JPH0238549Y2 - - Google Patents

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JPH0238549Y2
JPH0238549Y2 JP5534783U JP5534783U JPH0238549Y2 JP H0238549 Y2 JPH0238549 Y2 JP H0238549Y2 JP 5534783 U JP5534783 U JP 5534783U JP 5534783 U JP5534783 U JP 5534783U JP H0238549 Y2 JPH0238549 Y2 JP H0238549Y2
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dropout
signal
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recording
circuit
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JP5534783U
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は磁気テープのドロツプアウトを検出す
ると同時に、そのドロツプアウトの発生位置を磁
気テープ上で同定し得るドロツプアウトのマーキ
ング装置に関する。
技術の背景 磁気テープに要求される特性は一般にドロツプ
アウトが少なくS/N,C/N,エンベロープ等
の電磁変換特性が良好でかつ走行耐久性、耐摩耗
性、エツジダメツジ等々の耐久性能に優れること
である。これら諸要求特性の中、ドロツプアウト
の低減は特に重要である。
ドロツプアウトの良否は、映像信号再生出力を
包絡線検波回路およびレベル比較回路等より成る
ドロツプアウト検出装置にて、第1図に示したよ
うにドロツプアウトの時間幅W(以下幅Wとい
う)、電圧低下量D(以下深さDという)の設定値
以上の個数の大小にて判定するものである。
一方、ドロツプアウトの発生は、ポリエステル
等のベースフイルムの表面、磁気塗料中に存する
凝集物、コーテイング工程に於ける種々な付着異
物、傷、使用時の浮遊塵埃等の付着等々に基づく
物理的なヘツドタツチ不良による場合が多く、こ
れらの原因の究明とドロツプアウトの低減対策が
磁気テープの改良の点から重要である。このよう
な理由から、磁気テープにおけるドロツプアウト
の発生部分を採り出し、その原因を詳しく分析で
きるようなドロツプアウトの検出手段が望まれて
きた。
磁気テープのドロツプアウト部分を取り出す方
法は、磁気記録された磁気テープに磁性液を塗布
する磁気現像(以下ビツター図形という)によつ
て現像抜けしたドロツプアウト部分を取り出すこ
とが一般的である。しかし、この方法では、ドロ
ツプアウト部分を探し出すのが容易でなく、かつ
取り出したドロツプアウト部分のレベル、即ち幅
W及び深さDが特定できない不都合がある。そこ
で、これらの問題を解決する方法として、ドロツ
プアウト検出装置であつて、設定レベル以上のド
ロツプアウトを検出すると同時に波形整形したド
ロツプアウト検出信号を入力とするパルス発生回
路を設けて、その出力〔以下マーキング信号
()という〕を映像記録ヘツドにフイードバツ
クし、検出したドロツプアウト部直後の記録情報
を消磁するマーキング装置が考案されている。
これを第2図を参照して説明すると、1は映像
信号記録再生ヘツド、2,3は記録及び再生切替
スイツチ、4は再生増幅回路、5は記録増幅回路
である。再生ヘツドで再生され、増幅されたFM
ビデオ信号Pはドロツプアウト検出装置6に入力
され、そこで設定したレベル以上のドロツプアウ
ト数を計測する。この時波形整形したドロツプア
ウト検出信号Qを単安定マルチバイブレーター等
から成るパルス発生回路7に入力し、記録再生切
替信号およびマーキング信号()Rを得る。そ
して、このマーキング信号()を映像記録ヘツ
ド1にフイードバツクしドロツプアウト部分の直
後の記録信号を磁気テープにおいて消磁するもの
である。なお、第2図における装置上の各部にお
ける波形P,Q及びRは第3図に示した通りであ
る。
ところで、上述のような方式による装置は磁気
