JPH07118047B2 - 波形等化回路 - Google Patents

波形等化回路

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JPH07118047B2
JPH07118047B2 JP61023353A JP2335386A JPH07118047B2 JP H07118047 B2 JPH07118047 B2 JP H07118047B2 JP 61023353 A JP61023353 A JP 61023353A JP 2335386 A JP2335386 A JP 2335386A JP H07118047 B2 JPH07118047 B2 JP H07118047B2
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隆夫 菅原
隆 相川
弘 武藤
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、再生信号を遅延する遅延回路と差動増幅器と
からなる反射型余弦等価器において、差動増幅器の正負
の入力割合を可変とするために利得変増幅器を用い、入
力信号の分解能に応じて該利得可変増幅器の利得を制御
することにより差動増幅器の入力割合を変化させるよう
にし、高低分解能に適合した波形等化が可能となる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ディスク装置における再生信号を処理す
る処理技術、特に再生信号の波形を等化する波形等化方
式に関するものである。
情報処理の分野で情報を記録するのに磁気ディスク装置
が広く用いられている。この磁気ディスク装置は、再生
信号を波形等化回路を用いて波形等化の処理を行う。一
般に、この波形等化回路として、余弦等化器が用いられ
ている。この余弦等化器は再生信号の高域成分を強調し
て、分解能を上げて、再生信号の位相マージン及び振幅
マージンを大きくし再生信号の品質を向上する。
しかしながら、高域成分の強調は、再生信号の中の高い
周波数信号と低い周波数信号の比率に応じて変化してな
いので、例えば分解能の低い磁気ディスクの内側で所定
の波形等化を行い、その設定値のままで分解能の高い磁
気ディスクの外側で波形等化を行った場合、ピークシフ
ト及び異常パルスを発生し、位相マージン及び振幅マー
ジンを小さくて逆効果となり、再生信号の品質を低下さ
せる。
以上に対処するために、磁気ディスク装置のシリンダ情
報に基づいて、磁気ディスクの内外周で高域強調度を変
化させる方式も考えられている。然し、この方式も磁気
ディスク及び磁気ヘッドの特性のバラツキによって充分
と言えず、高域強調が適切に行える波形等化方式が要望
されている。
〔従来の技術〕
従来の波形等化は、第6図に示す余弦等化器のブロック
図によって行われている。再生信号A−0は、特性イン
ピーダンスZoを持つ遅延回路5に入力され、遅延回路5
でτの遅延が行われる。このτ遅延された信号B−0
は、差動増幅器10の+端子に入力される。更に、信号B
−0は、差動増幅器10の入力端で反射されて、遅延回路
5を介して信号C−0となり、終端抵抗12に吸収され
る。
信号C−0は、定数増幅器11でK倍されて差動増幅器10
の−端子に入力される信号D−0となる。差動増幅器10
は信号B−0と信号D−0とから波形等化された信号E
−0を得る。
上記した各信号は、第7図に示すようになる。第7図よ
り明らかなように、再生信号A−0は、信号E−0とな
り、振幅aの半値幅bが再生信号A−0の半値幅cに比
して狭くなり波形干渉を少なくして、分解能を向上する
効果をもっている。この等化回路の周波数特性は、第8
図に示すようになり、低域と高域の増幅度は定数Kによ
って変化する。
結果、低分解能の再生信号に適切な等化を行うと、第9
図(a)に示すような理想的な信号E−0が得られる。
然し、高分解能の再生信号に同じ設定で等化を行うと、
第9図(b)のように波形等化された信号はE−0とな
り、逆にピークシフトTp−1と異常パルスPeを生じ、弊
害を生ずる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記したように従来の波形等化方式は、分解能の高低に
左右されて充分な波形等化が行えないと云う問題があっ
た。
本発明は、以上のような従来の状況から、分解能及び磁
気ディスク媒体,磁気ヘッドに左右されることのない波
形等化方式の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、第1図に示すように、再生信号の高域成分
および低域成分を通過するフイルタ回路1,2と、これら
フイルタ回路の出力のピーク値を検出し保持するピーク
ホールド回路3,4と、これらピークホールド回路の出力
を定数倍する定数倍増幅器6,7と、これら定数倍増幅器
の出力により利得が制御され差動増幅器の正側、負側の
各入力信号レベルの割合を変える利得可変増幅器8,9を
設けた構成とする。
〔作用〕
フィルタ回路1が再生信号の高域、フィルタ回路2が再
生信号の低域をそれぞれ透過しピークホールド回路3と
4に入力する。ピークホールド回路3と4は、予め定め
られたパターンであると、ピーク値を検出し保持する。
このピーク値を定数増幅器8,9を介して利得可変増幅器
8,9に入力して差動増幅器10の入力信号の割合を変化さ
せる。したがって分解能に応じた波形等化が可能とな
る。
〔実施例〕
第1図は、本発明の波形等化方式を適用した実施例のブ
ロック図である。
再生信号Aは、2分岐され、一分岐は、遅延回路5を介
して遅延された信号Cを、利得可変増幅器8に入力す
