JPH0636285B2 - デジタルデ−タ再生方式 - Google Patents

デジタルデ−タ再生方式

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JPH0636285B2
JPH0636285B2 JP60213326A JP21332685A JPH0636285B2 JP H0636285 B2 JPH0636285 B2 JP H0636285B2 JP 60213326 A JP60213326 A JP 60213326A JP 21332685 A JP21332685 A JP 21332685A JP H0636285 B2 JPH0636285 B2 JP H0636285B2
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JP
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JP60213326A
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進 千秋
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、記録媒体に記録されたデジタルデータを再生
するデジタルデータ再生方式に関するものである。
【発明の概要】 PCM信号再生方式などにおいて、記録媒体から再生さ
れるデータが記憶装置に書込まれず、記憶装置内に残さ
れている以前のデータが、正常に再生されたデータとし
て記憶装置から読出されるのを防止するため、記憶装置
内に書込まれているデータについては誤り訂正動作を行
っても、全て訂正不可能になるような書換えを上記デー
タに対して行うことにより、誤った読出しを防止する。
【従来の技術】
音声信号のデジタル化が進んでおり、この音声信号(パ
ルス符号変調信号・以下、PCM音声信号と称す)を再
生するPCM信号再生方式が種々提案されている。ここ
では、予めPCM音声信号をある単位期間で順次円切
り、区切られた単位期間ごとの信号(データブロック)
の配列をランダムに入換えて記録するインターリーブ記
録がなされており、再生に際しては、記録媒体より再生
されたデータを記憶装置に書込み、次いでデータの誤り
訂正動作を行い、訂正されたデータを記憶装置から読出
すという手順をふんでいる。しかし、一連の再生動作
で、何等かの理由で記録媒体より再生されたデータが記
憶装置に書込まれなかった場合、以前のデータが記憶装
置内に残ったままとなるので、その後の動作を行うと、
所望しない以前のデータが、あたかも再生されたデータ
として読出されてしまうおそれがある。 そこで、例えば特開昭59−175011号公報に記載
のPCM信号再生方式では、再生したデータが記憶装置
に書込まれなかった場合、データが無効であることを示
すために、誤りを表わすデータを発生して情報データを
書換えるという手段を講じている。
【発明が解決しようとする問題点】
しかし、ここで問題となるのは、一連の再生動作におい
て、何等かの原因で記録媒体より再生されたデータが記
憶装置に書込まれなかった場合、たとえ記憶装置内の情
報データが、誤りを表わすデータと置換されたとして
も、誤り訂正動作を行った時に必ず訂正不可能になると
は限らず、訂正されたデータが、あたかもこの一連の再
生動作で正常に再生されたデータとして記憶装置から読
出されてしまう可能性がある。しかも、誤りを表わすデ
ータは正常なデータとして使えなくなり、無駄となる。 本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、一連の
再生動作において、記録媒体より再生されたデータが記
憶装置に書込まれなかった場合には、記憶装置からの読
出しデータが、この一連の再生動作で正常に再生された
データではないという確実に判断できる機能を、上記デ
ータに与えるようにしたデジタルデータ再生方式を提供
することを目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
この目的のため、本発明は、記録媒体より再生されたデ
ータを記憶装置に書込み、データの誤り訂正を行い、訂
正されたデータを記憶装置から読出すデジタルデータ再
生方式において、訂正されたデータを記憶装置から読出
した直後に、上記のデータのうち読出した情報データ以
外の冗長部に対して、誤り訂正動作を行った時に訂正不
可能となるような書換え動作を行うことを特徴とするも
のである。
【実施例】
以下、本発明の再生方式の一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図において、符号1は情報データ生成
・読出し部であり、2は情報データおよび冗長部(パリ
ティ)の記憶装置であり、3は記憶データを記録媒体へ
記録し、また、記録データを記録媒体から再生する記録
データ再生装置である。また、4は冗長部(パリティ)
生成回路であり、5は誤り訂正回路であり、6は演算回
路である。 ここでパリティ生成回路4は、次式を満たすパリティ
P,Qを生成する。 W+W+W+W+P+Q=0 α+α+α+α +αP+Q=0 (但し、W〜Wは記憶装置2内の情報データであ
り、αはガロア体の原始元である。) また、誤り訂正回路5は次式において、 S=W′+W′+W′+W′+P′+Q′…
…(1) S=α′+α′+α′ +α′+αP′+Q′……(2) (但し、W′〜W′およびP′,Q′は記録データ
再生装置3から記憶装置2に書込まれた情報データおよ
びパリティである。) 誤りが1つの時には、 ei=S α3−i=S/S (但し、eiは誤りの大きさ、iは誤りの位置)によ
り、1つの誤り訂正を行う。 ここで、 S=S=0で誤りなし、 S≠0,S≠0,0≦i≦3で訂正可能上記以外で
訂正不可能……(3) となる。 演算回路6は、パリティP,Qと定数C(C≠0)との
排他的論理和をとり、 P″=P+C……(4) Q″=Q+C……(5) なるパリティP″,Q″に変換する。 記憶装置2は、情報データW,W,W,W(ま
たはW′,W′,W′,W′)と、パリティ
P,Q(またはP′,Q′あるいはP″,Q″)を1つ
のブロックとすると、複数のブロックを記憶する。 このように各回路での動作があると、次のような結果が
生じる。即ち、一連の再生動作の最初に、記憶装置2か
ら情報データを読出し、パリティ生成回路4によりパリ
ティ生成を行い、演算回路6により訂正動作を行った
時、訂正不可能となるパリティに変換し、記憶装置2に
書込む。次に記録データ再生装置3から再生されたデー
タは、記憶装置2に書込まれる。上記記憶装置2により
読出されたデータは、誤り訂正回路5により誤り訂正さ
れ、再び記憶装置2に書込まれる。この時、誤り訂正動
