JPH0328085B2 - - Google Patents

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JPH0328085B2
JPH0328085B2 JP60268561A JP26856185A JPH0328085B2 JP H0328085 B2 JPH0328085 B2 JP H0328085B2 JP 60268561 A JP60268561 A JP 60268561A JP 26856185 A JP26856185 A JP 26856185A JP H0328085 B2 JPH0328085 B2 JP H0328085B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform equalization
signal
resistors
input
waveform
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60268561A
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English (en)
Other versions
JPS62128607A (ja
Inventor
Keiichi Nishikawa
Masayoshi Kamo
Hajime Sasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26856185A priority Critical patent/JPS62128607A/ja
Publication of JPS62128607A publication Critical patent/JPS62128607A/ja
Publication of JPH0328085B2 publication Critical patent/JPH0328085B2/ja
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  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気記録装置の読出し回路に含まれ
る波形等化回路に関するもので、磁気ヘツドから
読み出される波形を整形し、品質を高めるために
適用するものである。
〔従来の技術〕
磁気デイスク装置において磁気記録の高密度化
を図る場合、読出し信号の波形相互の干渉により
電圧レベル低下やパターンピークシフトが発生
し、信号検出の性能が低下する。このため、読出
し回路に波形等化回路を適用し読出し波形の半値
幅を狭くして波形間の相互干渉を少なくして、前
記電圧レベル低下およびパターンピークシフトを
軽減させる手段が用いられている。
第3図は、例えば、51年度電子通信学会、総合
全国大会予稿集201「磁気記録における再生波形修
正」の中で詳述されている従来の遅延線を用いた
波形等化回路の一実施例である。図において、1
は入力インピーダンスが非常に大きな差動増幅器
であり、2は遅延量τd、特性インピーダンスR0
を持つ遅延線であり、3は磁気ヘツドの読出し信
号源を等価的に表わしたものであり、Ra,Rb
Rcは抵抗である。ここでRb,Rcは波形等化率K
を決定するものであり、さらにRa,Rb,Rcの組
合せで遅延線の特性インピーダンスR0と整合を
とる。
次に動作について説明する。
信号線3より孤立波E(t)が入力された場合
を考える。このときE(t)として逆正接関数の
微分形 E(t)=1/1+(t/W502 ここでW50は半値幅を仮定する。
この信号E(t)が入力された場合、遅延線2
の整合端aには Ra+Rc/2(Ra+Rb+Rc){E(t)+E(t−2τd
) なる電圧が発生する。
この整合端に発生した電圧は抵抗RbとRcによ
り分割され差動増幅器1の負の入力端には Rc/Rb+Rc・Rb+Rc/2(Ra+Rb+Rc) {E(t)+E(t−2τd)} なる電圧が入力される。
一方、遅延線の反射端bは特性インピーダンス
で整合されておらず、この場合整合端aより入力
された信号は遅延時間τdだけ遅れて反射端bで全
反射し、その時反射端には整合端aより入力され
た信号電圧の2倍の電圧が発生する。信号源3よ
りE(t)なる信号を入力した場合、反射端bに
は Rb+Rc/Ra+Rb+RcE(t−τd) なる電圧が発生する。
よつて、差動増幅器の出力は G(Rb+Rc)/2(Ra+Rb+Rc) 〔2E(t−τd)−Rc/Rb+Rc {E(t)+E(t−2τd)}〕 となる。ここで K=Rc/2(Rb+Rc) とおくと、 GRb+Rc/Ra+Rb+Rc 〔E(t−τd)−K{E(t)+E(t−2τd)
}〕 となる。
ここで、あらためてt−τdをtとおきなおす
と、この波形等化回路は原波形信号から時間τd
け遅れた信号と進んだ信号の和を波形等化率K倍
し、両者の差を出力することになる。この波形等
化による効果を示したのが第4図であり、イは半
値幅W50なる入力孤立波形、ロはそれに対し時間
τdだけ進め、波形等化率K倍した信号並びに時間
τdだけ遅らせ、波形等化率K倍した信号を示す。
ハは波形等化後の孤立波であり、図のように等化
後の半値幅は等化前に比べ狭くなつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般に磁気デイスク装置は信号対雑音比の確保
のため、信号処理回路の入力、出力は差動の形体
で構成することが多い。しかし、従来の波形等化
回路は第3図で示したごとく、入力が差動で構成
されておらず、この部分で差動系をくずすことに
なり、外来雑音に対し信号対雑音比の悪化を招く
ことになる。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、差動入力のまま波形等化を施
し、ピークシフトを軽減する回路を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る磁気デイスク装置の波形等化回
路は、差動増幅器の正負2つの入力端子間に抵抗
を介して遅延線を接続し、また、波形等化回路に
入力する差動信号波形は抵抗を介して差動増幅器
の正負入力端子に接続したものである。
〔作用〕
この発明における波形等化回路は、入力、出力
とも差動の形体をとり、波形等化、増幅され、信
号対雑音比を悪化させることなく、ピークシフト
を軽減させることができる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。この波形等化回路は入力信号E(t)からそ
れを波形等化率K倍し、さらに遅延量τdだけ遅れ
た信号を差し引くことにより波形等化を行うもの
である。
第1図において、1は入力インピーダンスが非
常に大きい差動増幅器であり、2は差動増幅器1
