JP2609718B2 - 記録再生装置のドロップアウト検出回路 - Google Patents

記録再生装置のドロップアウト検出回路

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JP2609718B2
JP2609718B2 JP1027396A JP2739689A JP2609718B2 JP 2609718 B2 JP2609718 B2 JP 2609718B2 JP 1027396 A JP1027396 A JP 1027396A JP 2739689 A JP2739689 A JP 2739689A JP 2609718 B2 JP2609718 B2 JP 2609718B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録再生装置におけるドロツプアウト検出
回路に関する。
〔従来の技術〕
VTR(Video Tape Recorder)等で映像信号を記録する
場合、良く知られているように、信号は周波数変調され
た搬送波(以下、FM信号と略記する)の形で記録され
る。また、これを再生する場合には、FM復調回路等の所
定の信号処理回路を経て、元の映像信号を得ている。と
ころで、この映像信号を再生する際、磁気テープ上に付
着したゴミや埃あるいはテープ自身のキズなどによつ
て、ドロツプアウトと呼ばれている信号欠落が生じるこ
とがある。このドロツプアウトの期間は短かいもので数
μs,長いものでは数H(Hは一水平走査周期)に及ぶこ
とがあり、この間、再生画面は黒レベルに落ち込み、画
質を著しく劣化させていた。このようなとき、多くの場
合はこのドロツプアウトを検出して、他の信号、例えば
1H前の信号等で置換することにより、事実上の画質の向
上効果を得ている。
ここで、上記のようなドロツプアウト検出回路の従来
例を第2図に示し、以下説明する。なお、第3図は第2
図の要部波形である。
第2図において、磁気テープ1から磁気ヘツド2によ
り再生されたFM信号は、プリアンプ3,イコライザー回路
4,FM復調回路5,デイエンフアシス回路6,増幅回路7を経
て、元の映像信号8を再生する。一方、FM信号中のドロ
ツプアウトを検出するために、イコライザー回路4出力
から、コンデンサによる交流結合で接続をした後、前記
FM信号はリミツタ回路14,を介して再トリガ可能モノマ
ルチバイブレータ11の動作レベルに波形を整形する。な
お、コンデンサはプリアンプ3,イコライザ回路4等の途
中段で使われることが多いが、便宜上分りやすくするた
めにリミツタ回路13の前段に設けている。この再トリガ
可能モノマルチバイブレータ11は、特開昭53−35513号
公報に記載のように入力周波数が所定の限界周波数fnよ
り大きいかまたは小さいかを判定しており、この限界周
波数fnは通常、外付けされたCR時定数で変えることがで
きる。すなわち、このCR時定数で定まる出力パルス幅τ
より短かい周期で信号が入力された場合には、再トリガ
されて同一出力レベルを保持し、ドロツプアウトのよう
にτより長い周期で信号が入力された場合には、τだけ
遅れて出力レベルが他方に変化する。したがつて、この
τより短かいドロツプアウトを検出することができず、
またドロツプアウト検出パルス12はτだけ遅れて出力
す。
また、このときの要部波形のうち、コンデンサにより
交流結合された再生FM信号は第3図2Aに示すように、ド
ロツプアウト期間,ホワイトノイズとなつて現われる。
さらに、この信号をリミツタ回路14へ経由した出力信号
は、同図2Bのように、ドロツプアウト期間がホワイトノ
イズで飽和する。この2Bの信号を再トリガ可能モノマル
チバイブレータに入力すると、ドロツプアウト期間,ホ
ワイトノイズによつて乱された同図2Cのようなドロツプ
アウト検出パルス12あるいは所々にしか出ないパルス
(同図2C)となつて現われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は以下のような問題点があつた。すなわ
ち、 1.ドロツプアウト検出回路に至る経路がコンデンサによ
る交流結合で接続されているため、リミツタアンプ回路
あるいは波形整形回路を経由して再トリガ可能モノマル
チバイブレータへ入力すると、ドロツプアウト期間がい
わゆるホワイトノイズとなつて現われ、前記ドロツプア
ウト検出回路が正確なドロツプアウト検出パルスを発生
しなかつた。
2.前記再トリガ可能モノマルチバイブレータのCR時定数
で決まる、ドロツプアウトの最小検出幅および前記モノ
マルチバイブレータの出力遅延時間が大きいため、短か
いドロツプアウトを検出することができず、再生画質が
著しく劣化していた。
したがつて、本発明の目的とすることろは、 1.ドロツプアウト検出回路に至る経路がコンデンサによ
る交流結合で接続されていても、ドロツプアウト期間,
ホワイトノイズに乱されない正確なドロツプアウト検出
