JPH1083356A - ストアしたディジタル・データのエラーを隠す方法および装置 - Google Patents

ストアしたディジタル・データのエラーを隠す方法および装置

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JPH1083356A
JPH1083356A JP9148020A JP14802097A JPH1083356A JP H1083356 A JPH1083356 A JP H1083356A JP 9148020 A JP9148020 A JP 9148020A JP 14802097 A JP14802097 A JP 14802097A JP H1083356 A JPH1083356 A JP H1083356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストアしたディジタル・サンプルのエラーを
検出して隠す方法および装置に関し、非理想的なメモリ
素子を使用したときに発生するエラーのハンドリングを
行うこと。 【解決手段】 複数ビットのディジタル入力サンプルが
受け取られ、この入力サンプルに対応するエラー検出符
号が計算される。そして、複数ビットのディジタル・ス
トレージ・サンプルは、入力サンプルののLSBの同じ
数のエラー検出符号で置き換えることによって発生され
る。このストレージ・サンプルは、次にメモリ素子(2
0)内にストアされる。前もってストアしたサンプルが
メモリ素子(20)から取り出され、これを解析してエ
ラーが発生しているかを検出する。もしエラーが検出さ
れると、訂正サンプルの換わりのサンプルを生成し、そ
うでなければ訂正サンプルを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数ビットのディジ
タル・データを一時的にストアする信頼性がさほど高く
ないメモリ素子を使用する方法および装置に関する。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第658797号(1996年
6月5日出願)の明細書の記載に基づくものであって、
当該米国特許出願の番号を参照することによって当該米
国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の一部分を構
成するものとする。
【0003】
【従来の技術】複数ビットのディジタル・データの処理
中に、このデータを一時的にストアしておく必要がよく
ある。メモリ素子は、この様にストアするために用いら
れる。一般的に、重要なのは、このようなメモリ素子か
ら取り出したデータが前もってストアされたデータの正
確な複製であることである。しかし、取り出されたデー
タが前もってストアされたデータの正確な複製であるこ
とが強く望まれると同時に、このことが必須ではない応
用法もある。
【0004】このような応用法の一例には、ビデオ・カ
ムコーダ装置やテープレス電話応答装置またはテープレ
ス録音機等でのディジタル・フォームの音声データがあ
る。この応用法では絶対的な忠実度、例えばコンピュー
タのストレージ装置に要求される忠実度は要求されな
い。上記のような装置では、アナログ音声信号を連続す
る複数ビットのディジタル・サンプルで表現し、各サン
プルは対応するアナログ音声信号の値を表す二進値(bi
nary value)をとる。このようなサンプルは、例えば、
アナログ音声信号源に結合したアナログ・ディジタル・
コンバータや、ディジタルCDプレーヤによって生成さ
れる。音声信号を処理する間に、この音声信号を表す連
続したディジタル・サンプルがメモリ素子にストアさ
れ、その後の処理を行うために後で取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した応用法におい
ては、取り出されたデータは前もってストアしたデータ
に対して絶対的な忠実度を要求はされないが、オーディ
オ・リード/ライト・メモリ(ARAM)素子と呼ばれ
る非理想的なメモリ素子が使用される。これらのさほど
理想的でないメモリ素子は、理想的なメモリ素子よりは
高価でない。取り出されたサンプルには或る程度の非忠
実度を許容できるため、このようなメモリ素子を使用す
ることで、性能が目立って低下することなくより高価で
はないオーディオ装置を達成できる。従来のこのような
システムでは、データ・ストレージにより引き起こされ
たエラーと回復エラーのハンドリングは提供されなかっ