る。全反射された信号は、終端抵抗12に吸収される。遅
延回路5の入力端の信号BはAGC増幅器9に入力され
る。
一方、再生信号Aの他分岐は、再生信号の中の高い周波
数信号のみを通過するハイパスフィルタ回路1と再生信
号の中の低い周波数信号のみを通過するローパスフィル
タ回路2に入力される。両フィルタの出力信号EとF
は、それぞれピークホールド回路3と4に入力される。
このピークホールド回路3と4は、再生信号の中に予め
定められた特定パターンがある場合のみ、信号EとFを
ピーク値を検出し、それを保持する。
上記した特定パターンは、磁気ディスクのセクタ開始か
ら数10バイト程度の位置に書込まれている。また、この
特定パターンは、データ面サーボ方式の場合にはサーボ
信号を用いてもよい。
ピークホールドされた信号EとFは信号GとHとになり
それぞれの定数増幅器6と7とによって定数(K1,K2)
倍されて、それぞれ利得可変増幅器8と9に入力され
る。即ち、利得可変増幅器8,9は信号Gと信号Hによっ
て、信号Cと信号Bを制御して、差動増幅器10に入力さ
れる。即ち、分解能に応じた波形等化が可能となる。
第2図(a)は、再生信号が低分解能の場合の波形図で
あり、第2図(b)は再生信号が高分解能の場合の波形
である。第2図(a)に示すように、低分解能で波形等
化が強く作用し分解能を向上する。、第2図(b)の高
分解能の場合には波形等化が殆ど作用せず理想的な波形
が得られる。
第3図は本発明の他の実施例のブロック図である。但
し、分解能検出パターンをRLL2/7符号化方式の最低周波
数パターンとした場合である。実施例と異なる部分はロ
ーパスフィルタ回路11のみを用いた点である。
RLL2/7符号化方式のパターンをローパスフィルタ回路に
入力すると、第4図に示すような再生信号スペクトルに
なる。即ち、ローパスフィルタ回路の周波数特性をCと
すると、最低周波数パターン(実線で示す)の第3高調
波dは、最高周波数パターン(点線で示す)の第3高調
波eより低い周波数となっている。更に、最高周波数パ
ターンにおける高次成分eは基本周波数成分fに比して
小さい。従って、RLL2/7符号方式においては、遅延回路
5より出力される信号(N信号)の基本周波数成分の振
幅と、ローパスフィルタ回路2から出力され、ピークホ
ールド回路4と定数増幅器9及びAGC増幅器9を経由し
て差動増幅器10に入力される信号の基本周波数成分の振
幅とを比較することにより低い分解能の検出が可能とな
る。
但し、セクタ開始から上記した最低周波数パターンを検
出するまでピークホールド回路に初期値を持たせるため
の初期値セット/リセット信号Oが付けてある。
第5図(a)と(b)は、他の実施例の低い分解能と高
い分解能の場合の各部波形を示す。
図から明らかなように、理想的な波形等化が簡単な回路
構成で得られる利点がある。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、入力
信号の分解能が検知されてこの検知信号によって差動増
幅器の入力信号の割合を制御し、分解能と媒体及び磁気
ヘッドに影響されない波形等化が行え、磁気ディスク装
置に適用すると極めて有効な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による実施例のブロック図、 第2図は実施例の各部波形図、 第2図(a)は低分解能の場合の波形図、 第2図(b)は高分解能の場合の波形図、 第3図は本発明の他の実施例のブロック図、 第4図は他の実施例の再生スペクトル図、 第5図は他の実施例の各部波形図、 第5図(a)は低分解能の場合の各部波形図、 第5図(b)は高分解能の場合の各部波形図、 第6図は従来の余弦等化器のブロック図、 第7図は従来の各部波形図、 第8図は従来の等価回路の周波数特性図、 第9図は従来の各部波形図、 第9図(a)は低分解能の場合の各部波形図、 第9図(b)は高分解能の場合の各部波形図である。 図において、1はハイパスフィルタ回路、2はローパス
フィルタ回路、3と4はピークホールド回路、5は遅延
回路、6とは定数増幅器、10差動増幅器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生信号を遅延する遅延回路の出力を差動
    増幅器の正側端子に入力し、前記遅延回路の入力段の信
    号を差動増幅器の負側端子に入力し、該差動増幅器の出
    力により再生信号の波形等化信号を得る反射型余弦等化
    器構成において、 前記差動増幅器の正側及び負側端子の各信号入力路に入
    力信号レベルを可変する利得可変増幅器をそれぞれ接続
    するとともに、 前記正側信号入力路の利得可変増幅器の利得を制御する
    ための、前記再生信号の高域成分を通過させるハイパス
    フイルタ回路、該フイルタ回路の出力のピーク値を検出
    し保持するピークホールド回路、該ピークホールド回路
    の出力を定数倍する定数増幅器を設け、かつ 前記負側信号入力路の利得可変増幅器の利得を制御する
    ための、前記再生信号の低域成分を通過させるローパス
    フイルタ回路、該フイルタ回路の出力のピーク値を検出
    し保持するピークホールド回路、該ピークホールド回路
    の出力を定数倍する定数増幅器を設け、 前記各利得可変増幅器の利得を前記各定数倍信号により
    制御し前記差動増幅器の正負入力信号の比率を変えるよ
    うにしたことを特徴とする波形等化回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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