JP2558969B2 - ドロップアウト補償装置 - Google Patents

ドロップアウト補償装置

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JP2558969B2
JP2558969B2 JP3138772A JP13877291A JP2558969B2 JP 2558969 B2 JP2558969 B2 JP 2558969B2 JP 3138772 A JP3138772 A JP 3138772A JP 13877291 A JP13877291 A JP 13877291A JP 2558969 B2 JP2558969 B2 JP 2558969B2
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JP
Japan
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dropout
signal
frequency
detection
compensation
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JPH04362571A (ja
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淳一 前平
房雄 潮
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号を記録再生、又
は再生するビデオ機器に関し、特に再生FM信号のドロ
ップアウトの補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号を記録再生するビデオ機
器の記録媒体は改善され、記録媒体の製造過程における
キズやホコリ等によるドロップアウトは少なくなってい
るが、完全になくなるとは限らないためドロップアウト
補償を行わないと正しく再生する事は出来ない。そのた
め従来から、ドロップアウトの検出感度を高めるため
に、エンベロープ検波回路やFM信号のデビエーション
周波数の帯域以外の周波数を検出するドロップアウトの
周波数検出回路等を合わせて使用して、検出感度の向上
を図っている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述したドロッ
プアウト検出手段の従来の実施例について説明する。図
3は従来例のドロップアウト補償装置を示すものであ
る。図3において8は平衡変調器で、9はハイパスフィ
ルタ、10はドロップアウト検出手段、11はFM復調
手段、12はドロップアウト補償手段である。10のド
ロップアウト検出手段はモノマルチを利用した所定のパ
ルス幅以外の部分を検出する周波数検出やエンベロープ
検波等の方法を使用している。以上のような構成による
ドロップアウト補償装置は周波数変換する前の再生FM
信号で、エンベロープ検波や周波数検出等の方法、ある
いはパルス状のドロップアウトをコンパレータで検出す
る方法でドロップアウトを検出し、1H遅延信号でドロ
ップアウト期間を置き換えることによりドロップアウト
補償を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成のドロップアウト補償装置では、特に周波数検出に
よる装置の場合、再生FM信号の周波数に近い周波数の
ドロップアウトの場合は周波数差が小さいためにFM信
号との区別がつきにくく、誤検出が起こる可能性が大き
いために検出感度をあまり上げず、FM信号との周波数
差が大きいドロップアウトのみを検出する感度に設定さ
れている。そのためドロップアウトの検出感度をあげる
のが困難であった。本発明は上記問題点に鑑み、特に周
波数検出による装置において従来に比べて、ドロップア
ウトの検出感度を高く設定出来るドロップアウト補償装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のドロップアウト補償装置は、周波数変換され
たFM信号は信号とドロップアウトの周波数差が拡大し
て検出しやすいドロップアウトもあることに着目して、
再生FM信号の周波数変換手段の前後にドロップアウト
検出手段を備え、両方の検出手段の出力を加算する加算
手段を有し、該加算手段の出力で復調された信号のドロ
ップアウト補償を行うような構成を有している。
【0006】
【作用】この構成によって、周波数変換されたFM信号
の方がドロップアウトとの周波数差が拡大して検出しや
すいドロップアウトの場合は周波数変換後のドロップア
ウト検出手段で検出し、また逆に周波数変換しないまま
の信号の方が検出しやすいドロップアウトの場合は周波
数変換の前のドロップアウト検出手段で検出して両方の
検出出力を加算することによりドロップアウトの検出感
度を高くすることができるものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例のドロップアウト補償
装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の一実施例におけるドロップアウト補償装置を示す
