JPH0640367B2 - 垂直磁気記録再生等化方式 - Google Patents

垂直磁気記録再生等化方式

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JPH0640367B2
JPH0640367B2 JP18333385A JP18333385A JPH0640367B2 JP H0640367 B2 JPH0640367 B2 JP H0640367B2 JP 18333385 A JP18333385 A JP 18333385A JP 18333385 A JP18333385 A JP 18333385A JP H0640367 B2 JPH0640367 B2 JP H0640367B2
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perpendicular magnetic
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bit shift
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隆幸 武田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、単層垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッド
による垂直磁気記録装置において、ビットシフトを減少
させる再生等化方式に関する。
(従来技術とその問題点) 単層垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッドによる垂直
磁気記録では、リング型磁気ヘッドの垂直成分の磁界分
布により、孤立再生波形が非対称なダイパルス状にな
り、従来の長手記録及び単磁極型磁気ヘッドによる垂直
記録のように、微分し零点検出する復調方式はよく機能
しない。そこで、近年零クロス検出・最大傾斜検出法
(第7回日本応用磁気学会学術講演概要集9aA-9)やヒ
ルベルト変換による等化方法(昭和59年電子通信学会
総合全国大会講演論文集分冊1-195)などが提案されて
いる。
単層垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッドによる磁気
記録装置の等化方式の一例(信学技報MR84-54)を第3
図に示し、また第4図を用いて、その動作を説明する。
再生信号は遅延させ〔第4図(a)〕、一方減衰される
〔第4図(b)〕。これらを逆相加算して対称化し、ビッ
トシフトを減少せしめるものである〔第4図(c)〕。
しかしながら、この構成では遅延波形の急峻な立ち上が
り部分に、減衰波形のなだらかな部分を加えてしまうの
で、ビットシフト量も単なる零クロス検出に比べ20%
程度改善されるにとどまる。
(発明の目的) 本発明は、上記の点に鑑み、前記の逆相加算される信号
のうちの遅延されない側の信号に微分を施すことによ
り、さらにビットシフト量の減少をはかることにある。
(発明の構成) 本発明は、単層垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッド
によるディジタル記録において、再生信号を微分した信
号と、再生信号を遅延した信号とを逆相加算することに
より構成され、これによりさらにビットシフトの小さい
再生等化が行える。
(発明の概要) 第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
は波形を示す図である。再生信号を遅延した信号〔第2
図、(a)〕と再生信号を微分し減衰させた信号〔第2
図、(b)〕をと、差動入力増幅器により逆相加算するこ
とにより、急峻で対称的な出力波形〔第2図、(c)〕が
得られビットシフトが減少する。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。第5図は本発明の実施例のより具体的な一つの
回路図を示したものである。実験にはCo-Cr単層垂直磁
気記録媒体を用い、その膜厚は0.4μmとし、空隙長0.4
μmのリング型磁気ヘッドを用いた。ヘッド・媒体間相
対速度は1m/sとした。このとき遅延量が200nSでビ
ットシフトが最小となった。
第6図は、101101パターンにおける中央の11部分のビ
ット間隔のシフト量を記録密度に対してプロットしたも
のである。図中に示した従来技術を示す曲線は同一のヘ
ッド・媒体を用いて、第3図の等化回路を用いて測定し
たものである。このときは、遅延量は400nSが最適で
あった。第6図よりわかるように、本発明によって従来
例よりさらに高密度までビットシフト量を低減できた。
(発明の効果) 本発明によれば、従来例より、さらに高密度まで記録密
度を上げることができた。さらに、遅延量も半分程度に
することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を示すブロック図、第2図は、
孤立波を入力したときの第1図各部の波形を示した図で
ある。第3図と第4図は従来例のブロック図と各部の波
形を示した図である。第5図は本発明の実施例である。
第6図は本発明及び従来例での101101パターンにおける
中央の11部分のビットシフト量を記録密度に対してプ
ロットした図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単層垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッ
    ドによるディジタル記録において、再生信号を微分及び
    遅延し、それぞれを逆相加算することによって、ビット
    シフトを減少させることを特徴とする垂直磁気記録再生
    等化方式。
JP18333385A 1985-08-20 1985-08-20 垂直磁気記録再生等化方式 Expired - Lifetime JPH0640367B2 (ja)

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JPH0770015B2 (ja) * 1985-09-13 1995-07-31 株式会社日立製作所 磁気再生装置
JPH02217635A (ja) * 1989-02-16 1990-08-30 Toyota Motor Corp 液圧緩衝器

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JPS6243805A (ja) 1987-02-25

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