JP2003094805A - 感圧記録シート - Google Patents
感圧記録シートInfo
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- JP2003094805A JP2003094805A JP2001290922A JP2001290922A JP2003094805A JP 2003094805 A JP2003094805 A JP 2003094805A JP 2001290922 A JP2001290922 A JP 2001290922A JP 2001290922 A JP2001290922 A JP 2001290922A JP 2003094805 A JP2003094805 A JP 2003094805A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録画像の耐光性と光着色の防止性に優れた
感圧記録シートの提供。 【解決手段】 支持体の一方の面に、電子供与性染料を
内包するマイクロカプセルを含む発色層を設けた感圧記
録シートにおいて、該電子供与性染料として3,7−ビ
ス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンを
内包するマイクロカプセルと、これとは異なる電子供与
性染料を内包するマイクロカプセルとがそれぞれ別々に
存在し、かつ、発色層内の全染料に対する3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンの割
合が10〜25重量%であることを特徴とする感圧記録
シート。
感圧記録シートの提供。 【解決手段】 支持体の一方の面に、電子供与性染料を
内包するマイクロカプセルを含む発色層を設けた感圧記
録シートにおいて、該電子供与性染料として3,7−ビ
ス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンを
内包するマイクロカプセルと、これとは異なる電子供与
性染料を内包するマイクロカプセルとがそれぞれ別々に
存在し、かつ、発色層内の全染料に対する3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンの割
合が10〜25重量%であることを特徴とする感圧記録
シート。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感圧記録シートに関し、
特に光による着色が改善された感圧記録シートに関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】感圧複写紙としては、原紙の片面に電子
供与性染料を含有するマイクロカプセルを含む層を塗布
した「上用紙」、電子供与性染料と接触反応して呈色す
る電子受容性化合物(顕色剤)を含む層を塗布した「下用
紙」、原紙の片面にマイクロカプセルを含む層を塗布
し、他面に顕色剤を含む層を塗布した「中用紙」、さら
には原紙の同一面にマイクロカプセルと顕色剤を積層ま
たは混在させた「セルフコンティンド紙」などが知られ
ており、これらを適宜組み合わせて使用されている。感
圧複写紙に要求される品質としては、発色速度が速く濃
度が十分であること、汚染が少ないこと、画像の保存性
が良いことなどが挙げられる。 【0003】画像の保存性については、堅牢性を高める
ために、青色に発色する3,7−ビス(ジメチルアミノ)
10−ベンゾイルフェノチアジン(通称ベンゾイルロイ
コメチレンブルー、あるいはBLMB)を併用すること
が知られている。しかしこの方法では、上用紙あるいは
中用紙を使用前に長期間保管していると、日光や蛍光灯
の光によって着色してしまうという欠点がある。 【0004】一方、マイクロカプセルを塗布した面の光
着色を解決することを目的として、例えば、特開昭56
−77189号公報には、ジアリールアミノフルオラン
誘導体を色素前駆体として用いること、特開平5−18
5713号公報には、化学構造が異なる2種以上の電子
供与性染料をそれぞれ単独でマイクロカプセルに内包す
ることが記載されている。しかし、いずれの場合も、
3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノ
チアジンを用いた場合に比べると画像耐光性が弱い。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は画像耐光性の
低下を起こすことなく、光着色が改善された感圧記録シ
ートを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、支持体の一方
の面に、電子供与性染料を内包するマイクロカプセルを
含む発色層を設けた感圧記録シートにおいて、該電子供
与性染料として3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベ
ンゾイルフェノチアジンを内包するマイクロカプセル
と、これとは異なる電子供与性染料を内包するマイクロ
カプセルとがそれぞれ別々に存在し、かつ、発色層内の
全染料に対する3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベ
ンゾイルフェノチアジンの割合が10〜25重量%であ