ものである。図1において、1は平衡変調器、2はハイ
パスフィルタ(HPF),3、6はドロップアウト検出
手段、4はFM復調手段、5はドロップアウト補償手
段、7は加算手段である。
【0008】以上のように構成されたドロップアウト補
償装置について、その動作を説明する。まず、再生のF
M信号は平衡変調器1とハイパスフィルタ2とからなる
周波数変換手段によって高い周波数に変換することによ
りドロップアウトとFM信号との周波数差が拡大するよ
うなドロップアウトの場合はドロップアウト検出手段3
で検出し、低い周波数の方がドロップアウトとFM信号
との周波数差が大きい場合はドロップアウト検出手段6
で検出して、ドロップアウト検出手段3、6の出力を加
算手段7で加算して、該加算手段7の出力でもってドロ
ップアウト補償手段5を制御して、ドロップアウトの補
償を行っている。周波数変換の前後でドロップアウト検
出を行い、その出力を加算することによりドロップアウ
トの検出感度を高くすることが出来る。
【0009】以下図面を参照して、本発明のドロップア
ウト補償装置の検出感度が高くなる理由を説明する。図
2においてイ、ハ、ホ、トは周波数変換する前でドロッ
プアウトを検出する場合の波形で、ロ、ニ、ホ、ヘは高
い周波数へ周波数変換した後でドロップアウトを検出す
る場合の波形である。ハ、ニ、ト、チはそれぞれイ、
ロ、ホ、ヘを波形整形したものである。まず高い周波数
へ変換した方が検出が良好な場合について説明する。図
2でイ、ロのようなドロップアウトの場合は、FM信号
が欠落している期間の幅(周波数)が高い周波数へFM
信号を周波数変換した方がFM信号とドロップアウトと
の周波数差が拡大することがハ、ニのパルス波形よりわ
かる。逆にホ、ヘのようなパルス状のドロップアウトの
場合は周波数が低い方がFM信号との周波数差が大きい
ので検出しやすいことがわかる。以上のように周波数変
換後のFM信号でのドロップアウト検出手段と周波数変
換する前のFM信号でのドロップアウト検出手段とを合
わせて使用することにより、信号の欠落やノイズの混入
等ドロップアウトの原因の差による信号上の形態、影響
が異なる場合でも良好なドロップアウトの検出感度を実
現することが出来るものである。
【0010】なお上記説明では周波数変換手段を高い周
波数に変換する例を用いて説明したが、これに限定され
るもので無く、さらに映像信号の例で説明したがその他
のFM変調を利用し、かつ復調信号が周期性を有し、補
完による修復が実用となる信号に応用することは本発明
の範囲であることは自明である。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号を記録再生す
るビデオ機器のドロップアウト検出において、周波数変
換手段の前後にドロップアウト検出手段を設けて、両方
の検出出力を加算する加算手段を設けることにより、信
号の欠落やノイズの混入等ドロップアウトの原因の差に
よる信号上の形態、影響が異なる場合においてもドロッ
プアウト検出の感度を高くすることが出来る優れたドロ
ップアウト補償装置を提供するものであリ、その実施効
果は著しいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるドロップアウト補償
装置のブロック図。
【図2】本発明によりドロップアウト検出感度が高くな
ることを説明する波形図。
【図3】従来例のドロップアウト補償装置を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1、8……平衡変調器 2、9……ハイパスフィルタ(HPF) 3,6,10……ドロップアウト検出手段 4、11……FM復調手段 5、12……ドロップアウト補償手段 7……加算手段 a,c……再生FM信号 b,d……単一キャリア イ、ホ……再生FM信号 ロ、ヘ……周波数変換したFM信号、 ハ、ト……イ、ホの波形整形出力 二、チ……ロ、ヘの波形整形出力

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生されたFM信号から信号の欠落である
    ドロップアウトを検出する第1のドロップアウト検出手
    段と、前記FM信号の周波数を変換する周波数変換手段
    と、該周波数変換手段の出力のFM信号からドロップア
    ウトを検出する第2のドロップアウト検出手段と、前記
    第1、及び第2のドロップアウト検出手段の出力を加算
    する加算手段を具備し、該加算回路の出力によりドロッ
    プアウト補償手段の制御を行うことを特徴とするドロッ
    プアウト補償装置。
JP3138772A 1991-06-11 1991-06-11 ドロップアウト補償装置 Expired - Lifetime JP2558969B2 (ja)

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JPH04362571A JPH04362571A (ja) 1992-12-15
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