JPH0635598B2 - カビ取り剤組成物 - Google Patents
カビ取り剤組成物Info
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- JPH0635598B2 JPH0635598B2 JP60000596A JP59685A JPH0635598B2 JP H0635598 B2 JPH0635598 B2 JP H0635598B2 JP 60000596 A JP60000596 A JP 60000596A JP 59685 A JP59685 A JP 59685A JP H0635598 B2 JPH0635598 B2 JP H0635598B2
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- salt
- hydrogen peroxide
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なカビ取り剤に関し、更に詳しくは過酸化
物と非晶質シリカを含有することを特徴とするカビ取り
剤に関する。
物と非晶質シリカを含有することを特徴とするカビ取り
剤に関する。
浴室の天井、タイル目地、プラスチックの壁や台所の三
角コーナーなどの黒ズミ汚れはクレンザーや活性剤だけ
では落とすことができない為、現在は次亜塩素酸塩を使
用したスプレー状カビ取り剤が上市されている。また、
これまで公開された特許でもカビ取り剤は、次亜塩素酸
塩等を使用したものがほとんどである。この理由は、過
酸化水素、有機過酸、無機過酸等の過酸化物はカビ取り
力が弱く、カビを完全に除去し得ない為である。これに
対し、次亜塩素酸塩を使用したカビ取り剤は、性能は優
れているが目や皮膚に対する危険性が大きく、特にスプ
レー状のものは天井等のカビには不向きである。さら
に、特有の塩素系の臭いが強く狭い浴室などで使用する
には抵抗がある。
角コーナーなどの黒ズミ汚れはクレンザーや活性剤だけ
では落とすことができない為、現在は次亜塩素酸塩を使
用したスプレー状カビ取り剤が上市されている。また、
これまで公開された特許でもカビ取り剤は、次亜塩素酸
塩等を使用したものがほとんどである。この理由は、過
酸化水素、有機過酸、無機過酸等の過酸化物はカビ取り
力が弱く、カビを完全に除去し得ない為である。これに
対し、次亜塩素酸塩を使用したカビ取り剤は、性能は優
れているが目や皮膚に対する危険性が大きく、特にスプ
レー状のものは天井等のカビには不向きである。さら
に、特有の塩素系の臭いが強く狭い浴室などで使用する
には抵抗がある。
そこで、本発明者らは過酸化物の効果を上げるべく鋭意
研究を重ねた結果、過酸化物と非晶質シリカを組み合わ
せることにより、過酸化物単独では発揮し得ない効果を
発揮することを見出し本発明を完成した。
研究を重ねた結果、過酸化物と非晶質シリカを組み合わ
せることにより、過酸化物単独では発揮し得ない効果を
発揮することを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は過酸化水素、炭酸ナトリウム過酸化水素
付加物、過ホウ酸ナトリウム、過フタル酸又はその塩、
ドデカンジカルボン酸のモノ過酸或いはジ過酸又はその
塩及びパラクロル過安息香酸又はその塩からなる群より
選ばれた1種または2種以上からなる過酸化物と化学式
mSiO2・nH2O(m は1以上の整数、n は0以上の整数)
で表わされる非晶質シリカを含有することを特徴とする
カビ取り剤組成物を提供する。
付加物、過ホウ酸ナトリウム、過フタル酸又はその塩、
ドデカンジカルボン酸のモノ過酸或いはジ過酸又はその
塩及びパラクロル過安息香酸又はその塩からなる群より
選ばれた1種または2種以上からなる過酸化物と化学式
mSiO2・nH2O(m は1以上の整数、n は0以上の整数)
で表わされる非晶質シリカを含有することを特徴とする
カビ取り剤組成物を提供する。
本発明で使用される過酸化物としては、過酸化水素又
は、水溶液中で過酸化水素を生成する無機、及び有機過
酸化物或いは、それらと活性化剤の組み合わせ、有機過
酸及びその塩などが使用できる。
は、水溶液中で過酸化水素を生成する無機、及び有機過
