JPH0635094Y2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JPH0635094Y2
JPH0635094Y2 JP1988069439U JP6943988U JPH0635094Y2 JP H0635094 Y2 JPH0635094 Y2 JP H0635094Y2 JP 1988069439 U JP1988069439 U JP 1988069439U JP 6943988 U JP6943988 U JP 6943988U JP H0635094 Y2 JPH0635094 Y2 JP H0635094Y2
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JP
Japan
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rail
rack gear
pinion gear
notch
gear
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988069439U
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English (en)
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JPH01171882U (ja
Inventor
秀徳 田代
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、レール側にラックギヤを設け、扉体側にピニ
オンギヤを設け、ピニオンギヤをラックギヤに噛合させ
た開閉装置に関し、詳しくは建込み調整を容易に行おう
とする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、上レール及び下レールの一側縦壁にレール全長に
わたってラックギヤを設け、扉体の上下端から突出する
縦軸にピニオンギヤを設け、ピニオンギヤをラックギヤ
に噛合させて扉体を上下レールにその長さ方向に走行及
び上下レールとは略直交する方向にスイング回動自在に
建込んだ開閉装置においては、上下のピニオンギヤを夫
々ラックギヤに噛合するのであるが、上下レールに対し
て縦軸が略直角となるように建込むものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上下においてピニオンギヤをラックギヤに噛
合させながら縦軸が上下レールに直角となるように建込
むのに、その建込み作業が面倒となるという問題があっ
た。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、所定通りの建込みを容易に行
うことができ、しかもレール構成を簡素化することがで
きる開閉装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の開閉装置は、リップ付チャンネル状に形成され
た下レール2の左右のリップ片2a,2aに縦軸6の下部に
設けたピボット20の左右の走行溝20a,20aを摺接自在に
挿合し、左右のリップ片2a,2aのうちラックギヤ10とは
反対側のリップ片2aにラックギヤ10とピニオンギヤ11と
の噛合位置を変更調整するための切欠き2bを形成し、そ
の切欠き2bはリップ片2aの先端縁に凹段状に形成され、
又その切欠き2bとレール長さ方向において同位置の下レ
ール2のラックギヤ10とは反対側の縦壁に、ピニオンギ
ヤ11の外周部分が突出し得る形状の通孔39が設けられて
おり、さらに切欠き2bを閉塞するカバー21を設けて成る
ことを特徴とするものである。
[作用] このように、左右のリップ片2a,2aのうちラックギヤ10
とは反対側のリップ片2aにラックギヤ10とピニオンギヤ
11との噛合位置を変更調整するための切欠き2bを形成す
ることによって、切欠き2bにおいて縦軸6をレールの巾
方向に逃がして下レール2側においてラックギヤ10とピ
ニオンギヤ11との噛合を解除し、そして切欠き2b内にお
いて縦軸6をレール長さ方向に移行させることで、ラッ
クギヤ10とピニオンギヤ11との噛合位置の変更調整が容
易に行うことがで、縦軸6の上のピニオンギヤ11を上レ
ール1側のラックギヤ10に噛合させた状態で下のピニオ
ンギヤ11をラックギヤ10に位置合わせを行って噛合さ
せ、かかる上下の噛合位置を合わせた所定通りの建込み
を容易に行えるようにしたものである。そして一方のリ
ップ片2aに切欠き2bを形成することで、建込みを容易に
行えるよにするのに、例えば下レール2をその巾方向に
分割するようなことがなく、下レール2を押出成形加工
にて得ることができ、その生産面においても有利になす
ようにしたものである。そして切欠き2bはカバー21にて
閉塞され、この箇所においてピボット20が外れるような
こともなく、又、外観も低下することがないようにした
ものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第2図に示すように、上レール1はリップ付チャンネル
