JPH06350551A - Tsa回路 - Google Patents

Tsa回路

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JPH06350551A
JPH06350551A JP13767793A JP13767793A JPH06350551A JP H06350551 A JPH06350551 A JP H06350551A JP 13767793 A JP13767793 A JP 13767793A JP 13767793 A JP13767793 A JP 13767793A JP H06350551 A JPH06350551 A JP H06350551A
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JP
Japan
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signal
data
tributary
channel
timing
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JP13767793A
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Takenao Takemura
健直 竹村
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な回路構成で、多重度の増減に関係無く
高速で動作するTSA回路を提供する。 【構成】 フレーム同期信号FPに同期し、第1及び第
2のレベルに反転するタイミング信号Rの生成部1と、
支流信号Tを遅延Dさせる移相部2と、信号Rが第1レ
ベル区間主流信号Mを記憶要素mに記憶し記憶済多重信
号O1 を読み出し、第2レベル区間に支流信号T−Dを
制御信号Eで記憶要素mにランダムに書込むメモリ31
と、その区間主流信号を記憶要素mへ記憶し記憶済多重
信号O2 を読み出し、第1レベル区間に支流信号T−D
を制御信号Eで記憶要素mへ書込むメモリ32 と、各メ
モリ出力の多重信号O1 ,O2 の出力選択部4を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTSA(Time Slot Assi
gnment)回路に関し、更に詳しくは高次群信号を扱う多
重分離装置におけるTSA回路に関する。TSA回路で
は主流信号の任意チャネルに1又は2以上の支流信号の
任意チャネルのデータをチャネル単位で多重することを
行っている。
【0002】近年、伝送装置における信号の多重度は増
加の傾向にあり、特にFLM,NNI等の光同期伝送路
の普及に伴い、信号多重度は益々増加する傾向にある。
信号の多重度が増すと言うことは伝送速度が速くなるこ
とを意味し、その結果、高速度な信号多重が行える多重
分離装置が必要となる。そこで、このような高速な信号
多重を可能とするTSA回路の提供が望まれる。
【0003】
【従来の技術】図6は従来のTSA回路のブロック図
で、図において20A ,20B は夫々主流信号M−A,
M−Bに対応して設けたTSAボード(A),(B)、
SRは8ビットデータをシフトできる3段のシフトレジ
スタ、LTはラッチ回路、ACMはアドレスコントロー
ルメモリ、SELは9:1のデータセレクタ、REGは
レジスタである。
【0004】かかる構成で、TSAボード(A)は主流
信号M−Aのチャネル1に支流信号T−Bのチャネル4
のデータを多重し、同時にTSAボード(B)は主流信
号M−Bのチャネル4に支流信号T−Aのチャネル5の
データを多重することを行う。以下、動作を詳細に説明
する。図7は従来のTSA回路の動作タイミングチャー
トである。
【0005】フレーム同期信号FPに同期して位相の揃
った主流信号M−A,M−B及び支流信号T−A,T−
Bが入力している。各チャネルデータは8ビットから成
り、図中、「CHmMn」のCHmはチャネル番号、M
は主流信号、nは多重周期の番号を表す。また「CHm
Tn」のTは支流信号である。全体では多重度=6(3
多重×2並列)の例を示している。
【0006】TSAボード(A)において、最初の多重
周期における主流信号M−Aの3つのデータ「CH1M
1」「CH3M1」「CH5M1」はマスタクロック信
