JPS62249532A - デ−タ伝送方法 - Google Patents

デ−タ伝送方法

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JPS62249532A
JPS62249532A JP61093892A JP9389286A JPS62249532A JP S62249532 A JPS62249532 A JP S62249532A JP 61093892 A JP61093892 A JP 61093892A JP 9389286 A JP9389286 A JP 9389286A JP S62249532 A JPS62249532 A JP S62249532A
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曜一郎 佐古
Tamotsu Yamagami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G1光磁気ディスクのフォーマットの説明(第3図) G2データサイズ512バイトのときのデータ構造の説
明(第1図) G3データサイズ1024バイトのときのデータ構造の
説明(第2図) G4記録再生系のブロック図(第4図)H発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、例えば光磁気ディスクのような若干エラー
レートの高い伝送(記録再生)媒体を介してデータを伝
送する場合に使用して好適な技術に関する。
B 発明の概要 この発明は伝送すべき所定個の直列データにエラー検出
符号を含む所定個の付加情報を付加し、両者のデータ総
数で過不足なく2次的配列を形成するようにするととも
に、付加情報は、エラー検出符号が2次元配列の末行末
列を含む領域に配置されるように、伝送すべき直列化デ
ータに後続して付加し、この2次元配列の各行、各列に
対しそれぞれエラー訂正符号を生成し積符号を構成し、
この積符号の各行ごとに順次データ伝送を行うようにし
たもので、伝送すべきデータに後続して付加情報が付加
されているため、データ受信時(再生時)にこの付加情
報を抽出するための制御が容易となり、また、伝送すべ
きデータのデータ長を変更することがあっても、付加情
報の部分でそのデータ長の変動分を吸収することができ
、さらにエラー検出符号は2次元配列の末行末列を含む
領域に配置されているため、データ長の変動があっても
その位置を容易に検知することができるという利点があ
る。
C従来の技術 書き込み可能で大容量の情報蓄積用のディスク装置とし
ては、従来、いわゆるハードディスク装置が知られてい
る。
これは、一般にコンピュータのデータストレージ用とし
て用いられているもので、一定の定められた回転数で回
転するディスクに間怠円状(あるいはスパイラル状)の
トラックとして情報が記録されるものである。
第6図に示すように、このハードディスク装置(11へ
のデータの書き込み及び読み出しはCP U (3)に
よりデータバス(2)を介してなされる。これはハード
ディスク装置は記録すべき入力データの転送レートとは
無関係(非同期)の一定回転数でドライブされているの
で、CP U (3)でタイミングをとって記録をなす
のである。これは扱うデータが間欠的データであるから
である。
ハードディスク装置(1)とCP U (31間のデー
タのやりとりはバッファメモリとしてのRA M (4
)を介してなされる。
D 発明が解決しようとする問題点 前述のハードディスクの記録再生は一般に管理された状
況でなされるので、バーストエラーの発生は少ない。
このため、このハードディスクのデータフォーマットで
はエラー訂正符号は強力でなくてもよく、エラー訂正用
のパリティが無いものが多い、また、あっても、データ
ブロックを2次元マトリクス状に配列したとき、その行
と列の一方の方向にのみパリティが付与されるものが通
常である。
ところで、最近はニューメディア時代といわれ、種々の
情報が世に提供され、いわゆるマルチメディア情報とな
っている。
この情報としてはコンビエータデータ等の間欠的なデー
タ、また、静止画像やイメージ等の準間欠的なデータの
他に、デジタルオーディオ等の全く連続的な情報もやる
これらの種々の情報をディスクに貯えて適宜、ユーザー
の利用に供することができれば便利である。しかし、前
述したように従来のディスク装置では回転速度一定で、
CPUでコントロールしてデータの記録をなすのが一般
であり、マルチメディア情報に対処するものは従来なか
った。
