JPH02126404A - 情報再生方式 - Google Patents

情報再生方式

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JPH02126404A
JPH02126404A JP1904489A JP1904489A JPH02126404A JP H02126404 A JPH02126404 A JP H02126404A JP 1904489 A JP1904489 A JP 1904489A JP 1904489 A JP1904489 A JP 1904489A JP H02126404 A JPH02126404 A JP H02126404A
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JP
Japan
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waveform
circuit
frequency component
recording medium
time constant
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JP1904489A
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Morishige Aoyama
青山 森繁
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気ディスク、磁気テープなどの磁気記憶装置
で用いられる情報再生方式に関する。
(従来の技術) Co−Crのように膜面に垂直な方向に磁気異方性を有
する磁気記録媒体は高密度の記録特性を有するものとし
て知られている。しかしながら、このような垂直磁気記
録媒体をリング型磁気ヘッドで記録再生したときの孤立
波形は従来の長手磁気記録媒体とは異なった、非対称な
ダイパルス波形となるため、これを装置化するには従来
と異なった再生データ検出方式が必要である。このよう
な垂直磁気記録媒体とリングヘッドの系における再生デ
ータ検出方式として、1982年11月発行の第6回日
本応用磁気学会学術講演概要集16pB−9において、
再生波形のゼロクロス点をデータ点とする方法(以下濾
波形検出方式と呼ぶ)、再生波形の最大傾斜点をデータ
点とする方法(以下2同機分方式と呼ぶ)が記載されて
おり、両者の比較では2同機分方式の方が有効であるこ
とが示されている。また、1985年9月発行のIEE
ETRANSACTIONSONMAGNETIC8゜
VOL、 MAG−21,No、 5 pp、 136
5〜1367 &:おイテは、もとの波形とこれを遅延
した波形とを重ね合わせた後のゼロクロス点をデータ点
とする方法(以下遅延波形減算方式と呼ぶ)が記載され
ている。
(発明が解決しようとする課題) 前述のように、濾波形検出方式より2同機分方式の方が
有効であることが知られているが、2同機分方式では高
周波数成分を強調する回路特性となるので、高周波数成
分のノイズが強調されてSN比が劣化するため、位相マ
ージンが狭くなるという問題点があった。更に、ダイパ
ルス波形の非対称性が著しい場合にはビットパターンを
記録再生したときの位相歪が大きくなって位相マージン
が狭くなるという問題があった。また、遅延波形減算方
式においては遅延線なる特殊で高価な部品を必要とし、
装置が高コストになるという問題点があった。
本発明の目的は、垂直磁気記録媒体とリング型磁気ヘッ
ドとを用いた磁気記憶装置において、標準的で安価な回
路部品を用いた回路構成で、広い位相マージンを得るこ
とができる再生データ検出方式を用いた情報再生方式を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による情報再生方式は、リング型磁気ヘッドによ
り垂直磁気記録媒体から再生した信号を微分回路に通す
ことによりほぼ対称な波形とした後、該微分回路の出力
信号のピーク位置を検出することを特徴とするものであ
る。
(作用) 次に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の情報再生方式を実現する情報再生装置
のブロック図であり、第2図は第1図の情報再生装置の
動作を説明する波形図である。
図において、1は垂直磁気記録媒体、2はリング型磁気
ヘッド、3は微分回路、4はピーク位置検出回路を示す
。垂直磁気記録媒体1とリング型磁気ヘッド2による孤
立再生波形は第2図(a)の5に示すように非対称なダ
イパルス波形である。この信号を微分回路3に通すと第
2図(b)の6に示すような波形となる。ここで微分回
路3の時定数を最適に選ぶことにより該微分回路からの
出力波形をほぼ対称な波形にすることができ、ビットパ
ターンを記録再生したときの位相歪を小さくすることが
できる。また同時に、高周波数成分を強調する度合を低
く抑え、かつ低周波数成分を抑える回路特性となるため
、高周波数成分のノイズの強調が少なく、低周波数成分
のノイズが抑制されることによりSN比をよくすること
ができる。従って、ピーク位置検出回路4でディジタル
化されて得たパルスの位相マージンを小さくすることが
出来る。
(実施例1) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図において、垂直磁気記録媒体1としてCo−Cr
を用い、リング型磁気ヘッド2としてセンダストヘッド
を用いた。微分回路3としては第3図のようにコンデン
サ7と抵抗8とからなる回路を用いた。
この微分回路で時定数Tは、コンデンサ7の容量Cと抵
抗8の大きさRとの積でT=C−Rと表わされる。また
、ピーク位置検出回路4は従来の長手記録で用いられて
いるのと同様の回路を用いた。この回路は第4図に示す
ようにローパスフィルタ9、該ローパスフィルタ9の出
力を微分する微分回路10、該微分回路10の出力の正
負を判定する比較器11、該比較器11の出力の立ち上
がり及び立ち下がりのエッヂをパルスにする単安定マル
チバイブレータ12により構成されている。
第14図は第1の情報再生装置で、垂直磁気記録媒体1
としてCo−Cr単層膜媒体を用い、リング型磁気ヘッ
ド2としてセンダストヘッドを用いて位相マージンを測
定した結果を示す。ここでfはリング型磁気ヘッドから
の再生信号の最高周波数、Tは微分回路3の時定数であ
る。本実施例においてはMFM変調方式でデータ転送レ
ートを5Mbit/seeとした。この場合はf=2.
5MHzである。装置化のために必要な位相マージンは
通常30%以上とされている。第14図の結果から微分
回路3の時定数Tを0.07/fから0.6/fの範囲
に選ぶことにより位相マージンが30%以上となり装置
化に必要なマージンを確保することができることが明ら
かとなった。
従来知られていた再生波形の最大傾斜点をデータ点とす
る方法2回微分検出方式)は第1図と同じ構成の情報再
生装置で実現できるが、最大傾斜点を得るには微分回路
3の時定数を十分小さくしなければならない。これは第
14図においてf−Tがおよそ0.03以下の領域にあ
