JPH0363973A - 誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正装置

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JPH0363973A
JPH0363973A JP19997089A JP19997089A JPH0363973A JP H0363973 A JPH0363973 A JP H0363973A JP 19997089 A JP19997089 A JP 19997089A JP 19997089 A JP19997089 A JP 19997089A JP H0363973 A JPH0363973 A JP H0363973A
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JP
Japan
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syndrome
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data
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correction calculation
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JP19997089A
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Osamu Watabe
修 渡部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は誤り訂正符号によって符号化された情報の誤
り訂正をする誤り訂正装置に関し、特に、CD(Com
pact  Disc)、DAT(Digital  
Audio  Taperecorder)、VTR(
Video  Tape  Recorder)等で用
いられるディジタル信号に含まれる誤りを高速で訂正す
る誤り訂正装置に関する。
[従来の技術] CD、VTR5DAT等によるPCM(Pulse  
Code  Modulation)録音および再生に
は、誤り訂正符号を用いた誤り訂正処理が用いられる。
誤り訂正処理については後述する。第5図は従来の誤り
訂正装置の概略構成を示すブロック図である。第5図を
参照して従来装置は、誤り訂正の対象となるデータが格
納されているRAM(Random  Access 
 Memory)10と、RAMl0にアドレスバス1
8およびデータバス20によって接続され、RAM10
に格納されているデータの所定の1単位を読込んで、そ
こに含まれる誤りのみによって定まるデータ(シンドロ
ームと呼ばれる)を生成するためのシンドローム生成手
段12と、RAMl0にアドレスバス18およびデータ
バス20によって接続され、シンドローム生成手段12
からシンドロームを人力されて、シンドロームに基づい
てデータの誤り訂正演算を行なうための誤り訂正演算手
段14と、シンドローム生成手段12の動作と、誤り訂
正演算手段14の動作とを交互に行なわせるように動作
順序を管理するための動作順序管理手段40とを含む。
第6図は従来装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。第5図、第6図を参照して、従来装置の動作が説明
される。RAMl0には、予め誤り訂正符号によって符
号化され、かつたとえば通信に起因する誤りや、テープ
に記録されたデータの読出し時に起こる誤りを含むデー
タが格納されている。
誤り訂正処理が開始されると、動作順序管理手段40は
シンドローム生成手段12にシンドローム生成スタート
信号52を送出する。シンドローム生成手段12はシン
ドローム計算のためのアドレス信号をアドレスバス18
に出力し、RAMl0からデータバス20を経由して誤
り訂正の対象となる一単位のデータを読取る。シンドロ
ーム生成手段12は、読込んだデータに対しシンドロー
ム生成のための所定の演算を行なう。この演算を行なう
区間は第6図においてAで示されている。