号に同期してシフトレジスタSRによりシリアル−パラ
レル変換され、次のマスタクロック信号MCKに同期し
て発生するラッチパルスLPによりラッチ回路LTにラ
ッチされる。同様にして支流信号T−A,T−Bの各3
つのデータ「CH1T1」「CH3T1」「CH5T
1」及び「CH2T1」「CH4T1」「CH6T1」
も同じ位相でラッチ回路LTにラッチされる。
【0007】一方、ACMはこの時点よりマスタクロッ
ク信号MCKに同期して予め不図示のシステムにより規
定されているデータセレクタSELの選択信号S−Aを
「7」「1」「0」の順で出力する。これによりデータ
セレクタSELは出力データO−Aを「CH4T1」
「CH3M1」「CH5M1」の順で出力する。即ち、
ここでは支流信号T−Bのチャネル4のデータ「CH4
T1」が主流信号M−Aのチャネル1(即ち、タイムス
ロット「CH1M1」)に多重されている。引き続き、
次のラッチパルスLPによりデータ「CH1M2」〜
「CH6T2」が各ラッチ回路LTにラッチされ、その
後の選択信号S−A=「7」「1」「0」の入力により
出力データO−A=「CH4T2」「CH3M2」「C
H5M2」が順に出力される。
【0008】TSAボード(B)においては、データセ
レクタSELの選択信号S−B=「2」「3」「0」の
入力により、上記と同様にして、最初の周期の出力デー
タO−B=「CH2M1」「CH5T1」「CH6M
1」となる。即ち、ここでは支流信号T−Aのチャネル
5のデータ「CH5T1」が主流信号M−Bのチャネル
4(即ち、タイムスロット「CH4M1」)に多重され
ている。次の多重周期では引き続き出力データO−B=
「CH2M2」「CH5T2」「CH6M2」が順に出
力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のT
SA回路では、全入力データを一旦パラレルデータに変
換し、これを多対1選択回路(データセレクタ)により
空間スイッチ方式で多重するという構成であった。しか
し、多対1選択回路を使用する構成であると、多重度が
少ない場合は良いが、多重度が増すと、これに伴って多
対1選択回路が大規模化、複雑化し、多重動作の高速マ
ージンを確保するのが困難となる。
【0010】また、全データの速度を一旦落とし、これ
らを空間的に配置するために主流及び支流の全データに
ついて夫々にシフトレジスタやラッチ回路が必要とな
り、全体の回路規模が増大するという問題点があった。
本発明の目的は、単純かつ簡単な回路構成で、多重度
(信号速度)の増減に関係無く、高速で動作するTSA
回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明のTSA回路は、主流
信号Mの任意チャネルに支流信号Tの任意チャネルのデ
ータをチャネル単位で多重するTSA回路において、フ
レーム同期信号FPに同期し、かつ所定の多重周期で第
1及び第2のレベルに反転するタイミング信号Rを生成
するタイミング生成部1と、入力の主流信号Mに対して
入力の支流信号Tを前記多重周期分遅延させる移相部2
と、タイミング信号Rが第1のレベルの区間に入力の主
流信号Mを複数の記憶要素mにシリアルに記憶すると同
時にそれまでに記憶していた多重信号O1 をシリアルに
読み出し、かつ該タイミング信号Rが続く第2のレベル
の区間に移相部2の出力の支流信号T−Dを外部の多重
制御信号Eに従って対応する記憶要素mにランダムモー
ドで書込を行う第1のデータメモリ31 と、タイミング
信号Rが第2のレベルの区間に入力の主流信号Mを複数
の記憶要素mにシリアルに記憶すると同時にそれまでに
記憶していた多重信号O2 をシリアルに読み出し、かつ
該タイミング信号Rが続く第1のレベルの区間に移相部
2の出力の支流信号T−Dを外部の多重制御信号Eに従
って対応する記憶要素mにランダムモードで書込を行う
第2のデータメモリ32 と、第1及び第2のデータメモ
リ31,32 の出力の各多重信号O1 ,O2 をタイミン
グ信号Rの変化に同期して交互に選択する出力選択部4
とを備えるものである。
【0012】
【作用】図において、タイミング生成部1は、フレーム
同期信号FPに同期し、かつ所定の多重周期で第1及び
第2のレベルに反転するタイミング信号Rを生成してい
る。移相部2は入力の主流信号Mに対して入力の支流信
号Tを前記多重周期分遅延させる。
