JPH1035487A - 車両構体およびその製作方法 - Google Patents
車両構体およびその製作方法Info
- Publication number
- JPH1035487A JPH1035487A JP19036796A JP19036796A JPH1035487A JP H1035487 A JPH1035487 A JP H1035487A JP 19036796 A JP19036796 A JP 19036796A JP 19036796 A JP19036796 A JP 19036796A JP H1035487 A JPH1035487 A JP H1035487A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- hollow mold
- aluminum
- joined
- section
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本説明の目的は、アルミ中空型材等で構成され
るダブルスキン車両において発生する両面からの組立、
溶接を片面からのみ施工するワンサイド工法を達成する
ためのものである。 【解決手段】アルミ中空型材4を外面側と内面側に分割
し、各々の組立、溶接を同一方向からできる様に型材を
構成することによりワンサイド工法を達成する。ワンサ
イド工法とすることで、組立治具の低減、反転作業等の
省略、組立タクトの低減等を図ることができ、コスト低
減となる。
るダブルスキン車両において発生する両面からの組立、
溶接を片面からのみ施工するワンサイド工法を達成する
ためのものである。 【解決手段】アルミ中空型材4を外面側と内面側に分割
し、各々の組立、溶接を同一方向からできる様に型材を
構成することによりワンサイド工法を達成する。ワンサ
イド工法とすることで、組立治具の低減、反転作業等の
省略、組立タクトの低減等を図ることができ、コスト低
減となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両の構体、
特に、内側の面と外側の面が実質的に平坦である構体に
関するものである。
特に、内側の面と外側の面が実質的に平坦である構体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】内側の面と外側の面が実質的に平坦であ
る構体は、ろう付アルミハニカムや中空型材を用いた構
体において知られている(特開平07−205806号
公報、特開平02−246863号公報)。
る構体は、ろう付アルミハニカムや中空型材を用いた構
体において知られている(特開平07−205806号
公報、特開平02−246863号公報)。
【0003】このものでは各パネルを内側と外側から溶
接する必要がある。このため、一方の面を溶接後、上下
に反転させ、他方の面を溶接する。
接する必要がある。このため、一方の面を溶接後、上下
に反転させ、他方の面を溶接する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、片面の接合
毎に形状の確保、寸法の確保の為の治具又はそれに見合
う定盤等が必要であり、また、反転等の作業、組立に必
要な作業面積も必要であった。
毎に形状の確保、寸法の確保の為の治具又はそれに見合
う定盤等が必要であり、また、反転等の作業、組立に必
要な作業面積も必要であった。
【0005】本発明の目的は、中空型材を用いた車両構
体の側構体、尾根構体、台枠において、片面から接合で
きるようにすることにある。
体の側構体、尾根構体、台枠において、片面から接合で
きるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、一方側の面
が実質的に平坦で、他方側に3角形状に突出した第1の
中空型材を該第1の中空型材の幅方向に並べてその端部
同士を接合し、前記他方側の面が実質的に平坦で、前記
一方側に3角形状に突出した第2の中空型材を、該第2
の中空型材の前記3角形状部が前記第1の中空型材同士
の接合部に位置すろように配置し、該第2の中空型材の
端部同士を接合すること、によって達成できる。
が実質的に平坦で、他方側に3角形状に突出した第1の
中空型材を該第1の中空型材の幅方向に並べてその端部
同士を接合し、前記他方側の面が実質的に平坦で、前記
一方側に3角形状に突出した第2の中空型材を、該第2
の中空型材の前記3角形状部が前記第1の中空型材同士
の接合部に位置すろように配置し、該第2の中空型材の
端部同士を接合すること、によって達成できる。
【0007】これによれば、中空型材を片面のみから接
合ができるものである。
合ができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図により説明
する。図4において、車両構体は2つの側構体1、尾根
構体2、台枠3等からなる。側構体1、尾根構体2は幅
方向に円弧状であることが多い。
する。図4において、車両構体は2つの側構体1、尾根
構体2、台枠3等からなる。側構体1、尾根構体2は幅
方向に円弧状であることが多い。
【0009】図1は、側構体1または尾根構体2または
台枠3の一部であり、複数のアルミ中空型材10,20
から構成されている。
台枠3の一部であり、複数のアルミ中空型材10,20
から構成されている。
【0010】内面側のアルミ中空型材10は、型材の押
出し方向に対して幅方向すなわち車両の長手方向に対し
て直角方向(車両の円周方向)に複数の並べてその端部
同士を溶接で接合している。型材10の内面側の面板1
1は前記幅方向に実質的に平坦である。幅方向に大きな
半径で円弧している場合もある。
出し方向に対して幅方向すなわち車両の長手方向に対し
て直角方向(車両の円周方向)に複数の並べてその端部
同士を溶接で接合している。型材10の内面側の面板1
1は前記幅方向に実質的に平坦である。幅方向に大きな
半径で円弧している場合もある。
【0011】型材10の幅方向の端部の間は外面側に3
角形状に突出している。その頂部は平坦である。頂部1
4と面板11とは板15で接合している。
角形状に突出している。その頂部は平坦である。頂部1
4と面板11とは板15で接合している。
【0012】外面側のアルミ中空型材20は、型材1
0,10の間に位置し、型材20,20の端部同士の溶
接の際に型材10の頂部14に溶接している。
0,10の間に位置し、型材20,20の端部同士の溶
接の際に型材10の頂部14に溶接している。
【0013】型材20は前記幅方向に複数の並べてその
端部同士を溶接で接合している。型材20の外面側の面
板21は前記幅方向に実質的に平坦である。幅方向に大
きな半径で円弧している場合もある。
端部同士を溶接で接合している。型材20の外面側の面
板21は前記幅方向に実質的に平坦である。幅方向に大
きな半径で円弧している場合もある。
【0014】型材20の幅方向の端部の間は外面側に3
角形状に突出している。その頂部は平坦である。頂部2
4と面板21とは板25で接合している。頂部25は型
材10同士の溶接ビードに接触しないように凹み24b
を設けている。型材20の仮面側の面(前記凹み部24
bを除く。)は型材10の上面が歯の面に接触するが如
きに設けている。
角形状に突出している。その頂部は平坦である。頂部2
4と面板21とは板25で接合している。頂部25は型
材10同士の溶接ビードに接触しないように凹み24b
を設けている。型材20の仮面側の面(前記凹み部24
bを除く。)は型材10の上面が歯の面に接触するが如
きに設けている。
【0015】接合手順は、まず図2のように型材10,
10同士を上方から溶接する。次に、これに型材20,
20を乗せる。すなわち型材10,10に型材20を重