テープ上の1水平走査期間(以下1Hという)に
当る物理的長さ(以下1H長という)の比較的長
い映像信号記録再生装置に限れば、その消磁処理
効果が認められるが、1H長の短かい家庭用VTR
等の高密度映像信号記録再生装置については、マ
ーキング信号()による消磁面積が小さく、ビ
ツター図形においてマーキング信号()として
顕像化され難く、設定レベル以上のドロツプアウ
トを取り出すことが困難となる。
一方、この欠点を補なうためにマーキング信号
()のパルス巾又は立上り時間若しくは立下り
時間を大きくすることも理論的に可能であるもの
の、パルス巾を大きくした場合には、消磁間隔が
広がるのみで消磁面積は相変らず小さいままであ
り、立上り時間および立下り時間を記録再生切替
信号として作動する範囲で大きくしても、ビツタ
ー図形のコントラストが上らず、やはりドロツプ
アウト部分を確実に同定できない欠点があつた。
発明の目的 本考案は、1H長の短かい家庭用VTR等の高密
度映像信号記録再生装置の場合にも、消磁面積を
適度に大きくしてビツター図形上のマーキング信
号部を顕像化させることにより、設定レベル以上
のドロツプアウトを確実に取り出すための装置を
提供するものである。
解決手段 上記目的を達成するために、本考案は2種のパ
ルス発生回路を設け、第1のパルス発生回路出力
によつて記録再生切替スイツチを作動させ、記録
モードを保持した状態で、第2のパルス発生回路
出力(前述のマーキング信号())を高周波ゲ
ート発振回路にゲート入力し、この出力信号(以
下マーキング信号()という)を映像記録ヘツ
ドにフイードバツクし、検出したドロツプアウト
部直後、1H〜2Hから数Hまでの記録情報をマー
キング信号()のパルス巾分だけ交流消磁する
ことにより、ビツター図形上のマーキング信号
()を顕像化させるものである。消磁面積は3H
〜5Hに亘るのが好ましく、パルス巾は10〜
50μS、繰返しパルス数は3〜10ケが良い。また
高周波発振周波数は3MHz〜10MHzがよく、パル
ス電圧は消磁が達成できれば充分である。
本考案は、従来技術と比較することから明らか
な通り、(イ)ドロツプアウト信号に基づく2個のパ
ルス発生回路を設けた点、(ロ)2個のパルスの一つ
を記録再生切替スイツチの作動を再生モード回復
に利用する点、更に(ハ)他の一つのパルスをゲート
入力とする高周波ゲート発振回路を設けて、この
出力を映像記録ヘツドにフイードバツクし、ドロ
ツプアウト位置直後を3〜5H程度消磁してビツ
ダー図形を形成させた点が改良されているもので
ある。
本考案の実施例を第4図を参照して説明する。
第4図は、本考案の1実施例で、7aは記録再
生切替パルス回路、8は高周波ゲート発振回路で
ある。尚、図中、2,3,4,5,6および7は
第2図の従来例と同じである。本考案の特徴は、
2個のパルス発生回路を設けることにより、ドロ
ツプアウトを検出した時に第1のパルス発生回路
出力により記録再生切替スイツチを作動させて記
録モードを保ち、第2のパルス回路出力信号(マ
ーキング信号())を高周波ゲート発振回路に
ゲート入力しマーキング信号()を得て、該信
号を映像記録ヘツドにフイードバツクすることに
より、ドロツプアウト部分の近傍ないし直後の記
録情報を交流消磁法により消磁した後、第1のパ
ルス発生回路出力信号で記録再生切替スイツチを
作動させて再び再生モードを保つ作動の繰り返し
である。第4図において、スイツチ2がON、ス
イツチ3がOFFの再生モードにあるとき、再生
ヘツド1にて再生され再生増幅回路4で増幅され
たFMビデオ信号Pは、ドロツプアウト検出装置
6に供給される。ドロツプアウト検出装置におい
て、設定したレベル(幅W,深さD)以上のドロ
ツプアウトが入力された時に、ドロツプアウトを
検出すると共にドロツプアウト検出信号Qを発生
し、該信号Qはパルス発生回路7および7aに供
給される。次に、パルス発生回路7aの出力信号
Tにて記録再生切替スイツチ2および3を作動さ
せ、スイツチ2をOFF、スイツチ3をONの記録
状態に保持すると共に、パルス発生回路7の出力
信号R(マーキング信号())を高周波ゲート発
振回路8に供給し、その出力信号S(マーキング
信号())を映像記録ヘツド1に供給し磁気テ
ープ上のドロツプアウト部分直後の記録情報を消
