JPH06329372A - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JPH06329372A
JPH06329372A JP18960593A JP18960593A JPH06329372A JP H06329372 A JPH06329372 A JP H06329372A JP 18960593 A JP18960593 A JP 18960593A JP 18960593 A JP18960593 A JP 18960593A JP H06329372 A JPH06329372 A JP H06329372A
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政之 重田
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準 簀河原
Hiroto Akutsu
廣人 圷
Yasushi Takano
靖 高野
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、乗かごの昇降時に受ける空気
抵抗を少なくしてかご室の側板の振動の発生を低減する
と共に、かご室外で発生する空力騒音の遮音効果を高く
したエレベーター装置を提供することにある。 【構成】乗客を乗せるかご室2をこのかご室2と振動絶
縁された被い体(36A〜36E,37A,37B,38〜
40,41〜46)で被ったので、乗かご昇降時の空気
抵抗により、かご室2を形成する側板11A〜11Kは
直接加振されることはなく、また被い体と側板との間に
形成される空気層で乗かご外で発生する空力騒音の侵入
を防止あるいは低減することができる。さらに、乗かご
昇降方向に対して前記被い体の上下部を流線形に形成し
たので、昇降時に受ける乗かごの空気抵抗を少なくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーター装置に係
り、特に、長揚程の昇降路内を高速で昇降するのに好適
なエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルの高層化に伴いエレベータ
ー装置の乗かごの昇降に高速化が要求されるが、限られ
た昇降路空間内を乗かごが高速走行すると、空力騒音が
ますます大きくなり、乗かご内の乗客に対して不快感を
与えることになる。そこで、特開昭52−97536 号公報,
特開平3−158377 号公報などに示すように、乗かごの上
下部を整流構造として空力騒音の低減を図るものが提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、昇降
中の空気抵抗を受けて乗かごが振動し、また、前記側板
はかご室外で発生する空力騒音を遮音する効果が小さい
問題があった。
【0004】本発明の目的は、昇降時における空気抵抗
によりかご室の側板が振動するのを低減できるエレベー
ター装置を提供することにある。
【0005】本発明の別の目的は、かご室外で発生する
空力騒音の遮音効果を高くしたエレベーター装置を提供
することにある。
【0006】本発明のさらに別の目的は、乗かごの昇降
時に受ける空気抵抗を少なくしたエレベーター装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、かご室とこのかご室を支持する支持体とを
有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
てなるエレベーター装置において、前記かご室を振動吸
収体を介してカバーで被ったのである。また、このカバ
ーのうちかご室を形成する天井及びかご床の外側のカバ
ーを流線形に形成したのである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、かご室が、このかご室と振
動吸収体を介してカバーで被われているので、乗かご昇
降時に生ずる空気抵抗によりカバーは加振されるが、前
記かご室を形成する側板は直接加振されることはなく、
また前記カバーと前記側板との間に空気層が形成され、
この空気層によって乗かご外で発生する空力騒音の侵入
を防止あるいは低減することができる。さらに、乗かご