る感圧記録シートに関する。 【0007】3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベン
ゾイルフェノチアジンは青色に発色する染料であり、他
の染料と併用されると画像の耐光性に高く寄与するが、
使用前に光にさらされたとき、マイクロカプセルの塗布
面が青色に着色する問題を引き起こす。この光着色を抑
制するために単に配合割合を下げると、画像耐光性が低
下し品質バランスが崩れてしまうなど、改善の難しい染
料である。 【0008】これに対し、本発明者らは鋭意検討の結
果、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフ
ェノチアジンと他の染料を混合し、同じマイクロカプセ
ルに内包して使用するのではなく、ベンゾイルロイコメ
チレンブルーと他の染料とを別々のマイクロカプセルに
内包させ、かつ、全染料に対するベンゾイルロイコメチ
レンブルーの含有割合が10〜25重量%であることに
より、画像耐光性を維持しつつ光着色を抑制し得ること
を見出し本発明に至った。 【0009】本発明において優れた効果が得られる理由
は明らかではないが、次のように考えられる。3,7−
ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン
と他の染料とが別々のマイクロカプセルとして存在する
ことによって、1つのマイクロカプセル内の3,7−ビ
ス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンの
濃度は高まり、一方、3,7−ビス(ジメチルアミノ)1
0−ベンゾイルフェノチアジンを含有するマイクロカプ
セルはその数が少なくなる、つまり、発色層におけるベ
ンゾイルロイコメチレンブルーの占有面積が小さくなる
ためと考えられる。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明においては、3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンを内
包するマイクロカプセルを用いることが重要であり、そ
の使用割合は発色層に含有される染料全体の10〜25
重量%である。より好ましくは15〜20重量%であ
る。3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフ
ェノチアジンの配合割合が大きすぎると光着色の改善が
難しく、小さすぎると画像耐光性が劣ってしまう。 【0011】また、本発明においては、3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンとは
異なる電子供与性染料を内包するマイクロカプセルを用
いる。これらの染料としては、青発色系ロイコ染料など
感圧記録紙の分野で公知のものを使用すればよく、例え
ば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−
ジメチルアミノフタリド、3-(4−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(1−エチル−2−メチル−3−インドリ
ル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキ
シフェニル)−3−(1−エチル−2−メチル−3−イ
ンドリル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−
エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチル−
3−インドリル)−4−アザフタリド、3−(4−ジエ
チルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−n−
オクチル−2−メチル−3−インドリル)−4−アザフ
タリド、N-n-ブチル−3−[4,4'−ビス(N−メチルア
ニリノ)ベンズヒドリル]カルバゾール等が挙げられる。 【0012】また、その他の色に発色する電子供与性染
料としては、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチル
アミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジ
−n−ブチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メ
チル−6−ジ−n−アミルアミノフルオラン、2−アニ
リノ−3−メチル−6−(N−メチル−N−n−プロピル
アミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
(N−エチル−N−イソブチルアミノ)フルオラン、2−ア
ニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−N−イソアミル
アミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)フルオラン、2
−アニリノ−3−メチル−6−[N−エチル−N−(3−エ
トキシプロピル)アミノ]フルオラン、2−アニリノ−3
−メチル−6−(N−エチル−4−メチルアニリノ)フル
オラン、2−(3−トリフルオロメチルアニリノ)−6−