酸化物或いは、それらと活性化剤の組み合わせ、有機過
酸及びその塩などが使用できる。
過酸化物の量は0.5 〜95%(%は重量%、以下同じ)、
好ましくは5〜90%、特に好ましくは30〜90%である。
好ましくは5〜90%、特に好ましくは30〜90%である。
より具体的に例示すると、水溶液中で過酸化水素を発生
する過酸化物としては有機、及び無機過酸化水素付加物
である炭酸ナトリウム過酸化水素付加物、トリポリリン
酸ナトリウム過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリウム
過酸化水素付加物、尿素過酸化水素付加物、又は、4Na2
SO4・2H2O2・NaCl 等が例示される。又、過ホウ酸ナト
リウム一水化物、過ホウ酸ナトリウム四水化物、過酸化
ナトリウム、過酸化カルシウム等の無機過酸化物があ
る。この中でも特に炭酸ナトリウム過酸化水素付加物、
過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナトリウム四水
化物が好ましい。
する過酸化物としては有機、及び無機過酸化水素付加物
である炭酸ナトリウム過酸化水素付加物、トリポリリン
酸ナトリウム過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリウム
過酸化水素付加物、尿素過酸化水素付加物、又は、4Na2
SO4・2H2O2・NaCl 等が例示される。又、過ホウ酸ナト
リウム一水化物、過ホウ酸ナトリウム四水化物、過酸化
ナトリウム、過酸化カルシウム等の無機過酸化物があ
る。この中でも特に炭酸ナトリウム過酸化水素付加物、
過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナトリウム四水
化物が好ましい。
又、更にこれらと組み合わせて使用する活性化剤として
は、水溶液中で過酸化水素或いは、過酸化物と反応して
有機過酸、或いは漂白活性種を生成する化合物を用いる
ことができる。本発明に用いる活性化剤としては、アセ
トニトリル、マロノニトリル、フタロニトリル、ベンゾ
イルイミノジアセトニトリルの如きニトリル、グルコー
スペンタアセテート、オクタアセチルシュークロース、
トリアセチン、ソルビトールヘキサアセテート、アセト
キシベンゼンスルホン酸塩、又は、トリアセチルシアヌ
ル酸、クロルギ酸メチルのようなO −アセチル化物、N,
N,N′,N′−テトラアセチルエチレンジアミン又は、テ
トラアセチルグリコリルウリル、N −ベンゾイルイミダ
ゾール、ジ−N −アセチルジメチルグリオキシム、1−
フェニル−3−アセチルヒダントイン、N,N −ジアセチ
ルアニリン、N −アセチルジグリコリミド、ジアセチル
メチレンジホルムアミドのようなN −アシル化物、及び
無水フタル酸、無水コハク酸、無水安息香酸、無水グル
タル酸、アルキル硫酸無水物、カルボン酸と有機スルホ
ン酸の無水物のような酸無水物、ジ−(メタンスルホニ
ル)ジメチルグリオキシムのようなスルホニルオキシ
ム、ジ−エチルベンゾイル燐酸塩のようなアシル化燐酸
塩、フェニルスルホネートエステル、ジフェニルホスフ
ィニックアジドのような有機燐酸アジド、ジフェニルジ
スルホンのようなジスルホン、その他N −スルホニルイ
ミダゾール、シアナミド、ハロゲン化トリアジン等が例
示される。これらの活性化剤は、1種或いは2種以上組
み合わせて用いる事が出来る。
は、水溶液中で過酸化水素或いは、過酸化物と反応して
有機過酸、或いは漂白活性種を生成する化合物を用いる
ことができる。本発明に用いる活性化剤としては、アセ
トニトリル、マロノニトリル、フタロニトリル、ベンゾ
イルイミノジアセトニトリルの如きニトリル、グルコー
スペンタアセテート、オクタアセチルシュークロース、
トリアセチン、ソルビトールヘキサアセテート、アセト
キシベンゼンスルホン酸塩、又は、トリアセチルシアヌ
ル酸、クロルギ酸メチルのようなO −アセチル化物、N,
N,N′,N′−テトラアセチルエチレンジアミン又は、テ
トラアセチルグリコリルウリル、N −ベンゾイルイミダ
ゾール、ジ−N −アセチルジメチルグリオキシム、1−
フェニル−3−アセチルヒダントイン、N,N −ジアセチ