形状され、家具5の開口上端にビスのような取付具にて
取付けてある。下レール2もリップ付チャンネル状で、
家具5の下端部に固定され、上レール1と下レール2と
にわたって複数枚の扉体3を各々走行自在に建て込んで
ある。これら扉体3は上下レール1,2に沿って一直線状
にして隣接のものを互いに当接することで家具5の前面
開口を閉成できるようにしてある。このような閉成状態
においては、隣接の扉体3,3は例えば凹凸嵌合させて、
扉体3,3間に隙間が生じることがないようにするとよ
い。扉体3は上下レール1,2に対してレール長さ方向と
は略直交するようにスイング回動させて開き、このよう
に開き状態にスイング回動させた扉体3…は例えば上下
レール1,2の一端に集められ、しかして家具5の前面開
口を大きく開くことができるようにしてある。以下その
スイング回動構成を説明する。
第2図のように上レール1は全長にわたるラック・ピニ
オン室8とこれよりも下方のランナー室9とに分けてあ
り、下レール2にはラック・ピニオン室8のみを全長に
形成してある。上下レール1,2のラック・ピニオン室8
の一側の縦壁に沿ってラックギア10を上下レール1の全
長にわたって設けてある。上下レール1のラック・ピニ
オン室8内に設けたラックギア10には扉体3側に設けて
あって水平回転するピニオンギア11を各々噛合させると
ともに扉体3側の横軸40廻りに上下回転自在に設けたラ
ンナー12を上レール1のリップ片1a,1aの上面のランナ
ー受け面13上に転動自在に載設してあり、扉体3が走行
するに当たって、ラックギア10にピニオンギア11が噛合
している噛合状態を維持しながらランナー12がランナー
受け面13上を転動するようにしてある。しかして、互い
の扉体3,3同士の当接が解除され、扉体3の走行可能状
態において、扉体3をピニオンギア11を保持している縦
軸6を回転軸として開き回転させることができるように
してある。
そして、扉体3の上端には上ヒンジ15が取付けられ、扉
体3の下端には下ヒンジ16が取付けられている。4個の
ランナー12を保持している。保持体41から筒状のねじ筒
軸17を垂下させ、この筒ねじ軸17の内部に上のピニオン
ギヤ11を保持している上の縦軸6を回転自在に挿通し、
そして上ヒンジ15のねじ孔にねじ筒軸17をねじ込むとと
もにそのねじ込み深さを変更することで、扉体3と上レ
ール1間の隙間を変更調整することができるようにして
ある。そして下ヒンジ16にて下のピニオンギヤ11を保持
している下の縦軸6を回転自在に保持している。しかし
て扉体3の荷重は上ヒンジ15を介してランナー12に掛か
り、その荷重を上レール1にて受け、扉体3の荷重がピ
ニオンギヤ11及びラックギヤ10の噛合箇所には掛からな
いようにしてある。
上の縦軸6、中間の縦軸6及び下の縦軸6は夫々継手19
にて接続されて一体化され、下の縦軸6にはピボット20
が相対回転自在に取付けられ、下レール2の左右のリッ
プ片2a,2aにピボット20の左右の走行溝20a,20aが挿合し
て、扉体3の走行をガイドするようにしてある。そして
下ヒンジ16と下の縦軸6のばね受け42間にばね43を介装
して、上、中間及び下の縦軸6等の荷重をばね43にて受
け、これらの荷重が下レール2側のラックギヤ10とピニ
オンギヤ11との噛合箇所に掛かることがなく、又、縦軸
6の下端が下レール2の溝底に当たることがないように
してある。
そして第3図に示すように、下レール2の左右のリップ
片2a,2aのうちラックギヤ10とは反対側のリップ片2aに
切欠き2bを形成してある。又、切欠き2bを形成したリッ
プ片2a側の縦壁に通孔39を形成してある。しかして、切
欠き2bにおいて縦軸6をレールの巾方向に逃がして下レ
ール2側においてラックギヤ10とピニオンギヤ11との噛
合を解除し、そして切欠き2b内において縦軸6をレール
長さ方向に移行させることで、ラックギヤ10とピニオン
ギヤ11との噛合位置の変更調整が容易に行うのである。
かかる場合、ラックギヤ10から離されたピニオンギヤ11
の一部は縦壁の通孔39から下レール2外へ突出して、ピ
ニオンギヤ11がこの側の縦壁に当接するのを回避してい
る。このようにして、縦軸6の上のピニオンギヤ11を上
レール1側のラックギヤ10に噛合させた状態で下のピニ
オンギヤ11をラックギヤ10に位置合わせを行って噛合さ
せ、かかる上下の噛合位置を合わせた所定通りの建込み
を容易に行えるのである。
切欠き2bを閉塞するカバー21は切欠き2bに対応する大き
さで、リップ片2aの厚みと略等しい厚みを有し、このカ
バー21の下面には取付板21aが取付けら、この取付板21a
を下レール2内に挿入し、ビス22を下レール2の孔2cに
挿通し、取付板21aのねじ孔21bにねじ込み、しかしてカ
バー21をリップ片2aに取付け、カバー21の内端部をリッ
プ片2aと面一にして、ピポット20の走行ガイドを行うこ
とができるようにしてある。又、通孔39にもこれを閉塞
するカバーを被せるようにしてもよい。
尚、実施例においては、家具5の前面開口を開閉する装
置に本考案を実施したが、これを間仕切りに実施しても
よいものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、左右のリップ片のうちラックギ