昇降方向に対して前記カバーを流線形に形成したので、
昇降路に受ける乗かごの空気抵抗を少なくできるのであ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図7を用いて
説明する。
【0010】乗かご1は、大きく分けて、乗客を安全に
乗せるかご室2と、このかご室1を支持し巻上機などの
駆動系によって昇降路内を昇降させられる支持体3とで
構成されている。
【0011】この支持体3は、垂直な昇降路に対して水
平な上梁4及び下梁5と、これら上梁4及び下梁5の両
端部同志を連結する左焦一対の縦枠6A,6Bとを口字
状に組んで構成され、しかも、下梁5上に床枠7を固着
して構成されている。
【0012】また、かご室1は、前記床枠7上に防振体
8を介して乗置されたかご床9を基準に組立られる。前
記防振体8を介在させることにより、支持体3に対して
前記かご床7は振動絶縁されることになる。このかご床
9の出入口となる側には敷居10が設けられ、また前記
かご床9の縁部に沿って前記敷居10側を開口とするよ
うに平面的に見てC字状となるように側板11A〜11
Kが立設されて周壁を構成している。これら側板11A
〜11Kの裏面には夫々例えばガラス繊維をマット状に
集合させて作った制振材12が装着され、また必要に応
じて裏蓋13を取付けて袋状の側板11A〜11Kを形
成している。あるいは、最初から各側板を袋状に形成
し、内部に発泡プラスチックなどを充填してかご室2外
からの空力騒音を遮断するようにしてもよい。このよう
な形成された前記側板のうちC字状の開口縁に位置する
側板11A,11Kが乗かご1の出入口14となり、こ
の周縁に縁枠15を配置して前記出入口14を区画して
いる。そして、前記周壁を構成する各側板11A〜11
Kの上部を天井板16で塞ぎ、この天井板16の内側に
照明装置17を設けている。さらに、前記出入口14
は、前記敷居10に沿って水平方向に移動する左右一対
のかごドア18A,18Bで開閉される。
【0013】以上のような構成部品で前記かご室2及び
支持体3が形成されるのであるが、本実施例では、以下
に説明する構成に特徴がある。
【0014】即ち、図4に示すように、前記床枠7の四
隅部に夫々上下方向に沿ってほぼ前記縦枠6A,6Bと
同じ長さの支柱19A〜19Dを平行に立設し、そのう
ち支柱19A,19Bの上端部間及び支柱19C,19
Dの上端部間を強度梁20A,20Bにて連結してい
る。この強度梁20A,20Bは前記縦枠6A,6Bあ
るいは上梁4に固定されてかご室奥行方向に延在するも
のである。さらに、支柱19A,19Dの上端部間及び
支柱19B,19Cの上端部間を夫々強度梁21A,21B
で連結している。
【0015】このほか、支柱19A,19D間の前記強
度梁21Aの下方には、かごドア18A,19B用のハ
ンガケース22が固定され、前記敷居10と対をなすド
アレール23が支持されている。
【0016】そして、前記強度梁20A,20Bはロッ
ド24を介して前記床枠7の前記下梁5から張出した部
分を吊っている。
【0017】さらに、前記強度梁20A,20Bを利用
して架台25が固定され、この架台25上にドア駆動機
構が支持されている。即ち、ドア駆動機構は、ドア駆動
モータ26で駆動される減速機構27と、この減速機構
27に一側を連結され他側を前記かごドア18A,18
Bに連結したリンク機構28とよりなり、ドア駆動モー
タ26及び減速機構27が前記架台25に支持されるの
である。
【0018】前記ハンガケース22のドアレール23に
は、前記かごドア18A,18Bの上部に取付けたドア
ハンガ29の車輪30が転動走行し、前記かごドア18
A,18Bを水平方向に移動可能にしている。
【0019】前記上梁4の両端と縦枠6A,6Bとの交
差部近傍には、夫々支持台31A,31Bを介してガイ
ドローラ32が取付けられ、他方、前記縦枠6A,6B
の下端部には、例えば楔を備えた非常停止装置33を設
置している。この非常停止装置33の下側の下梁5の両
端と縦枠6A,6Bとの交差部近傍には、夫々支持台3
4A,34Bを介してカイドローラ35が取付けられて
いる。
【0020】このように構成された乗かご1において、
本願発明はさらに前記かご室2の外側をカバーで被って
いる。このカバーについて説明すると、まず、前記かご