ルアニリン、N −アセチルジグリコリミド、ジアセチル
メチレンジホルムアミドのようなN −アシル化物、及び
無水フタル酸、無水コハク酸、無水安息香酸、無水グル
タル酸、アルキル硫酸無水物、カルボン酸と有機スルホ
ン酸の無水物のような酸無水物、ジ−(メタンスルホニ
ル)ジメチルグリオキシムのようなスルホニルオキシ
ム、ジ−エチルベンゾイル燐酸塩のようなアシル化燐酸
塩、フェニルスルホネートエステル、ジフェニルホスフ
ィニックアジドのような有機燐酸アジド、ジフェニルジ
スルホンのようなジスルホン、その他N −スルホニルイ
ミダゾール、シアナミド、ハロゲン化トリアジン等が例
示される。これらの活性化剤は、1種或いは2種以上組
み合わせて用いる事が出来る。
この種の過酸化物の量は0.5 〜95%、好ましくは5〜90
%、特に好ましくは30〜90%である。また活性化剤を併
用する場合、その量は0.1 〜70%、好ましくは1〜50%
がよい。
%、特に好ましくは30〜90%である。また活性化剤を併
用する場合、その量は0.1 〜70%、好ましくは1〜50%
がよい。
本発明に於ける有機過酸化物を含む組成物に用いる有機
過酸化物としては、特に有機過酸、あるいは有機過酸の
アルカリ金属塩あるいはアルカリ土類金属塩が良い。有
機過酸としては、過酢酸、過プロピオン酸、過ブチル
酸、過カプリル酸、過ラウリン酸の如き脂肪族カルボン
酸のモノ過酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ア
ゼライン酸、1,9 −ノナンジカルボン酸、1,10−デカン
ジカルボン酸、1,11−ヘンデカンジカルボン酸、1,12−
ドデカンジカルボン酸等々の脂肪族ジカルボン酸のモノ
過酸、或いはジ過酸、過安息香酸、モノ過フタール酸、
ジ過フタール酸、モノ過テレフタール酸、ジ過テレフタ
ール酸、パラクロル過安息香酸等の芳香族カルボン酸の
モノ、及びジ過カルボン酸、或いはそれらの有機過酸の
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等が例示される。
この中でも過フタール酸及びその塩、ドデカンジカルボ
ン酸のモノ過酸或いはジ過酸及びその塩が好ましく、特
にモノ過フタール酸マグネシウム塩が好ましい。
過酸化物としては、特に有機過酸、あるいは有機過酸の
アルカリ金属塩あるいはアルカリ土類金属塩が良い。有
機過酸としては、過酢酸、過プロピオン酸、過ブチル
酸、過カプリル酸、過ラウリン酸の如き脂肪族カルボン
酸のモノ過酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ア
ゼライン酸、1,9 −ノナンジカルボン酸、1,10−デカン
ジカルボン酸、1,11−ヘンデカンジカルボン酸、1,12−
ドデカンジカルボン酸等々の脂肪族ジカルボン酸のモノ
過酸、或いはジ過酸、過安息香酸、モノ過フタール酸、
ジ過フタール酸、モノ過テレフタール酸、ジ過テレフタ
ール酸、パラクロル過安息香酸等の芳香族カルボン酸の
モノ、及びジ過カルボン酸、或いはそれらの有機過酸の
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等が例示される。
この中でも過フタール酸及びその塩、ドデカンジカルボ
ン酸のモノ過酸或いはジ過酸及びその塩が好ましく、特
にモノ過フタール酸マグネシウム塩が好ましい。
この種の過酸化物の量は5〜95%、好ましくは10〜90
%、特に好ましくは30〜90%である。
%、特に好ましくは30〜90%である。
次に、本発明の組成物の第二成分である非晶質シリカに
ついて説明する。一般に、“シリカ”と呼ばれ、化学式
SiO2で表わされる物質には、大きく分けて2つの物が
ある。1つは石英のように一定の結晶構造を有し、天然
に存在する“結晶性シリカ”であり、他の1つは含水珪
素、湿式シリカ、合成珪酸などと呼ばれ、Si-Oの網目構
造から成り、一定の結晶構造を持たない“非晶質”又は
“無定形”シリカである。本発明では、乾式法、エアロ
ゲル法、湿式法等で製造される合成非晶質シリカ、又は
天然非晶質シリカならなんでも使用できるが、好ましく
は乾式法が良く、好ましくは、BET法による比表面積