【0013】この状態で、第1のデータメモリ31 は、
タイミング信号Rが第1のレベルの区間に入力の主流信
号Mを複数の記憶要素mにシリアルに記憶すると同時に
それまでに記憶していた多重信号O1 をシリアルに読み
出し、かつ該タイミング信号Rが続く第2のレベルの区
間に移相部2の出力の支流信号T−Dを外部の多重制御
信号Eに従って対応する記憶要素mにランダムモードで
書込を行う。
【0014】即ち、例えば主流信号Mの3番目のチャネ
ルに支流信号Tの1番目のチャネルのデータを多重した
い場合は、移相部2の出力に支流信号T−Dの1番目
(最初)のチャネルのデータが現れているタイミングに
多重制御信号E1 を付勢することにより該支流チャネル
データを対応する記憶要素mにランダムモードで書き込
む。同様にして、主流信号Mの1番目のチャネルに支流
信号Tの3番目のチャネルのデータを多重したい場合
は、移相部2の出力に支流信号T−Dの3番目(最後)
のチャネルのデータが現れているタイミングに多重制御
信号E3 を付勢することにより該支流チャネルデータを
対応する記憶要素mにランダムモードで書き込む。かく
して、主流信号Mの任意チャネルに支流信号Tの任意チ
ャネルのデータをチャネル単位で多重できる。なお、主
流信号Mの2番目のチャネルに対しては支流信号Tのチ
ャネルデータを多重しない場合には、多重制御信号E2
が付勢されることはない。
【0015】同様にして、第2のデータメモリ32 は、
タイミング信号Rが第2のレベルの区間に入力の主流信
号Mを複数の記憶要素mにシリアルに記憶すると同時に
それまでに記憶していた多重信号O2 をシリアルに読み
出し、かつ該タイミング信号Rが続く第1のレベルの区
間に移相部2の出力の支流信号T−Dを外部の多重制御
信号Eに従って対応する記憶要素mにランダムモードで
書込を行う。そして、出力選択部4は第1及び第2のデ
ータメモリ31 ,32 の出力の各多重信号O1,O2
タイミング信号Rの変化に同期して交互に選択する。
【0016】本発明においては、多重周期分遅延した支
流信号T−Dを外部の多重制御信号Eに従って対応する
記憶要素mにランダムモードで書き込む方式であるの
で、このようなデータメモリ(データ多重部)3は、多
重度が増しても、記憶要素mとランダム書込のための極
めて単純な回路の単なる並列的付加によって容易に実現
できる。しかも、多重度が増しても個々の書込回路の遅
延量が増すことは無く、よって多重度が増しても高速多
重動作に容易に対応できる。即ち、速度マージンに対し
て有利な回路構成である。
【0017】また本発明においては、従来のように主流
及び支流の全入力信号を空間的に一致させる必要がない
ので、従来回路に比べて回路規模を大幅に削減できる。
好ましくは、複数の入力の支流信号を選択するための入
力選択部5を備える。こうすれば、主流信号Mの任意チ
ャネルに2以上の支流信号Tの任意チャネルのデータを
チャネル単位で多重できる。
【0018】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のTSA
回路のブロック図で、図において10A ,10B は夫々
主流信号M−A,M−Bに対応して設けたTSAボード
(A),(B)、1はタイミング生成部(TG)、2は
移相部、31 ,32 はデータメモリ、4,5は8ビット
パラレルデータを選択可能なセレクタ(SEL)、6は
アドレスコントロールメモリ(ACM)である。
【0019】TSAボード(A)に注目すると、セレク
タ5はACM6の選択信号Sに従って入力の支流信号T
−A又はT−Bを選択出力する。なお、この例ではTS
Aボード(A)は主流信号M−Aのチャネルに支流信号
T−Bのチャネルデータを多重し、かつTSAボード
(B)は主流信号M−Bのチャネルに支流信号T−Aの
チャネルデータを多重する場合を説明する。従って、T
SAボード(A)のACM6の選択信号S=1、かつT
SAボード(B)のACM6の選択信号S=0である。
【0020】移相部2は入力の主流信号M−Aに対して
セレクタ5の出力の支流信号T−Bを多重周期分遅延さ
せる。なお、この例では主流信号1本当たりのチャネル
数=3(即ち、多重周期=3)とし、システム全体では
多重度=6(3多重×2並列)である。タイミング生成
部1は、フレーム同期信号FPに同期し、かつ多重周期
=3でレベルを反転するタイミング信号Rと、これとは