ジエチルアミノフルオラン等の黒発色系ロイコ染料、 【0013】1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフ
ルオラン、2−t−ブチル−6−ジエチルアミノフルオ
ラン、2−クロロ−6−ジエチルアミノフルオラン、2
−クロロ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−メチル−6−(N−エチル−4−メチルアニリ
ノ)フルオラン、8−ジエチルアミノベンゾ[a]フルオ
ラン、3,3−ビス(1−n−ブチル−2−メチル−3
−インドリル)フタリド、3,3−ビス(1−n−オクチ
ル−2−メチル−3−インドリル)フタリド等の赤発色
系ロイコ染料、 【0014】3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−
エトキシフェニル)−4−アザフタリド、2−ジベンジ
ルアミノ−6−ジエチルアミノフルオラン、2−ジベン
ジルアミノ−4−メチル−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−n−オクチルアミノ−6−ジエチルアミノフル
オラン、2−アニリノ−6−(N−エチル−N−n−ヘ
キシルアミノ)フルオラン、2−(N−メチルアニリノ)
−6−(N−エチル−4−メチルアニリノ)フルオラン、
3,7−ビス(ジメチルアミノ)−10−ベンゾイルフェ
ノチアジン等の緑発色系ロイコ染料などが挙げられる。 【0015】本発明で用いられる3,7−ビス(ジメチ
ルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンを含有する
マイクロカプセルには、所望の効果を阻害しない範囲で
他の染料を含有することもできる。例えば、N-n-ブチル
−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリ
ル]カルバゾール等の青色発色系染料は、発色画像の色
調調整に使用しやすい。これらの染料は、3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンの4
分の1にあたる量を置き換えて用いることが好ましい。 【0016】上記の電子供与性染料は必要に応じてベン
ゾトリアゾール誘導体、ベンゾフェノン誘導体、シアノ
アクリレート誘導体、サリチル酸誘導体、桂皮酸誘導体
等の各種公知の紫外線吸収剤を混合し、綿実油、水素化
ターフェニル、水素化ターフェニル誘導体、アルカン、
パラフィン、ナフテン油、フタル酸エステルなどの二塩
基酸エステル等の天然または合成の疎水性媒体に溶解
し、コアセルベーション法、界面重合法、In-situ重合
法等のカプセル製造方法によってマイクロカプセル中に
内包される。なお、マイクロカプセルの膜材については
特に制限はないが、不本意な圧力や擦れにより発色汚れ
を生じないことから、アミノアルデヒド樹脂、ポリウレ
ア樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂等の合成高
分子の膜材が好ましい。 【0017】染料を内包したマイクロカプセルはポリビ
ニルアルコール類、デンプン類、ラテックス類等のバイ
ンダーの他に、生デンプン粉などのステー剤等各種の助
剤が適宜配合されカプセル塗液として感圧記録シート製
造に使用される。 【0018】塗液の塗布方法は特に限定されないが、エ
アナイフコーター、カーテンコーターが好ましく、乾燥
重量が2〜10g/m2程度になるように紙、再生紙、
合成紙、フィルム等の支持体に塗布される。 【0019】 【実施例】以下に実施例を示し、本発明をより具体的に
説明するが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。なお、例中の部および%は特に断らない限り、それ
ぞれ重量部および重量%を示す。 【0020】[実施例1] <青発色系マイクロカプセルの作成> 高沸点炭化水素油フェニルキシリルエタン(商品名SAS29
6:日本石油化学)100部に3,7−ビス(ジメチルアミ
ノ)10−ベンゾイルフェノチアジン7.5部、N-n-ブチル
−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリ
ル]カルバゾール2.5部を加熱溶解した後、5%スチレン
マレイン酸共重合体水溶液(pH4.5)120部に高速攪拌し
ながら徐々に添加し、液温55℃で平均粒径6μmとなる
ように乳化した。水70部、37%ホルムアルデヒド23.5
部にメラミン20部を70℃で溶解した液を乳化液に添加し
て、攪拌しながら70℃で3時間反応させた。その後、30
℃に冷却後29%アンモニア水でpH7.5とし40%のカプ
セルスラリーを作成した。 <黒発色系マイクロカプセルの作成>3,7−ビス(ジメ
チルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン7.5部、N-
n-ブチル−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベン
ズヒドリル]カルバゾール2.5部を、3−(N-エチル−N−
イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン10部に代えた以外は、上記の青発色マイクロカプセ