が10〜700(m2/g) で、平均粒径が30μ以下が良い。又、
1次粒子が凝集して2次粒子となっていることもある
が、これらも本発明に使用して何ら差支えない。配合量
は0.1 〜50%、好ましくは0.5 〜30%である。
ついて説明する。一般に、“シリカ”と呼ばれ、化学式
SiO2で表わされる物質には、大きく分けて2つの物が
ある。1つは石英のように一定の結晶構造を有し、天然
に存在する“結晶性シリカ”であり、他の1つは含水珪
素、湿式シリカ、合成珪酸などと呼ばれ、Si-Oの網目構
造から成り、一定の結晶構造を持たない“非晶質”又は
“無定形”シリカである。本発明では、乾式法、エアロ
ゲル法、湿式法等で製造される合成非晶質シリカ、又は
天然非晶質シリカならなんでも使用できるが、好ましく
は乾式法が良く、好ましくは、BET法による比表面積
が10〜700(m2/g) で、平均粒径が30μ以下が良い。又、
1次粒子が凝集して2次粒子となっていることもある
が、これらも本発明に使用して何ら差支えない。配合量
は0.1 〜50%、好ましくは0.5 〜30%である。
本発明のカビ取り剤組成物は、更にpHを調整する緩衝剤
を配合すれば、効果をより高めることができる。
を配合すれば、効果をより高めることができる。
これらの緩衝剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムの如きアルカリ金属の水酸化物、水酸化アンモニ
ウム、或いはモノ、ジ、トリエタノールアミンの如きア
ミン誘導体、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの如きアル
カリ金属の炭酸塩、炭酸アンモニウム等、オルソ燐酸ナ
トリウム、オルソ燐酸カリウムの如きアルカリ金属のオ
ルソ燐酸塩、オルソ燐酸アンモニウム等のオルソ燐酸
塩、珪酸ナトリウム、珪酸カリウムの如きアルカリ金属
の珪酸塩、珪酸アンモニウム等の珪酸塩等を用いること
ができる。
リウムの如きアルカリ金属の水酸化物、水酸化アンモニ
ウム、或いはモノ、ジ、トリエタノールアミンの如きア
ミン誘導体、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの如きアル
カリ金属の炭酸塩、炭酸アンモニウム等、オルソ燐酸ナ
トリウム、オルソ燐酸カリウムの如きアルカリ金属のオ
ルソ燐酸塩、オルソ燐酸アンモニウム等のオルソ燐酸
塩、珪酸ナトリウム、珪酸カリウムの如きアルカリ金属
の珪酸塩、珪酸アンモニウム等の珪酸塩等を用いること
ができる。
pH緩衝剤は、使用する過酸化物の種類に合わせて最適の
効果をもたらすpHに調整する量使用すればよい。
効果をもたらすpHに調整する量使用すればよい。
更に、必要により塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
リチウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カ
リウム、臭化リチウム、臭化アンモニウムの如きアルカ
リ金属、或いはアンモニウムのハロゲン化物、硫酸ナト
リウム、硫酸カリウム、硫酸リチウムの如きアルカリ金
属硫酸塩、或いは硫酸アンモニウム塩、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウム、重炭酸リチウムの如きアルカリ金
属重炭酸塩、重炭酸アンモニウム、ピロ燐酸ナトリウ
ム、ピロ燐酸カリウム、ピロ燐酸リチウムの如きピロ燐
酸アルカリ金属塩、ピロ燐酸アンモニウム、トリポリ燐
酸ナトリウム、トリポリ燐酸カリウム、トリポリ燐酸リ
チウムの如きトリポリ燐酸アルカリ金属塩、トリポリ燐
酸アンモニウム等々の如き縮合燐酸アルカリ金属、或い
はアンモニウム塩等が使用できる。
リチウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カ
リウム、臭化リチウム、臭化アンモニウムの如きアルカ
リ金属、或いはアンモニウムのハロゲン化物、硫酸ナト
リウム、硫酸カリウム、硫酸リチウムの如きアルカリ金
属硫酸塩、或いは硫酸アンモニウム塩、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウム、重炭酸リチウムの如きアルカリ金