作により訂正不可能なブロックがある数以上あった場
合、記憶装置2内のデータを無効と判断する。そして最
後に、記憶装置2内のデータが有効な場合には、情報デ
ータが記憶装置2より読出され、情報データ生成・読出
し部1に送られる。 ここで、上述の一連の再生動作において、記録データ再
生装置3から再生されたデータが記憶装置2に書込まれ
なかったとすると、記憶装置2内に残っている情報デー
タW,W,W,Wと、パリティP″,Q″が読
出され、誤り訂正回路5により誤り訂正動作が行われた
時、式(1)〜(5)から、 S=W+W+W+W+P″+Q″ =W+W+W+W+(P+C) +(Q+C) =0 S=α+α+α +α+αP″+Q″ =α+α+α +α+α(P+C)+(Q+C) =(α+1)C≠0 となり、(3)式より、訂正不可能となる。従って、記憶
装置2内に残っているデータは無効であると判断でき
る。 第2図は、上記一連の再生動作をフローチャートで示し
ている。先ず、ステップ1で記憶装置2内のデータにパ
リティ生成を行い、更に訂正不可能となるようにパリテ
ィ変換を行う。このパリティ変換は、第3図にみられる
ようにステップ1′でパリティ生成回路4によるパリテ
ィ生成を行い、ステップ2′で演算回路6によるパリテ
ィ変換を行い、これをステップ3′で全てのブロック数
について繰返すというフローで実現される。次にステッ
プ2で記録データ再生装置3からの再生データを記憶装
置2に書込み、ステップ3で記憶装置2内のデータに誤
り訂正動作を行う。そしてステップ4では、その記憶装
置2内のデータが訂正可能か否かの判定がなされ、判定
の結果、有効であればステップ5で記憶装置2内のデー
タを読出すし、無効であればデータが無効であることの
フラグをセットするのである。 なお、上記実施例では、記憶媒体より再生されたデータ
を記憶装置2に書込む直前にパリティ変換(データある
いは記憶装置のうち、情報データ以外の冗長部を書換え
る動作)を行っているが、第4図のフローチャートで示
すように、訂正されたデータを記憶装置2から読出した
直後にパリティ変換を行ってもよい。ここでは、ステッ
プ11にで記録データ再生装置3からの再生データを記
憶装置2に書込み、ステップ12で記憶装置内のデータ
に誤り訂正動作を行う。次にステップ13で訂正動作の
結果によりデータの有効,無効を判定し、有効ならばス
テップ14で情報データを記憶装置2内から読出し、無
効であればステップ15でデータが無効であることを示
すフラグをセットする。そして最後に、ステップ16で
前述と同様に記憶装置2内のデータにパリティ生成を行
い、更に訂正不可能となるようにパリティ変換を行うの
である。
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したようになるので、一連の再生動
作において、記録媒体より再生されたデータが記憶装置
に書込まれなかった場合、記憶装置からの読出しデータ
が、この一連の再生動作で正常に再生されたデータでは
ないということを確実に判断でき、これを無効とするこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方式を示す一実施例のブロック図、第
2図は上記方式の一形態を示すフローチャート図、第3
図は上記フローチャート中のパリティ変換について詳細
に示すフローチャート図、第4図は上記方式の他の形態
を示すフローチャート図である。 1……データ生成・読出し部 2……記憶装置 3……記録データ再生装置 4……パリティ生成回路 5……誤り訂正回路 6……演算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体より再生されたデータを記憶装置
    に書込み、データの誤り訂正を行い、訂正されたデータ
    を記憶装置から読出すデジタルデータ再生方式におい
    て、 訂正されたデータを記憶装置から読出した直後に、上記
    のデータのうち読出した情報データ以外の冗長部に対し
    て、誤り訂正動作を行った時に訂正不可能となるような
    書換え動作を行うことを特徴とするデジタルデータ再生
    方式。
JP60213326A 1985-09-26 1985-09-26 デジタルデ−タ再生方式 Expired - Lifetime JPH0636285B2 (ja)

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JP60213326A JPH0636285B2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26 デジタルデ−タ再生方式

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JP60213326A JPH0636285B2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26 デジタルデ−タ再生方式

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JPS6273462A JPS6273462A (ja) 1987-04-04
JPH0636285B2 true JPH0636285B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=16637299

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JP60213326A Expired - Lifetime JPH0636285B2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26 デジタルデ−タ再生方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2819624B2 (ja) * 1989-06-09 1998-10-30 松下電器産業株式会社 ディジタル信号再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59175011A (ja) * 1983-03-24 1984-10-03 Hitachi Ltd Pcm信号再生方式
JPS60164719A (ja) * 1984-02-07 1985-08-27 Sony Corp 光学的ローパスフィルタ

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JPS6273462A (ja) 1987-04-04

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