パルスを発生すること、 2.再トリガ可能モノマルチバイブレータの出力遅延時間
を小さくし、また検出可能なドロツプアウト幅をさらに
短かくすることで、ドロツプアウトの発生しない良好な
再生画質を得ること、 である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、ドロツプアウト検出回路
に至る経路に、全波整流回路を設けたものである。すな
わち、磁気テープより再生されたFM信号を全波整流回路
にて全波整流を行なうことにより、ドロツプアウト期間
のホワイトノイズの直流レベルを下方へ下げることがで
きる(第4図(B))。しかる後、交流振幅の中心レベ
ルで波形整形を行なうことにより、再トリガ可能モノマ
ルチバイブレータ出力にドロツプアウト期間、ホワイト
ノイズに乱されない正確なドロツプアウト検出パルスを
得ることができる。
また、全波整流を行なうことで、FM信号を2てい倍し
たことになり、前記再トリガ可能モノマルチバイブレー
タのCR時定数を半分にできるため、その分さらに短かい
ドロツプアウトの検出が可能となる。
さらに、前記再トリガ可能モノマルチバイブレータの
代わりに前記全波整流回路の出力信号を包絡線検波して
ドロツプアウト検出パルスを得る場合も、上記目的を達
成するために、前記包絡線検波回路のCR時定数を短かく
できる。
〔作用〕
磁気テープより再生したFM信号を全波整流回路にて全
波整流を行なうと、ドロツプアウト期間に存在していは
ホワイトノイズの直流レベルを交流振幅の下方へ下げる
ことができる(第4図1B)。しかる後、コンデンサによ
る交流結合で接続していき、FM信号の振幅の中心レベル
で波形整形を行なうことにより、再トリガ可能モノマル
チバイブレータの入力にはドロツプアウト期間、ホワイ
トノイズに乱されない一定振幅レベルに波形整形化され
たFM信号が現われる。これを受けて、再トリガ可能モノ
マルチバイブレータの出力に、ドロツプアウト期間、ホ
ワイトノイズに乱されない正確なドロツプアウト検出パ
ルスを得ることができる。
また、全波整流を行なうことで、磁気テープから再生
したFM信号を2てい倍したことになり、再トリガ可能モ
ノマルチバイブレータあるいは包絡線検波回路のCR時定
数を半分にできる。このため、その分さらに短かいドロ
ツプアウトの検出が可能となる上、ドロツプアウト検出
パルスの出力遅延時間も半分になる。したがつて、ドロ
ツプアウトの発生しない良好な再生画質を得ることがで
きる。
さらに、前記再トリガ可能モノマルチバイブレータの
代わりに、全波整流回路の出力を包絡線検波してドロツ
プアウト検出パルスを得る場合も、入力FM信号が2てい
倍されているため、包絡線検波用のCR時定数を短かくで
きる。したがつて、その分短かいドロツプアウトを検出
することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。な
お、同図において第2図に示した従来技術と同一機能を
有する部分は同一番号を示し、その説明を省略する。ま
た、第4図は第1図の要部波形図である。
まず、磁気テープ1から磁気ヘツド2により再生され
たFM信号は、プリアンプ3,イコライザー回路4,FM復調回
路5,デイエンフアシス回路6,増幅回路7を経て、元の映
像信号8を再生する。一方、FM信号中のドロツプアウト
を検出するために、イコライザー回路4出力からコンデ
ンサによる交流結合で接続した後、前記FM信号を全波整
流回路9へ入力する。なお、コンデンサを全波整流回路
9の前段に設けているのは、従来技術で前述した理由に
よるものである。この全波整流回路9で入力FM信号を全
波整流することにより、第4図1Aに示した信号は同図1B
のようになる。この結果、第4図1Aでは、信号振幅の中
心付近に現われていたドロツプアウト期間のホワイトノ
イズは、同図1Bのように信号振幅の下方に下がる。さら
に波形整形回路10において平均値aのレベルで動作させ
ることにより、その出力として同図1Cのようにドロツプ
アウト期間ホワイトノイズが飽和しない信号を得ること
ができる。この信号を再トリガ可能モノマルチバイブレ
ータ11に入力して、同図1Dに示すドロツプアウト検出パ
ルス12を得ることができる。なお、波形整形回路10はリ
ミツタ回路に置き換えてもよい。
第5図に示す実施例では、全波整流回路9の出力(第
6図5B)を包絡線検波回路13へ入力し、さらにその出力
(第6図5C)を波形整形回路10に供給して、第6図5Dに
示すようなドロツプアウト検出パルス12を得る。
第7図に示す実施例では、半波整流回路15の出力(第
8図7B)を波形整形回路10へ入力し、さらにその出力
(第8図7C)を再トリガ可能モノマルチバイブレータ11
に印加して、第8図7Dに示すようなドロツプアウト検出
パルス12を得る。なお、半波整流回路15は一例として、
第9図に示すような回路で実現できる。同図Vrefとして
は、零Vを設定すればよい。
第10図に示す実施例では、半波整流回路15の出力を包