属重炭酸塩、重炭酸アンモニウム、ピロ燐酸ナトリウ
ム、ピロ燐酸カリウム、ピロ燐酸リチウムの如きピロ燐
酸アルカリ金属塩、ピロ燐酸アンモニウム、トリポリ燐
酸ナトリウム、トリポリ燐酸カリウム、トリポリ燐酸リ
チウムの如きトリポリ燐酸アルカリ金属塩、トリポリ燐
酸アンモニウム等々の如き縮合燐酸アルカリ金属、或い
はアンモニウム塩等が使用できる。
本発明の組成物には、必要によりアニオン活性剤、非イ
オン活性剤、カチオン活性剤、両性イオン活性剤等の活
性剤を添加することができる。
オン活性剤、カチオン活性剤、両性イオン活性剤等の活
性剤を添加することができる。
アニオン活性剤の例としては炭素数10〜22の高級アルコ
ールの硫酸エステル塩、炭素数10〜22のカルボン酸塩、
炭素数10〜22のα−オレフィンスルホン化物、炭素数10
〜22のアルキル基を持つアルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸ナトリウム、炭素数10〜22
のパラフィンスルホネート、炭素数10〜22の高級アルコ
ールのエチレンオキサイド付加物(付加モル数:1〜10
0)の硫酸エステル、炭素数8〜22のアルキル基を持つ
アルキルフェノール・ポリエチレングリコールエーテル
の硫酸エステル等が例示できる。
ールの硫酸エステル塩、炭素数10〜22のカルボン酸塩、
炭素数10〜22のα−オレフィンスルホン化物、炭素数10
〜22のアルキル基を持つアルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸ナトリウム、炭素数10〜22
のパラフィンスルホネート、炭素数10〜22の高級アルコ
ールのエチレンオキサイド付加物(付加モル数:1〜10
0)の硫酸エステル、炭素数8〜22のアルキル基を持つ
アルキルフェノール・ポリエチレングリコールエーテル
の硫酸エステル等が例示できる。
非イオン活性剤の例としては、炭素数10〜22の直鎖、或
いは分岐鎖を持つ高級アルコール・ポリ(重合度:3〜
100)エチレングリコールエーテル、炭素数10〜22のカ
ルボン酸のポリ(重合度:3〜100)エチレングリコー
ルエステル、炭素数8〜22のアルキル基を持つアルキル
フェノール・ポリ(重合度:3〜100)エチレングリコ
ールエーテル等が例示できる。
いは分岐鎖を持つ高級アルコール・ポリ(重合度:3〜
100)エチレングリコールエーテル、炭素数10〜22のカ
ルボン酸のポリ(重合度:3〜100)エチレングリコー
ルエステル、炭素数8〜22のアルキル基を持つアルキル
フェノール・ポリ(重合度:3〜100)エチレングリコ
ールエーテル等が例示できる。
その他必要により、p−トルエンスルホン酸ナトリウ
ム、キシレンスルホン酸ナトリウム、尿素の如き可溶化
剤、カルボキシメチルセルローズ、ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレングリコールの如き高分子、モンモリロ
ナイト属等の珪酸アルミニウム、セピオライト、アタパ
ルジャイト等の珪酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二
酸化珪素の様な研磨剤、顔料、染料、香料等を添加する
事ができる。
ム、キシレンスルホン酸ナトリウム、尿素の如き可溶化
剤、カルボキシメチルセルローズ、ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレングリコールの如き高分子、モンモリロ
ナイト属等の珪酸アルミニウム、セピオライト、アタパ
ルジャイト等の珪酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二
酸化珪素の様な研磨剤、顔料、染料、香料等を添加する
事ができる。
本発明のカビ取り剤組成物を使用するに当たっては、必
要により有効酸素濃度として0.1 %以上好ましくは0.2
%以上、濃度として0.5 〜50%、好ましくは1〜30%に
なるように、組成物を水に添加して溶液、スラリー、或
いはペースト状にして、直ちに(1時間以内好ましくは
