JPH0635207B2 - 3,1―ベンゾキサジンとフルオランの混合物 - Google Patents

3,1―ベンゾキサジンとフルオランの混合物

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JPH0635207B2
JPH0635207B2 JP1317883A JP31788389A JPH0635207B2 JP H0635207 B2 JPH0635207 B2 JP H0635207B2 JP 1317883 A JP1317883 A JP 1317883A JP 31788389 A JP31788389 A JP 31788389A JP H0635207 B2 JPH0635207 B2 JP H0635207B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 a)式 [式中、各基の記号は前述した通りである]の3,1−
ベンゾオキサジン少くとも1種及び b)式 [式中、各基の記号は前述の通りである]のフルオラン
少くとも1種 の混合物及びその感圧及び感熱記録材料に対する発色剤
としての使用法、並びにそのような記録材料に関する。
3,1−ベンゾキサジン(ヨーロツパ特許第187,3
29号及び独国特許公報第3,622,262号)又は
フルオラン(独国特許公報第2,024,859号、第
2,202,315号及び第2,244,873号)は
感圧又は感熱記録系に対する発色剤(colour-forming ag
ent)として適当であることが知られている。
両種の物質においていくつかの場合には赤味、青味又は
緑味の風味を有するけれど黒色の色相の発現を可能にす
る適当な置換様式が存在する。
しかしながら、発色した染料及び更に発色していないが
マイクロカプル化された発色剤は、しばしば完全に満足
しうる光堅牢性を示さない。
発色して黒色を与える3,1−ベンゾキサジン型の発色
剤の場合、顕色された染料の露光、コピーの露光がしば
しば緑味がかつた領域の色合いの移行をもたらす。一方
顕色されていない発色剤の露光、カプセルの露光は単
に、その時に依然達成しうる複写の強度を僅かに減衰さ
せるだけである。
顕色として黒色を与えるフルオラン型の発色剤の場合、
複写及びカプセルの露光はしばしば色合いの赤味領域へ
の移行をもたらし、僅かないし比較的著しい強度の低下
をもたらす。
今回、3,1−ベンゾキサジン及びフルオランの混合物
は改良された光堅牢性を有し、斯くして露光された且つ
驚くことに露光されていない状態において成分それ自体
よりもはっくりした複写を与えることが発見された。
従つて本発明は、 a)式 [式中、R1〜R5は互いに独立に随時分岐されたC1
4アルキルを示し、 R6又はR7の基の1つはメチル、エチル、メトキシ、エ
トキシ又は塩素を示し、そして他の1つは水素を示し、
そして R8は水素、メチル又は塩素を示す] の3.1−ベンゾキサジン少くとも1種、及び b)式 [式中、X1及びX2は互いに独立に水素、C1〜C3アル
コキシ、シクロヘキシル、フエニル又は随時一部水素化
された又は水素化されたフラン、ピロール及びピリジン
を含んでなる系からの複素環族基によつて置換されてい
てよい随時分岐したC1〜C8アルキル、アリル、シクロ
ペンチル或いはシクロヘキシルを示し、或いは NX12はピロリジノ、ピペリジノ又はモルフオリノを
示し、 X3は水素、メチル、メトキシ又は塩素を示し、 X4はo−、m−又はp−位であつてよい水素、メチ
ル、トリフルオロメチル、弗素、塩素、アセチル、シア
ノ或いはアニリノを示し、そして X5は水素、メチル、エチル又はベンジルを示す] のフルオランの少くとも1種、 の混合物及びその、関圧及び感熱記録材料に対する発色
剤としての使用法及びそのような記録材料に関する。
1〜R5がメチル又はエチルを示し、 R6又はR7の基の1つがメチル、メトキシ又は塩素を示
し、そして他の1つが水素を示し、また フルオランに対して示した式において、 X1〜X2が水素、メチル、エチル、プロピル、2−プロ
ピル、ブチル、2−ブチル、2−メチル−1−プロピ
ル、ペンチル、2−ペンチル、3−ペンチル、2−メチ
ル−1−ブチル、3−メチル−1−ブチル、2−エチル