ところで、書き替え可能な大容量記憶装置として光磁気
ディスクが注目されている。このような大容量記憶装置
ではマルチメディア情報の記憶ができる可能性がある。
この光磁気ディスクの場合、ハードディスクと異なり、
バーストエラーが比較的多いゆまた、大容量であるため
、種々の付加情報がデータに付加されて記録されること
になるが、この付加情報がエラーのため読めなくなるの
を防ぐ必要があるとともにこの付加情報部分の有効利用
を図ることが望まれる。
この発明は上記の点を考慮してデータについても、また
付加情報についてもエラー訂正能力が強力なものであっ
て付加情報部分を有効に利用することができるようにし
たものを提供せんとするものである。
E 問題点を解決するための手段 この発明においては、伝送すべきに個の直列化データを
n個ごとに順次区分してm行、n列(m×n>K)から
なる2次元配列を形成するときに、(mXn−K)個か
らなる冗長データを上記に個の直列化データに後続して
付加して上記m行×n列の2次元配列を形成し、上記(
mXn−K)個の冗長データのうちのR個のデータをエ
ラー検出符号として上記2次元配列の末行末列を含む領
域に配置するとともに上記2次元配列の各行のデータに
対し第1のエラー訂正符号を生成し、上記2次元配列の
各列のデータに対し第2のエラー訂正符号を生成して積
符号を構成し、この積符号の各行のデータを順次伝送す
るようにする。
F 作用 積符号であるからデータについてのエラー訂正能力は大
きく、また、付加情報もデータと全く同様になされてエ
ラー訂正符号が生成されているので、この付加情報につ
いてのエラー訂正能力も大きい。
また、伝送すべきデータに後続して付加情報が付加され
、エラー検出符号はデータエリアの最後尾に付加される
ことになる。よって積符号のエンコード及びデコード時
のアドレスコントロールは容易になり、付加情報の抽出
も容易になる。
G 実施例 この発明方法の一例を光磁気ディスクを介してデータを
伝送する場合を例にとって図を参照しながら説明しよう
G1光磁気ディスクのフォーマットの説明先ず、光磁気
ディスクのフォーマットについて説明する。
この光磁気ディスク(11)は第3図に示すようにデー
タが1回転・当たり1トラツクとして、間芯円状あるい
はスパイラル状にトラック(12)が形成されて記録さ
れ、これより再生されるようにされる。
この光磁気ディスク<11)の1トランク(12)は円
周方向に等分割された複数のセクターからなっており、
各セクターに、定められた所定数のデータにエラー訂正
符号、エラー検出符号等が生成付加されたものが記録さ
れている。
第3図の場合、1トランクは同図Aに示すように(n+
1)セクターからなり、この例では1トラツクは32セ
クターとされている。
1セクターに記録されるデータのフォーマットは例えば
同図Bのようになされている。すなわち、1セクタ一分
は、ヘッダ部とデータ部と、ヘッダ部の後とデータ部の
後にそれぞれ設けられるギャップ部GAPとからなる。
ヘッダ部にはその先頭にプリアンプル信号が記録される
とともに、トラックアドレスTAとセクターアドレスS
Aからなるアドレス信号ADDに対してエラー訂正符号
ECCが付加されたものにアドレス用同期信号ASYN
Cが付加されたものが2回(り返して記録されている。
また、データ部にはその先頭にプリアンプル信号が記録
されるとともに、その後にデータ及びそのデータに対す
るエラー訂正符号ECCその他が付加されたものが記録
される。
G2データサイズ512バイトのときのデータ構造の説
明 この場合、1セクターのデータ部に記録する単位データ
量は、コンピュータの記憶装置として用いることを考慮
して512バイトが標準とされる。
この場合に、データ部の構造は第1図のようになってい
る。
すなわち、第1図の場合はデータ数がDo”Dsxtま
での512バイトの場合で、実際のデータとしては、こ
の512バイトのデータD o ” D slsの後に
16バイトの付加情報が付加されて行方向に48バイト
、列方向に11バイトとして48X11− 528バイ
トのマトリクス配列とされている。
すなわち、512バイトのデータDo”Dsttの後の
12バイトはリザーブ領域とされ、この領域にはトラッ
クナンバー、セクターナンバー、データ識別情報等が挿
入される。そして、このリザーブ領域を含む524バイ
トのデータに対してエラー検出用のCRCコードが4バ
イト分生成され、付加情報の最後の4バイトの領域に挿
入される。そして、合計528バイトが第1図に示すよ
うに48X 11としてマトリクス状に配列される。