ルと同様の方法で40%のカプセルスラリーを作成した。 <感圧記録シートの作成>青発色系カプセル20部、黒発色
系カプセル80部、小麦デンプン20部、ラテックス12部、
ポリビニルアルコール3部を添加し、水で濃度25%に調
整し塗布液とした。この塗布液を坪量40g/m2の上質
紙に塗布量が5g/m2なるようにエアーナイフコータ
ーで塗布・乾燥し、感圧記録シートを得た。 【0021】[実施例2]塗布液調製で青発色系カプセ
ル30部、黒発色系カプセル70部に代えた以外は実施例1
と同様の方法で感圧記録シートを得た。 【0022】[実施例3]青発色系カプセルの作成にお
いて、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイル
フェノチアジン5部、N-n-ブチル−3−[4,4'−ビス(N
−メチルアニリノ)ベンズヒドリル]カルバゾール5部に
代えた以外は、実施例1と同様の感圧記録シートを得
た。 【0023】[実施例4]青発色系カプセルの作成にお
いて、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイル
フェノチアジン7.5部を10部に代え、N-n-ブチル−3−
[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリル]カ
ルバゾール2.5部を含まず、また、塗布液調製において
青発色系カプセル15部、黒発色系カプセル85部に代えた
以外は、実施例1と同様の方法で感圧記録シートを作成
した。 【0024】[比較例1]塗布液調製において青発色系
カプセル10部、黒発色系カプセル90部に代えた以外は、
実施例1と同様の方法で感圧記録シートを得た。 【0025】[比較例2]塗布液調製にいおて青発色系
カプセル35部、黒発色系カプセル65部に代えた以外は、
実施例1と同様の方法で感圧記録シートを得た。 【0026】[比較例3] <混合マイクロカプセルの作成>3,7−ビス(ジメチル
アミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン7.5部、N-n-ブ
チル−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒ
ドリル]カルバゾール2.5部を、3,7−ビス(ジメチル
アミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン1.5部、N-n-ブ
チル−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒ
ドリル]カルバゾール0.5部、3−(N-エチル−N−イソア
ミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン8部
に代えた以外は、実施例1の青発色系カプセルの作成と
同様の方法でカプセルスラリーを作成した。 <感圧記録シートの作成>青発色系カプセル20部、黒発色
系カプセル80部を上記の混合カプセル100部に代えた以
外は、実施例1と同様の方法で感圧記録シートを作成し
た。 【0027】[比較例4]混合カプセルの作成におい
て、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフ
ェノチアジン2.25部、N-n-ブチル−3−[4,4'−ビス
(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリル]カルバゾール0.75
部、3−(N-エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン7部に代えた以外は、比較
例3と同様の方法で感圧記録シートを作成した。 【0028】[試験方法] <画像耐光性評価>実施例1〜4および比較例1〜3で得
られた感圧記録シートを市販のノーカーボン下用紙NW40
BR(日本製紙(株)製)と組み合わせ、カレンダー発色さ
せて24時間後に、下用紙をキセノンフェードメーター
(Ci3000:ATLAS)で67W/m2、30分間光照射した。光照射
前と後の発色濃度差ΔEab*を、カラーアナライザー(TC-
1800:東京電色)を使用して算出した。色差の数値は小
さいほど良好であることを示す。 【0029】<光着色の評価>実施例1〜4および比較例
1〜3で得られた感圧記録シートのマイクロカプセル塗
布面をキセノンフェードメーターで67W/m2、30分間光
照射した。光照射前と後の塗布面の濃度差ΔEab*を、カ
ラーアナライザーを使用して算出した。色差の数値は小
さいほど良好であることを示す。また、光照射後の塗布
面の青味について、強(かなり目立つ)、中(少々目立
つ)、弱(実用上問題なし)を目視評価した。以上の評
価結果を表1に示す。 【0030】 【表1】【0031】*表1中、3,7−ビス(ジメチルアミノ)
10−ベンゾイルフェノチアジンの含有割合(重量%)
は次の計算により求めた。 【式1】(カプセルに含有される部数×カプセルの使用
部数)÷[(各染料のカプセルに含有される部数×各染
料を含有するカプセルの使用部数)の合計]×100 実施例1を例にすると、(7.5×20)÷[(7.5×20)+
(2.5×20)+(10×80)]×100=15.0 【0032】 【発明の効果】本発明によれば、優れた画像耐光性を有
するとともに光着色が抑えられた、品質バランスの良好