室2の出入口14を開閉するかごドア18A,18Bを
除いて各側板11A〜11Kの外側にカバー36A〜3
6E,37A,37Bを隙間G1,G2,G3をもって
設けて第1のカバーを形成している。
【0021】この第1のカバーのうち、カバー36A及
び36Bは前記縦枠6Aと支柱19A間及び前記縦枠6A
と支柱19B間に跨って取付けられ、カバー36D及び
36Eは前記縦枠6Bと支柱19C間及び前記縦枠6Bと
支柱19D間に跨って取付けられ、カバー36Cは前記
支柱19Bと前記支柱19C間に跨って取付けられる。
さらに、閉扉したかごドア18A,18Bの両側に位置
するカバー37A,37Bは床枠7,支柱19A,19
D間に跨って取付けられ、かごドア18A,18Bの上
部に位置するカバー38は支柱19A,支柱19D,上
梁21A間に跨って取付けられている。
【0022】前記カバー38の上方には、このカバー3
8と別構成のエプロンカバー39がカバー38と平行
で、可能なら段差が生じないように上方に向って延在し
ている。尚、カバー38とエプロンカバー39とは加工
性や組立性をある程度犠牲にしてもよいならば、一枚板
で形成してもよい。
【0023】他方、カバー37A,37Bの下方には、
前記エプロンカバー39と向きを逆にしたエプロンカバ
ー40が同じように下方に向かって延在している。これ
らエプロンカバー39,40は、上方及び下方に向かっ
て幅寸法を漸減する形状をなし、幅寸法の最小部は前記
左右のかごドア18A,18Bの合わせ目と一致させて
いる。
【0024】一方、これらエプロンカバー39,40の
周縁に向かって前記カバー36A〜36Eの上下端から
夫々湾曲カバー41〜43及び44〜46が延在されて
第2のカバーとなる上部流線形カバーと第3のカバーと
なる下部流線形カバーを形成し、天井板16の上部及び
かご枠7の下部に上部空室47と下部空室48とを形成
している。勿論、前記各空室47,48を形成するエプ
ロンカバー39,40及び湾曲カバー41〜46は、か
ご室形成部材とは別の強度部材49を介して床枠7や強
度梁20A,20B,21A,21Bなどに固定されて
いる。
【0025】前記湾曲カバー41〜43の頂部には加工
及び組立の都合上、開口部51が形成されており、これ
を別カバー50で塞いでいる。
【0026】前記湾曲カバー41,42及び44,45
のために、縦枠6A,6Bの延長線上にある前記ガイド
ローラ32,35は外部に露出してしまい、昇降時に空
気を乱す原因となる。そこで、各ガイドローラ32,3
5を被う整流カバー52,53を設けている。整流カバ
ー52は上部のガイドローラ32が上昇時に空気を撹拌
するのを防止し、整流カバー53は下部のガイドローラ
35が下降時に空気を撹拌するのを防止するもので、流
線形をしている。
【0027】上記のようにかご室2は第1〜3のカバー
で被われるのであるが、前記かごドア18A,18Bの
表面には、リンク機構28の一側が連結された状態で露
出しており、前記かごドア18A,18Bの位置がカバ
ー37A,37B,38,40からへこんだ状態となっ
て段差が生じ、この段差により空気の渦流が生じる懸念
がある。そのために、前記かごドア18A,18Bの表
面に隙間をあけてカバー54A,54Bを取付けてその
間に空気層を形成し、前記リンク機構28をこの空気層
内に導いて前記かごドア18A,18Bに連結し、さら
にセフティシュー55も前記かごドア18A,18Bと
カバー54A,54Bとの間に位置させているので、前
記カバー37A,37B,38,40と前記かごドア1
8A,18Bとの間に大きな段差がなくなる。
【0028】前記エプロンカバー40の上端は床枠7端
を被って固定されているが、防振体8を介して支持され
たかご床9は別モードの振動となるので床枠7と一緒に
エプロンカバー40を固定することはできない。そこ
で、エプロンカバー40の上端とかご床9との間に生ず
る隙間を可撓性材56で塞いで、昇降時の空気の流出入
を防いでいる。
【0029】前記上梁4には中央部に吊り板57が取付
けられ、この吊り板57に弾性体を介して係合する吊り
棒金具58によって前記支持体3が吊下げられている。
この吊り棒金具58の上端は前記別カバー50を貫通し
て外部に突出し、駒の突出端に巻上機の綱車に巻掛けら
れた図示しない吊りロープを連結している。そのため
