用】上記方法では、かしめという機械的接合方法を
採用したものであるから、接合部に、溶接の場合のよう
な熱影響による弊害を生じることがない。しかも、パネ
ルの縁部に沿って線状にかしめていけばよいから、ロー
ル、プレス等の使用によりかしめを連続的能率的に行う
ことができ、接合作業性も向上される。また、二股状嵌
合縁部間に差込み縁部を挾み込んだ接合態様となされ、
かつ両者を凹凸にて噛ませるものとなされていることに
より、接合強度も十分に確保されるのみならず、シール
性も良好に保持される。
【0008】
【実施例】次に、本発明方法をトラック荷台フロアー用
パネルの相互接合方法に適用した実施例を、図面に基づ
いて説明する。なお、本発明方法が、各種金属パネル相
互の接合に広く適用されうるものであることはいうまで
もない。また、パネルは、波板状、平板状等の各種態様
のものが採用されうる。
【0009】第1図(イ)において、(1)(2)は互
いに接合される第1及び第2パネルである。
【0010】第1パネル(1)は、A6000系、A7
000系等のアルミニウムの押出加工によって成形した
もので、全体的に波板状に成形され、その一側縁部が断
面視二股状の嵌合縁部(3)に成形され、かつ、同図
(ロ)に示されるように、その両辺部(3a)(3a)の内
面に、長さ方向に延びる凹凸(4)が成形されている。
なお、凹凸(4)のピッチは0.5〜3mmの範囲、凹
凸(4)の高低落差は、0.1〜0.5mmの各範囲に
設定されるのが接合強度確保などの観点から好ましい。
【0011】第2パネル(2)も、アルミニウムの押出
加工によって成形したもので、同じく全体的に波板状に
成形されている。そして、その一側縁部は、前記第1パ
ネル(1)の二股状嵌合縁部(3)内に差込み配置され
る差込み縁部(5)に成形され、かつその両面に、同じ
く長さ方向に延びる凹凸(6)が成形されている。この
凹凸(6)のピッチ、凹凸の高低落差も、上記第1パネ
ル(1)における凹凸(4)と同じ範囲において設定さ
れている。
【0012】上記第1パネル(1)と第2パネル(2)
との接合は、同図(ハ)に示されるように、第1パネル
(1)の二股状嵌合縁部(3)の両辺部(3a)(3a)間
に、第2パネル(2)の差込み縁部(5)を差込み配置
する。なお、差込みは、両縁部(3)(5)同士を対向
状に配置した状態から互いに近付けるようにして行って
もよいし、あるいは、それでは凹凸(4)(6)同士が
干渉しあって差し込めないというよう場合には、縁部
(3)(5)の端部同士を対向状に配置した状態からス
ライド嵌合することにより行うようにしてもよい。そし
て、ローラー(7)にて二股状嵌合縁部(3)の両辺部
(3a)(3a)を両側から圧しながらローラー(7)と両
パネル(1)(2)とを相対移動し、二股状嵌合縁部
(3)を差込み縁部(5)に一端側から他端側に向けて
連続的にかしめ付けていく。以上により、パネル(1)
(2)同士が強固に接合される。
【0013】上記実施例では、パネル(1)(2)の成
形をアルミニウムの押出加工により行ったものとしてい
るから、凹凸(4)(6)を押出により同時成形するこ
とができ、凹凸(4)(6)の形成工程を省略して、接
合用パネル(1)(2)の製造能率を高めることができ
る。
【0014】なお、本発明では、断面二股状の嵌合縁部
を有する第1パネルと、同じく断面二股状の嵌合縁部を
有する第2パネルとを用い、第2パネルの二股状嵌合縁
部の一方の辺部を差込み縁部として、これを第1パネル
の二股状嵌合縁部の両辺部間に差込み配置し、両二股状
嵌合部同士をかしめるものとしてもよい。また、噛み用
の凹凸は、二股状嵌合縁部(3)と差込み縁部(5)と
のいずれか一方に設けられたものとなされていてもよ
い。
【0015】
【発明の効果】上述の次第で、この発明の金属製パネル
の相互接合方法は、側縁部が断面二股状の嵌合縁部に形
成された第1金属製パネルと、側縁部に、前記二股状嵌
合縁部内に配置可能な差込み縁部が設けられた第2金属
製パネルとであって、前記二股状嵌合縁部の内面及び/
又は差込み縁部に噛み用の凹凸が設けられたものを用
い、差込み縁部を二股状嵌合縁部内に配置した状態で、
二股状嵌合縁部の両辺部を差込み縁部の両面にかしめ付
けるものである。従って、接合部に溶接の場合のような
熱影響による弊害を生じることがなく、接合部の金属組
織を強度面等おいて良好なものに保持することができ
る。しかも、かしめはロールやプレス等により能率的に
行うことができるから、接合作業の能率化を図ることが
でき、かつ、コストダウンを図ることができる。加え
て、二股状嵌合縁部間に差込み縁部を挾み込んだ接合態
様となされ、かつ両者を凹凸にて噛ませたものとなされ
ていることにより、接合強度も十分高いものにすること
ができるのみならず、接合部シール性能も十分に高いも
のにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(イ)は接合前のパネルを示す斜視図、図
(ロ)は接合用縁部の拡大斜視図、図(ハ)は接合作業
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…第1金属パネル 2…第2金属パネル 3…二股状嵌合縁部 4、6…噛み用凹凸 5…差込み縁部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 側縁部が断面二股状の嵌合縁部に形成さ
    れた第1金属製パネルと、側縁部に、前記二股状嵌合縁
    部内に配置可能な差込み縁部が設けられた第2金属製パ
    ネルとであって、前記二股状嵌合縁部の内面及び/又は
    差込み縁部に噛み用の凹凸が設けられたものを用い、差
    込み縁部を二股状嵌合縁部内に配置した状態で、二股状
    嵌合縁部の両辺部を差込み縁部の両面にかしめ付けるこ
    とを特徴とする金属製パネルの相互接合方法。