そして、このCRCコードの4バイト分を含めた528
バイトに対し、行方向に1行について4バイト分として
第1のエラー訂正符号C1(これは例えば(52,48
)リードソロモン符号)が付加され、同様に列方向に一
列について2バイトの第2のエラー訂正符号C2(これ
は例えば(13,11)リードソロモン符号)が付加さ
れる。
そして、図に示すように、データはこのマトリクス配列
の行方向に1行ずつ順次書き込み及び読み出しがなされ
る。そして、バッファメモリより読み出して、ディスク
(11)に記録する際には例えば1行毎に、さらには所
定バイト毎に同期信号が挿入され、再生側でのデータ処
理に際してデータの同期をとりやすくしている。
以上のことから、この場合、512バイトのデー゛りに
、このデータに関連する付加情報(CRCコードを含む
)を16バイト付加して、 528バイトからなるブロ
ックを形成し、これを11行、48列に並べて行方向に
パリティC1+列方向にパリティC2を生成付加して積
符号を形成し、これをディスク(11)の1セクターと
して記録再生するものである。
この場合、トラックに記録されるのは、この第1図のマ
トリクス状のデータを行方向に順次直列化データとして
読み出したもので、バーストエラーが発生すると行方向
のデータが影響を受けることになる。
しかし、この行方向のデータが例えば1行分すべて駄目
になったとしても列方向のパリティC2により訂正可能
である。
したがって、付加情報部がバーストエラーですべて駄目
になってもエラー訂正で正しく戻すことができるもので
ある。
なお、この例の場合、トラックナンバーTrN。
及びセクターナンバーSsは、データ部の前のヘッダ一
部にも記録されており、トラックナンバーTrNoやセ
クターナンバーSe等のデータの再生時に有効使用でき
る付加情報は2重くヘッダ一部ですでに2重書きされて
いるからこの例では3重)に保護されているものである
なお、バイト単位のデータではなく、1ワード16ビツ
ト、あるいは12ビツト等のデータもバイト毎に区切っ
て512バイトにして積符号を形成して伝送することも
可能である。このとき、例えば付加情報部の識別情報I
Dにこの1ワードのビット数を識別する情報を記録する
ようにする。
また、ディスクの回転数を変えると転送レートの異なる
データを記録することが可能になるが、その転送レート
を示す情報をこの識別情報IDに記録するようにしても
よい。
G3データサイズ1024バイトのときのデータ構造の
説明 第2図は512バイトの2倍の1024バイトのデータ
を伝送(記録)する場合のデータ構造の一例を示すもの
で、この例では1024バイトのデータに対し、その前
半と後半の512バイトのデータのそれぞれについて1
6バイトの付加情報を付加して合計1056バイトのデ
ータを48列×22行としてマトリクス配列する。
そして、前半の512バイトのデータについての12バ
イトのリザーブ領域のトラックナンバー等のデータ及び
CRCコードからなる16バイトの付加情報と、後半の
512バイトのデータについての12バイトのリザーブ
領域のトラックナンド−等のデータ及びCRCコードか
らなる16バイトの付加情報とは48X 22のマトリ
クス配列の未行の終りの部分にすべて挿入する。
そして、第1図例と同様に、このマトリクス配列の各行
については、(52,48)リード・ソロモン符号を生
成して4バイトのパリティC1が付加される。また、マ
トリクス配列の各列については(24,22)リード・
ソロモン符号を生成して2バイトのパリティC2’が付
加される。
この場合、この第2図のようにすれば第1図の512バ
イトのデータ構造を作成する際のハードウェアをほぼ共
通に用いることができる。ただし、列方向の第2のエラ
ー訂正符号が512バイトのときとは異なるが、これは
512バイトと1024 (I K)バイトとのデータ
サイズの違いを、前述したリザーブ領域にそのデータサ
イズ識別信号として記録してお(ことにより、再生した
とき、エラー訂正符号C2とC2’との違いに対処する
ことができる。
なお、データサイズが512バイト/セクターや102
4バイト/セクターではな(、例えば520バイト/セ
クター、1032バイト/セクターとしたときは、付加
情報部のリザーブ領域の一部をデータ領域として使用す
ることで、データ構造は第1図及び第2図のままで用い
ることができる。
G4記録再生系のブロック図 第4図は一例として以上のようなセクターフォーマット
で種々の転送レートの情報をディスク回転数を変えるこ