た。しかし、このために、エラーが発生すると著しく性
能が低下する結果となる。望まれることは、このような
メモリ素子を使用したときに発生するエラーの何らかの
ハンドリング方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の原理に従い、ス
トアしたディジタル・サンプル中のエラーを或る方法お
よび装置により検出して隠す(conceal) 。複数ビットの
ディジタル入力サンプルを受けて、その入力サンプルに
対応し、所定のビット数を有するエラー検出符号が計算
される。そして複数ビットのディジタル・ストレージ・
サンプルが、このエラー検出符号で入力サンプルの所定
のビット数を置き換えることにより生成される。このス
トレージ・サンプルは、次にメモリ素子(20)にスト
アされる。前もってストアされたサンプルはこのメモリ
素子(20)から取り出され、これを解析することでエ
ラーが発生したかを検出する。もしエラーが検出される
と、補間の様な何らかの手段でこのエラーを隠す、取り
出されたサンプルの換わりのサンプルが生成される。そ
うでなければ、この取り出されたサンプルが生成され
る。
【0007】本発明を具現する装置は、ARAMの様な
さほど理想的でないメモリ素子(20)を用いてディジ
タル・サンプルを蓄積し、これには絶対的な忠実度は要
求されない。これにより、より低コストになると共に、
このようなシステムの性能の目立った低下がなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる装置のブロ
ック図で、メモリ素子へのデータ書き込みを行う。図1
において、データ・ソース10は周知の方法により連続
する複数ビットのディジタル・サンプルのストリームを
発生する。各サンプルは、最下位ビット(LSB)から
最上位ビット(MSB)まで周知の方法で配列した複数
のビットを構成している。このディジタル・サンプル
は、データ・ソース10の出力端子において連続的に発
生される。データ・ソース10のこの出力端子は、LS
Bを除いて、エラー検出符号(EDC)発生器30とメ
モリ素子20に結合している。EDC発生器30からの
出力端子が、このディジタル・データ・ソースからのL
SBに代わり、メモリ素子20の入力端子のLSB入力
端子に供給される。
【0009】EDC発生器30は、多くのエラー検出符
号ビットからなるビットを発生する周知のものであれば
どんな発生器でもよく、図示した実施例ではパリティ発
生器30である。一般に、EDC発生器30により発生
されるエラー検出符号のビット数は、メモリ素子20に
ストアされる以前のデータ・ソース10からのワード中
のLSBの同じ数で置き換えられる。応用法の残りの部
分でパリティ発生器30と単一のパリティ・ビットにつ
いて言及するが、当業者であれば、周知のエラー検出符
号発生器のどれでもエラー検出符号を任意ビット数発生
し、この位置(place)において用いられることを
理解しよう。
【0010】動作する際は、メモリ素子20はさほど理
想的でないメモリ素子であり、或るメモリ記憶場所(mem
ory location) を含んでおり、そこからデータを取り出
すと間違った結果を生じる。メモリ素子20に関して必
要メモリ容量を増大することなくエラー検出を提供する
ために、ディジタル・データ・ストリームによって表現
されるディジタル・データの解像度を(例えば1データ
・ビット)減少し、エラー検出符号を(例えばパリティ
・ビットのフォームで)そのデータ・ビットと置き換え
る。例えば、16ビットのディジタル音声データについ
ては、そのLSBが各サンプルから取り除かれ、解像度
15ビットを有する音声信号を生じる。上述した如く、
電話応答装置のような或る音声の応用法では、この解像
度の低下はユーザには気付かれることはない。
【0011】周知の方法で、パリティ発生器30はその
入力端子に供給されるフルサイズ(16ビット)のディ
ジタル・サンプルについてパリティ・ビットを発生する
(棄てられることになるビットは除く)。図示した実施
例では、偶数パリティ・ビットもまた用いられるが、こ
のパリティ・ビットは奇数パリティ・ビットである。こ
のパリティ・ビットは、減少した解像度(15ビット)
のディジタル音声信号サンプルに、そのLSBとして付
加される。このパリティ・ビットの性質として、論理
‘1’と論理‘0’をほぼ同数持つことがある。このビ
ットをLSBとしてディジタル・データに付加した結果
は、無音期間中でさえも無視することができる。さら