逆位相のタイミング信号R/とを生成する。
【0021】ACM6は、予め不図示のシステムより送
られた選択信号S及び多重制御信号E11〜E13,E21
23を内部のRAM又は循環型に構成されたシフトレジ
スタ等に記憶しており、タイミング生成部1からのタイ
ミング信号TSに従ってこれらの選択信号S及び多重制
御信号E11〜E13,E21〜E23をサイクリックに読み出
す。TSAボード(B)についても同様である。
【0022】図3は実施例のデータメモリのブロック図
で、図において31 はデータメモリ、71 〜73 は8ビ
ットパラレルデータを選択可能なセレクタ(SEL)、
1〜83 は8ビットパラレルデータを記憶可能なレジ
スタ(REG)である。セレクタ71 とレジスタ81
から成る記憶要素に注目すると、タイミング信号R=0
(ライト)、かつ多重制御信号E11=0の時はセレクタ
1 は入力端子0の信号を選択し、これによりレジスタ
1 の出力データをレジスタ81 の入力に加える。即
ち、この場合の記憶要素はデータ保持モードである。信
号R=0、かつ信号E11=1の時はセレクタ71 は入力
端子1の信号を選択し、これにより多重周期分遅延した
支流データT−Dをレジスタ81 の入力に加える。即
ち、この場合の記憶要素はランダム書込モードである。
タイミング信号R=1(リード)、かつ信号E11=0の
時はセレクタ71 は入力端子2の信号を選択し、これに
より主流データM−Aをレジスタ81 の入力に加える。
即ち、この場合の記憶要素はデータシフトモードであ
る。セレクタ72 とレジスタ82 及びセレクタ73とレ
ジスタ83 とから成る記憶要素についても同様である。
以上は、データメモリ32 についても同様である。
【0023】かかる構成で、主流信号M−Aのチャネル
1に支流信号T−Bのチャネル4のデータを多重し、同
時に主流信号M−Bのチャネル4に支流信号T−Aのチ
ャネル5のデータを多重する例を以下に説明する。図4
は実施例のTSAボード(A)の動作タイミングチャー
トである。フレーム同期信号FPに同期して位相の揃っ
た主流信号M−A及び支流信号T−A,T−Bが入力し
ている。この例ではセレクタ5の選択信号S=1であ
り、よって多重周期分遅延した支流信号T−Dは入力の
支流信号T−Bと内容が等しい。
【0024】データメモリ31 では、タイミング信号R
=1(リード)の区間に主流信号M−Aの最初の多重周
期のチャネルデータ「CH1M1」「CH3M1」「C
H5M1」をレジスタ81 〜83 にシフトINする。ま
た同時にそれまでに記憶していた多重信号O1 (但し、
最初はO1 =0)をシリアルに読み出す。次いでタイミ
ング信号R=0(ライト)になった時点では、レジスタ
3 =「CH1M1」,レジスタ82 =「CH3M
1」,レジスタ81 =「CH5M1」を記憶している。
一方、データメモリ31 にはこの時点で多重周期分遅延
した支流信号T−Dの最初のチャネルデータ「CH2T
1」が加えられるが、ACM6は支流信号の最初のチャ
ネルデータを多重しないように規定されているので、多
重制御信号E11〜E13=0を出力する。従って、この時
点の各レジスタ81 〜8 3 は保持モードであり、各記憶
データは変化しない。
【0025】次に、データメモリ31 に支流信号T−D
の2番目のチャネルデータ「CH4T1」が加えられる
と、ACM6は支流信号の2番目のチャネルデータを多
重するように規定されているので、この例では多重制御
信号E11,E12=0、かつE 13=1を出力する。従っ
て、この時点のレジスタ81 ,82 は保持モードであ
り、これらの記憶データは変化しないが、一方、レジス
タ83 はランダム書込モードであり、ここに支流信号T
−Dのチャネルデータ「CH4T1」が書き込まれる。
【0026】次に、データメモリ31 には支流信号T−
Dの3番目のチャネルデータ「CH6T1」が加えられ
るが、ACM6は支流信号の3番目のチャネルデータを
多重しないように規定されているので、多重制御信号E
11〜E13=0を出力する。従って、この時点の各レジス
タ81 〜83 は保持モードであり、各記憶データは変化
しない。
【0027】次に、タイミング信号Rが再び1(リー
ド)になると、データメモリ31 はこの区間に主流信号
M−Aの3番目の多重周期のチャネルデータ「CH1M
3」「CH3M3」「CH5M3」をレジスタ81 〜8