とで記録し、再生する記録再生糸の一例のブロック図で
ある。
(11)は光磁気ディスクで、このディスク(11)に
はスパイラル状のトラックとして記録がなされるが、記
録再生用のヘッド(図示せず)はあらかじめ形成されて
いるトラックを正しく走査してゆくようにトラッキング
制御がこのヘッドに対して施されている。
(21)はディスク駆動モータで、ディスク(11)は
このモータにより角速度一定の状態で所定の速度で回転
するように回転制御される。
すなわち、この駆動モータ(21)には周波数発電機(
22)が設けられており、この周波数発電機(22)よ
りモータ(21)の回転速度に比例した周波数信号FG
が得られ、これが位相比較回路(23)に供給される。
一方、この位相比較回路(23)にはスピード基準信号
REFが供給される。このスピード基準信号REFは後
述するように記録すべき、あるいは再生するデータの転
送レートに応じて変えられるものであるが、ディスク(
11)が目的とする回転速度で回転しているときの周波
数発電機(22)の出力FCの周波数と等しい信号であ
る。もっとも、出力FGを分周したような周波数の信号
でもよく、そのときは出力FGも同じ分周比で分周され
て比較回路(23)に供給されるのはもちろんである。
この位相比較回路(23)の比較出力は積分回路(24
)を通されてスピード誤差電圧とされ、これがモータド
ライブ回路(25)を介してモータ(21)に供給され
て、このモータ(21)がスピード基準信号REFに応
じた角速度で回転するように制御される。
次に記録系について説明するに、(31D)はデジタル
データの入力端で、デジタルデータとしてはコンピュー
タデータの他に、アナログオーディオデータが種々の所
定のサンプリング周波数でサンプリングされ、各サンプ
ル値が所定のビット数のワードとして標本化されたもの
、その他種々の転送レートのデジタルデータが入力され
る。
(31A )はアナログ信号例えばオーディオ信号が供
給される入力端子である。
デジタル信号入力端(310)にデジタル信号が入力さ
れるとき、このデジタル信号とともにその転送レートを
示す信号が送られてくる場合があるが、その転送レート
を示す信号は入力端子(31R)に供給される。
入力端子(310)よりのデジタルデータはセレクタ(
33)に供給される。また、入力端子(31A)よりの
アナログ信号はA/Dコンバータ(32)においてデジ
タル信号に変換される。このA/Dコンバータ(32)
でのサンプリング周波数は、例えば32kHz 、  
44.1kHz 、  48kHz等覆々のものに切り
換え可能であり、また、1サンプルは8ビツト。
12ビツト、16ビツト等の種々のビット数のワードと
して切り換えて出力することができるようにされている
このA/Dコンバータ(32)よりのデジタル信号はセ
レクタ(33)に供給される。
セレクタ(33)は手動により、あるいは外部よりのコ
ントロール信号により入力端子(310)よりのデジタ
ル信号とA/Dコンバータ(33)よりのデジタル信号
とのいずれかを選択する。
このセレクタ(33)より得られたデジタル信号はEC
Cエンコーダ(34)に供給され、前述したように51
2バイト毎に1セクターのデータが形成される。このと
き、lワード8ビツトのデジタルデータであれば512
ワード毎に1セクターのデータが形成されるが、12ビ
ツト、16ビツト等の1ワードが8ビツトでないデジタ
ルデータの場合には、第1図において整数ワードで1行
が構成できず、1ワードが2つの行さらには2つのセク
ターにまたがるような場合もあるが、第1図のセクター
フォーマットのデータ構造において行方向のバイト数を
適当な値とすることにより、それを防ぐことができる。
このECCエンコーダ(34)よりのデータは記録プロ
セス回路(35)に供給され、適当な変調が施された後
、ビットシリアルでヘッドに供給されて光磁気ディスク
(11)に記録される。
このときのディスク(11)の回転速度は次のようにし
て記録されるデジタルデータの転送レートに同期するよ
うにされる。
すなわち、この記録時、スイッチ(26)が端子REC
側に切り換えられ、スピード基準発生回路(36)より
の信号がスピード基準信号REFとして位相比較回路(
23)に供給される。
記録すべきデジタル信号が入力端子(311) )より
のデジタル信号であって、これがいわゆるセルフクロッ
キングのデータであるときは、この入力端子(310)
よりのデータがスピード基準発生回路(36)に供給さ
れ、このデータよりクロックが抽出され、これより転送