に、LSBとしてパリティ・ビットを用いることで、好
ましいディザ機能が得られる。このパリティ符号化ディ
ジタル・サンプルは、メモリ・コントローラ(図示せ
ず)によって周知の方法で制御されるメモリ素子20内
の記憶場所にストアされる。
【0012】図2は、前もって書き込まれたデータをメ
モリ素子20から読み出す本発明にかかる装置のブロッ
ク図である。図2において、メモリ素子20は図1に示
されたメモリ素子と同一である。メモリ素子20の出力
端子は、エラー検出器60とエラー訂正器40にそれぞ
れ結合している。エラー検出器60はエラー検出符号発
生器30(図1)に対応し、エラー検出符号発生器30
による符号化データの誤りのなさを示せるどんな回路で
も良い。図示の実施例では、エラー検出符号発生器はパ
リティ発生器であり、エラー検出器60はパリティ・チ
ェック回路である。エラー訂正器40の複数ビット出力
端子には、以下でより詳細に述べる方法によってエラー
訂正された連続する複数ビットのディジタル・サンプル
の(太線で示す)ストリームを生じ、利用回路50の対
応する入力端子に結合される。エラー検出器60の出力
端子は、このエラー訂正器40の制御入力端子に結合し
ている。
【0013】動作する際は、メモリ素子20はメモリ・
コントローラ(図示せず)によって周知の方法で制御さ
れて、メモリ素子20内の記憶場所からデータ信号サン
プルが取り出される。取り出されたサンプルのビット
は、前もってストアしたサンプルのビットとは同じでな
い。エラー検出器60は取り出されたサンプルについて
データ誤りチェックを遂行し、取り出されたデータ中に
エラーが検出されるとエラー信号を発生する。このエラ
ー信号はエラー訂正器40に供給され、これにより訂正
機能を遂行する。エラー訂正器40により連続する複数
ビットのディジタル・サンプルのストリームを生じ、こ
れは元のストアしたデータ信号を表すか、またはメモリ
素子20内のエラーによって(例えば、最後の(the las
t)正しいデータと次の正しいデータ間での線形補間によ
って)信号中に生じた雑音を低減させる。エラー訂正器
40はそのサンプルのストリームを利用回路50に供給
する。エラー検出器60とエラー訂正器40を組み合わ
せて、メモリ素子20内の欠陥記憶場所からディジタル
・サンプルが取り出される事象における訂正機能を提供
する。利用回路50はエラー訂正されたデータ・ストリ
ームを処理する。例えば、テープレス録音機では、この
利用回路はディジタル・アナログ・コンバータ、音声増
幅器、スピーカを含む。
【0014】図3は図2に示されたエラー訂正器40の
より詳細なブロック図であり、図4および図5は、この
装置の要部の動作の理解に有用な波形図である。図3に
おいて、太い信号線は複数ビットのディジタル信号を搬
送する信号パスを表し、細い信号線は単一ビットのディ
ジタル信号またはクロック信号のいずれかを搬送する信
号パスを表す。図3において、入力端子48はメモリ素
子20(図2)の出力端子に結合している。入力端子4
8は、パリティ・チェック回路60の入力端子と第1の
ラッチ41のデータ入力端子に結合している。ラッチ4
1の出力端子は、第2のラッチ42のデータ入力端子と
加算器43の第1の入力端子に結合している。第2のラ
ッチ42の出力端子は、マルチプレクサ44の第1のデ
ータ入力端子と加算器43の第2の入力端子に結合して
いる。加算器43の出力端子は、このマルチプレクサ4
4の第2のデータ入力端子と2分周回路45を通じて結
合している。加算器43と2分周回路45を組み合わせ
て、平均化回路(AVG)46を形成する。マルチプレ
クサ44の出力端子は、出力端子49に結合している。
この出力端子49は、利用回路50(図2)の入力端子
に結合している。
【0015】パリティ・チェック回路60のパリティ・
エラー出力端子は、コントロール回路47のエラー入力
端子Eに結合している。クロック発生器(図示せず)
は、コントロール回路47のクロック入力端子Cに結合
している。コントロール回路47の第1のストローブ出
力端子S1は第1のラッチ41のコントロール入力端子
に結合し、コントロール回路47の第2のストローブ出
力端子S2は第2のラッチ42のコントロール入力端子
に結合し、そして、コントロール回路47のマルチプレ
クサ・コントロール信号出力端子SELはマルチプレク
サ44のコントロール入力端子に結合している。
【0016】図3に図示した装置の動作を、図4および
図5に示した波形図と共に説明する。動作する際は、ク
ロック発生器(図示せず)が、メモリ素子20により生