ね合わせる。次に、型材20,20同士を溶接する。こ
の時、型材10とも溶接する。Wは溶接部である。Tは
溶接トーチである。
10同士を上方から溶接する。次に、これに型材20,
20を乗せる。すなわち型材10,10に型材20を重
ね合わせる。次に、型材20,20同士を溶接する。こ
の時、型材10とも溶接する。Wは溶接部である。Tは
溶接トーチである。
【0016】これによれば、ワンサイド工法が達成され
る。
る。
【0017】前記溶接方法は摩擦接合方法を採用でき
る。
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ワンサイド工法が達成
される。
される。
【図1】本発明によるワンサイド工法で組立てたアルミ
中空型材の一部の断面図である。
中空型材の一部の断面図である。
【図2】本発明によるワンサイド工法で内面側アルミ中
空型材の組立を示す断面図である。
空型材の組立を示す断面図である。
【図3】本発明によるワンサイド工法で外面側アルミ中
空型材の組立を示す断面図である。
空型材の組立を示す断面図である。
【図4】アルミ中空型材で構成されるダブルスキン車両
の構体の一部の斜視図である。
の構体の一部の斜視図である。
10,20…アルミ中空型材、W…溶接部。
Claims (2)
- 【請求項1】一方側の面が実質的に平坦で、他方側に3
角形状に突出した第1の中空型材を複数備え、該複数の
第1の中空型材を該第1の中空型材の幅方向に並べてそ
の端部同士を接合しており、 前記他方側の面が実質的に平坦で、前記一方側に3角形
状に突出した第2の中空型材を複数備え、該複数の第2
の中空型材を該第2の中空型材の幅方向に並べてその端
部同士を接合しており、 該第2の中空型材の前記3角形状部は前記第1の中空型
材同士の接合部に位置していること、 を特徴とする車両構体。 - 【請求項2】一方側の面が実質的に平坦で、他方側に3
角形状に突出した第1の中空型材を該第1の中空型材の
幅方向に並べてその端部同士を接合し、 前記他方側の面が実質的に平坦で、前記一方側に3角形
状に突出した第2の中空型材を、該第2の中空型材の前
記3角形状部が前記第1の中空型材同士の接合部に位置
すろように配置し、 該第2の中空型材の端部同士を接合すること、 を特徴とする車両構体の製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19036796A JPH1035487A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 車両構体およびその製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19036796A JPH1035487A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 車両構体およびその製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035487A true JPH1035487A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16257009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19036796A Pending JPH1035487A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 車両構体およびその製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1035487A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU742987B2 (en) * | 2000-01-24 | 2002-01-17 | Hitachi Limited | Friction stir joining method |
JP2002137071A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-05-14 | Hitachi Ltd | 構造体およびその製作方法 |
JP2002284001A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Kinki Sharyo Co Ltd | パネル構体とその製造方法 |
JP2005263085A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両構体 |
WO2009042420A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | The Boeing Company | Holding fixture with a plate having male and/or female attaching means for holding identical unit; method of manufacturing a structure made of welded identical repeated units; corresponding structure |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP19036796A patent/JPH1035487A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU742987B2 (en) * | 2000-01-24 | 2002-01-17 | Hitachi Limited | Friction stir joining method |
JP2002284001A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Kinki Sharyo Co Ltd | パネル構体とその製造方法 |
JP2002137071A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-05-14 | Hitachi Ltd | 構造体およびその製作方法 |
JP4494671B2 (ja) * | 2001-06-04 | 2010-06-30 | 株式会社日立製作所 | 構造体およびその製作方法 |
JP2005263085A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両構体 |
WO2009042420A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | The Boeing Company | Holding fixture with a plate having male and/or female attaching means for holding identical unit; method of manufacturing a structure made of welded identical repeated units; corresponding structure |
US7780061B2 (en) | 2007-09-27 | 2010-08-24 | The Boeing Company | Joining fixtures, methods for joining, and joined structures |
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