−1−プロピル、ヘキシル、2−ヘキシル、3−ヘキシ
ル、4−メチル−1−ペンチル、2−メトキシエチル、
2−エトキシ−エチル、3−メトキシプロピル、3−エ
トキシ−プロピル、4−メトキシ−ブチル、4−エトキ
シ−ブチル、シクロヘキシルメチル、ベンジル、フルフ
リル、ピロリジン−2−イル−メチル、2−(2−又は
4−ピリジル)−エチル、アリル、シクロペンチル又は
シクロヘキシルを示し、或いは NX12がピロリジノ、ピペリジノ又はモルフオリノを
示し、 X3が水素、メチル又は塩素を示し、 X4がo−、m−又はp−位であつてよい水素、メチ
ル、弗素、塩素或いはアニリノを示し、そして X5が水素又はメチルを示す、 式(I)の3,1−ベンゾキサジンの混合物は好適であ
る。
1〜R5がメチル又はエチルを示し、 R6又はR7の基の1つがメチル又は塩素を示し、そして 他の1つが水素を示し、そして R8が水素又は塩素を示す、及び フルオランに対して示した式において、 X1及びX2がメチル、エチル、プロピル、2−プロピ
ル、ブチル、2−メチル−1−プロピル、フラニル、3
−エトキシ−プロピル又はシクロヘキシルを示し、 X3が水素又はメチルを示し、 X4がo−位にある水素、メチル、弗素又は塩素或いは
p−位にあるアニリノを示し、そして X5が水素を示す、 式(I)の3,1−ベンゾキサジンの混合物は特に好適
である。
[式中、R9がメチルを示し、そして R10が水素を示す、或いは R9が水素を示し、そして R10がメチルを示す] の3,1−ベンゾキサジン及び式 [式中、X6はメチル、エチル、プロピル又はブチルを
示し、 R7はメチル、エチル、プロピル、ブチル、フルフリル
又はシクロヘキシルを示し、X8は水素又はメチルを示
し、そして R9は水素又は塩素を示す] のフルオランの混合物は特に好適である。
概して各の場合、1つの3,1−ベンゾキサジン及び1
つのフルオラン混合物中で混合する。混合比は5/95
〜95/5、好ましくは20/80〜80/20であ
る。ベンゾキサジン成分を50%又はそれ以上の量で含
有する混合物は特に好適である。
しかしながら、ベンゾキサジン及び/又はフルオラン成
分はそれぞれの場合混合物であつてよい。ベンゾキサジ
ン成分が、基R6及びR7又はR9及びR10に関して異性
体である2つのベンゾキサジンの混合物である混合物は
好適であり、言及しうるその例は次の通りである: そのような異性体混合物は99/1〜1/99、好まし
くは95/5〜5/95、特に好ましくは90/10〜
10/90の混合比を有することができる。
更に本発明は式(I)の3,1−ベンゾキサジン及び式
(II)のフルオランの混合物を、感圧又は感熱記録材料
における発色剤として使用することに関する。
本発明による混合物は、フエノール系物質及び特に活性
白土の双方上で良好な色強度を示するその顕色(develop
ment)速度は殆んど置換基に無関係である。一般にそれ
は高速度の顕色を、意図しない時期早尚の顕色に対する
記録材料の感度の低減と同時に兼ね備えているのが特色
である。
その顕色した色相は、顕色中又は顕色後に起こる色合い
の望ましからぬ変化を伴なわずに直接達成される。
感圧材料は例えば非揮発性有機溶媒に溶解又は分散した
本発明による発色剤混合物並びに顕色剤(devloper)を含
有する少くとも1対のシートからなる。
そのような方法及び組成物は米国特許第2,800,4
57号、第2,800,458号、第2,948,75
3号、第3,096,189号及び第3,193,40
4号、並びに独国特許公報第2,555,080号及び
第2,700,937号から公知である。
感熱記録材料中に存在する発色剤の時期尚早の活性化を
防止するために、これは好ましくは概して圧力をかける
ことにより破壊するミクロカプル中に封入される。
適当なカプセル壁材料は、例えばゼラチン/アラビアゴ
ム、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ尿素、ポリスルホ
ンアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスル
ホネート、ポリアクリレート、並びにフエノール−、メ
ラミン−又は尿素−ホルムアルデヒド縮合物例えばM.