30分以内)対象面に散布、或いは噴霧することが好まし
い。特にスラリー状或いはペースト状として塗布するの
が、スプレーのように液が飛散することがないので望ま
しい。
要により有効酸素濃度として0.1 %以上好ましくは0.2
%以上、濃度として0.5 〜50%、好ましくは1〜30%に
なるように、組成物を水に添加して溶液、スラリー、或
いはペースト状にして、直ちに(1時間以内好ましくは
30分以内)対象面に散布、或いは噴霧することが好まし
い。特にスラリー状或いはペースト状として塗布するの
が、スプレーのように液が飛散することがないので望ま
しい。
より具体的に例示すると、過酸化水素、或いは水溶液中
で、過酸化水素を発生する有機、又は無機過酸化物を含
む組成物は使用に当たっては、有効酸素濃度が0.1 〜10
%、好ましくは0.2 %〜6%になるようにするのが良
く、pHは8〜13、好ましくは9〜11がよい。
で、過酸化水素を発生する有機、又は無機過酸化物を含
む組成物は使用に当たっては、有効酸素濃度が0.1 〜10
%、好ましくは0.2 %〜6%になるようにするのが良
く、pHは8〜13、好ましくは9〜11がよい。
本発明に於ける有機過酸化物を含む組成物を使用する場
合には、有効酸素が0.2 〜3%になるようにするのがよ
く、またpHは5〜11、より好ましくは6〜10がよい。
合には、有効酸素が0.2 〜3%になるようにするのがよ
く、またpHは5〜11、より好ましくは6〜10がよい。
使用時における非晶質シリカの濃度は0.1 〜30%、好ま
しくは0.5 〜20%にするのがよい。
しくは0.5 〜20%にするのがよい。
本発明の組成物によるカビ取り剤は特異な塩素臭もな
く、又過って酸性の洗浄剤と混ざることがあっても塩素
ガスの発生の危険性もなく安心して用いることができ
る。
く、又過って酸性の洗浄剤と混ざることがあっても塩素
ガスの発生の危険性もなく安心して用いることができ
る。
以下、本発明の実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
れらの実施例に限定されるものではない。
カビ除去率; カビ除去率は、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosp
orium herbarum) を接種し、30℃,7日間培養した素焼
の板をモデルカビプレートとしこの処理前,後の反射率
を測定して求めた。
orium herbarum) を接種し、30℃,7日間培養した素焼
の板をモデルカビプレートとしこの処理前,後の反射率
を測定して求めた。
(計算式) カビ除去率(%)=(RW-RS)/(RO-RS) ×100 ROはカビ接種前の素焼の板の反射率 RSは処理前のカビプレートの反射率 RWは処理後のカビプレートの反射率 測定機種名 日本電色工業株式会社製 NDR-101DP色差計 実施例1 第1表に示す配合を調整して得られた液状組成物を夫々
カビプレートにスプレー又は塗布し、15分後のカビ除去
率を測定した。pHはいずれもNaOHで8.0 に調整した。結
果を第1表に示す。
カビプレートにスプレー又は塗布し、15分後のカビ除去
率を測定した。pHはいずれもNaOHで8.0 に調整した。結
果を第1表に示す。
実施例2 第2表に示す配合を調整して得られた液状組成物をカビ
プレートにスプレーは塗布し、15後のカビ除去率を測定
した。pHはいずれもNaOHで調整した。結果を第2表に示
す。
プレートにスプレーは塗布し、15後のカビ除去率を測定
した。pHはいずれもNaOHで調整した。結果を第2表に示
す。
実施例3 第3表に示す配合を調整して得られた液状組成物を、実
際のカビ汚れにスプレー又は塗布し、15分置いた後、カ
ビ除去力を官能的に評価した。
際のカビ汚れにスプレー又は塗布し、15分置いた後、カ
ビ除去力を官能的に評価した。
比較例7、8の組成物を用いた場合は、実際のカビ汚れ
はきつくカビが少し残ったが、本発明7〜10の何れの組
成物を用いた場合もカビは除去され、良好なカビ取り結
果が得られた。
はきつくカビが少し残ったが、本発明7〜10の何れの組
成物を用いた場合もカビは除去され、良好なカビ取り結
果が得られた。
Claims (5)
