JPS6236142Y2 - - Google Patents

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JPS6236142Y2
JPS6236142Y2 JP1107178U JP1107178U JPS6236142Y2 JP S6236142 Y2 JPS6236142 Y2 JP S6236142Y2 JP 1107178 U JP1107178 U JP 1107178U JP 1107178 U JP1107178 U JP 1107178U JP S6236142 Y2 JPS6236142 Y2 JP S6236142Y2
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JP
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circuit
waveform
output
frequency
resonant circuit
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JP1107178U
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JPS54114972U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は磁気テープ、磁気ドラム等の磁気記録
媒体からデジタル信号を磁気ヘツドで読取つたと
きに得られる再生波形のピーク時点(時刻)を検
出するピーク時点検出回路に関するものである。 従来のデジタル型磁気再生装置は、一般に第1
図に示すように磁気テープ等の磁気記録媒体1か
らデジタル記録信号を読取る磁気ヘツド2、ヘツ
ド出力を増幅する増幅器3、増幅器3から得られ
る再生波形を微分する微分回路4、微分出力を増
幅する増幅器5、及び微分波形のゼロクロス(零
又は略零レベルを横切る時点)を検出するコンパ
レータ6によつて構成されている。今、記録媒体
1に第2図Aに示すような矩形波のデジタル信号
が記録されているとすれば、記録媒体1を移動さ
せつつ磁気ヘツド2で記録を読取ることによつて
第2図Bに示すような再生波形(ヘツド再生出力
波形)を得ることが出来る。第2図Aの記録波形
と第2図Bの再生波形との比較から明らかなよう
に、記録波形を微分した形態の再生波形が得られ
るので、再生波形のピーク時点t1,t2,t3,t4,t5
を検出すれば、記録波形の反転時点を知ることが
可能となり、記録波形の復元が可能になる。そこ
で、第2図Bの再生波形を微分回路4によつて微
分すると、第2図Cに示す微分波形となり、この
微分波形のゼロクロスが再生波形のピークに対応
した状態となる。この微分波形のゼロクロスを検
出するためにコンパレータ6のトリガレベル7,
8を零レベルに接近するように設定すれば、第2
図Cの微分波形がトリガレベル7又は8を横切る
毎にコンパレータ6の出力が反転し、この反転時
点t1,t2,t3,t4,t5が第2図Cの微分波形のゼロ
クロス時点及び第2図Bの再生波形のピーク時点
となる。 ところで、第2図には理想的なピーク検出状態
を示したが、再生波形のピーク時点と検出された
ピーク時点との間に時間差が生じる。この時間差
を小さくするためには微分回路4のCR時定数を
小さくしなければならない。ところが、時定数を
小さくすると微分出力の振幅が小さくなるため
S/Nが悪くなり、ノイズが問題となる。このた
め、ノイズ除去のために積分回路を設ける等の
種々の配慮をしなければならなかつた。 ピーク時点検出回路には、上述の微分型の他
に、ダイオード対型等があるが、再生出力の変動
によつてピーク検出誤差が大きくなるという欠点
を有する。 そこで、本考案の目的は、ノイズの多い波形の
ピーク時点(時刻)の検出を簡単な構成で行うこ
とが可能なピーク時点検出回路を提供することに
ある。 上記目的を達成するための本考案は、磁気記録
媒体に記録されているデジタル信号を磁気ヘツド
で読み取ることによつて得られる再生信号の波形
のピーク時点を検出するピーク時点検出回路にお
いて、前記再生信号の伝送線路に抵抗Rとインダ
クタンスLと容量Cとから成る共振回路を接続
し、前記共振回路の共振周波数()を前記デ
ジタル信号の記録密度に対応する周波数の中心値
S)の少なくとも1.5倍以上に設定し、前記共
振回路の出力のゼロ近傍時点を検出する回路を設
けたことを特徴とするピーク時点検出回路に係わ
るものである。 上記本考案によれば、再生信号伝送線路に第5
図に示すような周波数−出力特性を有する共振回
路が接続される。そして、デジタル信号の周波数
の中心値Sは共振周波数よりも低い周波数
帯域に位置する。共振周波数よりも低い周波
数帯域は周波数が高くなるにつれて出力レベルが
高くなる特性(以下、これを微分特性と呼ぶ)を
有し、共振周波数よりも高い周波数帯域は周
波数が高くなるにつれて出力レベルが低くなる特
性(以下、これを積分特性と呼ぶ)を有する。共
振周波数よりも低い周波数帯域は微分回路と
同様な微分特性を有するので、この帯域の周波数
成分を含む再生信号を本考案の共振回路に入力さ
せると、微分出力が得られる。一方、再生信号に
重畳されているノイズ成分は、再生信号の周波数
即ちデジタル信号の周波数の中心値(S)より
も十分に高い周波数成分から成る。このため、ノ
イズの周波数成分は、第5図の共振周波数
りも高い周波数帯域に位置する。共振周波数
よりも高い周波数帯域は積分特性を有するので、
高い周波数成分から成るノイズが抑制される。こ
の結果、共振回路を設けるのみで、ノイズを抑制
して再生信号の微分出力を得ることが可能にな
る。 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。 第3図は本考案の1実施例に係わるピーク時点
検出回路を含んだ磁気再生装置を示すものであ
る。この磁気再生装置においても、磁気記録媒体
11からデジタル記録信号を読取る磁気ヘツド1
2、及びこの磁気ヘツド12の出力を増幅する増
幅器13を設け、記録媒体11に第4図Aに示す
矩形波のデジタル信号が記録されているときには