グツチヨ(Gutcho)、「カプセル技術とマイクロカプセル
化」ノエス・データ社(Noyes Data Corp.)1972年、
G.バスター(Baster)「マイクロカプセル化、方法と応
用」、J.E.バンデガール(Vandegaar)出版、及び独
国特許公報第2,237,545号及び第2,119,
933号に記述されているものである。
ポリイソシアネート及びポリアミンの重付加生成物から
なる殻を有するマイクロカプセルは本発明の方法に好適
に使用される。
そのようなマイクロカプセルの製造に使用しうるイソシ
アネートは、ジイソシアネート、ポリイソシアネート、
ビウレツト構造を有するジイソシアネート、2又は3官
能性アルコールで改変されたポリイソシアネート或いは
他の改変されたイソシアネート、例えば式 のものである。
言及したイソシアネートと反応させるのに適当なジアミ
ンは脂肪族の1級又は2級ジ又はポリアミンである。
そのようなマイクロカプセルに対するイソシアネート、
アミン、溶媒及び適当な製造法は例えば独国特許公報に
記載されている。
ポリアミド又はメラミン−ホルムアルデヒド縮合物又は
ゼラチン/アラビアゴムからなる殻を有するマイクロカ
プセルも好適に使用される。
言及しうる顕色剤は粘土、酸改変粘土、酸化物又は酸性
塩、並びに単量体、樹脂状又は重合体フエノール、カル
ボン酸、サリチル酸或いはその金属塩である。
熱反応性記録系は例えば感熱性記録及び複写材料及び紙
を含む。
そのような材料は例えば独国特許公報第2,555,0
80号に記載されている。
適当な顕色剤は感圧紙に使用したものと同一の電子受容
体、好ましくは例えば独国特許公報第1,251,34
8号に記述されているフエノール性化合物、並びにホウ
酸及び有機、好ましくは脂肪族ジカルボン酸である。
他の適当な、好ましくはアクリロニトリルの酸改変重合
体が顕色剤として働く熱反応性現像剤系は独国特許公報
第3,337,296号に記述されている。
カプセルでコーテイングされ且つ本発明による有機溶媒
に溶解した発色剤の混合物を含有するコーテイングされ
た裏紙を、普通の具合いに上述した顕色剤でコーテイン
グした市販のコーテイングされた表紙と接触させる、或
いは本発明による有機溶媒に溶解した発色剤の混合物を
含有するカプセルを、上述した顕色剤と一緒に、通常の
方法でシートの上面に適用し、そしてカーボン・セツト
における「自己含有(self-contained)紙」のように通常
の方法で使用する。複写はコーテイングされた表紙又は
自己含有紙の表面上で破壊されたカプセルから放出され
た発色剤が顕色することにより、形像的に表面上に機械
的に圧力をかけて生成せしめられる。
反射率を測定するために、コーテイングされた表紙の色
顕色剤を含む表面上において本発明による発色剤混合物
を含有するコーテイングされた裏紙のカプセルを圧力で
破壊することにより大きい面積を複写を作り、或いは本
発明による発色剤混合物を、色顕色剤と混合して自己含
有紙の前面に含有するカプセルを圧力で破壊することに
より大きい面積の複写を作る。
この複写の強度は、通常の光学的分光光度計例えばカー
ル・ツアイス(Carl Zeiss)からのE1レフオ(Repho)4
4381で決定することができる。この時吸光値の大き
さによつて強度を得る。
これは式 [式中、%Abs=強度に相当する吸光値%Ref・CF=コー
テイングされた表紙の反射率 %Ref・copy=複写の反射率] から計算される。
光堅牢性を決定するために、複写[コーテイングされた
表紙の褪色(fading)]又はカプセルのコーテイングされ
た裏紙又は自己含有紙[コーテイングされた裏紙の劣化
傾向(decline)]を太陽灯で48時間照射した。
露光された複写(コーテイングされた表紙の褪色)の強
度を上述の如く決定し、色相を肉眼での観察によつてオ
リジナルと比較した。
コーテイングされた裏紙のカプセルでコーテイングした
面又は自己含有紙の上面の露光時に、複写を加圧によつ
て作成した。その強度(コーテイングされた裏紙の劣化
傾向)を上述の如く決定し、そして同様に色相と共に、
露光されいてないコーテイングされた裏紙又は自己含有
紙の複写と比較した。
本発明による発色剤混合物からの顕色に由来する黒色の
複写は、コーテイングされた表紙褪色及びD(原文のま