演算が完了するとシンドローム生成手段12はシンドロ
ームを表わすシンドローム信号42を出力するとともに
シンドローム生成完了信号56を動作順序管理手段40
に送出する。
動作順序管理手段40はシンドローム生成完了信号56
を検出すると、誤り訂正演算手段14に訂正演算開始信
号62を送出する。誤り訂正演算手段14は訂正演算開
始信号62に応答し、シンドローム信号42を受取って
シンドロームに基づき元のデータに所定の訂正演算を行
なう。この訂正演算を行なう区間は第6図において区間
Bで示されている。訂正演算が完了すると、誤り訂正演
算手段14はRAM10の所定の位置に誤り訂正後のデ
ータを書込む。この書込みは第6図において区間Cで示
されている。RAMl0へのデータの書込みが完了する
と、誤り訂正演算手段14は誤り訂正完了信号60を動
作順序管理手段40に送出する。
動作順序管理手段40は誤り訂正完了信号60を検出す
ると、再びシンドローム生成手段12にシンドローム生
成スタート信号52を送出する。
シンドローム生成手段12はシンドローム生成スタート
信号52に応答して、RAMl0から次のデータを読込
み、次のシンドローム生成を行なう。
したがってシンドローム生成手段12と誤り訂正演算手
段14との動作は、第6図に示されるように交互に順序
正しく行なわれる。
RAMl0に格納されているデータの誤り訂正処理がす
べて終了すると、RAMl0内のデータは図示されない
外部の利用装置によって読出される。さらに訂正の対象
となるデータがあれば、RAMl0にそのデータが図示
されない手段によって書込まれる。そして再び上述の誤
り訂正処理が繰返される。
[発明が解決しようとする課題] 誤り訂正装置は、PCM録音および再生やデータ通信を
正しく行なうために欠くべからざる装置であるが、以下
のような問題点を有する。問題点の1つは、誤り訂正に
要する処理時間が長くなりがちであるということである
。シンドロームの生成や誤り訂正の処理においては、多
量の演算が行なわれる。そのため、たとえばVTRの音
声再生のように特に高速処理が要求される場合に必要な
処理速度を維持できないことがある。その結果、時にV
TRの映像と音声との間に、人が明らかに知覚できるほ
どのタイミングのずれ、いわゆるリップシンクのずれが
生じることがある。その他■TRの音声再生に限らず、
このような処理の遅れは望ましいものではない。
ゆえにこの発明の目的は、従来装置と比較してより高速
に動作可能な誤り訂正装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る誤り訂正装置は、線形符号である誤り訂
正符号によって符号化され、かつ複数個の単位情報に予
め分割されている情報に含まれる誤りを訂正するための
誤り訂正装置であって、単位情報を入力され、単位情報
に誤り訂正符号によって定められる所定の処理を行なう
ことによって単位情報に含まれる誤りのみに依存するシ
ンドロームを生成するためのシンドローム生成手段と、
シンドロームに基づいて、単位情報に含まれる誤りを演
算により訂正するための誤り訂正演算手段と、シンドロ
ーム生成手段が誤り訂正演算手段の動作と並行して、次
の単位情報のシンドローム生成を行なうようにシンドロ
ーム生成手段と誤り訂正演算手段との動作を管理するた
めの並行動作管理手段とを含む。
[作用] 上述の構成を有する誤り訂正装置は以下のように動作す
る。シンドローム生成手段は、単位情報を入力されてそ
の単位情報に含まれる誤りのみに依存するシンドローム
を生成する。誤り訂正演算手段は、シンドロームを受取
って単位情報の誤り訂正演算を行なう。並行動作管理手
段は、シンドローム生成手段と誤り訂正演算手段との動
作を管理し、誤り訂正演算手段動作中には、シンドロー
ム生成手段が並行して次の単位情報のシンドローム生成
を行なうようにする。
[実施例] たとえばCD、DAT、、VTR等ノヨうニPCM録音
を用いる機器においては、誤り訂正符号の一種であるリ
ードソロモン符号を用いた誤り訂正処理が一般的に行な
われている。第3図は誤り訂正処理を用いたデータの記
録および再生の手順を示す流れ図である。
第3図を参照して、まず記録すべき乃ジタルデータの採
取が行なわれる。たとえばPCM録音の場合、マイクロ