第4図Bに示す再生波形(ヘツド再生出力波形)
を得るように構成されている。しかし、再生波形
を微分回路を通さずに、点線で囲んで示す共振回
路14を通すことによつて再生波形のピーク時点
の検出を行つている。 この共振回路14は、磁気ヘツド出力即ち再生
信号を伝送するための線路15に直列接続された
抵抗値Rの抵抗回路16と、該抵抗回路16の出
力側にて線路15に並列接続されたインダクタン
ス値Lの誘導回路17と、該誘導回路17に並列
接続された容量値Cのコンデンサ18とから成
り、且つQ=2πL/R=1/2πCR=1(
但し は再生信号に適した共振周波数
【式】に なるように前記R,L,Cが設定されたものであ
る。)尚共振周波数は記録デジタル信号の記
録密度に対応する周波数の中心値の1.5〜4倍で
あることが望ましく、更に2倍以上であることが
一層望ましい。例えば50KHzに相当した記録密度
で記録されているとすれば、50KHzの2倍の周波
数である100KHzが共振周波数となるように
設定する。 第5図は本実施例の共振回路14の周波数−出
力特性を示す。共振周波数で最大出力レベル
が得られ、共振周波数よりも低い周波数にな
るにつれて出力レベルが低下して微分特性を示
し、共振周波数よりも高い周波数になるにつ
れて出力レベルが低下して積分特性を示す。この
実施例では、デジタル信号の周波数の中心値S
が共振周波数よりも低い周波数帯域(微分特
性帯域)に位置し、=2Sに設定されてい
る。 第4図Bに示す再生波形を共振回路14に通す
と、再生波形のピーク時点が、共振回路14の出
力波形のゼロクロス時点に略対応するように波形
変換がなされる。これにより、共振回路14の出
力及びこの出力段の増幅器19の出力の波形が第
4図Cとなる。そこで、ゼロクロス検出器として
のコンパレータ20を通すと、UTPレベル21
及びLTPレベル22で出力が反転し、レベル2
1,22は零に近いので、ゼロクロス時点に略対
応して反転する比較出力が第4図Dに示すように
得られる。第4図の各波形の比較から明らかなよ
うに、コンパレータ20の出力の反転時点である
t1,t2,t3,t4,t5は、第4図Aの記録波形の反転
時点、第4図Bの再生波形のピーク時点、第4図
Cのゼロクロス時点に夫々対応しているので、再
生波形のピーク時点検出が達成されていると共
に、記録波形の復元が達成されている。第4図で
は理想的に図示されているが、第4図Bの再生波
形のピークと第4図Cの共振出力のゼロクロス時
点とは必ずしも一致しない。上述から明らかな如
く、本考案の実施例によれば、簡単な共振回路を
設けるのみで、再生信号の微分とノイズ除去との
両方を達成することができる。 以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案は上述の実施例に限定されるものではなく、更
に変形可能なものである。例えば、第6図に示す
ように再生信号の伝送路に直列にインダクタンス
Lと容量Cを接続し、伝送路に並列に抵抗Rを接
続し、Q=2πL/R=1/2πCR=1とし
ても、第 3図の回路と同様の作用効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のピーク時点検出回路を示すブロ
ツク図、第2図は第1図の各部の波形を示す波形
図、第3図は本考案の1実施例に係わるピーク時
点検出回路を示すブロツク図、第4図は第3図の
各部の状態を示す波形図、第5図は共振回路の周
波数と出力との関係を示す特性図、第6図は共振
回路の変形例を示す回路図である。 尚図面に用いられている符号において、12は
磁気ヘツド、14は共振回路、16は抵抗回路、
17は誘導回路、18はコンデンサ、20はコン
パレータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁気記録媒体に記録されているデジタル信号
    を磁気ヘツドで読み取ることによつて得られる
    再生信号の波形のピーク時点を検出するピーク
    時点検出回路において、 前記再生信号の伝送線路に抵抗Rとインダク
    タンスLと容量Cとから成る共振回路を接続
    し、 前記共振回路の共振周波数()を前記デ
    ジタル信号の記録密度に対応する周波数の中心
    値(S)の少なくとも1.5倍以上に設定し、 前記共振回路の出力のゼロ近傍時点を検出す
    る回路を設けたことを特徴とするピーク時点検
    出回路。 (2) 前記共振回路は、前記伝送線路に直列に接続
    された抵抗Rと該抵抗Rの出力側にて前記伝送
    線路とグランドとの間に接続されたインダクタ
    ンスLと該インダクタンスLに並列接続された
    コンデンサCとから成り且つ Q=2πL/R=1/2πCR=1 になるように設定されたものである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のピーク時点検出回
    路。 (3) 前記共振回路は、前記伝送線路に直列に接続
    されたインダクタンスL及びコンデンサCと、
    前記インダクタンスLと前記コンデンサCとの
    直列回路の出力側にて前記伝送線路とグランド
    との間に接続された抵抗Rとから成り、且つ Q=2πL/R=1/2πCR=1 に設定されたものである実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のピーク時点検出回路。 (4) 前記ゼロ近傍時点を検出する回路は、コンパ
    レータである実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項又は第3項記載のピーク時点検出回
    路。
JP1107178U 1978-02-01 1978-02-01 Expired JPS6236142Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54114972U JPS54114972U (ja) 1979-08-13
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