な感圧記録シートを得ることができる。
特に光による着色が改善された感圧記録シートに関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】感圧複写紙としては、原紙の片面に電子
供与性染料を含有するマイクロカプセルを含む層を塗布
した「上用紙」、電子供与性染料と接触反応して呈色す
る電子受容性化合物(顕色剤)を含む層を塗布した「下用
紙」、原紙の片面にマイクロカプセルを含む層を塗布
し、他面に顕色剤を含む層を塗布した「中用紙」、さら
には原紙の同一面にマイクロカプセルと顕色剤を積層ま
たは混在させた「セルフコンティンド紙」などが知られ
ており、これらを適宜組み合わせて使用されている。感
圧複写紙に要求される品質としては、発色速度が速く濃
度が十分であること、汚染が少ないこと、画像の保存性
が良いことなどが挙げられる。 【0003】画像の保存性については、堅牢性を高める
ために、青色に発色する3,7−ビス(ジメチルアミノ)
10−ベンゾイルフェノチアジン(通称ベンゾイルロイ
コメチレンブルー、あるいはBLMB)を併用すること
が知られている。しかしこの方法では、上用紙あるいは
中用紙を使用前に長期間保管していると、日光や蛍光灯
の光によって着色してしまうという欠点がある。 【0004】一方、マイクロカプセルを塗布した面の光
着色を解決することを目的として、例えば、特開昭56
−77189号公報には、ジアリールアミノフルオラン
誘導体を色素前駆体として用いること、特開平5−18
5713号公報には、化学構造が異なる2種以上の電子
供与性染料をそれぞれ単独でマイクロカプセルに内包す
ることが記載されている。しかし、いずれの場合も、
3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノ
チアジンを用いた場合に比べると画像耐光性が弱い。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は画像耐光性の
低下を起こすことなく、光着色が改善された感圧記録シ
ートを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、支持体の一方
の面に、電子供与性染料を内包するマイクロカプセルを
含む発色層を設けた感圧記録シートにおいて、該電子供
与性染料として3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベ
ンゾイルフェノチアジンを内包するマイクロカプセル
と、これとは異なる電子供与性染料を内包するマイクロ
カプセルとがそれぞれ別々に存在し、かつ、発色層内の
全染料に対する3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベ
ンゾイルフェノチアジンの割合が10〜25重量%であ
る感圧記録シートに関する。 【0007】3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベン
ゾイルフェノチアジンは青色に発色する染料であり、他
の染料と併用されると画像の耐光性に高く寄与するが、
使用前に光にさらされたとき、マイクロカプセルの塗布
面が青色に着色する問題を引き起こす。この光着色を抑
制するために単に配合割合を下げると、画像耐光性が低
下し品質バランスが崩れてしまうなど、改善の難しい染
料である。 【0008】これに対し、本発明者らは鋭意検討の結
果、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフ
ェノチアジンと他の染料を混合し、同じマイクロカプセ
ルに内包して使用するのではなく、ベンゾイルロイコメ
チレンブルーと他の染料とを別々のマイクロカプセルに
内包させ、かつ、全染料に対するベンゾイルロイコメチ
レンブルーの含有割合が10〜25重量%であることに
より、画像耐光性を維持しつつ光着色を抑制し得ること
を見出し本発明に至った。 【0009】本発明において優れた効果が得られる理由
は明らかではないが、次のように考えられる。3,7−
ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン
と他の染料とが別々のマイクロカプセルとして存在する
ことによって、1つのマイクロカプセル内の3,7−ビ
ス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンの
濃度は高まり、一方、3,7−ビス(ジメチルアミノ)1
0−ベンゾイルフェノチアジンを含有するマイクロカプ
セルはその数が少なくなる、つまり、発色層におけるベ
ンゾイルロイコメチレンブルーの占有面積が小さくなる
ためと考えられる。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明においては、3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンを内
包するマイクロカプセルを用いることが重要であり、そ
の使用割合は発色層に含有される染料全体の10〜25
重量%である。より好ましくは15〜20重量%であ
る。3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフ
ェノチアジンの配合割合が大きすぎると光着色の改善が