の差動入力端にそれぞれ波形等化率Kの設定のた
めの第1、第2の抵抗Rbを介して接続された遅
延量τdを持つ遅延線であり、3は差動増幅器1の
正入力端子aに波形等化率Kの設定のための第3
の抵抗Raを介して接続された信号源であり、4
は差動増幅器1の負入力端子bに波形等化率Kの
設定のための第4の抵抗Raを介して接続され、
信号源3とともに差動信号を出力する信号源であ
る。
また、Rcは第3、第4および第1、第2の抵
抗Ra,Rbとともに遅延線2の特性インピーダン
スR0と整合するため、遅延線のそれぞれの両端
と接地する第5,第6の抵抗である。
このとき遅延線2の特性インピーダンスR0
各抵抗によつて整合されており、信号線3,4の
出力インピーダンスが非常に小さく、かつ差動増
幅器1の入力インピーダンスが非常に大きいとし
て、 R0=(Ra+Rb)Rc/Ra+Rb+Rc が整合条件となる。
次にこの波形等化回路の動作について説明す
る。
信号源3と4から孤立波としてそれぞれE(t)
と−E(t)が入力されていると仮定する。この
時、差動増幅器1の入力端aには K0E(t)−K1E(t−τd) なる電圧が発生する。ここで K0=Rb+Re/Ra+Rb+Re K1=Re/Ra+Rb+Re・Ra/Ra+Rb Re=Rc・Rd/Rc+Rd Rd=Rc・(Ra+Rb)/Rc+(Ra+Rb) である。なお、ここでK0E(t)を第2図イに、
K1E(t−τd)を同図ロに、K0E(t)−K1E(t−
τd)を同図ハに示す。また差動増幅器1のもう一
方の入力端bにも、この電圧の逆極性の電圧が発
生する。
このとき波形等化率Kは K=K1/K0=Ra・Re/(Rb+Re)(Ra+Rb) で表わすことができる。
すなわち、この波形等化回路は孤立波E(t)
に対して、その波形を波形等化率K倍し、さらに
遅延量τdだけ遅らせた信号を差し引くことにより
可能となる。
このように上記実施例によれば、差動増幅器の
正負入力端子に、それぞれ抵抗を介して差動信号
を入力すると共に、この入力信号を分圧抵抗によ
り減衰させ、遅延線を介して差動増幅器の各々相
手側端子に供給しているので、半値幅W50を狭く
することができ、かつ外来雑音の影響も軽減しう
るものである。
なお、この波形等化回路の説明においては、第
2図のような対称な孤立波を入力した場合の例に
ついて示したが、例えば記録媒体や磁気ヘツドの
条件によつては孤立波そのものが対称でない場合
もある。例えば図5に示す孤立波の場合にも、こ
の波形等化回路を適用することにより、半値幅
W50を狭くすることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る波形等化回路によれ
ば、磁気ヘツドから読み出される波形を整形し、
半値幅W50を小さくすることによつて、ピークシ
フトを軽減でき、同時に外来雑音の影響も軽減で
きるため、信頼性の高い読み出し回路を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による波形等化回
路の回路図、第2図はこの発明による波形等化の
原理を模した図、第3図は従来の波形等化回路の
回路図、第4図は従来の波形等化の原理を模した
図、第5図はこの発明による他の波形等化の原理
を模した図である。 図中、1は差動増幅器、2は遅延線、3は信号
源、Raは第3、第4の抵抗、Rbは第1、第2の
抵抗、Rcは第5、第6の抵抗である。なお、図
中同一符号は同一または相当部分を示すものとす
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気記録装置の信号読出し回路に含まれる波
    形等化回路において、差動増幅器の正負2つの入
    力端子にそれぞれ第1、第2の抵抗を接続し、前
    記第1、第2の抵抗の他の端子は2つの接続端子
    を持つ遅延線にそれぞれ接続され、また、差動入
    力信号のそれぞれ正負極性信号はそれぞれ第3、
    第4の抵抗を介して前記差動増幅器の正負2つの
    入力端子と接続され、さらに前記遅延線の2つ接
    続端子には他方が接地された第5、第6の抵抗が
    接続された回路構成からなり、前記遅延線の特性
    インピーダンスとの整合は第1、第2、第3、第
    4、第5、第6の抵抗の組合せで行うことを特徴
    とする波形等化回路。
JP26856185A 1985-11-29 1985-11-29 波形等化回路 Granted JPS62128607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26856185A JPS62128607A (ja) 1985-11-29 1985-11-29 波形等化回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP26856185A JPS62128607A (ja) 1985-11-29 1985-11-29 波形等化回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62128607A JPS62128607A (ja) 1987-06-10
JPH0328085B2 true JPH0328085B2 (ja) 1991-04-18

Family

ID=17460236

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JP26856185A Granted JPS62128607A (ja) 1985-11-29 1985-11-29 波形等化回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56154815A (en) * 1980-04-09 1981-11-30 Sperry Rand Corp Delay line spectrum shaping differentiating circuit with signal detecting balanced tap

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56154815A (en) * 1980-04-09 1981-11-30 Sperry Rand Corp Delay line spectrum shaping differentiating circuit with signal detecting balanced tap

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JPS62128607A (ja) 1987-06-10

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