ヤとは反対側のリップ片にラックギヤとピニオンギヤと
の噛合位置を変更調整するための切欠きを形成してある
から、切欠きにおいて縦軸をレールの巾方向に逃がして
下レール側においてラックギヤとピニオンギヤとの噛合
を解除し、そして切欠き内において縦軸をレール長さ方
向に移行させることで、ラックギヤとピニオンギヤとの
噛合位置の変更調整が容易に行うことができ、縦軸の上
のピニオンギヤを上レール側のラックギヤに噛合させた
状態で下のピニオンギヤをラックギヤに位置合わせを行
って噛合させ、かかる上下の噛合位置を合わせた所定通
りの建込みを容易に行えるという利点がある。そして一
方のリップ片に切欠きを形成してあるから、建込みを容
易にするために例えば下レールをその巾方向に分割する
ようなことがなく、下レールを押出成形加工にて得るこ
とができ、その生産面においても有利にできるという利
点がある。また、一体に連続する下レールの途中に切欠
き、通孔を形成するだけでよく、従来品のように別途断
面形状の異なる下レールを使用することなく同一の下レ
ールを使用することができ、しかも、このように同一の
下レールを使用することができるものでありながら、通
孔よりピニオンギヤの外周部分が突出されて、そのピニ
オンギヤが位置合わせ時に下レールの縦壁に当接するこ
とを回避している利点がある。しかも切欠きはカバーに
て閉塞され、この箇所においてピボットが外れるような
こともなく、又、外観も低下することがないという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の一実施例の開閉状態を説
明する説明図、第2図は同上の断面図、第3図は同上の
下レールの分解斜視図、第4図(a)(b)は同上の作
用を示す断面図であり、1は上レール、2は下レール、
2aリップ片、2bは切欠き、3は扉体、6は縦軸、10はラ
ックギヤ、11はピニオンギヤ、20はピボット、20aは走
行溝、21はカバー、39は通孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上レール及び下レールの一側縦壁にレール
    全長にわたってラックギヤを設け、扉体の上下端から突
    出する縦軸にピニオンギヤを設け、ピニオンギヤをラッ
    クギヤに噛合させて扉体を上下レールにその長さ方向に
    走行及び上下レールとは略直交する方向にスイング回動
    自在に建込んだ開閉装置であって、リップ付チャンネル
    状に形成された下レールの左右のリップ片に縦軸の下部
    に設けたピボットの左右の走行溝を摺接自在に挿合し、
    左右のリップ片のうちラックギヤとは反対側のリップ片
    にラックギヤとピニオンギヤとの噛合位置を変更調整す
    るための切欠きを形成し、その切欠きはリップ片の先端
    縁に凹段状に形成され、又その切欠きとレール長さ方向
    において同位置の下レールのラックギャとは反対側の縦
    壁に、ピニオンギヤの外周部分が突出し得る形状の通孔
    が設けられており、さらに切欠きを閉塞するカバーを設
    けて成ることを特徴とする開閉装置。
JP1988069439U 1988-05-26 1988-05-26 開閉装置 Expired - Lifetime JPH0635094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988069439U JPH0635094Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 開閉装置

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JP1988069439U JPH0635094Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 開閉装置

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JPH01171882U JPH01171882U (ja) 1989-12-05
JPH0635094Y2 true JPH0635094Y2 (ja) 1994-09-14

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ID=31294716

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JP1988069439U Expired - Lifetime JPH0635094Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143370U (ja) * 1984-08-25 1986-03-20 松下電工株式会社 間仕切り装置

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JPH01171882U (ja) 1989-12-05

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