難しく、小さすぎると画像耐光性が劣ってしまう。 【0011】また、本発明においては、3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンとは
異なる電子供与性染料を内包するマイクロカプセルを用
いる。これらの染料としては、青発色系ロイコ染料など
感圧記録紙の分野で公知のものを使用すればよく、例え
ば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−
ジメチルアミノフタリド、3-(4−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(1−エチル−2−メチル−3−インドリ
ル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキ
シフェニル)−3−(1−エチル−2−メチル−3−イ
ンドリル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−
エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチル−
3−インドリル)−4−アザフタリド、3−(4−ジエ
チルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−n−
オクチル−2−メチル−3−インドリル)−4−アザフ
タリド、N-n-ブチル−3−[4,4'−ビス(N−メチルア
ニリノ)ベンズヒドリル]カルバゾール等が挙げられる。 【0012】また、その他の色に発色する電子供与性染
料としては、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチル
アミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジ
−n−ブチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メ
チル−6−ジ−n−アミルアミノフルオラン、2−アニ
リノ−3−メチル−6−(N−メチル−N−n−プロピル
アミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
(N−エチル−N−イソブチルアミノ)フルオラン、2−ア
ニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−N−イソアミル
アミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)フルオラン、2
−アニリノ−3−メチル−6−[N−エチル−N−(3−エ
トキシプロピル)アミノ]フルオラン、2−アニリノ−3
−メチル−6−(N−エチル−4−メチルアニリノ)フル
オラン、2−(3−トリフルオロメチルアニリノ)−6−
ジエチルアミノフルオラン等の黒発色系ロイコ染料、 【0013】1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフ
ルオラン、2−t−ブチル−6−ジエチルアミノフルオ
ラン、2−クロロ−6−ジエチルアミノフルオラン、2
−クロロ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−メチル−6−(N−エチル−4−メチルアニリ
ノ)フルオラン、8−ジエチルアミノベンゾ[a]フルオ
ラン、3,3−ビス(1−n−ブチル−2−メチル−3
−インドリル)フタリド、3,3−ビス(1−n−オクチ
ル−2−メチル−3−インドリル)フタリド等の赤発色
系ロイコ染料、 【0014】3,3−ビス(4−ジエチルアミノ−2−
エトキシフェニル)−4−アザフタリド、2−ジベンジ
ルアミノ−6−ジエチルアミノフルオラン、2−ジベン
ジルアミノ−4−メチル−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−n−オクチルアミノ−6−ジエチルアミノフル
オラン、2−アニリノ−6−(N−エチル−N−n−ヘ
キシルアミノ)フルオラン、2−(N−メチルアニリノ)
−6−(N−エチル−4−メチルアニリノ)フルオラン、
3,7−ビス(ジメチルアミノ)−10−ベンゾイルフェ
ノチアジン等の緑発色系ロイコ染料などが挙げられる。 【0015】本発明で用いられる3,7−ビス(ジメチ
ルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンを含有する
マイクロカプセルには、所望の効果を阻害しない範囲で
他の染料を含有することもできる。例えば、N-n-ブチル
−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリ
ル]カルバゾール等の青色発色系染料は、発色画像の色
調調整に使用しやすい。これらの染料は、3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンの4
分の1にあたる量を置き換えて用いることが好ましい。 【0016】上記の電子供与性染料は必要に応じてベン
ゾトリアゾール誘導体、ベンゾフェノン誘導体、シアノ
アクリレート誘導体、サリチル酸誘導体、桂皮酸誘導体
等の各種公知の紫外線吸収剤を混合し、綿実油、水素化
ターフェニル、水素化ターフェニル誘導体、アルカン、
パラフィン、ナフテン油、フタル酸エステルなどの二塩