じるディジタル・データ・サンプルに周知の方法で同期
したクロック信号を生成する。図4を参照すると、最上
部のラインにサンプルのシーケンス、DATA INが
示されている。最初に示したサンプルがS0,次のサン
プルがS1,…等である。コントロール回路47のエラ
ー入力端子Eにおけるエラー信号ERRORが、図4の
2番目のラインに示されている。この信号がローのとき
は、対応するサンプルにエラーが発生していないことを
示しており、この信号がもしハイのときは、パリティ・
チェック回路60によってパリティ・エラーが検出され
ていることを示している。
【0017】各サンプルについてのこのエラー信号は、
コントロール回路47によって評価される。エラーが発
生していないことをこのエラー信号が示しているとき
は、コントロール回路47は、図4の3番目のラインに
示されているストローブ信号STROBE 1を第1の
ラッチ41へと出力する。第1のストローブ信号STR
OBE 1の立ち上がりエッジで、第1のラッチ41は
入力端子48における入力データからの信号をラッチ
し、その出力端子へ周知の方法により供給する。第1の
ラッチ41からの出力は、図4の4番目のラインとして
示されている。
【0018】同様にして、コントロール回路47は、図
4の5番目のラインに示されている第2のストローブ信
号STROBE 2を第2のラッチ42へと出力する。
第2のストローブ信号STROBE 2の立ち下がりエ
ッジに応答して、第2のラッチ42は第1のラッチ41
の出力端子からの信号をラッチし、その出力端子へ周知
の方法により供給する。第2のラッチ42からのこの出
力は、図4の6番目のラインとして示されている。
【0019】さらに、コントロール回路47は図4の6
番目のラインとして示されているマルチプレクサ・コン
トロール信号SELECTも、マルチプレクサ44のコ
ントロール入力端子へと出力する。このマルチプレクサ
・コントロール信号SELECTがローのときは、マル
チプレクサ44は第2のラッチ42の出力端子からの信
号を出力端子49へと通す状態になっている。マルチプ
レクサ・コントロール信号SELECTがハイのとき
は、マルチプレクサ44は平均化回路46の出力端子か
らの信号を出力端子49へと通す状態になっている。
【0020】パリティ・エラーがパリティ・チェック回
路60によって検出されない限り、コントロール回路4
7は第1および第2のストローブ信号(STROBE
1とSTROBE 2)をそれぞれ第1および第2のラ
ッチ41と42へと供給し、マルチプレクサ・コントロ
ール信号はローに維持されて、マルチプレクサ44が第
2のラッチ42の出力端子からの信号を出力端子49へ
と通す状態となっている。この動作モードにおいて、第
1および第2のラッチ41と42はパイプライン・レジ
スタとして作用し、この入力サンプル、DATA IN
はエラー・ハンドラー(handler) 40を通って遅延する
が、変化することはない。
【0021】しかし、もしもコントロール回路47のエ
ラー入力端子におけるエラー信号ERRORによりパリ
ティ・エラーが発生したことが示されると、入力端子4
8における現時点でのサンプルは無効となる。この場
合、第1のストローブ信号STROBE 1は第1のラ
ッチ41に供給されず、最新の(the most recent) 正し
いサンプルを保持し続ける。しかし、第2のストローブ
信号STROBE 2は、コントロール回路47からの
エラー信号の状態に関係なくなお第2のラッチ42へ供
給される。さらに、マルチプレクサ・コントロール信号
SELECTがローに維持されて、マルチプレクサ44
が第2のラッチ42からの信号を出力端子49へと通す
状態となっている。
【0022】図4を参照すると、エラー信号ERROR
はサンプルS0のサンプル期間401の間はローであ
り、サンプルS0が正しいサンプルであることを示して
いる。これに応答し、第1のストローブ信号STROB
E 1のトレーリング(trailing)エッジ402で入力端
子48からの正しいサンプルS0を第1のラッチ41内
にラッチし、その出力端子において図示した波形LAT
CH41として現れる。同時に、第2のストローブ信号
STROBE 2のトレーリング・エッジ403で第1
のラッチ41からの前のサンプルが第2のラッチ42内
にラッチされ、その出力端子において図示した波形LA
TCH42として現れる。また、マルチプレクサ・コン
トロール信号SELECTはこのサンプル期間408は
ローで、第2のラッチ42からの出力信号は利用回路5