に、前記別カバー50には前記吊り棒金具58を貫通す
る穴59があり、この穴59と前記吊り棒金具58との
隙間を蛇腹などの可撓性部材60で塞いでいる。これは
湾曲カバー44〜46を貫通して下梁5から制御用テー
ルコードや釣合いロープ(図示せず)を吊下げる場合も
同じである。
【0030】さらに、上部空室47内には各種搭載機器
が収納され、天井板12には乗客救出用の救出穴が形成
されているので、保守点検時や乗客救出時に上記空室4
7に保守員や救助員が出入りするために、前記エプロン
カバー19に開閉ドア61が設けられ、また下部空室4
8にも出入りできるように前記エプロンカバー40に開
閉ドア62が設けられている。各開閉ドア61,62
は、必要時に外側から矢印のように開いて上部空室47
や下部空室48に入るようにしている。
【0031】前記下部空室48内には、強度部材49を
利用して作業用足場63が設けられ、ガイドローラ35
などの保守点検作業を容易に行えるようにしている。
【0032】このほか、乗かご1には、万が一吊りロー
プが切れて乗かご1が昇降路ピットに激突するような場
合を想定して昇降路ピットに緩衝器65を立設し、この
緩衝器65を乗かご1の下梁5に設けた座64で設ける
ように構成されているが、湾曲カバー44,45がある
ので、この湾曲カバー44,45に上記座64に至る穴
66を設けておく必要がある。しかし、この穴66は、
開口させたままでおくと、乗かご1の下降時に空気の乱
流を発生させる凹部となるので、この穴66を通常は塞
ぎ体67で塞いでおき、保守点検時には開いて緩衝器6
5は挿入できるようにしてある。この穴66を塞ぐ塞ぎ
体67は、例えばプラスチック薄板のような、通常運転
時には風圧に耐えて前記穴66を塞ぎ、非常時には湾曲
カバー44,45を損傷させずに緩衝器65の突入によ
り容易に破損できるようにしている。
【0033】一方、乗かご1が着床する乗場68の出入
口上縁にもハンガケース69が取付けられ、このハンガ
ケース69にドアレール70が設けられている。このド
アレール70に、乗場ドア71を吊ったドアハンガ72
の車輪73を係合して走行させている。この乗場ドア7
1は、乗かご1に設けたドア駆動機構とは別に乗場68
側に設けた専用のドア駆動機構(図示せず)によって前
記かごドア18A,18Bと同期して駆動される。
【0034】以上のように構成された乗かご1を、昇降
路に固設したガイドレール74にガイドローラ32,3
5を係合して昇降させる。勿論、ガイドレール74にガ
イドローラ32,35を係合させた場合、前記非常停止
装置33の楔も僅かな隙間をもってガイドレール74に
対向する状態となる。乗かご1を昇降させた場合、昇降
路の乗場68側と乗かご1との対向間隔は略一定となる
ので、この隙間に空気を巻込む機会は少なく、しかも空
気は流線形の湾曲カバー41〜43及び44〜46に沿
って乗場68とは反対側に流れる。そのために、乗かご
1の昇降に伴う空気の乱流はなく、空気抵抗も少なくな
るので、乱流や空気抵抗による空力騒音の発生は少な
く、またその騒音も内側の側板11A〜11Kとの間に
形成される空気層により遮音されるので、かご室2内に
まで達することはない。仮に、空気抵抗により湾曲カバ
ー41〜43及び44〜46が加振されたとしても、か
ご室2は支持体3とは防振体8によって振動絶縁されて
いるので側板11A〜11Kまで振動させることはな
い。
【0035】このように、乗かご1の昇降に伴う空気抵
抗即ち、風圧はカバ−41〜43及び44〜46で遮ら
れるので、かご室2には作用せず風圧遮音層が形成され
たことになり、またかご室2の側板11A〜11Kの外
側を上下方向に流れる空気に乱れがあっても、空気乱に
起因する振動,騒音をカバー36A〜36B,37A,
37B,38で吸収あるいは低減できる。
【0036】以上により、乗かご1を高速で昇降させて
も、不快感はなく、快適にエレベーターを利用すること
ができる。
【0037】さらに、かご室2内への空力騒音や振動の
伝播を厳密に防止あるいは低減することが要求される場
合には、図5に示すように、前記各カバー36A〜36
E,37A,37B,38〜46,50の内側に制振,
吸振効果や吸音,防音効果のある例えばウレタン樹脂を
発泡させて海綿状にした部材NEを設けて対応すること
ができる。