フォン等で音声をアナログ信号に変換した後ディジタル
データに変換するまでの処理をいう。続いて、誤り訂正
符号(PCM録音の場合、主としてリードソロモン符号
)による符号化により、誤り訂正のためのパリティを含
んだデータに加工される。
符号化されたデータは続いて、PCM録音の場合には記
録媒体に記録される。通信の場合には、通信路上に送出
される。記録されたデータまたは送出されたデータは、
次のステップで読出され、または受信される。この過程
で、データ中には誤りが混入する。誤り訂正処理は、誤
りを含んだデータから誤りを検出し、かつ検出された誤
りを訂正する処理をいう。誤り訂正がされたデータは、
次のステップで復号化され、データとして利用される。
誤り訂正符号は一定の条件の下で上述のような誤りを訂
正することが可能であるように設計されている。
第4図は、リードソロモン符号を用いた符号化および誤
り訂正処理の概略を示すための、データを格納するメモ
リ領域の模式図である。第4図を参照してこのメモリ6
3は、符号化されるデータがバイト単位で行列形式に配
置されるデータ行列領域64と、データを列単位で符号
化する際に(これはP系列パリティ計算と呼ばれる)、
誤り訂正のための列単位のパリティが格納されるP系列
パリティ領域66と、同様に行単位(Q系列)のパリテ
ィが格納されるQ系列パリティ領域68とを含む。
P系列パリティ領域66とQ系列パリティ領域68とが
重なる領域70には、P系列パリティ計算とQ系列パリ
ティ計算の実行順序によって、その値が一意に定まるパ
リティが記録される。データの記録または送信のときに
は、このメモリ63中のデータが、パリティをも含めた
行41位、列単位で別々に予め定められる順序で読出さ
れ、個別に記録媒体に記録されまたは送信される。
一方、読出され、あるいは受信されたデータは予め定め
る順序に従ってメモリ63中に書込まれる。この場合、
P系列パリティはP系列パリティ領域66に、Q系列パ
リティはQ系列パリティ領域68に書込まれる。そして
まずP系列パリティ領域66中のパリティに基づいて列
単位でデータ行列領域64中のデータdiJの修正が行
なわれ、続いてQ系列パリティ68中のパリティに基づ
いてデータ(1+iの訂正が行なわれる。このように、
縦横の2方向でパリティによる誤り訂正を行なえば、訂
正能力を上げることができることが知られている。
リードソロモン符号による符号化がさらに詳細に述メら
れる。メモリ63中のj列目を列ベクトルvp とする
。i行目を行ベクトルVaとする。
i行j列の成分diJ はベクトルVPおよびVaの双
方に含まれる。ベクトルVp SVJのパリティは、以
下の各式を満足するように定められる。
HP  −Vp  =0        ・・・ (1
)H,−V苫 −0・・・(2) 但しHP 、HQはそれぞれP系列パリティチエツク行
列、Q系列パリティチエツク行列と呼ばれる行列である
。またvXはベクトルVOの転置ベクトルを示す。行列
HP % HQはリードソロモン符号に固有のものであ
って、予め定められるものである。
ベクトルVF%VQとして記録媒体に記録され、あるい
は送信されたデータが、誤りを含んだベクトルV P 
 s V o ’ として読出され、あるいは受信され
るものとする。これらに含まれる誤りを、それぞれベク
トルe P Se oで表わすものとする。
すなわち、 VP   −VF +ep     −(3)VQ  
−Vcl + c o     −(4)VP  SV
Q’からVp 、Vaを求めるためには、以下のような
演算をしてシンドロームSp。
$Qを算出する。
$P =HP  −Vp ’     −(5)$a 
=Ho  −Vo     −(6)式(3)〜式(6
)より、 $r =Hr  ・Vp +HP  −ep  −(7
)$Q  −Hci  −VQ +HQ  −eo  
 −(8)と表わすことができる。式(1)、(2)よ
り$F  −HP  −at      ・・・ (9
)$Q  −HQ  −to      −(10)と
なる。HP 、Haは予め定められたパリティチエツク
行列であるから、シンドロームSF s S。
はエラー成分ep s eoのみによって定まる。
