JPH0649805Y2 - 移動扉の戸当り構造 - Google Patents

移動扉の戸当り構造

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JPH0649805Y2
JPH0649805Y2 JP3510689U JP3510689U JPH0649805Y2 JP H0649805 Y2 JPH0649805 Y2 JP H0649805Y2 JP 3510689 U JP3510689 U JP 3510689U JP 3510689 U JP3510689 U JP 3510689U JP H0649805 Y2 JPH0649805 Y2 JP H0649805Y2
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JP
Japan
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door
partition panel
partition
rails
spacer member
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Expired - Lifetime
Application number
JP3510689U
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Other versions
JPH02125180U (ja
Inventor
秀徳 田代
実 阿南
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、部屋内や部屋間を間仕切ったり、あるいは収
納家具の開口部を閉塞するための移動扉の戸当り構造に
関するものである。
【従来の技術】
従来から、第1図に示すように複数枚の間仕切りパネル
1の一側端部の上下を上下のレール2に走行自在に且つ
間仕切りパネル1をレール2から突出したり間仕切りパ
ネル1がレール2に対して平行となるように回動自在に
取り付けたものが知られている。そして、このような間
仕切りパネル1は全閉状態においては、間仕切りパネル
1の側端部に隣りの間仕切りパネル1の側端部を突き合
わせるようにして片側から順に閉じていくようにしてい
た。
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記のような従来例にあっては、片側から順に閉
じていって隣り合う間仕切りパネルの側端面部同士を突
き合わせていくと、第8図に示すように現場における寸
法誤差等による理由で最後の間仕切りパネル1の側端部
と開口部の側枠20との間に隙間Sが生じ、レール2に沿
った方向にがたついたり、あるいは気密性の面で十分で
ないという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、現場における寸法誤差があっても戸
当たり用スペーサ部材の厚みの違うものと交換すること
で、全閉時に目地間に隙間ができないようにしてがたつ
きを防止するとともに気密が確実に保てる移動扉の戸当
り構造を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る移動扉の戸当り構造は、複数枚の間仕切り
パネル1の一側端部の上下を上下のレール2に走行自在
に且つ間仕切りパネル1をレール2から突出したり間仕
切りパネル1がレール2に対して平行となるように回動
自在に取り付け、間仕切りパネル1の側端面部に外側方
に向けて突出した軟質のひれ片3を上下の略全長にわた
って突設するとともに該間仕切りパネル1の側端面部に
軟質のひれ片3より突出長さの短い任意の厚みのクッシ
ョン性を有する戸当たり用スペーサ部材4を着脱自在に
取り付けて成るものであって、このような構成を採用す
ることで上記した本考案の目的を達成したものである。
【作用】
本考案にあっては、間仕切りパネル1を閉じた際には間
仕切りパネル1の側端部の戸当たり用スペーサ部材4が
隣りの間仕切りパネル1の側端部の戸当たり用スペーサ
部材4または開口枠5に当たって衝撃音が発生しないの
は勿論のこと、間仕切りパネル1を閉じた際に戸当たり
用スペーサ部材4同士が当接した場合、隣りあう軟質の
ひれ片3同士が重複して気密を保つものであり、更にま
た戸当たり用スペーサ部材4を厚みの異なるものと交換
することで間仕切りパネル1の全閉状態において目地間
に隙間が生じてがたつかないようにでき、またこの場
合、戸当たり用スペーサ部材4の厚みの異なるものと交
換しても、戸当たり用スペーサ部材4の厚みは軟質のひ
れ片3の突出長さよりも短く設定されるので、どのよう
な場合もかならず隣り合う軟質のひれ片3が前後に重な
って確実に気密を保つことができるようになっている。
【実施例】
以下本考案を添付図面に示す実施例によって詳述する。 上下のレール2間には複数枚の間仕切りパネル1が各々
走行移動自在に建て込んである。これら間仕切りパネル
1は第1図、第2図(b)のように上下のレール2に沿
って一直線状に引き出し、隣接のものを互いに当接する
ことで閉じて室内の間仕切りを行うことができるように
してある。また、間仕切りパネル1は上下のレール2の
長さ方向に対して略直交して突出するようにスイング回
動させて開き、このように非間仕切り状態にスイング回
動させた間仕切りパネル1は第2図(a)のように上下
のレール2の一端に集められ、このことにより室内の間
仕切りを解除するようにしてある。以下そのスイング回
動構成を説明する。 第4図に示すように上のレール2内は全長にわたるラッ
ク・ピニオン室8とこれよりも下方のランナー室9とに
分けてあり、下のレール2はラック・ピニオン室8のみ
を全長に形成してある。上下のレール2のラック・ピニ
オン室8の一側の縦壁に沿ってラックギア10を上下のレ
ール2の全長にわたって設けてある。上下のレール2の
ラック・ピニオン室8内に設けたラックギア10には間仕
切りパネル1側に水平回転自在に設けたピニオンギア11
を各々噛合させるとともに間仕切りパネル1側に横軸廻
りに上下回転自在に設けたランナー12を上のレール2の
ランナー室9のランナー受け面13上に転動自在に載設し
てあり、間仕切りパネル1が走行するに当たって、ラッ
クギア10にピニオンギア11に噛合している噛合状態を維
持しながらランナー12がランナー受け面12上を転動する