ることに相当する。本実施例においてはf−Tを0.0
7から0.6の範囲に選ぶことにより従来の2回微分検
出方式よりも十分広く、装置化に必要な位相マージンを
得ることができる。
以下に、時定数を70nsにした場合と20nsにした
場合を比較して説明する。
ディスク・ヘッド間相対速度が1.7m/sの時の孤立
波形は第5図に示すような非対称なダイパルス波形とな
った。また、従来の方式のように波形の最大傾斜点を検
出するように時定数Tの値を20nsとしたときの該微
分回路3からの出力波形を第6図に示し、本発明の方式
のように波形がほぼ対称となるように時定数の値を70
nsとしたときの微分回路3からの出力波形を第7図に
示す。時定数が70nsの時の微分回路出力波形はほぼ
対称となっていることが明らかである。また、データ転
送レートを5Mb/sとして、微分回路3の時定数を2
0nsとしたとき、及び70nsとしたときの波形対称
性、SN比、位相マージンの評価結果を下表に示す。
従来の2回微分方式、すなわちT = 20nsの場合
よりもT=70nsとしたときの方が波形がほぼ対称と
なり、かつSN比が良くなって、より広い位相マージン
が得られた。
(実施例2) 第2の実施例として、垂直磁気記録媒体1としてCo−
0r単層膜媒体を用い、リング型磁気ヘッド2としてフ
ェライトヘッドを用いた場合を説明する。
ディスク・ヘッド間相対速度が1.7m/sの時の孤立
波形は第8図に示すような波形となった。第1図に示す
情報再生装置を用い、MFM変調方式でデータ転送レー
トを4Mbit/5ee(最高周波数f=2MHz)と
して、位相マージを測定した結果を第15図に示す。こ
こでTは微分回路3の時定数である。第15図の結果か
ら、本実施例の場合に於ては微分回路3の時定数Tを0
.1/f(= 0.05psec)から1.2/f(=
0.6psec)の範囲に選ぶことにより位相マージン
が30%以上となり装置化に必要なマージンを確保する
ことができることが明かとなった。これは、この時定数
の範囲では波形がほぼ対称となり、かつSN比が良くな
ることによる。
次に、従来の方式のように波形の最大傾斜点を検出する
ように時定数Tの値を20nsとしたときの該微分回路
3からの出力波形を第9図に示し、本発明の方式のよう
に波形がほぼ対称となるように時定数の値を500ns
としたときの微分回路3からの出力波形を第10図に示
す。時定数が500nsの時の微分回路出力波形はほぼ
対称となっていることが明かである。更に、データ転送
レートを4Mb/sとして、微分回路3の時定数を20
nsとしたとき、及び500nsとしたときの波形対称
性、SN比、位相マージンの評従来の2回微分方式、す
なわち’r:20nsの場合よりもT = 500ns
としたときの方が波形がほぼ対称となり、かつSN比が
良くなって、より広い位相マージンが得られた。
なお、上記実施例では微分回路3として第3図に示すよ
うな構成の回路を用いたが、この他に第11図、第12
図、第13図のような回路を用いることができ、いずれ
も抵抗、コンデンサ、コイル、トランジスタのような標
準的で安価な回路部品で構成できる。
(発明の効果) 本発明による情報再生方式は以上説明したように、垂直
磁気記録媒体とリング型磁気ヘッドとを用いた磁気記憶
装置において、標準的で安価な回路部品を用いた回路構
成で、広い位相マージンを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報再生方式を実現する装置の構成を
示すブロック図、第2図は第1図の情報再生装置の動作
を説明する波形図、第3図、第11図、第12図、第1
3図は第1図における微分回路の構成例を示す回路図、
第4図は第1図におけるピーク位置検出回路の構成例を
示すブロック図、第5図、第6図、第7図、第8図、第
9図、第10図は本発明の第1、第2の実施例における
波形図である。第14図、第15図は微分回路の時定数
と位相マージンとの関係の測定結果を示すグラフである
。図においてlは垂直磁気記録媒体、2はリング型磁気
ヘッド、3は微分回路、4はピーク位置検出回路、5は
リングヘッド2からの孤立再生波形、6は微分回路3か
らの出力波形、7はコンデンサ、8は抵抗、9はローパ
スフィルタ、10は微分回路、11は比較器、12は単
安定マルチバイブレータを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リング型磁気ヘッドにより垂直磁気記録媒体から再生し
    た信号を微分回路に通すことによりほぼ対称な波形とし
    た後、該微分回路の出力信号のピーク位置を検出するこ
    とを特徴とする情報再生方式。
JP1019044A 1988-07-12 1989-01-26 情報再生方式 Expired - Lifetime JP2687542B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17474188 1988-07-12
JP63-174741 1988-07-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02126404A true JPH02126404A (ja) 1990-05-15
JP2687542B2 JP2687542B2 (ja) 1997-12-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996027186A1 (fr) * 1995-03-01 1996-09-06 Hitachi, Ltd. Appareil de reproduction de signaux magnetiques
US7023634B2 (en) 2001-09-28 2006-04-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Data channel for processing user data and servo data in a disk drive adopting perpendicular magnetic recording system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63293705A (ja) * 1987-05-27 1988-11-30 Sharp Corp 磁気記録再生回路

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US7023634B2 (en) 2001-09-28 2006-04-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Data channel for processing user data and servo data in a disk drive adopting perpendicular magnetic recording system

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