レートが検知され、その検知された転送レートに応じた
スピード基準信号がこれより出力される。
入力端子(310)よりのデジタル信号がいわゆるセル
フクロックのものでなく、データとは別個に転送レート
を示す信号、例えばクロックが送られて(るときは、こ
れが入力端子(31R)を通じてスピード基準発生回路
(36)に供給され、この転送レートを示す信号から検
知した転送レートに応じたスピード基準信号がこれより
出力される。
また、記録する信号が入力端子(31A)よりのアナロ
グ信号を標本化した信号であるときは、前述した選択し
たサンプリング周波数及び1サンプルについてのビット
数に応じてスイッチ(37)を切り換えて、その転送レ
ートに応じたスピード基準信号がスピード基準発生回路
(36)より得られる。
入力端子(310)よりのデジタル信号について転送レ
ートがわかっており、しかも、セルフクロックのデータ
でな(、転送レートを示す信号も送られてこないような
場合には、このスイッチ(37)により転送レートに応
じた基準信号を選ぶことができる。
こうして得られた転送レートに応じたスピード基準信号
と周波数発電機(22)よりの周波数信号FGとが位相
一致(周波数一致)するようにモータ(21)が駆動さ
れ、ディスク(11)は転送レートに同期した回転数で
回転する。
そして、この場合、スピード基準発生回路(36)より
の転送レートを識別した信号がECCエンコーダ(34
)に供給され、この転送レートの識別信号が第1図のデ
ータ構造の付加情報部のデータ識別情報IDの一部とし
て記録される。また、サンプリング周波数及びデータフ
ードのビット数もこの識別情報IDの一部として記録さ
れる。
なお、入力端子(310)に供給されるデジタル信号は
パリティやその他の冗長ビットが付加されたECCエン
コードされたものであるときは、これらを一旦デコード
して、本来のデジタルデータのみとする。
もっとも、光磁気ディスクは大容量であるので冗長ビッ
トを含んだままであってもよい。ただし、そのときは若
干、転送レートが異なることになる。
なお、記録したデータの転送レートを示す識別信号は、
ディスクの最内周あるいは最外周の再生始めの領域のデ
ィレクトリにも記録してもよい。
また、A/Dコンバータでのサンプリング周波数、デー
タワードのビット数もこのディレクトリに書き込み、再
生時に用いるようにしてもよい。
現実的な用途と転送レート、ディスクの回転数との関係
を次に示す。
なお、回転数は以上のように変化するが、ヘッドは同一
トラック上を走査するようにトラッキング制御されてい
るので、1枚のディスクとしての全ビット数は変わらな
い。つまり、転送レートに応じて記録時間が異なること
になる。
この表からも明らかなように、デジタル通信の種々の標
準レート、1.536Mbps、 6.144Mbps
、 2.048Mbps等に合わせることができる。ま
た、デジタルオーディオチーブレコーダの音をそのまま
記録することも可能になる。このような、記録されたデ
ータの種類、つまりコンピュータデータか、オーディオ
データか、画像データか等の識別信号もリザーブ領域の
識別情報IDとして記録しておけばよい9次に、再生時
について説明する。
ディスク(11)からヘッドにて再生されたデジタル信
号は再生プロセス回路(41)に供給されて・復調され
、ビット同期再生がされてデジタル信号にされる。この
プロセス回路(41)の出力は識別情報IDのデコーダ
(46)に供給されて、各セクターの付加データ部に記
録されていた転送レートを示す信号がデコードされ、そ
のデコード出力がスピード基準発生回路(47)に供給
されて、デコードされた転送レートに応じたスピード基
準信号がこれより得られ、これがスイッチ(26)の再
生側端子PBを通じて位相比較回路(23)に供給され
、ディスクは記録されていたデータの転送レートに同期
した回転数で回転をする。
この再生時のディスクの回転制御のスピード基準信号は
、ディスクのディレクトリに記録されていた転送レート
を示すデータを再生に先だって読んでおくことによって
もできる。
また、ディスクに記録されているデータの転送レートを
メモ等により知ることができるようにしておけば、手動
切り換えももちろんできる。
こうして、データ転送レートに同期した回転数で再生さ
れたデータは再生プロセス回路(41)を介してECC
デコーダ(42)に供給され、セクタ一単位毎にエラー
訂正等の処理がなされた後、冗長ビットの除去された本
来のデータのみとされ、これがマルチプレクサ(43)
により、デジタルデータのときは出力端子(45D )