ま)裏紙劣化傾向に関して、個々の発色剤成分の同一濃
度を発色剤に由来する複写よりもかなり高い強度と小さ
な色相の変化を示した。
実施例A:マイクロカプセル分散液の製造 ここの発色剤或いは本発明による発色剤混合物を5%の
程度までジイソプロピルナフタレンの異性体混合物中に
含有するカラー供与体溶液174gに、3,5−ビス−
(6−イソシアナト−ヘキシル)−2H−1,3,5−オキ
サジアジン−2,4,6−(3H,5H)−トリオンを混入
した。この混合物を、回転式分散装置により0.5%ポリ
酢酸ビニル溶液[モビオール(Mowiol)26/88、ヘキ
スト社(HoechstAG)]251gで乳化させ、乳化液の
平均小滴寸法を7μmとした。この段階で9%ジエチル
トリアミン溶液49gを撹拌しながら添加し、混合物を
60℃で2時間調整した。このようにしてマイクロカプ
セル分散液を得た。この乾燥物含量は重量で39.8%であ
ることが決定された。
実施例B:コーテイングされた裏紙の製造 約40%のカプセル分散液12.9g中に、アーボセル(Arb
ocell)BE600/30の2.1g、結合剤ベイスタル(Ba
ystal)P1700の2.0g及び水16.3gを混入した。こ
の混合物を、40μmのドクター・ブレードを用いて基
材紙(40g/m2)に適用し、乾燥した。このように
してコーテイング重量約5.5g/m2を有するコーテイン
グされた裏紙を得た。
実施例C:複写の製造 実施例Bで製造したコーテイングされた裏紙を、市販の
コーテイングされた表紙と一緒にした。この受像層は活
性白土「ベアクト(Beacto)、ケーラー(Khle
r)]からなつた。この時点で、オリンピア・ベルケ社
(Olympia Werke AG,Wilhelmshaven)製電動タイプライタ
ーを用い、出来るだけ近い間隔で且つ最小の印字強度
で、4×4cm2の面積に文字wを340印字することに
よつて複写を製造した。
シート1〜3が基材紙(46g/m2)からなり、シー
ト4が実施例Bで製造したコーテイングされた裏紙から
なり、そしてシート5が市販のコーテイングされた表紙
からなる組の第4番目の複写の反射率から上式に従つて
強度を計算した。
実施例D: 実施例Cに従つて製造した複写又は実施例Bに従つて製
造したコーテイングされた裏紙を、18W蛍光灯[シル
バニア−ラクスライル(Sylvania-Luxline)ES、太陽光
デラツクス]4つで照射する光を用い、箱の中で48時
間照射した。
本発明によるいくつかの選択した発色剤混合物及びその
成分の強度及び色相、並びにコーテイングされた表紙褪
色及びコーテイングされた裏紙劣化傾向における強度及
び色相の変化を下に要約する。
発色剤Ax: 異性体混合物B: 他の適当な混合物は次のとおりである: 実施例13: 実施例14: 実施例15: 実施例16: 実施例17: 実施例18: 実施例19: 実施例20: 本発明の特徴及び態様は以下の通りである。
1.a)式 [式中、R1〜R5は互いに独立に随時分岐されたC1
4アルキルを示し、 R6又はR7の基の1つはメチル、エチル、メトキシ、エ
トキシ又は塩素を示し、そして他の1つは水素を示し、
そして R8は水素、メチル又は塩素を示す] の3,1−ベンゾキサジン少くとも1種、及び b)式 [式中、X1及びX2は互いに独立に水素、C1〜C3アル
コキシ、シクロヘキシル、フエニル又は随時一部水素化
された又は水素化されたフラン、ピロール及びピリジン
を含んでなる系からの複素環族基によつて置換されてい
てよい随時分岐したC1〜C8アルキル、アリル、シクロ
ペンチル或いはシクロヘキシルを示し、或いは NX12はピロリジノ、ピペリジノ又はモルフオリノを
示し、 X3は水素、メチル、メトキシ又は塩素を示し、 X4はo−、m−又はp−位であつてよい水素、メチ
ル、トリフルオロメチル、弗素、塩素、アセチル、シア
ノ或いはアニリノを示し、そして X5は水素、メチル、エチル又はベンジルを示す] のフルオランの少くとも1種、 の混合物。
2.3,1−ベンゾキサジンに対して示した式において、 R1〜R5がメチル又はエチルを示し、R6又はR7の基の
1つがメチル、メトキシ又は塩素を示し、そして他の1
つが水素を示し、また R8が水素、メチルまたは塩素を示し、またフルオラン
に対して示した式において、 X1〜X2が水素、メチル、エチル、プロピル、2−プロ