【0038】ところで、乗かご1の出入口側と昇降路と
の隙間への空気の流入をさらに少なくする必要があると
きには、図1,図6に鎖線で示すように、乗かご1の出
入口側に面するカバー37A,37B,38,エプロン
カバー39,40の外周部に夫々面一となるフランジ部
37F,38F,39F,40Fを設ければよい。この
ようにフランジ部を設けることにより、前記乗かご1の
出入口側と昇降路との隙間へ流入しようとする空気は、
前記フランジ部37F,38F,39F,40Fにより湾
曲カバー41〜46側へ導かれるので、前記隙間への流
入は少なくなり、空気の流入による振動を低減すること
ができる。
【0039】以上のように構成して乗かご1の昇降に伴
う空気抵抗を少なくしているが、長揚程の昇降路内には
常に上昇気流が発生している。このために、乗かご1を
上昇させるときは上昇気流と同方向に進むので空気抵抗
は小さいのが、下降させるときは上昇気流に逆らって乗
かご1を進めるので空気抵抗は大きくなり、空力騒音や
振動が発生し易い。そこで、本実施例は、下部のエプロ
ンカバー40の高さを上部のエプロンカバー39の高さ
よりも高くして、第3の被い体を形成する湾曲カバー4
4〜46の曲率半径を第2の被い体を形成する湾曲カバ
ー41〜43の曲率半径よりも大きくすることにより、
下降時の空気抵抗を小さくしている。
【0040】上記実施例は、乗場ドア71とかごドア1
8A,18Bとを夫々専用のドア駆動機構によって開閉
駆動しているものであるが、必ずしも専用のドア駆動機
構を用意する必要はなく、従来と同じように、かごドア
18A,18Bのドア駆動機構によって乗場ドア71も
駆動するようにしてもよい。ただし、このような構成に
すると、図1に鎖線で示すように、かごドア18A,1
8Bに乗場ドア71の係合片を係合する係合具75が必
要になり、この係合具75がかごドア開扉時にカバー3
7A,37Bと干渉するので、このカバー37A,37
Bに切込部76を設けてかごドア開扉時の係合具75を
逃げるようにしておく必要がある。
【0041】また、係合具75を突出した状態のまま乗
かご1を高速昇降させると、係合具75の周辺に渦流が
発生し、これが振動騒音の要因となることもある。この
ような場合には、図8に示すように、かごドア18A,
18Bを構成してもよい。図8に示すかごドア18Bの
構成は、ほとんど図6に示す構成と同じであるが、係合
具79が乗場ドアの係合片側に移動するように構成され
ている点が異なる。即ち、かごドア18Bの表面を被う
カバー54Bには開口77が形成され、乗かご昇降時に
は蓋78で閉じられ、乗かご着床時に開くようにしてい
る。また、係合具79は乗かご昇降時には前記蓋78よ
りも後退した位置にあり、乗かご着床時には前記蓋78
が開いた後、乗場ドア側に移動して乗場ドアの係合片と
係合するように構成されている。これら蓋78の開閉や
係合具79の進後退は、独自の騒音装置をかごドア18
Bに内蔵させてもよく、また前記リンク機構28の動き
を利用して駆動するようにしてもよい。
【0042】以上説明した実施例は、エプロンカバー3
9,40の周縁に向かって夫々三つの湾曲カバー41〜
43及び44〜46を流線型に成形したものであるが、
図9〜図11に示すような形状にしても同様な効果を奏
することができる。図9〜図11中、図1〜図8と同一
符号は同一部分を示すので、再度の説明は省略する。図
9は、昇降時に切る空気を乗かご1の幅方向の両側に振
り分けるように被い体を形成したのである。即ち、乗か
ご1の上部には、奥行方向に沿って形成される稜線82
の両側から下方に向かう傾斜カバー83,84を設け、
この傾斜カバー83,84の奥行方向の一側をエプロン
カバー80で塞ぎ、他側も垂直なカバー85で塞いでい
る。これらカバー80,85は、それに上下方向に連な
るカバー,例えばエプロンカバー80においてはこれに
上下方向に連なるカバー38に対して大きな段差が生じ
ないように、望ましくは面一となるように配置されてい
る。乗かご1の下部は、上部側とは反対に、奥行方向に
沿って形成される稜線86の両側から上方に向かう傾斜
カバー87,88を設け、この傾斜カバー87,88の
奥行方向の一側をエプロンカバー81で塞ぎ、他側も垂
直なカバー89で塞いでいる。これらカバー81,89
は、それに上下方向に連なるカバー、例えばエプロンカ