リードソロモン符号を含む誤り訂正符号の特徴は、シン
ドロームがわかれば、誤りであるデータの位置を知るこ
とができ、さらにその誤りを訂正することができるとい
う点にある。もちろん、訂正能力はデータ数やパリティ
数に左右される。現在のDATでは、たとえばP系列の
2つの誤り、Q系列の3つの誤りまでを訂正することが
できる。
また、一方の系列の誤り訂正において、他方の系列の誤
り訂正で検出した誤り位置情報を利用することにより、
より多重の誤りまで訂正できることが知られている。9 データの信頼性を高めるために、誤り訂正演算において
は上述のような行列演算を、すべてのP系列ベクトルと
Q系列ベクトルとにわたって行なう必要がある。また、
シンドロームに基づいて誤り訂正演算を行なう際にも同
様に各要素について処理を行なう必要がある。したがっ
て特に誤りが多い場合など、膨大な演算が必要となり、
従来の装置においては前述のりツブジンクのずれ等の問
題が引き起こされている。
第1図はこの発明に係る誤り訂正装置のブロック図であ
る。第1図を参照してこの装置は、誤り訂正の対象とな
るデータが格納されるRAMl0と、アドレスバス18
とデータバス20とによってRAMl0に接続され、R
AMl0の単位データを読出してそのシンドロームを生
成するためのシンドローム生成手段12と、アドレスバ
ス18とデータバス20とによってRAMl0に接続さ
れ、シンドロームを受取って単位データ中に含まれる誤
りを訂正し、訂正後のデータをRAMl0に再書込みす
るための誤り訂正演算手段14と、シンドローム生成手
段12の動作と誤り訂正演算手段14の動作とを管理し
、誤り訂正演算手段14の動作中にもシンドローム生成
手段12が動作可能なようにし、かつたとえばRAMl
0に対するアクセスの競合等を回避するための並行動作
管理手段16とを含む。
誤り訂正演算手段14はたとえばマイクロコンピュータ
等で構成されている。シンドローム生成手段12は、並
行動作管理手段16から出力される誤り訂正スタート信
号72に応答して、シンドローム生成のためのアドレス
を発生するアドレス発生回路22と、データバス20を
介してRAM10から単位データを受取り、シンドロー
ム生成のm算を行なうためのシンドローム演算器24と
、生成されたシンドロームをラッチし、シンドローム信
号42を出力するためのD・フリップフロップ26とを
含む。
並行動作管理手段16は、誤り訂正演算手段14に接続
されたOR回路34と、OR回路34の出力に入力の1
つが接続されたD・フリップフロップ28と、入力の一
方が誤り訂正演算手段14に、他方がD・フリップフロ
ップ28に接続され、出力がアドレス発生回路22に接
続されたOR回路32と、人力の一方がアドレス発生回
路22に、他方がHighレベル(以下単に“H゛と略
記する)の固定電位に接続され、出力がD・フリップフ
ロップ28の入力の一方に接続されたD・フリップフロ
ップ30と、入力が誤り訂正演算手段14に、出力がア
ドレス発生回路22とRAMI Oとに接続され、誤り
訂正演算手段14によるRAM1.0へのアクセス時に
はアドレス発生回路22の動作を禁止するためのRAM
制御回路36と、誤り訂正動作のスタート時に誤り訂正
スタート信号48を誤り訂正演算手段14に出力するた
めの訂正スタート信号出力回路38とを含む。
第2図は本装置による誤り訂正装置の動作を示すタイミ
ングチャートである。第1図、第2図を参照して、本発
明の誤り訂正装置の動作が説明される。RAMl0には
、符号化されて記録され、さらにエラーを含んで再現さ
れたデータが予め格納されている。このデータは、第3
図に示されるようなマトリクス状にRAMl0内で論理
的に配置されており、各行および各列には誤り訂正のた
めのパリティが含まれている。
誤り訂正の動作が開始されると、時刻1−1゜で訂正ス
タート信号出力回路38は訂正スタート信号48を誤り
訂正演算手段14に送出する。誤り訂正演算手段14は
訂正スタート信号48に応答し、時刻t、にシンドロー
ム生成スタート信号、52をOR回路34に送出する。
誤り訂正演算手段14はその後シンドローム生成が完了
するまで、待ち状態に入る。
シンドローム生成スタート信号52によってOR回路3
4の出力が′H“になる。D・フリップフロップ28は