3 にシフトINする。また同時にそれまでに記憶してい
たレジスタ83 のチャネルデータ「CH4T1」、レジ
スタ82 のチャネルデータ「CH3M1」,レジスタ8
1 のチャネルデータ「CH5M1」を多重信号O1 とし
てシリアルに読み出す。以下、同様である。
【0028】一方、データメモリ32 においては、タイ
ミング信号R/=1(リード)の区間に主流信号M−A
の2番目の多重周期のチャネルデータ「CH1M2」
「CH3M2」「CH5M2」をレジスタ81 〜83
シフトINする。また同時にそれまでに記憶していた多
重信号O2 (但し、最初はO2 =0)をシリアルに読み
出す。
【0029】次いでタイミング信号R/=0(ライト)
になった時点では、レジスタ83 =「CH1M2」,レ
ジスタ82 =「CH3M2」,レジスタ81 =「CH5
M2」を記憶している。一方、データメモリ32 にはこ
の時点で多重周期分遅延した支流信号T−Dの2番目の
多重周期の最初のチャネルデータ「CH2T2」が加え
られるが、ACM6は支流信号の最初のチャネルデータ
を多重しないように規定されているので、多重制御信号
11〜E13=0を出力する。従って、この時点の各レジ
スタ81 〜83 は保持モードであり、各記憶データは変
化しない。
【0030】次に、データメモリ32 に支流信号T−D
の2番目のチャネルデータ「CH4T2」が加えられる
と、ACM6は支流信号の2番目のチャネルデータを多
重するように規定されているので、この例では多重制御
信号E21,E22=0、かつE 23=1を出力する。従っ
て、この時点のレジスタ81 ,82 は保持モードであ
り、これらの記憶データは変化しないが、一方、レジス
タ83 はランダム書込モードであり、ここに支流信号T
−Dのチャネルデータ「CH4T2」が書き込まれる。
【0031】次に、データメモリ32 には支流信号T−
Dの3番目のチャネルデータ「CH6T2」が加えられ
るが、ACM6は支流信号の3番目のチャネルデータを
多重しないように規定されているので、多重制御信号E
11〜E13=0を出力する。従って、この時点の各レジス
タ81 〜83 は保持モードであり、各記憶データは変化
しない。
【0032】次に、タイミング信号R/が再び1(リー
ド)になると、データメモリ32 はこの区間に4番目の
多重周期の主流信号M−Aのチャネルデータ「CH1M
4」「CH3M4」「CH5M4」をレジスタ81 〜8
3 にシフトINする。また同時にそれまでに記憶してい
たレジスタ83 のチャネルデータ「CH4T2」、レジ
スタ82 のチャネルデータ「CH3M2」,レジスタ8
1 のチャネルデータ「CH5M2」を多重信号O2 とし
てシリアルに読み出す。以下、同様である。
【0033】そして、セレクタ4はタイミング信号R/
に従って多重信号O1 又はO2 を交互に選択する。図5
は実施例のTSAボード(B)の動作タイミングチャー
トである。フレーム同期信号FPに同期して位相の揃っ
た主流信号M−B及び支流信号T−A,T−Bが入力し
ている。この例ではセレクタ5の選択信号S=0であ
り、よって多重周期分遅延した支流信号T−Dは入力の
支流信号T−Aと内容が等しい。
【0034】データメモリ31 では、タイミング信号R
=1(リード)の区間に主流信号M−Bの最初の多重周
期のチャネルデータ「CH2M1」「CH4M1」「C
H6M1」をレジスタ81 〜83 にシフトINする。ま
た同時にそれまでに記憶していた多重信号O1 (但し、
最初はO1 =0)をシリアルに読み出す。次いでタイミ
ング信号R=0(ライト)になった時点では、レジスタ
3 =「CH2M1」,レジスタ82 =「CH4M
1」,レジスタ81 =「CH6M1」を記憶している。
一方、データメモリ31 にはこの時点で多重周期分遅延
した支流信号T−Dの最初のチャネルデータ「CH1T
1」が加えられるが、ACM6は支流信号の最初のチャ
ネルデータを多重しないように規定されているので、多
重制御信号E11〜E13=0を出力する。従って、この時
点の各レジスタ81 〜8 3 は保持モードであり、各記憶
データは変化しない。
【0035】次に、データメモリ31 には支流信号T−
Dの2番目のチャネルデータ「CH3T1」が加えられ
るが、ACM6は支流信号の2番目のチャネルデータを
多重しないように規定されているので、多重制御信号E