バー81においてはこれに上下方向に連なるカバー37
A,37Bに対して大きな段差が生じないように、望まし
くは面一となるように配置されている。また、乗場と対
向する前記エプロンカバー80,81は、四角に形成さ
れて昇降時の空気の出入口側への流入を少なくしている
が、前記カバー85,89と同じように、前記傾斜カバ
ー83,84,87,88の傾斜に沿う形状に形成して
もよい。また、前記傾斜カバー83,84,87,88
は湾曲させて形成した例を示すが、平面状にして用いて
もよい。
【0043】当然のことながら、上記各カバー80〜8
9は内部のかご室(図示せず)とは振動絶縁されている
ことは云うまでもよい。
【0044】このように、乗かご1の上下部に、昇降時
に空気を乗かご1の幅方向の両側に振り分けることがで
きるので、前記実施例と同様に乗かご1の空気抵抗を少
なくして空力騒音や振動の発生を低く押さえることがで
きる。
【0045】ただ、上記構成は、傾斜カバー83,8
4,87,88の傾斜方向が乗かご幅方向であるため
に、ガイドローラ32,35及びその固定部近傍がカバ
ー外に露出する。この露出した部分のために、高速での
昇降時に空気の両側への振り分けが円滑にゆかず、空気
の渦流が生じる恐れがある。そのような恐れがある場
合、図10に示すように、ガイドローラ32,35の周
囲に整風カバー90A,90B,91を設け、固定部側方を
カバー36D,36Eと平行で大きな段差が生じないよ
うに塞ぎ板92で塞ぐことにより、昇降時に切る空気の
流れを安定化させることがきるので、渦流の発生は少な
くなる。
【0046】図11は、四角のエプロンカバー80,8
1を設けた点は図9,図10と同じである。しかし、傾
斜カバー93,96を乗かご奥行方向に傾斜させた点が
異なる。乗かご1の上部側にあっては、エプロンカバー
80の上端部から乗かご奥側に向かって下り勾配となる
傾斜カバー93を設け、乗かご1の下部側にあっては、
エプロンカバー81の下端部から乗かご奥側に向かって
上り勾配となる傾斜カバー96を設け、さらにガイドロ
ーラ32,35側の空間をカバー36D,36Eと平行で
大きな段差が生じないようにカバー94,95,97,
98で塞いだのである。尚、ここに示す各カバーも内部
のかご室(図示せず)とは振動絶縁されていることは云
うまでもなく、また傾斜カバー93,96は湾曲面を形
成しているが、直線状の傾斜面としてもよい。
【0047】このように構成することにより、昇降時の
空気の流れは前記傾斜カバー93,96に沿って乗かご
の後側に導かれるので、空気の渦流の発生はなく、また
乗かご出入口側と昇降路との狭い空間に流れ込むことは
ない。したがって、空力騒音や振動等を押さえることが
できる。
【0048】尚、図9〜図11においても、昇降路内の
上昇気流を考慮して、かご室の上部に配置される傾斜カ
バー83,84,93の高さ寸法に対して、かご室の下
部に配置される傾斜カバー87,88,96の高さ寸法
を大きくし、あるいは上下方向に対する傾斜角を小さく
して乗かご下降時に作用する空気抵抗を小さくしてい
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば昇
降時におけるかご室の側板の振動の発生を低減でき、か
ご室外で発生する空力騒音の遮音効果を高くし、乗かご
の昇降時に受ける空気抵抗を少なくしたエレベーター装
置を得ることがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベーター装置の乗かごの一実
施例を示す斜視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の側面図。
【図4】本発明によるエレベーター装置の乗かごの支持
体を示す斜視図。
【図5】図3のV−V線に沿う横断拡大平面図。
【図6】図1のVI−VI線に沿う縦断側面図。
【図7】図1に示す乗かごの下部を示す正面図。
【図8】本発明によるエレベーター装置のかごドアの他
の実施例を示す斜視図。
【図9】本発明によるエレベーター装置の他の実施例を
示す斜視図。
【図10】図9に示すエレベーター装置の変形例を示す
斜視図。
【図11】本発明によるエレベーター装置の別の実施例
を示す斜視図。
【符号の説明】
1…乗かご、2…かご室、3…支持体、4…上梁、5…