OR回路34の出力の変化に応答し、リセットされる。
OR回路34の出力はシンドロームの生成状態を表わす
。これはシンドローム生成完了フラグと呼ばれ、この信
号が“L″(Lowレベル)のときにはシンドローム生
成中を表わし、“H”のときにはシンドロームの生成が
完了したことを表わす。誤り訂正演算手段14はシンド
ローム生成完了フラグ信号44がH′となるまで待ち状
態になる。
OR回路32は、シンドローム生成スタート信号52に
応答してその出力を“H″にする。これはシンドローム
生成スタート信号72となってアドレス発生回路22に
入力される−(時刻t2)。
アドレス発生回路22はシンドローム生成スタート信号
72に応答して、シンドローム生成のためのアドレスを
生威しアドレスバス18に送出する。
アドレス発生回路22は同時にシンドローム演算器24
の動作のタイミングの基準となるクロック信号23を出
力する。シンドローム演算器24はクロック信号23に
応答し、RAMl0からデータバス20を介して所定単
位(たとえば列ベクトルVp、行ベクトルVaという単
位)のデータを受取り、シンドローム生成の処理を行な
う。この処理は第2図の区間Aで示されている。
シンドローム生成が完了すると、時刻t、でアドレス発
生回路22はシンドローム生成完了信号56を“H”に
する。D・フリップフロップ30はシンドローム生成完
了信号56の変化に応答し、その出力を“Hoにする。
シンドローム生成完了信号56はDフリップフロップ2
6にも送出される。D・フリップフロップ26はシンド
ローム生成完了信号56に応答して生成されたシンドロ
ームをラッチし、シンドロームを表わすシンドローム信
号42を誤り訂正演算手段14に送出する。
D・フリップフロップ30の出力が“Hoに変化したこ
とに応答してD・フリップフロップ28はその出力すな
わちシンドローム生成完了フラグ信号44を“Hoに変
える。したがって誤り訂正演算手段14は待ち状態から
脱し、D・フリップフロップ26からシンドローム信号
42を受取り、誤り訂正演算を開始する(時刻t4)。
誤り訂正演算処理は第2図の区間Bで示される。
D・フリップフロップ28の出力はOR回路32を介し
てアドレス発生回路22に送出されるため、アドレス発
生回路22は再びアドレス生成を開始し、シンドローム
演算器24が次のデータのシンドローム生成を開始する
誤り訂正演算が終了すると、誤り訂正演算手段14はR
AMl0に訂正後のデータを書込む。この際、この種の
並行動作に特有のことであるが、RAMl0へのアクセ
スの競合が起こる。この競合を避けるための機能を備え
ることが、第1図のような構成を有する装置としては必
要になる。
そのため誤り訂正演算手段14はRAMl0へのアクセ
スに先立って、時刻1sに書込リクエスト信号50をR
AM制御回路36に送出する。RAM制御回路36は書
込リクエスト信号50に応答してアドレス発生回路22
にシンドローム生成禁止信号46を送出する。同時にR
AM制御回路36はRAMl0にライトイネーブル信号
(以下WE倍信号略記する)58を出力する。RAM 
10に入力される読出コントロール信号とWE倍信号が
同時に“L”となった場合には、WE倍信号優先されて
書込モードになる。アドレス発生回路22はシンドロー
ム生成禁止信号46に応答して時刻t6でアドレス生成
を停止する。したがってシンドローム生成も中断され、
RAMl0へのアクセスの競合が回避される。
誤り訂正演算手段14はシンドローム生成手段12が動
作を中断している間に、データバス20を介してRAM
l0に訂正済みのデータを書込む。
この動作は第2図において区間Cで示されている。
データの書込みが完了すると、誤り訂正演算手段14は
時刻t7でシンドローム生成再スタート信号54を出力
する。
OR回路34の出力はシンドローム生成再スタート信号
54に応答して“H”となり、したがってD・フリップ
フロップ28はリセットされる。
すなわちシンドローム生成完了フラグ信号44がリセッ
トされ“L”となる。また50の出力が“L″となって
シンドローム生成禁止信号46も“L”となり、アドレ
ス発生回路22の動作が再開される。シンドローム生成
完了以降の動作は、既に述べたものと同様であり、以後