絡線検波回路13へ入力し、さらに波形整形回路10で波形
整形して、ドロツプアウト検出パルス12を得ている。
第11図に示す実施例では、包絡線検波回路13の出力
(第12図11A)を加算回路16に入力し、かつ前記包絡線
検波回路13の入力段の信号も前記加算回路16に入力して
いる。包絡線検波回路13の出力信号は、第12図11Bのよ
うにドロツプアウト期間、パルス状になつており、この
信号を元々の信号(第12図11A)に加算すれば、第12図1
1Cのような信号を、加算回路16出力で得ることができ
る。さらに、波形整形回路10,再トリガ可能モノマルチ
バイブレータ11を経て、ドロツプアウト検出パルス12
(第12図11D)を得る。
第13図に示す実施例では、加算回路16出力の信号を包
絡線検波回路13,波形整形回路10を経て、ドロツプアウ
ト検出パルス12を得ている。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので以
下に記載したような効果を奏する。
1.入力FM信号を全波整流回路により2てい倍しているの
で、ドロツプアウト期間に現われるホワイトノイズは、
信号振幅の下方に下がり、この後波形整形を行なつてド
ロツプアウトを検出しても、前記ホワイトノイズに乱さ
れない正確なドロツプアウト検出パルスを得ることがで
きる。
2.ドロツプアウト検出パルスの検出に、再トリガ可能モ
ノマルチバイブレータあるいは包絡線検波回路のいずれ
を用いる場合も、検出用のCR時定数を半分に小さくでき
るため、その分さらに短かいドロツプの検出が可能とな
る。したがつて、ドロツプアウトの発生しない再生画面
を得ることができ、画質が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のドロツプアウト検出回路を
示す図、第2図は従来のドロツプアウト検出回路を示す
図、第3図は第2図の要部波形図、第4図は第1図の要
部波形図、第5図は本発明第2の実施例を示す図、第6
図は第5図の要部波形図、第7図は本発明の第3の実施
例を示す図、第8図は第7図の要部波形図、第9図は半
波整流回路の一例を示す図、第10図は本発明の第4の実
施例を示す図、第11図は本発明の第5の実施例を示す
図、第12図は第11図の要部波形図、第13図は本発明の第
6の実施例を示す図である。 1……磁気テープ、2……磁気ヘツド 9……全波整形回路、10……波形整形回路 11……再トリガ可能モノマルチバイブレータ 12……ドロツプアウト検出パルス 13……包絡線検波回路、15……半波整流回路 16……加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−81604(JP,A) 特開 昭51−62018(JP,A) 特開 昭54−108515(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に情報信号を記録もしくは該記
    録媒体上から情報信号を再生する記録再生装置のドロッ
    プアウト検出回路において、 上記記録媒体上からの再生信号の包絡線を検波する包絡
    線検波回路と、該包絡線検波回路の入力段の信号および
    該包絡線検波回路の出力段の信号とを加算する加算回路
    とを備え、該加算回路からの出力を波形整形回路に印加
    して波形整形した後、その出力を再トリガ可能モノマル
    チバイブレータに入力するように構成したことを特徴と
    する記録再生装置のドロップアウト検出回路。
  2. 【請求項2】記録媒体上に情報信号を記録もしくは該記
    録媒体上から情報信号を再生する記録再生装置のドロッ
    プアウト検出回路において、 上記記録媒体上からの再生信号の包絡線を検波する第1
    の包絡線検波回路と、該第1包絡線検波回路の入力段の
    信号および該第1包絡線検波回路の出力段の信号とを加
    算する加算回路とを備え、該加算回路からの出力を第2
    包絡線検波回路に印加して包絡線検波した後、その出力
    を波形整形回路に入力するように構成したことを特徴と
    する記録再生装置のドロップアウト検出回路。
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JPS5181604A (en) * 1975-01-16 1976-07-17 Victor Company Of Japan Ketsurakushingono kenshutsukairo
JPS54108515A (en) * 1978-02-14 1979-08-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Detector for signal defective period

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