- 【請求項1】過酸化水素、炭酸ナトリウム過酸化水素付
加物、過ホウ酸ナトリウム、過フタル酸又はその塩、ド
デカンジカルボン酸のモノ過酸或いはジ過酸又はその塩
及びパラクロル過安息香酸又はその塩からなる群より選
ばれた1種または2種以上からなる有機過酸化物と化学
式 mSiO2・nH2O(m は1以上の整数、n は0以上の整
数)で表わされる非晶質シリカを含有することを特徴と
するカビ取り剤組成物。 - 【請求項2】過酸化物の含有量が0.5 〜95重量%、非晶
質シリカの含有量が0.1 〜50重量%である特許請求の範
囲第1項記載のカビ取り剤組成物。 - 【請求項3】非晶質シリカが、合成非晶質シリカで、B
ET法による比表面積が10〜700(m2/g) で、平均粒径が
30μ以下の1種又は2種以上である特許請求の範囲第1
項又は第2項記載のカビ取り剤組成物。 - 【請求項4】過酸化水素、炭酸ナトリウム過酸化水素付
加物、過ホウ酸ナトリウム、過フタル酸又はその塩、ド
デカンジカルボン酸のモノ過酸或いはジ過酸又はその塩
及びパラクロル過安息香酸又はその塩からなる群より選
ばれた1種または2種以上からなる有機過酸化物と化学
式 mSiO2・nH2O(m は1以上の整数、n は0以上の整
数)で表わされる非晶質シリカを含有するカビ取り剤組
成物を使用時水を添加してpH5〜11を溶液、スラリー又
はペースト状の液状組成物となし、これを直ちに対象面
に塗布又は噴霧することを特徴とするカビ取り方法。 - 【請求項5】液状組成物のpHが6〜10である、特許請求
の範囲第4項に記載のカビ取り方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60000596A JPH0635598B2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | カビ取り剤組成物 |
GB08600236A GB2169308B (en) | 1985-01-07 | 1986-01-07 | Method of removing mold |
SG39190A SG39190G (en) | 1985-01-07 | 1990-06-02 | Method of removing mold |
HK55290A HK55290A (en) | 1985-01-07 | 1990-07-26 | Method of removing mold |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60000596A JPH0635598B2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | カビ取り剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS61159496A JPS61159496A (ja) | 1986-07-19 |
JPH0635598B2 true JPH0635598B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=11478111
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JP (1) | JPH0635598B2 (ja) |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936198A (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-28 | 花王株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
-
1985
- 1985-01-07 JP JP60000596A patent/JPH0635598B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPS61159496A (ja) | 1986-07-19 |
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