0へ供給される。
【0023】しかし、サンプルS1は誤ったパリティを
有することがパリティ・チェック回路60によって発見
され、エラー信号ERRORはサンプルS1の期間40
4においてハイとされてこのことを示す。エラー信号E
RRORがハイの間は、コントロール回路47は第1の
ストローブ信号STROBE 1を発生しない。したが
って、トレーリング・エッジ402の後のサンプル期間
の410には第1のストローブ信号は存在しない。これ
により、誤ったサンプルS1が第1のラッチ41内にラ
ッチされることが防止される。代わって、前の正しいサ
ンプルS0が第1のラッチ41の出力端子に残る。
【0024】しかし、第2のラッチ42は第2のストロ
ーブ信号STROBE 2を受け取り続け、第1のラッ
チ41の出力端子からの信号をラッチし、その出力端子
へ通常通りに供給する。例えば、第2のストローブ信号
STROBE 2のトレーリング・エッジ406で、第
2のラッチ42により第1のラッチ41の出力端子に残
っているサンプルS0をラッチさせ、その出力端子に波
形LATCH42として供給する。
【0025】もしも単一の孤立(isolated)サンプルが誤
っていると、すなわち、誤ったサンプルの後のサンプル
がパリティ・チェック回路60からのパリティ・エラー
信号ERRORが412で示す通り正しいと、第1のラ
ッチ41と第2のラッチ42は再びストローブ信号を通
常通りに受け取る。図4において、例えば誤った(bad)
サンプルS1の後で、第1のストローブ信号STROB
E 1のトレーリング・エッジ414で、第1のラッチ
41によりデータの入力端子48における次に連続する
正しいサンプルS2をラッチさせ、その出力端子に波形
LATCH41として供給する。一方では、第2のスト
ローブ信号STROBE 2のトレーリング・エッジ4
16で、第2のラッチ42によりサンプルS2をラッチ
させ、その出力端子に波形LATCH42として供給す
る。第1のラッチ41からの出力信号は最新の正しいサ
ンプルS2であり、第2のラッチ42からの出力信号は
その前の正しいサンプルS0である。このときに平均化
回路46は或る信号を生じるが、これは、第1および第
2のラッチ41と42によりそれぞれラッチされた2つ
のサンプルS0とS2の平均の値になっている。誤った
サンプルの後の最初の正しいサンプルが第1のラッチ4
1内にラッチされると、マルチプレクサ44に供給され
たマルチプレクサ・コントロール信号により、418に
おけるこのサンプル期間中、マルチプレクサ44は平均
化回路46からの信号を出力端子49に結合させる状態
となる。この様にして、もし孤立サンプルが誤っている
と、その両側の2つの正しいサンプルの平均値を有する
サンプルで置き換えられる。
【0026】図5は図3に示された回路の異なった入力
信号状態に応答する動作を示す波形図である。図5にお
いて、或る列の2つのサンプルS1とS2はパリティ・
エラーを検出されている。2番目の誤ったサンプルS2
を受けるまでは、図3の回路の動作はその回路の図4に
示した動作と同様であり、この動作について以下では詳
細に述べない。パリティ・エラー信号ERRORの50
2の時点で、サンプルS2もパリティ・エラーを含んで
いることを示している。ここでサンプルS2も誤ってい
るので、以前の様に第1のストローブ信号STROBE
1は第1のラッチ41に供給されない。したがって、
第1のストローブ信号STROBE 1の504の時点
でストローブ信号は発生せず、前の正しいサンプルS0
が第1のラッチ41内に残っている。しかし、第2のス
トローブ信号STROBE 2の506の時点で、第2
のラッチ42は第1のラッチ41からの最後の正しいサ
ンプルを再度ラッチし、その出力端子に波形LATCH
42として供給する。このとき、第1および第2のラッ
チ41と42の両方とも、最後の正しいサンプルS0を
含んでいる。510の時点で、マルチプレクサ・コント
ロール信号SELECTはローに維持され、マルチプレ
クサ44は第2のラッチ42からの信号を出力端子49
へ通過させ続ける状態とされている。この状態は、誤っ
たサンプルが入力端子48において受け取られる限り続
く。
【0027】508の時点で、パリティ・エラー信号E
RRORはローであり、次のサンプルS3がパリティ・
エラーを含んでいないことを示している。これに応答し
て、上述した通りに第1のストローブ信号STROBE
1のトレーリング・エッジ512で第1のラッチ41
内に最新の正しいサンプルS3をラッチさせ、これによ