この一連の動作サイクルが繰返される。
したがって、通常の動作時には誤り訂正演算手段14と
シンドローム生成手段12とが少なくとも第2図の区間
Bの間は並行して動作することになる。そのため、従来
のように誤り訂正演算手段14とシンドローム生成手段
12の動作とが交互に行なわれている場合と比較して1
動作サイクルについて期間Bに相当する時間だけ、動作
時間が節約されることになる。その結果、従来の装置と
比較してより高速な処理を実現することが可能となる。
上記説明においては、簡略化のために誤り訂正演算手段
14によるRAMl0からのデータ読出しは行なわれて
いない。もしこれが必要であれば、書込リクエスト信号
50によるシンドローム生成手段12の動作の禁止と同
様に、読出リクエスト信号を出力してシンドローム生成
手段12の動作を禁止すれば不都合なく処理することが
できる。
なお、上述の実施例においてはリードソロモン符号を用
いて符号化されたデータを誤り訂正する際の処理が説明
された。しかしながらこの発明はこれには限定されず、
同種の線形符号であって、シンドロームを生成すること
によってそのシンドロームをもとに誤りを訂正すること
ができる誤り訂正符号であればどのようなものにも応用
することができる。
[効果] 以上の説明から明らかなようにこの発明に係る誤り訂正
装置においては、シンドローム生成手段と誤り訂正手段
とが並行して動作できるように並行動作管理手段を設け
た。そしてシンドローム生成手段と誤り訂正手段との並
行動作により生ずる不都合は並行動作管理手段によって
管理されて解決される。その結果、シンドローム生成と
誤り訂正演算とが同時に行なわれ、少なくともこれら2
つの手段が同時に並行して動作している時間に相当する
期間だ番す、従来の装置に比べて処理時間を短縮するこ
とができる。すなわち、従来装置と比較してより高速に
動作可能な誤り訂正装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る誤り訂正装置のブロック図であり
、 第2図は本発明に係る誤り訂正装置の動作タイミングを
示すタイミングチャートであり、第3図は誤り訂正符号
による符号化および復号化の手順を示す流れ図であり、 第4図はメモリ中のデータおよびパリティの配置状態を
示すメモリ領域の模式図であり、第5図は従来装置の概
略ブロック図であり、第6図は従来装置の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。 図中、10はRAM、12はシンドローム生成手段、1
4は誤り訂正演算手段、16は並行動作管理手段、22
はアドレス発生回路、24はシンドローム演算器、36
はRAM制御回路を示す。 なお、図中同一符号は同一、または相当箇所を示す。 第2図 時 閂 第3図 第4図 第5図 第6図 吟 間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 線形符号である誤り訂正符号によって符号化された情報
    に含まれる誤りを訂正するための誤り訂正装置であって
    、 前記情報は複数個の単位情報に予め分割されており、 前記単位情報を入力され、前記単位情報に、前記誤り訂
    正符号によって定められる所定の処理を行なうことによ
    って前記単位情報に含まれる誤りのみに依存するシンド
    ロームを生成するためのシンドローム生成手段と、 前記シンドロームに基づいて、前記単位情報に含まれる
    誤りを演算により訂正するための誤り訂正演算手段と、 前記シンドローム生成手段が前記誤り訂正演算手段の動
    作と並行して、次の前記単位情報の前記シンドローム生
    成を行なうように前記シンドローム生成手段と前記誤り
    訂正演算手段との動作を管理するための並行動作管理手
    段とを含む誤り訂正装置。
JP19997089A 1989-07-31 1989-07-31 誤り訂正装置 Pending JPH0363973A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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