下梁、6A,6B…縦枠、9…かご床、11A〜11K
…側板、18A,18B…かごドア、36A〜36E,
37A,37B,38…カバー、39,40…エプロン
カバー、41〜46…湾曲カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 靖 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かご室とこのかご室を支持する支持体とを
    有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
    てなるエレベーター装置において、前記かご室を振動吸
    収体を介してカバーで被ったことを特徴とするエレベー
    ター装置。
  2. 【請求項2】前記カバーの乗場と対向する側は、昇降方
    向と平行な平面を成し、前記カバーの残る部分は、昇降
    方向に沿った流線形に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のエレベーター装置。
  3. 【請求項3】前記カバーは、前記支持体に振動吸収体を
    介して支持されていることを特徴とする請求項1記載の
    エレベーター装置。
  4. 【請求項4】かご室とこのかご室を支持する支持体とを
    有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
    てなるエレベーター装置において、前記支持体に、振動
    吸収体を介して前記かご室を支持させると共に、前記か
    ご室を被うカバーを支持させたことを特徴とするエレベ
    ーター装置。
  5. 【請求項5】かご室とこのかご室を支持する支持体とを
    有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
    てなるエレベーター装置において、前記乗かごの昇降に
    伴う風圧から前記かご室を遮断する風圧遮断層を形成し
    たことを特徴とするエレベーター装置。
  6. 【請求項6】かご室とこのかご室を支持する支持体とを
    有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
    てなるエレベーター装置において、前記かご室をカバー
    で被うと共に、前記かご室とカバーとを相対変位可能に
    構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  7. 【請求項7】かご室とこのかご室を支持する支持体とを
    有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
    てなるエレベーター装置において、前記支持体に強度部
    材を固定し、この強度部材に前記かご室を被うカバーを
    取付けて前記かご室との間に隙間を設けたことを特徴と
    するエレベーター装置。
  8. 【請求項8】かご室とこのかご室を支持する支持体とを
    有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
    てなるエレベーター装置において、昇降時に生じる空気
    流から前記かご室のかごドアを除く部分を隔離するカバ
    ーを設けたことを特徴とするエレベーター装置。
  9. 【請求項9】かご室とこのかご室を支持する支持体とを
    有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降させ
    てなるエレベーター装置において、昇降時に伴う空気流
    を前記乗かごの幅方向に案内するカバーと、幅方向に案
    内された空気流から前記かご室を隔離するカバーを設け
    たことを特徴とするエレベーター装置。
  10. 【請求項10】かご室とこのかご室を支持する支持体と
    を有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降さ
    せてなるエレベーター装置において、昇降時に伴う空気
    流を前記乗かごの出入口とは反対側に案内するカバー
    と、反対側に案内された空気流から前記かご室を隔離す