り、その出力端子に波形LATCH41として供給す
る。このとき、第1のラッチ41は最新の正しいサンプ
ルS3を含んでおり、第2のラッチ42は最後の正しい
サンプルS3を含んでいる。またこのとき、平均化回路
46は或る信号を生じるが、これはこれら2つのサンプ
ルの平均値になっている。以前の様に、誤ったサンプル
が前もって受け取られた後で最初の正しいサンプルが第
1のラッチ41内にラッチされると、マルチプレクサ・
コントロール信号SELECTは514の時点でハイと
され、これにより、マルチプレクサ44は平均化回路4
6からの信号を出力端子49へと通す状態になる。この
様に、もしも一連の誤ったサンプルが受け取られると、
別の正しいサンプルが受け取られるまで、出力端子にお
いてこの最後の正しいサンプルが繰り返される。そし
て、最後に受け取った正しいサンプルと新たに受け取っ
た正しいサンプルの平均値を有する一つのサンプルが、
エラー訂正器40がその通常動作モードを回復する前に
生成される。
【0028】本発明について、ディスクリート部品から
構成された一実施例を参照して説明してきた。当業者で
あれば、この発明はメモリ素子20にアクセスして上述
した通りにデータ・サンプルを処理するようにプログラ
ムされたマイクロプロセッサを用いることで実施しても
よいことを理解しよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる、メモリ素子へのデータ書き込
みを行う装置のブロック図である。
【図2】前もって書き込まれたデータをメモリ素子から
読み出す本発明にかかる装置のブロック図である。
【図3】図2に示された読み出し装置の要部のより詳細
なブロック図である。
【図4】図3に示された読み出し装置の要部の動作の理
解に有用な波形図である。
【図5】図3に示された読み出し装置の要部の動作の理
解に有用な波形図である。
【符号の説明】
10 データ・ソース 20 メモリ素子 30 エラー検出符号(EDC)発生器 40 エラー訂正器 50 利用回路 60 エラー検出器(パリティ・チェック回路) 41 第1のラッチ 42 第2のラッチ 43 加算器 44 マルチプレクサ 45 2分周回路 46 平均化回路 47 コントロール回路 48 入力端子 49 出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストアしたディジタル・サンプルのエラ
    ーを隠す方法であって、 複数ビットのディジタル入力サンプルを受け取るステッ
    プと、 前記入力サンプルを表す複数ビットの蓄積サンプルをメ
    モリ素子内にストアするステップと、 前記ストアした複数ビットのサンプルを前記メモリ素子
    から取り出すステップと、 前記入力サンプルに対応し、所定のビット数を含むエラ
    ー検出符号を計算するステップと、 前記入力サンプルの所定の最下位ビットの数を前記所定
    ビット数のエラー検出符号で置き換えることで、前記蓄
    積サンプルを形成するステップと、 前記取り出したサンプルを調べてエラーを検出し、エラ
    ーが検出されれば前記取り出したサンプルの換わりのサ
    ンプルを生成し、検出されなければ前記取り出したサン
    プルを生成するステップとを含むことを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 ストアしたディジタル・サンプルのエラ
    ーを隠す装置であって、 複数ビットのディジタル入力サンプルのソースと、 前記入力サンプルを表す複数ビットの蓄積サンプルをス
    トアし、前もってストアした蓄積サンプルを取り出すた
    めのメモリ素子と、 前記入力サンプルソースに結合し、所定のビット数を含
    むエラー検出符号を発生するエラー検出符号発生器と、 前記入力サンプルを含む前記蓄積サンプルをストアし
    て、そこで前記入力サンプルの所定の最下位ビットの数
    が前記エラー検出符号で置き換えられる前記メモリ素子
    と、 前記メモリ素子に結合し、前記取り出したサンプル内の
    エラーを検出するエラー検出器と、 前記メモリ素子および前記エラー検出器に結合し、エラ
    ーが検出されれば換わりのサンプルを生成し、検出され
    なければ前記取り出した蓄積サンプルを生成するエラー
    訂正器とを備えることを特徴とする装置。
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