11〜E13=0を出力する。従って、この時点の各レジス
タ81 〜83 は保持モードであり、各記憶データは変化
しない。
【0036】次に、データメモリ31 に支流信号T−D
の3番目のチャネルデータ「CH5T1」が加えられる
と、ACM6は支流信号の3番目のチャネルデータを多
重するように規定されているので、この例では多重制御
信号E11,E13=0、かつE 12=1を出力する。従っ
て、この時点のレジスタ81 ,83 は保持モードであ
り、これらの記憶データは変化しないが、一方、レジス
タ82 はランダム書込モードであり、ここに支流信号T
−Dのチャネルデータ「CH5T1」が書き込まれる。
【0037】次に、タイミング信号Rが再び1(リー
ド)になると、データメモリ31 はこの区間に主流信号
M−Bの3番目の多重周期のチャネルデータ「CH2M
3」「CH4M3」「CH6M3」をレジスタ81 〜8
3 にシフトINする。また同時にそれまでに記憶してい
たレジスタ83 のチャネルデータ「CH2M1」、レジ
スタ82 のチャネルデータ「CH5T1」,レジスタ8
1 のチャネルデータ「CH6M1」を多重信号O1 とし
てシリアルに読み出す。以下、同様である。
【0038】なお、上記実施例ではTSA回路の一例の
構成を示したが、本発明思想を逸脱しない範囲内で様々
な変更が可能である。
【0039】
【発明の効果】以上述べた如く本発明のTSA回路は、
上記構成であるので、単純かつ簡単な回路構成により、
多重度(信号速度)の増減に関係無く、高速で動作す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施例のTSA回路のブロック図であ
る。
【図3】図3は実施例のデータメモリのブロック図であ
る。
【図4】図4は実施例のTSAボード(A)の動作タイ
ミングチャートである。
【図5】図5は実施例のTSAボード(B)の動作タイ
ミングチャートである。
【図6】図6は従来のTSA回路のブロック図である。
【図7】図7は従来のTSA回路の動作タイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 タイミング生成部 2 移相部 31 ,32 データメモリ 4 出力選択部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主流信号(M)の任意チャネルに支流信
    号(T)の任意チャネルのデータをチャネル単位で多重
    するTSA回路において、 フレーム同期信号(FP)に同期し、かつ所定の多重周
    期で第1及び第2のレベルに反転するタイミング信号
    (R)を生成するタイミング生成部(1)と、 入力の主流信号(M)に対して入力の支流信号(T)を
    前記多重周期分遅延させる移相部(2)と、 タイミング信号(R)が第1のレベルの区間に入力の主
    流信号(M)を複数の記憶要素(m)にシリアルに記憶
    すると同時にそれまでに記憶していた多重信号(O1
    をシリアルに読み出し、かつ該タイミング信号(R)が
    続く第2のレベルの区間に移相部(2)の出力の支流信
    号(T−D)を外部の多重制御信号(E)に従って対応
    する記憶要素(m)にランダムモードで書込を行う第1
    のデータメモリ(31 )と、 タイミング信号(R)が第2のレベルの区間に入力の主
    流信号(M)を複数の記憶要素(m)にシリアルに記憶
    すると同時にそれまでに記憶していた多重信号(O2
    をシリアルに読み出し、かつ該タイミング信号(R)が
    続く第1のレベルの区間に移相部(2)の出力の支流信
    号(T−D)を外部の多重制御信号(E)に従って対応
    する記憶要素(m)にランダムモードで書込を行う第2
    のデータメモリ(32 )と、 第1及び第2のデータメモリ(31 ,32 )の出力の各
    多重信号(O1 ,O2)をタイミング信号(R)の変化
    に同期して交互に選択する出力選択部(4)とを備える
    ことを特徴とするTSA回路。
  2. 【請求項2】 複数の入力の支流信号を選択するための
    入力選択部(5)を備えることを特徴とする請求項1の
    TSA回路。
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