に導出され、アナログ信号をデジタル化したものである
ときはD/Aコンバータ(44)にてアナログ信号に戻
されて出力端子(45A)に導出される。
このD/Aコンバータ(44)におけるサンプリング信
号周波数及びデータワードのビット数も識別情報rDを
デコードして知ることによりあるいはディレクトリに記
録したデータを読むことにより予め知り、それに応じた
D/A変換を行うことができる。
この場合、付加情報部の識別情報IDは積符号のデータ
の一部となっており、エラー訂正能力が高いから、再生
時、記録データの転送レート、サンプリング周波数、ビ
ット数を正しく得ることが容易である。
なお、以上は回転角速度一定となるようにディスクを回
転制御した場合であるが、線速度一定となるようにディ
スクを回転制御する場合にも適用できることは勿論であ
る。
H発明の効果 以上のように、この発明はデータについてエラー訂正能
力の高い積符号を形成して伝送するものであるが、この
積符号を形成する際、データのみでなく、データに関連
する付加情報も含めて積符号を形成するので、この付加
情報がエラーに対して強く、データの受信(再生)側で
この付加情報を有効に利用することができるものである
この場合、付加情報のリザーブ領域は第5図に示すよう
に、マトリクス配列上でデータの前に配置することも考
えられるが、この発明のようにデータを前につめて、付
加情報はその後にした場合には、データ転送される順に
第1のエラー訂正符号C1のエンコードやCRCコード
の生成演算ができ、ECCエンコーダのバッファメモリ
のアクセス回数を減らすことができる。
また、リザーブ領域が第5図に示すようにマトリクス配
列上でデータの前にあるときは、バッファメモリにデー
タを書き込み、また読み出すためのメモリアドレスコン
トローラでは、メモリアドレスにオフセットを付ける必
要があるが、この発明の場合には、そのようなオフセッ
トは必要ではな(なり、アドレスコントローラを+*o
d、48のカウンタで構成でき、アドレス管理が容易に
なる。
また、付加情報部が後に付いているので、データサイズ
を例えば512バイトから520バイトに変えたときに
は、この付加情報部の一部をデータエリアとして容易に
用いることができる。すなわち、付加情報部がデータの
前に付いているときにも、その一部をデータエリアとし
て使うことも可能であるが、その場合には付加情報部の
長さが変わることにより、前述したメモリアドレスコン
トローラでのアドレスオフセット値が変わることになり
、より複雑なコントロールを必要とするのに対し、この
発明ではそのような必要はない。
さらに、ホストコンピュータから付加情報部のデータが
送られたとき、第5図のように付加情報エリアがデータ
の前にあるときは、付加情報がデータの後から送られて
くる場合にデータの送出が終了するまでデータのエンコ
ードができないが、この発明では付加情報エリアはデー
タの後にあるのでそのような不都合はない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法に用いる積符号の一例を示す図、
第2図はこの発明方法に用いる積符号の他の例を示す図
、第3図はこの発明方法が適用される光磁気ディスクの
セクターフォーマットを示す図、第4図はこの発明を適
用したディスク記録再生装置の一例を示す図、第5図は
考えられる積符号のデータ構造の例を示す図、第6図は
ハードディスク装置によるデータ記録再生システムを説
明する図である。 Do=Dsttはデータ、C1,C2は行方向及び列方
向のパリティである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 伝送すべきK個の直列化データをn個ごとに順次区分し
    てm行、n列(m×n>K)からなる2次元配列を形成
    するときに、(m×n−K)個からなる冗長データを上
    記K個の直列化データに後続して付加して上記m行×n
    列の2次元配列を形成し、上記(m×n−K)個の冗長
    データのうちのR個のデータをエラー検出符号として上
    記2次元配列の末行末列を含む領域に配置するとともに
    上記2次元配列の各行のデータに対し第1のエラー訂正
    符号を生成し、上記2次元配列の各列のデータに対し第
    2のエラー訂正符号を生成して積符号を構成し、この積
    符号の各行のデータを順次伝送するようにしたデータ伝
    送方法。
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