ピル、ブチル、2−ブチル、2−メチル−1−プロピ
ル、ペンチル、2−ペンチル、3−ペンチル、2−メチ
ル−1−ブチル、3−メチル−1−ブチル、2−エチル
−1−プロピル、ヘキシル、2−ヘキシル、3−ヘキシ
ル、4−メチル−1−ペンチル、2−メトキシエチル、
2−エトキシ−エチル、3−メトキシプロピル、3−エ
トキシ−プロピル、4−メトキシ−ブチル、4−エトキ
シ−ブチル、シクロヘキシルメチル、ベンジル、フルフ
リル、プロリジン−2−イル−メチル、2−(2−又は
4−ピリジル)−エチル、アリル、シクロペンチル又は
シクロヘキシルを示し、或いは NX12がピロリジノ、ピペリジノ又はモルフオリノを
示し、 X3が水素、メチル又は塩素を示し、 X4がo−、m−又はp−位であつてよい水素、メチ
ル、弗素、塩素或いはアニリノを示し、そして X5が水素又はメチルを示す、 上記1の混合物。
3.3,1−ベンゾキサジンに対して示した式において、 R1〜R5がメチル又はエチルを示し、 R6又はR7の基の1つがメチル又は塩素を示し、そして 他の1つが水素を示し、そして R8が水素又は塩素を示す、及び フルオランに対して示した式において、 X1及びX2がメチル、エチル、プロピル、2−プロピ
ル、ブチル、2−メチル−1−プロピル、フルフリル、
3−エトキシ−プロピル又はシクロヘキシルを示し、 X3が水素又はメチルを示し、 X4がo−位にある水素、メチル、弗素又は塩素或いは
p−位にあるアニリノを示し、そして X5が水素を示す、 上記1の化合物。
4.3,1−ベンゾキサジンが式 [式中、R9がメチルを示し、そして R10が水素を示し、或いは R9が水素を示し、そして R10がメチルを示す] に相当し、そしてフルオランが式 [式中、X6はメチル、エチル、プロピル又はブチルを
示し、 X7はメチル、エチル、プロピル、ブチル、フルフリル
又はシクロヘキシルを示し、X8は水素又はメチルを示
し、そして X9は水素又は塩素を示す] に相当する、 上記1の混合物。
5.ベンゾキサジン成分自体が混合物であり、その成分
が順次置換基R6/R7またはR9/R10に関して異なる
上記1〜4の混合物。
6.混合比が5/95〜95/5である上記1〜4の混
合物。
7.混合比が20/80〜80/20である上記1〜4
の混合物。
8.3,1−ベンゾキサジンを50%又はそれ以上の量で
含有する上記1〜4の混合物。
9.上記1の混合物を、感圧又は感熱記録材料に対する
発色剤として使用すること。
10.上記1の混合物を、反応物系に含んでなる感圧又
は感熱記録材料
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09B 67/22 Z 7306−4H 9221−2H B41M 5/16 105

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)式 [式中、R1〜R5は互いに独立に随時分岐されたC1
    4アルキルを示し、 R6又はR7の基の1つはメチル、エチル、メトキシ、エ
    トキシ又は塩素を示し、そして他の1つは水素を示し、
    そして R8は水素、メチル又は塩素を示す] の3,1−ベンゾキサジン少くとも1種、及び b)式 [式中、X1及びX2は互いに独立に水素、随時分岐した
    1〜C8アルキル、但し該随時分岐したC1〜C8アルキ
    ルはC1〜C3アルコキシ、シクロヘキシル、フエニル又
    は随時一部水素化されもしくは水素化されたフラン、ピ
    ロールおよびピリジンを含む系からの複素環族基によっ
    て置換されることができる、アリル、シクロペンチル或
    いはシクロヘキシルを示し、或いは NX12はピロリジノ、ピペリジノ又はモルフオリノを
    示し、 X3は水素、メチル、メトキシ又は塩素を示し、 X4はo−、m−又はp−位であってよい水素、メチ
    ル、トリフルオロメチル、弗素、塩素、アセチル、シア
    ノ或いはアニリノを示し、そして X5は水素、メチル、エチル又はベンジルを示す] のフルオランの少くとも1種、 の感圧又は感熱記録材料用の発色剤としての混合物。
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