    るカバーを設けたことを特徴とするエレベーター装置。
  11. 【請求項11】前記昇降時に伴う空気流を案内するカバ
    ーは、前記かご室の上部と下部に配置され、下部に配置
    されるカバーの高さ寸法は、上部に配置されるカバーの
    高さ寸法より大きいことを特徴とする請求項9又は10
    記載のエレベーター装置。
  12. 【請求項12】かご室とこのかご室を支持する支持体と
    を有する乗かごと、この乗かごを昇降路内において昇降
    させる駆動手段と、前記昇降路内に設置され前記乗かご
    の昇降を案内する案内レールと、前記支持体の上下部に
    設けられ前記案内レールと係合する上部案内手段と下部
    案内手段とを備えたエレベーター装置において、前記か
    ご室を振動吸収体を介してカバーで被い、このカバーの
    外側に突出した前記上部案内手段と下部案内手段の昇降
    方向先端となる部分を流線形カバーで被ったことを特徴
    とするエレベーター装置。
  13. 【請求項13】かご室とこのかご室を支持する支持体と
    を有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降さ
    せてなるエレベーター装置において、前記かご室のかご
    ドアを除く外側を、振動吸収体を介してカバーで被った
    ことを特徴とするエレベーター装置。
  14. 【請求項14】かご室とこのかご室を支持する支持体と
    を有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降さ
    せてなるエレベーター装置において、前記かご室を振動
    吸収体を介してカバーで被うと共に、前記カバーのうち
    前記かご室の上部と下部を被うカバーを昇降方向に沿っ
    た流線形に形成し、かつ下部のカバーは上部のカバーよ
    りも大きい曲率半径を有することを特徴とするエレベー
    ター装置。
  15. 【請求項15】かご室とこのかご室を支持する支持体と
    を有する乗かごを、駆動手段を介して昇降路内を昇降さ
    せてなるエレベーター装置において、前記かご室を振動
    吸収体を介してカバーで被うと共に、前記カバーのうち
    前記かご室の上部と下部を被うカバーを昇降方向に沿っ
    た流線形に形成し、かつ下部のカバー高さ寸法を上部の
    カバー高さ寸法よりも大きく形成したことを特徴とする
    エレベーター装置。
  16. 【請求項16】乗かごの着床時にかごドアの開閉動作と
    同期して乗場ドアの開閉を行うようにしたエレベーター
    装置において、前記乗かごのかご室を、このかご室と振
    動吸収体を介してカバーで被うと共に、前記かごドアと
    前記乗場ドアとを夫々専用のドア駆動装置で駆動するよ
    うに構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  17. 【請求項17】乗かごの着床時にかごドアと乗場ドアと
    を係合させて開閉を行うようにしたエレベーター装置に
    おいて、前記乗かごのかご室を、このかご室と振動吸収
    体を介してカバーで被うと共に、前記かごドア及び乗場
    ドアの少なくとも一方に、乗かご着床時に突出して他方
    側の係合子と係合する係合体を設けたことを特徴とする
    エレベーター装置。
  18. 【請求項18】かご室と、このかご室を支持する支持体
    と、この支持体に支持され前記かご室の出入口を開閉す
    るかごドアとを有する乗かごを、駆動手段を介して昇降
    させてなるエレベーター装置において、前記かご室を、
    このかご室と振動吸収体を介してカバーで被い、かつ前
    記かごドアの表側に隙間を介して整風カバーを設けたこ
    とを特徴とするエレベーター装置。
  19. 【請求項19】前記整風カバーとかごドアとの間を通し
    てかごドア駆動機構の端部を延在し、このかごドア駆動
    機構の端部を前記かごドアに連結したことを特徴とする
    請求項13記載のエレベーター装置。
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