基酸エステル等の天然または合成の疎水性媒体に溶解
し、コアセルベーション法、界面重合法、In-situ重合
法等のカプセル製造方法によってマイクロカプセル中に
内包される。なお、マイクロカプセルの膜材については
特に制限はないが、不本意な圧力や擦れにより発色汚れ
を生じないことから、アミノアルデヒド樹脂、ポリウレ
ア樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂等の合成高
分子の膜材が好ましい。 【0017】染料を内包したマイクロカプセルはポリビ
ニルアルコール類、デンプン類、ラテックス類等のバイ
ンダーの他に、生デンプン粉などのステー剤等各種の助
剤が適宜配合されカプセル塗液として感圧記録シート製
造に使用される。 【0018】塗液の塗布方法は特に限定されないが、エ
アナイフコーター、カーテンコーターが好ましく、乾燥
重量が2〜10g/m2程度になるように紙、再生紙、
合成紙、フィルム等の支持体に塗布される。 【0019】 【実施例】以下に実施例を示し、本発明をより具体的に
説明するが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。なお、例中の部および%は特に断らない限り、それ
ぞれ重量部および重量%を示す。 【0020】[実施例1] <青発色系マイクロカプセルの作成> 高沸点炭化水素油フェニルキシリルエタン(商品名SAS29
6:日本石油化学)100部に3,7−ビス(ジメチルアミ
ノ)10−ベンゾイルフェノチアジン7.5部、N-n-ブチル
−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリ
ル]カルバゾール2.5部を加熱溶解した後、5%スチレン
マレイン酸共重合体水溶液(pH4.5)120部に高速攪拌し
ながら徐々に添加し、液温55℃で平均粒径6μmとなる
ように乳化した。水70部、37%ホルムアルデヒド23.5
部にメラミン20部を70℃で溶解した液を乳化液に添加し
て、攪拌しながら70℃で3時間反応させた。その後、30
℃に冷却後29%アンモニア水でpH7.5とし40%のカプ
セルスラリーを作成した。 <黒発色系マイクロカプセルの作成>3,7−ビス(ジメ
チルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン7.5部、N-
n-ブチル−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベン
ズヒドリル]カルバゾール2.5部を、3−(N-エチル−N−
イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン10部に代えた以外は、上記の青発色マイクロカプセ
ルと同様の方法で40%のカプセルスラリーを作成した。 <感圧記録シートの作成>青発色系カプセル20部、黒発色
系カプセル80部、小麦デンプン20部、ラテックス12部、
ポリビニルアルコール3部を添加し、水で濃度25%に調
整し塗布液とした。この塗布液を坪量40g/m2の上質
紙に塗布量が5g/m2なるようにエアーナイフコータ
ーで塗布・乾燥し、感圧記録シートを得た。 【0021】[実施例2]塗布液調製で青発色系カプセ
ル30部、黒発色系カプセル70部に代えた以外は実施例1
と同様の方法で感圧記録シートを得た。 【0022】[実施例3]青発色系カプセルの作成にお
いて、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイル
フェノチアジン5部、N-n-ブチル−3−[4,4'−ビス(N
−メチルアニリノ)ベンズヒドリル]カルバゾール5部に
代えた以外は、実施例1と同様の感圧記録シートを得
た。 【0023】[実施例4]青発色系カプセルの作成にお
いて、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイル
フェノチアジン7.5部を10部に代え、N-n-ブチル−3−
[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリル]カ
ルバゾール2.5部を含まず、また、塗布液調製において
青発色系カプセル15部、黒発色系カプセル85部に代えた
以外は、実施例1と同様の方法で感圧記録シートを作成
した。 【0024】[比較例1]塗布液調製において青発色系
カプセル10部、黒発色系カプセル90部に代えた以外は、
実施例1と同様の方法で感圧記録シートを得た。 【0025】[比較例2]塗布液調製にいおて青発色系
カプセル35部、黒発色系カプセル65部に代えた以外は、
実施例1と同様の方法で感圧記録シートを得た。 【0026】[比較例3] <混合マイクロカプセルの作成>3,7−ビス(ジメチル
アミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン7.5部、N-n-ブ
チル−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒ
ドリル]カルバゾール2.5部を、3,7−ビス(ジメチル
アミノ)10−ベンゾイルフェノチアジン1.5部、N-n-ブ
チル−3−[4,4'−ビス(N−メチルアニリノ)ベンズヒ
ドリル]カルバゾール0.5部、3−(N-エチル−N−イソア
ミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン8部
に代えた以外は、実施例1の青発色系カプセルの作成と
同様の方法でカプセルスラリーを作成した。 <感圧記録シートの作成>青発色系カプセル20部、黒発色
系カプセル80部を上記の混合カプセル100部に代えた以
外は、実施例1と同様の方法で感圧記録シートを作成し
た。 【0027】[比較例4]混合カプセルの作成におい
て、3,7−ビス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフ
ェノチアジン2.25部、N-n-ブチル−3−[4,4'−ビス
(N−メチルアニリノ)ベンズヒドリル]カルバゾール0.75
部、3−(N-エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン7部に代えた以外は、比較
例3と同様の方法で感圧記録シートを作成した。 【0028】[試験方法] <画像耐光性評価>実施例1〜4および比較例1〜3で得
られた感圧記録シートを市販のノーカーボン下用紙NW40
BR(日本製紙(株)製)と組み合わせ、カレンダー発色さ
せて24時間後に、下用紙をキセノンフェードメーター
(Ci3000:ATLAS)で67W/m2、30分間光照射した。光照射
前と後の発色濃度差ΔEab*を、カラーアナライザー(TC-
1800:東京電色)を使用して算出した。色差の数値は小
さいほど良好であることを示す。 【0029】<光着色の評価>実施例1〜4および比較例
1〜3で得られた感圧記録シートのマイクロカプセル塗
布面をキセノンフェードメーターで67W/m2、30分間光
照射した。光照射前と後の塗布面の濃度差ΔEab*を、カ
ラーアナライザーを使用して算出した。色差の数値は小
さいほど良好であることを示す。また、光照射後の塗布
面の青味について、強(かなり目立つ)、中(少々目立
つ)、弱(実用上問題なし)を目視評価した。以上の評
価結果を表1に示す。 【0030】 【表1】【0031】*表1中、3,7−ビス(ジメチルアミノ)
10−ベンゾイルフェノチアジンの含有割合(重量%)
は次の計算により求めた。 【式1】(カプセルに含有される部数×カプセルの使用
部数)÷[(各染料のカプセルに含有される部数×各染
料を含有するカプセルの使用部数)の合計]×100 実施例1を例にすると、(7.5×20)÷[(7.5×20)+
(2.5×20)+(10×80)]×100=15.0 【0032】 【発明の効果】本発明によれば、優れた画像耐光性を有
するとともに光着色が抑えられた、品質バランスの良好
な感圧記録シートを得ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 晋
東京都北区王子5丁目21番1号 日本製紙
株式会社商品研究所内
Fターム(参考) 2H085 AA07 BB08 BB19 CD00 FE02
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 支持体の一方の面に、電子供与性染料を
内包するマイクロカプセルを含む発色層を設けた感圧記
録シートにおいて、該電子供与性染料として3,7−ビ
ス(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンを
内包するマイクロカプセルと、これとは異なる電子供与
性染料を内包するマイクロカプセルとがそれぞれ別々に
存在し、かつ、発色層内の全染料に対する3,7−ビス
(ジメチルアミノ)10−ベンゾイルフェノチアジンの割
合が10〜25重量%であることを特徴とする感圧記録
シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290922A JP2003094805A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 感圧記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290922A JP2003094805A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 感圧記録シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003094805A true JP2003094805A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19113149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001290922A Pending JP2003094805A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 感圧記録シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003094805A (ja) |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001290922A patent/JP2003094805A/ja active Pending
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