JP15146891A 1991-06-24 1991-06-24 金属製パネルの相互接合方法 Pending JPH05340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15146891A JPH05340A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 金属製パネルの相互接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15146891A JPH05340A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 金属製パネルの相互接合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05340A true JPH05340A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15519187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15146891A Pending JPH05340A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 金属製パネルの相互接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05340A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341305A (ja) * 2005-05-13 2006-12-21 Riken Light Metal Ind Co Ltd 帯板材の接合構造
JP2006346693A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Riken Light Metal Ind Co Ltd 押出形材のカシメ装置
JP2007021510A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Riken Light Metal Ind Co Ltd 帯板材の接合構造
JP2008291981A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Riken Light Metal Ind Co Ltd 押出形材の接合構造
DE102013100927A1 (de) 2012-02-02 2013-08-08 Fanuc Corporation Abdeckvorrichtung für eine Werkzeugmaschine

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341305A (ja) * 2005-05-13 2006-12-21 Riken Light Metal Ind Co Ltd 帯板材の接合構造
JP2006346693A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Riken Light Metal Ind Co Ltd 押出形材のカシメ装置
JP4589179B2 (ja) * 2005-06-14 2010-12-01 理研軽金属工業株式会社 押出形材のカシメ装置
JP2007021510A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Riken Light Metal Ind Co Ltd 帯板材の接合構造
JP4540566B2 (ja) * 2005-07-12 2010-09-08 理研軽金属工業株式会社 帯板材の接合構造
JP2008291981A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Riken Light Metal Ind Co Ltd 押出形材の接合構造
DE102013100927A1 (de) 2012-02-02 2013-08-08 Fanuc Corporation Abdeckvorrichtung für eine Werkzeugmaschine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060029462A1 (en) Three-dimensional node structure
US6547287B1 (en) Duct connecting system having integral transverse flanges
EP1878561A3 (en) Pallet assembly
US6412519B1 (en) Duct connecting system having double walled transverse flanges
US5380579A (en) Honeycomb panel with interlocking core strips
JPH05340A (ja) 金属製パネルの相互接合方法
JP2005510408A (ja) 鋼製プレートを含む形材の鋼製プレートを含む連結節部
US3332711A (en) Lock seam joint
JP2003111235A (ja) ケーブルラック構成部材の結合構造
JP4292039B2 (ja) パネル接合構造
JPS588966Y2 (ja) 枠部材の結合構造
JPH11101591A (ja) 積層型熱交換器のサイドプレート
NL1009583C2 (nl) Paneel en werkwijze voor het vervaardigen daarvan.
JP2777303B2 (ja) 金属製ワークの側面部同士の接合構造
JP3597447B2 (ja) 鉄道車両の構体形成構造
JPH11280203A (ja) スチ−ルハウスの組立構造及び組立ユニット
CN219310406U (zh) 一种钣金焊接箱体
JP4886599B2 (ja) 押出形材の接合構造
JP2561009Y2 (ja) 板部材の結合固着構造
JP2591517B2 (ja) 形材の結合方法
JPH06194087A (ja) コンデンサの製造方法
JPH10169023A (ja) パネルの接合構造
JPH0861330A (ja) アルミニウム製押出材同士の継手構造
JP2000117358A (ja) 押出し材と板材との機械的結合方法
JPH0760477A (ja) 自動溶接における材料の拘束方法