JPH0424530Y2 - - Google Patents

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JPH0424530Y2
JPH0424530Y2 JP14661084U JP14661084U JPH0424530Y2 JP H0424530 Y2 JPH0424530 Y2 JP H0424530Y2 JP 14661084 U JP14661084 U JP 14661084U JP 14661084 U JP14661084 U JP 14661084U JP H0424530 Y2 JPH0424530 Y2 JP H0424530Y2
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output
output signal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は磁気記録されたデジタル信号を再生す
る磁気再生装置の再生信号ピツクアツプ部に利用
される積分検出回路に関する。
(従来の技術) 磁気記録信号の再生出力周波数特性は中域周波
数までは6dB/オクターブの理想特性を示すが周
波数が高くなるにともなつて記録波長に関係する
損失等によつて相対出力は低下し、山なりの特性
を呈する。しかるに磁気テープにデジタル信号を
記録する場合、前記再生出力周波数特性のピーク
をはさむ所定範囲で記録した場合に効率がよい。
しかし、再生の場合においてはジツタの増大、
符号間干渉等の問題が生ずる。このため第2図に
示した積分検出回路を介して再生信号を検出する
ことが行なわれている。
従来の積分検出回路は第2図に示す如く、再生
ヘツド増幅器の出力信号はハイパスフイルタ1に
供給され、ついでローパスフイルタ2に供給され
てハイパスフイルタ1およびローパスフイルタ2
により雑音成分が除去されて、遅延回路3a,3
bおよび加算回路3cからなる微分等化回路3に
供給されて半幅値が等化されて磁気記録、再生帯
域の制限により生ずるピークシフトが補償された
後、積分回路4で積分され、比較器6で検出され
る。このとき、記録、再生特性や、ハイパスフイ
ルタ1により低域を制限され、また積分回路4も
信号周波数に比較して低域側は有限範囲内で積分
作用を行なうのみのため、積分回路4の出力はそ
の出力に応じた揺れが生ずる。この揺れの補償
(DC再生)は、ダイオード5a,5bで正負両側
をそれぞれエンベロープ検波し検波出力を加算す
ることにより瞬時平均値を出力する平均レベル検
出器5の出力を比較器6の基準値とすることによ
り行なわれている。
しかし、ハイパスフイルタ1のカツトオフ周波
数を一定以上上げたり、積分回路4の積分範囲を
狭くしすぎると、平均レベル検出器5の検出遅れ
が、積分回路4の出力の揺れに対して発生し、補
償しきれない欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消することができ、正確に積分回路の
揺れを補償することのできる積分検出回路を提供
することを目的とする。
(考案の実施例) 以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。第1図に示した本考案の一実施例に
おいて、第2図に示した従来例の構成要素と同一
の構成要素には同一の符号を付して示してあり、
その説明は省略する。
本考案の一実施例において、再生ヘツド増幅器
の出力信号は微分等化回路3に供給して半幅値を
等化する。微分等化回路3の出力はハイパスフイ
ルタ1を介して積分回路4に供給して積分する。
積分回路4の出力はローパスフイルタ2を介して
比較器6に供給して、また、積分回路4の出力は
平均レベル検出器5に供給し、平均レベル検出器
5の出力は比較器6に基準値として供給し、比較
器6の出力から再生出力を得る。
以上の如く構成された本考案の一実施例におい
て、再生ヘツド増幅器の出力信号は微分等化回路
3によつて半幅値が等化され、磁気記録、再生帯
域の制限により生ずるピークシフトが補償され、
ハイパスフイルタ1で不要低域成分が除去された
うえ、積分回路4で積分される。
積分回路4の出力はローパスフイルタ3により
不要高域成分が除去されたうえ、比較器6で検出
される。一方、積分回路4の出力は平均レベル検
出器5に供給されて瞬時平均値が検出されて、比
較器6に基準値として供給され、積分回路4の出
力における揺れの補償がなされる。
しかるにローパスフイルタ2が、積分回路4と
比較器6との間に挿入されており、またここで平
均レベル検出器5の検出遅れとローパスフイルタ
2の遅延時間とをほぼ等しくすることができる。
したがつてハイパスフイルタのカツトオフ周波数
を一定以上上げたり、積分回路4の積分範囲を狭
くすることにより積分回路4の揺れに対して平均
レベル検出器5の検出遅れが発生しても、平均レ
ベル検出器5の検出遅れがローパスフイルタ2の
遅延時間によつて補償されることになり、積分回
路4の出力の揺れが補償される。
また、積分回路と並列に微分等化回路を設け出
力を加算するようにした形の回路にも適用でき
る。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば、積分回路の
出力の揺れが補償されるため、ハイパスフイル
タ、ローパスフイルタをそれぞれ必要帯域ぎりぎ
りに設定できるので、S/Nが向上でき、正確に
低域(直流)成分を補償することができるので、
検出誤りが減少する。
また、積分回路と比較器との間に遅延回路を挿
入する場合に比較して部品数が少なくてすみ、必
要容積および価格も低くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図。第2図は従来の積分検出回路の構成を示す
ブロツク図。 1……ハイパスフイルタ、2……ローパスフイ
ルタ、3……微分等化回路、4……積分回路、5
……平均レベル検出器、6……比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号を記録した磁気記録媒体からの再生信号を
    微分等化する微分等化回路と、微分等化回路の出
    力信号を積分する積分回路と、積分回路の出力信
    号を入力とするローパスフイルタと、積分回路の
    出力信号を入力信号として入力しこの入力信号の
    正、負両方をエンベロープ検波した出力信号を加
    算して出力する平均レベル検出器と、ローパスフ
    イルタの出力信号を比較入力としかつ平均レベル
    検出器の出力信号を基準値とする比較器とを備
    え、ローパスフイルタの遅延時間で平均レベル検
    出器の検出遅れを補償することを特徴とする積分
    検出回路。
JP14661084U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH0424530Y2 (ja)

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JPS6164674U JPS6164674U (ja) 1986-05-02
JPH0424530Y2 true JPH0424530Y2 (ja) 1992-06-10

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