ようにしてある。ここで、間仕切りパネル1の上下に設
けたピニオンギア11は縦軸7を介して同調して回動する
ようになっている。また、この縦軸7に対してランナー
12は回転自在となっている。更に縦軸7の下部には下走
行体12aが設けてあって、下走行体12aの側溝12bが下の
レール2の開口縁部2aに回転自在且つ走行自在にはめ込
んである。しかして、互いの間仕切りパネル1同士の当
接が解除され、間仕切りパネル1の走行可能状態におい
て、間仕切りパネル1をピニオンギア11を回転自在に保
持している縦軸7を回転軸として開き回転させることが
できるようにしてある。 間仕切りパネル1の両側端面部と後面端部とには略全長
にわたり第5図に示すように横断面略L状をした端部部
材5が取着してあり、端部部材5の側片5aの後端よりに
は略全長にわたり軟質のひれ片3が外側方に向けて一体
に突設してある。端部部材5の側片5aには戸当たり用ス
ペーサ部材4をねじ具6により着脱自在に取り付けてあ
る。この戸当たり用スペーサ部材4はひれ片3の突出長
さよりも厚みが薄いものであり、この戸当たり用スペー
サ部材4としてひれ片3の突出長さよりも厚みが薄いと
いう条件を満足しながら厚みの異なる複数種のものを第
7図に示すように用意しておき、現場において、間仕切
りパネル1を開閉自在に取り付ける開口部の寸法等に応
じて、任意の厚みの戸当たり部材4をねじ具6により端
部部材5を介して間仕切りパネル1に着脱自在に取り付
けられる。ここで、間仕切りパネル1をレール2に沿っ
て平行にして閉じて全閉する場合、間仕切りパネル1の
側端の戸当たり用スペーサ部材4間や戸当たり用スペー
サ部材4と開口部の側枠20との間に隙間が生じる場合に
は戸当たり用スペーサ部材4を違う厚みのものと交換し
て隙間が生じないようにする。この場合、戸当たり用ス
ペーサ部材4同士の後方位置においてひれ片3同士が前
後に重複するとともに端部においてはひれ片3が開口部
の側枠20に圧接して目地部分の気密を保つようになって
いる。また、閉じる操作をするに当たり、端から順に隣
りの間仕切りパネル1に突当てるようにして閉じていく
際、クッション性を有する戸当たり用スペーサ部材4同
士が当接することで、衝撃音を吸収することができる。
【考案の効果】
上述のように本考案にあっては、間仕切りパネルの側端
面部に外側方に向けて突出した軟質のひれ片を上下の略
全長にわたって突設するとともに該間仕切りパネルの側
端面部に軟質のひれ片より突出長さの短い任意の厚みの
クッション性を有する戸当たり用スペーサ部材を着脱自
在に取り付けてあるので、間仕切りパネルを閉じた際に
は間仕切りパネルの側端部の戸当たり用スペーサ部材が
隣りの間仕切りパネルの側端部の戸当たり用スペーサ部
材または開口枠に当たって衝撃音を吸収でき、また、間
仕切りパネルを閉じた際に戸当たり用スペーサ部材同士
が当接した場合、隣りあう軟質のひれ片同士が重複して
気密が保つことができるものであり、更にまた戸当たり
用スペーサ部材が着脱自在であるから、現場において開
口部の寸法誤差などがあっても戸当たり用スペーサ部材
の厚みの異なるものと交換することで間仕切りパネルの
全閉状態において目地間に隙間が生じてがたつかないよ
うにできるものであり、またこの場合、戸当たり用スペ
ーサ部材の厚みの異なるものと交換しても、戸当たり用
スペーサ部材の厚みは軟質のひれ片の突出長さよりも短
いので、どのような場合もかならず隣り合う軟質のひれ
片が前後に重なって確実に気密を保つことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の閉成状態の正面図、第2図
(a)(b)は同上の開いた状態の概略平面図及び閉じ
た状態の概略平面図、第3図は同上の拡大正面縦断面
図、第4図は同上の拡大側面縦断面図、第5図は第3図
X−X線断面図、第6図は閉じた状態の拡大平断面図、
第7図は同上に用いる戸当たり用スペーサ部材の各実施
例の斜視図、第8図は従来例の閉じた状態の概略平面図
であって、1は間仕切りパネル、2はレール、3はひれ
片、4は戸当たり用スペーサ部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の間仕切りパネルの一側端部の上下
    を上下のレールに走行自在に且つ間仕切りパネルをレー
    ルから突出したり間仕切りパネルがレールに対して平行
    となるように回動自在に取り付け、間仕切りパネルの側
    端面部に外側方に向けて突出した軟質のひれ片を上下の
    略全長にわたって突設するとともに該間仕切りパネルの
    側端面部に軟質のひれ片より突出長さの短い任意の厚み
    のクッション性を有する戸当たり用スペーサ部材を着脱
    自在に取り付けて成る移動扉の戸当り構造。
JP3510689U 1989-03-28 1989-03-28 移動扉の戸当り構造 Expired - Lifetime JPH0649805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3510689U JPH0649805Y2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 移動扉の戸当り構造

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JP3510689U JPH0649805Y2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 移動扉の戸当り構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02125180U JPH02125180U (ja) 1990-10-16
JPH0649805Y2 true JPH0649805Y2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=31540177

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JP3510689U Expired - Lifetime JPH0649805Y2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 移動扉の戸当り構造

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