磁する。更に、消磁後パルス発生回路7aの出力
信号Tにてスイツチ2をON、スイツチ3をOFF
の再生モードに切替えて再生状態とし次のドロツ
プアウト検出状態に移る。
このように本考案は、磁気テープに記録された
情報を周波数変調信号または位相変調信号として
再生する磁気テープ用映像信号再生記録ヘツド
1、ドロツプアウト検出装置6、波形整形された
ドロツプアウト信号を入力とするパルス発生回路
7、パルス発生回路の出力パルスをマーキング信
号とする記録再生切替スイツチ2,3、該マーキ
ング信号をゲート入力とする高周波ゲート発振回
路8から構成される装置である。
考案の効果 第5図は従来法と本考案の比較を示すものであ
る。従来法のマーキング信号()Rとそのビツ
ター図形Aに比べて、本考案のマーキング信号
()Sとそのビツター図形Bの方が消磁面積が
大きくなり、消磁効果が明確に現われてくる。
従つて、本考案によりドロツプアウト検出器に
て設定したレベル以上のドロツプアウトをビツタ
ー図形から確実に取り出すことが可能となる。
又、記録再生切替パルスTによりドロツプアウト
の多発時の回路の発振を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドロツプアウトを含む映像再生信号の
図形、第2図はドロツプアウト検出およびマーキ
ング回路の従来装置である。第3図はその動作説
明のための各部の波形を示す。第4図は本考案の
実施例でありマーキング方式を示す回路図であ
る。また第5図は従来例と実施例のマーキング信
号およびビツター図形の比較である。 図面において、1……記録再生ヘツド、2およ
び3……記録再生切替回路、4……再生増幅回
路、5……記録増幅回路、6……ドロツプアウト
検出装置、7……パルス発生回路、8……高周波
ゲート発振回路、A……1トラツク分のビツター
図形の従来例、またB……1トラツク分のビツタ
ー図形の実施例である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープに記録された情報を周波数変調信号
    又は位相変調信号として再生する映像記録ヘツド
    を備えた映像信号再生装置、再生された映像信号
    に存在する設定レベル以上のドロツプアウトを検
    出し得るドロツプアウト検出装置、波形整形され
    たドロツプアウト検出信号を入力とする2個のパ
    ルス発生回路、パルス発生回路の1つの出力パル
    スを信号とする記録再生切替スイツチを作動せし
    める手段、パルス発生回路の他の1つの出力パル
    スをゲート入力とする高周波ゲート発振回路、該
    発振回路の出力信号を該映像記録ヘツドにフイー
    ドバツクしてドロツプアウトを示す部分近傍の磁
    気テープの記録情報を交流消磁せしめる手段を備
    えてなる、磁気テープに存在する設定レベル以上
    のドロツプアウトの発生位置を同定し消磁部分の
    大きいビツター図形を形成せしめ得るドロツプア
    ウトのマーキング装置。
JP5534783U 1983-04-15 1983-04-15 ドロツプアウトのマ−キング装置 Granted JPS59161772U (ja)

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JP5534783U JPS59161772U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 ドロツプアウトのマ−キング装置

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Publication Number Publication Date
JPS59161772U JPS59161772U (ja) 1984-10-30
JPH0238549Y2 true JPH0238549Y2 (ja) 1990-10-17

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JPS59161772U (ja) 1984-10-30

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